JPH0983685A - 複合装置 - Google Patents

複合装置

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JPH0983685A
JPH0983685A JP7241355A JP24135595A JPH0983685A JP H0983685 A JPH0983685 A JP H0983685A JP 7241355 A JP7241355 A JP 7241355A JP 24135595 A JP24135595 A JP 24135595A JP H0983685 A JPH0983685 A JP H0983685A
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JP7241355A
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Inventor
Sunao Matsumoto
直 松本
Kenichi Furutoku
顕一 古徳
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複合装置に設けられる表示手段の傾斜角度を
可変にすることができ、かつ傾斜角度可変装置を構成す
る際における、前後方向に沿うように移動する際の左右
ブレの発生を防止することができる複合装置の提供。 【解決手段】 基部6を最大傾斜角度位置と最少傾斜角
度位置の間において駆動する駆動手段33、33a、3
2、28と、基部6の左右下方部位に回動自在に設けら
れるとともに上面22部位上を転動して支持する一対の
ローラ12と、基部6の背面上方部位に設けられる上部
支点29と、装置本体の後方部位に設けられる下部支点
30に夫々連結される連結アーム部材28と、ローラ1
2に対して並設される案内スタッド10とから構成し、
案内スタッド10を上面部位から突設される側面案内溝
20により案内する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿画像入出力手
段と画像情報入力手段と表示手段と操作手段及び音声入
出力手段等を一体的に備えた複合装置に係り、例えば通
信回線に接続して行なわれる双方向通信機能を備える複
合装置に適用可能な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今の情報処理システムとその周辺技術
のの発達に伴い、種々の情報処理機器が開発されている
が、光ファイバーネットワーク等の通信回線網のインフ
ラストラクチャーの完備によりインターネットに代表さ
れる双方向通信の充実化が期待されている。この双方向
通信のハードウエア的の実施形態としてはディスプレー
付きパソコンの通信機能を使用して通信回線に接続する
ことで行うことが、コスト的に最も実現性が高く、世界
的規模で一部実施済みであり、今後も大いなる発展が期
待されている。
【0003】ところで、上記のようにパソコンを使用す
る双方向通信においては、パソコンのキーボード、マウ
ス等を操作してユーザが希望する静止画像やカラーの動
画像や、文字情報や音声情報等を、上記の通信回線を介
して回線使用時間に相当する料金を支払うことで有料で
検索及び入手することによりパソコンに接続されたディ
スプレイスクリーン上に表示出力及び音声出力する第1
の処理と、このようにして入手した特定の情報をパソコ
ンの光磁気ディスク記憶装置、ハードディスク、フロッ
ピーディスク記憶装置等の外部記憶手段に入力する第2
の処理と、所望の画像情報を記録紙上に記録するために
プリンター乃至複写機によりハードコピーを得る第3の
処理と、相手先にユーザが希望する静止画像や動画像
や、文字情報や音声情報等を送るための第4の処理の少
なくとも4つの異なる処理が必要となる。
【0004】これらの第1から第4の処理を実現可能に
することで、データベース検索装置、ファクシミリ装
置、カラー動画送受信装置、テレビ電話装置、テレビ会
議システム、工場管理システム他として使用できるよう
になり、本来の意味のマルチメディアチ対応が実現可能
となるものである。
【0005】そこで、上記の第1から第4の処理をディ
