JPH0974387A - 無線送信装置及び無線受信装置 - Google Patents

無線送信装置及び無線受信装置

Info

Publication number
JPH0974387A
JPH0974387A JP22885795A JP22885795A JPH0974387A JP H0974387 A JPH0974387 A JP H0974387A JP 22885795 A JP22885795 A JP 22885795A JP 22885795 A JP22885795 A JP 22885795A JP H0974387 A JPH0974387 A JP H0974387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
error correction
encoder
decoder
bch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22885795A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Seki
和彦 関
Shuji Kubota
周治 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP22885795A priority Critical patent/JPH0974387A/ja
Publication of JPH0974387A publication Critical patent/JPH0974387A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ADPCM音声と他のメディアデータとの同
時伝送を可能とする。 【解決手段】 ADPCM音声112をハフマン符号化
し、その符号213をBCH符号化し、これをバッファ
214に一次貯え、ハフマン符号213のBCH符号化
ブロックのビット数を計数し、そのビット数ごとにフラ
グ信号219を付けてBCH符号214を読み出し、こ
れと画像、その他のメディアデータ115と時分割多重
化して無線送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は音声信号を適応差
分符号(ADPCM)化して送信すると共に音声信号以
外の画像、テキスト、データ、その他の信号(以下、メ
ディアデータと記す)を送信する無線送信装置および、
この無線送信装置により送信された信号の受信に用いら
れる無線受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ADPCM符号を用いて音声の伝
送を行う通信方式で、テキスト等の他のメディアデータ
を伝送する場合には、メディアデータを変調により音声
帯域に変換し、その変換された音声帯域のメディアデー
タをADPCM符号化して伝送する、いわゆる「見なし
データ通信」で伝送していた。この場合、メディアデー
タを送信している間は音声伝送を行うことができず、ま
た、音声帯域で変調されたメディアデータが帯域制限さ
れるため、メディアデータを直接伝送する場合と比べて
伝送可能な情報量が少ない。また、伝送路上で付加され
る伝送路誤りは、受信されるADPCM符号のビットを
不規則に誤らせるため、ADPCM復号器の内部状態を
大きく変えてしまい、再生音声信号にクリック性の雑音
を発生する。従来、こうした雑音を抑圧するため、受信
側で受信したADPCM符号をフレーム単位あるいは符
号単位に置き換える音声品質改善回路を備えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上示したように、従
来のADPCM音声とメディアデータとの伝送方式で
は、メディアデータを送信している間は音声伝送を行う
ことができない問題点があった。また音声品質改善回路
を備えるため受信側の回路規模が大きくなると共に通話
中の消費電力を増大させる問題があった。
【0004】この発明は、音声伝送を中断せず、また品
質劣化を抑圧しつつ他のメディアデータを伝送可能な無
線送信装置と、その無線受信装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の無線送信装置
によれば、音声信号はADPCM符号器でADPCM符
号とされ、そのADPCM符号は符号圧縮器で符号長が
圧縮され、その圧縮符号は誤り訂正符号器で誤り訂正符
号化され、その誤り訂正符号化符号は、メディアデータ
と多重回路で時分割多重されて無線送信される。
【0006】その無線送信装置の符号圧縮器としてはハ
フマン符号器が用いられる。また、この無線送信装置の
誤り訂正符号器としてBCH符号器が用いられる。この
発明の無線受信装置によれば、受信信号は分離回路で誤
り訂正符号とメディアデータに分離され、その分離され
た誤り訂正符号に対し、誤り訂正復号器で誤り訂正復号
が施され、その誤り訂正復号出力が伸張復号器で符号伸
張され、その伸張された符号がADPCM復号器で音声
信号に復号される。
【0007】この無線受信装置の伸張器としては、ハフ
マン復号器が用いられる。また、この無線受信装置の誤
り訂正復号器としてはBCH復号器が用いられる。以上
のように、この発明によれば音声と他のメディアデータ
の同時伝送が可能になり、例えばADPCM符号を用い
て音声伝送を行っているPHS方式等のパーソナル通信
方式において、音声による会話の間に画像受信および電
子メールの授受等のマルチメディア通信を実現すること
ができる。さらに、誤り訂正が適用されていることか
ら、フェージング等で付加された伝送路誤りを訂正する
ことができ、音声品質の改善が可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】図1にこの発明の無線送信装置お
よび、この発明の無声受信装置の各実施例を示す。無線
送信装置においては、音声信号111は、ADPCM符
号器101に入力され、1サンプルあたり、例えば4ビ
ットのADPCM符号112に変換される。このADP
CM符号112は圧縮符号器102に入力されて符号長
が圧縮された圧縮符号113に変換され、さらにその圧
縮符号113は誤り訂正符号器103により誤り訂正符
号化されて誤り訂正符号114となる。この誤り訂正符
号114は他のメディアデータ115と多重回路104
により時分割多重化されて送信信号116となる。
【0009】この送信信号が無線伝送路を経由する際、
伝送路誤り117が付加される。この発明の無線受信装
置の実施例において、受信信号118は分離回路105
に入力され、メディアデータ119と誤り訂正符号12
0とに信号分離される。分離された誤り訂正符号120
は誤り訂正復号器106で復号が行われると共に誤り訂
正が行われて受信圧縮符号121として出力される。こ
の受信圧縮符号121は、伸張復号器107で伸張さ
れ、この伸張された符号は連続した受信ADPCM符号
122としてADPCM復号器108に入力されてAD
PCM復号され、受信音声信号123として出力され
る。
【0010】従来においては音声ADPCM符号の伝送
で伝送帯域が一杯であったが、この無線送信装置によれ
ば、符号圧縮が施されることで音声伝送に必要なビット
