JPH0979960A - 圧裂引張試験装置 - Google Patents

圧裂引張試験装置

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JPH0979960A
JPH0979960A JP7257142A JP25714295A JPH0979960A JP H0979960 A JPH0979960 A JP H0979960A JP 7257142 A JP7257142 A JP 7257142A JP 25714295 A JP25714295 A JP 25714295A JP H0979960 A JPH0979960 A JP H0979960A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧裂引張試験で、正確な引張強度を容易に求め
る。 【解決手段】荷重負荷方向KHにおいて相対的に接近・
後退移動自在な上載荷盤3と下載荷盤5を有し、上載荷
盤3に設置部3aを、下載荷盤5に設置部5aを、これ
ら設置部3a、5aが荷重負荷方向KHに対向する形で
形成し、上載荷盤3と下載荷盤5の設置部3a、5a間
に荷重負荷方向KHの圧縮力を作用させ得る油圧アクチ
ェータ2A、2Bを設け、接触部7、7を有し、これら
設置部7、7間の距離Dの変位量DHを計測し得る変位
計6を、これら接触部7、7が、設置部3a、5a間に
設置される供試体60の円形端面61aにそれぞれ設置
自在となる形で設け、変位計6から出力される変位量D
Hに基づいて、油圧アクチェータ2A、2Bの駆動によ
り、上載荷盤3と下載荷盤5の間に加わる圧縮力を制御
する圧縮力制御部を設けて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、岩盤等の供試体に圧縮
力を加えて圧裂させることにより、該供試体の引張強度
を測定する圧裂引張試験を行うのに都合のよい圧裂引張
試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の方法で圧裂引張試験を行
っている様子を示した図、図5(a)〜(d)は、圧裂
した状態における供試体の円形端面を示した図である。
【0003】従来、円柱形状(例えば直径と厚さが約
2:1)で採取された岩盤等の供試体に対して圧裂引張
試験が行われている。例えば従来の圧裂引張試験では、
図4に示すように、互いに上下方向に対向配置された下
載荷盤50及び上載荷盤51の間に円柱状の供試体60
を、該供試体60の円形端面61aが水平方向を向く形
で設置し、次いで図示しない油圧アクチェータ(或いは
ジャッキ)等を介して前記下載荷盤50及び上載荷盤5
1に、これら下載荷盤50及び上載荷盤51が互いに接
近する方向(即ち上下方向)で押圧力を加える。従って
供試体60には、これら下載荷盤50及び上載荷盤51
を介して上下方向の荷重、即ち軸荷重が圧縮力として作
用する。
【0004】ところで、上下方向の圧縮力が供試体60
に作用すると、該供試体60は上下方向に圧縮変形され
るので、この変形により供試体60内では水平方向であ
る図4の矢印A、B方向に引張応力が生じ、従って供試
体60は矢印A、B方向に引張変形される。次いで、前
記軸荷重を更に強くして、供試体60に更に強い圧縮力
を作用させて、該供試体60に作用する矢印A、B方向
の引張応力を更に強くすることにより、該供試体60を
圧裂させる。即ち、供試体60は、例えば図5(a)に
示すように、該供試体60の円形端面61aに上下方向
の1筋の亀裂K1が形成される形で、矢印A側及び矢印
B側の2つの部分に分離され圧裂する。なお、供試体6
0が受ける圧縮力、即ち軸荷重は、図示しない前記油圧
アクチェータ等による押圧力を計測することにより計測
されており、該供試体60が圧裂する直前の軸荷重であ
る最大荷重が計測される。
【0005】前記計測された最大荷重をP、供試体60
の直径をD、供試体60の厚さをLとすると、求めるべ
き供試体60の引張強度Stは下記の数式(1)で演算
