JPH0979743A - 冷却飲料供給装置 - Google Patents

冷却飲料供給装置

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JPH0979743A
JPH0979743A JP7236569A JP23656995A JPH0979743A JP H0979743 A JPH0979743 A JP H0979743A JP 7236569 A JP7236569 A JP 7236569A JP 23656995 A JP23656995 A JP 23656995A JP H0979743 A JPH0979743 A JP H0979743A
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container
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door
cooling
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眞人 堤
Hiroshi Sawa
広志 澤
Koichiro Ochiai
浩一郎 落合
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Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba AVE Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手入れが簡便で、衛生的であり、かつ、扉開
閉による消費電力量を削減することのできる冷却飲料供
給装置を提供する。 【解決手段】 市販のペットボトル飲料の口部を封止す
る栓の代わりに専用の栓部材18を取付け、そのペット
ボトル4を冷蔵室2の扉3の内面側に設けられたボトル
保持部13に取付け、ボトル内部の飲料を、給液レバー
40の操作によって、扉3を内外に貫通する給液経路部
26に流出させて、扉3外面側に設けられた飲料取出部
46に供給し、これによって、ペットボトル4内の飲料
を冷蔵室2の外部に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫、冷凍冷蔵
庫等の冷却機能を有する種々の箱体に適用可能な冷却飲
料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、冷たい飲料水を供給する装置として、冷却機能を有
する箱体内に冷水用の専用タンクを設置し、箱体外部か
らその冷水を取出す冷水器が一般に普及している。ま
た、以前には、冷蔵庫の扉内側に冷水用の専用タンクを
設置してその扉外部から冷水を取出す冷水器があった。
【0003】このような従来の冷水器では、専用タンク
を使用しているため、長期間の使用によって、水に含ま
れているミネラル分等の物質や水垢が当該タンク内面に
付着する。そのため、頻繁にタンク内面を清掃しなけれ
ばならず、手入れが面倒であるという問題がある。ま
た、このような専用タンクを有する冷水器では、しばら
く使用しない状態が続くとカビ等が発生して衛生的にも
問題がある。
【0004】ところで、近年、ミネラルウォータやお茶
等の飲料をペットボトルに入れたペットボトル飲料が広
く普及している。このようなペットボトル飲料は、通
常、冷蔵庫に入れて冷され、飲む度に冷蔵庫の扉を開け
て取出される。そのため、例えば、2リットル(以下、
Lと表す。)入りのペットボトルの場合、その取出しと
収納による扉開閉回数が、コップ1杯約180ccとす
ると、22回にもなり、この扉開閉による熱ロスによっ
て消費電力量が増加してしまうという問題がある。これ
は特に夏場などの外気温度が高い場合に問題である。ま
た、いちいち扉を開閉して取出す手間を要し、面倒であ
る。
【0005】このようなペットボトル飲料を上述した従
来の冷水器の専用タンクに入れて冷水を供給する場合、
市販のペットボトル飲料の「水」は通常ほとんどミネラ
ルウォータであるため、水道水よりもミネラル分が多
く、よって、上述した手入れや衛生上の問題がさらに促
進されてしまう。この問題は、お茶など他の飲料の場合
に、その沈殿物などによってより顕著に現われる。
【0006】そこで、本発明は、上記の点に鑑み、手入
れが簡便であり、衛生的で、さらに、消費電力量を削減
することのできる冷却飲料供給装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の冷却
飲料供給装置は、水、ジュース、紅茶、日本茶等の市販
の飲料容器を冷却して、前記飲料容器内部の飲料を供給
する冷却飲料供給装置であって、冷却機能を有する箱体
内に設けられ、前記飲料容器をその内部の飲料を供給で
きる姿勢で保持する容器保持部と、前記箱体の外面側に
設けられ、前記飲料が取出される飲料取出部と、前記箱
体の内部に設けられ、前記容器保持部に保持された前記
飲料容器から飲料を前記飲料取出部に供給する供給部
と、前記飲料容器の口部に取付けられ、前記容器保持部
に保持された前記飲料容器の前記口部と前記供給部とを
接続する栓部材とよりなるものである。
【0008】ここで、市販の飲料容器とは、合成樹脂製