数が減少し、伝送路に空き領域が得られ、その空き領域
に他のメディアデータが時分割多重化して伝送され、音
声と他のメディアを同時に伝送するマルチメディア伝送
が実現できる。また、伝送路の空き領域に誤り訂正用符
号を伝送できることから、伝送路誤りが訂正可能であ
り、音声品質を改善することができ、無線受信装置に音
声品質改善回路を設けなくても済む。
【0011】図2にこの発明の無線送信装置および無線
受信装置のさらに具体例をそれぞれ示す。無線送信装置
ではADPCM符号112は、圧縮符号器102として
のハフマン符号器202に入力されて符号圧縮されてハ
フマン符号213に変換され、そのハフマン符号213
は誤り訂正符号器103としてのBCH符号器203に
より誤り訂正用の符号化が施されてBCH符号214と
なり、バッファ209で一次蓄積された後、フラグ信号
219に続いて送出され、更に他のメディアデータ11
5と多重回路104により多重化されて送信信号216
となる。この際、計数器201でハフマン符号213の
ビット数を計数し、BCH符号器203での符号化ブロ
ックごとに、バッファ209内の対応ブロックに対する
誤り訂正符号214を読み出し、その先頭にフラグ信号
219を付けて、多重制御回路204がBCH符号長ご
とに音声を他のメディアデータ115に多重するように
バッファ209および多重回路104を制御する。
【0012】伝送路を経由する際、伝送路誤り117が
付加され、受信信号218として無線受信装置の分離回
路205に入力される。フラグ信号219を検出するフ
ラグ検出器208によって、ADPCM音声の圧縮、誤
り訂正符号化符号の着信が分離回路205に通知され、
受信した他のメディアデータ119と受信したBCH符
号220とに信号分離される。受信したBCH符号22
0は誤り訂正復号器106としてのBCH復号器206
で復号が行われると共に誤り訂正が行われ、受信ハフマ
ン符号221が出力される。このハフマン符号221
は、伸張復号器107としてのハフマン復号器207で
伸張され、連続した受信ADPCM符号222としてA
DPCM復号器108で復号され、受信音声信号223
として出力される。
【0013】誤り訂正用符号として上述ではBCH符号
を用いたが、他のブロック符号あるいは圧縮符号(ハフ
マン符号)をブロックに区切った畳み込み符号を用いて
もよい。また、ADPCM符号の各符号の生起確率は、
音声の場合、発声者に依らず一様になることが分かって
いるため、その各符号の生起確率分布に従ったハフマン
符号をADPCM符号と対応付けておくことができる。
このようにすれば、効率よく符号化が行えると共に、受
信側での復号法を一意に決めることができ、従来におい
て各信号の伝送に先立ち、最も効率的な圧縮符号を採用
し、その符号構造を音声信号の伝送に先立ち伝送する必
要がなくなる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の無線送
信装置によれば、ADPCM符号に対して符号圧縮が施
されることで音声伝送に必要なビット数が減少し、伝送
路に空き領域が得られ、その空き領域に他のメディアデ
ータを多重化して伝送することにより、音声と他のメデ
ィアデータを同時に伝送する無線送信装置が実現でき
る。
【0015】特に音声伝送においては通話中において
も、音声の区切り、相手音声を聞いている間などによ
り、音声の有無が生じ、この状態により音声伝送に必要
なビット数が可なり異なり、無音に近い状態では伝送路
の最大伝送速度の半分程度を他のメディアデータの伝送
に用いることが可能である。さらに、伝送路の空き領域
を利用して誤り訂正符号を伝送できることから、伝送路
誤りが訂正可能になり、受信音声品質が改善される。従
って、従来用いられた音声品質改善回路を省略できる。
【0016】また、ADPCM符号の各符号の生起確率
は、音声の場合、発声者に依らず一様になることが分か
っているため、その各符号の生起確率分布に最適な圧縮
符号をADPCM符号と対応付けておくことができる。
このため、効率よく符号化が行えると共に、受信側での
復号法を一意に決めることができ、圧縮符号採用時に必
要な符号構造の伝送が不要である。さらに、誤り訂正符
号としてブロック符号あるいは伝送データをブロックに
区切った畳み込み符号を用いることにより、ハフマン符
号が誤りを含んで復号される際に問題となる、伸張復号
の誤り伝搬をブロック符号長迄で止めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の無線送信装置およびこの発明の無線
受信装置の各実施例を示すブロック図。
【図2】この発明の無線送信装置およびこの発明の無線
受信装置のさらにそれぞれ具体的例を示すブロック図。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号を適応差分符号(以下、ADP
    CM符号と記す)に変換するADPCM符号器と、 そのADPCM符号器の出力を符号圧縮する符号圧縮器
    と、 その符号圧縮器の出力に誤り訂正符号化を施す誤り訂正
    符号器と、 その誤り訂正符号化された誤り訂正符号と前記音声信号
    以外の信号(以下、メディアデータと記す)とを時分割
    多重する多重回路とを具備する無線送信装置。
  2. 【請求項2】 前記符号圧縮器はハフマン符号器である
    ことを特徴とする請求項1記載の無線送信装置。
  3. 【請求項3】 前記誤り訂正符号器はBCH符号器であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の無線送信装
    置。
  4. 【請求項4】 受信信号を誤り訂正符号とメディアデー
    タに分離抽出する分離回路と、 その分離抽出された誤り訂正符号に誤り訂正復号を施す
    誤り訂正復号器と、 その誤り訂正復号器の出力を符号伸張する伸張復号器
    と、 その伸張復号器の出力を復号して音声信号を抽出するA
    DPCM復号器とを備えている無線受信装置。
  5. 【請求項5】 前記伸張復号器はハフマン復号器である
    ことを特徴とする請求項4記載の無線受信装置。
  6. 【請求項6】 前記誤り訂正復号器はBCH復号器であ
    ることを特徴とする請求項4または5記載の無線受信装
    置。
JP22885795A 1995-09-06 1995-09-06 無線送信装置及び無線受信装置 Pending JPH0974387A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22885795A JPH0974387A (ja) 1995-09-06 1995-09-06 無線送信装置及び無線受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22885795A JPH0974387A (ja) 1995-09-06 1995-09-06 無線送信装置及び無線受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0974387A true JPH0974387A (ja) 1997-03-18

