JP2658760B2 - 給水制御装置及び温風制御装置 - Google Patents

給水制御装置及び温風制御装置

Info

Publication number
JP2658760B2
JP2658760B2 JP23470292A JP23470292A JP2658760B2 JP 2658760 B2 JP2658760 B2 JP 2658760B2 JP 23470292 A JP23470292 A JP 23470292A JP 23470292 A JP23470292 A JP 23470292A JP 2658760 B2 JP2658760 B2 JP 2658760B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control device
water supply
hot air
failure
lead wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23470292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0681386A (ja
Inventor
禎昭 七野
康章 幸前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP23470292A priority Critical patent/JP2658760B2/ja
Publication of JPH0681386A publication Critical patent/JPH0681386A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2658760B2 publication Critical patent/JP2658760B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は故障検出機構を有する給
水制御装置及び温風制御装置に係り、特に故障検出信号
の出力方式を改良した給水制御装置及び温風制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】故障検出機構を有する給水制御装置とし
ては、特開昭60−142436号、特公平4−333
33号に記載のものがある。これら公知の給水制御装置
においては、故障検出部で検出された故障検出データ
を、給水制御装置のランプ(例えばパイロットランプ)
の点滅によって表示させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】公共的な箇所に設置さ
れた給水制御装置及び温風制御装置の場合、検出された
故障をパイロットランプ等のランプの点滅で表示させる
ようにしても、使用者はこの点滅の意味するところを理
解しないのが一般的であると共に、異常な点滅を見て不
快感を感じ、パイロットランプ等を叩いたり悪戯を加え
るおそれがある。
【0004】また、ランプの点滅だけでは、表示しうる
故障の種類に限りがあり、きめ細かな故障診断表示を行
なえない。
【0005】なお、切替器を設け、パイロットランプ等
のランプの通常作動と故障表示点滅作動とを切り替える
ようにすることも考えられるが、きめ細かな故障表示を
行なえないという問題は解決されない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の給水制御装置
は、給水弁を有する給水部と、該給水部に対し作動信号
を出力する制御部と、該給水部及び制御部の故障箇所を
検出する故障箇所検出部と、を備えてなる給水制御装置
において、該制御部からの作動信号をリード線を介して
該給水部に出力させると共に、該リード線の途中に接続
及び分離可能なコネクタを設け、且つ前記故障箇所検出
部の故障検出信号を該リード線の該コネクタよりも制御
部側に出力させるようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0007】本発明の温風制御装置は、ブロワ及びエア
ヒータを有する温風発生装置と、該温風発生装置に対し
作動信号を出力する制御部と、該温風発生装置及び制御
部の故障箇所を検出する故障箇所検出部と、を備えてな
る温風制御装置において、該制御部からの作動信号をリ
ード線を介して該温風発生装置に出力させると共に、該
リード線の途中に接続及び分離可能なコネクタを設け、
且つ前記故障箇所検出部の故障検出信号を該リード線の
該コネクタよりも制御部側に出力させるようにしたこと
を特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明の給水制御装置及び温風制御装置におい
ては、制御部からの作動信号がリード線を介して給水部
又は温風発生装置に出力されるのであるが、このリード
線には故障検出信号も出力可能とされている。
【0009】故障検出信号を表示させる場合には、この
リード線に設けられているコネクタを外し、故障検出部
側のリード線を表示装置につなぎ、これによって故障検
出信号を該表示装置にて表示させる。
【0010】かかる故障表示方式によると、給水制御装
置及び温風制御装置のパイロットランプ等のランプが給
水制御装置及び温風制御装置の使用中に点滅することが
全くなく、使用者に不快感を与えたりすることが防止さ
れる。
【0011】また、故障の表示は、例えばこの給水制御
装置及び温風制御装置を現場から取り外して工場や検査
機関に持ち込んで検査するときに行なわせれば良く、故
障原因の探索には全く支障がない。なお、サービスマン
等が表示装置を現場に持ち込んで現場にて故障チェック
することもできる。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本発明の実施例に係る給水制御装置のブロ
ック図、第2図はこの給水制御装置を備えた自動洗浄方
式の小便器を示す縦断面図である。
【0013】第2図において、トイレルームの壁面10
に小便器12が取り付けられている。この壁面10に
は、該小便器12の使用者を検知して洗浄水を小便器1
2に自動的に供給するための制御装置本体14が設けら
れている。小便器12には、洗浄水を供給するための給
水管16の途中に電磁弁よりなる給水部18が設けられ
ており、前記制御装置本体14からの信号に基づいて給
水部18に制御信号が出力されている。この制御装置本
体14は、センサ20と、制御部22とを備えている。
第2図の符号24は小便器12からの排水管を示す。
【0014】第1図を参照してこの給水制御装置の構成
について説明する。商用電源26からのAC100V
は、ヒューズ28及びメインスイッチ30を介して電源
回路32に取り込まれ、この電源回路32において直流
電圧に変換され、コントロール回路34に駆動電力が供
給されている。また、この電源回路32からは、バルブ
駆動回路36に電力が供給されており、このバルブ駆動
回路36からはリード線38、コネクタ40、リード線
42を介して給水部18のソレノイド44に駆動電力が
供給可能とされている。このソレノイド44は給水弁装
置46を開閉作動させる。前記センサ20の検出信号は
センサ回路20aを介してコントロール回路34に入力
されている。このセンサの検出信号に基づいてバルブ駆
動回路36に対し制御信号が出力される。
【0015】ところで、前記電源回路32の出力電圧を
監視するための電圧監視回路48、センサ回路22の出
力信号に異常がないかどうか検知するためのセンサ異常
検出回路50及びバルブ駆動回路36の作動に異常がな
いかどうかを検知するための駆動系異常検出回路52が
設けられており、これら回路48,50,52の異常検
出信号がコントロール回路34に入力されている。
【0016】このコントロール回路34は、通常時にあ
ってはバルブ駆動回路36に弁開閉信号を出力するので
あるが、メインスイッチ30がONとされた直後にあっ
ては、所定時間の間、前記回路48,50,52の信号
に基づいて異常の有無を出力ポート34aから前記リー
ド線38に出力する。この際、異常の有無だけでなく、