されることが知られている。即ち; St=2P/πDL……(1) よって、この数式(1)により供試体60の引張強度S
tを演算して求めて供試体60に対する圧裂引張試験が
完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の圧裂引
張試験では、軸荷重による供試体60の変形が急激に生
じるなどの理由から、供試体60の圧裂が、該供試体6
0の円形端面61aに図5(a)に示すような1筋の亀
裂K1を形成する形でなく、例えば図5(b)に示すよ
うに上下の載荷点部60a、60b付近にくさび状の割
れW1、W1を発生させたり、或いは図5(c)に示す
ように複数の亀裂K2、K2を発生させたり、或いは図
5(d)に示すように上下の載荷点部60a、60付近
が押し潰されたりする形で行われることがある。供試体
60の圧裂が、上述した図5(b)〜(d)に示すよう
に行われる場合には、上述した数式(1)が適用でき
ず、正確な引張強度Stを求めることが困難であった。
【0007】そこで本発明は上記事情に鑑み、供試体に
対して圧裂引張試験を行い、正確な引張強度を容易に求
めることのできる圧裂引張試験装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち本発明のうち第一の
発明は、円柱形の供試体(60)に対して、該供試体
(60)の中心軸(Q1)と垂直な荷重負荷方向(K
H)に圧縮力を加えて、該供試体(60)を圧裂させる
ようにして行う圧裂引張試験を行う際に使用する圧裂引
張試験装置(1)において、互いに対向して配置され、
前記荷重負荷方向(KH)において相対的に接近・後退
移動自在な第1及び第2の押圧部材(3、5)を有し、
前記第1の押圧部材(3)に第1の供試体押圧部(3
a)を、前記第2の押圧部材(5)に第2の供試体押圧
部(5a)を、これら第1及び第2の供試体押圧部(3
a、5a)が前記荷重負荷方向(KH)に対向する形で
形成し、前記第1及び第2の押圧部材(3、5)の第1
及び第2の供試体押圧部(3a、5a)間に、前記荷重
負荷方向(KH)の圧縮力を作用させ得る試験荷重負荷
駆動手段(2A、2B)を設け、2つの設置部(7、
7)を有し、これら設置部(7、7)間の距離(D)の
変位量(DH)を計測し得る所定の変位計測手段(6、
17)を、これら設置部(7、7)が、前記第1及び第
2の供試体押圧部(3a、5a)の間に設置される供試
体(60)の端面(61a)にそれぞれ設置自在となる
形で設け、前記変位計測手段(6、17)から出力され
る出力(DH)に基づいて、前記試験荷重負荷駆動手段
(2A、2B)の駆動により、前記第1及び第2の押圧
部材(3、5)間に加わる圧縮力を制御する圧縮力制御
部(25、26、37)を設けて構成される。
【0009】また本発明のうち第二の発明は、第一の発
明による圧裂引張試験装置(1)において、前記圧縮力
制御部(25、26、37)は、前記変位計測手段
(6、17)から出力される出力(DH)に基づいて、
前記変位計測手段(6、17)の2つの設置部(7、
7)間の距離(D)の変位量(DH)の変化速度(S
H)を演算する変化速度演算部(25)と、該演算され
た変化速度(SH)に基づいて、前記試験荷重負荷手段
(2A、2B)の駆動を制御する駆動制御部(37、2
6)からなる。
【0010】また本発明のうち第三の発明は、第一の発
明による圧裂引張試験装置(1)において、前記第1及
び第2の供試体押圧部(3a、5a)の間に設置される
供試体(60)の端面(61b)を画像撮影し得る画像
撮影手段(12、33)を設け、前記供試体(60)の
圧裂時に、前記画像撮影手段(12、33)により撮影
された画像(GZ)を格納する画像メモリ(27)を有
し、前記画像メモリ(27)に格納された前記供試体
(60)の圧裂時の画像(GZ)から、該供試体(6
0)の圧裂状態の適否を判定出力する圧裂状態判定出力
部(32、36)を設けて構成される。
【0011】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
