JPH0982818A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH0982818A
JPH0982818A JP7241198A JP24119895A JPH0982818A JP H0982818 A JPH0982818 A JP H0982818A JP 7241198 A JP7241198 A JP 7241198A JP 24119895 A JP24119895 A JP 24119895A JP H0982818 A JPH0982818 A JP H0982818A
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oxide film
semiconductor device
nitride film
forming
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JP7241198A
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Noriyuki Shimoji
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄を行った場合でも保護膜が薄くなること
がない半導体装置を提供する。 【解決手段】 不揮発性半導体装置30は、メモリ素子
形成領域10および周辺トランジスタ形成領域20を有
する。メモリ素子形成領域10には、不揮発性メモリ1
1が形成される。フローティングゲート5の上に三層絶
縁膜19が形成されており、三層絶縁膜19の上には窒
化膜15が形成されている。三層絶縁膜69の上に洗浄
液に対して耐エッチング性を有する窒化膜15を形成す
ることによって、周辺トランジスタ形成領域を洗浄した
際に、三層絶縁膜19の一番上の酸化膜15の厚みが削
られるおそれがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、第1素子形成部
と第2素子形成部を有する半導体装置に関するものであ
り、特に製造工程における相互影響を阻止できる製造方
法に関する。
【0002】
【従来技術およびその課題】従来の不揮発性メモリ51
を図8に示す。不揮発性メモリ51は、メモリ素子形成
領域10および周辺トランジスタ形成領域20を有す
る。メモリ素子形成領域10には、図8に示すようにフ
ローティングゲートタイプの不揮発性メモリが形成され
る。周辺トランジスタ形成領域20には不揮発性メモリ
素子を駆動する周辺トランジスタが形成される。このよ
うに、周辺トランジスタ形成領域20にはMOSトラン
ジスタ21が形成され、メモリ素子形成領域10にはフ
ローティングゲート型トランジスタ11が形成される。
【0003】不揮発性メモリ51の製造方法について、
図9を用いて説明する。基板2のメモリ素子形成領域1
0に、表面にゲート酸化膜68を形成し、CVD法を用
いてポリシリコン層55を堆積させる。その上に、三層
絶縁膜69を形成する(図9A)。三層絶縁膜69は、
酸化膜61、窒化膜62、酸化膜63から構成される。
つぎに、基板表面を洗浄した後、周辺トランジスタ形成
領域20上に酸化膜79を形成する(図9B)。つぎ
に、図9Cに示すように、基板全面にポリシリコン層7
7を堆積させる。その後、所定のパターニングを行い、
異方性エッチングを行うことにより、図9Dに示すよう
に、メモリ素子部および周辺トランジスタ部の電極部分
が完成する。
【0004】しかしながら、上記のような製造方法にお
いては、次のような問題点があった。図9Bに示す酸化
膜79を形成する前に、基板全面を洗浄液で洗浄するよ
うにしている。これは、基板上のゴミ等を取り除くため
である。しかしながら、この洗浄によって、三層絶縁層
69の一番上の酸化膜63がエッチングされ、厚みが薄
くなってしまう。これにより、フローティングゲート5
における電荷保持能力が低下する。また、リークが生じ
る。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決し、洗浄を
行った場合でも保護膜が薄くなることがない半導体装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の半導体装置に