又はガラス製の容器など(例えば、ペットボトルやガラ
ス瓶など)に、水、お茶、ジュースなどの飲料が充填さ
れたものであって、市販されているものをいう。特に、
上記ペットボトルと称される、ポリエチレンテレフタレ
ートなどのポリエステル樹脂より形成されたボトルに飲
料を充填したものは、取扱性などの点より好適である
(請求項12)。
【0009】請求項2の冷却飲料供給装置は、請求項1
において、前記栓部材が、前記飲料容器内の飲料の流出
を規制する胴部と、前記胴部の一端に着脱自在に配され
前記胴部と前記飲料容器の口部とを接続する接続部とよ
りなり、前記接続部が径の異なる2つの取付部を有し、
大径の前記取付部が前記接続部の一方面に、小径の前記
取付部が前記接続部の他方面に形成され、前記大径の取
付部を前記胴部に取付けたときには、前記小径の取付部
に前記飲料容器の口部を取付け、前記小径の取付部を前
記胴部に取付けたときには、前記大径の取付部に前記飲
料容器の口部を取付けて、前記接続部の前記胴部に対す
る装着方向を変えることにより、前記栓部材を口径の異
なる2種類の飲料容器に取付け可能にしたものである。
【0010】請求項3の冷却飲料供給装置は、請求項1
において、前記箱体が冷蔵庫であり、前記容器保持部が
前記冷蔵庫の扉内面側に設けられ、前記飲料取出部が前
記冷蔵庫の扉外面側に設けられ、前記供給部が、前記栓
部材に接続され前記扉を内外に貫通する給液経路部と、
前記飲料容器内の飲料の前記給液経路部への供給を制御
する制御部とよりなり、前記栓部材が前記供給部に着脱
自在である。
【0011】請求項4の冷却飲料供給装置は、請求項3
において、前記給液経路部が、前記扉に、その内面側か
ら着脱自在に配されたものである。
【0012】請求項5の冷却飲料供給装置は、請求項4
において、前記制御部が前記扉に固定された操作部を有
し、この操作部の操作により前記栓部材を動作させて前
記給液経路部に飲料容器内の飲料を供給するものであ
る。
【0013】請求項6の冷却飲料供給装置は、請求項3
において、前記給液経路部が前記容器保持部の下方に配
され、前記容器保持部に、前記飲料容器を、その口部を
下方に向けて配して、前記栓部材を前記給液経路部に接
続させるものである。
【0014】請求項7の冷却飲料供給装置は、請求項6
において、前記飲料容器を、垂線に対して傾斜させて配
するものである。
【0015】請求項8の冷却飲料供給装置は、請求項6
において、前記栓部材に前記飲料容器内の飲料の流出を
規制する弁と弁座を設け、前記弁座が水平面から傾斜し
たものである。
【0016】請求項9の冷却飲料供給装置は、請求項8
において、前記栓部材の内部空間を縦方向の隔壁で分割
し、前記隔壁が、前記傾斜した弁座の頂点と底点を通り
かつ前記栓部材の中心軸に平行な面に垂直、かつ、前記
栓部材の中心軸に平行に配されているものである。
【0017】請求項10の冷却飲料供給装置は、請求項
6において、前記容器保持部と前記給液経路部との間に
可動板を設け、冷却飲料供給用に供するときには、前記
可動板を垂直に立てて、前記容器保持部に前記飲料容器
をその内部飲料を供給できる姿勢に保持し、冷却飲料供
給用に供しないときには、前記可動板を水平に倒して、
前記可動板上に前記飲料容器など種々の収納物を収納可
能にしたものである。
【0018】請求項11の冷却飲料供給装置は、請求項
10において、冷却飲料供給用に供しないときに、前記
栓部材を前記給液経路部内に収納可能にしたものであ
る。
【0019】
【作用】請求項1の冷却飲料供給装置では、市販の飲料
容器の口部を封止する栓に代えて栓部材を取付けるとと
もに、該容器を、冷却機能を有する箱体内に、当該内部
飲料を供給できる姿勢にて容器保持部に取付ける。そし
て、この容器内の飲料を、供給部によって飲料取出部に
供給して、箱体外に取出す。すなわち、市販の飲料容器
の当該容器を飲料供給用のタンクとして使用し、一本毎
に新しいものに更新するので、従来の専用タンクのよう
に内面に水垢やミネラル分が付着することがない。ま
た、箱体の扉等を開閉することなく、箱体内の飲料を取
出すことができるため、扉等の開閉に伴なう消費電力を
削減することができる。
【0020】請求項2の冷却飲料供給装置では、口径の
大きい飲料容器を用いるときには、大径の取付部が形成
された一方面を外側に向けて接続部を栓部材の胴部に装
着し、口径の小さい飲料容器を用いるときには、小径の
取付部が形成された他方面を外側に向けて接続部を前記
胴部に装着する。このように、栓部材は、胴部に対する
接続部の装着方向を代えるだけで、飲料容器の口径に応
じた取付部とすることができるため、2種類の別々の栓
部材を設ける必要がなく、よって、使用しない栓部材の
置き場所に困ったり、栓部材を紛失したりすることがな
い。
【0021】請求項3の冷却飲料供給装置では、飲料容
器に栓部材を取付けた後に、該容器を冷蔵庫の扉内面側
に設けられた容器保持部に配して給液経路部に栓部材を
接続する。そして、該容器内の飲料は、制御部によって
給液経路部に供給され、該給液経路部を通って、扉の内
側から外側の飲料取出部に供給される。このように、栓
部材を給液経路部から分離可能に設けているため、洗浄
などの手入れが容易である。
