JPH0983556A - 通信ネットワーク及びその障害検出方法 - Google Patents

通信ネットワーク及びその障害検出方法

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JPH0983556A
JPH0983556A JP23121095A JP23121095A JPH0983556A JP H0983556 A JPH0983556 A JP H0983556A JP 23121095 A JP23121095 A JP 23121095A JP 23121095 A JP23121095 A JP 23121095A JP H0983556 A JPH0983556 A JP H0983556A
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博志 真下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上の端末数が増えると管理パケ
ットのトラヒックも増える。 【解決手段】 ネットワーク上の管理端末より複数の端
末に対して障害検知パケットを所定順に巡回させ、この
パケットが再び管理端末へ戻るか否かを検知する。そし
て、この障害検知パケットが管理端末に戻らない場合、
複数の端末各々に位置検出パケットを送出し、位置検出
パケットに対する複数の端末からの応答パケットの受信
状態をもとにネットワークでの障害位置を特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークにお
ける障害位置を検出する通信ネットワーク及びその障害
検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信ネットワークにおいて何らかの障害
が発生した場合、その発生箇所を発見することは難し
い。そこで、専用の管理端末を設けて、障害検知用パケ
ットをネットワークに送出し、各端末からの応答を受け
て障害位置を検出したり、ネットワーク上の各端末に対
して障害検知用パケットを送出/応答受信するポーリン
グ動作を定期的に行なって障害位置を検出する方法があ
る。
【0003】図15は、従来の通信ネットワークの管理
端末の動作手順を示すフローチャートである。同図にお
いて、ステップS1001では、管理端末が隣接端末に
対して、応答があるかどうかを確認するための問い合わ
せパケットを所定の時間間隔で設定する。ステップS1
002では、この端末に設定した問い合わせパケットを
送出し、管理端末では、タイマーにて時間をカウントし
始める。
【0004】ステップS1003では、所定の時間内
に、他の端末から管理端末に応答が到着したかどうかを
判断する。そして、所定時間内に応答がなかった場合、
その端末あるいはその端末のパスが障害であると判断す
る(ステップS1004)。そして、ステップS100
5では、全端末に送信が終了したかどうかを判断し、送
信が終了している場合、ステップS1006で、管理端
末が次の端末に送出するために、所定アドレスを1増加
させる。
【0005】なお、各端末では、管理端末からの問い合
わせパケットを受信後、直ちに応答パケットを管理端末
宛てに送信する。
【0006】具体的には、例えば、管理端末からネット
ワーク上の端末Aにパケットが送信された場合、動作が
正常であれば、端末Aは、管理端末へ一定時間後に応答
を返す。そして、管理端末は、端末Aからの応答を受信
し、次に端末Bにパケットを送出する。一方、異常があ
る場合には応答が返らないので、障害箇所は、端末Aと
端末Bの間に特定される。
【0007】動作が正常な場合には、端末Bにて応答が
あり、続いて次の端末Cという具合に、仮にn個の端末
があるとするならば、管理端末は、端末と最大n回の送
信、応答、受信を行なわなければネットワークが正常で
あることの確認ができないことになる。
【0008】ポーリング動作の場合も同様であり、端末
間の伝送路に障害があれば、管理端末は、所定時間内に
パケットが受信できなくなり、全端末へのポーリング動
作が終了後、応答を送信しない端末に係る伝送路、ある
いはノード自体に障害があると判断する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の通信ネットワークでは、ネットワークに接続される
端末の数が増加すればする程、ネットワーク、端末が正
常であることの確認に必要な動作が急激に増加する。ま
た、この検索動作をある一定時間間隔で行なうため、比
較的発生頻度の少ないと思われる障害のために大量のト
ラヒックを必要とすることになり、通常のデータ伝送に
も悪影響を及ぼすという問題がある。
【0010】また、ポーリング動作では、毎回のポーリ
ング動作、すなわち、全端末とのパケットの送受信を終
了しなければ、ネットワークが正常であるか否かの判断
ができないため、上記の検索動作と同様の問題が発生す
るとともに、障害位置を特定するためのパケットを一方
向からしか送信できないので、障害位置が中継ノードの
場合と、中継ノード間の伝送路である場合の判別が困難
になるという問題がある。
【0011】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、ネットワーク上の端末
数が増えても、管理パケットのトラヒックを少なくする
通信ネットワーク及びその障害検出方法を提供すること
である。
【0012】また、本発明の他の目的は、非障害時に定
期的に発生させていた管理端末と各端末ごとのパケット
の往復をなくし、管理パケットのトラヒックを低減し
て、より正確な障害位置の特定ができる通信ネットワー
