JPH097419A - 建物用複合型設備器具 - Google Patents

建物用複合型設備器具

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JPH097419A
JPH097419A JP15301695A JP15301695A JPH097419A JP H097419 A JPH097419 A JP H097419A JP 15301695 A JP15301695 A JP 15301695A JP 15301695 A JP15301695 A JP 15301695A JP H097419 A JPH097419 A JP H097419A
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Masanobu Ono
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種設備器具を設置する天井面の煩雑さ及び
それによる意匠上の問題並びに利用者への心理的悪影響
の解消に役立ち、かつ施工工事を簡素化し、コスト削減
を図ることができる建物用複合型設備器具を得る。 【構成】 天井面1に本体3を埋め込み設置される蛍光
灯照明器具2の前記本体3に、空調風吹出口7を一体的
に組み込むと共に、同蛍光灯照明器具2の本体3に、ダ
ウンライト照明器具8及び放送スピーカー9のいずれか
一方又は両方を組み込み一体化してなる建物用複合型設
備器具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の設備器具として
用いられるもので、天井面に本体を埋め込み設置される
蛍光灯照明器具をベースにして、天井面に設置される空
調風吹出口、ダウンライト照明器具、放送スピーカー等
と組み合わせて構成される建物用複合型設備器具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建物内におけるオフィスルーム、
会議室、或いは多目的ルーム等においては、必要な設備
器具として室の天井面に蛍光灯照明器具、空調風吹出
口、ダウンライト照明器具、放送スピーカー等が設置さ
れる。これらは各々独立した別々の機能を有するため、
一部に蛍光灯照明器具と空調風吹出口とを一体化したも
のが見られるものの、通常は図8に示すように天井面1
1に対して蛍光灯照明器具12、空調風吹出口13、ダ
ウンライト照明器具14、放送スピーカー15は予め設
計された設置レイアウトに従って、別々に独立して設置
している。なお、設置レイアウトは、一定の配列パター
ンを決め、それを繰り返すことによって、全体のレイア
ウト設計を行うのが一般的である。
【0003】しかしながら、上記のように天井面に形、
色、機能の異なる種々の設備器具が設置されることによ
って、天井面が大変煩雑となり、意匠面からみて多くの
問題を有すると共に、その空間を利用する人々に対して
も落ちつかず、心理的に悪影響を及ぼす問題を含んでい
る。また、施工に際しても種々の工種が入り込み、工事
が複雑となると共に、天井切り込み開口が多く、この開
口の補強が必要になることによって、施工費用のコスト
アップをもたらす問題を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、複数
の設備器具を各々独立して天井面に設置することに起因
する天井面の煩雑さ及びそれによる意匠上の問題並びに
利用者への心理的悪影響の解消に役立つ建物用複合型設
備器具を提供することにある。また、本発明のもう1つ
の課題は、天井面に設置される設備器具の施工工事を簡
素化し、施工コストを削減することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本発明に係る建物用複合型設備器具は、天井面に
本体を埋め込み設置される蛍光灯照明器具の前記本体
に、空調風吹出口を一体的に組み込むと共に、同蛍光灯
照明器具の本体に、ダウンライト照明器具及び放送スピ
ーカーのいずれか一方又は両方を組み込み一体化してな
ることを特徴とするものである。また、本発明に係る建
物用複合型設備器具は、天井面に本体を埋め込み設置さ
れる蛍光灯照明器具の前記本体に、ダウンライト照明器
具及び放送スピーカーのいずれか一方又は両方を組み込
み一体化してなることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明の建物用複合型設備器具によると、空調
風吹出口を一体的に組み込んだ蛍光灯照明器具に、ダウ