おいては、 A)以下の構造の第一素子が形成される第一素子形成
部、 a1)窒化膜、 a2)前記窒化膜の上の第一素子酸化膜、 a3)前記酸化膜の上の第一素子導電体層、 B)以下の構造の第二素子が形成される第二素子形成
部、 b1)第二素子酸化膜、 b2)前記第二素子酸化膜の上の第二素子導電体層、を有
する半導体装置において、 C)前記第一素子酸化膜と前記第一素子導電体層との間
に、前記第二素子形成部を洗浄する洗浄液に対して耐エ
ッチング性を有する保護膜を有すること、を特徴とす
る。
【0007】請求項2の半導体装置においては、前記保
護膜は、前記窒化膜および前記第一素子酸化膜の容量に
殆ど変化を与えない特性を有していることを特徴とす
る。
【0008】ここで、前記窒化膜および前記第一素子酸
化膜の容量に殆ど変化を与えない特性を有していると
は、前記保護膜が導体または誘電率の高い膜のいずれの
場合も含む。
【0009】請求項3の半導体装置においては、前記保
護膜は、その上に形成する酸化膜の膜形成速度が遅い特
性を有していることを特徴とする。
【0010】請求項4の半導体装置の製造方法において
は、 A)以下の構造の第一素子が形成される第一素子形成
部、 a1)窒化膜、 a2)前記窒化膜の上の第一素子酸化膜、 a3)前記酸化膜の上の第一素子導電体層、 B)以下の構造の第二素子が形成される第二素子形成
部、 b1)第二素子酸化膜、 b2)前記第二素子酸化膜の上の第二素子導電体層、を有
する半導体装置の製造方法において、 C)前記第一素子酸化膜形成後、前記第一素子酸化膜の
上に、前記第二素子形成部を洗浄する洗浄液に対して耐
エッチング性を有する保護膜を形成し、 D)洗浄を行なった後、前記第二素子酸化膜を形成し、 E)前記第一素子導電体層および前記第二素子導電体層
を形成すること、を特徴とする。
【0011】
【作用および発明の効果】請求項1の半導体装置におい
ては、前記第一素子酸化膜と前記第一素子導電体層との
間に、前記第二素子形成部を洗浄する洗浄液に対して耐
エッチング性を有する保護膜を有する。これにより、前
記第二素子形成部を洗浄した場合に、前記第一素子酸化
膜の表面がエッチングされることがなく、電荷保持力が
低下することがない。
【0012】請求項2の半導体装置においては、前記保
護膜は、前記窒化膜および前記第一素子酸化膜の容量に
殆ど変化を与えない特性を有している。これにより、前
記窒化膜および前記第一素子酸化膜の総合絶縁膜特性を
変更することがない。
【0013】請求項3の半導体装置においては、前記保
護膜は、その上に形成する酸化膜の膜形成速度が遅い特
性を有している。したがって、前記第二素子酸化膜を形
成した場合に、殆ど酸化膜が形成されない。これによ
り、無駄な酸化膜除去処理が不要となる。
【0014】請求項4の半導体装置の製造方法において
は、前記第一素子酸化膜形成後、前記第一素子酸化膜の
上に、前記第二素子形成部を洗浄する洗浄液に対して耐
エッチング性を有する保護膜を形成し、洗浄を行なった
後、前記第二素子酸化膜を形成し、前記第一素子導電体
層および前記第二素子導電体層を形成する。したがっ
て、前記保護膜により、前記第二素子形成部を洗浄した
場合に、前記第一素子酸化膜の表面がエッチングされる
ことがなく、電荷保持力が低下することがない。
【0015】
【発明の実施の形態】図面を用いて本発明にかかる半導
体装置について、説明する。図1に、本発明の一実施態
様による不揮発性半導体装置30を示す。不揮発性半導
体装置30は、図1に示すように、メモリ素子形成領域
10および周辺トランジスタ形成領域20を有する。
【0016】メモリ素子形成領域10には、不揮発性メ
モリ11が形成される。周辺トランジスタ形成領域20
には、MOSトランジスタ21が形成される。
【0017】不揮発性メモリ11においては、フローテ
ィングゲート5の上に三層絶縁膜19が形成されてお
り、三層絶縁膜19の上にはさらに保護膜である窒化膜
15が形成されている。なお、三層絶縁膜19は、従来
と同様に酸化膜12、窒化膜13、酸化膜14から構成
されている。
【0018】周辺トランジスタ形成領域20に形成され
るMOSトランジスタ21については、従来と同様であ
る。すなわち、基板上にゲート27、ソース24、ドレ