ク及びその障害検出方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、各々に複数の端末が接続された複数の中
継装置にてネットワークを構成し、該複数の端末の1つ
が該ネットワークの管理端末として機能する通信ネット
ワークにおいて、前記管理端末より前記複数の端末に対
して第1のパケットを所定順に巡回させる手段と、前記
第1のパケットが前記巡回後に前記管理端末へ戻るか否
かを検知する検知手段と、前記第1のパケットが戻らな
い場合、前記複数の端末各々に第2のパケットを送出す
る送出手段と、前記管理端末にて、前記第2のパケット
に対する前記複数の端末からの応答パケットを受信する
手段と、前記管理端末における前記応答パケットの受信
状態をもとに、前記ネットワークでの障害位置を特定す
る手段とを備える。
【0014】また、他の発明は、各々に複数の端末が接
続された複数の中継装置にてネットワークを構成し、該
複数の端末の1つが該ネットワークの管理端末として機
能する通信ネットワークにおいて、前記管理端末より前
記複数の端末に対して第1のパケットを所定順に巡回さ
せる手段と、前記第1のパケットが前記巡回後に前記管
理端末へ戻るか否かを検知する検知手段と、前記第1の
パケットが戻らない場合、前記複数の端末各々に第1の
方向にて第2のパケットを送出する手段と、前記管理端
末にて、前記第2のパケットに対する前記複数の端末か
らの第1の応答パケットを受信する手段と、前記管理端
末において前記応答パケットを受信できなかった場合、
前記複数の端末各々に第2の方向にて第3のパケットを
送出する手段と、前記管理端末にて、前記第3のパケッ
トに対する前記複数の端末からの第2の応答パケットを
受信する手段と、前記管理端末における前記第1及び第
2の応答パケットの受信状態をもとに、前記ネットワー
クでの障害位置を特定する手段とを備え、前記第1の方
向と前記第2の方向は、前記複数の端末を巡回する互い
に逆な方向である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る実施の形態を詳細に説明する。 <第1の実施の形態>最初に、本発明に係る第1の実施
の形態について説明する。
【0016】図1は、本実施の形態に係る通信ネットワ
ークの構成を示す図である。同図に示すように、本ネッ
トワークは、4つのノード313,314,315,3
16を双方向伝送路(図中の太線)によってリング状に
接続し、それぞれのノードに3つの端末を接続した、つ
まり、計12個の端末からなるネットワーク構成をと
る。
【0017】すなわち、管理端末301はノード313
に接続され、本ネットワークの障害を検知する端末であ
る。端末302〜312は、ノード313〜316にそ
れぞれ接続され、ノード313〜316は、相互に双方
向伝送可能な伝送路によりループ状に接続されている。
各ノードは、接続端末宛のデータと次のノードへ中継す
るデータを判別し、また、所定の中継動作をする。
【0018】図2は、図1のノードの内部構成を示す図
である。
【0019】図2に示すように、ノードは、5入力‐5
出力のスイッチ612、5個の入力インターフェース6
01〜605と5個の出力インターフェース613〜6
17を備え、これらのインターフェースの内の2つは、
隣接するノードとの接続に使用している。
【0020】ノード313を例に説明すると、入力イン
ターフェース601,602が、隣接するノード31
4,316からの出力と接続され、また、出力インター
フェース613,614は、それぞれがノード316,
314の入力と接続されている。このように接続したこ
とで、ノード間において双方向伝送が可能となる。
【0021】上記の残りの入力インターフェース603
〜605は、それぞれ管理端末301、端末302,3
03からのパケットを受信し、また、出力インターフェ
ース615〜617から出力されたパケットは、それぞ
れ管理端末301、端末302,303に出力される。
【0022】デコーダ606〜610は、上記の入力イ
ンターフェースに入力されたパケットの宛先アドレスと
中継方向識別子を参照し、スイッチ制御部611にスイ
ッチ切り換え命令を渡す。このスイッチ制御部611
は、デコーダからの制御信号により、マトリクススイッ
チ612の入力線と出力線の接続命令を出す。マトリク
ススイッチ612は、5つの入力線と5つの出力線の接
続を、スイッチ制御部611からの命令に従って行な
う。
【0023】これにより、入力パケットのアドレスが管
理端末301、端末302,303宛てであれば、これ
に対応するマトリクススイッチ612の出線は、それぞ
れ出力インターフェース615,616,617への出
線を選択する。また、それ以外のアドレスであれば、中
継方向識別子を参照して、それが順方向であれば、出力
インターフェース614への出線を選択するが、逆方向
であれば、出力インターフェース613への出線を選択
する。出力インターフェース613,614は、マトリ
クススイッチ612からのパケットを、それぞれノード
316,314に出力する。そして、出力インターフェ
ース615,616,617は、マトリクススイッチ6
12からのパケットを、それぞれ管理端末301、端末
302,303に出力する。
【0024】なお、ノード314,315,316の内
部構成も、ノード313と同様であり、各ノードへの接
続端末は、図1に示す通りである。
【0025】図3は、管理端末301の内部構成を示す
ブロック図である。同図において、受信インターフェー
ス701は、ノード313からのパケットを受信し、パ
ケット処理部702は、受信インターフェース701で
受信したパケットを取り込み、そのパケット識別子を読
