JPH09826A - 回転濾過装置及び濾過方法 - Google Patents
回転濾過装置及び濾過方法Info
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- JPH09826A JPH09826A JP8155077A JP15507796A JPH09826A JP H09826 A JPH09826 A JP H09826A JP 8155077 A JP8155077 A JP 8155077A JP 15507796 A JP15507796 A JP 15507796A JP H09826 A JPH09826 A JP H09826A
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- filter housing
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D33/00—Filters with filtering elements which move during the filtering operation
- B01D33/06—Filters with filtering elements which move during the filtering operation with rotary cylindrical filtering surfaces, e.g. hollow drums
- B01D33/073—Filters with filtering elements which move during the filtering operation with rotary cylindrical filtering surfaces, e.g. hollow drums arranged for inward flow filtration
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- B01D—SEPARATION
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- B01D—SEPARATION
- B01D33/00—Filters with filtering elements which move during the filtering operation
- B01D33/44—Regenerating the filter material in the filter
- B01D33/52—Regenerating the filter material in the filter by forces created by movement of the filter element
- B01D33/56—Regenerating the filter material in the filter by forces created by movement of the filter element involving centrifugal force
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B01D—SEPARATION
- B01D33/00—Filters with filtering elements which move during the filtering operation
- B01D33/70—Filters with filtering elements which move during the filtering operation having feed or discharge devices
- B01D33/72—Filters with filtering elements which move during the filtering operation having feed or discharge devices for feeding
- B01D33/727—Filters with filtering elements which move during the filtering operation having feed or discharge devices for feeding provoking a tangential stream
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B01D—SEPARATION
- B01D2201/00—Details relating to filtering apparatus
- B01D2201/28—Position of the filtering element
- B01D2201/287—Filtering elements with a vertical or inclined rotation or symmetry axis
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィルタエレメントの洗浄及び交換の不要な
濾過装置を提供する。 【解決手段】 フィルタエレメント６は円筒型のフィル
タハウジング１０内で回転する。流体は、流入口１２か
ら導入され、フィルタハウジング１０とフィルタエレメ
ント６との間の領域において、フィルタエレメント６の
周囲を環状のパスに沿って流れることができる。濾過に
