JPH0976548A - 画像処理方法および画像処理装置 - Google Patents

画像処理方法および画像処理装置

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JPH0976548A
JPH0976548A JP7241686A JP24168695A JPH0976548A JP H0976548 A JPH0976548 A JP H0976548A JP 7241686 A JP7241686 A JP 7241686A JP 24168695 A JP24168695 A JP 24168695A JP H0976548 A JPH0976548 A JP H0976548A
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Kazuhiro Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 階調の変化の激しい部分は元画像データの解
像度のまま印字でき、かつ中間調領域の階調性を損なわ
ずに印字できるデータ変換を、簡単な方法で低コストに
実現した画像処理方法および画像処理装置を提供する。 【解決手段】 k個の画素を1組とする。組内の各画素
に階調幅を割り当てる。第iの画素にはa(i−1)〜
aiの階調幅を割り当て、階調数xがこの階調幅内の場
合には変換後の階調数xi=fi(x)とし、aiより
も大きい場合には変換後の階調数xi=miとし、a
(i−1)以下である場合には変換後の階調数xi=n
iとする。これにより、階調変化の少ない部分では元画
像データの取りうる階調幅をk個の画素により表現す
る。また、各画素の判定によって階調数が決定されるた
め、階調変化の大きい部分では各画素ごとに変換処理が
行なわれて解像度が保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分割印字して階調
を表現する多階調印字に用いる画像処理方法および画像
処理装置に関するものであり、特に階調性を良くするた
めに密度を小さくして印字する場合の階調処理を行なう
画像処理方法および画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタや複写機における書き込み処理
においては、その解像性と階調性が重要な要因となる。
その階調を表現するために、電子写真では、例えば、特
開平1−280965号公報等に記載されているパルス
幅変調露光方式がある。また、溶融熱転写方式では、例
えば、特公平3−11274号公報に記載されているよ
うな副走査方向の分割印字方式を応用することによって
階調表現か可能である。
【0003】図11は、熱転写方式による階調印字方式
の一例の説明図である。図中、91は発熱素子である。
図11において、破線で示した矩形が1つのドットを示
し、このドットに対応する発熱素子91が図中に矢印で
示したように上から下へ移動する際に発熱し、例えば、
インクリボンのインクを溶融させて記録紙に転写し、あ
るいは感熱紙に熱を与えて記録を行なう。このとき、発
熱素子91に与える駆動パルスの長さによって、図中の
矢印方向、すなわち副走査方向に印字する長さを変化さ
せることができる。これを印字濃度に対応させ、薄い部
分の印字では図11(A)に示すようにパルス幅を小さ
くすることによって、斜線を施した部分が印字される。
また、濃い部分の印字では図11(B)に示すようにパ
ルス幅を大きくする。これによって、図11(B)に斜
線で示す部分が印字され、図11(A)に比べて印字面
積は大きくなる。そのため、濃い部分を表現することが
できる。このように、この印字方式では、万線によりド
ットごとに面積階調を表現することができる。
【0004】このような印字方式では、低階調領域での
再現性などに問題がある。これに対し、例えば、特開平
6−62248号公報や特願平5−248474号など
に記載されているように、低階調領域でのドットや万線
の再現性の改善や中間調を滑らかに再現するために、副
走査方向のライン密度を小さくすることが効果があるこ
とが知られている。
【0005】図12は、従来の熱転写方式による階調印
字において、副走査方向の解像度を落とす場合の印字方
法の一例の説明図である。図12(A)に示した方法で
は、副走査方向の解像度を落とすために、第2の画素を
間引いた例を示している。また、図12(B)に示した
方法では、第1の画素と第2の画素の補間値を用いた場
合の例を示している。図12(A)、(B)とも、左側
が通常の解像度で印字した場合の印字結果を示してお
り、ここでは第1の画素、第2の画素、第1’の画素が
低濃度部であり、第2’の画素は高濃度部であって、こ
の部分にエッジが存在する。
【0006】図12(A)に示すように第2の画素を間
引く方法では、第1および第2の画素の2画素分の面積
を、第1の画素の濃度に対応した面積だけ印字を行な
う。そのため、図12(A)の右側に示すように、第1