み取る。そして、それが“巡回”パケットであれば、表
示部705に、ネットワークが正常である旨を表示す
る。
【0026】また、受信パケットが“応答”パケットで
あれば、各端末からの応答パケットを収集し、その結
果、ある端末以降、応答がないことを判別することによ
って障害位置を特定し、その内容を表示部705に送
る。
【0027】703は、パケット処理部702より巡回
パケットが到着した時刻を記憶する記憶部、704は、
前回到着した巡回パケットと今回到着した巡回パケット
の間隔を測定するタイマーである。なお、表示部705
には、上述のようにネットワークの障害状況が表示され
る。また、706は、パケット処理部702にて作成さ
れたパケットをノード313に送出する送信インターフ
ェースである。
【0028】図4は、端末の内部構成を示すブロック図
である。同図に示す端末は、ノード313からのパケッ
トを受信する受信インターフェース801、そのパケッ
トを処理するパケット処理部802が具備され、受信し
たパケットの種別が“巡回”の場合、受信したパケット
と同一で、その宛先アドレスのみを1増加させた、隣接
端末宛ての「巡回パケット」を設定する。
【0029】また、受信パケットが“問い合わせ”パケ
ットの場合、宛先が管理端末であることを示す“1”、
転送方向は“逆向き”、パケット種別は“応答”、デー
タ部が自端末のアドレスからなる「応答パケット」を設
定する。このパケット処理部802にて設定されたパケ
ットは、送信インターフェース803よりノード313
に送信される。
【0030】図5は、管理端末301からの障害検出の
ための巡回パケットの転送順序を示す図である。各端末
のアドレスは、図5に示す順番で、1づつ増加するよう
に割り当てられている。すなわち、管理端末301がア
ドレス1、端末302がアドレス2、端末303がアド
レス3のごとく割り当てられている。ここで、ノードに
おける中継方向は、313,314,315,316、
そして、313に戻る方向を順方向、313,316,
315,314、そして、313に戻る方向を逆方向と
する。
【0031】図6は、障害検知時に障害位置特定のため
に管理端末が送信する問い合わせパケットの転送順序を
示す図である。
【0032】管理端末301は、まず、端末302ある
いは端末303宛てにパケットを送出すると、図6の
(a)で矢印にて示すように、このパケットは、中継ノ
ード313を経て端末302あるいは端末303に到達
する。これらの端末は、パケット受信後、応答を管理端
末301宛てに、受信したパケットと同一のパスを通
り、図6の(a)で矢印に示したように送る。
【0033】以降、端末304,305,306の順
に、図6の(b)に示すパスでパケットのやり取りを行
なう。
【0034】以下、本実施の形態に係る通信ネットワー
クの動作について詳細に説明する。
【0035】図7は、本実施の形態に係る管理端末にお
ける障害位置検知処理を示すフローチャートである。同
図のステップS101では、ネットワークの障害検知の
ために、全端末を巡回して、管理端末301に戻る巡回
パケットを設定する。ステップS102では、管理端末
301が上記の巡回パケットを一定時間毎にネットワー
クに送出し、タイマー704により所定時間のカウント
を始める。そして、ステップS103では、全端末を回
わっている巡回パケットの受信待ちをし、続くステップ
S104では、その巡回パケットが所定時間内に受信で
きたかどうかを判断する。
【0036】上記の巡回パケットが所定時間内に受信で
きた場合、ステップS105では、送信から受信に要し
た時間を管理端末301内の記憶部703に記憶する。
しかし、巡回パケットが所定時間内に受信できない場合
には、ステップS106で、障害位置特定のために、管
理端末から隣接する端末についてのパスを調べるための
問い合わせパケットを設定する。そして、ステップS1
07で、この問い合わせパケット送信し、タイマー70
4により時間をカウントし始める。
【0037】ステップS108では、上記の問い合わせ
パケットを送出後、所定の時間内に、管理端末301が
応答パケットを受信したかどうかを判別する。そして、
時間内に応答パケットを受信できなかったときには、ス
テップS109で、送信宛先端末へのパスに障害がある
と判断する。
【0038】その後、ステップS110では、全端末に
対して問い合わせパケットの送信が完了したかどうかを
判断し、それが完了していれば、本障害位置検知ルーチ
ンを終了するが、全端末に対して問い合わせパケットの
送信が完了していなければ、ステップS111でアドレ
スを1増加して、隣接する次の端末宛のアドレスを設定
する。
【0039】図8は、本実施の形態に係る端末における
障害検査用パケット受信に伴う処理手順を示すフローチ
ャートである。同図のステップS201では、各端末
は、パケット受信待ち状態で待機し、続くステップS2
02ではパケットを受信し、自端末にて受信したパケッ
トデータを記憶する。そして、ステップS203では、
受信したパケットの種類をパケット内の種類判別データ
により、それが巡回パケットであるか、あるいは問い合
わせパケットであるかを判断する。
【0040】受信したパケットが巡回パケットの場合、
ステップS204で、隣接する端末に送信するために受
信したパケットと同一の巡回パケットを作成し、その
内、宛先アドレス部分を1増加させる。そして、ステッ
プS205では、このように作成した隣のノード宛の巡
回パケットを送出する。
【0041】しかし、ステップS203で、問い合わせ
パケットを受信したと判定された場合には、宛先が管理
端末301、ノードにおける中継方向識別子が“逆方
向”である応答パケットを作成する。そして、続くステ