よって除去する粒子は、濾材から跳ね返る。一方、流体
はフィルタエレメント６を通過し、流出口１３を通って
濾過装置から排出される。
濾過装置を提供する。 【解決手段】 フィルタエレメント６は円筒型のフィル
タハウジング１０内で回転する。流体は、流入口１２か
ら導入され、フィルタハウジング１０とフィルタエレメ
ント６との間の領域において、フィルタエレメント６の
周囲を環状のパスに沿って流れることができる。濾過に
よって除去する粒子は、濾材から跳ね返る。一方、流体
はフィルタエレメント６を通過し、流出口１３を通って
濾過装置から排出される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体中の粒子を除
去する濾過装置に関する。ほぼ円筒型の形状を有するフ
ィルタエレメントは、フィルタハウジング内に回転自在
に取り付けられ、流体がその外側から内部へと通過して
流れる構造を有する。
去する濾過装置に関する。ほぼ円筒型の形状を有するフ
ィルタエレメントは、フィルタハウジング内に回転自在
に取り付けられ、流体がその外側から内部へと通過して
流れる構造を有する。
【０００２】
【従来の技術】一般的に、粒子状の汚染物質を含む流体
を濾過媒体（濾材）の孔から吸い上げる濾過装置が知ら
れている。流体中の汚染粒子だけが濾材内に留まり、流
体は濾材を通過する。
を濾過媒体（濾材）の孔から吸い上げる濾過装置が知ら
れている。流体中の汚染粒子だけが濾材内に留まり、流
体は濾材を通過する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】孔を有するこのような
濾材は、ある流れ抵抗（flow resistance)を有するが、
この流れ抵抗は濾材の汚れがひどくなるにつれて次第に
大きくなる。やがて、この流れ抵抗は、濾材を洗浄しな
ければならない程度にまで高くなるが、濾材の洗浄には
手作業による相当の労力及びかなりのコストを要する。
濾材は、ある流れ抵抗（flow resistance)を有するが、
この流れ抵抗は濾材の汚れがひどくなるにつれて次第に
大きくなる。やがて、この流れ抵抗は、濾材を洗浄しな
ければならない程度にまで高くなるが、濾材の洗浄には
手作業による相当の労力及びかなりのコストを要する。
【０００４】本発明の目的は、本質的に自己洗浄作用の
ある濾過装置を供給することである。
ある濾過装置を供給することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、以下のような特徴を有する濾過装置によって達成
される。すなわち、フィルタエレメントは、フィルタエ
レメント近傍を流れる流体の流れに入ったほぼすべての
汚染粒子がフィルタエレメントの構造による作用を受け
てフィルタエレメントの外側方向にはじきとばされるほ
どの高速度で回転させることができること、流体はフィ
ルタエレメントに実質的に接するように流れること、及
び流体の流れの円周方向はフィルタエレメントの回転方
向に一致することを特徴とする。
的は、以下のような特徴を有する濾過装置によって達成
される。すなわち、フィルタエレメントは、フィルタエ
レメント近傍を流れる流体の流れに入ったほぼすべての
汚染粒子がフィルタエレメントの構造による作用を受け
てフィルタエレメントの外側方向にはじきとばされるほ
どの高速度で回転させることができること、流体はフィ
ルタエレメントに実質的に接するように流れること、及
び流体の流れの円周方向はフィルタエレメントの回転方
向に一致することを特徴とする。
【０００６】流体の流れを考慮して、濾過装置は以下の
ように設計されている。すなわち、濾過装置内におい
て、流体はフィルタエレメントに接した環状のパスに沿
って流れる。このとき、流体はフィルタエレメントを通
過することができるが、流体中に含まれる汚染粒子は、
相当の高速度で回転しているフィルタエレメントによっ
てこれから遠ざかる方向にはじきとばされる。
ように設計されている。すなわち、濾過装置内におい
て、流体はフィルタエレメントに接した環状のパスに沿
って流れる。このとき、流体はフィルタエレメントを通
過することができるが、流体中に含まれる汚染粒子は、
相当の高速度で回転しているフィルタエレメントによっ
てこれから遠ざかる方向にはじきとばされる。
【０００７】流体の流れ方向が、フィルタエレメントの
回転方向と一致した場合に、特に良好な濾過作用が得ら
れる。
回転方向と一致した場合に、特に良好な濾過作用が得ら
れる。
【０００８】本発明による濾過装置の効果は、流体の濾
過によって除去される汚染粒子がフィルタエレメントの
孔に詰まったり、あるいはこれらの粒子がフィルタエレ
メント上に定着したりすることがないために、フィルタ
エレメントが汚染されないことである。このため、フィ
ルタエレメントを交換したり洗浄したりする必要がな
い。除去された汚染粒子は、フィルタハウジングの下方
に沈み、そこに沈殿する。フィルタハウジングの下部に
は排出用ロックが設けられ、沈殿した粒子はここから取
り除くことができる。
過によって除去される汚染粒子がフィルタエレメントの
孔に詰まったり、あるいはこれらの粒子がフィルタエレ
メント上に定着したりすることがないために、フィルタ
エレメントが汚染されないことである。このため、フィ
ルタエレメントを交換したり洗浄したりする必要がな
い。除去された汚染粒子は、フィルタハウジングの下方
に沈み、そこに沈殿する。フィルタハウジングの下部に
は排出用ロックが設けられ、沈殿した粒子はここから取
