JPH097194A - フォーカスサーボ回路 - Google Patents

フォーカスサーボ回路

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JPH097194A
JPH097194A JP7174198A JP17419895A JPH097194A JP H097194 A JPH097194 A JP H097194A JP 7174198 A JP7174198 A JP 7174198A JP 17419895 A JP17419895 A JP 17419895A JP H097194 A JPH097194 A JP H097194A
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JP
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jitter
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signal
bias
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JP7174198A
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English (en)
Inventor
Haruyuki Tamura
治之 田村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速に、然も、正確に、フォーカスエラー信
号に対する最適なバイアス値を設定できるフォーカスサ
ーボ回路を提供する。 【構成】 再生EFM信号のジッターを計測する。この
ジッター値のサンプルデータを3値加算する。この3値
加算データの最小値を検出して、最適なバアイス値を決
定する。ジッター値を3値加算して制御に用いているの
で、ノイズの影響を受けにくい。バイアス値を動かして
もジッターの変化が殆ど現れない場合には、計測を止め
て、その点を最適なバイアス値に設定することで、計測
時間を短縮化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンパクトディスク
等の光ディスクのフォーカスサーボ回路に関するもの
で、特に、オフセット調整を自動化できるようにしたも
のに係わる。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク等の光ディスクプレ
ーヤには、ディスクの反り等に起因してディスクが上下
動しても、光学ピックアップからのレーザービームが常
にディスクの記録面に合焦されるように、フォーカスサ
ーボ回路が設けられている。
【0003】つまり、図13に示すように、光学ピック
アップには、4分割フォトディテクタ101が設けられ
ている。光学ピックアップからのレーザービームは、デ
ィスクの記録面で反射され、この戻り光がシリンドリカ
ルレンズを介して、4分割フォトディテクタ101に集
光される。このビームスポットは、ジャストフォーカス
では円形となり、それより前後に離れると、楕円形にな
る。このため、フォトディテクタの出力を夫々SA 、S
B 、SC 、SD とすると、フォーカスエラー信号は、
(SA +SC )−(SB +SD )で求めることができ
る。加算器102でフォトディテクタ101Aの出力S
A とフォトディテクタ101Cの出力SC とが加算され
る。加算器103でフォトディテクタ101Bの出力S
B とフォトディテクタ101Dの出力SD とが加算され
る。加算器102の出力(SA +SC)と加算器103
の出力(SB +SD )とが減算器104で減算される。
減算器104の出力からフォーカスエラー信号(SA
C )−(SB +SD )が求められる。このフォーカス
エラー信号が0となるように、対物レンズが動かされ
る。
【0004】上述のようにして得られるフォーカスエラ
ー信号は、本来、フォーカスエラーがないときには、
「0」になる。ところが、4分割ディテクタの感度のバ
ラツキや、フォーカスエラー信号を求めるための加算器
等のオフセット等のため、光学ピックアップからのビー
ムがディスクの信号面に合焦しているのにもかかわら
ず、フォーカスエラー信号が「0」にならないことがあ
る。
【0005】そこで、合焦状態にあるときに、フォーカ
スエラー信号が「0」となるように、オフセット調整が
行われている。このオフセット調整は、従来、工場出荷
時に、半固定抵抗により、手動で行われている。しかし