【0022】請求項4の冷却飲料供給装置では、給液経
路部が扉に着脱自在に配されているので、汚れた場合や
飲料種類を代えるときなどに、容易に外して清掃するこ
とができる。
【0023】請求項5の冷却飲料供給装置では、扉に固
定された操作部を操作することにより、栓部材を動作さ
せて給液経路部に飲料容器内の飲料を供給する。ここ
で、操作部は、扉に固定されているため、給液経路部を
扉から外したときに該給液経路部から分離されるので、
給液経路部の洗浄が容易である。
【0024】請求項6の冷却飲料供給装置では、飲料容
器が上下逆さに配されるので、該容器内の飲料が重力で
給液経路部に供給され、よって、ポンプ等を用いて飲料
を供給する必要がない。
【0025】請求項7の冷却飲料供給装置では、飲料容
器を傾斜させて配するので、該容器内への空気の流入が
促進されて、該容器内の飲料と外部空気の置換がスムー
スになり、給液経路部への飲料の流出が安定的であり、
また、その流出量を多くすることができる。
【0026】請求項8の冷却飲料供給装置では、容器内
飲料の給液経路部への流出孔である弁座が水平面から傾
斜して配されているので、この弁座から該容器内への空
気流入が促進され、よって、飲料の給液経路部への流出
が安定的であり、また、その流出量を多くすることがで
きる。
【0027】請求項9の冷却飲料供給装置では、縦方向
の隔壁によって、栓部材の内部空間を、傾斜した弁座の
頂点側と底点側とに分割するので、飲料容器内における
飲料と空気の置換がより促進される。
【0028】請求項10の冷却飲料供給装置では、例え
ば冬場など冷却飲料供給用に供しないときには、可動板
を水平に倒して該可動板上に飲料容器など種々の収納物
を収納可能にして、容器保持部を収納スペースとして活
用する。そのため、従来の専用タンクのように、その部
分がデッドスペースになることがなく、冷蔵庫内を有効
に活用することができる。
【0029】請求項11の冷却飲料供給装置では、冷却
飲料供給用に供しないときに、栓部材を給液経路部内に
収納できるので、栓部材を紛失すること恐れがない。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
に係る冷却飲料供給装置10を図1〜10を参照して説
明する。
【0031】この冷却飲料供給装置10は、図1、2に
示すように、冷蔵庫1の冷蔵室2の扉3に配されてお
り、冷蔵室2の内部に配されたペットボトル4内の飲料
を扉3を介して外部に供給するものである。
【0032】符号12は、扉3内面側に設けられた棚状
のボトル収納部であり、2L入りのペットボトル4、4
を2本並べて収納できるスペースを有する。このボトル
収納部12は、図1(b)における左側の底板部分が、
ボトル収納部12の後方端に配された水平軸16に回動
自在に取付けられた可動底板14となっている。この左
側部分は、可動底板14を垂直に立てたときにはペット
ボトル4を上下逆さに保持するボトル保持部13(図2
参照)となり、可動底板14を倒して水平にしたときに
は右側部分と同じくペットボトルなどの収納物の収納ス
ペースとなる(図4参照)。
【0033】符号46は、扉3前面に設けられた飲料取
出部であり、冷蔵室2内部に突出するように形成されて
いる。この飲料取出部46の底面には飲料の床面への落
下を防止する受け皿48が着脱自在に配されている。
【0034】符号18は、ペットボトル4の口部に、市
販時に配された栓に代えて取付けられる栓部材であり、
ペットボトル4に取付けられた後に、可動底板14の下
方に位置するように取付けられる。この栓部材18は、
図5に示すように、円筒状の胴部20と、この胴部20
の上端に着脱自在にネジ止めされた接続部22と、胴部
20内にて液体の流出を規制する弁24とよりなる。
【0035】胴部20の内周面には、弁24の座る環状
の弁座20aが軸方向に垂直に延成されており、この弁
座20aの内周縁から弁支え20bが下方に延成されて
いる。また、弁座20aの内周側が液体の流路20cと
なる。
【0036】弁24は、シリコンゴム等の軟質材料より
なる略皿形状であり、弁支え20bに軸方向に滑動自在
に支持されたシャフト24aの上部に嵌着されている。
この弁24と弁座20aとが当接することによって流路
20cが閉塞されて弁座20aの上方と下方の空間が遮
断され液体の流れが閉鎖される。
【0037】接続部22は、胴部20よりやや径大な環
状のハンドル部22aと、その上下面からそれぞれ上下
方向に延設された上下の円筒状の取付部22b、22c
とよりなる。両取付部22b、22cは、同一外径を有
し、その外周面には胴部20上端の雌ネジと螺合する雄
ネジが形成され、内周面にはペットボトル4の口部の雄
ネジと螺合する雌ネジが形成されている。
【0038】この上下の取付部22b、22cは、2L
入りと1.5L入りの口径の異なる2種類のペットボト
ル4の口部にそれぞれ対応するように大小異なる内径に
形成されている。図5に示すように、大径の取付部22
bが上側に向くように小径の取付部22cを胴部20の
雌ネジに螺合させて、接続部22を胴部20に取付けた
場合には、この大径の取付部22bの雌ネジをペットボ
トル4の雄ネジと螺合させることによって、栓部材18
を大径の2Lペットボトル4の口部に取付けることがで
