JPH0985685A - パンチング装置 - Google Patents

パンチング装置

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Publication number
JPH0985685A
JPH0985685A JP24464995A JP24464995A JPH0985685A JP H0985685 A JPH0985685 A JP H0985685A JP 24464995 A JP24464995 A JP 24464995A JP 24464995 A JP24464995 A JP 24464995A JP H0985685 A JPH0985685 A JP H0985685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ram
punch
pressure
striking
stroke
Prior art date
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Pending
Application number
JP24464995A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Kakimoto
政計 柿本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
U H T KK
Original Assignee
U H T KK
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Filing date
Publication date
Application filed by U H T KK filed Critical U H T KK
Priority to JP24464995A priority Critical patent/JPH0985685A/ja
Publication of JPH0985685A publication Critical patent/JPH0985685A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 打動手段による打動初期時と打動終期時の反
発力を一定化することによって打動手段とラムとの間に
生じる力を一様にする。 【解決手段】 ラム11が打動手段1の打動端に受圧鍔部
42へのエアー圧の供給による付勢で位置合わせされ、打
動時の所定以上の加圧エアーを圧力調整手段5でリーク
する。ラム22はストロークに関係なく一定の復帰力のエ
アー圧で支えられ、打動時に打動手段1内や打動端であ
るハンマー部11とラム22との打点に大きな衝撃を与える
ことがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パンチング装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パンチを先端に備えたラムを有す
るパンチブロックと、そのパンチに対応する打抜き孔を
有するダイを備えたダイパッドは機体に対向してセット
される。この際、パンチブロックは機体の支持部に取付
ネジ等所望手段で取付支持され、またダイパッドも同じ
くそのパンチブロックと対向する取付台に取付支持さ
れ、パンチブロック内に設けた戻し用のスプリングに抗
する打動力をもって支持部に内蔵された打動手段でラム
を打動してパンチ形状の穿孔をダイパッド上の穿孔対象
物であるワークに施す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように打動間のパ
ンチの戻りをスプリングで遂行させるタイプのパンチブ
ロックでは、打動初期時の反発力が弱くとも打動終期時
に大きな反発力を生成し、打動時に打動手段とラムとに
大きな力を発生させてしまう。これでは大きな打動エネ
ルギーを必要とするばかりでなく、打動力と反発力が集
中する打動手段の内部や打動手段のハンマー部とラムと
の打動点に大きな衝撃を与え、長期的な視野から耐久性
を劣化させる変形力を発生させる。
【0004】本発明は上記従来事情に鑑みてなされたも
ので、その技術的課題は打動手段による打動初期時と打
動終期時の反発力を一定化することによって打動手段と
ラムとの間に生じる力を一様にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた技術的手段は、請求項1は、パンチを有するラ
ムを摺動可能に備えたパンチブロックをラムの打動手段
を備えた支持部に吊持状に取付支持して構成されるパン
チング装置であって、前記ラムに受圧鍔部を設け、該受
圧鍔部の下面にエアーを噴出して打動手段の打動端にラ
ムを当触させるエアー供給路を設け、該エアー供給路
を、パンチ打動時にラムに付与される所定以上の加圧力
をリークする圧力調整手段を備えたエアー供給源に連絡
したことを要旨とする。請求項2は、複数または複数種
のパンチを有するラムを摺動可能に備えたパンチブロッ
クを各ラムに対応する複数の打動手段を備えた支持部に