ンライト照明器具及び放送スピーカーのいずれか一方又
は両方を組み込み一体化しているため、これを天井面に
設置することにより、3乃至4つの設備器具を1つにま
とめて、3乃至4つの機能を備えた1つの複合型設備器
具として天井面に設置することができる。従って、複数
の設備器具を各々独立して天井面に設置することによる
天井面の煩雑さを解消することができる。また、本発明
の建物用複合型設備器具によると、蛍光灯照明器具に、
ダウンライト照明器具及び放送スピーカーのいずれか一
方又は両方を組み込み一体化しているため、これを天井
面に設置することにより、2乃至3つの設備器具を1つ
にまとめて、2乃至3つの機能を備えた1つの複合型設
備器具として天井面に設置することができるので、上記
と同様に複数の設備器具を各々独立して天井面に設置す
ることによる天井面の煩雑さを解消することができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図1乃至図7に基づ
いて説明する。図1は本発明の第1実施例を示す建物用
複合型設備器具の一部破断側面図、図2はその縦断面
図、図3はその下面図、図4は本発明の第2実施例を示
す建物用複合型設備器具の一部破断側面図、図5はその
縦断面図、図6はその放送スピーカーに対向した部分の
反射板の平面図、図7は本発明の建物用複合型設備器具
の天井面への設置レイアウト図である。
【0008】図1乃至図3に示す第1実施例は、空調風
吹出口を一体的に組み込んだ蛍光灯照明器具をベースに
したもので、室の天井面1に埋め込み設置される蛍光灯
照明器具2の本体3内には、反射板4と長寸法の蛍光灯
5が複数本設置され、その下面にはルーバ6が設けられ
ている。一方、蛍光灯照明器具2の本体3の長手方向の
外側両側面には、空調風吹出口7が一体的に組み込ま
れ、ダクトによって導かれる空調風を室内に吹出せるよ
うになっている。
【0009】この空調風吹出口7を一体的に組み込んだ
蛍光灯照明器具2をベースとして、 (1)蛍光灯照明器具2の本体3内の中央部に、白熱灯
よりなるダウンライト照明器具8を組み込み設置し、蛍
光灯照明器具2と一体化した複合型設備器具を構成す
る。 (2)ダウンライト照明器具8に替え、図3に示すよう
な放送スピーカー9を蛍光灯照明器具2の本体3内に組
み込み設置することにより、蛍光灯照明器具2と一体化
した複合型設備器具を構成する。なお、放送スピーカー
9に対向した部分の反射板4には図6に示すような多数
の小穴10が設けられている。 (3)蛍光灯照明器具2の本体3内にダウンライト照明
器具8及び放送スピーカー9の両方を組み込み設置する
ことにより、蛍光灯照明器具2と一体化した複合型設備
器具を構成する。
【0010】つまり、第1実施例は、天井面1に本体3
を埋め込み設置される蛍光灯照明器具2の本体3に、空
調風吹出口7を一体的に組み込んだ蛍光灯照明器具2を
ベースに、蛍光灯照明器具2の本体3内にダウンライト
照明器具8及び放送スピーカー9のいずれか一方又は両
方を組み込み一体化して複合型設備器具を構成したもの
で、これを天井面1に設置することにより、蛍光灯照明
器具2、空調風吹出口7、ダウンライト照明器具8及び
放送スピーカー9のうち、蛍光灯照明器具2及び空調風
吹出口7を含む3乃至4つの設備器具を1つにまとめ
て、3乃至4つの機能を備えた1つの複合型設備器具と
して天井面に設置することができる。
【0011】これによって、複数の設備器具を各々独立
して天井面1に設置することによる天井面1の煩雑さを
解消することができ、天井面1を落ちつきのあるすっき
りとした意匠とし、利用者に対する心理的悪影響を解消
することができる。また、天井面に設置される設備器具
の数が減ることにより、種々の工種の入り込み、天井切
り込み開口、この開口の補強工事等が減るため、その分
施工工事が簡素化され、施工コストを削減することがで
きる。
【0012】次に、図4乃至図6に示す第2実施例は、
蛍光灯照明器具2をベースとして、 (1)蛍光灯照明器具2の本体3内の中央部に、図1、
2に示すような白熱灯よりなるダウンライト照明器具8
を組み込み設置し、蛍光灯照明器具2と一体化した複合
型設備器具を構成する。 (2)ダウンライト照明器具8に替え、放送スピーカー
9を蛍光灯照明器具2の本体3内に組み込み設置するこ
とにより、蛍光灯照明器具2と一体化した複合型設備器
具を構成する。なお、放送スピーカー9に対向した部分
の反射板4には多数の小穴10が設けられている。 (3)蛍光灯照明器具2の本体3内にダウンライト照明
器具8及び放送スピーカー9の両方を組み込み設置する