きる。接続部22を上下逆にして胴部20に取付けた場
合には、図6に示すように、小径の取付部22cによっ
て、小径の1.5Lペットボトルの口部に取付けること
ができる。なお、ハンドル部22aの外周面には、滑り
止めの凹凸成形すなわちローレットが施されており、接
続部22を胴部20に対して容易に捩って着脱できるよ
うになっている。また、ハンドル部22aの上下面に
は、ペットボトル4の口部先端が当接する環状のシール
ゴム22d、22dがそれぞれ配されている。
【0039】符号26は、栓部材18から流出した飲料
を扉3外に送り出す給液経路部であり、ボトル保持部1
3の下方に着脱自在に配されている。この給液経路部2
6は、図3に示すように、栓部材18が上方から挿入さ
れる矩形容器の経路部本体28と、この経路部本体28
の下面から下方に延設された管状の飲料出口部30とよ
りなる。経路部本体28は飲料取出部46の上壁である
扉3の水平部3a上に配されている。飲料出口部30
は、扉3の水平部3aを上下に、即ち扉3を内外に貫通
する貫通孔32を挿通して、飲料取出部46に上方から
垂下している。
【0040】経路部本体28の底板29は、飲料出口部
30に向って下方に傾斜している。この底板29には、
弁24のシャフト24a下面を上方に押圧するプッシャ
34が取付けられている。このプッシャ34は、底板2
9を貫通する孔に周設された環状のシールゴム35に摺
動自在に配されており、図3に示す位置から下方への動
きは規制されている。また、この底板29には、栓部材
18の下端部を支持するとともに、弁24のシャフト2
4aをプッシャ34上に導く複数のガイドリブ36が立
設されている。
【0041】符号38は、給液経路部26の経路部本体
28の開口部に配された蓋体であり、ペットボトル4の
口部が挿入される開口を有する。この蓋体38と経路部
本体28内に栓部材18が収納される。
【0042】符号40は、ペットボトル4内の飲料の流
出を制御する給液レバーであり、扉3の貫通孔32に配
された水平軸42に回動可能に取付けられて、飲料取出
部46に、その上方から垂下している。この給液レバー
40は、水平軸42への取付け部分から下方に垂下する
操作腕40aと、上方に延設されプッシャ34の下面を
押圧する作用腕40bとよりなり、操作腕40aを前方
から押すことにより、作用腕40bがプッシャ34を上
方に押し上げる。この給液レバー40は、不図示のスプ
リングにより操作腕40aが垂直になるように、図3に
おける時計周りに付勢されている。
【0043】なお、操作腕40aの下端部にはコップC
等による押圧時の衝撃を吸収するゴム部材44が取付け
られている。また、図1に示すように、扉3の前面側か
ら見て、給液レバー40の操作腕40aの中心軸とペッ
トボトル4の中心軸とは左右にずれている。
【0044】つぎに、この冷却飲料供給装置10の作用
について説明する。
【0045】(1)準備段階 本装置10を使用する場合には、まず、ペットボトル4
の口部に栓部材18をネジ止めにより取付ける。このと
き、ペットボトル4の口部の径に応じて、栓部材18の
胴部20に対する接続部22の取付方向を変えておく。
すなわち、口径の大きい2L入りペットボトル4の場合
には、図5に示すように内径の大きい取付部22bが外
側に向くように、口径の小さい1.5L入りペットボト
ル4の場合には、図6に示すように内径の小さい取付部
22cが外側に向くように、接続部22を胴部20に取
付ける。
【0046】そして、可動底板14を立てた状態で、ペ
ットボトル4を上下逆さにしてボトル保持部13に配
し、その先端の栓部材18を給液経路部26内にセット
する。これにより、図2、3に示す飲料供給待機状態と
なる。なお、ペットボトル4を逆さにしても、その内部
の飲料によって、図5に示すように栓部材18内の弁2
4が閉じられるので、飲料は外部に流出しない。
【0047】(2)飲料供給待機状態 この状態では、ペットボトル4内の飲料によって、図3
に示すように栓部材18の弁24が閉じられている。そ
して、弁24のシャフト24aの下面にはプッシャ34
の上端が当接し、該プッシャ34の下面には給液レバー
40の作用腕40bが当接している。
【0048】(3)飲料供給状態 コップCを給液レバー40のゴム部材44に押し当て
て、給液レバー40の操作腕40aを図3において二点
鎖線で示すように後方に回動させると、作用腕40bが
上方に回動して、プッシャ34を上方に押し上げる。こ
れにより、栓部材18の弁24が上方に押し上げられて
開き、ペットボトル4内の飲料が、外部の空気と置換し
ながら、図6に矢印で示すように、栓部材18を通って
給液経路部26の経路部本体28内に流出する。この流
出した飲料は、経路部本体28の底板29の傾斜により
飲料出口部30に導かれ、この飲料出口部30から飲料
取出し部46の前記コップCに注がれる。
【0049】コップCの給液レバー40に対する押圧を
止めると、給液レバー40は不図示のスプリングの付勢
力によってもとの状態に戻されるので、ペットボトル4
内の飲料による押圧によって、弁24及びプッシャ34
が下方に押し戻される。これにより、飲料供給待機状態
に戻る。
【0050】(4)飲料非供給状態 例えば冬場など、本装置10を飲料供給用に供しないと
