JPH0973910A - 固体電解質型燃料電池 - Google Patents

固体電解質型燃料電池

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JPH0973910A
JPH0973910A JP7227908A JP22790895A JPH0973910A JP H0973910 A JPH0973910 A JP H0973910A JP 7227908 A JP7227908 A JP 7227908A JP 22790895 A JP22790895 A JP 22790895A JP H0973910 A JPH0973910 A JP H0973910A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MgO−MgAl24 系又はランタンクロ
マイト系複合酸化物系セラミックス焼結体製ガスセパレ
ータを備える固体電解質型燃料電池の製作時の接合温度
を低くして電池性能の低下を防止すると共に、接合材に
よる悪影響を防止する。 【解決手段】 Al23 :CaO=0.5:1〜1
5:1(重量比)であり、MgOの割合がAl23
CaOとの合計量に対して0〜150重量%であるAl
23 −CaO−MgO系接合材を介して焼成すること
により接合する。 【効果】 ガスセパレータ材料の成分と接合材のAl2
3 −CaO系とが1300℃以下で液相焼結して生成
する複合酸化物により各部材間を化学的に強固に接合す
る。MgOは液相焼結の融点の低下、接合材反応量の制
御に有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固体電解質型燃料電
池に係り、特にセパレータ本体がMgO及びMgAl2
4 、或いは、ランタンクロマイト系複合酸化物を主成
分とするセラミックスよりなるガスセパレータを備える
固体電解質型燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術及び先行技術】セラミックス焼結体よりな
るガスセパレータを有した固体電解質型燃料電池の一例
について第1〜3図を参照して説明する。第3図の通
り、この固体電解質型燃料電池1は、集電板2、ガスセ
パレータ3、集電板4、セル5をこの順に多数積層して
なるものである。この固体電解質型燃料電池1の構成部
材のうち、ガスセパレータ3は、第1図の通り、それぞ
れMgO及びMgAl24 を主成分とするセラミック
ス焼結体よりなるセパレータ本体6、積層用枠体7及び
ガス流通用枠体8と、セパレータ本体6に対し接合され
たランタンクロマイト系複合酸化物製電子流路材9とで
構成されている。
【0003】積層用枠体7は細帯形状のものである。ガ
ス流通用枠体8は、細帯形状部8aに対し円盤形状部8
bを接合したものである。
【0004】従来、枠体7,8をセパレータ本体6に接
合するには、例えば、特開平6−64974号公報記載
の方法に従って、MgO粉末及びAl23 粉末の混合
物を水と混合してスラリーとし、このスラリーを被接合
面に塗付し、第2図に示す如く、被接合部材同士を重ね
合わせ、乾燥、焼成するようにしている。
【0005】なお、ガス流通用枠体8は、細帯形状部8
aと円盤形状部8bとを別々に焼結体として製作してお
き、両者を上記と同じくMgO−Al23 スラリーを
用いて焼成して結合させることにより製造されている。
【0006】また、セル5は、Y23 安定化ZrO2
(YSZ)の板状焼結体よりなる電解質5aに対し、N
i−YSZ系サーメット(燃料極)やランタンマンガナ
イト系複合酸化物(空気極)などよりなる電極5bを接
合した構造となっている。
【0007】このセル5の電解質5aは、ガスセパレー
タ3の枠体7,8に対し、上記のMgO−Al23
ラリーの塗付、乾燥及び焼成により接合されている。
【0008】上記の通り、従来において、MgO及びM
gAl24 を主体とするガスセパレータ3の製造に際
しては、MgO粉末及びAl23 粉末を含むスラリー
を被接合面に塗付し、被接合物同士を重ね合わせた後、
乾燥、焼成し、接合界面に発生するMgO−Al23
複合酸化物層を介して両者を接合するようにしているの
であるが、このMgO−Al23 複合酸化物は、その
焼結温度が高いために、接合時の温度が1400℃以上
の高温になる。しかし、このような高温で接合すると、
燃料極や空気極も高温に曝されて劣化し、これにより電
池性能が損なわれるようになるという問題があった。
【0009】本出願人は、上記従来の問題点を解決し、
製作時の接合温度を従来よりも低下させることができる