ップS207では、ステップS206で作成された応答
パケットを送出する。
【0042】管理端末における障害検知手順について、
さらに詳細に説明する。
【0043】まず、管理端末301において、障害検知
のための巡回パケットがパケット処理部702にて設定
される。このパケットは、図9に示すように、パケット
のヘッダ部分に宛先アドレスとして、例えば、端末30
2に対応する“2”を、中継方向識別子として“順方
向”を、パケット種別として“巡回”を、そして、その
次にデータ部を持つパケットである。
【0044】このようにパケット処理部702にて設定
されたパケットは、送信インターフェース706を介し
てノード313に送信される。
【0045】次にノード313での動作を説明する。
【0046】管理端末301からのパケットデータは、
入力インターフェース603に入力され、デコーダ60
8は、パケットの宛先アドレスが“2”であることを認
識して、スイッチ制御部611に指示を出す。その結
果、スイッチ612は、スイッチ制御部611の制御に
より、入力インターフェース603からの出力線を出力
インターフェース616の入力線に接続する。これによ
り、管理端末301からのパケットデータは、出力イン
ターフェース616を介して端末302に中継される。
【0047】ノード313にて中継されたデータは、端
末302の受信インターフェース801(図4参照)に
て受信され、それがパケット処理部802に送られる。
パケット処理部802では、受信したパケットの種別を
判断し、それが“巡回”であれば、受信したデータと同
一の内容で、宛先アドレス部分のみ1増加させたパケッ
トを設定する。そして、設定された巡回パケットは、送
信インターフェース803を介して、隣接する端末宛に
転送される。
【0048】次に、端末303から出力された端末30
4宛てのパケットは、ノード313の入力インターフェ
ース605にて受信される。そして、デコーダ610
は、パケットの宛先アドレスが“4”であることと、中
継方向識別子が“順方向”であることを認識して、スイ
ッチ制御部611に指示を出す。
【0049】スイッチ612は、スイッチ制御部611
の制御により、入力インターフェース605からの出力
線を出力インターフェース614の入力線に接続する。
これにより、端末303からのパケットデータは、出力
インターフェース614を介してノード314に中継さ
れる。
【0050】ノード314においては、上記と同様に、
端末304宛てのパケットが、そのパケットのアドレス
と中継方向識別子に従って出力を選択され、端末304
に達する。以降、同様に、すべての端末にパケットが到
達する。そして、パケット送信順序が最後となる端末3
12では、アドレスを管理端末にセットして、上記他の
端末と同様にパケットを送信する。このパケットがノー
ド313を介して管理端末301にて受信されることに
より、ネットワークの正常が確認される。
【0051】このように、管理端末を始点として、一周
する毎にネットワークの正常性が確認でき、本実施の形
態では、これを一定時間毎に実行する。
【0052】そこで、ノード314と端末304との間
で障害が発生した場合について詳細に説明する。
【0053】管理端末301から送出した巡回パケット
は、端末302,303を経て、ノード314まで到達
するまでの処理手順は、上記と同様である。ところが、
ノード314と端末304間は、障害により伝送ができ
ない。そのため、端末303から送信された端末304
宛てのパケットは、端末304には未着となる。この場
合、言うまでもなく、端末312から管理端末301へ
巡回パケットは達しない。そこで、管理端末301のタ
イマー704は、巡回パケットが全端末を一周して戻る
のにかかる時間を毎回カウントしているため、この場合
にはタイムオーバーを検知し、それをパケット処理部7
02に報告する。
【0054】パケット処理部702は、上記のようにタ
イムオーバーを検知すると、障害箇所特定のために問い
合わせパケットを設定する。このパケットは、ヘッダア
ドレスが端末302宛てのアドレス“2”、中継方向識
別子は“順方向”、パケット種別が“問い合わせ”から
なるパケットである。このように設定された問い合わせ
パケットは、送信インターフェース706から送信さ
れ、ノード313の入力インターフェース603にて受
信される。
【0055】次に、ノード313のデコーダ608は、
受信したパケットの宛先アドレス“2”を認識し、スイ
ッチ制御部611に指示を出す。スイッチ612は、ス
イッチ制御部611からの制御により、入力インターフ
ェース603からの出力線を出力インターフェース61
6の入力線に接続する。これにより、管理端末301か
らのパケットデータは、出力インターフェース616を
介して端末302に中継される。
【0056】端末302のパケット処理部702では、
受信したパケットの種別が“問い合わせ”であるから、
応答パケットを作成する。すなわち、そのヘッダアドレ
スが管理端末302宛のアドレス“1”、中継方向識別
子が“逆方向”、パケット種別は“応答”である。この
ように、応答パケットは、その中継方向識別子が“逆方
向”に設定される。
【0057】作成された応答パケットは、送信インター
フェース706を介してノード313に送出され、ノー
ド313内の入力インターフェース604にて受信され
る。そして、この応答パケットの宛て先は管理端末30
1であるから、上記と同様のスイッチ制御により、入力
インターフェース604の出力線が出力インターフェー
ス615の入力線に接続され、これにより、端末302
からの応答パケットは、出力インターフェース615を
介して管理端末301に中継される。