きには、図4に示すように、可動底板14を倒して水平
にする。これにより、給液経路部26が閉蓋されるとと
もに、該可動底板14上にペットボトルや他の収納物を
収納することができる。ここで、栓部材18は給液経路
部26内に収納する。
【0051】以上よりなる冷却飲料供給装置10であれ
ば、市販のペットボトル飲料をそのまま飲料供給用のタ
ンクとして使用するので、該タンクは一本毎に新しいも
のに更新され、従来の専用タンクのように内面に水垢や
ミネラル分が付着することがない。よって、手入れが簡
便であり、かつ、衛生的である。また、扉3を開閉する
ことなく冷蔵室2内の飲料を取出すことができるため、
扉開閉に伴なう消費電力を削減することができる。
【0052】また、専用タンクを使用していないため、
本装置10を飲料供給用として使用しないときにも、該
専用タンクによるデッドスペースがなく、冷蔵室2内を
有効に活用することができる。
【0053】さらに、給液経路部26には給液時にのみ
飲料が流れ、かつ、この流入した飲料は、経路部本体2
8の底板29の飲料出口部30への傾斜によって給液経
路部26内に残留しない。そのため、給液経路部26
は、飲料供給待機状態においては、常に乾燥した状態に
なっており、水垢やミネラル分等が付着しにくい。ま
た、仮に付着した場合でも、給液経路部26は、その飲
料出口部30を貫通孔32に挿通させることにより扉3
の内側面に配したものであるため、容易に扉3の内側か
ら外して清掃することができる。
【0054】また、栓部材18が、ネジ径の異なる2種
類のペットボトルの口部に対応する2つの取付部22
b、22cを備えた接続部22を有するため、2つの別
々の栓部材を設ける場合のように、使用しない栓部材の
置き場所に困ったり、栓部材を紛失することがない。ま
た、両取付部22b、22cの外径が等しいので、接続
部22の胴部20に対する装着方向を代えるだけで、そ
れぞれのペットボトルの口部に対応させることができ
る。
【0055】さらに、ペットボトル4を逆さにして栓部
材18を下にすることにより、飲料が弁24と弁座20
aを常に濡しており、かつ、弁24を弁座20aに押し
付ける力が働くため、弁24と弁座20aとの間のシー
ル性が高まり、ボトル内の飲料の漏れや、空気が入るこ
とによる飲料の変質を防ぐことができる。
【0056】なお、栓部材18において、ペットボトル
4からの飲料の流出を安定的に、かつ、一定量以上(2
0cc/秒以上)とするため、弁24と胴部20内周面
との間隔及び弁24と弁座20aとの間隔を2.5mm
以上とすることが好ましい。また、この弁24と胴部2
0内周面との間及び弁24と弁座20aとの間の隙間最
小面積を200mmとすることが好ましい。
【0057】ペットボトル4内の飲料と外部の空気との
置換を良好にして該飲料の流出速度を上げるために、上
記の栓部材18に代えて以下に示す栓部材18a〜dを
用いてもよい。
【0058】図7に示す栓部材18aでは、弁24の上
方に、栓部材18aを前後に分割する平板状の隔壁50
が立設されている。この隔壁50は、接続部22のハン
ドル部22aの内周面に取付けられている。このよう
に、栓部材18aの内部空間を縦方向の隔壁50で分割
することにより、図7に示すように、隔壁50の一方側
には飲料(図中実線矢印で示す。図9、10、13にお
いて同じ。)が、他方側には空気(図中点線矢印で示
す。図9、10、13において同じ。)が流れるので、
飲料と空気の置換がスムースに行なえる。
【0059】図8に示す栓部材18bでは、弁24の上
方に、捩り隔壁52が配されている。この捩り隔壁52
は、縦方向に設けた平板状の隔壁を栓部材18bの軸を
中心に捩った形状を有し、胴部20の内周面に不図示の
連結部を介して固着されている。このような捩り隔壁5
2を設けることにより、飲料と空気が渦状に流れ、図7
に示すものよりもさらにスムースに飲料を流出させるこ
とができる。
【0060】図9に示す栓部材18cでは、胴部20の
内周面に、上下方向に開口する空気導入パイプ54が取
着されている。この空気導入パイプ54は、略ラッパ形
状であり、大きく開口する下部が、弁24の外径よりも
大きく、かつ、弁開放時に弁24を覆うように形成さ
れ、小さく開口する上部が、ペットボトル4の口部に挿
入される細管状に形成されている。この栓部材18cで
は、飲料が空気導入パイプ54の外周を通って流出し、
空気が空気導入パイプ54内を通って流入するので、両
者の置換が良好である。
【0061】図10に示す栓部材18dでは、胴部20
の弁座20aが、図において右から左に向って下方に傾
斜して配されている。また、弁24の上方には、栓部材
18dを左右に分割する平板状の隔壁50が立設されて
いる。すなわち、隔壁50は、弁24の上方空間を、傾
斜した弁座20aの頂点側と底点側とに分割するように
立設されている。このように、弁座20aを傾斜させる
ことにより、ペットボトル4内への空気流入が促進さ
れ、飲料を安定的に、かつ、一定量以上(35cc/秒
以上)流出させることができる。また、上記のように隔
壁50を設けることにより、飲料と空気との置換がより
促進される。
【0062】なお、通常市販されている2L入りと1.
