JPH0974032A - 無接触伝送装置 - Google Patents

無接触伝送装置

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Publication number
JPH0974032A
JPH0974032A JP7251806A JP25180695A JPH0974032A JP H0974032 A JPH0974032 A JP H0974032A JP 7251806 A JP7251806 A JP 7251806A JP 25180695 A JP25180695 A JP 25180695A JP H0974032 A JPH0974032 A JP H0974032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
duct
power
magnetic
primary coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7251806A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kamata
博行 鎌田
Keiichiro Kamishiro
啓一郎 神代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP7251806A priority Critical patent/JPH0974032A/ja
Publication of JPH0974032A publication Critical patent/JPH0974032A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】移動位置により誘起電力の差が生じ難い、振動
等の外乱に強く、漏電の危険性のない無接触で電力や信
号を伝送する装置を提供する。 【構成】ダクト内に設けたループ状の1次コイルと、空
隙を介し対向させた、2次コイルを巻回したコアを備え
た無接触伝送装置において、1次コイル4または7が挿
通する1対の非磁性体の管状のダクト3または6と、日
の字形もしくはロの字形の閉鎖磁路形のコア8もしくは
9の窓部に、ダクト3または6と嵌め合う滑り軸受81
または91を設ける。電力伝送用と信号伝送用を併設す
る場合は、ダクト3とダクト6を平行に設置し、ペデス
タル2とブラケット5でおのおののダクト3および6の
両端を支持し、電力コア8と信号コア9の間に非磁性体
のスペーサ89を挟み込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【001】
【産業上の利用分野】本発明は、自走台車等の移動体に
無接触で電力を給電したり、信号を伝送する装置に関す
る。
【002】
【従来の技術】従来の技術として、自走台車の無接触給
電装置として、案内レールに沿って、ダクト内にループ
状の1次側コイルを敷設し、この1次側コイルに高周波
共振インバータを接続し、2次側コイルを巻回したコア
を、1次側コイルの中央部になるように、車体に案内レ
ールに対し垂直に取り付け、1次側コイルに通電し2次
側コイルに誘起電流を発生させ車体に給電するものがあ
る(例えば、特開平5−207604号 公報)。
【003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の技術
では、1次側コイルと2次側コイルを、個別に平行させ
て敷設してあるため、平行度および真直度を十分に出し
ておかないと、走行位置により1次側コイルと2次側コ
イルの相対位置が変動し、誘起電流の差が生じる。ま
た、振動等の外乱により誘起電流にノイズが生じる。さ
らに、コイルとコアの接触・磨耗により漏電の危険性が
ある。特に、この方式を信号伝送に用いる場合は、誘起
電流レベルの変動およびノイズによる誤信号が伝送され
制御系が乱調するという問題がある。そこで、本発明
は、走行位置により誘起電流の差が生じ難い、振動等の
外乱に強く、漏電の危険性のない無接触で電力を給電し
たり、信号を伝送する装置を提供することを目的とす
る。
【004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、ダクト内に設けたループ状の1次コイルと、空隙を
介し対向させた、2次コイルを巻回したコアを備えた無
接触伝送装置において、前記ダクトを前記1次コイルが
挿通する1対の非磁性体の管状のダクトとし、前記コア
を日の字形もしくはロの字形の閉鎖磁路形のコア8もし
くは9とし、このコアの窓部に、前記ダクトと嵌め合う
自己潤滑性の滑り軸受81もしくは91を設け、1次コ
イルと2次コイルの相対位置を維持する。電力伝送用の
場合は、前記1次コイルを電力1次コイル4に、前記2
次コイルを電力2次コイル82に、前記コアを日の字形
の閉鎖磁路形の電力コア8に、前記1対のダクトをダク
ト3に、前記滑り軸受を滑り軸受81にする。信号伝送
用の場合は、前記1次コイルを信号1次コイル7に、前
記2次コイルを信号2次コイル92に、前記コアをロの
字形の閉鎖磁路形の信号コア9に、前記1対のダクトを
ダクト6に、前記滑り軸受を滑り軸受91にする。ま
た、電力伝送用と信号伝送用を併設する場合は、電力伝
送用と信号伝送用を各1セット準備し、各セットのダク
ト3とダクト6を平行に設置し、非磁性体のペデスタル
2と非磁性体のブラケット5によりダクト3とダクト6
の両端を支持し、電力コア8と信号コア9の間に非磁性
体のスペーサ89を挟み込み、お互いの磁路を分離す
る。
【005】
【作用】上記手段により、1次コイルと2次コイルの相
対位置が維持される。電力伝送用と信号伝送用を併設す
る場合は、おのおのの磁路が閉鎖磁路形であり、かつお
のおののコア間に非磁性体のスペーサを挟み込んだの
で、電力コアを流れる磁束が信号コアに漏れない。
【006】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図1および図2に
基づいて、電力伝送用と信号伝送用の無接触電力・信号
伝送装置を併設したものについて説明する。図1は実施
例を示す斜視図、図2は2次側を示す正断面図である。
図1の下半分に示すように、平行に設置された一対の非
磁性体の円管状ダクト3内には、電力1次コイル4を所
定ターン数ループ状に巻回してあり、コイルエンドをイ
ンバータ(図示せず)に接続してある。なお、ダクト3
および溝21の形状は円形のみでなく四角形等他の形状
のものでもよい。ダクト3の外径側には、図2に示すよ
うに、含油合金やデルリン(商品名)等の自己潤滑性材
よりなる一対の滑り軸受81を摺動自在に嵌め合わせて
ある。一対の滑り軸受け81の一部には切り欠き部を設
けてある。滑り軸受け81の外側は、日の字形をした電
力コア8の両窓部に嵌め込み固定してある。電力コア8
の中央脚部の滑り軸受け81の切り欠き部には、電力2
次コイル82を所定ターン数巻回してある。上記で、電
力伝送用の無接触伝送装置を構成する。図1の上半分に