スプレー付きのパソコンを使用して行う場合においは、
通信回線に接続した後に、キーボート乃至マウスを操作
してインターネットにアクセスしてから所望の画像と音
声とを受信して、表示出力及び音声出力を行う第1の処
理と、入手した所定画像と音声とをCD−ROM記憶装
置等の外部記憶手段に入力するための上記の第2の処理
については、パソコンに通常備えられている大容量の外
部記憶手段に画像記憶部を割り当てるようにすることに
より行うことができる。このために、例えば机上に設置
されたパソコン1台で行うことができる。
【0006】しかしながら、残りの所望の画像情報を記
録紙上に記録してハードコピーを得るための上記の第3
の処理を行うためにはカラープリンター乃至複写機が別
途必要となり、その設置面積の確保が必要となる。ま
た、相手先にユーザが希望する静止画像や動画像や、文
字情報や音声情報等を送るための上記の第4の処理を行
うためには、画像情報をデジタル画像信号に変換する機
能を備えるビデオカメラまたはスチルカメラと、原稿の
読み取りが可能なスキャナーである画像読取り装置と、
マイクロフォンがさらに必要となる。
【0007】以上の結果、上記のように従前からのパソ
コンを流用した場合には、上記の第3の処理を行うため
のカラープリンター乃至複写機と、上記の第4の処理を
行うためのビデオカメラまたはスチルカメラと画像読取
り装置とマイクロフォンがさらに必要となることから、
かなりの設置面積が必要となるばかりか、装置を個別に
準備してから、配線する設置作業もさらに加わることに
なることから、事実上は実現困難であった。
【0008】また、机上に配置されるディスプレー付き
のパソコンを使用する場合には、全ての操作をキーボー
ト乃至マウスを操作して行うことから、初心者には操作
が繁雑であるし、また机上に配置されることから、着座
してキーボート乃至マウスを操作しなければならないこ
とから、椅子分の作業面積をさらに確保しなければなら
ないものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、装置本体の上
面部位に対する傾斜角度を装置本体の前後方向に沿うよ
うに可変にする傾斜角度可変装置の表示面を直接タッチ
して作動するフラット表示面を有するフラットパネルデ
ィスプレイ(偏平表示装置)を配設して、これを最大傾
斜角度位置と最少傾斜角度位置の間で案内するととも
に、駆動モータにより最大傾斜角度位置と最少傾斜角度
位置の間で駆動するようにすれば、コンパクトかつ操作
性を向上することができるようになり便利な装置が構成
できるようになる。
【0010】しかしながら、上記のような傾斜角度可変
装置を構成する際に、前後方向に沿うように案内するた
めの案内レールを設けることで、左右ブレの発生を防止
するとともに、少なくとも最大傾斜角度位置と最少傾斜
角度位置検出用の位置検出器を設けなければならない。
しかし、上面は極力単純にフラット面として構成したい
ことから、一切の案内レール類を設けることができなく
なってしまい、上記位置検出器を設けることもできなく
なる。
【0011】したがって、本発明の複合装置は、上記問
題点に鑑みてなされたものであり、複合装置に設けられ
る表示手段の傾斜角度を可変にすることができ、かつ傾
斜角度可変装置を構成する際における、前後方向に沿う
ように移動する際の左右ブレの発生を防止することがで
き、かつ少なくとも最大傾斜角度位置と最少傾斜角度位
置検出用の位置検出器を設けることができ、しかも設置
面積を少なくすることができる複合装置の提供を目的と
している。
【0012】また、上記目的に加えて、所望の画像また
は音声を出力する第1の処理と、外部記憶手段に画像ま
たは音声を記憶する第2の処理と、所望の画像情報を記
録媒体上に記録する第3の処理と、所望の画像または音
声を入力する第4の処理の少なくとも4つの異なる処理
を行う処理部を1台の装置として複合合体させることが
できる複合装置の提供を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、目的
を達成するために、本発明によれば、装置本体の上面部
に表示装置を配設した複合装置において、前記表示装置
を備え、該表示装置とともに一体的に傾斜角度を可変す