り除くことができる。
【０００９】本発明をさらに発展させた効果について
は、従属項に記載されている。
は、従属項に記載されている。
【００１０】
【発明の実施の形態】まず、図１及び図２を参照しなが
ら本発明を説明する。濾過装置はフィルタハウジング１
０を備え、この内部にフィルタエレメント６が回転自在
に取り付けられている。フィルタハウジンング１０はほ
ぼ円筒型の形状を有し、その下端部はじょうご型に形成
されている。フィルタハウジングの下部領域に、濾過対
象である流体を入れるための流入口１２が設けられてい
る。フィルタハウジング１０と流入口１２は、流入口１
２から導入された流体が、フィルタハウジングの長さ方
向の軸にほぼ直角に、円筒型のフィルタハウジング１０
の壁に接するように濾過装置に流れ込むように設計され
ている。濾過済みの流体を排出する流出口１３がフィル
タハウジング１０の上部に形成されている。
ら本発明を説明する。濾過装置はフィルタハウジング１
０を備え、この内部にフィルタエレメント６が回転自在
に取り付けられている。フィルタハウジンング１０はほ
ぼ円筒型の形状を有し、その下端部はじょうご型に形成
されている。フィルタハウジングの下部領域に、濾過対
象である流体を入れるための流入口１２が設けられてい
る。フィルタハウジング１０と流入口１２は、流入口１
２から導入された流体が、フィルタハウジングの長さ方
向の軸にほぼ直角に、円筒型のフィルタハウジング１０
の壁に接するように濾過装置に流れ込むように設計され
ている。濾過済みの流体を排出する流出口１３がフィル
タハウジング１０の上部に形成されている。
【００１１】フィルタエレメント６も同様に、ほぼ円筒
型の外輪郭を有している。フィルタエレメント６は、フ
ィルタハウジング１０の内壁とフィルタエレメント６の
外輪郭との間に空間が維持されるように、フィルタハウ
ジング１０内に取り付けられている。
型の外輪郭を有している。フィルタエレメント６は、フ
ィルタハウジング１０の内壁とフィルタエレメント６の
外輪郭との間に空間が維持されるように、フィルタハウ
ジング１０内に取り付けられている。
【００１２】この空間領域において、流入口１２からフ
ィルタハウジング１０の壁に接するように導入された流
体は、この流体がフィルタエレメント６を通過して流出
口１３から濾過装置の外に排出されるまでの間、フィル
タエレメント６の周囲を循環して流れる。このように、
流体の流れはフィルタエレメント６の周囲に形成され
る。流れの回転方向は、回転フィルタエレメント６の回
転方向に一致する。
ィルタハウジング１０の壁に接するように導入された流
体は、この流体がフィルタエレメント６を通過して流出
口１３から濾過装置の外に排出されるまでの間、フィル
タエレメント６の周囲を循環して流れる。このように、
流体の流れはフィルタエレメント６の周囲に形成され
る。流れの回転方向は、回転フィルタエレメント６の回
転方向に一致する。
【００１３】本発明による濾過装置の作用について、図
３を参照しながら説明する。回転フィルタエレメントの
周囲の領域を循環する流体は、その環状のパス上におい
て、フィルタエレメントよりもはるかに遅い円周速度を
有している。流体中に運ばれる粒子には流体の環状運動
による遠心力がはたらき、この結果、粒子はフィルタエ
レメントから遠ざかる方向に運ばれる。
３を参照しながら説明する。回転フィルタエレメントの
周囲の領域を循環する流体は、その環状のパス上におい
て、フィルタエレメントよりもはるかに遅い円周速度を
有している。流体中に運ばれる粒子には流体の環状運動
による遠心力がはたらき、この結果、粒子はフィルタエ
レメントから遠ざかる方向に運ばれる。
【００１４】ところが、この流体がフィルタエレメント
を通過して濾過された状態で流出口１３から濾過装置を
出る時に、除去すべき粒子は、前記遠心力に抗して、フ
ィルタエレメントに近づく方向に運ばれる。そして粒子
は、十分な高速で回転しているフィルタエレメントに突
き当たり、そこから跳ね返り、その結果、フィルタエレ
メント６とハウジング１０との間の領域にある環状のパ
スに留まる。このプロセスが何度も繰り返され、ついに
は、循環している粒子は、重力の作用によって下方に沈
み、フィルタハウジングの下部に沈殿する。フィルタエ
レメントに突き当たった粒子は、フィルタエレメントの
高速回転のために、あるいは、遠心力を受けて濾材の孔
に留まるための十分なエネルギーを持たないために、フ
ィルタエレメントの孔に入ることなくフィルタエレメン
トの外にはじきとばされる。このため、フィルタエレメ
ントが汚染されることはない。
を通過して濾過された状態で流出口１３から濾過装置を
出る時に、除去すべき粒子は、前記遠心力に抗して、フ
ィルタエレメントに近づく方向に運ばれる。そして粒子
は、十分な高速で回転しているフィルタエレメントに突
き当たり、そこから跳ね返り、その結果、フィルタエレ
メント６とハウジング１０との間の領域にある環状のパ
スに留まる。このプロセスが何度も繰り返され、ついに
は、循環している粒子は、重力の作用によって下方に沈
み、フィルタハウジングの下部に沈殿する。フィルタエ
レメントに突き当たった粒子は、フィルタエレメントの
高速回転のために、あるいは、遠心力を受けて濾材の孔
に留まるための十分なエネルギーを持たないために、フ
ィルタエレメントの孔に入ることなくフィルタエレメン
トの外にはじきとばされる。このため、フィルタエレメ
ントが汚染されることはない。
【００１５】流体の流れにおける乱れが最小である場合