5L入りの2種類の角型のペットボトルは、高さがほぼ
同じであるが、横断面寸法が異なる。1.5L入りは、
幅と奥行が同一寸法であるのに対し、2L入りは、幅寸
法は1.5L入りとほぼ同一であるが奥行寸法が1.5
L入りよりも大きくなっている。
【0063】そのため、本装置10において、ボトル保
持部13にこれらのペットボトルを配するときには、ボ
トル中心軸が一定になるように配し、かつ、寸法のほぼ
等しいボトルの幅方向をボトル保持部13の幅方向に一
致させて配する。これにより、ペットボトルの種類が異
なっても、給液経路部26の位置とボトル保持部13の
幅寸法とを一定にさせて、同一場所にそれらペットボト
ルを配することができる。ここで、ボトル種類の違いに
よる奥行寸法の差は、ボトル保持部13の前後に変形可
能なボトル支えなどを設けることにより、ボトル保持部
13の奥行方向で吸収すればよい。
【0064】なお、ペットボトルには、他にも、円筒形
の1.5L入りのもの、さらに、800cc入り、50
0cc入りなど種々あり、それらの寸法は様々である。
その場合、ボトル保持部13に、その幅方向及び奥行方
向で変形可能なボトル支えを適宜に設けて、ボトル中心
軸が一定になるようにすればよい。
【0065】また、市販のペットボトルは、その容量な
どにより種々の口径を有するので、栓部材18を3種類
以上の口径に対応させるためには、各口径に対応する取
付部22b、22cが形成された接続部22を2個以上
用意すればよい。
【0066】なお、扉3の前面にペットボトル4が空に
なったことを知らせる表示部を設けて、ペットボトル4
が空になったとき、適宜の検知手段により検知して前記
表示部が空表示をするように構成することもできる。
【0067】つぎに、本発明の他の一例に係る冷却飲料
供給装置60を図11〜13を参照して説明する。な
お、上述した冷却飲料供給装置10と同一の符号を付し
たものは特に断わらない限り同一の構成を有する。
【0068】この冷却飲料供給装置60では、ボトル保
持部13に配された上下逆さのペットボトル4が、垂線
に対して前後方向に約15°傾斜して配されている。即
ち、ボトル口部がボトル下端部よりも前方に位置するよ
うに配されている。
【0069】このペットボトル4は、その中央部におい
て、前後に配されたボトル支え62、64によって前後
方向に支持されており、後方のボトル支え64には、変
形可能な板バネよりなるボトル押え66が配されてい
る。このボトル押え66が、ボトルの太さによってその
変形量を変え、太さの異なるペットボトルをその中心軸
が一定位置になるように支持する。なお、このような支
持機構はボトル保持部13の幅方向に適用してもよく、
また、幅方向と前後方向の両方に適用すれば上記支持効
果がより確実になる。
【0070】本装置60では、給液経路部26が、扉3
と別体で設けられた支持部材70上に載置されている。
図12に示すように、給液経路部26の経路部本体28
には、その底板29に上方に突出する凸部78が形成さ
れており、この凸部78に、上下方向に摺動自在のプッ
シャ34が貫通して配され、かつ、該プッシャ34の上
面を覆う膜状のシールゴム80が取着されている。な
お、プッシャ34の上面はシールゴム80の下面に取着
されている。
【0071】給液経路部26の飲料出口部30は、経路
部本体28の前面下端から下方かつ前方に傾斜してお
り、扉3を内側から外側に向って下方に傾斜して貫通す
る貫通孔32に挿通されている。この飲料出口部30の
前端には、飲料の流出方向を下方に規制して前方への飲
料の噴出を防止する噴出防止部72がほぼ垂直に立設さ
れており、これにより、飲料取出し部46に配されたコ
ップ等の容器に飲料を良好に注ぐことができる。
【0072】図11に示すように、飲料出口部30が扉
3から前方に突出した部分に飲料取出部46が形成され
ており、すなわち、飲料取出部46は、冷蔵室2の領域
に突出することなく、平らな扉3前面に形成されてい
る。これにより、ボトル保持部13の下方、即ち、飲料
取出部46後方の扉3内面側には、収納スペース68が
確保されている。
【0073】なお、飲料出口部30の前記突出した部分
は、扉3前面に設けられた覆体74により覆われて保護
されている。扉3前面には、また、栓部材18の弁24
を開閉させるための押しボタン82と、飲料出口部30
の下方に配された受け皿48を支持する受皿支持部84
とが配されている。そして、扉3の内面側には、支持部
材70の下方に弁24の開閉させるための機械室86が
配されている。
【0074】図12に示すように、押しボタン82は、
扉3の前方に配された板材88を貫通する孔に嵌着され
たゴム部材であり、その後面には、扉3を貫通して機械
室86に至る貫通孔90に摺動自在に配されたプッシャ
92が取着されている。プッシャ92の後端は、機械室
86内に配された水平軸93に回動自在に取付けられた
レバー94に当接している。レバー94は、プッシャ9