る傾斜角度可変手段と、該傾斜角度可変手段は、前記表
示装置を備えた基部と、該基部を最大傾斜角度位置と最
少傾斜角度位置の間で案内する案内手段と、前記基部を
前記最大傾斜角度位置と前記最少傾斜角度位置の一方か
ら他方に移動させる駆動手段とを有し、前記案内手段
を、前記基部に回動自在に設けられるとともに前記上面
部上を転動して、前記傾斜角度可変手段を前記最大傾斜
角度位置と前記最少傾斜角度位置の間において支持する
ローラと、前記基部の背面上方部位に設けられる上部支
点と、前記装置本体の後方部位に設けられる下部支点と
に夫々連結される連結アーム部材と、前記ローラに対し
て並設される案内スタッドとから構成し、前記案内スタ
ッドを前記上面部位にから突設される側面案内溝により
案内することを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して説明する。図1は、複合装置の本
体を破断して示した外観斜視図であって、傾斜角度可変
装置1が最大の傾斜角度位置に移動している様子を示し
ている。また、図2は図1の装置の使用状態説明図であ
る。
【0015】両図において、複合の装置本体2は移動の
ためのキャスタを備えた所謂フロア設置式であって、上
面22までの床面からの高さが1000ミリ前後に設定
することで、ユーザが起立状態で使用できることを基本
にしている。この装置本体2の内部には、上面22の略
中央前方において圧板17が開くようにして設けられて
いる原稿読取り面を備えるフラットベッド式のフラット
ベッドスキャナー15が配設されており、図2に示すよ
うに不図示のヒンジにより矢印D1方向に開くようにさ
れた圧板17を凹部18に指先を入れてから開くように
して、原稿をセットした後に、破線図示のスキャナー1
5に内蔵された破線図示の密着式ラインイメージセンサ
アレイ16を矢印D2方向に移動しつつ原稿読取りを行
うように構成されている。
【0016】また、このスキャナー15の左右壁面に沿
うように案内用溝部20が夫々設けられており、後述す
るように傾斜角度可変装置1のローラ支持部13におい
て回動支持されているローラ12に並設される案内スタ
ッド10を案内する案内部を形成している。また、この
案内用溝部20の近傍には上面22の裏側において破線
図示の補強部材22が左右部位に夫々設けられており、
傾斜角度可変装置1の重量を支えつつ回動されるローラ
12に加わる加重を上面22において受けるための十分
な強度を確保している。このように、ローラ12は塗装
処理された上面22上を直接走行することになるから、
ローラ12は特殊樹脂材料から射出樹脂成形されたもの
を使用しており、上面22を走行する際のローラ走行跡
が残らないようにしている。
【0017】次に、装置本体2の内部には、上記の原稿
読み取り手段であるスキャナー15の下方において、矢
印D4方向に引き出されるシートカートリッジ102か
ら記録媒体を積載状態で多数供給可能にするとともに、
所望の画像情報を記録媒体のシートS上にカラー印刷記
録して前方の排出ローラ101から矢印D3方向に出力
するカラー画像形成装置100であって、例えば、3原
色のカラートナーを使用する電子写真記録方式(レーザ
ービームプリンター)からなる装置が配設されている。
ここで、この画像形成装置100は、インクジェット記
録方式を記録手段、若しくはインクシートとサーマルヘ
ッドを使用する熱転写記録方式等で構成してもよく、適
宜選択されるものであり、また、表示装置がモノカラー
である場合にはモノカラープリンタであっても良い。
【0018】この画像形成装置100の下方には、画像
情報または音声情報を記憶する外部記憶手段であるCD
−ROM記憶装置201と、外部との通信を行う通信制
御手段と複合装置全体の制御を司る主制御手段200と
電源が配設されており、重心位置を下方にするとともに
上下方向に各構成を積層状態で配置することで占有設置
面積を極力少なくできるように配慮した設計がなされて
いる。
【0019】次に、装置本体2の上面22に対する傾斜
角度を装置本体の前後方向に沿うように可変にする傾斜
角度可変手段1の基部6には図示のように開口部6fが
形成されており、フラットな表示面を備えるフラットパ
