JPH0973745A - ヘッドアセンブリとディスク装置 - Google Patents

ヘッドアセンブリとディスク装置

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JPH0973745A
JPH0973745A JP23091595A JP23091595A JPH0973745A JP H0973745 A JPH0973745 A JP H0973745A JP 23091595 A JP23091595 A JP 23091595A JP 23091595 A JP23091595 A JP 23091595A JP H0973745 A JPH0973745 A JP H0973745A
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JP
Japan
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actuator arm
protrusion
engaged
engaging
recess
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Withdrawn
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JP23091595A
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Inventor
Masahiro Ozaki
雅弘 小崎
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドセンブリとディスク装置において、ヘ
ッドを取付状態を安定化し、固定部の固定強度を向上
し、薄型化を図る。 【解決手段】 サスペンション30A,30Bの一端側
にヘッドを装着しサスペンション30A,30Bの他端
側にアクチュエータアームに取り付けられる取付部40
A,40Bを有するヘッドアセンブリの取付部40A,
40Bの一側面に突出部43,44を設けるとともに、
突出部43,44の反対側の他端面に凹部45,46を
形成する一対の位置決め突起部47,48,49,50
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドアセンブリ
とディスク装置に関する。近年の磁気ディスク装置にお
いては、ダウンサイジング化の要求により、アクチュエ
ータアームの厚さも薄くすることが求められている。ま
た、アクチュエータアームを薄くしてもヘッドの取付状
態を安定化するために、アクチュエータアームに対する
サスペンションの固定強度を高めることが要望されてい
る。
【0002】
【従来の技術】図11はアクチュエータアームに対して
サスペンションを固定した状態を示す図である。図11
において、1はアクチュエータブロックであり、アクチ
ュエータブロック1には複数のアクチュエータアーム2
が一体に形成され、アクチュエータアーム2の反対側に
は図示しないコイルを支持するコイル支持部3が一体に
形成されている。アクチュエータブロック1には圧入孔
4が形成され、圧入孔4には外周にベアリングを固定し
た図示しないアクチュエータシャフトが圧入、固定され
る。
【0003】アクチュエータアーム2の先端部には図示
しないボールを入れる丸孔5が形成され、丸孔5にボー
ルを入れてかしめることにより、サスペンション6がア
クチュエータアーム2にかしめ固定されるようになって
いる。サスペンション6の先端部にはジンバル7が形成
され、ジンバル7の裏側には図示しないヘッドスライダ
としての磁気ヘッドが接着される。
【0004】次に、アクチュエータアーム2に対するサ
スペンション6のかしめ固定を図12および図13に基
づいて説明する。図12および図13において、6はサ
スペンションであり、サスペンション6は弾性を有する
材料で形成され、ジンバル7を介して磁気ヘッド8が取
り付けられ、磁気ヘッド8の浮上安定化を図る。ジンバ
ル7はサスペンション6よりもエッチングにより薄く形
成され、弾性を大きくして、磁気ヘッド8の追従性を高
めるようにしている。
【0005】9はサスペンション6の取付部であり、取
付部9もサスペンション6と同様に弾性を有する材料で