に、フィルタエレメント６とフィルタハウジング１０と
の間の領域において最適な流れ状態が発生する。フィル
タハウジング１０の壁に沿って、層流の層が存在する。
好ましくは、粒子はこの層において下方に沈む。汚染粒
子は、遠心力を受けることにより、また一方ではフィル
タエレメントから跳ね返ることによってこの層に入る。
に、フィルタエレメント６とフィルタハウジング１０と
の間の領域において最適な流れ状態が発生する。フィル
タハウジング１０の壁に沿って、層流の層が存在する。
好ましくは、粒子はこの層において下方に沈む。汚染粒
子は、遠心力を受けることにより、また一方ではフィル
タエレメントから跳ね返ることによってこの層に入る。
【００１６】流体の流入口１２がフィルタハウジング１
０の底部に設けられ、流出口１３がフィルタハウジング
１０の上部に設けられていることにより、特に均等な流
れの分配が実現する。すなわち、このような構造によ
り、上方に向かう流体の環状の流れがフィルタハウジン
グとフィルタエレメントの間の領域において形成され、
粒子を含む流体がフィルタエレメントの表面全体におい
て極めて均等に分配される。
０の底部に設けられ、流出口１３がフィルタハウジング
１０の上部に設けられていることにより、特に均等な流
れの分配が実現する。すなわち、このような構造によ
り、上方に向かう流体の環状の流れがフィルタハウジン
グとフィルタエレメントの間の領域において形成され、
粒子を含む流体がフィルタエレメントの表面全体におい
て極めて均等に分配される。
【００１７】円筒型の長さ方向に延びた構造を有するも
のであれば、ほぼすべての標準的な濾過材料を濾材とし
て用いることができる。また、滑らかなフィルタクロス
を用いることもできるが、これについては後で詳細に説
明する。
のであれば、ほぼすべての標準的な濾過材料を濾材とし
て用いることができる。また、滑らかなフィルタクロス
を用いることもできるが、これについては後で詳細に説
明する。
【００１８】本発明による濾過装置に適するフィルタエ
レメント６は、本質的に以下の構造を有することができ
る。円盤型の上部材と円盤型の下部材との間に、管状の
フィルタエレメントを取り付ける。上部材の中央には開
口部があり、ここから濾過された流体を排出させること
ができる。上部材と下部材の少なくともいずれかが、フ
ィルタハウジング内に回転自在に取り付けられている。
レメント６は、本質的に以下の構造を有することができ
る。円盤型の上部材と円盤型の下部材との間に、管状の
フィルタエレメントを取り付ける。上部材の中央には開
口部があり、ここから濾過された流体を排出させること
ができる。上部材と下部材の少なくともいずれかが、フ
ィルタハウジング内に回転自在に取り付けられている。
【００１９】図１の実施形態によれば、フィルタエレメ
ントは多孔性のシートからできている。この多孔性シー
トの網目が、フィルタエレメントの回転軸に対して縦横
の方向に配列している。円筒の長さ方向に延びる多孔性
シートの網目（web ）が濾過作用に不可欠なものであ
る。
ントは多孔性のシートからできている。この多孔性シー
トの網目が、フィルタエレメントの回転軸に対して縦横
の方向に配列している。円筒の長さ方向に延びる多孔性
シートの網目（web ）が濾過作用に不可欠なものであ
る。
【００２０】別の構成においては、フィルタエレメント
は、周面に沿って均等に配設された、長さ方向に延びる
複数の板状部材で構成されている。板状部材どうしの間
隔は例えば１ミリメートルで、板状部材の厚さは例えば
４ミリメートルである。フィルタエレメント全体は、例
えば直径が６センチメートルから８センチメートルで、
高さが２０センチメートルである。板状部材、または多
孔性シートをフィルタクロスで覆うことができる。こう
して、完成したものを「濾材」と称することができる。
は、周面に沿って均等に配設された、長さ方向に延びる
複数の板状部材で構成されている。板状部材どうしの間
隔は例えば１ミリメートルで、板状部材の厚さは例えば
４ミリメートルである。フィルタエレメント全体は、例
えば直径が６センチメートルから８センチメートルで、
高さが２０センチメートルである。板状部材、または多
孔性シートをフィルタクロスで覆うことができる。こう
して、完成したものを「濾材」と称することができる。
【００２１】フィルタエレメントの第３の構成において
は、上部材と下部材との間にフィルタクロスが取り付け
られている。このフィルタクロスは、円筒形の長さ方向
においては太い糸で、円周方向に沿っては細い糸で織ら
れた布地から作られているのが特に適当である。多孔性
シートや板状部材をフィルタクロスで覆ったフィルタエ
レメントと比較した場合、この第３の構成では、フィル
タエレメントをより低速で回転させても同様の濾過作用
が得られる。このような効果は、濾過作用に不可欠な縦
方向の要素をより高い密度で配列したことによって得ら
れるものである。それでも、当然ながら、このフィルタ
クロスは濾過されるべき流体が通過するための十分に大
きい通路を有していなければならない。フィルタエレメ
ントの回転速度がより低いために、ベアリングの負荷が
小さくなるとともに、回転によるフィルタエレメントの
バランスの崩れによって生じ得る振動が小さくなる。
は、上部材と下部材との間にフィルタクロスが取り付け
られている。このフィルタクロスは、円筒形の長さ方向
においては太い糸で、円周方向に沿っては細い糸で織ら
れた布地から作られているのが特に適当である。多孔性
