JPH0988153A - 便器電装設備 - Google Patents

便器電装設備

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Publication number
JPH0988153A
JPH0988153A JP7243036A JP24303695A JPH0988153A JP H0988153 A JPH0988153 A JP H0988153A JP 7243036 A JP7243036 A JP 7243036A JP 24303695 A JP24303695 A JP 24303695A JP H0988153 A JPH0988153 A JP H0988153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
power supply
electrical equipment
power
electric
Prior art date
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Pending
Application number
JP7243036A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Tanaka
伸幸 田中
Masataka Mizutani
優孝 水谷
Ikuya Idota
育哉 井戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Publication of JPH0988153A publication Critical patent/JPH0988153A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 便器電装設備において、電源部品コストを低
減すると共に各種電装品の設置自由度を高めることを目
的とする。電装品の設置外観を良くすることを目的とす
る。 【解決手段】 電源ボックス13Aに人体検知センサ1
2Aとリモコン受光部29が設けられている。ロータン
ク6の側面には、電動フラッシュ装置25Aが設けられ
ている。電動フラッシュ装置25Aは手動式の洗浄ハン
ドル24Aを備えている。電源ボックス13A内には、
制御回路30と電源回路31とが設置されている。リモ
コン受光部29及び人体検知センサ12Aからの信号が
この制御回路30に入力され、脱臭ファン9、電動フラ
ッシュ装置25A及び便座ボックス2へそれぞれコード
14,32,5を介して給電される。電動フラッシュ装
置25A、脱臭ファン9及び暖房便座3のうちのいずれ
か1つが作動しているときには他のものは作動しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動フラッシュ装
置や脱臭装置などの便器用電装品と、該電装品に給電す
る電源装置とを備えた便器電装設備に関する。
【0002】
【従来の技術】各種電装品を備えた便器の従来例につい
て、図4を参照して説明する。
【0003】図4は脱臭装置及び暖房便座を備えた洋風
便器の透視斜視図であり、洋風便器1の上面に設置され
た便座ボックス2に暖房便座3が上下方向回動可能に取
り付けられている。トイレルームの壁面Wに設けられた
コンセント4に対しこの便座ボックス2から延びるコー
ド5の先端のプラグ5aが差し込まれている。暖房便座
3へは、便座ボックス2から給電される。
【0004】便座ボックス2の後側にロータンク6が設
置され、該ロータンク6内のオーバーフロー管7の上部
に吸気ダクト8を介して脱臭ファン9が連設されてい
る。脱臭ファン9の排風口は脱臭ホース10を介して排
水ソケット11に連通されている。ロータンク6の一方
側面には、人体検知センサ12が取り付けられ、電源ボ
ックス13との間に電気コード14が配線されている。
この電源ボックス13は、壁面Wに取り付けられ、コン
セント4に対しコード15を介して接続されている。セ
ンサ12が人体を検知すると脱臭ファン9が作動し、人
体が不検知になると脱臭ファン9が停止する。
【0005】なお、脱臭ファン9へはコード14を介し
て電源装置13から低電圧(例えば12V)が給電され
る。
【0006】ロータンク6からの洗浄水供給用のフロー
ト弁16を引き上げるための洗浄ハンドル17がロータ
ンク6の他方の側面に設けられている。
【0007】図5は、人体臀部を温水で洗浄する温水洗
浄装置を備えた洋風便器の斜視図であり、洋風便器20
の上面に設置された便座ボックス21内に温水タンク、
ポンプ、洗浄ノズル等の機構部品が設置されている。便
座ボックス21に便座22が枢支されている。便座ボッ
クス21の後側にロータンク26が設置され、その側面
に電動フラッシュ装置25が取り付けられている。な
お、この電動フラッシュ装置25には手動式のハンドル
24も取り付けられている。この電動フラッシュ装置2
5は、その内部にモータが設置されており、このモータ
が回転することによりロータンク26内のフロート弁が
引き上げられる。
【0008】トイレルームの壁面Wにリモコン27が設
置され、便座ボックス21に設けられたリモコン受光部
(図示略)へ光信号が出力される。温水洗浄装置及び電
動フラッシュ装置25は、このリモコン27を操作する
ことにより遠隔操作される。電動フラッシュ装置25へ
は便座ボックス21内に設けた電源回路からコード28
を介して低電圧(例えば12V)が給電される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す従来例にあ
っては、便座ボックス2内の暖房便座用電源回路と脱臭
用電源ボックス13とが別々となっており、部材が重畳
して用いられる分だけコスト高となっていた。
