JPH097838A - インダクタ - Google Patents

インダクタ

Info

Publication number
JPH097838A
JPH097838A JP17418595A JP17418595A JPH097838A JP H097838 A JPH097838 A JP H097838A JP 17418595 A JP17418595 A JP 17418595A JP 17418595 A JP17418595 A JP 17418595A JP H097838 A JPH097838 A JP H097838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
core
inductor
shaped
molding resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17418595A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Kawamura
信之 川村
Kentaro Okusa
健太郎 大草
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
Priority to JP17418595A priority Critical patent/JPH097838A/ja
Publication of JPH097838A publication Critical patent/JPH097838A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulating Of Coils (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で磁気特性に優れたインダクタを供す
る。 【構成】 I形コア8とE形コア7を組み合せて、接着
剤によって接合した磁性体部とコイル部とを組み合せて
インダクタとする。磁性体を構成するI形コアおよびE
形コアいずれも、形状が単純なので、小型化が容易であ
り、また高圧による成形が可能で、良好な磁気特性を有
する高密度の圧粉体が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子回路に供給される
インダクタやトランスに係り、特に組立てが容易で、し
かも小型化を図ることが可能なインダクタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のインダクタの一部を切欠
いて示した斜視図であり、図5は、その製造方法を説明
するための図である。図5に示すように、磁性金属粉末
を圧粉成形して得られた内部空間1aを有するポットコ
ア1に、端子電極3に電気的に接続されているコイル4
が収容されており、ポットコア1の開口部には、板状コ
ア2が接着剤6を介して接合されており、かつポットコ
ア1の内部空間1aは電気絶縁性の封止成形用樹脂5に
より満たされ、かつポットコア1、板状コア2の外面も
封止成形用樹脂5により覆われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のインダクタにおいては、コア形状がポット形で
あるために、コアを小型化しようとすると、コア成形用
金型が、小型で、かつ複雑な組み合わせになり、コア成
形時の圧力により金型が破損し易く、成形圧力を上げる
のが困難であった。これにより、加圧成形された磁性金
属圧粉体の圧粉体密度により決まるコアの磁気特性に限
界が生じるという問題があった。
【0004】従って、本発明の目的は、従来の技術にお
ける欠点を除去して、小型で、かつ高密度な磁性金属圧
粉体を磁性体として使用したインダクタを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、E字状
の上部金型とE字状の下部金型によって加圧形成された
E形磁性圧粉体とI字状の上部金型とI字状の下部金型
によって加圧成形されたI形磁性圧粉体とが接合されて
形成された磁性体は、それぞれ磁性粉末に粉末結合剤が
加えられて加圧成形された磁性圧粉体であり、また、前
記磁性粉末は磁性金属粉末であり、また、前記磁性圧粉
体は高密度磁性金属圧粉体であることを特徴とするイン
ダクタが得られる。
【0006】
【作用】本発明では、組み合わせる磁性体をI形および
E形の組み合わせという簡単な形状を採用することによ
って、コア成形用金型の簡素化によるコアの小型化を容
易にし、またコア成形圧力を上げることが可能になり、
金属圧粉体の粉末密度によって決まるコアの磁気特性も
向上する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0008】図1は、本発明のインダクタの実施例1の
製造方法を説明するための図である。図1に示すよう
に、E形コア7の内部空間7aに端子電極3に電気的に
接続されているコイル4を収容し、かつE形コア7の開
口部にI形コア8を低粘度で浸透性のよいエポキシ系の
接着剤6を介し接合してなるインダクタ本体をトランス
ファー成形機の金型10,11の内部に収容し、次に、
この金型の内部に封止成形用樹脂5を注入して、E形の
コア7の内部空間7aを電気絶縁性の封止成形用樹脂5
により満たし、かつ前記コア7,8の外面も封止成形用
樹脂5により覆う。
【0009】図2は、本発明のインダクタの実施例2の
製造方法を説明するための図である。図2に示すよう
に、E形コア7を端子電極3に電気絶縁材9を介在させ
て固定し、前記コア7の内部空間7aにコイル4を収容
し、端子電極3に電気的に接続させ、かつE形コアの開
口部にI形コア8を低粘度で浸透性のよいエポキシ系の
接着剤6を介し接合してなるインダクタ本体を、実施例
1と同様にトランスファー成形機にて成形する。
【0010】図3は、本発明のインダクタの実施例3の
製造方法を説明するための図である。図3に示すよう
に、E形コア7の内部空間7aに両端に対置して設けら
れる2対の端子電極3に電気的に接続されている2組の
コイル4を収容し、かつE形コア7の開口部にI形コア
8を低粘度で浸透性のよいエポキシ系の接続剤6を介し
接合してなるインダクタ本体を、実施例1と同様にトラ
ンスファー成形機にて成形する。
【0011】なお、図2に示す実施例2において、端子
電極3を実施例3の図3に示すような両端に対置して設
けられる端子電極3に変えることで、2組のコイル4を
収容することも可能である。
【発明の効果】本発明では、高密度磁性金属圧粉体によ
る小型化したコア、および粉末密度が上がることによ
り、磁性特性が向上したコアを使用したインダクタを提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインダクタの実施例1の製造方法
を説明するための断面図。
【図2】本発明によるインダクタの実施例2の製造方法
を説明するための断面図。
【図3】本発明によるインダクタの実施例3の製造方法
を説明するための断面図。
【図4】従来のインダクタを示す1部切欠斜視図。
【図5】従来のインダクタの製造方法を説明するための
断面図。
【符号の説明】
1 ポットコア 2 板状コア 1a 内部空間 3 端子電極 4 コイル 5 封止成形用樹脂 6 接着剤 7 E形コア 7a 内部空間 8 I形コア 9 電気絶縁材 10 トランスファー成形機の金型(上型) 11 トランスファー成形機の金型(下型)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の磁性体によって形成される磁性体
    部とコイル部を組み合わせることによって得られるイン
    ダクタにおいて、前記複数の磁性体は、それぞれ磁性粉
    末に粉末結合剤が加えられて加圧成形された磁性圧粉体
    であり、前記磁性体部は前記複数の磁性体が高浸透性の
    接着剤によって接合されて形成されていることを特徴と
    するインダクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたインダクタにおい
    て、前記磁性体部はE形磁性圧粉体とI形磁性圧粉体と
    が接合されて形成されていることを特徴とするインダク
    タ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されたインダクタにおい
    て、前記磁性圧粉体は磁性金属粉末が加圧成形された高
    密度磁性金属圧粉体であることを特徴とするインダク
    タ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載されたインダクタにおい
    て、前記コイル部は、絶縁被膜付き電線により形成され
    たコイルが、前記磁性体部外に引き出された端子電極に
    電気的に接続され形成されていることを特徴とするイン
    ダクタ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載されたインダクタにおい
    て、前記磁性体部の内部空間を電気絶縁性の封止成形用
    樹脂により満たし、前記インダクタの外周面も封止成形
    用樹脂により覆ったことを特徴とするインダクタ。
JP17418595A 1995-06-15 1995-06-15 インダクタ Pending JPH097838A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17418595A JPH097838A (ja) 1995-06-15 1995-06-15 インダクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17418595A JPH097838A (ja) 1995-06-15 1995-06-15 インダクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH097838A true JPH097838A (ja) 1997-01-10