形成される。取付部9はサスペンション6に接着により
設けられている。取付部9にはボール10が入る丸孔1
1が形成され、また、丸孔11に連通する円筒部12が
形成されている。アクチュエータアーム2の先端部にも
ボール10が入る丸孔5が形成されている。また、アク
チュエータアーム2の下側に固定されるサスペンション
6の取付部9にも丸孔11と丸孔11に連通する円筒部
12が形成されている。
【0006】ボール10の径をL1、取付部9の円筒部
12の内径をL2、外径をL3、アクチュエータアーム
2の丸孔5をL4とすると、径の大小関係は、L2<L
1<L3<L4となるように設定される。また、円筒部
12の高さをds、アクチュエータアーム2の厚さをd
aとすると、2ds≦daとなるように設定される。ア
クチュエータアーム2に対するサスペンション6の取付
部9の固定は、まず、アクチュエータアーム2の丸孔5
にサスペンション6の取付部9の円筒部12をそれぞれ
はめ込む。
【0007】次に、このはめ込み状態において、ボール
10を上側の丸孔11から円筒部12に入れて、かしめ
る。かしめにより円筒部12はボール10により変形
(拡張)してサスペンション6の取付部9がアクチュエ
ータアーム2にかしめ固定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のアクチュエータアームに対するサスペンショ
ンの取付部の固定においては、サスペンションの取付部
の円筒部を変形(拡張)させて、アクチュエータアーム
にサスペンションを固定するようになっていたため、か
しめの応力により取付部の平坦部も一緒に変形してしま
うことがあるので、ヘッドの取付状態が安定しないとい
う問題もあった。
【0009】また、近年の磁気ディスク装置のダウンサ
イジング化によりアクチュエータアームの厚さが薄くな
っているため、取付部の円筒部も薄くしなければなら
ず、かしめ固定の強度が低下するいう問題もあった。さ
らに、サスペンションの取付部の円筒部の2倍の高さ以
上のアクチュエータアームの厚さが必要であり、磁気デ
ィスク装置の薄型化を図ることができないという問題も
あった。
【0010】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、ヘッドの取付状態を安定化す
ることができ、また固定強度を向上させることができ、
さらに磁気ディスク装置の薄型化を図ることができるデ
ィスク装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、次のように構成する。まず、本発明は、
サスペンションの一端側にヘッドを装着しサスペンショ
ンの他端側にアクチュエータアームに取り付けられる取
付部を有するヘッドアセンブリを対象とする。
【0012】このようなヘッドアセンブリについて本発
明は、取付部の一側面に突出部を設けるとともに、突出
部の反対側の他端面に位置決め突起部を設けたことを特
徴とする。また、本発明は、位置決め突起部を一対形成
して一方の位置決め突起部と他方の位置決め突起部との
間に凹部を形成した。
【0013】また、本発明は、突出部の内側に向う両側
面をテーパ部とした。また、本発明は、突出部の上端か
ら内側の下端までの面をテーパ部とした。また、本発明
は、ヘッドを半径方向に移動させるアクチュエータアー
ムの先端部の両側に係合凹部を形成し、これらの係合凹
部にヘッドアセンブリの取付部を取り付けた。
【0014】また、本発明は、一側面に突出部を設ける
とともに突出部の反対側の他側面に位置決め突起部を設
けたスペーサをヘッドアセンブリの取付部が取り付けら
れているアクチュエータアームの反対側に装着した。ま
た、本発明は、一側面に突出部を設けるとともに突出部
の反対側の他側面に凹部を形成する一対の位置決め突起
部を設けたスペーサをヘッドアセンブリの取付部が取り
付けられているアクチュエータアームの反対側に装着し
た。
【0015】また、本発明は、取付部の突出部をアクチ
ュエータアームの一方の係合凹部に係合させ、スペーサ
の突出部をアクチュエータアームの他方の係合凹部に係
合させた。また、本発明は、取付部の突出部をアクチュ
エータアームの一方の係合凹部に係合するとともにスペ
ーサの凹部に係合し、スペーサの突出部をアクチュエー
タアームの他方の係合凹部に係合するとともに前記取付
部の凹部に係合した。
