JPH0975482A - ゴルフクラブのシャフト取付構造 - Google Patents
ゴルフクラブのシャフト取付構造Info
- Publication number
- JPH0975482A JPH0975482A JP7255620A JP25562095A JPH0975482A JP H0975482 A JPH0975482 A JP H0975482A JP 7255620 A JP7255620 A JP 7255620A JP 25562095 A JP25562095 A JP 25562095A JP H0975482 A JPH0975482 A JP H0975482A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- hosel
- head
- golf club
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Golf Clubs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ホーゼルを短くして重心位置を下げかつフェ
ースの中央に位置させるようにしても、シャフトとホー
ゼルとの接着剥離を防止してシャフトがホーゼルから抜
け出るのを防止する。 【解決手段】 ホーゼル２のシャフト挿入孔３を横断面
形状において真円形状ではなく一部直線部３Ａを備えた
形状に形成し、ホーゼル２に挿入されるシャフト４先端
部に上記直線部３Ａに適合する平坦部４Ａを形成した。
ースの中央に位置させるようにしても、シャフトとホー
ゼルとの接着剥離を防止してシャフトがホーゼルから抜
け出るのを防止する。 【解決手段】 ホーゼル２のシャフト挿入孔３を横断面
形状において真円形状ではなく一部直線部３Ａを備えた
形状に形成し、ホーゼル２に挿入されるシャフト４先端
部に上記直線部３Ａに適合する平坦部４Ａを形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ゴルフクラブの
シャフト取付構造に関する。
シャフト取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】ゴルフクラブのシャフトは、ヘッドに一
体成形されたホーゼルに差し込まれ、接着剤でホーゼル
に固着されるのが一般的であった。ボールをヘッドで打
つと、シャフト先端には非常に大きな衝撃力が加わる。
また、ヘッドにはボールとの衝突により、特にオフセン
ターヒット時に大きな回転力が付与され、このヘッドの
回転力はシャフトにも伝わる。ヘッドが回転しようとす
るとき、ゴルファーにグリップされたシャフトは、グリ
ップ力によりヘッドの回転に抵抗するのでホーゼルとシ
ャフトとが相対的に回転しようとする。また、アイアン
クラブやメタルウッドでは、ヘッドとホーゼルとが金属
材料で一体成形されているので、ホーゼル部分の重量の
全体に占める割合を大きくすると、ヘッド全体の重心位
置が高くかつヒール寄りになってしまうため、ホーゼル
はできるだけ短くしようとすることが試みられている。
体成形されたホーゼルに差し込まれ、接着剤でホーゼル
に固着されるのが一般的であった。ボールをヘッドで打
つと、シャフト先端には非常に大きな衝撃力が加わる。
また、ヘッドにはボールとの衝突により、特にオフセン
ターヒット時に大きな回転力が付与され、このヘッドの
回転力はシャフトにも伝わる。ヘッドが回転しようとす
るとき、ゴルファーにグリップされたシャフトは、グリ
ップ力によりヘッドの回転に抵抗するのでホーゼルとシ
ャフトとが相対的に回転しようとする。また、アイアン
クラブやメタルウッドでは、ヘッドとホーゼルとが金属
材料で一体成形されているので、ホーゼル部分の重量の
全体に占める割合を大きくすると、ヘッド全体の重心位
置が高くかつヒール寄りになってしまうため、ホーゼル
はできるだけ短くしようとすることが試みられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにヘッドで
ボールを打つときにシャフトに対しヘッドの回転に伴っ
てホーゼルも回転するので、結果としてホーゼルとシャ
フトとが相対回転してシャフトをホーゼルに固着してい
る接着剤が剥離するおそれがある。特にホーゼルを短く
した場合には、接着剤の剥離が生じ易い。接着剤の剥離
が生じると、シャフトの抜けが発生する。
ボールを打つときにシャフトに対しヘッドの回転に伴っ
てホーゼルも回転するので、結果としてホーゼルとシャ
フトとが相対回転してシャフトをホーゼルに固着してい
る接着剤が剥離するおそれがある。特にホーゼルを短く
した場合には、接着剤の剥離が生じ易い。接着剤の剥離
が生じると、シャフトの抜けが発生する。
【０００４】そこで、この発明は、ホーゼルを短くして
重心位置を下げかつフェースの中央に位置させるように
しても、シャフトとホーゼルとの接着剥離が防止でき、
シャフトがホーゼルから抜け出るのを防止したゴルフク