ネルディスプレイ装置3であって、例えば本願出願人の
提案になるFLCD装置がこの開口部6fから露出する
ように配設されている。
【0020】このフラット表示面を有するフラットパネ
ルディスプレイ装置3の開口部の縁部には表示面上のタ
ッチ位置を検出する非接触式のタッチ位置検出装置であ
る3ミリピッチの比較的に粗い精度により指先位置を非
接触式で検出する赤外線センサ4、5が左右、上下位置
に夫々配設されている。この結果、通常はタッチ面上に
配設されて押圧動作を直接検出するようにしたタッチパ
ネルに替えてタッチ位置を完全に光学式に検出する様に
してフラット表示面上には余計なものを配置しないよう
にして表示画質の低減を防止するように構成されてい
る。
【0021】一方、傾斜角度可変装置1の基部6の開口
部6fの上方部位には、範囲Hの部分において前方にや
や傾斜するように連続形成された傾斜面6gが形成され
ており、その略中央部位に穿設された開口孔部6aから
露出するように設けられたCCDカメラ7が、基部6が
図示の起立位置にあるときに、丁度ユーザに向かうよう
に構成されている。また、このCCDカメラ7には長孔
部6bから一部が露出するように設けられた調整ツマミ
8がその回動軸に対して固定されており、CCDカメラ
7を上下方向に角度調整可能に構成している。また、こ
のカメラの右隣りには、破線図示のマイクロフォン11
用の音声通過用のための貫通孔6cが穿設されている。
【0022】以上説明の構成において、図2に示される
ようにフラットパネルディスプレイ装置3上に表示され
るアイコンPを指先で触れることによって、開口部縁部
の赤外線センサ4、5による検知が行われてアイコンP
の検出により全ての操作ができるようにしている。ま
た、アイコンPを操作して任意の位置で基部6を停止で
きるようにしても良い。
【0023】また、傾斜角度可変装置1は上面22の右
前方部位に配設されたスタートスイッチ25を押圧する
ことで、図示の最大傾斜角度位置である起立状態と最少
傾斜角度位置であって、上記の圧板17上に基部6の下
方が矢印M方向に移動してスキャナー15の操作はでき
ないが、タッチ操作がより行い易くなる位置に移動する
機構を備えるので、以下に詳しく述べる。
【0024】図3は、傾斜角度可変装置1の概略構成を
示した左側面図である。本図において、基部6の左右下
方部位にはローラ支持部13が案内溝部20を外側から
はさむようにして夫々形成されており、その角部におい
て左右一対のローラ12を回動自在に設けており、これ
らのローラ12が上面22上を転動して、傾斜角度可変
装置1を最大傾斜角度位置と最少傾斜角度位置の間にお
いて支持している。
【0025】一方、これらのローラ12と同軸にされて
案内スタッド10が夫々設けられており、案内用溝20
に潜入されることで、矢印M方向に移動するときの左右
ブレを防止するとともに、案内溝20内において移動可
能に設けられているアクチエータブロック35に対して
案内スタッド10が当接することで、後述する各リミッ
トスイッチを作動させることで、それ以上の移動を防止
するように構成されている。また、傾斜角度可変装置1
が最大傾斜角度位置にあるか、または最少傾斜角度位置
にあるかを案内スタッド10の当接作用により検出可能
にしている。
【0026】また、図中の実線で示した最大傾斜角度位
置は水平面とは約70度の角度となり、また破線で示し
た最少傾斜角度位置は水平面と約30度の角度となるよ
うにローラ12が約43センチメートル分移動して、上
記の表示面上のタッチ操作性を良好に行えるように構成
されており、基部6と、支持アーム28と上下支点2
9、30の位置寸法関係はこれらの角度から設定される
ことになる。
【0027】次に、基部6の背面上方部位には上部支点
29が、また、装置本体の後方部位には下部支点30を
軸支する下部支点ブラケット31が設けられる一方、こ
れら支点に夫々連結される連結アーム28が設けられて
いる。この連結アーム28には下部支点30を回動中心
とするとともに連結アーム部材28に固定されるセクタ
ギア32が固定されている。
【0028】また、このセクターギア32の歯部32a
に歯合する出力ギア33aを出力軸に固定して正逆回転
