JPH0975819A - ホットメルトガン - Google Patents
ホットメルトガンInfo
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- JPH0975819A JPH0975819A JP25926395A JP25926395A JPH0975819A JP H0975819 A JPH0975819 A JP H0975819A JP 25926395 A JP25926395 A JP 25926395A JP 25926395 A JP25926395 A JP 25926395A JP H0975819 A JPH0975819 A JP H0975819A
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Abstract
るホットメルトガンにおいて、ノズル詰りや接着剤の過
不足等の吐出状態を判定できるようにする。 【解決手段】 ノズル(2)に隣接して、ホットメルト
接着剤を加熱するためのヒ−タ−(4)を有するヒ−タ
−部(5)がある。このヒ−タ−部(5)には、流路
(7)の一部を拡大した検知室(9)があり、この検知
室(9)内に、該流路(7)を流れる接着剤の流動によ
り係合状態で回転されるよう歯車(12),(12)が回転可能
に設けられている。上記歯車(12)には内方磁石(19)が設
けられ、この内方磁石(19)と磁気的に結合する外方磁石
(20)を有する従動体(21)が、上記ヒ−タ−部(5)の外
方に、従動回転可能に設けられている。上記従動体(21)
に連結した検知ロ−タ−(23)の回転がセンサ−(24)で検
知されこの検知信号に基づき、上記ホットメルト接着剤
の過不足等の吐出状態の良否が判定される。
Description
使用するホットメルト接着剤をノズルから定量づつ吐出
するようにしたホットメルトガンに関するものである。
装,製本,自動車部品,電気・電子部品,木工,建材,
サニタリ−製品その他の各種製品の製造分野で幅広く利
用されており、該接着剤を溶融状態でホイ−ルにより塗
布したり、ノズルから吐出するようにした接着装置が用
いられている。そして、ノズルを用いたホットメルトア
プリケ−タ−システムは、一般に、溶融タンク,圧送ポ
ンプ,フィルタ−を含むアプリケ−タ−本体,ヒ−ティ
ングホ−ス,ガン,ノズル等で構成されている。
ルト接着剤の種類により適宜に選択されるが、通常約0.
25φ〜0.5φmm程度の微細なものであるため、該ノズル
にゴミ等が詰まることがある。そのような事態を防止す
るため上記のようにフィルタ−が設けられているが、ホ
ットメルト接着剤を圧送ポンプで加圧して送っているの
で、該フィルタ−に捕捉されていたゴミ等が押し流され
て上述のようにノズル詰りを生じることがしばしばあっ
た。その結果、上記ノズルからの接着剤の吐出量が一定
しなくなり、製品の全体又は一部に接着不良を生じた
り、また上述の如きホットメルトシステムを使用する無
人化の高速自動機械では製造ラインの後工程に多大な影
響を及ぼす原因となっていた。
知する装置として、被着体に線状,点状等に塗布された
接着剤に向けて光センサ−,温度センサ−等を設置し、
接着剤の状態をチェックする装置が知られているが、こ
れらの装置を使用するためにはホットメルトガンの後工
程部分に該装置を設置するためのスペ−スが必要であ
り、上記センサ−の焦点を正しく合わせなければならな
いので、被着体が移動中に上下,左右等にぶれたりする
と誤作動し、また該センサ−の構造上、所定の検知角度
を必要としたり、周囲の温度を一定にしたりしなければ
ならず、ノイズにも弱く、その上応答時間が長すぎ、ス
ポットや点打等は確実にとらえにくく、センサ−や装置
の調整もワンポイント的でむずかしく、全体として取扱
いが面倒であった。
ガンはノズルにゴミ等が詰まると接着不良を生じたり、
自動化した製造ラインに多大な影響を与え、また従来の
接着剤の検知装置では、ノズルから吐出され被着体に塗
布された接着剤の状態を検知するようにしているので、
上述したような種々の欠点を生じていた。そこで、本発
明は、ホットメルトガンにおいて、ノズルの詰りを直接
的に検知できるようにしたり、各部の温度異常、フィル
タ−の詰り、吐出指令信号の異常等々、アプリケ−タ−
の各所の不具合を検知し、そのような欠点を解決できる
ようにすることを目的とする。
ホットメルト接着剤を加熱するよう該ノズルに隣接して
設けたヒ−タ−部に、該ヒ−タ−部を通過するホットメ
ルト接着剤の流動により回転されるよう回転体を設け、
該回転体の回転をヒ−タ−部の外方で検知手段により検
知し、上記ノズルからの上記ホットメルト接着剤の吐出
状態を判定するようにしたことを特徴とするホットメル
トガンが提供され、上記目的が達成される。
に位置していて、ヒ−タ−部で加熱されノズルから吐出
されるホットメルト接着剤の吐出量に応じて回転される
ので、上記回転体の回転状態によりノズルからの接着剤
の吐出状態を判断できる。すなわち、所定時間当りの回