【0016】また、本発明は、ヘッドを半径方向に移動
させるアクチュエータのアクチュエータアームの先端部
の両側に係合凹部を形成し、係合凹部が形成されたアク
チュエータアームの上側および下側のヘッドアセンブリ
の取付部をそれぞれ取り付けた。また、本発明は、上側
のヘッドアセンブリの取付部の突出部をアクチュエータ
アームの一方の係合凹部に係合させ、下側のヘッドアセ
ンブリの取付部の突出部をアクチュエータアームの他方
の係合凹部に係合させた。
【0017】また、本発明は、上側のヘッドアセンブリ
の取付部の突出部をアクチュエータアームの一方の係合
凹部に係合するとともに下側のヘッドアセンブリの取付
部の凹部に係合させ、下側のヘッドアセンブリの取付部
の突出部をアクチュエータアームの他方の係合凹部に係
合するとともに上側のヘッドアセンブリの取付部の凹部
に係合させた。
【0018】また、本発明は、各突出部と各係合凹部と
の間および各突出部と各凹部との間に半田を注入した。
このような構成を備えた本発明のヘッドアセンブリおよ
びディスク装置によれば、従来のように取付部の円筒部
を変形させてアクチュエータアームにサスペンションの
取付部を固定するのではなく、取付部の突出部とアクチ
ュエータアームの係合凹部を係合するとともに、突出部
を他の取付部の凹部に係合するので、従来のように取付
部の平坦部も一緒に変形することがなく、ヘッドの取付
状態を安定化することができる。また、アクチュエータ
アームと取付部の固定部の高さをアクチュエータアーム
の板厚と同じにすることができるので、固定強度を向上
させることができる。さらに、固定化の高さがアクチュ
エータの板厚以上にならないので、従来の2分の1に磁
気ディスク装置を薄型化することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図2は本発明の磁気ディスク装置
の全体図、図3は図2のA−A断面図である。図2およ
び図3において、21はハウジングであり、ハウジング
21は、ベース21Aとカバー21Bから構成され、ベ
ース21Aとカバー21Bの間にパッキン23が密閉性
向上のために設けられている。24はスピンドルシャフ
トであり、スピンドルシャフト24は下端側がベース2
1Aに圧入され、上端側がカバー21Bにねじ止めされ
る。スピンドルシャフト24にはスピンドルハブ24A
が回転自在に設けられ、スピンドルハブ24Aには情報
を記憶する磁気ディスク26がスペーサ27を介して所
定の間隔をあけて例えば10枚積層され、クランプリン
グ28によりねじ止め固定される。
【0020】29は、磁気ディスク26に対して情報を
記録(消去を含む)または再生を行う磁気ヘッドであ
り、磁気ヘッド29は薄膜技術により電磁変換素子が形
成されたヘッドスライダにより構成されている。そし
て、磁気ヘッド29は磁気ディスク26がスピンドルモ
ータ25により回転駆動されると、所定高度に浮上でき
るように保持するサスペンション30に取り付けられ、
さらにアクチュエータアーム31に支持される。アクチ
ュエータアーム31には後述するようにサスペンション
30の取付部40が取り付けられる。
【0021】アクチュエータアーム31の他端にはボイ
スコイルモータ32を備えており、ボイスコイルモータ
32は磁気ヘッド29を磁気ディスク20のシーク方向
に移動可能に駆動する。ボイスコイルモータ32は、コ
イル33と磁石34とヨーク35とに構成され、アクチ
ュエータシャフト36を回転駆動する。アクチュエータ
シャフト36の回転駆動により、磁気ヘッド29はアク
チュエータアーム31、サスペンション30を介して径
方向に移動する。
【0022】37はFPCであり、FPC37は各磁気
ヘッド29に接続されており、ヘッドIC38を搭載し
ている。そして、プリント板39のインタフェース部は
上位装置からのリード/ライト命令などを受取り、リー
ド/ライト命令などに応じてヘッドIC38はプリアン
ブル(信号増幅)、ヘッド切り換えなどの処理を行う。
【0023】次に、図1(A),(B)はヘッドアセン
ブリの斜視図である。図1(A),(B)において、3
0A,30Bはサスペンションであり、サスペンション
30A,30Bの先端部にはジンバル41A,41Bが
設けられ、ジンバル41A,41Bにはヘッドスライダ
としての磁気ヘッド29A,29B(29Aは図示され