ことにより、蛍光灯照明器具2と一体化した複合型設備
器具を構成する。
【0013】つまり、第2実施例は、天井面1に本体3
を埋め込み設置される蛍光灯照明器具2の本体3内に、
ダウンライト照明器具8及び放送スピーカー9のいずれ
か一方又は両方を組み込み一体化して複合型設備器具を
構成したもので、これを天井面1に設置することによ
り、蛍光灯照明器具2、ダウンライト照明器具8及び放
送スピーカー9のうち、蛍光灯照明器具2を含む2乃至
3つの設備器具を1つにまとめて、2乃至3つの機能を
備えた1つの複合型設備器具として天井面に設置するこ
とができるため、多数の設備器具を天井面に設置するこ
とに起因する天井面の煩雑さをなくし、天井面の意匠上
の問題及び利用者に対する心理的悪影響を解消し、併せ
て天井面に設置される設備器具の施工工事を簡素化し、
施工コストの削減を図ることができる。
【0014】図7は第1実施例及び第2実施例で説明し
た複合型設備器具を天井面に設置して設計した場合の設
置レイアウト図の一例であり、図中のAは蛍光灯照明器
具2に空調風吹出口7を組み込み、更にダウンライト照
明器具8及び放送スピーカー9を組み込んで一体化した
タイプの複合型設備器具を示し、Bは蛍光灯照明器具2
にダウンライト照明器具8を組み込んで一体化したタイ
プの複合型設備器具を示し、Cは蛍光灯照明器具2だけ
のものを示し、図8に示した従来の設置レイアウト図に
くらべ、天井面1をすっきりとした状態にすることがで
きる。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の建物用
複合型設備器具によれば、複数の設備器具を組み合わせ
て一体化し、複合型設備器具として天井面に設置するこ
とができるため、多くの設備器具を各々独立して天井面
に設置することに起因する天井面の煩雑さを解消するこ
とができる。これによって、天井面を落ちつきのあるす
っきりとした意匠とすることができると共に、利用者に
対する心理的悪影響を解消することができる。また、天
井面に設置される設備器具の数が減ることにより、天井
面に設置される設備器具の施工工事を簡素化し、施工コ
ストを削減することにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す建物用複合型設備器
具の一部破断側面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す建物用複合型設備器
具の縦断面図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す建物用複合型設備器
具の下面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す建物用複合型設備器
具の一部破断側面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す建物用複合型設備器
具の縦断面図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す建物用複合型設備器
具の放送スピーカーに対向した部分の反射板の平面図で
ある。
【図7】本発明の建物用複合型設備器具の天井面への設
置レイアウト図である。
【図8】従来の建物用設備器具の天井面への設置レイア
ウト図である。
【符号の説明】 1 天井面 2 蛍光灯照明器具 3 本体 6 ルーバ 7 空調風吹出口 8 ダウンライト照明器具 9 放送スピーカー A、B 複合型設備器具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面に本体を埋め込み設置される蛍光
    灯照明器具の前記本体に、空調風吹出口を一体的に組み
    込むと共に、同蛍光灯照明器具の本体に、ダウンライト
    照明器具及び放送スピーカーのいずれか一方又は両方を
    組み込み一体化してなることを特徴とする建物用複合型
    設備器具。
  2. 【請求項2】 天井面に本体を埋め込み設置される蛍光
    灯照明器具の前記本体に、ダウンライト照明器具及び放
    送スピーカーのいずれか一方又は両方を組み込み一体化
    してなることを特徴とする建物用複合型設備器具。
  3. 【請求項3】 前記蛍光灯照明器具の本体の下面にルー
    バを設けてなることを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の建物用複合型設備器具。
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