転数が少ない場合は、所定量のホットメルト接着剤が吐
出されておらず、ノズル詰りを生じているものと判定で
き、また回転数が多い場合は過剰であると判定できるか
ら、検知信号に基いて警報を鳴らしたり、被着物を処理
している機械を自動的に停止させれば、後工程への影響
を最少限にすることができる。
ットメルトガン部分を示し、ガン本体(1)は溶融した
ホットメルト接着剤を吐出するためのノズル(2)を有
し、該ノズル(2)はエアシリンダ,電磁ソレノイドそ
の他の適宜の駆動手段で操作される詳略な図示を省略し
たニ−ドルバルブ,ロ−タリ−バルブその他の公知のO
N−OFFバルブ(3)により開閉され、該ノズル
(2)の下方を移動する被着体(図示略)に線状,点状
等に上記接着剤を塗布する。
加熱するヒ−タ−(4)を有するヒ−タ−部(5)が隣
接して設けられ、該ヒ−タ−部(5)と該ヒ−タ−部
(5)に連結した取付部(6)には上記ノズル(2)に
連通する流路(7)が形成され、該流路(7)には溶融
タンク(図示略)に通じるヒ−ティングホ−ス(8)を
通して圧送ポンプ(図示略)によって圧送された溶融状
態のホットメルト接着剤が供給されている。
2つの部片(5a),(5b)で構成され、上記ホットメルト接
着剤の流路(7)は該部片(5a),(5b)を連通しており、
一方の部片(5a)には該流路(7)の途中に拡大された検
知室(9)を形成するよう凹部が設けられ、該検知室
(9)の周縁にはシ−ル片(10)が設けられ、入口側の流
路(7)の開口部に隣接してバッフル突起(11)が設けら
れている。上記検知室(9)には、ヒ−タ−部を通過す
る上記接着剤の流動により回転するよう回転体(12),(1
2)を設けてある。図において、該回転体(12),(12)は係
合状態で回転する2つの平歯車で構成されているが、楕
円形歯車や繭形回転体その他の適宜の係合状態で回転す
る2つの回転体や羽根車状の1つの回転体等を用いるこ
ともできる。該回転体が回転すると、その外周と検知室
(9)の内壁(13)間の空所(14)に一定量の上記接着剤が
入り込み、該回転体(12)の回転に伴ってノズル側へ運ば
れるので、該回転体の回転数により上記接着剤の流量を
知ることができる。
剤の流動を阻害しないよう軽く回転するように設けてあ
り、図においては各回転軸(15),(15)を軸受(16)で軸支
し、一方の回転軸(15)の軸端には鋼球,ステンレス球,
セラミック球等の耐熱性,耐磨耗性を有する球体(17)を
当接し、該球体(17)を球受プレ−ト(18)で受支するよう
にしてあるが、各回転軸の軸端を同様の球体等で受支す
るようにしてもよい。
ヒ−タ−部の外方に検知手段を設けてある。該検知手段
は、図においては、上記回転体(12)とともに回転するよ
う上記ヒ−タ−部内の回転体(12)に内方磁石(19)を設
け、該内方磁石(19)と磁気的に連結する外方磁石(20)を
従動体(21)に設け、該従動体(21)を上記ヒ−タ−部
(5)の外側に従動回転可能に取付け、該従動体(21)に
軸(22)を介して検知ロ−タ−(23)を設け、該検知ロ−タ
−(23)に設けたスリットや穴等を光センサ−等のセンサ
−(24)で検知してパルス信号を発生するように構成して
ある。なお、上記従動体(21)は、上記回転体(12)と同様
に球体(17)及び球受プレ−ト(18)で受支し、上記軸(22)
もボ−ルベアリング等の軸受(16)で軸支してある。
ことができ、例えば従動体や検知ロ−タ−等を用いずに
磁気センサ−(図示略)を上記ヒ−タ−部(5)の外方
に設けて上記内方磁石(19)の回転を直接検知するように
したり、従動体や内方磁石を省いて上記軸(22)を適宜の
シ−ル機構を介して上記ヒ−タ−部(5)内に延出し上
記回転体(12)の回転軸(15)に直結するようにしたり、発
電機を構成して回転数を検知するようにしたりすること
ができる。
接続されており、該制御装置において上記検知手段から
の検知信号により上記流路(7)を流れるホットメルト
接着剤の流量を判定することができるので、一定時間に
一定量の接着剤が通過しなかったり、過剰に通過してい
る場合には、警報音,警報ランプ等の警報手段(図示
略)を動作させるよう警報手段を設けたり、上記制御装
置と被着物を処理している自動機械をインタ−ロックさ
せておき、異常時に該自動機械を自動停止させるよう制
御回路を構成してある。上記検知手段や制御装置は用途
に応じて適宜に構成することができ、例えば計測時間を
約1秒〜60秒(この間で自由に設定可能とする)、計
測流量を約1g〜100g(この間で自由に設定可能と
する)とすればよい。
ト1200cps /180℃を用い、回転体の1回転で1
gのホットメルトが流下し、この際検知信号が10パル
ス出力するようにした。すなわち、1パルス当り0.1g
の精度でノズルへ流れるホットメルト接着剤の流量を直
接的に検知するようにしたところ、上記検知信号の変化
によりノズル詰りを判定でき、さらに上記ノズルのバル
ブを制御する吐出信号不良、ヒ−タ−部のヒ−タ−断線