駆動される駆動モータ33は本体に固定されており、図
示のように時計(CW)方向に駆動されることで、連結
アーム部材28が矢印M1方向に回動されて、基部6を
破線図示の位置まで移動してスキャナの圧板17を覆う
位置に移動するように構成されている。
【0029】これとは逆に、基部6が破線図示の位置に
あるときは、上記スタートボタン25が押圧されると、
駆動モータ33が反時計(CCW)方向に駆動されるこ
とで、連結アーム部材28が矢印U方向に回動されて、
基部6を実線図示の位置まで移動して起立状態にすると
ともに上記スキャナー15を使用できるように構成され
ている。
【0030】図4は、上記リミットスイッチであるマイ
クロスイッチSW1〜6の配置位置を示した平面図であ
る。本図において、図中の二点鎖線で示した傾斜角度可
変装置の基部6は駆動モータ33の駆動により支持アー
ム28が移動することにより、前方の矢印M方向と後方
の矢印Uに移動される。
【0031】このように移動した位置を検出するため
に、基部6の左右下方部位のローラ12に並設される案
内スタッド10が案内溝部20の片側内部を走行するこ
とで、図中の矢印方向に不図示の付勢部材により上記付
勢されている状態になっているアクチエータブロック3
5を移動して、移動位置検出が行えるようにしている。
これらのアクチエータブロック35には、基部6の後退
時のオーバラン検知を行うバックリミットスイッチSW
2と、後退して基部6が70度の起立位置にあることを
検出するリアーリミットスイッチSW3と、矢印M方向
に前進して30度の傾斜位置にある状態を検知するフロ
ントリミットスイッチSW4と、基部6の前進時のオー
バラン検知を行うフロントリミットスイッチSW6と、
案内スタッド10が案内溝20内において正常状態で潜
入しているか否かを検出するためのフットリミットスイ
ッチSW5とが配設されている。
【0032】また、上面22において分離面19から前
方に移動可能に設けられるフロントドアー49は、上記
のカラープリンタ装置100のジャミング発生時におい
て、前方に移動可能にされるものであって、常時はフッ
ク37により閉状態に保持されており、基部6の下方奥
側に配設されており解除スイッチ36の押圧によりフッ
ク37の解除がなされるように構成されている。このフ
ロントドアー49の開閉状態を検出するためにドアリミ
ットスイッチSW1が設けられている。
【0033】図5は以上のように配設されるリミットス
イッチSW1〜SW6のブロック図である。本図におい
て、上記の各リミットスイッチSW1〜SW6はレギュ
レータIC201を介して、処理可能な電圧電流波形の
信号に変換されてから1チッププロセッサー202に夫
々が接続される。一方、スタートスイッチ25も1チッ
ププロセッサー202に接続される。この1チッププロ
セッサー202からは上記の駆動モータ33の正逆回転
駆動とブレーキと完全停止を指令する3本の信号線が接
続されており、夫々がフォトカプラー203を介してモ
ータドライバー204のブレーキ端子205と、正逆回
転駆動端子206と、完全停止端子207に接続されて
いる。
【0034】以上の構成において、図3をさらに参照し
て、装置本体のメインスイッチが投入されると、1チッ
ププロセッサー202の初期化がなされてから、各リミ
ットスイッチの状態を検索し、傾斜角度可変装置1の基
部6が実線(図3)図示のように最大傾斜角度位置にあ
るときには、この位置状態がリアーリミットスイッチS
W3が「オン」されていることにより検出されて、正常
状態であると判断されて駆動モータ33の駆動は特に実
行されない。
【0035】一方、傾斜角度可変装置1の基部6が破線
(図3)図示のように最少傾斜角度位置にあるときに
は、この位置状態がフロントリミットスイッチSW4が
「オン」されていることにより検出されて、正常状態で
あると判断されて、駆動モータ33の駆動は特に実行さ
れない。
【0036】一方、電源投入後に、図3の実線図示の位
置から破線図示の位置に傾斜角度可変装置1を移動した
いとき、または破線図示の位置から実線図示の位置に傾
斜角度可変装置1を移動したいときには、スタートスイ
ッチ25を押すことにより、駆動モータ33の正逆回転
起動が行われて、リアリミットスイッチSW3が「オ