の画素および第1’の画素の濃度に対応した面積の印字
がなされる。この場合、第2’の画素の高濃度の画素は
印字に反映されず、この部分のエッジが再現できないこ
とになる。
【0007】図12(B)に示すように第1の画素の濃
度と第2の画素の濃度の補間値を用いる方法では、第1
および第2の画素の2画素分の面積を、第1および第2
の画素の濃度の補間値、例えば平均値に対応した面積だ
け印字を行なう。そのため、図12(B)の右側に示す
ように印字されることになる。しかし、この場合には濃
度が平均化されるため、第2’の画素の部分に存在する
エッジは再現できず、緩やかな濃度変化として表現され
てしまう。
【0008】図13は、従来の熱転写方式による階調印
字において、低濃度部に高濃度のエッジが存在する場合
の副走査方向の解像度を落としたときの印字結果の一例
の説明図である。いま、通常の解像度で印字した場合に
図13(A)に示すように印字される画像がある。この
画像では低濃度のバックグラウンドに文字や線分などの
高濃度のエッジが存在している。この画像を図12
(A)に示したように第2画素を間引く方法で副走査方
向の解像度を落とすと、図13(B)に示すように印字
される。ここでは、第1画素と第2画素を主走査方向に
交互に配置している。図13(B)を参照してわかるよ
うに、図13(A)に存在していたエッジは左下に後退
し、文字や線分の位置がずれてしまい、再現性に欠け
る。
【0009】また、図13(A)に示した画像を図12
(B)に示したように、第1の画素の濃度と第2の画素
の濃度の補間値を用いる方法を用いて副走査方向の解像
度を落とすと、図13(C)に示すように印字される。
この場合には、文字や線の部分の濃度が低下し、あるい
は白スジが発生して、画質が劣化する。
【0010】このように、低階調領域でのドットや万線
の再現性の改善や中間調を滑らかに再現するために、副
走査方向の解像度を低下させると、文字や線の割れな
ど、画質の劣化が生じてしまう。これらの画質の劣化を
防止する対応策として、特願平5−248474号では
低濃度部のみで解像度を落としている。また、特開平6
−62248号公報では画像空間上の画像エッジを強調
する手段を講じている。
【0011】しかし、このような手段を用いた場合、画
像処理が煩雑になりコストが高くなるという問題があ
る。そのため、このような画質の劣化を防止する手段を
低価格の複写機やプリンタなどの記録装置には使用でき
なかった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、階調の大きく変化する文字
や画像の輪郭は元の画像データの解像度のまま印字で
き、かつ中間調領域の階調性を損なわずに印字できるよ
うなデータ変換を、簡単な方法で低コストに実現した画
像処理方法および画像処理装置を提供することを目的と
するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、多階調印字の際に行なう画像処理方法において、元
画像データを連続する複数の画素で構成される組に分割
し、該組内の各画素に階調幅を割り振り、前記元画像デ
ータの各画素について画素に割り振られた階調幅と該画
素の階調に基づいて該画素に対応する印字データの画素
の階調を決定することを特徴とするものである。
【0014】請求項2に記載の発明は、多階調印字の際
に行なう画像処理方法において、元画像データの各画素
の位置に応じた階調変換を施し、連続する複数の画素に
よって全階調を表わすように印字データの画素の階調を
決定することを特徴とするものである。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の画像処理方法において、前記決定された印字
データの画素の取りうる階調数は、前記元画像データの
取りうる階調数よりも少ないことを特徴とするものであ
る。
【0016】請求項4に記載の発明は、多階調印字に用
いる画像を生成する画像処理装置において、元画像デー
タの画素を受け取り連続する複数の画素で構成される組
内の位置に応じて予め設定されている階調幅内に前記画
素の階調が含まれるかを判定する判定手段と、該判定手
段の判定結果に応じて前記画素に対応する印字データの
画素の階調を決定する印字データ生成手段を有すること
を特徴とするものである。
【0017】請求項5に記載の発明は、多階調印字に用
いる画像を生成する画像処理装置において、入力される
元画像データの画素の位置を指示する画素位置指示手段
と、元画像データの画素を受け取り前記画素位置指示手
段が指示する画素の位置に応じた階調変換を受け取った
画素に施して印字データの画素の階調を決定する印字デ
ータ生成手段を有することを特徴とするものである。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項4または
5に記載の画像処理装置において、前記印字データ生成
手段によって決定された前記印字データは、印字可能な