示すように、平行に設置された一対の非磁性体の円管状
ダクト6内には、信号1次コイル7を所定ターン数ルー
プ状に巻回してあり、コイルエンドを発振器(図示せ
ず)に接続してある。ダクト6の外径側には、図2に示
すように、含油合金やデルリン(商品名)等の自己潤滑
性材よりなる滑り軸受91を摺動自在に嵌め合わせてあ
る。滑り軸受け91の一部には切り欠き部を設けてあ
る。滑り軸受91の外側は、ロの字形をした信号コア9
の窓部に嵌め込み固定してある。信号コア9の滑り軸受
91の切り欠き部には、信号2次コイル92を所定ター
ン数巻回してある。上記で、信号伝送用の無接触伝送装
置を構成する。なお、電力伝送用と信号伝送用を別構成
にしてあるが、電力伝送用と信号伝送用を同一構成にし
てもよい。平板状のベース1の両端には、一対の非磁性
体のペデスタル2を直立させてある。ペデスタル2の上
面には、ダクト3の外径側を嵌め合わせる一対の溝21
を設けてある。さらに、ペデスタル2の上面には、逆T
字形の下面に溝21を設けた一対の非磁性体のブラケッ
ト5を設けてあり、ペデスタル2とブラケット5でダク
ト4を挟み込みネジ(図示せず)等で固定する。電力伝
送用もしくは信号伝送用いずれかで良い場合は、上記の
構成一方のみとするが、電力伝送用と信号伝送用を併設
する場合は、ブラケット5の逆T字形の直立した脚部
に、ダクト6を嵌め合わせる一対の穴61を設け、一対
のダクト6をダクト3と走行方向に平行させて嵌め込
む。電力コア8と信号コア9間には、非磁性体のスペー
サ89を貼付してある。スペーサ89により、電力コア
8と信号コア9の磁路を分離する。
【007】以下に、動作を説明する。電力1次コイル4
にインバータから高周波の電流を供給すると、電磁作用
により電力2次コイル82に電流が誘起される。また、
信号1次コイル7に発振器から高周波の電流を供給する
と、信号2次コイル92に信号電流が誘起される。この
とき、電力コア8と信号コア9はスペーサ89により磁
路を分離してあるので電力コア8に流れる磁束が信号コ
ア9に流れることがなく、電力1次コイル4と信号1次
コイル7を非磁性体のペデスタル2と非磁性体のブラケ
ット5で磁気的に分離してあるので、電力1次コイル4
の磁界は信号コア9に漏れない。電力コア8と信号コア
9が走行すると、ダクト3、6の相対位置の誤差がダク
ト6の弾性により吸収される。
【008】
【発明の効果】上記の構成により、下記の効果がある。 (1)1次コイルと2次コイルの相対位置が維持される
ので、走行位置による2次コイルの誘起電流の変動がな
い。 (2)電力伝送用と信号伝送用を併設した場合は、閉鎖
磁路形の電力コアと信号コアの磁路を非磁性体のスペー
サで分離したので、電力コア内を流れる磁束が信号コア
に流れず、電力1次コイルの作る磁束が信号2次側コイ
ルに影響しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図。
【図2】本発明の実施例の2次側を示す正断面図。
【符号の説明】
1 ベース 2 ペデスタル 21 溝 3、6 ダクト 4 電力1次コイル 5 ブラケット 61 穴 7 信号1次コイル 8 電力コア 81、91 滑り軸受け 82 電力2次コイル 89 スペーサ 9 信号コア 92 信号2次コイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダクト内に設けたループ状の1次コイル
    と、空隙を介し対向させた、2次コイルを巻回したコア
    を備えた無接触伝送装置において、 前記ダクトが前記1次コイルが挿通する1対の非磁性体
    の管状のダクトであり、前記コアが日の字もしくはロの
    字形の閉鎖磁路形のコアであり、前記コアの窓部に前記
    ダクトと嵌め合う自己潤滑性の滑り軸受を設けたことを
    特徴とする無接触伝送装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の無接触伝送装置を2セッ
    ト備え、各セットの前記ダクトを平行させて設け、前記
    各セットの前記1対のダクトの両端を支持する非磁性体
    のペデスタルと非磁性体のブラケットと、前記各セット
    の前記コア間に挟み込む非磁性体のスペーサを備えたこ
    とを特徴とする無接触伝送装置。
JP7251806A 1995-09-04 1995-09-04 無接触伝送装置 Pending JPH0974032A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7251806A JPH0974032A (ja) 1995-09-04 1995-09-04 無接触伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7251806A JPH0974032A (ja) 1995-09-04 1995-09-04 無接触伝送装置

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JPH0974032A true JPH0974032A (ja) 1997-03-18

Family

ID=17228208

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7251806A Pending JPH0974032A (ja) 1995-09-04 1995-09-04 無接触伝送装置

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JP (1) JPH0974032A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001018829A1 (de) * 1999-09-09 2001-03-15 Wittenstein Gmbh & Co.Kg Vorrichtung zum bewegen, insbesondere zum rotativen oder linearen bewegen einer aktiven last
JP2012525752A (ja) * 2009-04-29 2012-10-22 ワイドミュラー インターフェース ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト バス加入者モジュールの非接触エネルギー/データ供給用のシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001018829A1 (de) * 1999-09-09 2001-03-15 Wittenstein Gmbh & Co.Kg Vorrichtung zum bewegen, insbesondere zum rotativen oder linearen bewegen einer aktiven last
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