【0012】
【作用】上記した構成により本発明のうち第一の発明で
は、第1及び第2の供試体押圧部(3a、5a)の間に
供試体(60)を設置し、試験荷重負荷駆動手段(2
A、2B)により第1及び第2の押圧部材(3、5)を
介して前記供試体(60)に荷重負荷方向(KH)の圧
縮力を作用させる。また、該供試体(60)に圧縮力を
加えることにより、該供試体(60)は、その内部で作
用する引張応力により荷重負荷方向(KH)とは垂直な
方向に引張変形される。この供試体(60)の引張変形
に伴なって、該供試体(60)の端面(61a)に設置
された2つの設置部(7、7)間の距離(D)が長くな
る形で変位し、この変位量(DH)は変位計測手段
(6、17)に計測され、圧縮力制御部(25、26、
37)では、該変位計測手段(6、17)から出力され
る出力に基づいて、前記供試体(60)に加わる圧縮力
を、該供試体(60)の引張変形が不適切に生じないよ
うに、即ち前記2つの設置部(7、7)間の距離(D)
の変位が不適切に生じないように、試験荷重負荷駆動手
段(2A、2B)を制御する。
【0013】また本発明のうち第二の発明では、試験荷
重負荷駆動手段(2A、2B)の制御は、前記2つの設
置部(7、7)間の距離(D)の変位量(DH)の変化
速度(SH)に基づいてなされる。
【0014】また本発明のうち第三の発明では、供試体
(60)の引張変形が不適切に生じて、供試体(60)
の圧裂時に、例えば該供試体(60)の端面(61a)
にくさび状の割れ(W1、W1)が発生したり、或いは
複数の亀裂(K2、K2)が発生したり、或いは上下の
載荷点部(60a、60)が押し潰されるようなことが
起こった場合、供試体(60)の圧裂状態の適否が判定
出力される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明による圧裂引張試験装置の一例であ
る引張強度測定装置を示した模式図、図2は、図1に示
した引張強度測定装置の制御装置を示したブロック図、
図3(a)〜(d)は、圧裂した状態における供試体の
画像を示した図である。
【0016】引張強度測定装置1は、図1に示すよう
に、図示しない設置フレームに固定された2つの油圧ア
クチェータ2A、2Bを有している。油圧アクチェータ
2Aは、そのラム2Aaの先端を、前記図示しない設置
フレームに対して上方に向かって突出後退駆動させ得る
ように配置されており、油圧アクチェータ2Bは、その
ラム2Baの先端を、前記図示しない設置フレームに対
して下方に向かって突出後退駆動させ得るように配置さ
れている。なお、ラム2Aaの先端とラム2Baの先端
は、図1に示すように上下方向に対向している。ラム2
Aaの先端側には下載荷盤5が、ラム2Baの先端側に
は上載荷盤3がそれぞれ固定して設けられており、これ
ら下載荷盤5と上載荷盤3は、互いに上下方向、即ち荷
重負荷方向KHに対向して配置されている。また、上述
した油圧アクチェータ2A、2Bのラム2Aa、2Ba
の移動により、これら下載荷盤5と上載荷盤3は、荷重
負荷方向KHにおいて相対的に接近・後退し得るように
なっている。更に、前記下載荷盤5の上面側には、U字
状に窪んだ設置部5aが形成されており、前記上載荷盤
3の下面側にも、逆U字状に窪んだ設置部3aが形成さ
れている。これら設置部3a、5aは上下方向である前
記荷重負荷方向KHに対向している。従って、上述した
油圧アクチェータ2A、2Bは、これらの駆動により、
前記下載荷盤5と上載荷盤3の間に、前記荷重負荷方向
KHの圧縮力を作用させ得るようになっている。なお、
油圧アクチェータ2Bには、該油圧アクチェータ2Bの
ラム2Baが上方向に受けている荷重KJを計測し得る
荷重計20が設けられている。
【0017】一方、下載荷盤5及び上載荷盤3の間に
は、設置部5a、3aの間において供試体60が挟まれ
た形で設置されている(但し、供試体60は引張強度測
定装置1の構成要素ではない。)。この供試体60は、
円柱形状(例えば直径と厚さが約2:1)で採取された
