JPH0976787A - 車 両 - Google Patents

車 両

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Publication number
JPH0976787A
JPH0976787A JP16457196A JP16457196A JPH0976787A JP H0976787 A JPH0976787 A JP H0976787A JP 16457196 A JP16457196 A JP 16457196A JP 16457196 A JP16457196 A JP 16457196A JP H0976787 A JPH0976787 A JP H0976787A
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JP
Japan
Prior art keywords
internal combustion
combustion engine
motor
rotation
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP16457196A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Yamaguchi
幸蔵 山口
Satoru Tanaka
悟 田中
Shigeo Tsuzuki
繁男 都築
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Aisin AW Co Ltd
Equos Research Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Equos Research Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd, Equos Research Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】停車中に内燃エンジンを停止させた場合でも補
機を作動させることができる車両を提供する。 【解決手段】内燃エンジン11と、該内燃エンジン11
からの回転を受けて変速を行う変速装置と、前記内燃エ
ンジン11からの回転をクランクプーリ13を介して受
けて駆動されるモータと、該モータに接続されたバッテ
リ19と、前記内燃エンジン11からの回転をクランク
プーリ13を介して受けて作動させられる補機とを有す
る。そして、前記内燃エンジン11とクランクプーリ1
3とはワンウェイクラッチFを介して連結される。停車
中は内燃エンジン11が停止させられ、モータは、発生
させた回転をクランクプーリ13を介して補機に伝達す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃エンジンを使用する車両にお
いては、内燃エンジンによって発生させた回転を変速装
置に伝達し、該変速装置において変速を行った後、駆動
輪に伝達するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の車両においては、停車中にも内燃エンジンが駆動さ
れ続けるので、燃費がその分悪くなってしまう。そこ
で、停車中に内燃エンジンを停止させ、燃費を良くする
ことが考えられる。ところが、通常、内燃エンジンに
は、エアコン、パワーステアリングを作動させるための
P/S用ポンプ、冷却水系のウォータポンプ等の補機が
連結されているので、内燃エンジンを停止させると前記
補機を作動させることができなくなってしまう。
【0004】本発明は、前記従来の車両の問題点を解決
して、停車中に内燃エンジンを停止させた場合でも補機
を作動させることができる車両を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の車
両においては、内燃エンジンと、該内燃エンジンからの
回転を受けて変速を行う変速装置と、前記内燃エンジン
からの回転をクランクプーリを介して受けて駆動される
モータと、該モータに接続されたバッテリと、前記内燃
エンジンからの回転をクランクプーリを介して受けて作
動させられる補機とを有する。
【0006】そして、前記内燃エンジンとクランクプー
リとはワンウェイクラッチを介して連結される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