ラブのシャフト取付構造を提供することを目的とする。
重心位置を下げかつフェースの中央に位置させるように
しても、シャフトとホーゼルとの接着剥離が防止でき、
シャフトがホーゼルから抜け出るのを防止したゴルフク
ラブのシャフト取付構造を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、ホーゼルのシャフト挿入孔を横断面形
状において真円形状ではなく一部直線部を備えた形状に
形成し、ホーゼルに挿入されるシャフト先端部に上記直
線部に適合する平坦部を形成したものである。
め、この発明は、ホーゼルのシャフト挿入孔を横断面形
状において真円形状ではなく一部直線部を備えた形状に
形成し、ホーゼルに挿入されるシャフト先端部に上記直
線部に適合する平坦部を形成したものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の好適な実施例
を図面を参照にして説明する。
を図面を参照にして説明する。
【０００７】図１に示す実施例において、アイアンクラ
ブに適用した例を示し、ヘッド１に一体形成されたホー
ゼル２のシャフト挿入孔３を横断面形状において真円形
状ではなく一部直線部３Ａを備えた形状に形成し、ホー
ゼル３に挿入されるシャフト４（図２参照）の先端部に
上記直線部３Ａに適合する平坦部４Ａを形成してある。
図１および図２に示す実施例では、フェース面５に対し
直線部３Ａが直角になる位置に形成してある。また、直
線部３Ａはホーゼル２のシャフト挿入孔３の最深部から
上端まで形成されている。しかしながら、最深部から所
定の長さだけ直線部３Ａを形成し、シャフト４にも同一
長さの平坦部４Ａを形成してもよい。
ブに適用した例を示し、ヘッド１に一体形成されたホー
ゼル２のシャフト挿入孔３を横断面形状において真円形
状ではなく一部直線部３Ａを備えた形状に形成し、ホー
ゼル３に挿入されるシャフト４（図２参照）の先端部に
上記直線部３Ａに適合する平坦部４Ａを形成してある。
図１および図２に示す実施例では、フェース面５に対し
直線部３Ａが直角になる位置に形成してある。また、直
線部３Ａはホーゼル２のシャフト挿入孔３の最深部から
上端まで形成されている。しかしながら、最深部から所
定の長さだけ直線部３Ａを形成し、シャフト４にも同一
長さの平坦部４Ａを形成してもよい。
【０００８】図３は図１に示すホーゼル２に図２に示す
シャフト４を装着した状態の横断面図を示し、直線部３
Ａはフェース面５に対し外側の面で直角に位置してい
る。この直線部３Ａとフェース面５との関係は直角また
は±２０°程度とするのが好ましい。
シャフト４を装着した状態の横断面図を示し、直線部３
Ａはフェース面５に対し外側の面で直角に位置してい
る。この直線部３Ａとフェース面５との関係は直角また
は±２０°程度とするのが好ましい。
【０００９】図４は直線部３Ａがフェース面５に対し内
側でほぼ直角（９０°±２０°）に位置するように形成
した例を示すものである。シャフト挿入孔３の直線部３
Ａをフェース面５に対してほぼ直角にすることにより、
インパクト時にヘッド１に加えられた衝撃によりシャフ
ト４の先端部が破損するのを防止することができる。と
いうのは、インパクト時にシャフト４先端部に主として
かかる圧縮又は引っぱりの力が、平坦部４Ａとほぼ平行
となるからである。
側でほぼ直角（９０°±２０°）に位置するように形成
した例を示すものである。シャフト挿入孔３の直線部３
Ａをフェース面５に対してほぼ直角にすることにより、
インパクト時にヘッド１に加えられた衝撃によりシャフ
ト４の先端部が破損するのを防止することができる。と
いうのは、インパクト時にシャフト４先端部に主として
かかる圧縮又は引っぱりの力が、平坦部４Ａとほぼ平行
となるからである。
【００１０】図５は、シャフト４の先端側の拡大図であ
り、平坦部４Ａは外周面から厚みｔ分だけ削り取られ
る。この厚みｔは０．０５〜０．２mm程度である。平坦
部４Ａの幅ｗは１．５〜３mm程度とする。
り、平坦部４Ａは外周面から厚みｔ分だけ削り取られ
る。この厚みｔは０．０５〜０．２mm程度である。平坦
部４Ａの幅ｗは１．５〜３mm程度とする。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ホーゼルのシャフト挿入孔を横断面形状において真
円形状ではなく一部直線部を備えた形状に形成し、ホー
ゼルに挿入されるシャフト先端部に上記直線部に適合す
る平坦部を形成したので、ホーゼルにシャフトを装着し
た状態において、シャフトがホーゼルに対し回転するの
が直線部と平坦部の存在により阻止される。したがっ
て、シャフトがホーゼルに対して回転して接着剤が剥離
するおそれはなくなり、その結果シャフトの抜けが防止
できる。シャフトのホーゼルに対する回転が阻止される
ことにより、ホーゼルも短くすることができる。また、
ホーゼルのシャフト挿入孔内の直線部をヘッドのフェー
