JPH0973936A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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Publication number
JPH0973936A
JPH0973936A JP24884695A JP24884695A JPH0973936A JP H0973936 A JPH0973936 A JP H0973936A JP 24884695 A JP24884695 A JP 24884695A JP 24884695 A JP24884695 A JP 24884695A JP H0973936 A JPH0973936 A JP H0973936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
housing
front holder
lances
locking lance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24884695A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukifumi Machida
幸文 町田
Michiyasu Watabe
道泰 渡部
Yoshikazu Tanaka
義和 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ryosei Electro Circuit Systems Ltd filed Critical Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
Priority to JP24884695A priority Critical patent/JPH0973936A/ja
Publication of JPH0973936A publication Critical patent/JPH0973936A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 係止ランスの変形状態をフロントホルダの挿
着により検出する。 【構成】 フロントホルダ12はハウジング11の空間
26に進入して係止ランス23、24の背面に当接する
本体部31を備え、本体部31の上下面にはハウジング
11のロック孔29、30にロックするロック部32、
33と、正規の形状に形成された係止ランス23、24
の自由端部23b、24bの位置を検出する検出部3
4、35とを設ける。検出部34、35の長さは、ロッ
ク部32、33がロック孔29、30にロックした際
に、検出部34、35の端面34a、35aが係止ラン
ス23、24の自由端部23b、24bにそれぞれ当接
するようにする。例えば一方の係止ランス24が変形状
態にある場合には、フロントホルダ12の端面12aが
ハウジング11の端面11bから突出し、係止ランス2
3、24の変形を検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の電気配
線に使用され、特にハウジングに収容した接続端子を係
止するための係止ランスの係止力を補強するフロントホ
ルダを備えたコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コネクタは一方のハウジングと他
方のハウジングが嵌合等により結合され、これらのハウ
ジングは電気絶縁性を有する合成樹脂材料により形成さ
れている場合が多い。
【0003】例えば、図4の断面図に示すように、一方
のハウジング1の上下段の端子収容孔2、3には図示し
ない接続端子が収容されるようになっており、収容され
た接続端子は端子収容孔2、3にそれぞれ形成された係
止ランス4、5により係止されてハウジング1からの抜
け出しが防止されている。そして、双方の係止ランス
4、5の間にはフロントホルダ6がハウジング1の前方
から装着され、係止ランス4、5のそれぞれの背面がフ
ロントホルダ6によって支持され、接続端子をそれぞれ
係止した係止ランス4、5の係止力が補強されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した従来
例では、成形の際の離型不良等によって、係止ランス5
が正規の係止ランス4よりも長さAだけ引き伸ばされた
状態で成形されることがある。このことは係止ランス5
の全体が変形したことになって、係止ランス5の本来の
機能が損われることになる。しかしながら、このような
変形した係止ランス5を備えたハウジング1でも、フロ
ントホルダ6が装着されてしまうため、係止ランス5の
本来の機能が十分に発揮できない状態で、ハウジング1
が使用されるという問題がある。
【0005】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、フロントホルダによって係止ランスの変形を検出し
得るコネクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るコネクタは、合成樹脂材料により形成し
接続端子を収容するハウジングと、該ハウジングに装着
し前記ハウジングに形成した係止ランスの係止力を補強
するフロントホルダとから成るコネクタであって、前記
フロントホルダには先端部が正規位置よりも前方に位置
した前記係止ランスに当接して前記係止ランスの変形を
検出する検出部を設けたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図3に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1はハウジング11に
フロントホルダ12が装着された状態を示す実施例の縦
断面図であり、ハウジング11とフロントホルダ12は
電気絶縁性を有する合成樹脂材料により形成されてい
る。
【0008】ハウジング11には、図示しない接続端子
を収容するための上部端子収容孔21と下部端子収容孔
22が例えば複列に設けられている。上部端子収容孔2
1と下部端子収容孔22の前方部には、収容した接続端
子を係止してその後方への抜け出しを防止するための上
部係止ランス23と下部係止ランス24が、上下隔壁2
5から前壁11a側へ向けてそれぞれ突設されている。
これらの上部係止ランス23と下部係止ランス24は、
間に空間26を有して上下がほぼ対称となるように形成
されている。ハウジング11の前壁11aには、相手側
の端子を挿通させるための端子挿通孔27、28と、フ
ロントホルダ12をロックするためのロック孔29、3
0とが、端子収容孔21、22に対応してそれぞれ設け
られている。
【0009】係止ランス23、24には、接続端子に係
止する係止部23a、24aがそれぞれ設けられると共
に、自由端部23b、24bは上下方向へそれぞれ撓む
ことができるようになっている。係止ランス23、24
の自由端部23b、24bは、前壁11aの後方に位置
するようになっている。
【0010】一方、図2の側面図に示すようにフロント
ホルダ12には、ハウジング11の空間26に進入して
係止ランス23、24のそれぞれの背面を支持する本体
部31と、この本体部31の上下に一体に突設されハウ