【0010】図5に示す従来例にあっては、電動フラッ
シュ装置25の電源が便座ボックス21内の温水洗浄装
置用の電源から取るようになっているため、電動フラッ
シュ装置25と温水洗浄装置とを必ずペアにして設置す
る必要がある。電動フラッシュ装置25専用の電源を設
置すれば、かかる不便は解消されるが、コストが嵩む。
また、電動フラッシュ装置25を温水洗浄装置と別個独
立のものとするためには、電動フラッシュ装置25専用
のリモコン受光部及び制御装置を電動フラッシュ装置2
5に付設しなければならず、電動フラッシュ装置25が
大型化し、見栄えが悪くなる。
【0011】本発明は、便器電装設備において、電源部
品コストを低減すると共に各種電装品の設置自由度を高
めることを目的とする。また、本発明は、電装品の設置
外観を良くすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の便器電装設備
は、複数の便器用電装品と、各電装品に給電するための
電源装置とを備えた便器電装設備であって、各電装品へ
の電源装置を一体化し、この電源装置をトイレルームの
壁面、便器又はタンクに取り付けたことを特徴とするも
のである。
【0013】かかる便器電装設備にあっては、各電装品
の電源回路を共通化しているので、電源部品コストを低
くできる。また、各種の電装品を組み合わせて併設し、
各電装品に共通の電源回路から給電できる。
【0014】本発明においては、前記電源装置は、電動
フラッシュ装置及び脱臭装置のうちの一方に給電してい
るときには他方への給電を停止することができる。
【0015】このようにすることにより、複数の電装品
に同時に給電することがなくなり、電源容量(アンペ
ア)が小さくて済むようになる。
【0016】本発明においては、便器用電装品と、トイ
レルームの壁面に取り付けられ、該便器用電装品に給電
する電源回路を内蔵した電源ボックスとを有する便器電
装設備において、該電源ボックスに、人体検知センサ又
はリモコン受光部を設けることができる。
【0017】このようにすることにより、比較的目立た
ない箇所に設置される電源ボックスにリモコン受光部を
設けているので、この電源ボックスが大型化してもトイ
レルーム内の見栄えが良好なものとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は実施の形態に係る便器電装
設備を備えた便器の透視斜視図、図2はこの便器電装設
備のブロック図、図3は制御内容を示すフローチャート
である。
【0019】この実施の形態は、図4の従来例に改良を
加えたものであり、電源ボックス13Aに人体検知セン
サ12Aとリモコン受光部29が設けられている。この
代わりに、ロータンク6の一方の側面の人体検知センサ
12は省略されている。
【0020】ロータンク6の他方の側面には、電動フラ
ッシュ装置25Aが設けられている。この電動フラッシ
ュ装置25Aは手動式の洗浄ハンドル24Aを備えてい
る。
【0021】電源ボックス13A内には、制御回路30
と電源回路31とが設置されている。リモコン受光部2
9及び人体検知センサ12Aからの信号がこの制御回路
30に入力され、脱臭ファン9、電動フラッシュ装置2
5A及び便座ボックス2(暖房便座)へそれぞれコード
14,32,5を介して給電される。各コード14,3
2,5は電源ボックス13Aの下面部分の接続口にコネ
クタによって接続されている。なお、リモコン27は、
洋風便器1の側方のトイレルーム壁面に取り付けられて
いる。
【0022】このように構成された便器電装設備におい
ては、リモコン27のフラッシュスイッチがONとされ
ることにより、電動フラッシュ装置25Aが作動され、
リモコン27の脱臭スイッチがONとされることにより
脱臭ファン9が作動される。また、リモコン27の便座
暖房スイッチがONとされることにより、便座3のヒー
タに通電が行われる。
【0023】この便器電装設備にあっては、電動フラッ
シュ装置25A、脱臭ファン9及び暖房便座3のうちの
いずれか1つが作動しているときには他のものは作動さ
れず、電源容量が小さくて済むようにしている。
【0024】この形態にあっては、電動フラッシュ装置
25Aの作動が最優先され、その次に脱臭ファン9の作
動が優先される。図3はこの制御内容を示すフローチャ
ートであり、リモコン27のフラッシュスイッチがON
とされると電動フラッシュ装置25Aのみが作動し、フ
ラッシュ(便器洗浄)が行なわれる。
【0025】フラッシュスイッチがOFFのときに人体
検知センサ12Aが人体を検知すると、脱臭ファン9が
ONとされ、この場合便座暖房はOFFとされる。
【0026】なお、人体が立ち去った場合も、脱臭タイ
マがスタートして脱臭ファン9が所定時間ONされる。
なお、脱臭ファン9が作動している途中でフラッシュス
イッチがONになると、脱臭ファン9は停止され、フラ
ッシュが行われる。
【0027】脱臭タイマが所定時間を経時すると、脱臭
ファン9がOFFとなり、便座暖房スイッチがONなら
ば便座暖房が行われる。
【0028】かかる便器電装設備にあっては、脱臭ファ
ン9、電動フラッシュ装置25A及び暖房便座2の電源
回路31を共通化しているので、電源部品コストを低く
できる。なお、これらのうちいずれか2個を組み合わせ
て併設し、共通の電源回路31から給電することも可能
であり、さらにその他の電装品(例えば便器の結露防止
ヒータ、凍結防止ヒータ、部屋暖房用温風機など)を併
設した場合にも電源回路31にコネクタ接続し、給電す
ることも可能である。
【0029】この実施の形態にあっては、いずれか1個
の電装品のみを作動させ、複数の電装品に同時に給電す
ることがないようにしているから、電源容量(アンペ
ア)が小さくて済む。
【0030】さらに、この実施の形態にあっては、比較