ものとしてMgOとSiO2 とをMgO:SiO2
1:0.5〜5(重量比)の割合で含む接合材を用いた
固体電解質型燃料電池を先に提案した(特願平7−38
262号。以下「先願」という。)。
【0010】上記先願に係る接合材によれば、1200
〜1300℃程度で接合を行うことができる。
【0011】なお、固体電解質型燃料電池には、セパレ
ータ材料としてランタンクロマイト系複合酸化物を主成
分とするセラミックス焼結体を用いたものもあり、この
ような固体電解質型燃料電池10は、一般に第4図に示
す如く、インターコネクターを兼ねたガスセパレータ1
1と、燃料極12、電解質13及び空気極14を積層し
てなるセル15とを交互に積層して構成されている。第
5図はこの固体電解質型燃料電池10の積層構造の詳細
を示す部分拡大断面図であり、図示の如く、ガスセパレ
ータ11同士は、電解質13を介して接合されている
(図中、Aは接合部分)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先願に
係る接合材はSiO2 を含み、このSiO2 が、固体電
解質型燃料電池の発電中、特に還元雰囲気中において、
拡散し、電極材料に悪影響を及ぼすという問題点があっ
た。
【0013】本発明の目的は、上記先願の問題点を解決
し、固体電解質型燃料電池のセルの性能低下を起こさな
い温度での接合を可能にし、且つ還元雰囲気中で電極材
料に悪影響を及ぼさない接合材を用いた固体電解質型燃
料電池を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の固体電解質型燃
料電池は、セラミックス焼結体よりなるガスセパレータ
を持つ固体電解質型燃料電池であって、ガスセパレータ
材料同士、及び/又は、ガスセパレータ材料とセル材料
であるジルコニアとが、接合材を介して焼成することに
より接合されてなる固体電解質型燃料電池において、該
接合材がAl23 とCaOと場合によりMgOとを含
み、Al23 とCaOとの割合がAl23 :CaO
=0.5:1〜15:1(重量比)であり、MgOの割
合がAl23 とCaOとの合計量に対して0〜150
重量%であることを特徴とする。
【0015】本発明によれば、主成分としてAl23
とCaOと場合によりMgOで構成される混合粉末をス
ラリー化してガスセパレーター材料に塗布し、各部材を
張り合わせて、1300℃以下の温度で焼成することに
より容易に接合することができる。
【0016】本発明では、ガスセパレータ材料の主成分
と接合材であるAl23 −CaO系とが1300℃以
下という焼成温度で液相焼結する反応を利用して、接合
層に複合酸化物を生成させる。これによって、各部材間
は化学的に強固に接合されることになる。なお、接合材
中には第3成分としてMgOが添加される場合がある
が、このMgOは液相焼結の融点を下げる作用を奏し、
また、接合材反応量の制御のために有効である。
【0017】このような接合材は、特に、ガスセパレー
タがMgO及びMgAl24 を主成分とする場合、或
いは、ランタンクロマイト系複合酸化物を主成分とする
場合に有効であり、MgO及びMgAl24 を主成分
とするガスセパレータにあっては、ガスセパレータ材料
のMgAl24 のAl成分と接合材とが反応して、接
合層にAl−Ca系或いはAl−Ca−Mg系複合酸化
物が生成し、これにより、各部材間は強固に接合され
る。また、ランタンクロマイト系複合酸化物を主成分と
するガスセパレータにあっては、ガスセパレータ材料の
Crと接合材とが反応して、接合層にCr−Al−Ca
系或いはCr−Al−Ca−Mg系複合酸化物が生成
し、これにより、各部材間は強固に接合される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。
【0019】本発明においては、第2図に示すようなM
gO及びMgAl24 を主成分とするスピネル系セラ
ミックス焼結体製のガスセパレータ3のセパレータ本体
6と枠体7,8との接合、或いは、この枠体7,8とセ
ル5のYSZ焼結体製電解質5aとの接合、或いは、第
4,5図に示すようなランタンクロマイト系複合酸化物
を主成分とするガスセパレータ11とセル15のYSZ
焼結体製電解質13の接合に当り、Al23 とCaO
と場合によりMgOとを含み、Al23 とCaOとの
割合がAl23 :CaO=0.5:1〜15:1(重
量比)であり、MgOの割合がAl23 とCaOとの
合計量に対して0〜150重量%である接合材を用い
る。
【0020】即ち、具体的には、Al23 粉末及びC