2が当接する垂下腕94aと後方に延びる作用腕94b
とよりなり、不図示のスプリングにより図において時計
周りに回動するように付勢されている。また、作用腕9
4bにはピン95が突出形成されている。そして、この
ピン95に係合する長孔を有し、レバー94の回動を上
方のプッシャ34に伝達する伝達部材96が、機械室8
6及び支持部材70を貫通してプッシャ34の下面に当
接するように配されている。
【0075】なお、栓部材18には弁24の上方空間を
前後に分割する隔壁50が配されている。このように給
液経路部26に栓部材18をセットしたときに、常に、
隔壁50が前後に仕切るように、即ち、水平面から傾斜
して配された弁座20aの頂点側と底点側とに前記上部
空間を分割するように、栓部材18のセット方向を規制
する案内部(不図示)が、栓部材18の胴部20外周及
び給液経路部26のガイドリブ36に設けられている。
【0076】また、扉3の貫通孔32の周りにはスポン
ジ状のシール材97が配され、さらにその周りには成形
体断熱材98が配されており、該貫通孔32からの熱漏
洩を極力低減させている。また、その下方の貫通孔90
の周りには成形体断熱材99が配されている。
【0077】本装置60では、押しボタン82にコップ
Cを押し当てると、図13に示すように、その後方のプ
ッシャ92がレバー94を図において反時計周りに回動
させて伝達部材96を上方に押し上げる。そして、伝達
部材96がその上方のプッシャ34を押し上げて、これ
により弁24が押し上げられてペットボトル4内の飲料
が給液経路部26内に流出する。この流出した飲料は、
経路部本体28の底面29の傾斜によって飲料出口部3
0に導かれ、その先端からコップCに注ぎ込まれる。
【0078】本装置60であれば、ペットボトル4が傾
斜して取付けられるので、その着脱が容易である。ま
た、ペットボトル4の傾斜により栓部材18の弁座20
aが傾斜した状態でセットされるので、弁24開放時に
おける弁座20aからペットボトル4内への空気流入が
促進され、飲料を安定的に、かつ、一定量以上(35c
c/秒以上)流出させることができる。
【0079】また、給液経路部26の飲料出口部30を
経路部本体28から前方に傾斜するように形成すること
により、飲料取出部46をボトル保持部13の下方に設
ける必要がなく、よって、ボトル保持部13の下方に収
納スペース68を確保することができる。
【0080】なお、前記した栓部材18の隔壁50に代
えて、図9に示すような空気導入パイプ54を設けても
よく、その場合には、ペットボトル4をボトル保持部1
3にセットする際の栓部材18の方向規制が不要であ
る。
【0081】
【発明の効果】本発明の冷却飲料供給装置であれば、市
販の飲料容器をそのまま用いてその容器を飲料供給用の
タンクとして使用し、一本毎に新しいものに更新するの
で、従来の専用タンクのように内面に水垢やミネラル分
が付着することがない。よって、タンク清掃などが不要
であるため手入れが簡便であり、かつ衛生的である。ま
た、箱体の扉等を開閉することなく、箱体内の飲料を取
出すことができるため、扉等の開閉に伴なう消費電力を
削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の実施の形態の一例に係る冷
却飲料供給装置10を備えた冷蔵庫1の正面図であり、
(b)は、その冷蔵室扉3の内面を示した図である。
【図2】冷蔵庫1の要部縦断面図である。
【図3】飲料供給待機状態における冷却飲料供給装置1
0の要部縦断面図である。
【図4】飲料非供給状態における冷蔵庫1の要部縦断面
図である。
【図5】飲料供給待機状態における栓部材18の縦断面
図である。
【図6】飲料供給状態における栓部材18の縦断面図で
ある。
【図7】栓部材18の他の構成例である栓部材18aの
縦断面図である。
【図8】栓部材18の他の構成例である栓部材18bの
縦断面図である。
【図9】栓部材18の他の構成例である栓部材18cの
縦断面図である。
【図10】栓部材18の他の構成例である栓部材18d
の縦断面図である。
【図11】本発明の他の一例に係る冷却供給飲料装置6
0を備えた冷蔵庫の要部縦断面図である。
【図12】飲料供給待機状態における冷却飲料供給装置
60の要部縦断面図である。
【図13】飲料供給状態におけり冷却飲料供給装置60
の要部縦断面図である。
【符号の説明】
2……冷蔵室 3……扉 4……ペットボトル 10、60……冷却飲料供給装置 13……ボトル保持部 14……可動底板 18……栓部材 20a……弁座 22……接続部 22b、22c……取付部 24……弁 26……給液経路部 34……プッシャ 40……給液レバー 46……飲料取出部 50……隔壁 82……押しボタン 86……機械室 92……プッシャ 94……レバー 96……伝達部材