フ」されてから、フロントリミットスイッチSW4が
「オン」されることで、最少傾斜角度位置になる。また
は、フロントリミットスイッチSW4が「オフ」されて
から、リアリミットスイッチSW3が「オン」されるこ
とで、最大傾斜角度位置に移動するように駆動制御を行
なう制御プログラムが上記の1チッププロセッサー20
2に予め書き込まれている。
【0037】また、装置電源投入時において、上記のよ
うに、傾斜角度可変装置1が図3の実線図示の位置また
は破線図示のいずれの位置にも位置していない中間位置
にある場合には、傾斜角度可変装置1をいずれかの位置
に駆動するようにして、初期化を図る必要がある。
【0038】また、駆動モータ33をいきなり駆動する
と、上記のドアリミットスイッチSW1が「オフ」状態
にあって、フロントドア49が開いていても駆動されて
しまうことになる。さらに、案内スタッド10が案内溝
20から外れている状態でも、駆動されることになる
と、基部6の移動時における左右ブレ規制の防止ができ
なくなる。
【0039】このような場合には、図6に示すフローチ
ャートに従ったモータ駆動制御が行われる。本図におい
て、装置電源が投入された初期化後に、ステップS1で
開始されると、ステップS2おいて、ドア49が閉じら
れておりドアリミットスイッチSW1が「オン」状態で
あるか否かの判断がされて「オフ」であると、ステップ
S8に進みモータ駆動を行なわないようにして、ステッ
プS13でリターンする。
【0040】一方、ドアリミットスイッチSW1が「オ
ン」状態であると、ステップS3に進み、続いてノーマ
リクローズした状態において正常となるフットリミット
スイッチSW5が「オン」であるか否かの判断がされて
「オフ」であると、ステップS8に進みモータ駆動を行
なわないようにして、ステップS13でリターンする。
【0041】そして、ステップS3でフットリミットス
イッチSW5「オン」と判断されると、次に、ステップ
S4でフロントリミットスイッチSW4が「オン」であ
るか判断されて、「オン」のときは前方の最少傾斜角度
位置にあるので、ステップS8に進みモータ駆動を行な
わないようにして、ステップS13でリターンする。次
に、ステップS5において、リアリミットスイッチSW
3が「オン」であるかが判断されて、「オン」のときは
後退した最大傾斜角度位置にあるので、ステップS8に
進みモータ駆動を行なわないようにして、ステップS1
3でリターンする。
【0042】一方、ステップS4、5において、「オ
フ」と判断されると、傾斜角度可変装置1が図3の実線
図示の位置または破線図示のいずれの位置にも位置して
いない中間位置にあると判断されて、ステップS6にお
いて、モータの時計回転方向の起動が行われて、ステッ
プS7においてSW3がオンされるまで継続されて、後
退位置において停止する。以上で傾斜角度可変装置1が
図3の実線図示のホームポジション位置で停止されて、
リターンして終了する。
【0043】一方、何等かの原因により駆動モータがオ
ーバランして基部6が上記のSW3、4を越えて移動し
た場合には、図7のフローチャートに示すように、左右
下方部位のローラ12に並設される案内スタッド10が
アクチエータブロック35をさらに移動して、バックリ
ミットスイッチSW2または基部6の前進時のオーバラ
ン検知を行うフロントリミットスイッチSW6を「オ
ン」(ステップS21、25)することにより、ステッ
プS22において駆動モータ33の強制停止が実行され
て、異常停止されて異常停止フラッグが立ち、それ以後
の処理を強制停止する。以上説明したように、駆動され
る駆動モータ33は万が一の暴走に対する対策を完璧に
している。
【0044】図8は駆動モータ33の起動時の補助機構
を示した側面図であって、(a)は基部6が起立位置に
あるとき、また(b)は傾斜位置にある状態を夫々示し
たものである。
【0045】図8(a)に示す状態からは基部6の重量
が加わるので、駆動モータ33には負荷があまり発生せ
ず、最後の駆動位置ではむしろモータブレーキとして作
用する。一方、図3において破線図示の位置から実線図
示の位置に駆動する場合であって、図8(b)に示す位
置から起動されるときには、駆動モータ33に100キ