階調数が前記元画像データの取りうる階調数よりも少な
い記録装置に対して出力されることを特徴とするもので
ある。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明は、中間調やハイライト部
分では隣接ドットの階調変化は小さく、隣接部分では階
調変化が大きくなる性質を利用して、元データの各画素
の階調数を所定の階調数に割り振ることを特徴とするも
のである。このとき、複数の画素によって組を生成し、
組内の各画素に全階調数を割り当てる。各画素において
は、割り当てられた階調範囲にその画素の階調数が含ま
れるか、それとも割り当てられた階調範囲よりも小さい
か大きいかを判定する。割り当てられた階調範囲よりも
小さい場合には変換後の階調数を第1の所定値に、割り
当てられた階調範囲よりも大きい場合には変換後の階調
数を第2の所定値に決定する。画素の階調数が割り当て
られた階調範囲に存在する場合には、その階調数に応じ
た階調数に変換する。
【0020】図1は、本発明の画像処理方法の実施の一
形態を説明するフローチャートである。いま、k個の画
素を1組とし、それぞれ第1の画素、第2の画素、・・
・、第kの画素とする。また、全階調数をk個の階調範
囲に分割する。分割の際の閾値をa1,a2,・・・,
a(k−1)とする。ここで、a1<a2<・・・<a
(k−1)とする。第1の画素にはa1以下の階調範囲
を割り当て、第2の画素にはa1〜a2までの階調範囲
を割り当て、同様にして第iの画素にはa(i−1)〜
aiの階調範囲を割り当て、第kの画素にはa(k−
1)より大きな階調範囲を割り当てる。そして、各画素
の階調数xが割り当てられた階調範囲に含まれる場合
に、その階調数の変換関数をそれぞれf1(x),f2
(x),・・・,fk(x)とする。また、第iの画素
の階調数xが割り当てられた階調範囲よりも小さい場合
には第1の所定階調数niに変換し、割り当てられた階
調範囲よりも大きい場合には第2の所定階調数miに変
換するものとする。なお、ni<miとする。
【0021】第1の画素については、図1(A)に示す
ように、第1の画素の階調数xがa1以下の場合には、
変換後の階調数x1=f1(x)とし、階調数xがa1
よりも大きい場合には、変換後の階調数x1=m1とす
る。第2の画素については、図1(B)に示すように、
第2の画素の階調数xがa2よりも大きい場合には変換
後の階調数x2=m2とし、階調数xがa1よりも大き
くa2以下である場合には変換後の階調数x2=f2
(x)とし、階調数xがa1以下である場合には変換後
の階調数x2=n2とする。第3の画素から第k−1の
画素までは第2の画素と同様である。第kの画素につい
ては、図1(C)に示すように、第kの画素の階調数x
がa(k−1)以下である場合には変換後の階調数xk
=nkとし、階調数xがa(k−1)よりも大きい場合
には変換後の階調数xk=fk(x)とする。
【0022】具体例として、k=2の場合を考える。こ
の場合、第1の画素については図1(A)に示すフロー
チャートに従い、第2の画素については図1(C)に示
すフローチャートに従う。各画素は、0〜mまでの階調
を取るものとする。ここで、m1は最大階調数mとし、
n2は0とする。また、f1(x)は、0〜a1までの
階調を0〜最大階調数mまでの階調に変換するものと
し、f2(x)はa1〜最大階調数mまでの階調を0〜
最大階調数mまでの階調に変換するものとする。
【0023】図2は、本発明の画像処理方法によるk=
2の場合の印字画素の一例の説明図である。まず、中間
調領域の階調変化が小さい部分について考える。例え
ば、第1および第2の画素の階調数xがa1以下の場合
には、第1の画素については割り当てられた階調範囲内
であるので、変換後の階調数x1はf1(x)である。
第2の画素については、割り当てられた階調範囲より小
さいので、変換後の階調数x2は0となる。そのため、
変換後の階調数によって印字を行なうと、図2(A)に
示すように、第1の画素に対応する部分に、階調数f1
(x)の印字が行なわれ、第2の画素に対応する部分は
階調数0に変換されるので印字が行なわれない。
【0024】例えば、第1および第2の画素の階調数x
がa1より大きい場合には、第1の画素については割り
当てられた階調範囲を越えているので、変換後の階調数
x1は最大階調数mに変換される。第2の画素について
は、割り当てられた階調範囲内であるので、変換後の階
調数x2はf2(x)となる。そのため、変換後の階調
数によって印字を行なうと、図2(B)に示すように、
第1の画素に対応する部分は全黒の印字が行なわれ、第
2の画素に対応する部分は階調数f2(x)の印字が行
なわれる。
【0025】一方、階調変化が大きく、例えば、第1の
画素と第2の画素の間にエッジが存在する場合を考え
る。いま、第1の画素の階調数がa1以下であり、第2
の画素の階調数がa1よりも大きく、例えば、最大階調
数mである場合には、第1の画素の変換後の階調数x1