ながら、手動によるオフセット調整では、調整時間が長
く必要になり、作業性が良くない。また、経時変化等に
より、オフセット調整が狂う場合がある。
【0006】そこで、例えば、RF信号を2値化して得
られるEFM信号のジッターを検出し、このジッターの
検出値を用いて、フォーカスサーボのオフセット調整を
自動的に行うようにしたものが提案されている。
【0007】つまり、フォーカスサーボ回路において
は、フォーカスがずれると、RF信号の周波数スペクト
ラムが広がり、EFM信号のジッターが大きくなる。し
たがって、EFM信号のジッターを計測し、このジッタ
ーが最小となるようにフォーカスエラー信号にバイアス
を与えることで、オフセット調整が自動的に行なえる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、フォーカ
スエラー信号に与えるバイアス値を変化させながら、E
FM信号のジッター値が計測し、ジッター値が最小とな
るバイアス値を検出することで、オフセット調整が自動
的に行なえる。ジッター値の最小値を検出する制御は、
例えば、オフセット値を一方向に徐々に動かしながら隣
接するジッター値を比較し、ジッター値の最小値を検出
するようなものが考えられる。ところが、バイアス値に
対するジッター値の変化を示すカーブは様々である。こ
のような制御では、バイアス値に対するジッター値の変
化が僅かであるような場合には、ジッター値の最小値を
正確に求められない。また、ノイズの影響を受けている
ような場合には、ジッター値の最小値を正しく検出でき
ない。
【0009】したがって、この発明の目的は、高速に、
然も、正確に、フォーカスエラー信号に対する最適なバ
イアス値を設定できるフォーカスサーボ回路を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、光学的にデ
ータが記録された光ディスクの再生を行うピックアップ
手段と、ピックアップ手段の再生信号からフォーカスエ
ラー信号を抽出するフォーカスエラー信号抽出手段と、
フォーカスエラー信号に応じてフォーカスを制御するフ
ォーカス制御手段とからなるフォーカスサーボ回路にお
いて、フォーカスエラー信号に対してバイアス値を与え
るバイアス設定手段と、ピックアップ手段からの再生信
号を2値化した信号のジッターを計測するジッター計測
手段と、ジッター計測手段で計測されたジッター値に応
じて、バイアス設定手段からのバイアス値を制御する制
御手段とを有し、制御手段は、隣接する少なくとも3つ
のジッター値を加算して得られた複数値加算データを形
成し、複数値加算データの最小値を検出して、バイアス
設定手段に設定する最適なバイアス値を求めるようにし
たフォーカスサーボ回路である。
【0011】
【作用】ジッター値のサンプルデータを3値加算し、こ
の3値加算データを制御に用いる。このようにジッター
値を3値加算すると、ノイズの影響を受けにくくなり、
ジッター値の最小値を正確に検出できるようになる。バ
イアス値を動かしてもジッターの変化が殆ど現れない場
合には、計測を止めて、その点を最適なバイアス値に設
定することで、計測時間を短縮化できる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、この発明が適用できる光ディ
スク再生装置の一例である。図1において、1は光ディ
スクである。光ディスク1は、例えば、ディジタルオー
ディオ信号がピット列として記録されているコンパクト
ディスクである。光ディスク1は、スピンドルモータ2
により回転される。
【0013】光ディスク1に対して、光学ピックアップ
3が設けられる。光学ピックアップ3は、レーザービー
ムを照射するレーザーダイオード、偏光ビームスプリッ
タや対物レンズ4等の光学系、反射光を受光するための
フォトディテクタ等からなる。光学ピックアップ3の対
物レンズ4は、2軸デバイス5により、ディスクの接線
方向(トラッキング方向)と、ディスクと離間する方向
(フォーカス方向)に制御可能とされている。2軸デバ
イス5には、対物レンズをトラッキング方向に動かすた
めのTRKコイル6と、対物レンズをフォーカス方向に
動かすためのFCコイル7とが設けられている。光学ピ
ックアップ3全体は、スレッドモータ8により、光ディ
スク1の半径方向に移動可能とされている。
【0014】光学ピックアップ3の出力がRFアンプ9
に供給される。RFアンプ9は、光学ピックアップ3の
出力から、RF信号RF、トラッキングエラー信号TE、フ
ォーカスエラー信号FEを形成する。