イン23、ゲート酸化膜29が形成されている。
【0019】つぎに、不揮発性半導体装置30の製造方
法について説明する。従来と同様にして、基板2上に酸
化膜68、ポリシリコン層55、三層絶縁膜69を形成
する。この状態から、三層絶縁膜69の上に窒化膜65
を形成する。つぎに、図2Cに示すように、周辺トラン
ジスタ形成領域20上に酸化膜79を形成する。その
後、従来と同様に、ポリシリコン層を形成し(図示せ
ず)、所定のパターニングを行うことにより電極部分が
完成する。
【0020】本実施例においては、三層絶縁膜の厚みを
それぞれ100オングストローム、100オングストロ
ーム、30オングストロームとし、保護膜として形成す
る窒化膜65の厚みを10〜50オングストロームとし
た。なお、窒化膜65の厚みは、20〜40オングスト
ロームが好ましく、さらに好ましくは、30オングスト
ロームである。また、ゲート酸化膜79の厚みを200
オングストロームとした。
【0021】このように三層絶縁膜69の上に洗浄液に
対する耐エッチング性の窒化膜を形成することによって
周辺トランジスタ形成領域を洗浄を行った際に、三層絶
縁膜の一番上の酸化膜15が削られるおそれがない。
【0022】つぎに、図3を用いて、三層絶縁膜69の
上にさらに窒化膜65を形成した場合の影響について説
明する。窒化膜は酸化膜に比べて誘電率が高い。また、
窒化膜65の厚みは薄い。したがって、フローティング
ゲート5への分圧比の影響は殆どない。また、誘電率が
高く、かつ膜厚が薄いので、窒化膜の両側の電圧Vが小
さく、酸化膜と窒化膜との界面のトラップも少ない。そ
して、電圧Vが大きくなると電界に引かれて放出され
る。
【0023】このように、比誘電率の高い窒化膜を用い
ることによって、三層絶縁膜の容量にほとんど影響を与
えることなく、耐エッチング性能を向上させることがで
きる。さらに、酸化膜79を周辺トランジスタ形成領域
20に形成する際、メモリ素子形成領域の表面は、窒化
膜65が形成されているので、ほとんど酸化されること
がない。これより、別途メモリ素子形成領域10上の無
駄な酸化膜を取り除く作業が不要となる。
【0024】なお、上記実施形態では、三層絶縁膜69
の上に保護膜として窒化膜65を形成した場合について
説明したが、保護膜としては誘電率の高く、かつ周辺ト
ランジスタ形成領域20の洗浄を行う洗浄液に対して耐
エッチング性能が高い膜であればどのようなものであっ
てもよい。
【0025】図4に他の実施形態を示す。この実施形態
においては、三層絶縁膜69の上にポリシリコン層87
を形成している。ポリシリコン層87は、前記洗浄液に
対して耐エッチング性能を有し、かつ導体であるので、
窒化膜を用いた場合と比べると、前記トラップの問題が
より生じにくくなる。
【0026】なお、この場合ポリシリコン層87の表面
は、図2Cに示す酸化膜79を形成する際に、同時に酸
化される。したがって、別途メモリ素子形成領域10の
ポリシリコン層87の上の酸化膜だけを取り除く必要が
ある。なお、本実施例においては、導体としてポリシリ
コン層を用いたが、チタン又はタングステンおよびこれ
らのシリサイド等を用いてもよい。
【0027】このように、三層絶縁膜の容量にほとんど
影響を与えることなく、耐エッチング性能を有するので
あれば、どのような膜を保護膜として用いてもよい。
【0028】なお、上記実施形態においては、酸化膜の
上に窒化膜を形成する場合について説明したが、第1素
子および第2素子を有し、この第1素子の第1膜の上に
第2膜が形成され、第2素子においては前記第1膜以外
の部分に、前記第2膜が形成され、第1膜の上に第2膜
が形成される形成速度と、前記第1膜以外の部分に前記
第2膜が形成される形成速度が異なるような場合にも同
様に生ずる。
【0029】本発明は、図5に示すような不揮発性半導
体装置110にも適用することができる。不揮発性半導
体装置110は、書込み素子120、スイッチング素子
130、および消去素子140を有している。書込み素
子120は、図5に示すように、コントロールゲート1
21の一部がフローティングゲート123にのりあげて
いるスプリットゲート型の不揮発性メモリである。スイ
ッチング素子130は、図1に示すメモリ素子形成領域