ない)が接着される。サスペンション30A,30B
は、弾性を有する材料、例えばステンレス(Fe:00
〜70%,Cr:18〜20%,Ni:8〜11%,そ
の他C,Si,Mn,P,S微量)で形成され、磁気ヘ
ッド29A,29Bの浮上安定化を図る。ジンバル41
A,41Bは、サスペンション30A,30Bよりもエ
ッチングにより薄く形成され、弾性を大きくして、磁気
ヘッド29A,29Bの追従性を高めるために設けられ
ている。
【0024】サスペンション本体30C,30Dには位
置決め用の孔30E,30Fが形成され、折曲部30
G,30Hの両面には補強材30I,30Jがそれぞれ
接着されている。また、サスペンション30A,30B
にはアクチュエータアーム31に取り付けられる取付部
40A,40Bが一対に形成されている。取付部40
A,40Bもサスペンション30A,30Bと同様なス
テンレスにより形成されている。
【0025】サスペンション本体30C,30D、折曲
部30G,30H、取付部40A,40Bには磁気ヘッ
ド29A,29Bに接続される配線パターン42が形成
されている。取付部40A,40Bの一側面には突出部
43,44(44は図示しない)が一体に形成され、突
出部43,44は上下方向に突出するとともに、一側面
の外側および一側面の内側に突出するようになってい
る。43Aは内側に突出する突出部43のテーパ部を示
す。テーパ部43Aには半田が入るようになっている。
なお、突出部44のテーパ部44Aは図示されていな
い。突出部43,44が形成された取付部40A,40
Bの他端面には、凹部45,46を形成する一部の位置
決め突起部47,48,49,50が一体に形成されて
いる。位置決め突起部47,48,49,50は、矩形
状の板状部材よりなる。
【0026】なお、位置決め突起部47,48,49,
50のうちの突起部47,49には配線パターン42が
形成されている。次に、図4はサスペンション30A,
30Bの取付部40A,40Bおよびアクチュエータア
ーム31の先端部を取り出して示した図である。図4に
おいて、31はアクチュエータアームであり、アクチュ
エータアーム41は、剛性が高い材料、例えばアルミニ
ウム合金(Al:ほぼ90%,Si:6.5〜7.5
%,その他微量)により形成される。アクチュエータア
ーム31の先端部の両側は係合凹部51,52がそれぞ
れ形成される。
【0027】40Bはアクチュエータアーム31の先端
部の上側に取り付けられるサスペンション30Bの取付
部、40Aはアクチュエータアーム31の先端部の下側
に取り付けられるサスペンション30Aの取付部であ
る。取付部40A,40Bの一側面はアクチュエータア
ーム31の係合凹部51,52に係合される突出部4
3,44が一体に形成される。突出部43,44は係合
凹部51,52に係合するテーパ部43A,44Aと係
合凹部51,52より外側に突出する係合部43B,4
4Bを有する。テーパ部43A,44Aには半田が入る
ようになっている。取付部40A,40Bの突出部4
3,44の反対側の他側面には凹部45,46を形成す
る一部の位置決め突起部47,48,49,50がそれ
ぞれ形成される。取付部40Aの突出部43を一方の係
合凹部51に係合した状態で係合凹部51より外側に突
出する突出部43の係合部43Bは上側の取付部40B
の凹部46に係合する。また、取付部40Bの突出部4
4を他方の係合凹部52に係合した状態で係合凹部52
より外側に突出する突出部44の係合部44Bは下側の
取付部40Aの凹部45に係合する。
【0028】また、突出部43は、図10に示すよう
に、上端から内側に向って下端までの面をテーパ部43
Cとしても良い。この場合には、アクチュエータアーム
31に対するはめ込みが容易になる。また、突出部44
も図10のように形成しても良いし、また、図7のスペ
ーサ56の突出部56Bを図10のようにしても良い。
また、突出部43,44の係合部43D,44Bは、サ
スペンション30によって折り曲げられた折曲部とし、
内側にはゴムまたは樹脂により形成した突起を貼り付け
て、突出部43,44を構成しても良い。スペーサ56
の突出部56Bも同様に構成しても良い。この場合には
弾性によるねん着力を利用してアクチュエータアーム3
1にはめ込む。
【0029】次に、図5はアクチュエータアーム31の
先端部の寸法を示す図である。図5において、アクチュ