による吐出不良等のホットメルト接着剤の過不足や吐出
不良のすべてを直接的にチェックすることができた。
メルト接着剤を吐出するノズルの直前のヒ−タ−部に、
該ヒ−タ−部を流れる上記接着剤により回転されるよう
回転体を設け、該回転体の回転を検知手段で検知してそ
の検知信号により上記ノズルからの吐出状態を判定する
ようにしたので、上記ノズルからのホットメルト接着剤
の吐出状態を直接的にチェックすることができ、上記検
知信号に基いて警報を鳴らしたり、被着物を制御してい
る機械を自動停止させるようにすれば、従来のような被
着物の接着不良や製造ラインの混乱を発生させないよう
にすることができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 溶融したホットメルト接着剤を吐出する
ノズルと該ノズルへ供給する上記接着剤を加熱するため
該ノズルに隣接して設けたヒ−タ−部を有し、該ヒ−タ
−部を通過する上記接着剤の流動により回転させるよう
回転体を上記ヒ−タ−部内に設け、該ヒ−タ−部の外方
に上記回転体の回転を検知する検知手段を形成し、該検
知手段の検知信号により上記ノズルからの上記ホットメ
ルト接着剤の吐出状態を判定するようにしたことを特徴
とするホットメルトガン。 - 【請求項2】 上記回転体は係合状態で回転する2つの
歯車である請求項1に記載のホットメルトガン。 - 【請求項3】 上記回転体とともに回転するよう上記回
転体に内方磁石を設け、上記ヒ−タ−部の外方に上記内
方磁石と磁気的に連結する外方磁石を有する従動体を従
動回転可能に設け、該従動体に検知ロ−タ−を連結して
該検知ロ−タ−の回転を上記検知手段で検知するように
した請求項1又は2に記載のホットメルトガン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25926395A JP2660502B2 (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | ホットメルトガン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25926395A JP2660502B2 (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | ホットメルトガン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0975819A true JPH0975819A (ja) | 1997-03-25 |
JP2660502B2 JP2660502B2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=17331683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25926395A Expired - Fee Related JP2660502B2 (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | ホットメルトガン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2660502B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010179212A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Brother Ind Ltd | 接着剤供給装置 |
CN104998800A (zh) * | 2015-08-07 | 2015-10-28 | 泉州新日成热熔胶设备有限公司 | 一种高精度计量涂布模具 |
JP2021154286A (ja) * | 2016-04-04 | 2021-10-07 | ノードソン コーポレーションNordson Corporation | 液体接着剤の流れを監視するシステム及び方法 |
-
1995
- 1995-09-12 JP JP25926395A patent/JP2660502B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104998800A (zh) * | 2015-08-07 | 2015-10-28 | 泉州新日成热熔胶设备有限公司 | 一种高精度计量涂布模具 |
JP2021154286A (ja) * | 2016-04-04 | 2021-10-07 | ノードソン コーポレーションNordson Corporation | 液体接着剤の流れを監視するシステム及び方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2660502B2 (ja) | 1997-10-08 |
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