シートや板状部材をフィルタクロスで覆ったフィルタエ
レメントと比較した場合、この第３の構成では、フィル
タエレメントをより低速で回転させても同様の濾過作用
が得られる。このような効果は、濾過作用に不可欠な縦
方向の要素をより高い密度で配列したことによって得ら
れるものである。それでも、当然ながら、このフィルタ
クロスは濾過されるべき流体が通過するための十分に大
きい通路を有していなければならない。フィルタエレメ
ントの回転速度がより低いために、ベアリングの負荷が
小さくなるとともに、回転によるフィルタエレメントの
バランスの崩れによって生じ得る振動が小さくなる。
【００２２】別の構成では、フィルタエレメントは中空
のセラミック体を有し、この中空セラミック体は、流出
口の方向に延びる複数の孔をその外側から内側に向かっ
て有する。このような構成は、液体の濾過に特に適して
いる。
のセラミック体を有し、この中空セラミック体は、流出
口の方向に延びる複数の孔をその外側から内側に向かっ
て有する。このような構成は、液体の濾過に特に適して
いる。
【００２３】図４（ａ）は、本発明による濾過装置の別
の実施形態の断面図である。フィルタハウジング１０
は、本質的に回転円筒（cylinder of revolution）の形
状に設計されている。フィルタハウジング１０はその上
端部を、カバー１によって閉じられている。カバー１
は、クリップ２によってフィルタハウジングに固定され
ている。カバー１の中央部にボールベアリング３が取り
付けられ、ここにフィルタエレメント６の上部材５が取
り付けられている。上部材５のベアリングシャフトは中
空で、カバーに設けられた対応する開口部を通ってこの
ベアリングシャフトがカバーを貫通している。上部材５
のこの中空のベアリングシャフトが、流出口１３を形成
し、ここから濾過された流体を排出することができる。
の実施形態の断面図である。フィルタハウジング１０
は、本質的に回転円筒（cylinder of revolution）の形
状に設計されている。フィルタハウジング１０はその上
端部を、カバー１によって閉じられている。カバー１
は、クリップ２によってフィルタハウジングに固定され
ている。カバー１の中央部にボールベアリング３が取り
付けられ、ここにフィルタエレメント６の上部材５が取
り付けられている。上部材５のベアリングシャフトは中
空で、カバーに設けられた対応する開口部を通ってこの
ベアリングシャフトがカバーを貫通している。上部材５
のこの中空のベアリングシャフトが、流出口１３を形成
し、ここから濾過された流体を排出することができる。
【００２４】回転シール４は、ボールベアリング３近傍
において、フィルタエレメント６のベアリングシャフト
に対してカバー１をシールする。
において、フィルタエレメント６のベアリングシャフト
に対してカバー１をシールする。
【００２５】フィルタハウジング１０の下端部はじょう
ご型に先細になっており、先端部は排出用ロック１１を
有する接続部（connecting piece）になっている。この
排出用ロック１１を開けることにより、フィルタハウジ
ングの下部に集積された汚染物を取り除くことができ
る。フィルタハウジング１０のじょうご型先細部の上方
に、ベアリングブロック９が設けられている。ベアリン
グブロック９は、フィルタハウジング１０の中心に位置
するボールベアリング８を支持している。ベアリングブ
ロック９は、フィルタハウジング１０の壁に向かって放
射状に延びる４つの放射状の支柱を有する（図４（ｂ）
の断面図を参照）。そして、これらの支柱によって、ベ
アリングブロック９はフィルタハウジング１０に結合さ
れている。フィルタハウジングの下部領域において、ベ
アリングブロック９の支柱より上方に、濾過する流体を
入れる流入口１２が設けられている。
ご型に先細になっており、先端部は排出用ロック１１を
有する接続部（connecting piece）になっている。この
排出用ロック１１を開けることにより、フィルタハウジ
ングの下部に集積された汚染物を取り除くことができ
る。フィルタハウジング１０のじょうご型先細部の上方
に、ベアリングブロック９が設けられている。ベアリン
グブロック９は、フィルタハウジング１０の中心に位置
するボールベアリング８を支持している。ベアリングブ
ロック９は、フィルタハウジング１０の壁に向かって放
射状に延びる４つの放射状の支柱を有する（図４（ｂ）
の断面図を参照）。そして、これらの支柱によって、ベ
アリングブロック９はフィルタハウジング１０に結合さ
れている。フィルタハウジングの下部領域において、ベ
アリングブロック９の支柱より上方に、濾過する流体を
入れる流入口１２が設けられている。
【００２６】例えばフィルタクロスなどからなる濾材
は、上部材５と下部材７との間に置かれる。下部材７の
下側には、放射方向に向けられた複数の薄片７ａが取り
付けられており、その下端部は流入口１２の高さとほぼ
一致する。上部材５、濾材、及び下部材７によってロー
タが形成され、ベアリングシャフトによってこれを外部
から駆動することができる。下部材７に取り付けられ、
送風機またはファンのように機能するこれらの薄片７ａ
によって、流入口１２から流れ込んだ流体は、回転する
濾材と、フィルタハウジング１０の壁との間の空間領域
において、環状のパスに沿って流れる。
は、上部材５と下部材７との間に置かれる。下部材７の
下側には、放射方向に向けられた複数の薄片７ａが取り
付けられており、その下端部は流入口１２の高さとほぼ
一致する。上部材５、濾材、及び下部材７によってロー