吊持状に取付支持して構成されるパンチング装置であっ
て、前記ラム各々に受圧鍔部を設け、各受圧鍔部の下面
にエアーを噴出して打動手段の打動端にラムを当触させ
るエアー供給路を設け、各々のエアー供給路をエアー供
給源から分岐させ、該分岐部よりも上流側にパンチ打動
時にラムに付与される所定以上の加圧力をリークする圧
力調整手段を設けたことを要旨とする。
【0006】上記技術的手段によれば、下記の作用があ
る。(請求項1、2)ラムが打動手段の打動端に受圧鍔
部へのエアー圧の供給による付勢で位置合わせされ、打
動時の所定以上の加圧エアーは圧力調整手段でリークさ
れる。そのため、ラムは移動量の大小に関係なく一定の
復帰力のエアー圧で支えられることになり、打動時に打
動手段内や打動端であるハンマー部とラムとの打点に大
きな衝撃を与えることがない。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて説明する。符号Aはパンチング装置で
ある。
【0008】パンチング装置Aは、正面視コ型状を呈し
中央部をワーク100 の搬入空間101とするマシン本体a
1の上側部である支持部a1’に打動手段1を設け、そ
のマシン本体a1を機体a2に対してX軸方向に移動機
構(図示せず)で移動可能に設けると共に、ワーク100
を掴持する掴持機構a3を機体a2にY軸方向に移動可
能に設け、支持部a1’にパンチブロック2を吊持状に
取付支持し、且つパンチブロック2と対応してマシン本
体a1の下側部である取付台a1”にはダイパッド3を
取付けて、マシン本体a1の移動と掴持機構a3の移動
及び打動するパンチの種類を制御部(図示せず)でコン
トロールして所定の穿孔対象位置が所定のパンチ直下に
達すると、その穿孔対象位置に所定の穿孔を逐次行って
いくものを示している。打動手段1は、詳細には記載し
ていないが、エアー、油圧、ソレノイド、モータ(リニ
アモータ)等を打動源として用いている。
【0009】パンチブロック2は、図示するようにパン
チ12を先端に備えたラム22をガイド部32で複数本直進的
にガイドするようになっており、前記支持部a1’に吊
り下げられたボルト72で上面が支持部a1’の下面に当
接するように取付られ、前記各ラム22上端に受圧鍔部42
を備え、その受圧鍔部42にパンチ12の復帰力を付与する
エアー供給路52を設けた構造になっている。
【0010】パンチ12は、矩形パンチ、丸パンチ、角パ
ンチ等複数種のものがあり、具体的にはラム22の先端に
パンチホルダー12aをネジ止めし、そのパンチホルダー
12aの下面にパンチパッド12bを着脱可能に螺着し、そ
のパンチパッド12bに矩形パンチを着脱可能に螺着した
り、上端側をラム22内で丸パンチ、角パンチを支持した
りして備えられ、その矩形パンチはパンチホルダー12
a、パンチパッド12bを貫通する支持ボルト12cで支持
されたストリッパ12dのパンチ孔12d’から突出するよ
うにしてあり、また丸パンチ、角パンチはラム22下端に
係止し下端にパンチ孔(図示せず)を有する内部中空な
ストリッパ12dで包囲されている。尚、前記矩形パンチ
は図示するように一対ある必要はなく、図1において左
側の矩形パンチをX軸と平行に、中央の丸パンチまたは
角パンチを挟んで右側の矩形パンチをY軸と平行にして
も良いものである。
【0011】受圧鍔部42は、平面視小判型を呈し、中央
にラム22上端の取付軸22aを嵌合する嵌合孔42aを開孔
し、側方からのネジ42b止めでその取付軸22aに取付ら
れ、そのネジ42bの対応してパンチブロック2に差し込
み孔62を開孔し、差し込み孔62からの操作でそのネジ42
bのネジ込み及び取り外しが行えるようになっている。
【0012】エアー供給路52は、パンチブロック2内に
穿設すると共にその先端には前記受圧鍔部42における前
記取付軸22aを挟む対象位置裏面に対向するシリンダ52
aを連通して備え、そのシリンダ52aにエアー圧で受圧
鍔部42を前記マシン本体a1の支持部a1’側に付勢す
るピストン52bを摺動可能に内嵌しており、エアーの供
給によって前記取付軸22aがマシン本体a1の支持部a
1’に設けられた打動手段1における先端のハンマー部
11に当触するようになる。
【0013】ダイパッド3は、ダイ13をセットする凹部
3’を備えている。
【0014】前記各々のエアー供給路52は、エアー供給
源(図示せず)に連絡するエアー路4から分岐してな
り、該分岐部よりも上流側にパンチ打動時にラム22に付
与される加圧力をリークする圧力調整手段5を設けてい
る。
【0015】また、前記矩形パンチはストリッパー12d
とパンチパッド12bとの間に介在されたスプリング12e
の付勢力に抗してストリッパ12dを上方に押動すること
で露出し、容易に研磨できるし、またパンチパッド12b
を外した後、そのパンチパッド12bの同一円周上に形成
した螺子穴12fへのネジ12gの螺着の選定によって向き
を可変できるようになっている。尚、丸パンチや角パン
チはパンチブロック2を取り外した後、受圧鍔部42を外
して行うことができる。
【0016】前記圧力調整手段5によるエアー圧は、パ
ンチ12を有するラム22を設定ヒット(打動)を損なわず
に応答させる以上の加圧力をリークするように設定され
た圧力調整弁であり、それによって打動時のラム22に下
降始端と下降終端に関わらず同一復帰力を与え、それに
よって常にラム22とハンマー部11との打点や打動手段1
内に一定の衝撃力だけを与えるようになり、打動初期時
の反発力に対して打動終期時の反発力が変化(大きく変
わる)する従来技術のように、打動手段1の内部や打動
手段1のハンマー部11とラム22との打動点に大きな衝撃
を与えるようなことがなくなり、耐久性を向上できる。
【発明の効果】本発明は以上のように構成したから下記
の利点がある。 (請求項1、2)ラムに受圧鍔部を設け、該受圧鍔部下
面からエアーを供給してパンチブロックを取付る支持部
方向にラムを付勢してその支持部内の打動手段における
打動端に当触させるエアー供給路をそのパンチブロック
に設け、各エアー供給路をパンチ打動時の所定以上の加
圧力をリークする圧力調整手段を備えたエアー供給源に
連絡可能にしているから、打動時にはラムを上昇させる
に必要な一定な反力とそれに抗する所定の打動力とによ
る衝撃を打動手段内やハンマー部とラムとに作用させる
に止まる。従って、打動手段の内部や打動手段のハンマ
ー部とラムとの打動点に大きな衝撃を与えることなく、
打動力が一定でしかも弱いもので済むことになり、優れ
た性能を安定して発揮させ、耐久性に秀でたパンチング
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態を示す正面図で一部切欠して示す。
【図2】支持部とパンチブロックの縦断面図で拡大して
示す。
【図3】図2の(3)ー(3)線拡大断面図。
【符号の説明】
A :パンチング装置 22 :ラム 2 :パンチブロック a1’:支持部 42 :受圧鍔部 1 :打動手段 52 :エアー供給路 5 :圧力調整手段 12 :パンチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチを有するラムを摺動可能に備えた
    パンチブロックをラムの打動手段を備えた支持部に吊持
    状に取付支持して構成されるパンチング装置であって、
    前記ラムに受圧鍔部を設け、該受圧鍔部の下面にエアー
    を噴出して打動手段の打動端にラムを当触させるエアー
    供給路を設け、該エアー供給路を、パンチ打動時にラム
    に付与される所定以上の加圧力をリークする圧力調整手
    段を備えたエアー供給源に連絡したことを特徴とするパ
    ンチング装置。
  2. 【請求項2】 複数または複数種のパンチを有するラム
    を摺動可能に備えたパンチブロックを各ラムに対応する
    複数の打動手段を備えた支持部に吊持状に取付支持して
    構成されるパンチング装置であって、前記ラム各々に受
    圧鍔部を設け、各受圧鍔部の下面にエアーを噴出して打
    動手段の打動端にラムを当触させるエアー供給路を設
    け、各々のエアー供給路をエアー供給源から分岐させ、
    該分岐部よりも上流側にパンチ打動時にラムに付与され
    る所定以上の加圧力をリークする圧力調整手段を設けた
    ことを特徴とするパンチング装置。
JP24464995A 1995-09-22 1995-09-22 パンチング装置 Pending JPH0985685A (ja)

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JP24464995A JPH0985685A (ja) 1995-09-22 1995-09-22 パンチング装置

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JP24464995A JPH0985685A (ja) 1995-09-22 1995-09-22 パンチング装置

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JPH0985685A true JPH0985685A (ja) 1997-03-31

Family

ID=17121894

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JP24464995A Pending JPH0985685A (ja) 1995-09-22 1995-09-22 パンチング装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0253596A (ja) * 1988-08-18 1990-02-22 Kobe Steel Ltd パンチャ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0253596A (ja) * 1988-08-18 1990-02-22 Kobe Steel Ltd パンチャ

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