異常がある場合にはその異常の内容を示す信号が出力さ
れる。この異常の内容を知りたい時には、コネクタ40
を外し、端子40aを別に設けられている表示装置54
の入力端子56につなぐ。この表示装置54は、この給
水制御装置の製作工場や検査機関などに設置されてい
る。
【0017】このように構成された給水制御装置におい
ては、小便器12の使用者に応じて自動的に給水部18
が開閉され、洗浄水が小便器12に供給される。そし
て、この給水制御装置に故障が生じた場合には、制御装
置本体14をトイレルーム壁面10から取り外し、給水
制御装置の製作工場や検査機関などに持ち込んで検査を
行なう。この際、故障内容を知りたい時には、端子40
aを表示装置54の入力端子56につなぎ、メインスイ
ッチ30をONとする。これにより、故障内容が表示装
置54に表示される。
【0018】このような給水制御装置によると、制御装
置本体14に設けられているパイロットランプ等のラン
プが点滅することが全くなく、小便器12の使用者に不
快感を与えたりすることが防止される。そして、この点
滅に気付いた使用者がパイロットランプ等に悪戯を加え
ることも確実に防止される。
【0019】更に、この給水制御装置の故障内容につい
ては、表示装置54にきめ細かく表示させることができ
るため、故障原因をきわめて容易に且つきめ細かく探索
することができる。
【0020】第3図は本発明の温風制御装置を備えたハ
ンドドライヤ60の縦断面図、第4図はこのハンドドラ
イヤ60に組み込まれた温風制御装置のブロック図であ
る。
【0021】第3図において、ハンドドライヤ60は洗
面台等の近傍の壁面62に取り付けられており、洗面台
で手を洗った使用者の手を乾かすために使用される。こ
のハンドドライヤ60は、ケーシング64と、このケー
シング64内に設置されたブロワ66及びエアヒータ6
8と、ケーシング64の下部に設けられた吹出口70
と、この吹出口70の下方に差し出された手を検知する
ためのセンサ72と、このセンサ72の検出信号に基づ
いてブロワ66及びエアヒータ68を制御するための制
御装置本体74を備えてなる。76は空気の吸込口であ
る。
【0022】この制御装置本体74は、前記第1図と同
様の構成の制御部78を備えている。即ち、商用電源2
6からのAC100Vは、ヒューズ80及びメインスイ
ッチ82を介して電源回路84に取り込まれ、直流電圧
がコントロール回路86に供給されると共に、ブロワ6
6及びエアヒータ68を駆動するための電力がブロワ及
びヒータ駆動回路88に出力されている。センサ72の
検出信号はセンサ回路72aを介してコントロール回路
86に取り込まれている。電源回路84の電圧を監視す
るための回路90、センサ異常検出回路92及び駆動系
異常検出回路94の検出信号がそれぞれコントロール回
路86に入力されている。
【0023】前記ブロワ及びヒータ駆動回路88からは
リード線96、コネクタ98及びリード線100を介し
て前記ブロワ66及びエアヒータ68に対し駆動電力が
供給可能とされている。また、前記回路90,92,9
4からの信号に基づいて判断された故障検出信号が出力
ポート86aからリード線96に出力可能とされてい
る。
【0024】本実施例においても、メインスイッチ82
をONとした後、所定の間、回路90,92,94の検
知信号に基づいた故障信号がリード線96に出力され
る。従って、温風制御装置に故障が生じた時には、制御
装置本体74及びセンサ72をハンドドライヤ60から
取り外し、これらをハンドドライヤの製作工場や検査機
関に持ち込んでその検査を行なう。勿論、ハンドドライ
ヤ60を全体として壁面62から取り外して、その製作
工場や検査機関に持ち込むようにしても良い。この製作
工場や検査機関においては、コネクタ98の端子98a
を表示装置(図示略)の入力端子につなぐことにより、
故障内容をきめ細かく表示させることができる。
【0025】本実施例においても、ハンドドライヤの故
障に伴って、ハンドドライヤ60に設けられているパイ
ロットランプ等のランプが点滅することが全くなく、使
用者に不快感を与えたり、使用者から悪戯を受けたりす
ることが確実に防止される。更に、故障内容をきめ細か
く表示することもできる。
【0026】上記実施例は小便器用自動給水制御装置及
びハンドドライヤに関するものであるが、本発明はその
他の各種の給水制御装置及び温風制御装置に適用できる
ことは明らかである。
【0027】また、上記実施例ではメインスイッチ3
0,82をONとした時に所定時間故障検出信号を出力
するようにしているが、故障検出専用のスイッチを設
け、このスイッチをONとした時に限って故障検出信号
を出力させるよう構成しても良い。
【0028】
【発明の効果】以上の通り、本発明の給水制御装置及び
温風制御装置によると、それらに故障が生じた場合にも
パイロットランプ等のランプが点滅することが全くな
く、使用者に不快感を与えたり、使用者から悪戯を受け
たりする恐れが全くない。また、本発明装置にあって
は、故障内容をきめ細かく表示させることができ、故障
原因の探究が迅速且つ容易に行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る給水制御装置のブロック図であ
る。
【図2】実施例に係る給水制御装置を備えた自動洗浄小
便器の縦断面図である。
【図3】実施例に係る温風制御装置を備えたハンドドラ
イヤの縦断面図である。
【図4】図3の温風制御装置のブロック図である。
【符号の説明】
12 小便器 14 制御装置本体 18 給水部 20 センサ 22 制御部 38,42 リード線 40 コネクタ 54 表示装置 56 入力端子 60 ハンドドライヤ 66 ブロワ 68 エアヒータ 72 センサ 74 制御装置本体 78 制御部 96,100 リード線 98 コネクタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水弁を有する給水部と、該給水部に対
    し作動信号を出力する制御部と、該給水部及び制御部の
    故障箇所を検出する故障箇所検出部と、を備えてなる給
    水制御装置において、 該制御部からの作動信号をリード線を介して該給水部に
    出力させると共に、該リード線の途中に接続及び分離可
    能なコネクタを設け、 且つ前記故障箇所検出部の故障検出信号を該リード線の
    該コネクタよりも制御部側に出力させるようにしたこと
    を特徴とする給水制御装置。
  2. 【請求項2】 ブロワ及びエアヒータを有する温風発生
    装置と、該温風発生装置に対し作動信号を出力する制御
    部と、該温風発生装置及び制御部の故障箇所を検出する
    故障箇所検出部と、を備えてなる温風制御装置におい
    て、 該制御部からの作動信号をリード線を介して該温風発生
    装置に出力させると共に、該リード線の途中に接続及び
    分離可能なコネクタを設け、 且つ前記故障箇所検出部の故障検出信号を該リード線の
    該コネクタよりも制御部側に出力させるようにしたこと
    を特徴とする温風制御装置。
JP23470292A 1992-09-02 1992-09-02 給水制御装置及び温風制御装置 Expired - Fee Related JP2658760B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23470292A JP2658760B2 (ja) 1992-09-02 1992-09-02 給水制御装置及び温風制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23470292A JP2658760B2 (ja) 1992-09-02 1992-09-02 給水制御装置及び温風制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0681386A JPH0681386A (ja) 1994-03-22
JP2658760B2 true JP2658760B2 (ja) 1997-09-30

