JPH097550A - 紫外線ランプ - Google Patents
紫外線ランプInfo
- Publication number
- JPH097550A JPH097550A JP18202595A JP18202595A JPH097550A JP H097550 A JPH097550 A JP H097550A JP 18202595 A JP18202595 A JP 18202595A JP 18202595 A JP18202595 A JP 18202595A JP H097550 A JPH097550 A JP H097550A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- space
- sheath
- temperature
- ultraviolet lamp
- emission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 紫外線発光部の温度を一定にする。
【構成】 紫外線発光部の外周に、紫外線発光部の温
度を調整するのに流体を流す部分を設け、さらにその外
に、熱をしゃ断するための真空部を構成させる。
度を調整するのに流体を流す部分を設け、さらにその外
に、熱をしゃ断するための真空部を構成させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は特定の波長の紫外線を最
大出力で放射させるための紫外線ランプに関するもので
ある。
大出力で放射させるための紫外線ランプに関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】特定の波長、例えば水銀の共鳴線である
波長１８５ナノメートルと２５４ナノメートルを出すた
めに、紫外線ランプに入れる水銀の量を限定して、一般
的な温度での、紫外線ランプ内の水銀の蒸気圧が数パス
カル以下になるようにしている。
波長１８５ナノメートルと２５４ナノメートルを出すた
めに、紫外線ランプに入れる水銀の量を限定して、一般
的な温度での、紫外線ランプ内の水銀の蒸気圧が数パス
カル以下になるようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】紫外線ランプ内の蒸気
圧は、水銀の量によって決まるものではなく、水銀の量
は、温度と蒸気圧に一定の関係が保たれる条件を作り出
すだけである。紫外線ランプ内の蒸気圧は温度に依存す
る。発光される紫外線の波長は蒸気圧に特異的に依存す
る。例えば２５４ナノメートルの波長は、蒸気圧が０．
５から１．５パスカルの間で最大出力となる。この範囲
の蒸気は、温度では、およそ摂氏４０度から５０度に相
当する。したがって特定の波長、例えば２５４ナノメー
トル（この波長は殺菌に最も効果のある波長であること
公知とされている）の波長を出すには紫外線ランプを４
０度から５０度に保持しなければならない。
圧は、水銀の量によって決まるものではなく、水銀の量
は、温度と蒸気圧に一定の関係が保たれる条件を作り出
すだけである。紫外線ランプ内の蒸気圧は温度に依存す
る。発光される紫外線の波長は蒸気圧に特異的に依存す
る。例えば２５４ナノメートルの波長は、蒸気圧が０．
５から１．５パスカルの間で最大出力となる。この範囲
の蒸気は、温度では、およそ摂氏４０度から５０度に相
当する。したがって特定の波長、例えば２５４ナノメー
トル（この波長は殺菌に最も効果のある波長であること
公知とされている）の波長を出すには紫外線ランプを４
０度から５０度に保持しなければならない。
【０００４】しかし紫外線ランプ自体の発熱あるいは紫
外線ランプの周囲からの熱の影響を受けて適正な温度と
はならない。
外線ランプの周囲からの熱の影響を受けて適正な温度と
はならない。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の方法は紫外線ランプの外周に、紫外線ラン
プの温度を調節するために適当な温度の流体を通すとと
もに、さらにその周りに、外部からの温度の影響を防止
する手段を設ける。
に、本発明の方法は紫外線ランプの外周に、紫外線ラン
プの温度を調節するために適当な温度の流体を通すとと
もに、さらにその周りに、外部からの温度の影響を防止
する手段を設ける。
【０００６】
【作用】上記の手段によって紫外線ランプは照射対象か
らの温度の影響をあまり受けず、紫外線ランプを適正な
温度に保持（冷却の場合も、加熱の場合もある）するた
めの制御を精度良く行なうことができる。
らの温度の影響をあまり受けず、紫外線ランプを適正な
温度に保持（冷却の場合も、加熱の場合もある）するた
めの制御を精度良く行なうことができる。
【０００７】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
１において１は通常の紫外線ランプと同様の構造をもつ
紫外線発光部で、石英ガラス製の管２に電極３を設け、
内部を減圧して適量の水銀（図示していない）を封止し
てある。４は、紫外線発光部の管２に空間５を置いて両
端を融着した第一の外被である。第一の外被４の両端に
は熱交換用の流体を空間５に流すための流体用出入口６
を設けてある。７は、第一の外被４に空間８を置いて両
端を融着した第二の外被である。空間８は、第二の外被
７を第一の外被４に融着するときに高度に真空にしてあ
り、融着後に空気が入らないようにしてある。二つの外
被は石英がラスてある。
１において１は通常の紫外線ランプと同様の構造をもつ
紫外線発光部で、石英ガラス製の管２に電極３を設け、
内部を減圧して適量の水銀（図示していない）を封止し
てある。４は、紫外線発光部の管２に空間５を置いて両
端を融着した第一の外被である。第一の外被４の両端に
は熱交換用の流体を空間５に流すための流体用出入口６
を設けてある。７は、第一の外被４に空間８を置いて両
端を融着した第二の外被である。空間８は、第二の外被
７を第一の外被４に融着するときに高度に真空にしてあ
り、融着後に空気が入らないようにしてある。二つの外
被は石英がラスてある。
【０００８】図２は、図１に示す実施例の紫外線ランプ
を使う場合の全体を構成を示すもので、９は空間５に流
す流体の温度を可変調整するための調整装置で、流体を
加熱と冷却の両方が可能なものを使う。この種の調整装
置は現在では規格品として市場に出されている。調整装
置９は配管１０によって、流体用出入口６を介して空間
５に接続されている。１１は配管１０の途中に設けた流
量調整弁である。１２は配管１０に、流体の入口側と出
口側にそれぞれ設けた温度検出器である。１３は紫外線
発光部から放照される紫外線の特定の波長の照度を測定
する照度計である。１４は紫外線発光部を点灯するため
の電源で、電極３に接続してある。
を使う場合の全体を構成を示すもので、９は空間５に流
す流体の温度を可変調整するための調整装置で、流体を
加熱と冷却の両方が可能なものを使う。この種の調整装