岩盤等であり、該供試体60の円形端面61a、61b
が水平方向である図1の矢印C、D方向を向く形で、従
って該供試体60の中心軸Q1が該矢印C、D方向(即
ち前記荷重負荷方向KHと垂直な方向)に伸延する形で
配置されている。この供試体60の一方の円形端面61
a(図1に示す紙面手前側の端面)には、図1に示すよ
うに変位計6が設けられている。変位計6は、円形端面
61aに固定設置された2つの接触部7、7を有してお
り、各接触部7は例えば水平方向(矢印C、D方向)に
伸延したサラネジで、このサラネジの頭部が円形端面6
1aに接着固定された状態となっている。また、これら
接触部7、7はともに円形端面61aの中心軸Q1と略
等しい高さレベルで、前記矢印C、D方向とは垂直な水
平方向である図1の矢印A、B方向に並んだ形で配置さ
れており、しかも接触部7、7は中心軸Q1に対して矢
印A、B方向に互いに対称位置に配置されている。各接
触部7のうち円形端面61aとは反対側には上下方向に
伸延した変位検知棒9がそれぞれ接続して設けられてお
り、これら変位検知棒9、9の下端側には変位計ケーシ
ング10が設けられている。変位計ケーシング10の内
部には所定の変位計測機構11が内蔵されている。即
ち、接触部7、7間の水平方向の距離Dの変位量DH
は、変位検知棒9、9間の水平方向の距離Dの変位量D
Hとして変位計測機構11に伝達されるようになってお
り、変位計測機構11は伝達されたこれら変位検知棒
9、9間の距離Dの変位量DH、従って接触部7、7間
の距離Dの変位量DHを随時計測し得るようになってい
る。変位計測機構11としては、例えば公知のひずみゲ
ージタイプの変位計測機構を採用するとよい(なお本発
明においては、変位計測機構11としては、公知のひず
みゲージタイプのもの以外にも、公知の差動変圧器タイ
プのもの等多種多様の変位計測機構を採用することがで
きる。)。
【0018】更に、引張強度測定装置1は、図1に示す
ように画像撮影し得るカメラユニット等の撮影機ユニッ
ト12を有しており、撮影機ユニット12は、前記下載
荷盤5及び上載荷盤3の間に設置された供試体60の円
形端面61b(即ち、円形端面61aとは反対側の端
面)を画像撮影し得るように配置されている。また、引
張強度測定装置1は、図1及び図2に示すように制御装
置13を有しており、制御装置13は主制御部15を有
している。主制御部15にはバス線を介して入力部1
6、変位計制御部17、変位速度算出部25、アクチェ
ータ制御部26、画像メモリ27、荷重計制御部29、
荷重変化検出部30、引張強度演算部31、出力部3
2、撮影機制御部33、ディスプレイ35、画像比較判
定部36、変位速度判定部37が接続されている。そし
て、変位計制御部17には、前記変位計6が、該変位計
6によって計測された変位量DHを受取り自在に接続さ
れており、アクチェータ制御部26には、前記油圧アク
チェータ2A、2Bがこれら油圧アクチェータ2A、2
Bを駆動自在に接続されている。また、荷重計制御部2
9には前記荷重計20が、該荷重計20により計測され
た荷重を受取自在に接続されており、撮影機制御部33
には、前記撮影機ユニット12が、該撮影機ユニット1
2により撮影された画像を受取自在に接続されている。
【0019】引張強度測定装置1等は以上のように構成
されているので、該引張強度測定装置1により圧裂引張
試験を行うには、まず下載荷盤5及び上載荷盤3の設置
部5a、3a間に、図1に示すように、供試体60を設
置し、変位計6を、その接触部7、7を供試体60の円
形端面61aの所定の位置にそれぞれ設置する形で設置
した後、制御装置13の入力部16を介して試験開始の
命令を入力する。入力部16を介して入力された該命令
は、主制御部15に伝送され、該命令を受けた主制御部
13は、アクチェータ制御部26に油圧アクチェータ2
A、2Bの駆動命令を与える。該駆動命令を受けたアク
チェータ制御部26は油圧アクチェータ2A、2Bを所
定の出力で駆動させる。即ち、油圧アクチェータ2A、
2Bの駆動により、前記下載荷盤5及び上載荷盤3の設