【0058】管理端末301は、端末302からの応答
パケットを受信し、このことにより、端末301と端末
302間のパスは正常であることを確認する。管理端末
301は、同様に端末303宛ての問い合わせパケット
を作成し、それを送出する。端末303は、ノード31
3を介して、管理端末301からの問い合わせパケット
を受信し、上記の端末302の場合と同様に、問い合わ
せパケットに対する応答パケットを管理端末301に対
して送信する。その結果、管理端末301は、端末30
3からの応答パケットの受信により、端末301と端末
303間のパスが正常であることを確認する。
【0059】管理パケット301は、次に、端末304
宛ての問い合わせパケットを作成し、それを送出する。
【0060】すなわち、この問い合わせパケットは、ノ
ード313を介してノード314に中継され、ノード3
14の入力インターフェース602、スイッチ612、
出力インターフェース615を通り、端末304に送信
される。ところが、ここでは、ノード314と端末30
4間には障害があるため、端末304には管理端末30
1からの問い合わせパケットが到達しない。そこで、管
理端末301は、タイマー704にて、応答パケットを
受信するまでの許容時間を経過しても、それを受信しな
いことを確認する。
【0061】次に、管理端末301は、端末305宛て
の問い合わせパケットを送出する。この端末305宛て
の問い合わせパケットは、ノード313を経てノード3
14の入力インターフェース602に入力され、スイッ
チ612、出力インターフェース616を経て、端末3
05に送られる。端末305では、上記の端末302の
場合と同様に、問い合わせパケットを受信後、応答パケ
ットを管理端末301宛てに送出する。この送出応答パ
ケットは、ノード314の入力インターフェース604
にて受信される。
【0062】ノード314のデコーダ609は、このパ
ケットについて宛先が管理端末301を示す“1”、伝
送方向が“逆方向”を認識し、スイッチ制御部611に
指示を出す。これにより、スイッチ612は、スイッチ
制御部611の制御により入力インターフェース604
からの出力線を出力インターフェース613の入力線に
接続する。よって、端末305からの応答パケットは、
出力インターフェース613を介して逆向きに中継さ
れ、ノード313の入力インターフェース601を介し
て、管理端末301に到達する。
【0063】以降、同様にして、端末306から端末3
12までの問い合わせと、その応答の受信が終了し、管
理端末301は、端末304のみ、応答がなかったこと
により、ノード314と端末304間で障害があること
を特定する。
【0064】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、ネットワーク上の管理端末から送信された障害検知
用の問い合わせパケットを、隣接する端末へ順次転送
し、それが再び管理端末に戻ってくるまでの所定時間を
もとに、障害を検知することによって、管理端末と各端
末毎のパケットの往復をなくし、ネットワーク上におけ
る、障害検出のための管理パケットのトラヒックを少な
くすることができ、特に端末台数の多い大規模なネット
ワークにおいてその効果が顕著となる。 [変形例]以下、上記実施の形態の変形例について説明
する。なお、本変形例に係る通信ネットワークの構成
は、図1に示す、上記実施の形態に係るネットワークと
同じであり、また、システムにおける管理端末と端末の
構成についても、図3,図4に示す端末と同一である。
さらに、正常時の巡回パケットの転送経路は、図5に示
す経路と同一である。
【0065】図10は、本変形例に係る管理端末での障
害検出処理を示すフローチャートである。同図のステッ
プS1101では、ネットワークの障害検知のために、
全端末を巡回して、管理端末に戻る巡回パケットを設定
する。ステップS1102では、管理端末が上記の巡回
パケットを一定時間毎にネットワークに送出する。そし
て、ステップS1103で、管理端末からの巡回パケッ
トの受信待ちを行なう。
【0066】巡回パケットの受信ができない場合、ステ
ップS1104で、所定時間、各端末の応答パケットの
受信待ちを行ない、続くステップS1105で、各端末
からの応答パケットの受信を行なう。そして、ステップ
S1106で、ステップS1105にて受信した応答パ
ケットをもとに、ネットワーク中の障害位置の特定を行
なう。
【0067】図11は、本変形例に係る端末における障
害位置検知の処理手順を示すフローチャートである。同
図のステップS1201で、隣接端末からの巡回パケッ
トの受信待ちを行ない、ステップS1202では、一定
時間毎に管理端末から送信されてくる巡回パケットの受
信時間間隔を超過していないかどうかを判断する。その
時間を超過していなければ、ステップS1203で、正
常な受信時間間隔として、その時間を各端末に記録す
る。
【0068】そして、ステップS1204では、自端末
のアドレスと、巡回パケット受信不可を示すデータを含
んだ応答パケットを設定し、ステップS1205で、上
記の応答パケットを管理端末宛に送信する。
【0069】このように、本変形例では、各端末がタイ
マーにて巡回パケットの到着時間を測定し、通常の到着
間隔時間を経過しても巡回パケットを受信しないことに
より障害を自ら検知し、障害検知後に、応答パケットを
管理端末宛に送信することで、管理端末では、各端末か
らの応答の有無により障害箇所を特定でき、管理端末に
おいて、障害検知時に全端末に対するアクセスが可能か
どうかの問い合わせのためのパケットを送出するポーリ
ング動作が不要になる。 <第2の実施の形態>以下、本発明の第2の実施形態に