はf1(x)となり、第2の画素の変換後の階調数x2
はf2(x)=mとなる。そのため、図2(C)に示す
ように、第1の画素については階調数f1(x)の印字
が行なわれ、第2の画素については全黒の印字が行なわ
れて、エッジが保存された印字画像を得ることができ
る。
【0026】逆に、第1の画素の階調数がa1よりも大
きく、第2の画素の階調数がa1以下となるようなエッ
ジが存在する場合には、第1の画素の変換後の階調数x
1は最大階調数mに、第2の画素の変換後の階調数x2
は0になるので、図2(D)に示すように印字が行なわ
れる。この場合にも、エッジが保存されている。
【0027】具体的には、各画素の取り得る階調数を0
〜255とし、a1=127とすることができる。この
とき、変換後の階調数を0〜127とすれば、f1
(x)は、0〜127の階調数をそのまま0〜127の
階調数とする。また、f2(x)は、128〜255の
階調数を0〜127の階調数に変換する。すなわち、f
2(x)=x−128とする。これにより、階調数の変
化があまりない部分では、それぞれの画素で128階調
ずつ表現するので、2画素により0〜255までの階調
数を表現することができる。また、階調の変化の大きい
部分では、それぞれの画素の階調数に応じた階調数に変
換されることになる。
【0028】なお、図2では、矩形により1画素を表現
しているが、左側の原画像上の画素は1つの矩形で25
6階調を示し、右側の変換後の印字画像の画素は1つの
矩形で128階調を示している。そのため、変換前後で
同じ階調数であっても、表現される黒の部分の面積は、
変換後が変換前の2倍となっている。
【0029】もちろん、各画素とも128階調に限られ
るものではなく、例えば、各画素とも256階調の記録
が可能な装置で記録を行なうように制御することも可能
である。実際に記録を行なう記録装置は、128階調以
上の階調表現が可能であればよく、表現可能な階調数に
応じて変換のための関数fi(x)を設定すればよい。
逆に、例えば、元画像データが256階調であっても変
換後の階調数は256階調よりも少ない階調しか表現で
きない記録装置で印字可能である。
【0030】図3は、本発明の画像処理方法の実施の一
形態においてk=2の場合の第1および第2の画素の配
置の一例を示す説明図である。図中、○は第1の画素
を、・は第2の画素をそれぞれ示している。そして、副
走査方向に隣接する第1の画素と第2の画素によって階
調変換後の階調数を表現する。実際に上述のような第1
および第2の画素の処理を行なう場合には、モアレの発
生などを防ぐため、図3に示すように、第1の画素どう
しあるいは第2の画素どうしが隣接しないように、第1
および第2の画素を配置している。このように配置する
と、例えば、低階調の領域では、印字される画素が千鳥
状に配置されるので、網点画像のように印字されて中間
調を良好に表現することができる。
【0031】図4、図5は、本発明の画像処理方法の実
施の一形態においてk=2の場合の処理の一例を示すフ
ローチャートである。図1に示したような各画素におけ
る変換処理は、各画素が第1〜kの画素のどの画素に当
たるかを把握していれば、他の画素の値によらず、その
画素の変換処理が可能である。例えば、図3に示した例
では、各ラインの何番目の画素かを把握していれば、そ
の画素が第1の画素なのか第2の画素なのかを判断し、
それぞれの画素に合った処理を行なうことができる。特
に、図3に示したようなパターンの場合には、各ライン
が奇数か偶数か、また、画素の位置が奇数か偶数かによ
って、第1の画素か第2の画素かが判断でき、それぞれ
の変換処理を行なうことができる。図4、図5に示した
例では、画素を主走査方向に順にアクセスし、1ライン
が終了すると次のラインについて主走査方向に順にアク
セスし、変換処理を行なう。
【0032】まず、S11において、変換処理を行なっ
て印字すべき画像ファイルをオープンする。S12にお
いて奇数ラインか偶数ラインかを判定し、さらにS1
3,S20において画素位置が奇数個目か偶数個目かを
判定する。奇数ラインの奇数個目の場合には、第1の画
素と判定し、S14〜S16で図1(A)の処理を行な
う。ここでは、S14において階調数xが127以下か
128以上かを判定し、128以上の場合にはS15で
変換後の階調数x’を127とし、127以下の場合に
はS16で階調数xをそのまま変換後の階調数x’とす
る。
【0033】奇数ラインの偶数個目の場合には、第2の
画素と判定し、S17〜S19で図1(C)の処理を行
なう。ここでは、S17において階調数xが127以下
か128以上かを判定し、127以下の場合にはS18
で変換後の階調数x’を0とし、128以上の場合には
S19で階調数から128を減じ、変換後の階調数x’
とする。
【0034】偶数ラインでは、奇数個目は第2の画素と
なるので、S21〜S23でS17〜S19と同様に処
理する。また、偶数個目は第1の画素となるので、S2
4〜S26でS14〜S16と同様に処理する。