置は現在では規格品として市場に出されている。調整装
置９は配管１０によって、流体用出入口６を介して空間
５に接続されている。１１は配管１０の途中に設けた流
量調整弁である。１２は配管１０に、流体の入口側と出
口側にそれぞれ設けた温度検出器である。１３は紫外線
発光部から放照される紫外線の特定の波長の照度を測定
する照度計である。１４は紫外線発光部を点灯するため
の電源で、電極３に接続してある。
【０００９】電源１４により紫外線発光部を点灯させ
る。調整装置９は照度計１３からの測定信号を受け、さ
らに二つの温度検出器１２での測定信号を受けて、照度
計の測定結果が目的の値になるような、流体の温度と流
量を計算し、その温度に流体を冷却あるいは加熱し、ま
た流量調整弁１１の開度を調整する。
る。調整装置９は照度計１３からの測定信号を受け、さ
らに二つの温度検出器１２での測定信号を受けて、照度
計の測定結果が目的の値になるような、流体の温度と流
量を計算し、その温度に流体を冷却あるいは加熱し、ま
た流量調整弁１１の開度を調整する。
【００１０】
【発明の効果】以上の構成において、空間８は紫外線を
照射しようとする相手、例えば室内の空気や殺菌しよう
とする水のもつ熱が、空間５に流している流体に影響を
与えない、いわゆる真空断熱の役目をしている。この断
熱効果があるために、紫外線発光部を、特定の波長を最
大出力で放射させるために適した蒸気圧に保持するため
に、適当な温度に保持するのに、紫外線発光部１で発生
する熱だけを、主として制御すればよい。
照射しようとする相手、例えば室内の空気や殺菌しよう
とする水のもつ熱が、空間５に流している流体に影響を
与えない、いわゆる真空断熱の役目をしている。この断
熱効果があるために、紫外線発光部を、特定の波長を最
大出力で放射させるために適した蒸気圧に保持するため
に、適当な温度に保持するのに、紫外線発光部１で発生
する熱だけを、主として制御すればよい。
【図１】発明を構成している主要部の断面図である。
【図２】発明のものを使用する場合の構成図である。
１ 紫外線発光部 ２ 管 ３ 電極 ４ 外被 ５ 空間 ６ 流体用出入口 ７ 外被 ８ 空間 ９ 調整装置 １０ 配管 １１ 流量調整弁 １２ 温度検出器 １３ 照度計 １４ 電源
Claims (1)
- 【請求項１】一重のガラスで造った有極の紫外線ランプ
の外周部に半径方向に空間をおいて、ガラス製の外被を
設け、この外被と紫外線ランプの間に流体を流すための
流体用の入口と出口をこの外被に設け、この外被に半径
方向に空間をおいて、もう一つの外被を設けて、二つの
外被の間を真空にした紫外線ランプ
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18202595A JPH097550A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 紫外線ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18202595A JPH097550A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 紫外線ランプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH097550A true JPH097550A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=16111032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18202595A Pending JPH097550A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 紫外線ランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH097550A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002258407A (ja) * | 2001-02-14 | 2002-09-11 | Acer Communications & Multimedia Inc | 熱拡散効率の高い発光装置 |
| JP2007216996A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Toppan Printing Co Ltd | 中空容器の殺菌方法及び装置 |
| JP2010507204A (ja) * | 2006-10-17 | 2010-03-04 | オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 低圧放電ランプ |
| WO2015098927A1 (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-02 | 株式会社ニコン | フッ化カルシウム部材、その製造方法、及びフッ化カルシウム結晶の圧着方法 |
-
1995
- 1995-06-13 JP JP18202595A patent/JPH097550A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002258407A (ja) * | 2001-02-14 | 2002-09-11 | Acer Communications & Multimedia Inc | 熱拡散効率の高い発光装置 |
| JP2007216996A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Toppan Printing Co Ltd | 中空容器の殺菌方法及び装置 |
| JP2010507204A (ja) * | 2006-10-17 | 2010-03-04 | オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 低圧放電ランプ |
| WO2015098927A1 (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-02 | 株式会社ニコン | フッ化カルシウム部材、その製造方法、及びフッ化カルシウム結晶の圧着方法 |
| US10458042B2 (en) | 2013-12-25 | 2019-10-29 | Nikon Corporation | Calcium fluoride member, method for producing same, and method for pressure-bonding calcium fluoride crystal |
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