エータアーム31の先端部の幅をa、長さをbとし、a
はほぼ5mm、bはほぼ5mmとする。係合凹部51,
52の長さは1/3×b、幅は1/5×a〜1/4×a
とする。なお、係合凹部51,52の高さは、アクチュ
エータアーム31の板厚と同じである。したがって、取
付部40A,40Bの突出部43,44の長さは1/3
×bよりわずかに小さく形成され、幅は1/5×a〜1
/4×aより係合部43B,44Bの厚さ分だけ大きく
形成され、高さはアクチュエータアーム31の板厚と同
じか薄く形成される。また、取付部40A,40Bの凹
部45,46および位置決め突起部47,48,49,
50の長さはアクチュエータアーム31の係合凹部5
1,52の長さ(1/3×b)と同様に形成され、高さ
はアクチュエータアーム31の板厚と同様に形成され
る。
【0030】次に、図6はアクチュエータアーム31に
対するサスペンション30の取付部40の取付例を示
す。図6において、53はアクチュエータブロックであ
り、アクチュエータブロック53には複数のアクチュエ
ータアーム31が一体に形成され、アクチュエータアー
ム31の反対側にはコイル支持部54が一体に形成され
ている。アクチュエータブロック53には圧入孔55が
形成され、圧入孔55にはベアリングを外周に固定した
アクチュエータシャフト36が圧入、固定される。アク
チュエータシャフト36はベアリングを介してアクチュ
エータブロック53を回転自在に支持する。
【0031】アクチュエータアーム31の先端部には両
側に一対の係合凹部51,52が形成され、係合凹部5
1,52には下側からサスペンション30の取付部40
が取り付けられ、上側からスペーサ56が取り付けられ
る。スペーサ56は、図7に示すように取付部40と同
様に、矩形板56Aの一側面に突出部56Bを有し、突
出部56Bの反対側に凹部56Cを形成する位置決め突
起部56D,56Eを有する。また、突出部56Bは内
側に突出するテーパ部56Fと外側に突出する係合部5
6Gを有する。なお、テーパ部56Fには半田が入る。
【0032】次に、アクチュエータアーム31の先端部
に対するサスペンション30の取付部40およびスペー
サ56の取り付けを説明する。また、取付部40の突出
部43をアクチュエータアーム31の一方の係合凹部5
1を係合し、他方の係合凹部52と取付部40の凹部4
5の位置合せを行う(図4、参照)。
【0033】次に、スペーサ56の突出部56Bを他方
の係合凹部52に係合し、係合凹部52より外側に突出
する係合部56Gを凹部45に係合する。また、一方の
係合凹部51より外側に突出する係合部43Bをスペー
サ56の凹部56Cに係合する。次に、突出部43,5
6Bと係合凹部51,52および突出部43,56Bと
凹部45,56Cの間に半田を注入して、固定する。図
6は最上段のアクチュエータアーム31にサスペンショ
ン30の取付部40を取り付け、固定した状態を示す。
【0034】次に、アクチュエータアーム31の先端部
の上側および下側に対するサスペンション30Aの取付
部40Aおよびサスペンション30Bの取付部40Bの
取り付けを説明する。図4に示すように、まず、アクチ
ュエータアーム31の一方の係合凹部52に取付部40
Bの突出部44を係合するとともに、他方の係合凹部5
1と取付部40Bの凹部46の位置合わせを行う。そし
て、他方の係合凹部51に取付部40Aの突出部43を
係合し、係合凹部51の外側に突出する係合部43Bを
取付部40Bの凹部46に係合する。また、一方の係合
凹部52の外側に突出する突出部44の係合部44Bを
取付部40Aの凹部45に係合する。
【0035】次に、図7および図8に示すように、係合
凹部51,52と突出部43,44との間の間隙57,
58および突出部43、44と凹部45,46との間隙
59,60に半田61を注入し、固定する。このよう
に、機械的変形によらないで、係合凹部51,52に突
出部43,44を係合し、さらに突出部43,44に凹
部45,46を係合させてアクチュエータアーム31に
サスペンション30A,30Bの取付部40A,40B
を固定するため、磁気ヘッド29の取付状態を安定化す
ることができる。また、固定部の高さをアクチュエータ
アーム31の板厚と同じにすることができるため固定強
度を向上させることができる。さらに、取付部40A,
40Bの突出部43、44の高さ、位置決め突起部4