タが形成され、ベアリングシャフトによってこれを外部
から駆動することができる。下部材７に取り付けられ、
送風機またはファンのように機能するこれらの薄片７ａ
によって、流入口１２から流れ込んだ流体は、回転する
濾材と、フィルタハウジング１０の壁との間の空間領域
において、環状のパスに沿って流れる。
【００２７】図４（ｂ）は、図４（ａ）の濾過装置の断
面図である。この図より、フィルタハウジング１０の内
部の、フィルタエレメント６の中心部を見ることができ
る。さらに、ベアリングブロック９の支柱、及び流入口
１２の構造を見ることもできる。
面図である。この図より、フィルタハウジング１０の内
部の、フィルタエレメント６の中心部を見ることができ
る。さらに、ベアリングブロック９の支柱、及び流入口
１２の構造を見ることもできる。
【００２８】図４（ｃ）は、ベアリングブロック９の支
柱の断面図である。支柱は、細長い楕円形の断面を有し
ている。フィルタエレメント６とフィルタハウジング１
０の壁との間の空間領域を降下する粒子は、支柱上に堆
積することなく、支柱と支柱の間から落ちてフィルタハ
ウジング１０のじょうご型先細部に沈殿する。
柱の断面図である。支柱は、細長い楕円形の断面を有し
ている。フィルタエレメント６とフィルタハウジング１
０の壁との間の空間領域を降下する粒子は、支柱上に堆
積することなく、支柱と支柱の間から落ちてフィルタハ
ウジング１０のじょうご型先細部に沈殿する。
【００２９】図５は、本発明のよる濾過装置の構成を示
した図である。図においては、共通のフィルタハウジン
グ１０内に、３つのフィルタエレメント６が並列されて
いる。
した図である。図においては、共通のフィルタハウジン
グ１０内に、３つのフィルタエレメント６が並列されて
いる。
【００３０】フィルタハウジング１０の底部において横
方向に、分配パイプ１５が配置され、この分配パイプに
よって、濾過対象である流体が、３つのフィルタエレメ
ント６のそれぞれに関する３つの流入口に分配される。
フィルタハウジング１０の上部には、共通の流出口１
３’が設けられている。さらに、フィルタハウジング１
０の上部には駆動装置１４が取り付けられる。駆動装置
１４は、駆動ベルトまたはその他の適当な駆動手段によ
って、３つのフィルタエレメントを回転させることがで
きる。フィルタハウジング１０は、２つのチャンバに分
かれており、その内の一つの下側チャンバに回転するフ
ィルタエレメント群６が収容されている。３つのフィル
タエレメントから排出された流体は、共通の流出口１
３’を備えた上側の第２チャンバに送られる。
方向に、分配パイプ１５が配置され、この分配パイプに
よって、濾過対象である流体が、３つのフィルタエレメ
ント６のそれぞれに関する３つの流入口に分配される。
フィルタハウジング１０の上部には、共通の流出口１
３’が設けられている。さらに、フィルタハウジング１
０の上部には駆動装置１４が取り付けられる。駆動装置
１４は、駆動ベルトまたはその他の適当な駆動手段によ
って、３つのフィルタエレメントを回転させることがで
きる。フィルタハウジング１０は、２つのチャンバに分
かれており、その内の一つの下側チャンバに回転するフ
ィルタエレメント群６が収容されている。３つのフィル
タエレメントから排出された流体は、共通の流出口１
３’を備えた上側の第２チャンバに送られる。
【００３１】
【発明の効果】本発明の濾過装置によれば、濾過によっ
て除去すべき汚染粒子がフィルタエレメントの孔に詰ま
ったり、あるいはフィルタエレメント上に定着したりす
ることがないために、フィルタエレメントが汚染される
ことがない。このため、フィルタエレメントを交換した
り洗浄したりする必要がない。濾過によって除去される
汚染粒子は、フィルタハウジングの下方に沈み、そこに
沈殿する。フィルタハウジングの下部には排出用ロック
が設けられ、沈殿した粒子をここから取り除くことがで
きる。
て除去すべき汚染粒子がフィルタエレメントの孔に詰ま
ったり、あるいはフィルタエレメント上に定着したりす
ることがないために、フィルタエレメントが汚染される
ことがない。このため、フィルタエレメントを交換した
り洗浄したりする必要がない。濾過によって除去される
汚染粒子は、フィルタハウジングの下方に沈み、そこに
沈殿する。フィルタハウジングの下部には排出用ロック
が設けられ、沈殿した粒子をここから取り除くことがで
きる。
【図１】 本発明による濾過装置の１実施形態を示した
図である。
図である。
【図２】 本発明による濾過装置の断面図である。
【図３】 本発明による濾過原理を説明するための図で
ある。
ある。
【図４】 本発明による濾過装置の別の実施形態を示し
た図である。
た図である。
【図５】 本発明による濾過装置の別の実施形態を示し
た図である。
た図である。
１ カバー、２ クリップ、３ ボールベアリング、４
回転シール、５ 上部材、６ フィルタエレメント、
７ 下部材、８ ボールベアリング、９ ベアリングブ
ロック、１０ フィルタハウジング、１１ 排出用ロッ
ク、１２ 流入口、１３ 流出口。
回転シール、５ 上部材、６ フィルタエレメント、
７ 下部材、８ ボールベアリング、９ ベアリングブ
ロック、１０ フィルタハウジング、１１ 排出用ロッ
ク、１２ 流入口、１３ 流出口。
Claims (13)
- 【請求項１】 流体中の粒子を除去する濾過装置であっ
て、 フィルタハウジングと、 前記フィルタハウジング内に回転自在に配置され、ほぼ
円筒形で、前記流体が外から中へ流れ込む構造を有する