第1の実施の形態における車両の概念図である。図にお
いて、11は内燃エンジン(E/G)であり、該内燃エ
ンジン11は図示しない制御装置によって制御され、車
両の走行中においては駆動され、停車中においては停止
させられる。また、12は前記内燃エンジン11と連結
され、該内燃エンジン11によって発生させられた回転
を受けて変速を行う変速装置としての自動変速機(A/
T)である。そして、該自動変速機12によって変速が
行われた後の回転は図示しない駆動輪に伝達される。
【0008】また、13は前記内燃エンジン11の回転
をワンウェイクラッチFを介して受けるクランクプーリ
である。該クランクプーリ13には、エアコン(A/
C)15、図示しないパワーステアリングを作動させる
ための油圧を発生させるP/S用ポンプ16、図示しな
い冷却水系に冷却水を供給するウォータポンプ18等の
補機が連結され、該補機は前記内燃エンジン11からク
ランクプーリ13に伝達された回転を受けて作動させら
れる。
【0009】また、クランクプーリ13には直流モータ
17が連結され、該直流モータ17には12〔V〕のバ
ッテリ19が接続される。そして、前記直流モータ17
を発電機として使用し、バッテリ19を充電することが
できる。さらに、該バッテリ19にはライト、ステレオ
等の補機が接続され、バッテリ19から前記補機及び直
流モータ17に電流を供給することができるようになっ
ている。
【0010】次に、前記構成の車両の動作について説明
する。まず、車両の走行中においては、内燃エンジン1
1が駆動され、該内燃エンジン11の回転が自動変速機
12を介して前記駆動輪に伝達される。このとき、ワン
ウェイクラッチFがロック状態に置かれるので、内燃エ
ンジン11の回転は、ワンウェイクラッチF及びクラン
クプーリ13を介してエアコン15、P/S用ポンプ1
6、直流モータ17、ウォータポンプ18等に伝達され
る。そして、直流モータ17によって発生させられた電
流によって、バッテリ19が充電される。
【0011】したがって、車両の走行中においては、内
燃エンジン11の回転を受けてエアコン15、P/S用
ポンプ16、直流モータ17、ウォータポンプ18等が
作動させられる。そして、前記直流モータ17によって
発生させられた電流によって、バッテリ19が充電さ
れ、ライト、ステレオ等の補機を作動させることもでき
る。
【0012】一方、停車中においては、内燃エンジン1
1が停止させられる。このとき、直流モータ17は電動
機として使用され、バッテリ19から電流が供給され
る。そして、直流モータ17は、発生させた回転をウォ
ータポンプ18に伝達してウォータポンプ18を作動さ
せるとともに、クランクプーリ13を介してエアコン1
5及びP/S用ポンプ16に伝達し、エアコン15及び
P/S用ポンプ16を作動させる。また、バッテリ19
からの電流によってライト、ステレオ等の補機を作動さ
せることもできる。
【0013】なお、この間、ワンウェイクラッチFはフ
リー状態に置かれるので、直流モータ17によって発生
させられた回転は内燃エンジン11には伝達されない。
したがって、内燃エンジン11を引きずることはない。
このように、停車中に、内燃エンジン11を停止させる
ことができるので、燃費を良くすることができる。ま
た、内燃エンジン11を停止させた状態でエアコン1
5、P/S用ポンプ16、ウォータポンプ18等の補機
を作動させることができるだけでなく、ライト、ステレ
オ等の補機を作動させることもできる。
【0014】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図2は本発明の第2の実施の形態における車
両の概念図である。図において、11は内燃エンジンで
あり、該内燃エンジン11は図示しない制御装置によっ
て制御され、車両の走行中においては駆動され、停車中
においては停止させられる。また、12は前記内燃エン
ジン11と連結され、該内燃エンジン11によって発生
させられた回転を受けて変速を行う変速装置としての自
動変速機である。そして、該自動変速機12によって変
速が行われた後の回転は図示しない駆動輪に伝達され
る。
【0015】また、20は、前記内燃エンジン11と前
記自動変速機12との間に配設され、内燃エンジン11
及び自動変速機12と連結された電気モータ(MOT)