Family

ID=16975063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23470292A Expired - Fee Related JP2658760B2 (ja) 1992-09-02 1992-09-02 給水制御装置及び温風制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2658760B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017056033A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 Toto株式会社 手乾燥装置
JP6635411B2 (ja) * 2019-03-25 2020-01-22 Toto株式会社 手乾燥装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0681386A (ja) 1994-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6367096B1 (en) Toilet leak detector and overflow control
US6178569B1 (en) Toilet overflow control
US6590188B2 (en) Control system for bathers
US5864894A (en) Automatic system for personal hygiene following the carrying out of bodily functions
WO1996027053A1 (fr) Appareil de siege
JPH052892B2 (ja)
JP2658760B2 (ja) 給水制御装置及び温風制御装置
JP2705448B2 (ja) 故障診断表示方法
JP2591399B2 (ja) 温水洗浄装置の故障診断表示方法
JP3114905B2 (ja) 洗浄便座の漏電ブレーカチェック装置
CN106049615A (zh) 一种飞机清水和废水系统的控制装置
JP2725153B2 (ja) ガスのバックアップ供給装置
JP2000282538A (ja) 水洗式便器における溢水防止機構
JP3522016B2 (ja) 水洗便器
JP2004324169A (ja) 温水洗浄装置
TWI738158B (zh) 馬桶座蓋無線供電及電控系統
JPH07247589A (ja) シャワートイレの故障表示方法
JP2003096866A (ja) 自動洗浄装置
JPH08215330A (ja) エンジンルーム消火装置
JPH0718718A (ja) 小便器用洗滌システム
JP3794101B2 (ja) 燃焼機器の制御装置
KR200306373Y1 (ko) 전원 제어가 가능한 매입형 콘센트
JP3509321B2 (ja) 局部洗浄暖房装置
JPH11158949A (ja) 給水装置
JP3030278U (ja) トイレの節水装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees