JPH0985000A - 吸引装置付アイロン台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 この発明は、アイロン台と吸引装置を組合
せて、アイロン掛けを行う時に、部屋に充満する蒸気を
室外に出すことと、アイロンかけの効果を高める為の装
置に関するものである。 【構 成】 規則的に穴の開いた天板（４）に、底板
（５）を設けて、ホース（６）を底板（５）と吸引装置
（７）に設け、ホース（８）を吸引装置（７）に設け
て、底板（５）にスタンドパイプ（９）を設ける、次に
接続した天板（４）と底板（５）にアイロン台用マット
（２）をのせアイロン台用カバー（１）をかける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、吸引装置とアイロン
台を組み合わせて、部屋に充満する湿気と、衣類に対し
てアイロン掛けの効果を高める装置に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】科学技術の進歩に伴い一般家庭に於いて
は、スチームアイロンが幅広く利用されているにもかか
わらず、一方のアイロン台に於いては、ほとんど改善さ
れず、従来のアイロン台がそのまま使用されているのが
現状であり、主婦にとっては、スチームによる部屋の蒸
し暑さとともに、衣類１枚ずつアイロン掛けをする手間
によりもっとも嫌われる家事といわれていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】したがって、各メーカ
ーとも、このアイロン台の改善及び改良を重ねて来た
が、いずれも根本的な解決にはいたらなかった。本発明
は、こうした使用者の強い要望にこたえるために発明さ
れたのである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】いま、その構成を説明す
ると、 （イ）小さい穴のあいた天板４に底板５を設ける。 （ロ）底板５にホース６を設ける。 （ハ）ホース６に吸引装置７を設ける。 （ニ）吸引装置７に排気用ホース８を設ける。 （ホ）天板４にアイロン台用マット２を設ける。 （ヘ）アイロン台用マット２、天板４、底板５をアイロ
ン台用カバー１で包み込む。 以上のように装置する。

【０００５】

【作用】次に本発明の作用を述べると、アイロンから出
たスチームは、生地に浸透し、吸引装置７の作動によ
り、アイロン台用カバー１、アイロン台用マット２、天
板４の穴３をとうりぬけて、空洞部１０をとうりホース
６から吸引装置７へと吸い込まれ、ホース８より室外へ
排出される。

【０００６】

【発明の効果】だからアイロンから出た余分なスチーム
は、吸引装置により吸い込まれて、室外に排出されるの
で、スチームが部屋に充満するのが避けられるととも
に、蒸し暑さからも開放される。つぎに、生地（衣類）
にアイロンを掛けた後すぐに吸引装置の効力により、生
地が冷やされるのでアイロン掛けの効果に飛躍的な成果
が望める。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の一部分解図

【図３】本発明の一部断面図の方向

【図４】本発明の一部断面図 Ａ−Ａ

【図５】本発明の一部断面図 Ｂ−Ｂ

【符号の説明】

１はアイロン台用カバー ２はアイロン台用マット ３は穴 ４は天板 ５は底板 ６はホース ７は吸引装置 ８はホース ９はスタンドパイプ １０は空洞部 １１はアイロンテーブル

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）規則的に穴の開いた天板４に、ホー
   ス６の取りつけ口の付いた底板５を設ける。 （ロ）ホース６を底板５と吸引装置７に設ける。 （ハ）天板４と底板５を接続したアイロン用テーブルに
   アイロン台用マット２とアイロン台カバー１を設ける。 （ニ）底板５にスタンド用パイプ９を設ける。 以上の如く構成された、吸引装置付アイロン台。