Family

ID=15974211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17418595A Pending JPH097838A (ja) 1995-06-15 1995-06-15 インダクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH097838A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6377152B1 (en) * 1998-06-23 2002-04-23 Murata Manufacturing Co., Ltd. Bead inductor and method of manufacturing same
US20130162382A1 (en) * 2011-12-22 2013-06-27 C/O Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Chip inductor and method for manufacturing the same
JP2017011048A (ja) * 2015-06-19 2017-01-12 東光株式会社 表面実装インダクタ及びその製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6377152B1 (en) * 1998-06-23 2002-04-23 Murata Manufacturing Co., Ltd. Bead inductor and method of manufacturing same
US20130162382A1 (en) * 2011-12-22 2013-06-27 C/O Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Chip inductor and method for manufacturing the same
US9183979B2 (en) * 2011-12-22 2015-11-10 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Chip inductor and method for manufacturing the same
JP2017011048A (ja) * 2015-06-19 2017-01-12 東光株式会社 表面実装インダクタ及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3108931B2 (ja) インダクタ及びその製造方法
US12094633B2 (en) Method of manufacturing an electronic component
TWI407462B (zh) 電感器及其製作方法
TWI452581B (zh) 高電流磁性元件及其製造方法
US6718625B2 (en) Methods of manufacturing inductors
US11309117B2 (en) Inductive element and manufacturing method
JP4049246B2 (ja) コイル封入型磁性部品及びその製造方法
JP4768372B2 (ja) コイル封入型磁性部品及びその製造方法
TW201212063A (en) Coil encapsulation green compact magnetic core and manufacturing method thereof
JP2009260116A (ja) モールドコイルおよびモールドコイルの製造方法
JP4768373B2 (ja) コイル封入型磁性部品及びその製造方法
US5900797A (en) Coil assembly
JPH097838A (ja) インダクタ
TWI629699B (zh) Electronic component manufacturing method, electronic component
JPH06290975A (ja) コイル部品並びにその製造方法
CN114005658A (zh) 一种小尺寸绕线模压电感器
TW201123226A (en) Method for manufacturing inductors.
JPS60206122A (ja) チヨ−クコイル
JPH0352204A (ja) インダクタンス素子およびその製造方法
KR100790777B1 (ko) 인덕터 및 그의 제조 방법
CN112071555B (zh) 电感器
JPH01253906A (ja) チップ型インダクタンス素子とその製造方法
TWM634281U (zh) 磁性元件
JPH0629123A (ja) インダクタ
CN117038291A (zh) 电感元件

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040616

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040629

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041102