置部5a、3a間に設置された供試体60には、前記荷
重負荷方向KHの圧縮力が作用する。
【0020】ところで、供試体60に荷重負荷方向KH
の圧縮力が作用することにより、該供試体60の内部で
は矢印A、B方向の引張応力が作用し、該供試体60が
この矢印A、B方向に引張変形される。また、この供試
体60の引張変形に伴なって、該供試体60の円形端面
61aに設置された変位計6では、その接触部7、7間
の距離Dが矢印AB方向に長くなる形で変位する。該変
位計6では、この距離Dの変位量DHを随時計測し、計
測した変位量DHを制御装置13の変位計制御部17に
その都度伝送する。変位計制御部17は受け取った変位
量DHを変位速度算出部25にその都度伝送し、変位速
度算出部25では、順次受け取った変位量DHに基づい
て、該変位量DHの時間変化、即ち接触部7、7間の距
離Dの変位量DHの変化速度SHを順次演算算出する。
演算算出された変化速度SHは、変位速度判定部37に
順次伝送され、変位速度判定部37は、受け取った変化
速度SHが、予め定められた値αよりも大きいか否かを
判定し、変化速度SHが前記値αよりも大きい場合に
は、アクチェータ制御部26に、油圧アクチェータ2
A、2Bの駆動出力を所定の割合で減少させる命令を伝
送し、変化速度SHが前記値α以下の場合には、アクチ
ェータ制御部26に、油圧アクチェータ2A、2Bの駆
動出力をそのまま維持させる命令を伝送する。従って、
アクチェータ制御部26は、変化速度SHが前記値αよ
りも大きい場合には、油圧アクチェータ2A、2Bの駆
動出力を所定の割合で減少させ、変化速度SHが前記値
α以下の場合には、油圧アクチェータ2A、2Bの駆動
出力をそのまま維持させる。ところで、接触部7、7間
の距離Dの変位量DHの変化速度SHは、上述したよう
に供試体60の円形端面61aにおける矢印A、B方向
の引張変形の変位速度である。従って、油圧アクチェー
タ2A、2Bの駆動出力を減少させれば、供試体60の
引張変形の変位速度も減少する。つまり、供試体60の
引張変形は、円形端面61aにおける矢印A、B方向の
引張変形の変位速度SHが前記値αを超えないように制
御される。つまり、荷重負荷方向KHにおける圧縮力
(即ち軸荷重)による供試体60の変形が急激に生じる
ことが防止され、後に生じる供試体60の圧裂(後述)
が適切になされる。
【0021】続いて油圧アクチェータ2A、2Bの駆動
を(これら油圧アクチェータ2A、2Bの駆動出力を減
少させる形で、或いは駆動出力を維持する形で)行い、
供試体60に作用する圧縮力を徐々に増加させることに
より、該供試体60を圧裂させる。ところで、荷重計2
0では、油圧アクチェータ2Bのラム2Baに作用する
上方向の荷重KJを随時計測しており、計測した荷重K
Jは制御装置13の荷重計制御部29に順次伝送され
る。荷重計制御部29に順次伝送された荷重KJは、荷
重変化検出部30に順次伝送され、荷重変化検出部30
では順次伝送されてくる荷重KJに基づいて、該荷重K
Jの時間変化を演算検出し、検出した時間変化が負の値
になる際の直前の荷重KJを最大荷重SJとして検出す
る。検出された最大荷重SJは引張強度演算部31に伝
送される。即ち、荷重KJの時間変化が負の値になると
いうことは、供試体60が圧裂したということであるか
ら、最大荷重SJは、供試体60が圧裂する直前の荷重
である。なお、油圧アクチェータ2Bのラム2Baに作
用する上方向の荷重KJは、下載荷盤5と上載荷盤3の
間の供試体60に作用する荷重負荷方向KHの圧縮力に
等しいから、前記最大荷重SJは、圧裂する直前の供試
体60に作用していた最大の圧縮力に等しい。次いで、
引張強度演算部31では、該最大荷重SJに基づいて従
来の演算方法により供試体60の引張強度を演算する。
即ち、前記最大荷重SJをP、供試体60の直径をD、
供試体60の厚さをLとすると、求めるべき供試体60
の引張強度Stは、St=2P/πDL、により演算さ
れる。演算された引張強度Stは出力部32に伝送さ