ログラムF以上の起動トルクが必要となる。
【0046】そこで、上記の支持アーム28は下部支点
30から下方に向けてさらに延設されており、引っ張り
コイルバネ50の一端を係止するフック部52が設けら
れる一方、装置本体に固設されるフック部51が固定さ
れており、引っ張りコイルバネ50が引っ張り状態の全
長Kの状態において張設されている。また、さらに、図
示しない引っ張りコイルバネ50が引っ張り状態の全長
Kの状態で張設されており、自然状態で全長Jになるよ
うにしている。
【0047】以上の構成において、斜角度可変装置の基
部6が図8(b)の最少傾斜角度位置にあるときの最大
負荷を引っ張りコイルバネ50による引っ張り力により
低減して駆動モータ33の負荷を低減するようにして、
駆動モータ33の小型化を可能にしている。また、張設
手段としての引っ張りコイルバネ50を複数本を並設す
ることで所望の引っ張り力を限られたスペースにおいて
得ることができるように構成されている。
【0048】また、セクターギア32の端面32cに
は、装置本体2に固定されたストッパーピン54に対し
て図8(b)に示す回動位置において当接することで、
それ以上の回動を規制するピンが設けられており、上記
のオーバーラン防止のモータ制御にさらに純機械的なオ
ーバラン防止機構が設けられている。
【0049】次に、図9は基部基部6の最大傾斜角度位
置と最少傾斜角度位置を検出するリミットスイッチSW
2、SW3、SW4、SW6の配置図である。図示のよ
うに上記のアクチエータブロック35が案内スタッド1
0の当接作用により移動されてオンオフされる各リミッ
トスイッチが上記の本体に一部が入るように配設されて
いる。また、フラットベッドスキャナーの側面部位は図
1でも示したように上面22から上方に一部が突出する
ように構成されており、原稿を押える圧板17がさらに
この上に位置するようにして、デザイン的にも違和感を
なくしている。以上のように構成することにより、前後
方向に沿うように移動する際の左右ブレの発生を案内溝
20内を移動する案内スタッド10により規制されて防
止することができる。、また、最大傾斜角度位置と最少
傾斜角度位置検出を検出するリミットスイッチSWを設
けることができる。
【0050】ここで、本発明は、『ホストコンピュー
タ、インタフェース、プリンタ等の』複数の機器から構
成されるシステムに適用しても、『複写機等の』1つの
機器からなる装置に適用しても良い。また、本発明はシ
ステム或は装置にプログラムを供給することによって達
成される場合にも適用できることはいうまでもない。こ
の場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって
表されるプログラムを格納した記憶媒体から、該プログ
ラムを該システム或は装置に読み出すことによって、そ
のシステム或は装置が、本発明の効果を享受することが
可能となる。
【0051】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、複合
装置に設けられる表示手段の傾斜角度を可変にすること
ができ、かつ傾斜角度可変装置を構成する際における、
前後方向に沿うように移動する際の左右ブレの発生を防
止することができ、かつ少なくとも最大傾斜角度位置と
最少傾斜角度位置検出用の位置検出器を設けることがで
き、しかも設置面積を少なくすることができる複合装置
を提供できる。
【0052】また、上記効果に加えて、所望の画像また
は音声を出力する第1の処理と、外部記憶手段に画像ま
たは音声を記憶する第2の処理と、所望の画像情報を記
録媒体上に記録する第3の処理と、所望の画像または音
声を入力する第4の処理の少なくとも4つの異なる処理
を行う処理部を1台の装置として複合合体させることが
できる複合装置を提供できる。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】 複合装置の本体を破断して示した外観斜視図
であって、傾斜角度可変装置1が最大の傾斜角度位置に
移動している様子を示している。
【図2】 図1の装置の使用状態説明図である。
【図3】 傾斜角度可変装置1の概略構成を示した左側
面図である。