【0015】つまり、光学ピックアップ5のフォトディ
テクタは、図2に示すように、フォトディテクタ21
A、21B、21C、21D、及び21E及び21Fか
らなる。シリンドリカルレンズを介してフォトディテク
タ21A〜21Dに集光されるビームスポットは、ジャ
ストフォーカスでは円形となり、それより前後に離れる
と、楕円形になる。このため、フォトディテクタ21
A、21B、21C、21Dの出力を夫々SA 、SB
C 、SD とすると、フォーカスエラー信号は、(SA
+SC )−(SB +SD )で求めることができる。ま
た、再生RF信号は、(SA +SC +SB +SD )で求
めることができる。更に、ビームスポットがトラックセ
ンターをトレースしているときには、フォトディテクタ
21Eの出力をSE 、フォトディテクタ21Fの出力を
F とすると、トラッキングエラー信号は、(SF −S
E )で求められる。
【0016】RFアンプ9には、図2に示すように、再
生RF信号を求めるための加算器25、フォーカスエラ
ー信号を求めるための加算器22、23及び減算器2
4、トラッキングエラー信号を求めるための減算器26
が設けられる。
【0017】フォトディテクタ21A、21B、21
C、21Dの出力は、加算器25で加算され、これによ
り(SA +SC +SB +SD )なる演算がなされ、RF
信号RFが得られる。このRF信号RFは、出力端子27か
ら出力される。
【0018】フォトディテクタ21Aの出力とフォトデ
ィテクタ21Cの出力とが加算器22で加算され、フォ
トディテクタ21Bの出力とフォトディテクタ21Dの
出力とが加算器23で加算され、加算器22の出力と加
算器23の出力とが減算器24で減算される。これによ
り、(SA +SC )−(SB +SD )なる演算がなさ
れ、フォーカスエラー信号FEが得られる。このフォーカ
スエラー信号FEは、出力端子28から出力される。
【0019】フォトディテクタ21E及び21Fの出力
は、減算器26で減算され、これにより(SF −SE
なる演算がなされ、トラッキングエラー信号TEが得られ
る。このトラッキングエラー信号TEは、出力端子29か
ら出力される。
【0020】図1において、RFアンプ9からのRF信
号RF、フォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信
号TEは、ディジタルサーボ回路10に供給される。ま
た、ディジタルサーボ回路10には、信号処理回路15
から、PLLにより再生されたクロックPLCKが供給され
る。更に、ディジタルサーボ回路10には、システムコ
ントローラ14から、トラックジャンプ、アクセス指令
等の指令が与えられる。
【0021】ディジタルサーボ回路10は、これらのエ
ラー信号や指令に基づいて、PWM信号の形態とされた
トラッキングサーボ信号STRK 及びフォーカスサーボ信
号SFCK を形成する。このトラッキングサーボ信号S
TRK 及びフォーカスサーボ信号SFCK は、ドライバ11
及び12を夫々介して、光学ピックアップ3の2軸デバ
イス5のTRKコイル6及びFCKコイル7に夫々供給
される。また、このトラッキングエラー信号TEを基に、
スレッドサーボ信号SSMが形成され、このスレードサー
ボ信号SSMがドライバ13を介してスレッドモータ8に
供給される。更に、信号処理回路15からの再生ビット
クロックPCK を基に、スピンドルサーボ信号SSPDLが形
成される。このスピンドルサーボ信号SSPDLは、ドライ
バ14を介してスピンドルモータ2に供給される。これ
により、光ディスク1が線速度一定で以て回転制御され
る。
【0022】信号処理回路15は、再生RF信号のビッ
トクロックを抽出し、再生信号をEFM復調し、更に、
CIRCによるエラー訂正処理等を行う。また、エラー
訂正不能な場合には、補間処理等を行う。更に、信号処
理回路11は、サブコードデータの抽出処理を行う。抽
出されたサブコードデータは、システムコントローラ1
4に送られる。
【0023】信号処理回路15の出力は、D/Aコンバ
ータ16に供給される。D/Aコンバータ16で、ディ
ジタル音声信号がアナログ音声信号に変換される。そし
て、このアナログ音声信号が出力端子17から出力され
る。
【0024】システムコントローラ14には、キー入力
部18から、再生、停止、一時停止等の入力が与えられ
る。また、システムコントローラ14の出力が表示部1
9に供給される。表示部19には、再生、停止、一時停
止等の動作状態や再生時間や再生曲番等の表示がなされ
る。