れ、出力部32は該引張強度Stを外部に出力する(例
えば数値を画像表示する形で出力する。)。なお、上述
したように供試体60の圧裂は適切になされているの
で、出力された引張強度Stは正確な値である。
【0022】一方、荷重変化検出部30で検出した時間
変化が負の値となった際、即ち供試体60が圧裂した際
に、該荷重変化検出部30は撮影機制御部33に撮影実
行の命令を与える。該命令を受けて撮影機制御部33は
撮影機ユニット12に撮影を実行させる。即ち、撮影機
ユニット12は圧裂した状態の供試体60の円形端面6
1bを撮影する。撮影された画像GZは撮影機制御部3
3を介して画像メモリ27に伝送され格納される。次い
で、画像メモリ27に格納された画像GZは、ディスプ
レイ35及び画像比較判定部36に伝送される。即ち、
ディスプレイ35では伝送された画像GZが図3(a)
〜(d)等に示すように画像表示される。ところで、画
像比較判定部36には、例えば図3(a)と略同様の画
像である、適切に圧裂された供試体の円形端面のモデル
画像MGが予め入力されており、画像比較判定部36で
は、このモデル画像MGと、画像メモリ27から伝送さ
れてきた画像GZとを比較して、その比較結果を出力部
32に伝送する。即ち、出力部32は、前記比較結果
が、モデル画像MGと画像GZとを比較して両者が異な
るという結果である場合には「圧裂不適切」の表示を出
力し、前記比較結果が、モデル画像MGと画像GZとを
比較して両者が一致するという結果である場合には「圧
裂適切」の表示を出力する。つまり、モデル画像MGと
画像GZとを比較して両者が異なるというのは、例えば
画像GZが図3(b)〜(d)のような場合であり、モ
デル画像MGと画像GZとを比較して両者が一致すると
いうのは、例えば画像GZが図3(a)のような場合で
ある。つまり、変位計6の故障などによる不測の理由に
より、供試体60の変形を制御できず、該供試体60の
変形が急激に生じてしまい、供試体60の圧裂が、該供
試体60の円形端面61bに図3(a)に示す画像GZ
のように1筋の亀裂K1を形成する形でなく、図3
(b)に示す画像GZのように上下の載荷点部60a、
60b付近にくさび状の割れW1、W1を発生させた
り、或いは図3(c)に示す画像GZのように複数の亀
裂K2、K2を発生させたり、或いは図3(d)に示す
画像GZのように上下の載荷点部60a、60付近が押
し潰されたりする形で行われてしまった場合、従って前
記出力部32より出力されたれた引張強度Stが不正確
である場合、該出力部32より「圧裂不適切」の表示が
出力されるので、この不正確な引張強度Stを試験結果
として誤って採用してしまうことを防止できる。
【0023】なお、上述した実施例においては、試験荷
重負荷駆動手段として油圧アクチェータ2A、2Bを採
用したが、試験荷重負荷駆動手段としてしては、電動ジ
ャッキなどその他の手段を採用してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち第一の
発明は、円柱形の供試体60等の供試体に対して、該供
試体の中心軸Q1等の中心軸と垂直な荷重負荷方向KH
等の荷重負荷方向に圧縮力を加えて、該供試体を圧裂さ
せるようにして行う圧裂引張試験を行う際に使用する圧
裂引張試験装置において、互いに対向して配置され、前
記荷重負荷方向において相対的に接近・後退移動自在な
上載荷盤3、下載荷盤5等の第1及び第2の押圧部材を
有し、前記第1の押圧部材に設置部3a等の第1の供試
体押圧部を、前記第2の押圧部材に設置部5a等の第2
の供試体押圧部を、これら第1及び第2の供試体押圧部
が前記荷重負荷方向に対向する形で形成し、前記第1及
び第2の押圧部材の第1及び第2の供試体押圧部間に、
前記荷重負荷方向の圧縮力を作用させ得る油圧アクチェ
ータ2A、2B等の試験荷重負荷駆動手段を設け、接触
部7、7等の2つの設置部を有し、これら設置部間の距
離D等の距離の変位量DH等の変位量を計測し得る変位
計6、変位計制御部17等の所定の変位計測手段を、こ
れら設置部が、前記第1及び第2の供試体押圧部の間に