フィルタエレメントと、を備え、 前記フィルタエレメント（６）は、流体の流れ方向に沿
ってフィルタエレメント（６）近傍の領域に入った粒子
がすべて前記フィルタエレメント（６）の構造の影響を
受けて外方向にはじきとばされるような高速度で回転さ
せることができ、流体の流れはフィルタエレメント
（６）に実質的に接するように導かれ、この流体の流れ
の円周方向はフィルタエレメント（６）の回転方向に一
致することを特徴とする濾過装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の濾過装置において、フ
ィルタエレメント（６）は円筒であることを特徴とする
濾過装置。 - 【請求項３】 請求項１または２のいずれかに記載の濾
過装置において、フィルタエレメント（６）は円筒型の
ケージ（網目状部材）を有することを特徴とする濾過装
置。 - 【請求項４】 前記請求項のいずれかに記載の濾過装置
において、フィルタエレメント（６）の構造は、その長
さ方向の軸に対してほぼ平行に延びる複数の板状部材に
よって形成されることを特徴とする濾過装置。 - 【請求項５】 前記請求項のいずれかに記載の濾過装置
において、フィルタエレメント（６）の構造は、格子状
であることを特徴とする濾過装置。 - 【請求項６】 前記請求項のいずれかに記載の濾過装置
において、フィルタエレメント（６）の構造はフィルタ
クロスを有することを特徴とする濾過装置。 - 【請求項７】 前記請求項のいずれかに記載の濾過装置
において、フィルタエレメント（６）の構造は、多孔性
セラミック材からなる層を有することを特徴とする濾過
装置。 - 【請求項８】 請求項１または２のいずれかに記載の濾
過装置において、フィルタエレメント（６）は、動作速
度において、そのほぼ円筒形の濾過構成の遠心力を受け
る、ほぼ管状の可撓性フィルタクロスからなることを特
徴とする濾過装置。 - 【請求項９】 前記請求項のいずれかに記載の濾過装置
において、フィルタハウジング（１０）は、ほぼ円形の
断面を有し、流体がフィルタハウジング（１０）に実質
的に接しながら流れ込むように配置された流体の流入口
（１２）を有することを特徴とする濾過装置。 - 【請求項１０】 前記請求項のいずれかに記載の濾過装
置において、フィルタハウジング（１０）は、ほぼ円筒
形の構造を有し、フィルタハウジングの上部には、フィ
ルタハウジングのほぼ中央に設けられた流体の排出口
（１３）が形成されることを特徴とする濾過装置。 - 【請求項１１】 前記請求項のいずれかに記載の濾過装
置において、フィルタハウジング（１０）は、その下部
側に排出用ロック（１１）を有することを特徴とする濾
過装置。 - 【請求項１２】 前記請求項のいずれかに記載の濾過装
置において、フィルタエレメント（６）は上部材（５）
と円盤形状の下部材（７）とを有し、それらの間には濾
材（６’）が設けられ、フィルタエレメント（６）はほ
ぼ円筒形の外輪郭を有し、流体排出用の開口が前記上部
材に形成されていることを特徴とする濾過装置。 - 【請求項１３】 流体中の粒子を除去する濾過方法であ
って、流体が回転自在の円筒形のフィルタ表面に向かっ
てこれに接するように導入され、前記流体はフィルタ表
面を通過して外から中へ流れ、流体の流れ方向はフィル
タ表面の回転方向に一致する濾過方法で、 フィルタ表面の回転速度は流体の流れる速度よりかなり
速く、フィルタ表面近くに流れ込んだ粒子はすべて、フ
ィルタ表面の孔を通過してフィルタ内に定着することな
く、フィルタ表面の作用によりそこから跳ね返り、フィ
ルタ表面の外側にはじきとばされることを特徴とする濾
過方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19521963A DE19521963C1 (de) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | Verfahren zur Ausfiltrierung von Partikeln aus einem Fluid mit Hilfe eines rotierenden Filters |
| DE19521963.5 | 1995-06-16 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09826A true JPH09826A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=7764546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8155077A Pending JPH09826A (ja) | 1995-06-16 | 1996-06-17 | 回転濾過装置及び濾過方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0748645B1 (ja) |
| JP (1) | JPH09826A (ja) |
| AT (1) | ATE195437T1 (ja) |
| CA (1) | CA2178796C (ja) |
| DE (2) | DE19521963C1 (ja) |