フロントページの続き (72)発明者 落合 浩一郎 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社大阪事業所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水、ジュース、紅茶、日本茶等の市販の
    飲料容器を冷却して、前記飲料容器内部の飲料を供給す
    る冷却飲料供給装置であって、 冷却機能を有する箱体内に設けられ、前記飲料容器をそ
    の内部の飲料を供給できる姿勢で保持する容器保持部
    と、 前記箱体の外面側に設けられ、前記飲料が取出される飲
    料取出部と、 前記箱体の内部に設けられ、前記容器保持部に保持され
    た前記飲料容器から飲料を前記飲料取出部に供給する供
    給部と、 前記飲料容器の口部に取付けられ、前記容器保持部に保
    持された前記飲料容器の前記口部と前記供給部とを接続
    する栓部材とよりなることを特徴とする冷却飲料供給装
    置。
  2. 【請求項2】 前記栓部材が、前記飲料容器内の飲料の
    流出を規制する胴部と、前記胴部の一端に着脱自在に配
    され前記胴部と前記飲料容器の口部とを接続する接続部
    とよりなり、 前記接続部が径の異なる2つの取付部を有し、大径の前
    記取付部が前記接続部の一方面に、小径の前記取付部が
    前記接続部の他方面に形成され、 前記大径の取付部を前記胴部に取付けたときには、前記
    小径の取付部に前記飲料容器の口部を取付け、前記小径
    の取付部を前記胴部に取付けたときには、前記大径の取
    付部に前記飲料容器の口部を取付けて、前記接続部の前
    記胴部に対する装着方向を変えることにより、前記栓部
    材を口径の異なる2種類の飲料容器に取付け可能にした
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷却飲料供給装置。
  3. 【請求項3】 前記箱体が冷蔵庫であり、 前記容器保持部が前記冷蔵庫の扉内面側に設けられ、 前記飲料取出部が前記冷蔵庫の扉外面側に設けられ、 前記供給部が、前記栓部材に接続され前記扉を内外に貫
    通する給液経路部と、前記飲料容器内の飲料の前記給液
    経路部への供給を制御する制御部とよりなり、 前記栓部材が前記供給部に着脱自在であることを特徴と
    する請求項1に記載の冷却飲料供給装置。
  4. 【請求項4】 前記給液経路部が、前記扉に、その内面
    側から着脱自在に配されたことを特徴とする請求項3に
    記載の冷却飲料供給装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部が前記扉に固定された操作部
    を有し、この操作部の操作により前記栓部材を動作させ
    て前記給液経路部に飲料容器内の飲料を供給することを
    特徴とする請求項4に記載の冷却飲料供給装置。
  6. 【請求項6】 前記給液経路部が前記容器保持部の下方
    に配され、 前記容器保持部に、前記飲料容器を、その口部を下方に
    向けて配して、前記栓部材を前記給液経路部に接続させ
    ることを特徴とする請求項3に記載の冷却飲料供給装
    置。
  7. 【請求項7】 前記飲料容器を、垂線に対して傾斜させ
    て配することを特徴とする請求項6に記載の冷却飲料供
    給装置。
  8. 【請求項8】 前記栓部材に前記飲料容器内の飲料の流
    出を規制する弁と弁座を設け、 前記弁座が水平面から傾斜したこと特徴とする請求項6
    に記載の冷却飲料供給装置。
  9. 【請求項9】 前記栓部材の内部空間を縦方向の隔壁で
    分割し、 前記隔壁が、前記傾斜した弁座の頂点と底点を通りかつ
    前記栓部材の中心軸に平行な面に垂直、かつ、前記栓部
    材の中心軸に平行に配されていることを特徴とする請求
    項8に記載の冷却飲料供給装置。
  10. 【請求項10】 前記容器保持部と前記給液経路部との
    間に可動板を設け、 冷却飲料供給用に供するときには、前記可動板を垂直に
    立てて、前記容器保持部に前記飲料容器をその内部飲料
    を供給できる姿勢に保持し、 冷却飲料供給用に供しないときには、前記可動板を水平
    に倒して、前記可動板上に前記飲料容器など種々の収納
    物を収納可能にしたことを特徴とする請求項6に記載の
    冷却飲料供給装置。
  11. 【請求項11】 冷却飲料供給用に供しないときに、前
    記栓部材を前記給液経路部内に収納可能にしたことを特
    徴とする請求項10に記載の冷却飲料供給装置。
  12. 【請求項12】 前記飲料容器が、ペットボトルに飲料
    を充填したものであることを特徴とする請求項1に記載
    の冷却飲料供給装置。
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