設置される供試体の円形端面61a等の端面にそれぞれ
設置自在となる形で設け、前記変位計測手段から出力さ
れる変位量DH等の出力に基づいて、前記試験荷重負荷
駆動手段の駆動により、前記第1及び第2の押圧部材間
に加わる圧縮力を制御する変位速度算出部25、アクチ
ェータ制御部26、変位速度判定部37等の圧縮力制御
部を設けて構成されるので、本発明による圧裂引張試験
装置により圧裂引張試験を行うには、第1及び第2の供
試体押圧部の間に供試体を設置し、試験荷重負荷駆動手
段により第1及び第2の押圧部材の第1及び第2の供試
体押圧部間に荷重負荷方向の圧縮力を作用させることに
より、該供試体に荷重負荷方向の圧縮力を加え圧裂させ
るようにする。供試体に荷重負荷方向の圧縮力を加える
ことにより、該供試体は、その内部で作用する引張応力
により荷重負荷方向とは垂直な方向に引張変形される。
この供試体の引張変形に伴なって、該供試体の端面に設
置された2つの設置部間の距離は長くなる形で変位す
る。この変位量は変位計測手段に計測され、圧縮力制御
部では、該変位計測手段から出力される出力に基づい
て、前記供試体に加わる圧縮力を、該供試体の引張変形
が不適切に生じないように、即ち前記2つの設置部間の
距離の変位が不適切に生じないように(例えば、前記変
位量の変化速度が所定の値よりも大きくならないよう
に、或いは前記変位量の変化速度が一定値を保つよう
に、或いはある大きさの変位量を超えた後には前記変位
量の変化速度を所定の値に保つように)、試験荷重負荷
駆動手段を、例えばその駆動出力を減少させる形で制御
する。よって供試体の引張変形が、急激に生じるなどの
ように、不適切に生じることは極力防止され、供試体の
圧裂時は、例えば該供試体の端面に1筋の亀裂K1が形
成される形で極力適切になされる。よって、本発明によ
ると、供試体を適切に圧裂させることが容易になるの
で、圧裂引張試験において正確な引張強度を容易に求め
ることができる。
【0025】また本発明のうち第二の発明は、第一の発
明による圧裂引張試験装置において、前記圧縮力制御部
は、前記変位計測手段から出力される出力に基づいて、
前記変位計測手段の2つの設置部間の距離の変位量の変
化速度SH等の変化速度を演算する変位速度算出部25
等の変化速度演算部と、該演算された変化速度に基づい
て、前記試験荷重負荷手段の駆動を制御するアクチェー
タ制御部26、変位速度判定部37等の駆動制御部から
なるので、試験荷重負荷駆動手段の制御は、前記2つの
設置部間の距離の変位量の変化速度が、例えば所定の値
よりも大きくならないように、或いは一定値を保つよう
になされるので、供試体の引張変形が急激に生じるなど
のように、不適切に生じることはより確実に防止され
る。よって、第一の発明による効果に加えて、圧裂引張
試験において正確な引張強度をより確実に求めることが
できる。
【0026】また本発明のうち第三の発明は、第一の発
明による圧裂引張試験装置において、前記第1及び第2
の供試体押圧部の間に設置される供試体の円形端面61
b等の端面を画像撮影し得る撮影機ユニット12、撮影
機制御部33等の画像撮影手段を設け、前記供試体の圧
裂時に、前記画像撮影手段により撮影された画像GZ等
の画像を格納する画像メモリ27等の画像メモリを有
し、前記画像メモリに格納された前記供試体の圧裂時の
画像から、該供試体の圧裂状態の適否を判定出力する出
力部32、画像比較判定部36等の圧裂状態判定出力部
を設けて構成されるので、供試体の引張変形が不適切に
生じて、供試体の圧裂時に、例えば該供試体の端面にく
さび状の割れW1、W1が発生したり、或いは複数の亀
裂K2、K2が発生したり、或いは上下の載荷点部60
a、60が押し潰されるようなことが起こった場合に
も、供試体の圧裂状態の適否が判定出力されるので、こ
の試験により得られる不正確な試験結果を誤って採用し
てしまうことを防止することができる。よって、第一の
発明による効果に加えて、圧裂引張試験において信頼性