10に形成される不揮発性メモリと同じく、コントロー
ルゲート131がフローティングゲート133に積み上
げられて形成されたスタックゲート型の不揮発性素子で
ある。消去素子140も、スタックゲート型の素子であ
るが、フローティングゲート143の下部には、N型拡
散領域145が形成されている。また、フローティング
ゲート143の下部のゲート酸化膜の一部は、消去効率
をあげる為に薄膜となっている。
【0030】なお、書込み素子120、スイッチング素
子130、および消去素子140のフローティングゲー
トおよびコントロールゲートは図5に示すように、各々
一体に形成されている。したがって、書込み素子120
にてフローティングゲート123に電子を注入すると、
スイッチング素子130のフローティングゲート133
の下部のチャネル領域のしきい値が低くなる。また、消
去素子140のフローティングゲート143から電子を
引く抜くことができる。
【0031】不揮発性半導体装置110は、図6に示す
ように接続されて、FPGA(fieldprogrammable gate
array)として用いられる。不揮発性半導体装置110を
複数接続した等価回路150における書込みおよび消去
処理について、図7を用いて説明する。
【0032】まず、書込み対象セル(以下選択セルとい
う)をセルC11とする場合、図7に示すような電圧を
印加する。このような電圧を印加すると、選択セルC1
1の書込み素子120においては、以下の様な状態とな
る。フローティングゲート123には、ワードラインW
L1に印加されている電圧のうち分圧比に応じた電圧が
印加される。これにより、ソースドレイン間がオン状態
となる。ビットラインBL1には、7ボルト以上印加さ
れているので、ソースドレイン間に電流が流れ、ホット
エレクトロンが発生し、フローティングゲート123に
電子が注入される。なお、その際、ラインBERに3.
5ボルトが印加されている為、この分だけ選択セルC1
1のフローティングゲート123の電位が上昇し、より
効率的に電子を注入することができる。
【0033】非選択セルC12については、ワードライ
ンWL1に電圧が印加されているので、ソースドレイン
間はオン状態となるが、ビットラインBL2が、0ボル
トであるので、電子が注入されることはない。
【0034】また、非選択セルC13については、ビッ
トラインBL1には、7ボルト以上印加されており、ラ
インBERに3.5ボルトが印加されている。したがっ
て、その分だけ、フローティングゲートの電位が上がっ
ているので、ドレインから電子が引抜かれることはな
い。
【0035】また、非選択セルC14については、ソー
スドレイン間がオフで、また、ドレインにも0ボルトが
印加されているだけなので、誤書き込み、誤消去は発生
しない。
【0036】このようにして、選択セルC11のみに確
実に書込みすることができる。これにより、選択セルC
11のスイッチング素子130のしきい値が低下し、ス
イッチング素子130のオンオフ状態を切替えることが
できる。このようにスイッチング素子のオンオフ状態を
切替えることにより、FPGAにおける論理回路を変更
することができる。
【0037】つぎに消去について説明する。等価回路1
50においては、消去は一括消去を行なう。すなわち、
ラインBERに16〜17ボルトを印加し、他は0ボル
トを印加することにより、消去セル140の拡散領域1
45(図5参照)から電子を引抜くことができる。
【0038】このように、不揮発性半導体装置110に
おいては、書込み素子120、スイッチング素子13
0、および消去素子140を有し、かつ各々フローティ
ングゲート、コントロールゲートを一体に形成してい
る。したがって、書込み動作において、消去素子140
の拡散領域145に所定の電圧(3.5ボルト)を印加
することにより、書込み素子120のフローティングゲ
ート123の電位を上げることができる。したがって、
選択セルにおいては、コントロールゲート121に印加
する電圧をその分だけ低くしても、書込み効率が低くな
ることがない。このように、コントロールゲート121
に印加する電圧をその分だけ低くできれば、非選択セル
において、誤消去の問題も回避できる。さらに、非選択
セルについても、消去素子の拡散領域に印加されている