【0025】この発明は、上述のような光ディスク再生
装置におけるトラッキングサーボ回路に適用される。図
3は、上述の光ディスク再生装置におけるトラッキング
サーボ回路に係わる部分を詳細に示したものである。
【0026】図3において、40は、フォーカスエラー
信号を形成するためのサーボ信号処理回路である。この
サーボ信号処理回路40は、ディジタルサーボ回路10
内に含まれており、インターフェース59を介して、シ
ステムコントローラ14と接続されている。
【0027】RF回路9からは、前述したように、RF
信号RF、フォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー
信号TEが出力される。RF信号RFは、サーボ信号処理回
路40の入力端子50Bに供給され、フォーカスエラー
信号FEは、サーボ信号処理回路40の端子50Aに供給
される。
【0028】入力端子50Aからのフォーカスエラー信
号FEは、減算回路52に供給される。減算回路52で、
フォーカスエラー信号FEに、バイアス発生回路53から
のバイアイス値が加算される。バイアス発生回路53
は、システムコントローラ14からバイアス値データに
基づいて、バイアス発生量が設定される。減算回路52
の出力は、位相補償回路54を介して、出力端子50C
から出力される。出力端子50Cからの信号は、ドライ
バー12(図1参照)を介して、FCKコイル7に供給
される。
【0029】入力端子50BからのRF信号RFは、2値
化回路55に供給される。2値化回路55で、再生RF
信号が2値化され、EFM信号が得られる。このEFM
信号がジッター計測回路56に供給される。また、2値
回路55の出力がシンク検出回路57に供給される。シ
ンク検出回路57で、フレーム同期信号が検出される。
このシンク検出回路57の出力がジッター計測回路56
に供給される。また、このジッター計測回路56には、
PLLクロックPLCKが供給される。
【0030】ジッター計測回路56は、PLLクロック
PLCKのエッジとEFM信号の変化点との間の時間差±Δ
θを計測して、ジッターデータを得るものである。この
ジッターデータは、インターフェース59を介して、シ
ステムコントローラ14に送られる。すなわち、このジ
ッターデータSQSOは、クロックSQCKに同期して、インタ
ーフェース59を介してシステムコントローラ14に読
み込まれる。
【0031】システムコントローラ14は、このジッタ
ーデータを基に、バイアス値データを発生する。このバ
イアス値データDATAは、クロックCLOKに同期してインタ
ーフェース59に送られ、ラッチパルスXLATによりラッ
チされる。バイアス発生回路53は、このバイアス値デ
ータDATAに基づいて、バイアス値を発生する。
【0032】システムコントローラ14は、後に詳述す
るように、ジッター値が最小となるバイアス値を検出
し、このジッター値が最小となるバイアス値データを、
バイアス発生回路53に設定する。このような制御によ
り、オフセット調整が自動的に行なえる。
【0033】なお、フォーカスエラー信号のオフセット
の自動調整は、ディスクが装着される毎に行われる。ま
た、ディスクの内周を再生する場合と、ディスクの外周
側を再生する場合とでは、フォーカス状態が異なってい
るので、ディスクの外周側を再生するときと、ディスク
の内周側を再生するときに、オフセットの自動調整を夫
々行うようにしても良い。
【0034】上述のように、EFM信号のジッター値が
最小となるようにバイアス値を設定すれば、最適なバイ
アス値に設定できる。このことについて以下に説明す
る。
【0035】図4は、ジャストフォーカスの場合の再生
RF信号波形のアイパターンを示すものである。図4A
に示すように、ジャストフォーカスの場合には、RF信
号はきれいな波形となる。このため、図4Bに示すよう
に、PLLクロックPLCKもジッターのない波形とな
る。これに対して、ジャストフォーカスポイントよりず
れている場合、図5Aに示すように、再生RF信号の波
形が乱れてくる。すなわち、電気的には、再生RF信号
の周波数スペクトラムが広がったものとなる。図5Bに
示すように、PLLクロックPLCKもジッターを含む
ようになる。
【0036】図6は、再生RF信号の2値化信号である
EFM信号と、PLLクロックPLCKの波形を示すも
のである。図6に示すように、ジャストフォーカスの場
合には、EFM信号(図6A)の変化点と、PLLクロ
ックPLCK(図6B)とは、時間差が生じない。これ
に対して、フォーカスがずれると、再生RF信号が乱れ