ジング11のロック孔29、30にそれぞれロックする
ロック部32、33と、本体部31の上下面とロック部
32、33の背面の間に一体に設けられ係止ランス2
3、24の自由端部23b、24bの位置をそれぞれ検
出する検出部34、35とが設けられている。
【0011】ここで、検出部34、35の端面34a、
35aは、フロントホルダ12がハウジング11に装着
され、フロントホルダ12のロック部32、33がハウ
ジング11のロック孔29、30に完全にロックした際
に、正しい形状の係止ランス23、24の自由端部23
b、24bにそれぞれ当接し得るようになっている。
【0012】従って、例えば一方の下部係止ランス24
の長さが、図1に示すように離型不良等によって引き伸
ばされた状態で成形された場合には、フロントホルダ1
2をハウジング11に装着した際に、フロントホルダ1
2の検出部35の端面35aが下部係止ランス24の自
由端部24bに当接し、フロントホルダ12のロック部
32、33がハウジング11のロック孔29、30に完
全に嵌合せず、フロントホルダ12の端面12aがハウ
ジング11の端面11bから長さBだけ突出した状態に
なる。
【0013】これに対し、図3に示すようにハウジング
11の係止ランス23、24が正規の形状に成形された
場合には、フロントホルダ12のロック部32、33が
ハウジング11のロック孔29、30に完全に嵌合し、
フロントホルダ12の端面12aとハウジング11の端
面11bが一致した状態になる。
【0014】このように、実施例では係止ランス23、
24の変形を検出するための検出部34、35をフロン
トホルダ12に設けたので、係止ランス23、24の少
なくとも一方が引き伸ばされた状態にある場合には、フ
ロントホルダ12の検出部34、35によってその状態
を検出することができる。従って、この種の成形不良の
ハウジング11が使用されることを防止することができ
る。
【0015】なお、フロントホルダ12の検出部34、
35を本体部31の上下面とロック部32、33の背面
の間に一体に設けたが、係止ランス23、24の自由端
部23b、24bの位置を検出できるのであれば、例え
ば本体部31の上下面から直接に突設した突起又は突片
とすることもできる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るコネク
タは、係止ランスの先端部が正規位置よりも前方に位置
するように形成された場合には、フロントホルダをハウ
ジングに装着した際に、検出部が係止ランスに当接して
フロントホルダの挿入が困難となることにより、係止ラ
ンスの変形を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】変形した係止ランスを有するハウジングにフロ
ントホルダを装着した状態の断面図である。
【図2】フロントホルダの側面図である。
【図3】正規の形状の係止ランスを有するハウジングに
フロントホルダを装着した状態の断面図である。
【図4】従来例の変形した係止ランスを有するハウジン
グにフロントホルダを装着した状態の断面図である。
【符号の説明】
11 ハウジング 12 フロントホルダ 23 上部係止ランス 24 下部係止ランス 29、30 ロック孔 31 本体部 32、33 ロック部 34、35 検出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂材料により形成し接続端子を収
    容するハウジングと、該ハウジングに装着し前記ハウジ
    ングに形成した係止ランスの係止力を補強するフロント
    ホルダとから成るコネクタであって、前記フロントホル
    ダには先端部が正規位置よりも前方に位置した前記係止
    ランスに当接して前記係止ランスの変形を検出する検出
    部を設けたことを特徴とするコネクタ。
JP24884695A 1995-09-01 1995-09-01 コネクタ Pending JPH0973936A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24884695A JPH0973936A (ja) 1995-09-01 1995-09-01 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24884695A JPH0973936A (ja) 1995-09-01 1995-09-01 コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0973936A true JPH0973936A (ja) 1997-03-18

Family

ID=17184297

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24884695A Pending JPH0973936A (ja) 1995-09-01 1995-09-01 コネクタ

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JP (1) JPH0973936A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100896202B1 (ko) * 2007-08-30 2009-05-11 한국단자공업 주식회사 커넥터
EP2544310A1 (en) 2011-07-06 2013-01-09 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Connector

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100896202B1 (ko) * 2007-08-30 2009-05-11 한국단자공업 주식회사 커넥터
EP2544310A1 (en) 2011-07-06 2013-01-09 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Connector
US8708739B2 (en) 2011-07-06 2014-04-29 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Connector

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Effective date: 20040430

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

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Effective date: 20040518

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20040625

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A711 Notification of change in applicant

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Effective date: 20060317