【0035】S27で主走査方向に1ラインの画素の処
理が終了したか否かを判定し、未処理の画素が存在する
場合にはS28でその画素を選択してS12へ戻る。ま
た、S29で副走査方向の各ラインの処理がすべて終了
したか否かを判定し、未処理のラインが存在する場合に
はS30でそのラインを選択してS12へ戻る。さら
に、S31ですべての色の画像を処理したか否かを判定
し、未処理の色が存在する場合には、S32でその色の
画像を選択してS12へ戻る。すべての画素の処理が終
了すると、S33で画像ファイルをクローズし、画像処
理を終了する。
【0036】このように、本発明の画像処理方法では、
各画素ごとに簡単な変換処理のみによって印字のための
多値画像を得ることができる。このような処理は、ソフ
トウェアで実現するほか、ハードウェアで実現しても、
簡単な回路によって実現可能である。
【0037】処理対象となる画像としては、例えば、5
91×591画素×3色(Y,M,C)で各画素256
階調(8ビット)とすることができる。もちろん、画像
のサイズ、色数などは任意である。なお、各画素の変換
後の階調数は128階調であり、2画素によって256
階調を表現している。
【0038】図6は、本発明の画像処理方法によるk=
2の場合の変換前後の画像の一例の説明図である。図6
(A)は変換前の原画像をそのまま印字した画像を示し
ており、図13(A)と同じ画像である。すなわち、図
6(A)に示した画像では低濃度のバックグラウンドに
文字や線分などの高濃度のエッジが存在している。図6
(B)は上述のような本発明の画像処理方法による変換
後の階調数を用いて印字した画像を示している。
【0039】図6(B)を参照すればわかるように、低
濃度のバックグラウンドの部分は副走査方向に隣接する
2画素によってその階調数が表現されており、また、高
濃度のエッジ部は原画像のまま保存されている。
【0040】このような印字画像は、例えば、帯状抵抗
体の副走査幅が主走査幅より狭いサーマルヘッドを用い
て副走査方向を万線により分割印字を行なう印字装置に
て印字を行なうことによって得ることができる。例え
ば、帯状抵抗体の副走査幅が50μmで300dpiの
サーマルヘッドを用いて印字を行なうと、図6(B)に
示すように、副走査方向の2ドットの階調数がほとんど
変化しない中間調およびハイライト領域は、副走査方向
が150dpiで256階調で印字が行なえ、またハイ
ライトの下地に文字などのエッジがある場合などは文字
部は必ず黒となり、文字や階調変化の大きなエッジ部な
どは元データの解像度の300dpiで印字することが
できる。なお、この方法では、白抜き文字でもやはり3
00dpiで印字することができる。
【0041】次に、k=3の場合について考える。この
場合、第1の画素については図1(A)に示すフローチ
ャートに従い、第2の画素については図1(B)に示す
フローチャートに従い、第3の画素については図1
(C)に示すフローチャートに従う。k=3の場合に
は、2つの閾値a1とa2によって階調幅を分割し、0
〜a1までの階調を第1の画素に、a1〜a2までの階
調を第2の画素に、a2〜最大階調mまでの階調を第3
の画素に割り当てる。第1から第3の画素において、階
調数が割り当てられた階調幅内の場合には、それぞれf
1(x),f2(x),f3(x)により階調変換し、
階調幅よりも小さい場合には0、階調幅よりも大きい場
合には最大階調mに変換する。
【0042】図7は、本発明の画像処理方法によるk=
3の場合の印字画素の一例の説明図である。まず、中間
調領域の階調変化が小さい部分について考える。例え
ば、第1ないし第3の画素の階調数xがa1以下の場合
には、第1の画素については割り当てられた階調範囲内
であるので、変換後の階調数x1はf1(x)である。
第2および第3の画素については、割り当てられた階調
範囲より小さいので、変換後の階調数x2、x3は0と
なる。そのため、変換後の階調数によって印字を行なう
と、図7(A)に示すように、第1の画素に対応する部
分に、階調数f1(x)の印字が行なわれ、第2および
第3の画素に対応する部分は階調数0に変換されるので
印字が行なわれない。
【0043】階調数xがa1〜a2の範囲の場合には、
第1の画素については割り当てられた階調範囲を越えて
いるので、変換後の階調数x1は最大階調数mに変換さ
れる。第2の画素については、割り当てられた階調範囲
内であるので、変換後の階調数x2はf2(x)とな
る。さらに、第3の画素については、割り当てられた階
調はによりも小さいので、変換後の階調数x3は0とな
る。そのため、変換後の階調数によって印字を行なう
と、図7(B)に示すように、第1の画素に対応する部
分は全黒の印字が行なわれ、第2の画素に対応する部分
は階調数f2(x)の印字が行なわれる。第3の画素に
対応する部分は印字されない。
【0044】階調数xがa2より大きい場合には、第1
および第2の画素については割り当てられた階調範囲を