aO粉末を上記割合で混合し、これに更に必要に応じて
MgO粉末を上記配合で混合してなる混合粉末に、必要
に応じてポリビニルブチラール等の結合剤、ジブチルフ
タレート等の可塑剤、ノニオン等の分散剤等を添加して
下記配合のスラリーとしたものを被接合面にスプレー等
により乾燥後の塗布量で0.02〜0.04g/cm2
となるように塗布して乾燥し、その後、被接合面同志を
当接し、0.3〜0.5kg/cm2 程度の荷重をかけ
て、1300℃以下、好ましくは1200〜1300℃
の温度で焼成して接合を行う。
【0021】接合用スラリー配合(重量部) Al23 −CaO(−MgO)混合粉末:100 結合剤:17〜18 可塑剤:15 分散剤:2 溶 媒(エタノール等):150ml 本発明において、接合材のAl23 とCaOとの割合
が上記範囲からはずれてAl23 が少ないと、焼結性
が悪いため、十分な接合強度が得られない。逆に、Al
23 が多いと焼結が遅いため、ガスシール性能が劣る
ものとなる。
【0022】また、Al23 とCaOとの合計に対す
るMgOの割合が150重量%を超えると焼結性が悪く
なる。
【0023】なお、本発明において、接合されるガスセ
パレータのセパレータ本体や枠体としては、MgO及び
MgAl24 を主成分とするセラミックス焼結体、又
は、ランタンクロマイト系複合酸化物を主成分とするセ
ラミックス焼結体よりなるものが挙げられるが、具体的
なセラミックス組成は次の通りである。
【0024】スピネル系セラミックス焼結体組成(重量%) MgO:42 MgAl24 :58ランタンクロマイト系セラミックス焼結体組成(重量
%) La0.7 Ca0.3 CrO3 :100 また、セルの電解質を構成するY23 安定化ZrO2
としては、次のような組成が主に採用される。
【0025】YSZ焼結体組成(mol%) ZrO2 :92〜90 Y23 :8〜10
【0026】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明する。
【0027】実施例1 Al23 粉末とCaO粉末とを表1に示す重量比で混
合し、更に、この混合粉末に対して表1に示す割合でM
gO粉末を混合し(ただし、No.11ではMgO無添
加)、得られたAl23 −CaO−MgO混合粉末に
対して、下記配合で接合用スラリーを調製した。
【0028】接合用スラリー配合(重量部) Al23 −CaO−MgO混合粉末:100g 結合剤(ポリビニルブチラール):18g 可塑剤(ジブチルフタレート):16g 分散剤(ノニオン):2g 溶 媒(エタノール):150ml このスラリーを、MgO−MgAl24 系セラミック
ス焼結体製ガスセパレータ(組成:MgO:42重量
%,MgAl24 :58重量%)の接合を必要とする
面にスプレー塗布し(乾燥後の塗布量0.02g/cm
2 )、第2図に示す如く、各部材を貼り合せ、乾燥後、
0.3kg/cm2 の面圧荷重、1300℃の温度で焼
成して接合を行った。
【0029】得られた接合体を接合部を含むように切断
して4点曲げ試験を行って、接合部の強度を調べたとこ
ろ、本発明のAl23 −CaO−MgO組成範囲内の
ものは、いずれも表1に示す如く、150MPa以上の
高い接合強度が得られたことが確認された。
【0030】また、各接合部のガスシール性能を調べた
ところ、表1に示す如く、本発明のAl23 −CaO
−MgO組成範囲内のものは、実用上十分な性能が得ら
れた。
【0031】
【表1】
【0032】実施例2 実施例1で調製した各スラリーを用いて、実施例1と同
様の接合条件で、MgO−MgAl24 系セラミック
ス焼結体製枠体とセルのYSZ焼結体製電解質(組成:
ZrO2 =92mol%,Y23 =8mol%)との
接合を行い、同様に強度及び空気透過率を調べ、結果を
表2に示した。
【0033】表2より、本発明のAl23 −CaO−
MgO組成範囲であれば、強度、ガスシール性能共に、
良好な結果が得られることが明らかである。
【0034】
【表2】
【0035】実施例3 実施例1で調製した各スラリーを用いて、実施例1と同
様の接合条件で、ランタンクロマイト系複合酸化物系セ
ラミックス焼結体製ガスセパレータ(組成:La0.7
0.3 CrO3 )とセルのYSZ焼結体製電解質(組
成:ZrO2 =92mol%,Y23 =8mol%)
との接合を行い、同様に強度及び空気透過率を調べ、結
果を表3に示した。
【0036】表3より、本発明のAl23 −CaO−
MgO組成範囲であれば、強度、ガスシール性能共に、
良好な結果が得られることが明らかである。