ついて説明する。なお、本実施の形態に係る通信ネット
ワークの構成は、図1に示す、上記第1の実施の形態に
係る通信ネットワークと同じであり、また、ネットワー
クにおける管理端末と端末の構成についても、図3,図
4に示す端末と同一である。
【0070】また、本実施の形態でのノードにおける中
継方向は、図1において、ノード313,314,31
5,316、そして、ノード313に戻る第1の伝送方
向を順方向、ノード313,316,315,314、
そして、ノード313に戻る第2の伝送方向を逆方向と
する。
【0071】図12は、本実施の形態に係る管理端末に
おける障害位置検知処理を示すフローチャートである。
なお、図12において、図7に示す、上記第1の実施の
形態に係る障害位置検知に係る処理と同一処理には同一
符号を付し、ここでは、それらの説明を省略する。
【0072】本実施の形態では、図12のステップS1
06で、障害位置特定のために、管理端末から順方向に
隣接する端末についての順方向のパスを調べるための問
い合わせパケットを設定する。また、ステップS109
で障害箇所発見後は、ステップS112で、その障害位
置特定のために、管理端末から逆方向に隣接する端末に
ついてのパスを調べる目的にて問い合わせパケットを設
定する。そして、ステップS113で、問い合わせパケ
ットを逆方向に送信し、タイマーにより時間のカウント
を開始する。
【0073】ステップS114では、問い合わせパケッ
ト送出後、所定の時間内に管理端末が応答パケットを受
信したか否かを判定し、その時間内に受信ができなかっ
た場合には、ステップS115において、送信した宛先
端末へのパスに障害があると判断する。そして、ステッ
プS116では、ステップS112で設定した管理端末
に隣接する端末から逆方向に全端末(上記のステップS
109で、障害が発生した端末まで)に対して、問い合
わせパケット送信が完了したかどうかを判断する。ここ
で送信完了が判断されたときには、本障害位置検知処理
を終了するが、送信が完了していない場合には、ステッ
プS117でアドレスを1減じて、隣接する次の端末宛
てにアドレスを設定する。
【0074】なお、本実施の形態に係る端末における障
害検査用パケット受信に伴う処理手順は、図8に示す、
上記第1の実施の形態に係る処理手順と同じであるた
め、ここでは、その説明を省略する。ただし、本実施の
形態では、問い合わせパケットを受信した場合、ステッ
プS206で、ノードにおける中継方向識別子は、受信
したパケットが順方向であれば逆方向、それが逆方向で
あれば順方向の、宛先が管理端末である応答パケットを
作成する。
【0075】以下、本実施の形態の管理端末における障
害検知手順、特にノード314とノード315の間の伝
送路で障害が発生した場合について説明するが、特に記
さない限り、上記第1の実施の形態に係る検知手順と同
じ処理を行なう。
【0076】ノード314とノード315の間の伝送路
で障害が発生した場合、管理端末301から送出した巡
回パケットは、端末302,303,304,305を
経て、端末306に到達するが、ノード314とノード
315間は、障害により伝送ができない。そのため、端
末306から送信された端末307宛てのパケットは、
端末307には到着しない。従って、それ以降の端末で
ある端末307から端末312には、巡回パケットは達
しない。そこで、管理端末301のタイマー704は、
巡回パケットが全端末を一周して戻るのにかかる時間を
毎回カウントしているため、タイムオーバーを検知し、
それをパケット処理部702に報告する。
【0077】管理端末は、タイマーにて応答パケットが
所定時間を超えても受信しない場合、パケット処理部7
02にエラー通知をする。そして、管理端末は、このエ
ラー通知後、端末307宛ての問い合わせパケットを逆
向きに送出する。
【0078】一方、デコーダ608は、このパケットに
ついて宛先が管理端末301を示す“1”、伝送方向が
“順方向”を認識し、スイッチ制御部611に指示を出
す。これにより、スイッチ612は、スイッチ制御部6
11の制御により入力インターフェース603からの出
力線を出力インターフェース613の入力線に接続す
る。よって、端末305からの応答パケットは、出力イ
ンターフェース613を介して逆向きにノード314に
中継され、入力インターフェース601を介して、管理
端末301に到達する。
【0079】以降、同様に端末311から端末307ま
での問い合わせと、その応答受信が終了する。そして、
管理端末301は、端末306宛ての問い合わせパケッ
トを送出する。このパケットは、ノード316を経て、
ノード315の出力インターフェース613からノード
314の端末306に送出されるが、ノード315とノ
ード314間は障害のため、端末306からは応答が来
ない。そこで、管理端末301は、順方向で端末307
からの、また、逆方向で端末306からの応答が来なか
ったことにより、ノード314とノード315との間に
おける伝送路に障害があると特定する。
【0080】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、ネットワークが正常ときにはネットワーク上の管理
端末から送信された障害検知パケットを隣接する端末へ
順次転送し、それが再び管理端末へ戻ってくるまでの時
間を計測することで異常検出を行ない、異常が発生した
ときには障害位置特定のためのポーリングを行なうこと
で、正常時におけるネットワーク上での管理パケットの
トラヒックを少なくすることができる。
【0081】また、障害位置特定のためのパケットをノ
ードの中継方向として2方向に送出することで、障害位
