JPH0972810A - エンジン制御用センサの検査方法及び装置 - Google Patents

エンジン制御用センサの検査方法及び装置

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JPH0972810A
JPH0972810A JP7229798A JP22979895A JPH0972810A JP H0972810 A JPH0972810 A JP H0972810A JP 7229798 A JP7229798 A JP 7229798A JP 22979895 A JP22979895 A JP 22979895A JP H0972810 A JPH0972810 A JP H0972810A
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JP
Japan
Prior art keywords
engine
sensor
engine control
control sensor
level difference
Prior art date
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Pending
Application number
JP7229798A
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English (en)
Inventor
Kenichi Hayata
田 研 一 早
Fujio Shoji
司 不二雄 庄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication of JPH0972810A publication Critical patent/JPH0972810A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサを取り外すことなく、容易に短時間で
確実に良否を判定出来るエンジン制御用センサの検査方
法及び装置を提供することを目的としている。 【解決手段】 エンジン停止時におけるエンジン制御用
センサの出力を検出する停止時出力検出工程と、無負荷
運転時におけるエンジン制御用センサの出力を検出する
無負荷時出力検出工程と、エンジン停止時及び無負荷運
転時におけるエンジン制御用センサの出力レベルとのレ
ベル差を求めるレベル差決定工程と、前記レベル差に基
づいてエンジン制御用センサが劣化しているか否かを判
定する劣化判定工程とを含んでいるセンサ検査方法及び
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン制御用セ
ンサの劣化を検出する方法及び装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、エンジンのノッキングを検出す
るために用いられており、振動を検出する加速度センサ
や燃焼圧を検出する筒内圧センサ等、常時エンジンに装
着して、運転制御に必要な情報を検知するために使用さ
れているセンサの良否を判断するために、従来は、エン
ジンからセンサを取り外してテストするか、或いは、一
定期間使用後に交換していた(定期交換方式)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術の
内、エンジンからセンサを取り外してテストする方式を
採用する場合には、センサの取り付け、取り外しやテス
トに時間と手間がかかり、頻繁に行うことは実用上無理
があった。また、定期交換方式を採用した場合には、部
品代、交換作業の工賃等が掛かるためランニングコスト
が上昇するという問題があった。すなわち、センサの故
障によりエンジンの制御が正常に作動せずトラブルが発
生する事を防止するための従来の技術は、何れも無視す
る事が不可能である様な問題を抱えていたのである。
【0004】本発明は上記した従来技術の問題点に鑑み
て提案されたもので、センサを取り外すことなく、容易
に短時間で確実に良否を判定出来るエンジン制御用セン
サの検査方法及び装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のエンジン制御用
センサの検査方法は、エンジン停止時におけるエンジン
制御用センサの出力を検出する停止時出力検出工程と、
無負荷運転時におけるエンジン制御用センサの出力を検
出する無負荷時出力検出工程と、エンジン停止時におけ
るエンジン制御用センサの出力レベルと無負荷運転時に
おけるエンジン制御用センサの出力レベルとのレベル差
を求めるレベル差決定工程と、前記レベル差に基づいて
エンジン制御用センサが劣化しているか否かを判定する
劣化判定工程、とを含んでいる。
【0006】また本発明のエンジン制御用センサの検査
装置は、エンジン制御用センサと、エンジン停止時にお
けるエンジン制御用センサの出力レベルと無負荷運転時
におけるエンジン制御用センサの出力レベルとのレベル
差を決定するレベル差決定手段と、決定された前記レベ
ル差に基づいてエンジン制御用センサが劣化しているか
否かを判定する劣化判定手段、とを有している。
【0007】ここで、エンジン制御用センサとしては、
例えば、エンジン振動を検出する加速度センサや異常燃
焼を検知する筒内圧センサ等が相当する。また、レベル
差決定手段における決定の態様としては、例えば計算に
よる決定がある。
【0008】本発明に係るエンジン制御用センサの検査
方法及び装置によれば、例えば、エンジン振動を検出す
る加速度センサや異常燃焼を検知する筒内圧センサが劣
化した場合には、エンジン停止時におけるエンジン制御
用センサの出力レベルと無負荷運転時におけるエンジン
制御用センサの出力レベルとのレベル差が、劣化してい
ないセンサの場合と比較して、非常に大きく或いは小さ
くなっていることに基づいて劣化判定が行われる。すな
わち、正常なセンサのエンジン停止状態における出力レ
ベルと無負荷運転状態における出力レベルとのレベル差
が一定の範囲内に入っていなければ劣化と判断して、セ
ンサ不良警告を発するようコントロールユニットに劣化
判定手段が設けられている。
【0009】そしてセンサが劣化している場合には、そ
の旨がエンジン始動時に検出されて警告が発せられるの
で、その時点で劣化しているセンサを交換すれば良い。
従って、センサ劣化判定に関して、手間と費用がかから
ず効率的ある。
【0010】さらに、短時間で効率のよい交換作業が実
施でき、エンジンを適正に制御出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態を説明する。