ス面にほぼ直角になる位置に形成することにより、イン
パクト時におけるヘッドの回転に対しシャフトの抵抗力
が増大する。
ば、ホーゼルのシャフト挿入孔を横断面形状において真
円形状ではなく一部直線部を備えた形状に形成し、ホー
ゼルに挿入されるシャフト先端部に上記直線部に適合す
る平坦部を形成したので、ホーゼルにシャフトを装着し
た状態において、シャフトがホーゼルに対し回転するの
が直線部と平坦部の存在により阻止される。したがっ
て、シャフトがホーゼルに対して回転して接着剤が剥離
するおそれはなくなり、その結果シャフトの抜けが防止
できる。シャフトのホーゼルに対する回転が阻止される
ことにより、ホーゼルも短くすることができる。また、
ホーゼルのシャフト挿入孔内の直線部をヘッドのフェー
ス面にほぼ直角になる位置に形成することにより、イン
パクト時におけるヘッドの回転に対しシャフトの抵抗力
が増大する。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の好適な実施例を示す斜視図。
【図２】シャフトの斜視図。
【図３】シャフトをホーゼルに装着した状態の横断面
図。
図。
【図４】他の実施例を示す横断面図。
【図５】シャフト先端の拡大図。
【符号の説明】 １ ヘッド ２ ホーゼル ３ シャフト挿入孔 ３Ａ 直線部 ４ シャフト ４Ａ 平坦部 ５ フェース面
Claims (2)
- 【請求項１】 ホーゼルのシャフト挿入孔を横断面形状
において真円形状ではなく一部直線部を備えた形状に形
成し、 ホーゼルに挿入されるシャフト先端部に上記直線部に適
合する平坦部を形成したことを特徴とするゴルフクラブ
のシャフト取付構造。 - 【請求項２】 ホーゼルのシャフト挿入孔内の直線部を
ヘッドのフェース面にほぼ直角になる位置に形成したこ
とを特徴とする請求項２に記載のゴルフクラブのシャフ
ト取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7255620A JPH0975482A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | ゴルフクラブのシャフト取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7255620A JPH0975482A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | ゴルフクラブのシャフト取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0975482A true JPH0975482A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17281286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7255620A Pending JPH0975482A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | ゴルフクラブのシャフト取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0975482A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7955186B2 (en) | 2008-09-01 | 2011-06-07 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf club and shaft replacing method |
| US7976401B2 (en) | 2008-04-14 | 2011-07-12 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf club and shaft replacing method |
-
1995
- 1995-09-07 JP JP7255620A patent/JPH0975482A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7976401B2 (en) | 2008-04-14 | 2011-07-12 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf club and shaft replacing method |
| US7955186B2 (en) | 2008-09-01 | 2011-06-07 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf club and shaft replacing method |
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