越えているので、変換後の階調数x1,x2は最大階調
数mに変換される。第3の画素については、割り当てら
れた階調範囲内であるので、変換後の階調数x3はf3
(x)となる。そのため、変換後の階調数によって印字
を行なうと、図7(C)に示すように、第1、第2の画
素に対応する部分は全黒の印字が行なわれ、第3の画素
に対応する部分は階調数f3(x)の印字が行なわれ
る。
【0045】一方、階調変化が大きく、例えば、階調数
がa1以下のバックグラウンドにa2以上の階調数の文
字などの線分がかかり、第2の画素と第3の画素の間に
エッジが存在する場合を考える。いま、第1、第2の画
素の階調数がa1以下であり、第3の画素の階調数がa
2よりも大きく、例えば、最大階調数mである場合に
は、第1の画素の変換後の階調数x1はf1(x)とな
り、第2の画素の変換後の階調数x2は0となる。さら
に、第3の画素については割り当てられた階調範囲内と
なるので変換後の階調数x3はf3(x)=mとなる。
そのため、図7(D)に示すように、第1の画素につい
ては階調数f1(x)の印字が行なわれ、第2の画素に
ついては何も印字されず、第3の画素については全黒の
印字が行なわれて、エッジが保存された印字画像を得る
ことができる。また、文字などの線分が第1の画素ある
いは第2の画素にかかる場合も、同様の処理によってエ
ッジの保存された印字が像を得ることができる。
【0046】具体的には、各画素の取り得る階調数を0
〜255とし、a1=85、a2=170とすることが
できる。このとき、変換後の階調数を0〜84とすれ
ば、f1(x)は、階調数0をそのまま0に、階調数1
〜85の場合にはx−1とする。また、f2(x)は、
86〜170の階調数を0〜84の階調数に変換するよ
うに、f2(x)=x−86とする。さらに、f3
(x)は、171〜255の階調数を0〜84の階調数
に変換するように、f3(x)=x−171とすればよ
い。これにより、階調数の変化があまりない部分では、
それぞれの画素で85階調ずつ表現するので、3画素に
より1〜255までの階調数を表現することができる。
また、階調の変化の大きい部分では、それぞれの画素の
階調数に応じた階調数に変換されることになる。
【0047】k=3の場合には256階調を3画素に等
分できないため、各画素とも85階調とし、第1の画素
において階調数0と1を変換後の階調数0に割り当てて
いる。しかしこれに限らず、例えば、第3の画素におい
て階調数254と255を変換後の84に変換するな
ど、種々の変換が可能である。また、各画素とも変換後
の階調数を86階調としたり、128階調や256階調
に変換するなど、記録装置の表現可能な階調数に合わせ
て変換を行なえばよい。もちろん、各画素に同じ階調範
囲を割り当てる必要はなく、閾値a1,a2は適宜設定
して変換のための関数fi(x)を決めればよい。
【0048】図8は、本発明の画像処理方法の実施の一
形態においてk=3の場合の第1〜第3の画素の配置の
一例を示す説明図である。この例では、主走査方向に並
ぶ画素の行ごとに第1、第2、第3の画素の行とし、副
走査方向に隣接する3画素を1つの組としている。この
場合、例えば、1行目の各画素については第1の画素と
しての処理を行ない、次の2行目の各画素については第
2の画素としての処理を行ない、3行目の各画素につい
ては第3の画素としての処理を行なえばよい。そのた
め、各行内の画素の位置によって変換処理を切り替える
必要はなく、処理を簡略化することが可能である。もち
ろん、図3に示したk=2の場合と同様に、第1の画素
どうし、第2の画素どうし、第3の画素どうしが隣接し
ないように配置してもよい。
【0049】図9は、本発明の画像処理方法によるk=
3の場合の変換前後の画像の一例の説明図である。図9
では、図6(A)に示した変換前の原画像を、図8に示
したように組分けし、変換処理を行なった場合の変換後
の階調数を用いて印字した画像を示している。ここで、
原画像の低濃度のバックグラウンドはa1以下の階調数
とし、文字や線分などの高濃度の部分は最大階調数であ
るものとしている。図9を参照すればわかるように、低
濃度のバックグラウンドの部分は副走査方向に隣接する
3画素によってその階調数が表現されており、また、高
濃度のエッジ部は原画像のまま保存されている。
【0050】以上、k=2およびk=3の場合について
説明した。本発明はこれらに限らず、k=4以上の場合
においても同様にして変換処理を行なうことが可能であ
る。このとき、副走査方向に連続したk画素を組にして
第1〜第kの画素を設定するほか、例えば、k=p×q
の場合にp×qのマトリクス状に配置された画素を組に
するなど、種々の配置構成をとるk画素を組にすること
ができる。
【0051】また、各組に属するk画素について、各画
素に割り振る階調範囲は、全階調数を等分することに限
定されるものではなく、階調範囲の広い画素、あるいは
狭い画素が存在してもよい。すなわち、階調範囲を区分
する閾値aiは、全階調を等分するように設定する場合