的目立たない箇所(トイレルーム壁面の下部)に設置さ
れる電源ボックス13Aにリモコン受光部29及び人体
検知センサ12Aを設けており、このリモコン受光部2
9及び人体検知センサ12Aを設置することにより、こ
の電源ボックス13Aが大型化しても、トイレルーム内
の見栄えが悪化しない。そして、ロータンク6の側面か
ら人体検知センサ12が撤去されているから、ロータン
ク6付近の見栄えが良好になると共に、ロータンク6の
外面の清掃性も向上する。
【0031】本発明では、洋風便器に引掛けるタイプの
ものや、活性炭吸着方式のものなど図示以外の各種の脱
臭装置を用いることができる。
【0032】本発明では、電源ボックス13Aは図示以
外の箇所(例えばロータンクや洋風便器の背面)に設置
されても良い。また、接続口を多数設けておくことによ
り、トイレ内に電装品を増設する場合に便利である。
【0033】
【発明の効果】本発明の便器電装設備によると、各電装
品の電源回路を共通化することにより、電源部品コスト
を低くできる。また、各種の電装品を組み合わせて併設
し、各電装品に共通の電源回路から給電できる。
【0034】本発明においては、複数の電装品に同時に
給電することを無くし、電源容量を小さくすることが可
能である。
【0035】本発明においては、比較的目立たない箇所
に設置される電源ボックスにリモコン受光部を設けるこ
とにより、この電源ボックスが大型化してもトイレルー
ム内の見栄えを良好なものとすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る便器電装設備を示す斜視図で
ある。
【図2】実施の形態に係る便器電装設備を示すブロック
図である。
【図3】実施の形態に係る便器電装設備の作動を示すフ
ローチャートである。
【図4】従来の便器電装設備を示す斜視図である。
【図5】別の従来の便器電装設備を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 洋風便器 2,21 便座ボックス 3,22 便座 5,14,32 コード 6,26 ロータンク 9 脱臭ファン 13,13A 電源ボックス 24,24A 洗浄ハンドル 25,25A 電動フラッシュ装置 27 リモコン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の便器用電装品と、各電装品に給電
    するための電源装置とを備えた便器電装設備であって、
    各電装品への電源装置を一体化し、この電源装置をトイ
    レルームの壁面、便器又はタンクに取り付けたことを特
    徴とする便器電装設備。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記電装品は電動フ
    ラッシュ装置と脱臭装置であり、前記電源装置は、電動
    フラッシュ装置及び脱臭装置のうちの一方に給電してい
    るときには他方への給電を停止することを特徴とする便
    器電装設備。
  3. 【請求項3】 電動フラッシュ装置と、脱臭装置と、こ
    れらの制御装置とを備えた便器電装設備において、該制
    御装置は、電動フラッシュ装置及び脱臭装置のうちの一
    方に給電しているときには他方への給電を停止すること
    を特徴とする便器電装設備。
  4. 【請求項4】 便器用電装品と、トイレルームの壁面に
    取り付けられ、該便器用電装品に給電する電源回路を内
    蔵した電源ボックスとを有する便器電装設備において、 該電源ボックスに、人体検知センサ又はリモコン受光部
    を設けたことを特徴とする便器電装設備。
JP7243036A 1995-09-21 1995-09-21 便器電装設備 Pending JPH0988153A (ja)

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JP7243036A JPH0988153A (ja) 1995-09-21 1995-09-21 便器電装設備

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ID=17097901

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JP7243036A Pending JPH0988153A (ja) 1995-09-21 1995-09-21 便器電装設備

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JP (1) JPH0988153A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009243099A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Toto Ltd トイレ装置
JP2013064235A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Lixil Corp 便座装置
JP2018119282A (ja) * 2017-01-23 2018-08-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 トイレ設備

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013064235A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Lixil Corp 便座装置
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