JPH0975104A - スキー靴 - Google Patents
スキー靴Info
- Publication number
- JPH0975104A JPH0975104A JP26203195A JP26203195A JPH0975104A JP H0975104 A JPH0975104 A JP H0975104A JP 26203195 A JP26203195 A JP 26203195A JP 26203195 A JP26203195 A JP 26203195A JP H0975104 A JPH0975104 A JP H0975104A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foot
- outer shell
- shape
- shoe
- boot
- Prior art date
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- Pending
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用者個々の足の寸法形状に応じて靴内の足
型寸法形状の微調整を容易にし、靴の機能特性及び着装
性の向上を図る。 【解決手段】 硬質合成樹脂製の外殻靴本体１内に着装
される軟質なインナーブーツ１０を備える。外殻靴本体
１内の内周側壁面１ｂにおける足の甲面部１１ａと足裏
面部１１ｂ及び爪先部１１ｃに相当する部位を除く足周
辺相当部位に、インナーブーツ１０との間に形成される
隙間ａを吸収する足型調整体４を設ける。
型寸法形状の微調整を容易にし、靴の機能特性及び着装
性の向上を図る。 【解決手段】 硬質合成樹脂製の外殻靴本体１内に着装
される軟質なインナーブーツ１０を備える。外殻靴本体
１内の内周側壁面１ｂにおける足の甲面部１１ａと足裏
面部１１ｂ及び爪先部１１ｃに相当する部位を除く足周
辺相当部位に、インナーブーツ１０との間に形成される
隙間ａを吸収する足型調整体４を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、硬質合成樹脂製
外殻構造からなるスキー靴に関し、特に外殻靴本体内に
所望の足型寸法形状に応じた易加工性を有する足型調整
体を取外し可能に介在させることにより、靴内をインナ
ーブーツと共に着装される使用者個々の足の寸法形状に
応じた足型寸法形状に微調整可能にし、靴の機能特性及
び着装性の向上を図るようにしたものである。
外殻構造からなるスキー靴に関し、特に外殻靴本体内に
所望の足型寸法形状に応じた易加工性を有する足型調整
体を取外し可能に介在させることにより、靴内をインナ
ーブーツと共に着装される使用者個々の足の寸法形状に
応じた足型寸法形状に微調整可能にし、靴の機能特性及
び着装性の向上を図るようにしたものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のスキー靴においては、着
装時、例えばスポンジなどの軟質素材からなるインナー
ブーツを足に着用して着装し、靴本体との一体感を高め
るようになっている。
装時、例えばスポンジなどの軟質素材からなるインナー
ブーツを足に着用して着装し、靴本体との一体感を高め
るようになっている。
【０００３】しかしながら、このような従来構造のスキ
ー靴にあっては、外殻靴本体内の足型寸法形状が、人間
の平均的な足型寸法に合わせて、段階的に大まかに設定
されているのが現状であり、また、人間の足の容積の個
人差は、足の厚さ（甲高さ）だけの違いでなく、横幅に
も大きな影響を持つ。
ー靴にあっては、外殻靴本体内の足型寸法形状が、人間
の平均的な足型寸法に合わせて、段階的に大まかに設定
されているのが現状であり、また、人間の足の容積の個
人差は、足の厚さ（甲高さ）だけの違いでなく、横幅に
も大きな影響を持つ。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このため、着装状態に
おいて、外殻靴本体内の足型寸法形状が使用者の足の寸
法よりも僅かに大きい場合は、その個人差により誤差を
インナーブーツや靴下の厚さ、あるいはスペーサなどを
用いて容易に調整することができるが、外殻靴本体内の
足型寸法形状が使用者の足の寸法よりも小さいと、その
まま我慢して使用するか、または外殻靴本体の内周壁面
を削ることにより調整している。
おいて、外殻靴本体内の足型寸法形状が使用者の足の寸
法よりも僅かに大きい場合は、その個人差により誤差を
インナーブーツや靴下の厚さ、あるいはスペーサなどを
用いて容易に調整することができるが、外殻靴本体内の
足型寸法形状が使用者の足の寸法よりも小さいと、その
まま我慢して使用するか、または外殻靴本体の内周壁面
を削ることにより調整している。
【０００５】ところが、外殻靴本体の切削による足型調
整は、外殻素材が硬質であることから、切削作業が困難
であるばかりでなく、その厚さが薄いために、孔を開け
てしまうことがあり、外殻靴本体を台無しにするため
に、非常な熟練を要するなどの問題があった。
整は、外殻素材が硬質であることから、切削作業が困難
であるばかりでなく、その厚さが薄いために、孔を開け