置が中継ノードの場合と中継ノード間の場合の判別がで
き、より正確な障害位置の特定が可能である。 [変形例]以下、上記第2の実施の形態の変形例につい
て説明する。なお、本変形例に係る通信ネットワークの
構成は、図1に示す、上記実施の形態に係るネットワー
クと同じであり、また、システムにおける管理端末と端
末の構成についても、図3,図4に示す端末と同一であ
る。さらに、正常時の巡回パケットの転送経路は、図5
に示す経路と同一である。
【0082】図13は、本変形例に係る管理端末での障
害検出処理を示すフローチャート、図14は、本変形例
に係る端末における障害位置検知の処理手順を示すフロ
ーチャートである。なお、これら図13,図14におい
て、それぞれ図10,図11に示す、上記第1の実施の
形態の変形例に係る処理と同一処理には同一符号を付
し、ここでは、それらの説明を省略する。
【0083】具体的には、管理端末が障害検出処理を行
なう場合、図13のステップS1106´では、管理端
末が、応答パケットの受信ができなかった端末を調べる
ことで、ネットワーク中の障害位置の特定を行なう。ま
た、端末が障害位置の検出を行なう場合、図14のステ
ップS1205´で、応答パケットを管理端末宛てに第
1の方向である順方向で送信し、続くステップS120
6´では、応答パケットを管理端末宛てに第2の方向で
ある逆方向に送信する。
【0084】このように、本変形例においても、各端末
がタイマーにて巡回パケットの到着時間を測定し、通常
の到着間隔時間を経過しても巡回パケットを受信しない
ことにより障害を自ら検知し、障害検知後に、応答パケ
ットを管理端末宛に送信することで、管理端末では、各
端末からの応答の有無により障害箇所を特定でき、管理
端末において、障害検知時に全端末に対するアクセスが
可能かどうかの問い合わせのためのパケットを送出する
ポーリング動作が不要になる。
【0085】本発明は、複数の機器から構成されるシス
テムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用して
も良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプロ
グラムを供給することによって実施される場合にも適用
できることは言うまでもない。この場合、本発明に係る
プログラムを格納した記憶媒体が本発明を構成すること
になる。そして、該記憶媒体からそのプログラムをシス
テムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステ
ムあるいは装置が、あらかじめ定められた仕方で動作す
る。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワーク上の管理端末から複数の端末にパケットを
順次転送し、それが再び管理端末に戻ってくるか否かを
もとに障害発生の判定をすることによって、ネットワー
ク上での管理用のパケットのトラヒックを少なくでき
る。
【0087】また、他の発明によれば、障害位置特定の
ためのパケットの巡回方向を2つの異なる方向とするこ
とで、ネットワーク上での障害位置を正確に特定でき
る。
【0088】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る通信ネットワークの
構成を示す図である。
【図2】ノードの内部構成を示す図である。
【図3】管理端末の内部構成を示すブロック図である。
【図4】端末の内部構成を示すブロック図である。
【図5】管理端末からの障害検出のための巡回パケット
の転送順序を示す図である。
【図6】障害検知時に障害位置特定のために管理端末が
送信する問い合わせパケットの転送順序を示す図であ
る。
【図7】第1の実施の形態に係る管理端末における障害
位置検知処理を示すフローチャートである。
【図8】第1の実施の形態に係る端末における障害検査
用パケット受信に伴う処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図9】障害検知のための巡回パケットの構成を示す図
である。
【図10】第1の実施の形態の変形例に係る管理端末で
の障害検出処理を示すフローチャートである。
【図11】第1の実施の形態の変形例に係る端末におけ
る障害位置検知の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図12】第2の実施の形態に係る管理端末における障
害位置検知処理を示すフローチャートである。
【図13】第2の実施の形態の変形例に係る管理端末で
の障害検出処理を示すフローチャートである。
【図14】第2の実施の形態の変形例に係る端末におけ
る障害位置検知の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図15】従来の通信ネットワークの管理端末の動作手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
301 管理端末 302〜312 端末 313〜315 ノード 601〜605 入力インターフェース 606〜610 デコーダ 611 スイッチ制御部 612 マトリクススイッチ 613〜617 出力インターフェース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々に複数の端末が接続された複数の中
    継装置にてネットワークを構成し、該複数の端末の1つ
    が該ネットワークの管理端末として機能する通信ネット
    ワークにおいて、 前記管理端末より前記複数の端末に対して第1のパケッ
    トを所定順に巡回させる手段と、 前記第1のパケットが前記巡回後に前記管理端末へ戻る