るので、図7に示すように、ジッターが生じ、再生RF
信号(図7A)の変化点と、PLLクロックPLCK
(図7B)との間に時間差が生じる。
【0037】このことから、図8に示すように、PLL
クロックを基準とし、EFM信号の変化点が時間差±Δ
θから外れた回数を検出すれば、ジッターが計測でき
る。このジッターが最小となるようにフォーカスバイア
ス電圧を設定すれば、バイアス調整を自動的に行うこと
ができる。
【0038】図3において、ジッター計測回路56で、
このPLLクロックを基準としてEFM信号の変化点が
時間差±Δθから外れた回数が検出される。このPLL
クロックを基準としてEFM信号の変化点が時間差±Δ
θから外れた回数がジッター値として用いられる。
【0039】このように、ジャストフォーカスの場合に
は、ジッター計測回路56からのジッター値が最小にな
る。したがって、バイアス値を動かしながら、ジッター
計測回路56からのジッター値を検出し、このジッター
値が最小になるようにバイアス値を設定すれば、オフセ
ット調整を自動的に行うことができる。
【0040】ところが、バイアス値の変化に対するジッ
ター値の変化の特性は、単純なカーブとはならず、ジッ
ター値の最小値を素早く検出するのは困難である。
【0041】つまり、図9A〜図9Dは、バイアス値と
ジッター値との関係を示すものである。バイアス値とジ
ッター値との関係は、図9Aに示すように、バイアス値
を動かすとこれに応じてジッター値が変化する。しか
し、図9Bに示すように、バイアス値を動かしても、ジ
ッター値があまり動かない場合がある。また、図9Cに
示すように、バイアス値に対してジッター値は大きく変
化するが、ジッター値の最小値がはっきり現れない場合
がある。更に、図9Dに示すように、バイアス値とジッ
ター値との関係がノイズの影響を受けている場合があ
る。図9Bや図9C、或いは図9Dに示すような場合に
は、ジッター値の最小値を検出するのは困難である。
【0042】そこで、この発明の一実施例では、ジッタ
ー値が最小となるバイアス値を検出する際に、以下のよ
うな制御が行われる。
【0043】制御CT1:同一のバイアス値でのジッタ
ー値を例えば20回加算し、これを、ジッター値の最小
値を検出するためのデータとして用いる。ジッター値
は、同一のバイアス値であっても、異なった値を示す。
このように、同一のバイアス値でのジッター値を例えば
20回加算したものを用いれば、ジッター値が平均化さ
れ、誤差が少なくなる。
【0044】制御CT2:ジッター値のサンプルデータ
を3値加算したデータを用いて制御を行う。つまり、図
10に示すように、ジッター値のサンプルデータj1
2、j3 、…が得られた場合に、隣接する3値のサン
プルデータを加算し、データJ1 、J2 、J3 、…を形
成する。 J1 =j1 +j2 +j32 =j2 +j3 +j43 =j3 +j4 +j5 このようにジッター値を3値加算すると、ノイズの影響
を受けにくくなり、ジッター値の最小値を正確に検出で
きるようになる。
【0045】制御CT3:ジッター値が所定値以上にな
るときのバイアス値の最大値と、最小値とを検出し、そ
の中間点から最適なバイアス値を求める。つまり、ジッ
ター値の最小値がはっきりあらわれていない場合(図9
Cのような場合)、図11に示すように、ジッター値が
所定値以上になるときのバイアス値の最大値bplusと、
最小値bminus を検出し、この最大値bplusと最小値b
minus の中点 (bplus+bminus )/2 を求めることにより、ジッター値が最小となるバイアス
値を求めることができる。
【0046】制御CT4:ジッター値の変化がはっきり
現れない場合には、その点をバイアス値に設定する。つ
まり、バイアス値に対してジッターの変化が殆ど現れな
い場合(図9Bのような場合)には、計測を止めて、そ
の点を最適なバイアス値に設定することができ、計測時
間を短縮化できる。
【0047】図12は、上述のような制御により、ジッ
ター値が最小となるバイアス値を求めるためのフローチ
ャートを示すものである。
【0048】図12において、サンプル数fS が「3」
に初期設定され、方向dirが「プラス」に初期設定され
る(ステップS1)。
【0049】ジッターデータが取り込まれ(ステップS
2)、このデータが累積される(ステップS3)。ジッ
ターデータが20回累積されたかどうかが判断され(ス
テップS4)、ジッターデータが20回累積されていな
ければ、ステップS2に戻り、ジッターデータの取り込
みが続けられる(制御CT1参照)。