であり、該電気モータ20によって発生させられた回転
は自動変速機12に伝達される。そして、内燃エンジン
11を駆動して車両を走行させているときに、前記電気
モータ20を発電機として使用し、発電を行うこともで
きる。
【0016】そのために、電気モータ20と120
〔V〕の高電圧バッテリ21とが接続され、電気モータ
20を駆動するときには高電圧バッテリ21から電気モ
ータ20に、電気モータ20によって発電を行うときに
は電気モータ20から高電圧バッテリ21に電流が供給
される。また、13は前記内燃エンジン11の回転をワ
ンウェイクラッチFを介して受けるクランクプーリであ
る。該クランクプーリ13には、エアコン15、図示し
ないパワーステアリングを作動させるためのP/S用ポ
ンプ16、図示しない冷却水系に冷却水を供給するウォ
ータポンプ18等の補機が連結され、該補機は前記内燃
エンジン11からクランクプーリ13に伝達された回転
を受けて作動させられる。
【0017】また、クランクプーリ13には直流モータ
17が連結され、該直流モータ17には12〔V〕のバ
ッテリ19が接続される。そして、直流モータ17を発
電機として使用し、バッテリ19を充電することができ
る。また、バッテリ19にはライト、ステレオ等の補機
が接続され、前記バッテリ19から補機に電流を供給す
ることができるようになっている。
【0018】そして、直流モータ17には前記高電圧バ
ッテリ21も接続され、直流モータ17を電動機として
使用するときに、高電圧バッテリ21から直流モータ1
7に電流が供給される。そのために、直流モータ17は
二重巻線構造を有し、12〔V〕の低電圧及び120
〔V〕の高電圧のいずれにも対応可能になっている。次
に、前記構成の車両の動作について説明する。
【0019】まず、車両の走行中においては、内燃エン
ジン11が駆動され、該内燃エンジン11の回転が自動
変速機12を介して図示しない駆動輪に伝達される。こ
のとき、電気モータ20も駆動され、該電気モータ20
が発電機として使用される。したがって、電気モータ2
0によって発生させられた電流は高電圧バッテリ21に
供給され、該高電圧バッテリ21が充電される。
【0020】また、内燃エンジン11が駆動されている
間は、ワンウェイクラッチFがロック状態に置かれるの
で、内燃エンジン11の回転は、ワンウェイクラッチF
及びクランクプーリ13を介してエアコン15、P/S
用ポンプ16、直流モータ17、ウォータポンプ18等
に伝達される。そして、直流モータ17によって発生さ
せられた電流によって、バッテリ19が充電される。
【0021】一方、停車中においては、内燃エンジン1
1が停止させられる。このとき、直流モータ17は電動
機として使用され、高電圧バッテリ21から電流が供給
される。そして、直流モータ17は、発生させた回転を
ウォータポンプ18に伝達してウォータポンプ18を作
動させるとともに、クランクプーリ13を介してエアコ
ン15及びP/S用ポンプ16に伝達し、エアコン15
及びP/S用ポンプ16を作動させる。
【0022】なお、この間、ワンウェイクラッチFはフ
リー状態に置かれるので、内燃エンジン11を引きずる
ことはない。このように、停車中に、内燃エンジン11
を停止させることができるので、燃費を良くすることが
できる。また、内燃エンジン11を停止させた状態でエ
アコン15、P/S用ポンプ16、ウォータポンプ18
等の補機を作動させることができるだけでなく、ライ
ト、ステレオ等の補機を作動させることもできる。
【0023】しかも、内燃エンジン11を停止させた状
態において、高電圧バッテリ21から供給された電流に
よって補機を作動させることができるので、作動効率が
高くなる。次に、本発明の第3の実施の形態について説
明する。図3は本発明の第3の実施の形態における車両
の概念図である。
【0024】図において、11は内燃エンジンであり、
該内燃エンジン11は図示しない制御装置によって制御
される。前記内燃エンジン11は、車両のエンジン駆動
モード及びエンジン・モータ駆動モードでの走行中にお
いては駆動され、モータ駆動モードでの走行中及び停車
中においては停止させられる。また、12は前記内燃エ
ンジン11と連結され、該内燃エンジン11によって発
生させられた回転を受けて変速を行う変速装置としての
自動変速機である。そして、該自動変速機12によって
変速が行われた後の回転は図示しない駆動輪に伝達され