【0037】
【表3】
【0038】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の固体電解質
型燃料電池によれば、セラミックス焼結体製ガスセパレ
ータ同士、或いは、セパレータとYSZ焼結体製セルと
の接合に際し、接合温度を低くすることができるため、
セル性能に悪影響を及ばすことがない。また、接合材中
にSiO2 を含有しないことから、電極材料に悪影響を
及ぼすこともない。このため高性能固体電解質型燃料電
池の製造が可能となる。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスセパレータとセルの構成を示す分解斜視図
である。
【図2】ガスセパレータの構成を示す分解斜視図であ
る。
【図3】固体電解質型燃料電池の一実施例を示す分解斜
視図である。
【図4】固体電解質型燃料電池の他の実施例を示す分解
斜視図である。
【図5】図4に示す固体電解質型燃料電池の部分拡大断
面図である。
【符号の説明】
1,10 固体電解質型燃料電池 2,4 集電板 3,11 ガスセパレータ 5,15 セル 6 セパレータ本体 7 積層用枠体 8 ガス流通用枠体 9 電子流路材 12 燃料極 13 電解質 14 空気極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックス焼結体よりなるガスセパレ
    ータを持つ固体電解質型燃料電池であって、ガスセパレ
    ータ材料同士、及び/又は、ガスセパレータ材料とセル
    材料であるジルコニアとが、接合材を介して焼成するこ
    とにより接合されてなる固体電解質型燃料電池におい
    て、 該接合材がAl23 とCaOとを含み、Al23
    CaOとの割合がAl23 :CaO=0.5:1〜1
    5:1(重量比)であることを特徴とする固体電解質型
    燃料電池。
  2. 【請求項2】 セラミックス焼結体よりなるガスセパレ
    ータを持つ固体電解質型燃料電池であって、ガスセパレ
    ータ材料同士、及び/又は、ガスセパレータ材料とセル
    材料であるジルコニアとが、接合材を介して焼成するこ
    とにより接合されてなる固体電解質型燃料電池におい
    て、 該接合材がAl23 とCaOとMgOとを含み、Al
    23 とCaOとの割合がAl23 :CaO=0.
    5:1〜15:1(重量比)であり、MgOの割合がA
    23 とCaOとの合計量に対して150重量%以下
    であることを特徴とする固体電解質型燃料電池。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の固体電解質型燃料電池
    において、ガスセパレータ材料がMgO及びMgAl2
    3 を主成分とすることを特徴とする固体電解質型燃料
    電池。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2の固体電解質型燃料電池
    において、ガスセパレータ材料がランタンクロマイト系
    複合酸化物を主成分とすることを特徴とする固体電解質
    型燃料電池。
JP22790895A 1995-09-05 1995-09-05 固体電解質型燃料電池 Expired - Lifetime JP3355075B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008510288A (ja) * 2004-08-18 2008-04-03 スティヒティング エネルギーオンダーゾーク セントラム ネーデルランド Sofcスタックという概念
WO2009095271A1 (de) * 2008-02-02 2009-08-06 Elringklinger Ag Verfahren zur herstellung einer elektrisch isolierenden dichtungsanordnung für einen brennstoffzellenstack und dichtungsanordnung für einen brennstoffzellenstack
JP2011192460A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Mitsubishi Materials Corp 固体酸化物形燃料電池の発電セルユニットとその製造方法

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