【0050】ジッターデータが20回累積されたら、こ
の累積値がサンプルデータjn-2 として蓄えられる(ス
テップS5)。そして、サンプル数fS がデクリメント
される(ステップS6)。サンプル数fS が「0」であ
るかどうかが判断される(ステップS7)。
【0051】初期状態のステップS1で、サンプル数f
S は「3」に設定されていたので、最初は、ステップS
6で、サンプル数fS は「2」になる。このため、ステ
ップS7では、サンプル数fS が「0」でない、と判断
される。
【0052】ステップS7で、サンプル数fS が「0」
でない場合には、現在のバイアス値bn が前回のバイア
ス値bn-1 とされる(ステップS8)。そして、方向d
irが「プラス」であるかどうか判断される(ステップS
9)。
【0053】初期状態のステップS1で、方向dir
「プラス」に設定されているので、ステップS9では、
方向dirは「プラス」である、と判断される。方向dir
が「プラス」の場合には、現在までのバイアス値に、ス
テップ毎のバイアス値の増加量Sが加算されたものが今
回のバイアス値bn として設定される(ステップS1
0)。
【0054】バイアス値が設定されたら、このバイアス
値bn がプラス側のバイアスの限界値bmax1(図11参
照)を越えていないかどうかが判断される(ステップS
11)。バイアス値bn がプラス側のバイアスの限界値
max1を越えていれば、ステップS21に行き、制御方
向が折り返される。バイアス値bn がプラス側のバイア
スの限界値bmax1を越えていなければ、ステップS2に
戻される。
【0055】ステップS2〜ステップS4で、前回より
1ステップ分Sだけ増加したバイアス値で、ジッターデ
ータが取り込まれ、これが20回累積される。20回分
のデータが累積されると、ステップS5で、このデータ
がサンプルデータjn-1 として蓄えられる。
【0056】そして、ステップS6で、サンプル数fS
がデクリメントされる。前回のサンプル数fs が「2」
であったので、今回のサンプル数fs は「1」になる。
ステップS7で、サンプル数fs が「0」でないと判断
され、それから、ステップS8で、現在のバイアス値が
n-1 に設定され、ステップS10で、バイアス値が1
ステップ分Sだけ増加される。それから、ステップS2
に戻される。
【0057】ステップS2〜ステップS4で、更に、前
回より1ステップ増加したバイアス値で、ジッターデー
タが取り込まれ、これが20回累積される。20回分の
データが累積されると、ステップS3で、このデータが
サンプルデータd3 として蓄えられる。そして、ステッ
プS6で、サンプル数fS がデクリメントされ、「0」
になる。
【0058】ステップS7で、サンプル数fS が「0」
であると判断されると、ステップS5で蓄えられてい
た、3つのサンプルデータjn-2 とjn-1 とjn とが加
算され、3値加算データ(Jn =jn-2 +jn-1
n )が求められる(ステップS12)(制御CT2参
照)。
【0059】今回の3値加算データJn と前回の3値加
算データJn-1 との差がスレショルド値th以上かどう
かが判断される(ステップS13)。ステップS13
は、測定終了条件で、今回の3値加算データJn と前回
の3値加算データJn-1 との差がスレショルド値th以
内ならば、測定が終了され、バイアス値が最小バイアス
値bmin に設定される(ステッフS14)。
【0060】今回の3値加算データJn と前回の3値加
算データJn-1 との差がスレショルド値th以上なら、
3値加算データJn が3値加算データの最小値Jmin
P倍以上かどうかが判断される(ステップS15)。ス
テップS15は折り返し条件で、3値加算データJn
所定値以上、例えば最小値Jmin のP倍(Pは例えば
1.5)以上なら、制御の方向が折り返される。
【0061】ステップS15で、3値加算データJn
最小3値加算データJmin のP倍より小さければ、今回
の3値加算データJn が今迄の最小3値加算データJ
min より小さいかどうかが判断される(ステップS1
6)。今回の3値加算データJnが今迄の最小3値加算
データJmin より小さければ、今回の3値加算データJ
nが新たな最小3値加算データJmin とされ(ステップ
S17)、今回のバイアス値bn がジッターが最小とな
るバイアス値bmin とされる(ステップS18)。そし
て、サンプル数fs が「1」とされ(ステップS1
9)、前回までの3値加算データがJn-1 とされ(ステ
ップS20)、ステップS8に行く。