る。
【0025】また、20は、前記内燃エンジン11と自
動変速機12との間に配設され、内燃エンジン11及び
自動変速機12に連結された電気モータであり、該電気
モータ20によって発生させられた回転は自動変速機1
2に伝達される。そして、内燃エンジン11を駆動して
車両を走行させているときに、前記電気モータ20を発
電機として使用し、発電を行うこともできる。
【0026】そのために、電気モータ20と120
〔V〕の高電圧バッテリ21とが接続され、電気モータ
20を駆動するときには高電圧バッテリ21から電気モ
ータ20に、電気モータ20によって発電を行うときに
は電気モータ20から高電圧バッテリ21に電流が供給
される。そして、31は、前記電気モータ20より内燃
エンジン11側に配設され、電気モータ20及び内燃エ
ンジン11と連結されたオイルポンプ(O/P)であ
り、該オイルポンプ31は車両の走行中に作動させられ
る。
【0027】さらに、C1は前記内燃エンジン11とオ
イルポンプ31とを接続する第1のクラッチ、C2は前
記電気モータ20と自動変速機12とを接続する第2の
クラッチである。したがって、エンジン駆動モードにお
いては、第1のクラッチC1及び第2のクラッチC2を
係合させた状態で内燃エンジン11を駆動し、該内燃エ
ンジン11の回転を前記駆動輪に伝達して車両を走行さ
せることができる。また、モータ駆動モードにおいて
は、第1のクラッチC1を解放し、第2のクラッチC2
を係合させた状態で電気モータ20を駆動し、該電気モ
ータ20の回転を前記駆動輪に伝達して車両を走行させ
ることができる。
【0028】そして、エンジン・モータ駆動モードにお
いては、第1のクラッチC1及び第2のクラッチC2を
係合させた状態で、内燃エンジン11及び電気モータ2
0を駆動し、内燃エンジン11及び電気モータ20の回
転を前記駆動輪に伝達して車両を走行させることができ
る。さらに、内燃エンジン11の始動時においては、第
1のクラッチC1を係合させ、第2のクラッチC2を解
放した状態で、電気モータ20を駆動し、該電気モータ
20の回転を内燃エンジン11に伝達して内燃エンジン
11を始動することができる。
【0029】また、13は前記内燃エンジン11の回転
をワンウェイクラッチFを介して受けるクランクプーリ
である。該クランクプーリ13には、エアコン15、パ
ワーステアリング(P/S)32を作動させるための油
圧を発生させるP/S用ポンプ16、図示しない冷却水
系に冷却水を供給するウォータポンプ18等の補機が連
結され、該補機は前記内燃エンジン11からクランクプ
ーリ13に伝達された回転を受けて作動させられる。
【0030】また、クランクプーリ13には直流モータ
17が連結され、該直流モータ17には12〔V〕のバ
ッテリ19が接続される。そして、前記直流モータ17
を発電機として使用し、バッテリ19を充電することが
できる。また、バッテリ19にはライト、ステレオ等の
補機が接続され、前記バッテリ19から補機に電流を供
給することができるようになっている。
【0031】そして、直流モータ17には前記高電圧バ
ッテリ21も接続され、直流モータ17を電動機として
使用するときに、高電圧バッテリ21から直流モータ1
7に電流が供給される。そのために、直流モータ17は
二重巻線構造を有し、12〔V〕の低電圧及び120
〔V〕の高電圧のいずれにも対応可能になっている。と
ころで、車両のエンジン・モータ駆動モードにおける減
速中及び停車中に、内燃エンジン11を停止させると、
オイルポンプ31が停止させられるか、低回転で駆動さ
れるので、前記第1のクラッチC1及び第2のクラッチ
C2を係脱するための十分な油圧を図示しない各油圧サ
ーボに供給することができなくなってしまう。そこで、
内燃エンジン11を停止させている間においても第1の
クラッチC1及び第2のクラッチC2を係脱することが
できるように、P/S用ポンプ16とパワーステアリン
グ32との間の油路L−1に切換弁33が配設される。
したがって、該切換弁33を切り換えることによって、
P/S用ポンプ16によって発生させられた油圧をパワ
ーステアリング32に供給するか、油路L−2を介して
第1のクラッチC1及び第2のクラッチC2の各油圧サ
ーボに供給するかを選択することができる。
【0032】なお、34は油路L−2に配設された切換
弁であり、該切換弁34を切り換えることによって、P