てしまうことがあり、外殻靴本体を台無しにするため
に、非常な熟練を要するなどの問題があった。
【０００６】この発明の目的は、使用者個々の足の寸法
形状に応じて靴内の足型寸法形状の微調整を容易にし、
靴の機能特性及び着装性の向上を図ることができるよう
にしたスキー靴を提供することにある。
形状に応じて靴内の足型寸法形状の微調整を容易にし、
靴の機能特性及び着装性の向上を図ることができるよう
にしたスキー靴を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、硬質合成樹脂製の外殻靴本体と、
この外殻靴本体内に着装される軟質なインナーブーツと
を備え、前記外殻靴本体内の内周側壁面における足の甲
面部と足裏面部及び爪先部に相当する部位を除く足周辺
相当部位に、前記インナーブーツとの間に形成される隙
間を吸収する足型調整体を設けてなる構成としたもので
ある。
ために、この発明は、硬質合成樹脂製の外殻靴本体と、
この外殻靴本体内に着装される軟質なインナーブーツと
を備え、前記外殻靴本体内の内周側壁面における足の甲
面部と足裏面部及び爪先部に相当する部位を除く足周辺
相当部位に、前記インナーブーツとの間に形成される隙
間を吸収する足型調整体を設けてなる構成としたもので
ある。
【０００８】この場合、前記足型調整体は、外殻靴本体
よりも軟質で、インナーブーツよりも硬質な所望の足型
寸法形状に応じた易加工性を有する合成樹脂素材からな
るもので、前記外殻靴本体に取外し可能に装着するか、
または、固定するすることも可能であり、いずれの態様
でも、この発明の効果を得る。
よりも軟質で、インナーブーツよりも硬質な所望の足型
寸法形状に応じた易加工性を有する合成樹脂素材からな
るもので、前記外殻靴本体に取外し可能に装着するか、
または、固定するすることも可能であり、いずれの態様
でも、この発明の効果を得る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明すると、図１に示すように、図
中１はこの発明に係る硬質合成樹脂素材からなる外殻靴
本体である。
面に基づいて詳細に説明すると、図１に示すように、図
中１はこの発明に係る硬質合成樹脂素材からなる外殻靴
本体である。
【００１０】この外殻靴本体１には、その内底部１ａに
内底面を形成する中底部材２が別体に取外し可能に内装
され、その足型空間３には、例えばスポンジあるいは発
泡芯材等の軟質素材からなるインナーブーツ１０が使用
者の足１１と共に着装されるようになっている。
内底面を形成する中底部材２が別体に取外し可能に内装
され、その足型空間３には、例えばスポンジあるいは発
泡芯材等の軟質素材からなるインナーブーツ１０が使用
者の足１１と共に着装されるようになっている。
【００１１】そして、前記外殻靴本体１の内周側壁面１
ｂには、例えばウレタンやナイロン等のインジェクショ
ン成形または注型成形可能な合成樹脂素材あるいは硬質
の塩化ビニールやスポンジ等のプレス成形可能な合成樹
脂素材からなる足型調整体４がネジ止め、リベット止め
等の固定手段にて取外し可能に設けられている。
ｂには、例えばウレタンやナイロン等のインジェクショ
ン成形または注型成形可能な合成樹脂素材あるいは硬質
の塩化ビニールやスポンジ等のプレス成形可能な合成樹
脂素材からなる足型調整体４がネジ止め、リベット止め
等の固定手段にて取外し可能に設けられている。
【００１２】この足型調整体４は、前記外殻靴本体１よ
りも軟質で、かつ、前記インナーブーツ１０よりも硬質
な所望の足型寸法形状に応じた易加工性を有する合成樹
脂素材からなり、図２に示すように、足１１の甲面部１
１ａと足裏面部１１ｂ及び爪先部１１ｃに相当する部位
を除く残部形態を備え、かつ、その立上り端縁部４ａを
先細状に形成してなるとともに、前記内周側壁面１ｂに
おける足周辺相当部位と前記インナーブーツ１０との間
に形成される隙間ａを吸収するように介在されている。
りも軟質で、かつ、前記インナーブーツ１０よりも硬質
な所望の足型寸法形状に応じた易加工性を有する合成樹
脂素材からなり、図２に示すように、足１１の甲面部１
１ａと足裏面部１１ｂ及び爪先部１１ｃに相当する部位
を除く残部形態を備え、かつ、その立上り端縁部４ａを
先細状に形成してなるとともに、前記内周側壁面１ｂに
おける足周辺相当部位と前記インナーブーツ１０との間
に形成される隙間ａを吸収するように介在されている。
【００１３】すなわち、上記したこの発明に係る構成を
有するスキー靴は、外殻靴本体１内の足型空間３を所望
の足型寸法形状に調整する場合、外殻靴本体１内から足
型調整体４を取り出し、異和感のある部位を所望の足型
寸法形状に応じて切削し調整することにより行なわれ
る。
有するスキー靴は、外殻靴本体１内の足型空間３を所望
の足型寸法形状に調整する場合、外殻靴本体１内から足
型調整体４を取り出し、異和感のある部位を所望の足型
寸法形状に応じて切削し調整することにより行なわれ
る。
【００１４】また、図３は前記足型調整体４の他の実施
の形態を示すもので、前記中底部材２と一体に形成して
なる構成を有するものである。
の形態を示すもので、前記中底部材２と一体に形成して
なる構成を有するものである。