7,48,49,50の高さ以上には固定部の厚さが厚
くならないので、従来の2分の1に薄型化を図ることが
できる。
【0036】なお、図1,4,7においては、一対の位
置決め突起部47〜50,56D,56Eを設けるよう
にしたが、位置決め突起部は1つだけでも良く、この場
合には2箇所で接合される。
【0037】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、アクチュエータアームの係合凹部にサスペンション
の取付部の突出部を係合し、係合した突出部にサスペン
ションの取付部の凹部を係合するようにしたため、従来
の機械的変形のように取付部の平坦部も一緒に変形して
しまうことがなく、ヘッドの取付状態を安定化すること
ができる。また、固定部の高さをアクチュエータアーム
の板厚と同じにすることができるため、固定強度を向上
させることができる。さらに、固定部の高さが取付部の
突出部、位置決め突起部の高さ以上にならないので、従
来の2分の1に薄型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘッドアセンブリの斜視図
【図2】磁気ディスク装置の全体図
【図3】図2のA−A断面図
【図4】取付部、アクチュエータアームの先端部の拡大
【図5】アクチュエータアームの先端部の寸法を示す図
【図6】アクチュエータアームに対する取付部の取付状
態を示す図
【図7】スペーサの斜視図
【図8】半田注入部を示す側面図
【図9】半田注入部を示す平面図
【図10】他の突出部の側面図
【図11】従来の取付け状態を示す斜視図
【図12】従来の取り付けを説明する斜視図
【図13】従来の取り付けを説明する側面図 21:ハウジング 21A:ベース 21B:カバー 23:パッキン 24:スピンドルシャフト 24A:スピンドルハブ 25:スピンドルモータ 26:磁気ディスク 27:スペーサ 28:ディスククランプ 29,29B:磁気ヘッド 30,30A,30B:サスペンション 30C,30D:サスペンション本体 30E,30F:孔 30G,30H:折曲部 30I,30J:補強部 31:アクチュエータアーム 32:ボイスコイルモータ 33:コイル 34:磁石 35:ヨーク 36:アクチュエータシャフト 37:FPC 38:ヘッドIC 39:プリント基板 40,40A,40B:取付部 41,41A,41B:ジンバル 42:配線パターン 43,44:突出部 43A,43C,44A:テーパ部 43B,44B:係合部 45,46:凹部 47,48,49,50:位置決め突起部 51,52:係合凹部 53:アクチュエータブロック 54:コイル支持部 55:圧入孔 56:スペーサ 56A:矩形板 56B:突出部 56C:凹部 56D,56E:位置決め突起部 56F:テーパ部 56G:係合部 57〜60:間隙 61:半田

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サスペンションの一端側にヘッドを装着し
    サスペンションの他端側にアクチュエータアームに取り
    付けられる取付部を有するヘッドアセンブリにおいて、 前記取付部の一側面に突出部を設けるとともに、該突出
    部の反対側の他端面に位置決め突起部を設けたことを特
    徴とするヘッドアセンブリ。
  2. 【請求項2】前記位置決め突起部を一対形成して一方の
    位置決め突起部と他方の位置決め突起部との間に凹部を
    形成したことを特徴とする請求項1記載のヘッドアセン
    ブリ。
  3. 【請求項3】前記突出部の内側に向う両側面をテーパ部
    としたことを特徴とする請求項1記載のヘッドアセンブ
    リ。
  4. 【請求項4】前記突出部の上端から内側の下端までの面
    をテーパ部としたことを特徴とする請求項1記載のヘッ
    ドアセンブリ。
  5. 【請求項5】ヘッドを半径方向に移動させるアクチュエ
    ータアームの先端部の両側に係合凹部を形成し、これら
    の係合凹部に前記請求項1,2,3,4記載のヘッドア
    センブリの取付部を取り付けたことを特徴とするディス
    ク装置。
  6. 【請求項6】一側面に突出部を設けるとともに該突出部
    の反対側の他側面に位置決め突起部を設けたスペーサを
    前記ヘッドアセンブリの取付部が取り付けられている前