/S用ポンプ16によって発生させられた油圧を第1の
クラッチC1に供給するか第2のクラッチC2に供給す
るかを選択することができる。次に、前記構成の車両の
動作について説明する。
【0033】内燃エンジン11の始動時においては、最
初、内燃エンジン11が停止させられているので、第1
のクラッチC1及び第2のクラッチC2が解放され、こ
の状態で直流モータ17が駆動される。この場合、該直
流モータ17は電動機として使用され、前記高電圧バッ
テリ21から電流が供給される。そして、直流モータ1
7は、発生させた回転をクランクプーリ13を介してP
/S用ポンプ16に伝達し、該P/S用ポンプ16を作
動させる。
【0034】その後、切換弁33、34が切り換えら
れ、P/S用ポンプ16によって発生させられた油圧
が、第1のクラッチC1の油圧サーボに供給されて第1
のクラッチC1が係合させられる。その結果、内燃エン
ジン11と電気モータ20とが直結状態になり、該電気
モータ20を駆動することによって内燃エンジン11を
始動することができる。
【0035】次に、エンジン駆動モードで車両を走行さ
せるときは、第1のクラッチC1及び第2のクラッチC
2が係合させられ、内燃エンジン11が駆動される。な
お、既に第1のクラッチC1が係合させられているの
で、内燃エンジン11の回転はオイルポンプ31に伝達
され、該オイルポンプ31が作動させられる。したがっ
て、該オイルポンプ31からの油圧によって第1のクラ
ッチC1及び第2のクラッチC2を係脱することができ
る。
【0036】そして、内燃エンジン11の回転は、自動
変速機12を介して前記駆動輪に伝達される。また、こ
のとき、電気モータ20も駆動され、該電気モータ20
が発電機として使用される。したがって、電気モータ2
0によって発生させられた電流は高電圧バッテリ21に
供給され、該高電圧バッテリ21が充電される。また、
内燃エンジン11が駆動されている間は、ワンウェイク
ラッチFがロック状態に置かれるので、内燃エンジン1
1の回転は、ワンウェイクラッチF及びクランクプーリ
13を介してエアコン15、P/S用ポンプ16、直流
モータ17及びウォータポンプ18に伝達される。そし
て、直流モータ17によって発生させられた電流によっ
て、バッテリ19が充電される。
【0037】また、モータ駆動モードで車両を走行させ
るときは、第1のクラッチC1が解放されるとともに、
第2のクラッチC2が係合させられる。この場合、該第
2のクラッチC2を係合させるための油圧を、P/S用
ポンプ16によって発生させることができるとともに、
走行中はオイルポンプ31によって発生させることもで
きる。そして、電気モータ20の回転は自動変速機12
を介して前記駆動輪に伝達される。
【0038】また、この場合、内燃エンジン11は停止
させられているので、直流モータ17は電動機として使
用され、高電圧バッテリ21から電流が供給される。そ
して、直流モータ17は、発生させた回転をウォータポ
ンプ18に伝達し、該ウォータポンプ18を作動させる
とともに、クランクプーリ13を介してエアコン15及
びP/S用ポンプ16に伝達し、エアコン15及びP/
S用ポンプ16を作動させる。
【0039】なお、この間、ワンウェイクラッチFはフ
リー状態に置かれるので、内燃エンジン11を引きずる
ことはない。また、エンジン・モータ駆動モードで車両
を走行させるときは、第1のクラッチC1及び第2のク
ラッチC2が係合させられ、内燃エンジン11及び電気
モータ20が駆動される。なお、既に第1のクラッチC
1が係合させられているので、内燃エンジン11の回転
がオイルポンプ31に伝達され、該オイルポンプ31が
作動させられる。したがって、オイルポンプ31からの
油圧によって第1のクラッチC1及び第2のクラッチC
2を係脱することもできる。
【0040】そして、内燃エンジン11及び電気モータ
20によって回転させられた回転は、自動変速機12を
介して前記駆動輪に伝達される。また、内燃エンジン1
1及び電気モータ20が駆動されている間は、ワンウェ
イクラッチFがロック状態に置かれるので、内燃エンジ
ン11及び電気モータ20によって回転させられた回転
は、ワンウェイクラッチF及びクランクプーリ13を介
してエアコン15、P/S用ポンプ16、直流モータ1
7及びウォータポンプ18に伝達される。そして、直流
モータ17によって発生させられた電流によって、バッ