に限定されるものではない。変換後の画像では、k画素
によって全階調数が表現される。
【0052】また、各画素に割り当てられた階調範囲の
階調数を変換するfi(x)は、上述の例のように線形
の関数である必要はなく、例えば、非線形の変換を行な
うような関数であってもよい。例えば、実際に印字され
る濃度と視覚上の濃度が一致しない場合に、これを一致
させるような変換を行なうように関数を設定することも
可能である。
【0053】図10は、本発明の画像処理装置を含む熱
転写記録装置の一例を示すブロック構成図である。図
中、41はフォトセンサ、42はA/D変換部、43は
色変換部、44はUCR・墨版発生部、45は画像デー
タ格納部、46は記録制御部、47は画像処理部、48
はサーマルヘッド駆動IC、49はサーマルヘッドであ
る。図10に示した熱転写記録装置は、シアン、マゼン
タ、イエロー、ブラックの4色によってカラー記録が可
能な熱転写型の記録装置を一例として示している。
【0054】フォトセンサ41は、画像をレッド、グリ
ーン、ブルーの各色ごとに電気信号に変換して読み取
る。A/D変換部42は、フォトセンサ41で読み取っ
た画像のアナログ信号を多値のデジタル信号に変換す
る。色変換部43は、レッド、グリーン、ブルーの各色
の信号から、シアン、マゼンタ、イエローの各色の信号
に変換する。UCR・墨版発生部44は、地色の除去を
行ない、シアン、マゼンタ、イエローの各色の信号から
ブラックの部分を抽出し、シアン、マゼンタ、イエロ
ー、ブラックの4色の画像データを作成する。画像デー
タ格納部45は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラッ
クの4色の画像データをそれぞれ記憶する。
【0055】記録制御部46は、画像データ格納部45
からの画像データの読み出し、画像処理部47およびサ
ーマルヘッド駆動IC48などの制御などを行なう。画
像処理部47は、上述した本発明の画像処理方法を実現
する装置であり、各色の画像データごとに、上述のよう
な階調変換処理を行なう。例えば、記録制御部46から
読み出した画像データの位置を受け取り、図4、図5に
示したフローチャートでも行なっているように画素位置
に応じて階調変換を行なう。変換処理では、図1で説明
したように、組内の位置に応じて割り当てられている当
該画素の階調幅内か否かを判定し、それぞれの場合に従
って階調数を変換する。
【0056】サーマルヘッド駆動IC48は、画像処理
部47による変換後の画像データに従い、サーマルヘッ
ド49に対して駆動信号を送出する。サーマルヘッド4
9は、サーマルヘッド駆動IC48により駆動されたド
ットに対応する発熱体が発熱し、上述した図11に示す
ようにして、実際に被転写紙に記録を行なう。サーマル
ヘッド49は、元画像データの取りうる階調よりも少な
い階調しか記録できないものであってもよい。
【0057】フォトセンサ41等から読み取られたデー
タR1,G1,B1は、A/D変換部42でデジタル信
号のデータR2,G2,B2に変換され、色変換部43
で記録に利用するインクの色に対応したデータC1,M
1,Y1に色変換される。さらに、UCR・墨版発生部
44を通り、ブラックを含めた記録色に対応する画像デ
ータY2,M2,C2,K2に変換され、画像データ格
納部45に蓄積される。続いて、各色の画像データD2
は、画像処理部47において上述の画像処理方法により
階調変換処理が行なわれ、変換後の画像データD3に変
換される。サーマルヘッド駆動IC48は、記録制御部
46から記録開始イネーブル信号S3が入ると、変換後
の画像データD3の階調数に基づいた記録エネルギーD
4をサーマルヘッド49に送り、万線による面積階調法
によって多階調の記録が行なわれる。
【0058】上述の画像処理方法の各具体例や熱転写記
録装置では、副走査方向に分割印字を行なって階調表現
を行なう場合について示した。この方式は、例えば、図
10に示したような熱転写方式の記録装置において有効
であるが、本発明はこれに限らない。例えば、ドット径
の変化により階調を表現するような記録装置など、すべ
ての多階調印字が可能な記録装置において、その解像度
を落として印字する場合について適用可能である。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、元画像データをk画素ずつの組に分割し、各
組内の各画素に階調幅を割り振り、各画素に割り振られ
た階調幅とその画素の階調数に基づいてその画素に対応
する印字データの画素の階調を決定し、k画素によって
全階調数を表現する。これにより、ハイライト部分や中
間調領域は解像度を落として滑らかな階調が得られ、文
字や画像の輪郭は元の解像度のままに表現できる。これ
によって、中間調の強調性や低階調領域での再現性など
階調安定性を向上させ、しかもエッジ部を保存し、高画
質の記録画像を得ることができる。
【0060】また、従来のように文字や画像のエッジを