【0012】図1は本発明に係るエンジン制御センサの
検査方法及び装置をエンジン駆動発電機に取り付けた実
施形態の全体構成ブロック図を示し、エンジン1は発電
機2に軸2aで直結され、そのエンジン1には加速度セ
ンサ7が設けられ、その加速度センサ7は電気回路でフ
ィルタ3及びピークホルド4を介して、コントロールユ
ニット5の劣化判定手段6に接続されている。
【0013】以下、図2を参照して、作用について説明
する。
【0014】作動に際し、先ずスイッチONして起動動
作を開始し(ステップS1)、エンジン停止時の加速度
センサ7の出力レベル(L)を劣化判定手段6に読み込
む(ステップS2)。エンジンを起動し(ステップS
3)、暖気時の加速度センサ7の出力レベル(H)を読
み込む(ステップS4)。このレベル差(H−L)は低
い側のしきい値Aと高い側のしきい値Bとの間にあるか
否か判断する(ステップS5)。
【0015】ステップS5において、レベル差(H−
L)が低い側のしきい値Aと高い側のしきい値Bとの間
にあれば(ステップS5がYES)、通常運転を行う
(ステップS8)。一方、レベル差(H−L)が低い側
のしきい値Aと高い側のしきい値Bとの間にない場合
(ステップS5がNO)、即ち高い側のしきい値Bを越
えているか或いは低い方のしきい値Aを越えていなけれ
ば、センサ不良と判断し、センサ不良警告を発して(ス
テップS6)、制御を終わる。
【0016】この実施形態においては、ステップS6で
センサ不良警告が発せられた場合のみセンサ交換をすれ
ば良いので、余分な手間が掛かることが無く、費用も安
価である。
【0017】上記の実施形態はエンジン制御用センサと
して加速度センサの場合を記載しているが、加速度セン
サに限定されるものでなく、筒内圧センサ、座金型筒内
圧センサ等エンジン制御用センサ全てに適用でき、エン
ジンも火花点火機関、ディーゼル機関を問わず適用でき
る。
【0018】図3は、本発明の別の実施形態を示し、火
花点火機関にセンサ検査装置及びノッキング判定装置を
有する制御装置を取り付けた場合のブロック図で、第1
実施例に対しエンジン1に回転数センサ9と発電機2に
負荷センサ8とを取り付け、それらの回転数センサ9、
負荷センサ8及び加速度センサ7をノッキング判定用し
きい値決定手段6に電気回路で接続した事以外同じであ
る。
【0019】作用については、ノッキング判定に負荷と
エンジン回転数とを取り入れたしきい値を用いているこ
と以外では第1実施形態と同じであり、負荷、回転数を
考慮してしきい値を決定しているので的確にノッキング
を判定でき、コジェネレーションシステム等のようにエ
ンジン回転数が一定の場合は、エンジン回転数センサ9
は省略出来る。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されており、
以下の優れた効果を奏することができる。 (1) エンジン制御用センサを取り外す事無く、エン
ジン起動時に簡単に短時間で良否を検査することができ
る。 (2) したがって、センサの定期交換等の無駄を省
き、費用も低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すエンジン制御用セン
サの検査装置の全体構成ブロック図。
【図2】図1の制御のフローチャート図。
【図3】本発明の別の実施形態を示す全体構成ブロック
図。
【符号の説明】
1・・・・エンジン 2・・・発電機 3・・・フィルタ 4・・・ピークホールド 5、15・・・制御装置 6・・・しきい値 7・・・加速度センサ 8・・・負荷センサ 9・・・回転数センサ 10・・・センサ検査手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン停止時におけるエンジン制御用
    センサの出力を検出する停止時出力検出工程と、無負荷
    運転時におけるエンジン制御用センサの出力を検出する
    無負荷時出力検出工程と、エンジン停止時におけるエン
    ジン制御用センサの出力レベルと無負荷運転時における
    エンジン制御用センサの出力レベルとのレベル差を求め
    るレベル差決定工程と、前記レベル差に基づいてエンジ
    ン制御用センサが劣化しているか否かを判定する劣化判
    定工程、とを含むことを特徴とするエンジン制御用セン
    サの検査方法。
  2. 【請求項2】 エンジン制御用センサと、エンジン停止
    時におけるエンジン制御用センサの出力レベルと無負荷
    運転時におけるエンジン制御用センサの出力レベルとの
    レベル差を決定するレベル差決定手段と、決定された前
    記レベル差に基ずいてエンジン制御用センサが劣化して
    いるか否かを判定する劣化判定手段、とを含むことを特
    徴とするエンジン制御用センサの検査装置。
JP7229798A 1995-09-07 1995-09-07 エンジン制御用センサの検査方法及び装置 Pending JPH0972810A (ja)

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JP7229798A JPH0972810A (ja) 1995-09-07 1995-09-07 エンジン制御用センサの検査方法及び装置

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Publications (1)

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JPH0972810A true JPH0972810A (ja) 1997-03-18

Family

ID=16897844

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018112446A (ja) * 2017-01-11 2018-07-19 Kyb株式会社 機器状態監視システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018112446A (ja) * 2017-01-11 2018-07-19 Kyb株式会社 機器状態監視システム

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Effective date: 20040615

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