テリ19が充電される。
【0041】次に、停車中においては、内燃エンジン1
1が停止させられる。このとき、直流モータ17は電動
機として使用され、高電圧バッテリ21から電流が供給
される。そして、直流モータ17は、発生させた回転を
ウォータポンプ18に伝達し、該ウォータポンプ18を
作動させるとともに、クランクプーリ13を介してエア
コン15及びP/S用ポンプ16に伝達し、エアコン1
5及びP/S用ポンプ16を作動させる。
【0042】なお、この間、ワンウェイクラッチFはフ
リー状態に置かれるので、内燃エンジン11を引きずる
ことはない。このように、停車中に、内燃エンジン11
を停止させることができるので、燃費を良くすることが
できる。また、内燃エンジン11を停止させた状態でエ
アコン15、P/S用ポンプ16、ウォータポンプ18
等の補機を作動させることができるだけでなく、ライ
ト、ステレオ等の補機を作動させることもできる。
【0043】しかも、内燃エンジン11を停止させた状
態において、高電圧バッテリ21から供給された電流に
よって補機を作動させることができるので、作動効率が
高くなる。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、車両においては、内燃エンジンと、該内燃エンジ
ンからの回転を受けて変速を行う変速装置と、前記内燃
エンジンからの回転をクランクプーリを介して受けて駆
動されるモータと、該モータに接続されたバッテリと、
前記内燃エンジンからの回転をクランクプーリを介して
受けて作動させられる補機とを有する。
【0045】そして、前記内燃エンジンとクランクプー
リとはワンウェイクラッチを介して連結される。この場
合、車両の走行中は、内燃エンジンが駆動される。そし
て、内燃エンジンの回転は変速装置を介して駆動輪に伝
達される。このとき、ワンウェイクラッチがロック状態
に置かれるので、内燃エンジンの回転は、ワンウェイク
ラッチ及びクランクプーリを介して、モータ及び補機に
伝達される。そして、モータによって発生させられた電
流によって、バッテリが充電される。
【0046】次に、停車中は、内燃エンジンが停止させ
られる。このとき、モータは電動機として使用され、バ
ッテリから電流が供給される。そして、モータは、発生
させた回転をクランクプーリを介して補機に伝達する。
このように、停車中に、内燃エンジンを停止させること
ができるので、燃費を良くすることができる。また、内
燃エンジンを停止させた状態で補機を作動させることが
できる。
【0047】しかも、この間、ワンウェイクラッチはフ
リー状態に置かれるので、内燃エンジンを引きずること
はない。さらに、内燃エンジンを停止させた状態におい
て、高電圧バッテリから供給された電流によって補機を
作動させることができるので、作動効率が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における車両の概念
図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態における車両の概念
図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態における車両の概念
図である。
【符号の説明】
11 内燃エンジン 12 自動変速機 13 クランクプーリ 15 エアコン 16 P/S用ポンプ 17 直流モータ 18 ウォータポンプ 19 バッテリ 21 高電圧バッテリ F ワンウェイクラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 都築 繁男 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃エンジンと、該内燃エンジンからの
    回転を受けて変速を行う変速装置と、前記内燃エンジン
    からの回転をクランクプーリを介して受けて駆動される
    モータと、該モータに接続されたバッテリと、前記内燃
    エンジンからの回転をクランクプーリを介して受けて作
    動させられる補機とを有するとともに、前記内燃エンジ
    ンとクランクプーリとはワンウェイクラッチを介して連
    結されることを特徴とする車両。
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