3.5ボルトによって、フローティングゲートの電位が
上がるので、誤消去の問題を回避できる。
【0039】本発明を不揮発性半導体装置110に適用
することより、前記実施形態と同様に、フローティング
ゲートにおける電子保持能力の低下を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる不揮発性半導体装置30の要部
断面図を示す図である。
【図2】不揮発性半導体装置30の製造方法を説明する
図である。
【図3】三層絶縁膜の上に形成した窒化膜における影響
を説明する為のバンドギャップ図である。
【図4】他の実施形態を示す図である。
【図5】不揮発性半導体装置110の概略斜視図であ
る。
【図6】不揮発性半導体装置110を複数接続した等価
回路150である。
【図7】等価回路150の書込み、消去において印加す
る電圧の一例を示す図である。
【図8】従来の不揮発性メモリ51を示す断面図であ
る。
【図9】従来の不揮発性メモリ51の製造方法を示す図
である。
【符号の説明】
2・・・・・・・基板 10・・・・・・メモリ素子形成領域 15・・・・・・窒化膜(保護膜) 19・・・・・・三層絶縁膜 20・・・・・・周辺トランジスタ形成領域 55・・・・・・ポリシリコン層 65・・・・・・窒化膜 68・・・・・・酸化膜 69・・・・・・三層絶縁層 79・・・・・・酸化膜 87・・・・・・ポリシリコン層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A)以下の構造の第一素子が形成される第
    一素子形成部、 a1)窒化膜、 a2)前記窒化膜の上の第一素子酸化膜、 a3)前記酸化膜の上の第一素子導電体層、 B)以下の構造の第二素子が形成される第二素子形成
    部、 b1)第二素子酸化膜、 b2)前記第二素子酸化膜の上の第二素子導電体層、 を有する半導体装置において、 C)前記第一素子酸化膜と前記第一素子導電体層との間
    に、前記第二素子形成部を洗浄する洗浄液に対して耐エ
    ッチング性を有する保護膜を有すること、 を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】請求項1の半導体装置において、 前記保護膜は、前記窒化膜および前記第一素子酸化膜の
    容量に殆ど変化を与えない特性を有していること、を特
    徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】請求項1の半導体装置において、 前記保護膜は、その上に形成する酸化膜の膜形成速度が
    遅い特性を有していること、 を特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】A)以下の構造の第一素子が形成される第
    一素子形成部、 a1)窒化膜、 a2)前記窒化膜の上の第一素子酸化膜、 a3)前記酸化膜の上の第一素子導電体層、 B)以下の構造の第二素子が形成される第二素子形成
    部、 b1)第二素子酸化膜、 b2)前記第二素子酸化膜の上の第二素子導電体層、 を有する半導体装置の製造方法において、 C)前記第一素子酸化膜形成後、前記第一素子酸化膜の
    上に、前記第二素子形成部を洗浄する洗浄液に対して耐
    エッチング性を有する保護膜を形成し、 D)洗浄を行なった後、前記第二素子酸化膜を形成し、 E)前記第一素子導電体層および前記第二素子導電体層
    を形成すること、 を特徴とする半導体装置の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014183229A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Rohm Co Ltd 半導体装置および半導体装置の製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014183229A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Rohm Co Ltd 半導体装置および半導体装置の製造方法

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