Family

ID=16882977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22885795A Pending JPH0974387A (ja) 1995-09-06 1995-09-06 無線送信装置及び無線受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0974387A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103428498A (zh) * 2013-08-21 2013-12-04 江苏新瑞峰信息科技有限公司 一种无损图像压缩系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103428498A (zh) * 2013-08-21 2013-12-04 江苏新瑞峰信息科技有限公司 一种无损图像压缩系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6122271A (en) Digital communication system with integral messaging and method therefor
US7478309B2 (en) Transmission line coding method, transmission line decoding method, and apparatus therefor
JPH05122165A (ja) 音声信号伝送方法
KR970072776A (ko) 전화 시스템 및 음성 부호화/복호화 방법
EP0931310B1 (en) Systems and methods for communicating desired audio information over a communications medium
JPH0974387A (ja) 無線送信装置及び無線受信装置
JPH07283757A (ja) 音声データ通信装置
JPS60173600A (ja) 音声復号器
JP4597360B2 (ja) 音声復号装置及び音声復号方法
JP4065383B2 (ja) 音声信号送信装置、音声信号受信装置及び音声信号伝送システム
US8055980B2 (en) Error processing of user information received by a communication network
JP3113455B2 (ja) 音声復号装置
JPS6390953A (ja) マルチメデイア通信装置
KR960043830A (ko) Mpeg과 ac-3겸용 디지탈 오디오신호의 복호화장치
JP2676046B2 (ja) ディジタル音声伝送方式
JP3005459B2 (ja) 無線通信機の音声データ記録再生方法および装置
JP2745961B2 (ja) 移動体通信機における音声信号符号化復号化装置
JP3166319B2 (ja) 音声信号伝送方式
JP2823407B2 (ja) 音声復号装置
JP3074800B2 (ja) デジタル無線電話装置
JPH02183638A (ja) 音声伝送方式
JPH0758804A (ja) 音声・データ複合通信方式及び装置
JPH10145249A (ja) 音声復号方式
JP3491320B2 (ja) 通信装置
JPH0669959A (ja) 音声パケット廃棄補償方式