    か否かを検知する検知手段と、 前記第1のパケットが戻らない場合、前記複数の端末各
    々に第2のパケットを送出する送出手段と、 前記管理端末にて、前記第2のパケットに対する前記複
    数の端末からの応答パケットを受信する手段と、 前記管理端末における前記応答パケットの受信状態をも
    とに、前記ネットワークでの障害位置を特定する手段と
    を備えることを特徴とする通信ネットワーク。
  2. 【請求項2】 各々に複数の端末が接続された複数の中
    継装置にてネットワークを構成し、該複数の端末の1つ
    が該ネットワークの管理端末として機能する通信ネット
    ワークにおいて、 前記管理端末より前記複数の端末に対して第1のパケッ
    トを所定順に巡回させる手段と、 前記第1のパケットが前記巡回後に前記管理端末へ戻る
    か否かを検知する検知手段と、 前記第1のパケットが戻らない場合、前記複数の端末各
    々に第1の方向にて第2のパケットを送出する手段と、 前記管理端末にて、前記第2のパケットに対する前記複
    数の端末からの第1の応答パケットを受信する手段と、 前記管理端末において前記応答パケットを受信できなか
    った場合、前記複数の端末各々に第2の方向にて第3の
    パケットを送出する手段と、 前記管理端末にて、前記第3のパケットに対する前記複
    数の端末からの第2の応答パケットを受信する手段と、 前記管理端末における前記第1及び第2の応答パケット
    の受信状態をもとに、前記ネットワークでの障害位置を
    特定する手段とを備え、 前記第1の方向と前記第2の方向は、前記複数の端末を
    巡回する互いに逆な方向であることを特徴とする通信ネ
    ットワーク。
  3. 【請求項3】 前記検知手段は、前記第1のパケットが
    前記管理端末に戻ってくるまでの時間を計測し、所定時
    間内に該第1のパケットが戻らない場合、前記第2のパ
    ケットが送出されることを特徴とする請求項1あるいは
    請求項2に記載の通信ネットワーク。
  4. 【請求項4】 各々に複数の端末が接続された複数の中
    継装置にてネットワークを構成し、該複数の端末の1つ
    が該ネットワークの管理端末として機能する通信ネット
    ワークにおいて、 前記管理端末より、前記複数の端末の各々に所定順にパ
    ケットを定期的に送信する手段と、 前記複数の端末の各々にて前記パケットの受信の有無を
    判断する手段と、 前記パケットの受信ができない端末より前記管理端末宛
    てに応答パケットを送出する送出手段と、 前記応答パケットをもとに前記管理端末が前記ネットワ
    ークでの障害位置を特定する手段とを備えることを特徴
    とする通信ネットワーク。
  5. 【請求項5】 前記送出手段は、前記応答パケットを互
    いに逆な第1の方向と第2の方向に送信することを特徴
    とする請求項4に記載の通信ネットワーク。
  6. 【請求項6】 前記複数の端末の各々は、前記管理端末
    からのパケットの受信時間間隔を測定し、該受信時間間
    隔が所定時間を越える場合、前記送出手段より前記応答
    パケットが送出されることを特徴とする請求項4に記載
    の通信ネットワーク。
  7. 【請求項7】 各々に複数の端末が接続された複数の中
    継装置にてネットワークを構成し、該複数の端末の1つ
    が該ネットワークの管理端末として機能する通信ネット
    ワークの障害検出方法において、 前記管理端末より前記複数の端末に対して第1のパケッ
    トを所定順に巡回させる工程と、 前記第1のパケットが前記巡回後に前記管理端末へ戻る
    か否かを検知する検知工程と、 前記第1のパケットが戻らない場合、前記複数の端末各
    々に第2のパケットを送出する送出工程と、 前記管理端末にて、前記第2のパケットに対する前記複
    数の端末からの応答パケットを受信する工程と、 前記管理端末における前記応答パケットの受信状態をも
    とに、前記ネットワークでの障害位置を特定する工程と
    を備えることを特徴とする通信ネットワークの障害検出
    方法。
  8. 【請求項8】 各々に複数の端末が接続された複数の中
    継装置にてネットワークを構成し、該複数の端末の1つ
    が該ネットワークの管理端末として機能する通信ネット
    ワークの障害検出方法において、 前記管理端末より前記複数の端末に対して第1のパケッ
    トを所定順に巡回させる工程と、 前記第1のパケットが前記巡回後に前記管理端末へ戻る
    か否かを検知する検知工程と、 前記第1のパケットが戻らない場合、前記複数の端末各
    々に第1の方向にて第2のパケットを送出する工程と、 前記管理端末にて、前記第2のパケットに対する前記複
    数の端末からの第1の応答パケットを受信する工程と、 前記管理端末において前記応答パケットを受信できなか
    った場合、前記複数の端末各々に第2の方向にて第3の
    パケットを送出する工程と、 前記管理端末にて、前記第3のパケットに対する前記複
    数の端末からの第2の応答パケットを受信する工程と、 前記管理端末における前記第1及び第2の応答パケット
    の受信状態をもとに、前記ネットワークでの障害位置を
    特定する工程とを備え、 前記第1の方向と前記第2の方向は、前記複数の端末を
    巡回する互いに逆な方向であることを特徴とする通信ネ
    ットワークの障害検出方法。
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