の高い試験結果を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による圧裂引張試験装置の一例
である引張強度測定装置を示した模式図である。
【図2】図2は、図1に示した引張強度測定装置の制御
装置を示したブロック図である。
【図3】図3(a)〜(d)は、圧裂した状態における
供試体の画像を示した図である。
【図4】図4は、従来の方法で圧裂引張試験を行ってい
る様子を示した図である。
【図5】図5(a)〜(d)は、圧裂した状態における
供試体の円形端面を示した図である。
【符号の説明】
1……圧裂引張試験装置(引張強度測定装置) 2A……試験荷重負荷駆動手段(油圧アクチェータ) 2B……試験荷重負荷駆動手段(油圧アクチェータ) 3……第1の押圧部材(上載荷盤) 3a……第1の供試体押圧部(設置部) 5……第2の押圧部材(下載荷盤) 5a……第2の供試体押圧部(設置部) 6……変位計測手段(変位計) 7……設置部(接触部) 12……画像撮影手段(撮影機ユニット) 17……変位計測手段(変位計制御部) 25……圧縮力制御部、変位速度算出部(変位速度算出
部) 26……圧縮力制御部、駆動制御部(アクチェータ制御
部) 27……画像メモリ 32……圧裂状態判定出力部(出力部) 33……画像撮影手段(撮影機制御部) 36……圧裂状態判定出力部(画像比較判定部) 37……圧縮力制御部、駆動制御部(変位速度判定部) 60……供試体 61a……端面(円形端面) 61b……端面(円形端面) D……距離 DH……変位量、出力(変位量) GZ……画像 KH……荷重負荷方向 Q1……中心軸 SH……変化速度

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円柱形の供試体に対して、該供試体の中心
    軸と垂直な荷重負荷方向に圧縮力を加えて、該供試体を
    圧裂させるようにして行う圧裂引張試験を行う際に使用
    する圧裂引張試験装置において、 互いに対向して配置され、前記荷重負荷方向において相
    対的に接近・後退移動自在な第1及び第2の押圧部材を
    有し、 前記第1の押圧部材に第1の供試体押圧部を、前記第2
    の押圧部材に第2の供試体押圧部を、これら第1及び第
    2の供試体押圧部が前記荷重負荷方向に対向する形で形
    成し、 前記第1及び第2の押圧部材の第1及び第2の供試体押
    圧部間に、前記荷重負荷方向の圧縮力を作用させ得る試
    験荷重負荷駆動手段を設け、 2つの設置部を有し、これら設置部間の距離の変位量を
    計測し得る所定の変位計測手段を、これら設置部が、前
    記第1及び第2の供試体押圧部の間に設置される供試体
    の端面にそれぞれ設置自在となる形で設け、 前記変位計測手段から出力される出力に基づいて、前記
    試験荷重負荷駆動手段の駆動により、前記第1及び第2
    の押圧部材間に加わる圧縮力を制御する圧縮力制御部を
    設けて構成した圧裂引張試験装置。
  2. 【請求項2】前記圧縮力制御部は、前記変位計測手段か
    ら出力される出力に基づいて、前記変位計測手段の2つ
    の設置部間の距離の変位量の変化速度を演算する変化速
    度演算部と、該演算された変化速度に基づいて、前記試
    験荷重負荷手段の駆動を制御する駆動制御部からなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の圧裂引張試験装置。
  3. 【請求項3】前記第1及び第2の供試体押圧部の間に設
    置される供試体の端面を画像撮影し得る画像撮影手段を
    設け、 前記供試体の圧裂時に、前記画像撮影手段により撮影さ
    れた画像を格納する画像メモリを有し、 前記画像メモリに格納された前記供試体の圧裂時の画像
    から、該供試体の圧裂状態の適否を判定出力する圧裂状
    態判定出力部を設けて構成した請求項1記載の圧裂引張
    試験装置。
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