【００１５】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、軟質なインナーブーツが着装される硬質合
成樹脂製の外殻靴本体内の内周側壁面における足の甲面
部と足裏面部及び爪先部に相当する部位を除く足周辺相
当部位に、インナーブーツとの間に形成される隙間を吸
収する足型調整体を設けてなることから、足型調整体を
所望の足型寸法形状に応じて切削することにより、足型
調整を簡単に行なうことができ、これによって、靴の機
能特性及び着装性の向上を図ることができる。
明によれば、軟質なインナーブーツが着装される硬質合
成樹脂製の外殻靴本体内の内周側壁面における足の甲面
部と足裏面部及び爪先部に相当する部位を除く足周辺相
当部位に、インナーブーツとの間に形成される隙間を吸
収する足型調整体を設けてなることから、足型調整体を
所望の足型寸法形状に応じて切削することにより、足型
調整を簡単に行なうことができ、これによって、靴の機
能特性及び着装性の向上を図ることができる。
【００１６】また、請求項２において、足型調整体は、
外殻靴本体よりも軟質で、インナーブーツよりも硬質な
所望の足型寸法形状に応じた易加工性を有する合成樹脂
素材からなるために、切削作業が容易で、熟練を要する
ことなく、素人でも足型調整が簡単に行なうことがで
き、たとえ失敗しても、内底部材を取替えるだけで良い
ことから、従前のように、外殻靴本体を損傷させて台無
しにすることがない。
外殻靴本体よりも軟質で、インナーブーツよりも硬質な
所望の足型寸法形状に応じた易加工性を有する合成樹脂
素材からなるために、切削作業が容易で、熟練を要する
ことなく、素人でも足型調整が簡単に行なうことがで
き、たとえ失敗しても、内底部材を取替えるだけで良い
ことから、従前のように、外殻靴本体を損傷させて台無
しにすることがない。
【図１】この発明に係るスキー靴の実施の形態を示す断
面図。
面図。
【図２】同じく足型調整体の斜視図。
【図３】同じく足型調整体の他の実施の形態を示す斜視
図。
図。
１・・・外殻靴本体、 １ａ・・・内底部、 １ｂ・・・内周側壁面、 ２・・・中底部材、 ３・・・足型空間、 ４・・・足型調整体、 ４ａ・・・立上り端縁部、 １０・・・インナーブーツ、 １１・・・足、 １１ａ・・・甲面部、 １１ｂ・・・足裏面部、 １１ｃ・・・爪先部、 ａ・・・隙間。
Claims (2)
- 【請求項１】 硬質合成樹脂製の外殻靴本体と、この外
殻靴本体内に着装される軟質なインナーブーツとを備
え、前記外殻靴本体内の内周側壁面における足の甲面部
と足裏面部及び爪先部に相当する部位を除く足周辺相当
部位に、前記インナーブーツとの間に形成される隙間を
吸収する足型調整体を設けたことを特徴とするスキー
靴。 - 【請求項２】 足型調整体は、外殻靴本体よりも軟質
で、インナーブーツよりも硬質な所望の足型寸法形状に
応じた易加工性を有する合成樹脂素材からなることを特
徴とする請求項１に記載のスキー靴。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26203195A JPH0975104A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | スキー靴 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26203195A JPH0975104A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | スキー靴 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0975104A true JPH0975104A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17370073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26203195A Pending JPH0975104A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | スキー靴 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0975104A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003199601A (ja) * | 2002-01-10 | 2003-07-15 | F & F Creation:Kk | スノーボードブーツ |
-
1995
- 1995-09-18 JP JP26203195A patent/JPH0975104A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003199601A (ja) * | 2002-01-10 | 2003-07-15 | F & F Creation:Kk | スノーボードブーツ |
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