| ES (1) | ES2151979T3 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004321893A (ja) * | 2003-04-23 | 2004-11-18 | Maezawa Ind Inc | ろ過装置 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19844441A1 (de) * | 1998-09-28 | 2000-04-06 | Lundin Filter Gmbh | Vorrichtung und Verfahren zum Abtrennen von Teilchen aus einem Fluid |
| ITAN20100014A1 (it) * | 2010-02-11 | 2011-08-12 | Crea Srl | Filtro autopulente automatico in continuo. |
| NL2011332C2 (en) * | 2013-08-23 | 2015-02-24 | Flamco Bv | Dirt and/or gas removal device. |
| DE102015015285A1 (de) * | 2015-10-02 | 2017-04-06 | Mr. Wash Autoservice AG | Vorrichtung und Verfahren zum Reinigen von Brauchwasser |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR1207441A (fr) * | 1958-04-15 | 1960-02-16 | Filtre rotatif | |
| US3152078A (en) * | 1963-03-14 | 1964-10-06 | Pennsalt Chemicals Corp | Stationary-walled centrifuge |
| US3392114A (en) * | 1965-05-26 | 1968-07-09 | Ingersoll Rand Canada | Apparatus and method for decontaminating pulp and paper machine effluent |
| US3443696A (en) * | 1967-05-01 | 1969-05-13 | Little Inc A | Solid-fluid separating device |
| CH602161A5 (ja) * | 1975-12-11 | 1978-07-31 | Escher Wyss Ag | |
| WO1990007968A1 (en) * | 1989-01-10 | 1990-07-26 | The Coca-Cola Company | Frontal separator system for separating particles from fluids |
-
1995
- 1995-06-16 DE DE19521963A patent/DE19521963C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-06-10 AT AT96109261T patent/ATE195437T1/de not_active IP Right Cessation
- 1996-06-10 EP EP96109261A patent/EP0748645B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-06-10 ES ES96109261T patent/ES2151979T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1996-06-10 DE DE59605748T patent/DE59605748D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-06-11 CA CA002178796A patent/CA2178796C/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-06-17 JP JP8155077A patent/JPH09826A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004321893A (ja) * | 2003-04-23 | 2004-11-18 | Maezawa Ind Inc | ろ過装置 |
| JP4542749B2 (ja) * | 2003-04-23 | 2010-09-15 | 前澤工業株式会社 | ろ過装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| ATE195437T1 (de) | 2000-09-15 |
| DE59605748D1 (de) | 2000-09-21 |
| EP0748645A3 (de) | 1997-04-02 |
| CA2178796A1 (en) | 1996-12-17 |
| DE19521963C1 (de) | 1996-10-24 |
| CA2178796C (en) | 2000-11-14 |
| EP0748645A2 (de) | 1996-12-18 |
| EP0748645B1 (de) | 2000-08-16 |
| ES2151979T3 (es) | 2001-01-16 |
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