    記アクチュエータアームの反対側に装着したことを特徴
    とする請求項5記載のディスク装置。
  7. 【請求項7】一側面に突出部を設けるとともに該突出部
    の反対側の他側面に凹部を形成する一対の位置決め突起
    部を設けたスペーサを前記ヘッドアセンブリの取付部が
    取り付けられている前記アクチュエータアームの反対側
    に装着したことを特徴とする請求項5記載のディスク装
    置。
  8. 【請求項8】前記取付部の突出部を前記アクチュエータ
    アームの一方の係合凹部に係合させ、前記スペーサの突
    出部を前記アクチュエータアームの他方の係合凹部に係
    合させたことを特徴とする請求項6記載のディスク装
    置。
  9. 【請求項9】前記取付部の突出部を前記アクチュエータ
    アームの一方の係合凹部に係合するとともに前記スペー
    サの凹部に係合し、前記スペーサの突出部を前記アクチ
    ュエータアームの他方の係合凹部に係合するとともに前
    記取付部の凹部に係合したことを特徴とする請求項7記
    載のディスク装置。
  10. 【請求項10】ヘッドを半径方向に移動させるアクチュ
    エータのアクチュエータアームの先端部の両側に係合凹
    部を形成し、該係合凹部が形成されたアクチュエータア
    ームの上側および下側に前記請求項1,2,3,4記載
    のヘッドアセンブリの取付部をそれぞれ取り付けたこと
    を特徴とするディスク装置。
  11. 【請求項11】前記上側のヘッドアセンブリの取付部の
    突出部を前記アクチュエータアームの一方の係合凹部に
    係合させ、前記下側のヘッドアセンブリの取付部の突出
    部を前記アクチュエータアームの他方の係合凹部に係合
    させたことを特徴とする請求項10記載のディスク装
    置。
  12. 【請求項12】前記上側のヘッドアセンブリの取付部の
    突出部を前記アクチュエータアームの一方の係合凹部に
    係合するとともに前記下側のヘッドアセンブリの取付部
    の凹部に係合させ、前記下側のヘッドアセンブリの取付
    部の突出部を前記アクチュエータアームの他方の係合凹
    部に係合するとともに前記上側のヘッドアセンブリの取
    付部の凹部に係合させたことを特徴とする請求項10記
    載のディスク装置。
  13. 【請求項13】前記各突出部と前記各係合凹部との間お
    よび前記各突出部と前記各凹部との間に半田を注入した
    ことを特徴とする請求項9,12記載のディスク装置。
JP23091595A 1995-09-08 1995-09-08 ヘッドアセンブリとディスク装置 Withdrawn JPH0973745A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7466518B1 (en) 2003-12-30 2008-12-16 Hutchinson Technology Incorporated Slidably engaging snap-on arm mounts for disk drive head suspensions

Cited By (3)

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US7466518B1 (en) 2003-12-30 2008-12-16 Hutchinson Technology Incorporated Slidably engaging snap-on arm mounts for disk drive head suspensions
US7471488B1 (en) 2003-12-30 2008-12-30 Hutchinson Technology Incorporated Load beams for disk drive head suspensions having snap-on mounts comprising deflectable arms with spring tabs for engaging an aperture in the actuator arm
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