【図4】 リミットスイッチであるマイクロスイッチS
W1〜6の配置位置を示した平面図である。
【図5】 リミットスイッチSW1〜SW6のブロック
図である。
【図6】 モータ駆動の制御フローチャート(中立位
置)である。
【図7】 モータ駆動の制御フローチャート(オーバラ
ン)である。
【図8】 駆動モータ33の起動時の補助機構を示した
側面図であり、(a)は基部6が起立位置にあるとき、
また(b)は傾斜位置にある状態を夫々示した要部側面
図である。
【図9】 基部6の最大傾斜角度位置と最少傾斜角度位
置を検出するリミットスイッチの配置図である。
【符号の説明】
1 傾斜角度可変装置 2 装置本体 3 フラットパネルディスプレイ 4、5 赤外線センサ 6 基部 7 CCDカメラ 10 案内スタッド 11 マイクロフォン 12 ローラ 13 ローラ支持部 15 フラトベッドスキャナー 17 圧板 22 上面 23 補強部材 25 スタートスイッチ 28 支持アーム 29 上部支点 30 下部支点 32 セクターギア 33 駆動モータ 35 アクチエータブロック 36 解除ボタン 40 傾斜部 41 突起部 49 フロントドア 50 引っ張りコイルバネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の上面部に表示装置を配設した
    複合装置において、 前記表示装置を備え、該表示装置とともに一体的に傾斜
    角度を可変する傾斜角度可変手段と、 該傾斜角度可変手段は、前記表示装置を備えた基部と、
    該基部を最大傾斜角度位置と最少傾斜角度位置の間で案
    内する案内手段と、 前記基部を前記最大傾斜角度位置と前記最少傾斜角度位
    置の一方から他方に移動させる駆動手段とを有し、 前記案内手段を、前記基部に回動自在に設けられるとと
    もに前記上面部上を転動して、前記傾斜角度可変手段を
    前記最大傾斜角度位置と前記最少傾斜角度位置の間にお
    いて支持するローラと、 前記基部の背面上方部位に設けられる上部支点と、前記
    装置本体の後方部位に設けられる下部支点とに夫々連結
    される連結アーム部材と、 前記ローラに対して並設される案内スタッドとから構成
    し、 前記案内スタッドを前記上面部位にから突設される側面
    案内溝により案内することを特徴とする複合装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、 前記下部支点を回動中心とするとともに前記連結アーム
    部材に固定されるセクターギアと、 前記セクターギアに歯合する出力ギアを出力軸に固定し
    てなり正逆回転駆動されるとともに、前記装置本体に対
    して固定される駆動モータとから構成されることを特徴
    とする請求項1に記載の複合装置。
  3. 【請求項3】 前記側面案内溝の両端部において、前記
    案内スタッドの有無検出を行う位置検出手段を設けるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の複合装置。
  4. 【請求項4】 前記装置本体には、 前記上面部位において原稿読取り面が露呈されて前記装
    置前方から原稿操作を可能にするとともに、前記側面案
    内溝を形成するように配設される原稿読み取り手段と、 前記読取り手段の下方部位に配設されてなり、所望の画
    像情報を記録媒体上に記録して排出する画像形成手段
    と、 画像情報または音声情報を記憶する外部記憶手段と、 外部との通信を行う通信制御手段と、 前記表示手段と前記原稿読み取り手段と前記画像形成手
    段と前記外部記憶手段と前記通信制御手段に接続されて
    なり、複合装置全体の制御を司る主制御手段とが内蔵さ
    れることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか
    1項に記載の複合装置。
JP7241355A 1995-09-20 1995-09-20 複合装置 Withdrawn JPH0983685A (ja)

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