検出したり、階調数による副走査方向の解像度の変更な
ど、複雑な画像処理機能を行なわず、コストが余りかか
らない簡単な階調処理を行なうだけであるので、階調処
理に要するコストを低減し、低価格の複写機やプリンタ
にも適用することが可能である。さらに、元画像データ
の取りうる階調数よりも少ない階調数しか印字できない
記録装置に対しても解像度を低下させて記録を行なわせ
ることが可能であり、高階調数の高品質の画像を低価格
の低階調数の記録装置で印字することが可能であるな
ど、種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像処理方法の実施の一形態を説明
するフローチャートである。
【図2】 本発明の画像処理方法によるk=2の場合の
印字画素の一例の説明図である。
【図3】 本発明の画像処理方法の実施の一形態におい
てk=2の場合の第1および第2の画素の配置の一例を
示す説明図である。
【図4】 本発明の画像処理方法の実施の一形態におい
てk=2の場合の処理の一例を示すフローチャートであ
る。
【図5】 本発明の画像処理方法の実施の一形態におい
てk=2の場合の処理の一例を示すフローチャート(続
き)である。
【図6】 本発明の画像処理方法によるk=2の場合の
変換前後の画像の一例の説明図である。
【図7】 本発明の画像処理方法によるk=3の場合の
印字画素の一例の説明図である。
【図8】 本発明の画像処理方法の実施の一形態におい
てk=3の場合の第1〜第3の画素の配置の一例を示す
説明図である。
【図9】 本発明の画像処理方法によるk=3の場合の
変換前後の画像の一例の説明図である。
【図10】 本発明の画像処理装置を含む熱転写記録装
置の一例を示すブロック構成図である。
【図11】 熱転写方式による階調印字方式の一例の説
明図である。
【図12】 従来の熱転写方式による階調印字において
副走査方向の解像度を落とす場合の印字方法の一例の説
明図である。
【図13】 従来の熱転写方式による階調印字において
低濃度部に高濃度のエッジが存在する場合の副走査方向
の解像度を落としたときの印字結果の一例の説明図であ
る。
【符号の説明】
41…フォトセンサ、42…A/D変換部、43…色変
換部、44…UCR・墨版発生部、45…画像データ格
納部、46…記録制御部、47…画像処理部、48…サ
ーマルヘッド駆動IC、49…サーマルヘッド。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多階調印字の際に行なう画像処理方法に
    おいて、元画像データを連続する複数の画素で構成され
    る組に分割し、該組内の各画素に階調幅を割り振り、前
    記元画像データの各画素について画素に割り振られた階
    調幅と該画素の階調に基づいて該画素に対応する印字デ
    ータの画素の階調を決定することを特徴とする画像処理
    方法。
  2. 【請求項2】 多階調印字の際に行なう画像処理方法に
    おいて、元画像データの各画素の位置に応じた階調変換
    を施し、連続する複数の画素によって全階調を表わすよ
    うに印字データの画素の階調を決定することを特徴とす
    る画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記決定された印字データの画素の取り
    うる階調数は、前記元画像データの取りうる階調数より
    も少ないことを特徴とする請求項1または2に記載の画
    像処理方法。
  4. 【請求項4】 多階調印字に用いる画像を生成する画像
    処理装置において、元画像データの画素を受け取り連続
    する複数の画素で構成される組内の位置に応じて予め設
    定されている階調幅内に前記画素の階調が含まれるかを
    判定する判定手段と、該判定手段の判定結果に応じて前
    記画素に対応する印字データの画素の階調を決定する印
    字データ生成手段を有することを特徴とする画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 多階調印字に用いる画像を生成する画像
    処理装置において、入力される元画像データの画素の位
    置を指示する画素位置指示手段と、元画像データの画素
    を受け取り前記画素位置指示手段が指示する画素の位置
    に応じた階調変換を受け取った画素に施して印字データ
    の画素の階調を決定する印字データ生成手段を有するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記印字データ生成手段によって決定さ
    れた前記印字データは、印字可能な階調数が前記元画像
    データの取りうる階調数よりも少ない記録装置に対して
    出力されることを特徴とする請求項4または5に記載の
    画像処理装置。
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