【0062】ステップS16で、今回の3値加算データ
が今迄の最小3値加算データJminより大きければ、ス
テップS19に行き、サンプル数fs が「1」とされ、
ステップS20で前回までの3値加算データがJn-1
され、ステップS8に行く。
【0063】以上のような制御により、バイアス値を1
ステップずつ増加させながら、3値加算データJn 、J
n+1 n+2 …が次々に求められていく。そして、ステッ
プS13で、測定終了条件を満足しているかどうかが判
断される。この測定終了条件は、連続する3値加算デー
タJn とJn-1 との差がスレショルド値th以内かどう
かを判断するものである。これは、ジッターの変化がは
っきり現れているかどうかを意味する。ジッターの変化
がはっきり現れていない場合(図9Bに示すような状
態)の場合には、その点で制御が終了され、その点がバ
イアス値に設定される。これにより、制御が高速化する
(制御CT4参照)。
【0064】バイアス値を1ステップずつ増加させてい
くことにより、ジッターの最小値に近づいていくときに
は、1ステップ毎にジッター値は徐々に小さくなり、ス
テップS17で、今回の3値加算データの値Jn によ
り、最小の3値加算データJmin の値が更新されてい
く。バイアス値を1ステップずつ増加させていくことに
より、ジッターの最小値から遠ざかっていくようになる
と、今回の3値加算データの値Jn は、最小の3値加算
データJmin に比べて、徐々に大きくなっていく。そし
て、やがて、今回の3値加算データJn が3値加算デー
タの最小値Jmin のP倍以上になる。
【0065】ステップS15は折り返し条件で、今回の
3値加算データJn が3値加算データの最小値Jmin
P倍まで大きくなったと判断された場合には(図11の
plusに達したことを意味する)、方向を変えて、制御
が続けられる。
【0066】ステップS15で、今回の3値加算データ
n が3値加算データの最小値Jmin のP倍以上である
と判断された場合には、今までの方向dirは「プラス」
であるかどうかが判断される(ステップS21)。
【0067】ステップS1で、方向dirは「プラス」に
設定されているので、ステップS21で、方向dir
「プラス」であると判断される。方向dirが「プラス」
であると判断される場合には、そのときのバイアス値b
n が、ジッター値が所定値以上になるバイアス値の最大
値bplusとされる(ステップS22)。そして、サンプ
ル数fS が「3」に設定され、方向dirが「マイナス」
に設定され(ステップS23)、ステップS2に戻され
る。
【0068】ステップS2からは、前述のプラス方向の
処理と同様にマイナス方向に処理が行われる。つまり、
ステップS2〜S4で、20回分のデータが累積され
て、サンプルデータjn-2 、jn-1 、jn が得られる。
ステップS8及び、S24〜S25で、バイアス値が1
ステップ毎に所定量Sずつデクリメントされる。
【0069】ステップS12で、バイアス値を1ステッ
プずつ減少させながら、3値加算データJn 、Jn+1
n+2 …が次々に求められていく。そして、ステップS1
3で、測定終了条件を満足したかどうかが判断される。
連続する3値加算データJnとJn-1 との差がスレショ
ルド値th以内なら、ステップS14に行き、その点で
制御が終了され、その点がバイアス値に設定される。
【0070】バイアス値を1ステップずつ減少させてい
くことにより、ジッターの最小値に近づいていくときに
は、ステップS17で、今回の3値加算データの値Jn
により、最小の3値加算データJmin の値が更新されて
いく。バイアス値を1ステップずつ減少させていくこと
により、ジッターの最小値から遠ざかっていくようにな
ると、今回の3値加算データの値Jn は、最小の3値加
算データJmin に比べて、徐々に大きくなっていく。そ
して、やがて、今回の3値加算データJn が3値加算デ
ータの最小値Jmin のP倍以上になる。すなわち、図1
1におけるbminus に達する。
【0071】ステップS15で、今回の3値加算データ
n が3値加算データの最小値Jmin のP倍以上である
と判断された場合には、ステップS21に行き、方向d
irは「プラス」かどうかが判断される。方向dirが「プ
ラス」でない場合には、そのときのバイアス値bn が、
ジッター値が所定値以上になるバイアス値の最小値b
minus される(ステップS26)。そして、ステップS
22で求められたジッター値が所定値以上になるバイア
ス値の最大値bplusと、ステップS27で求められたジ
ッター値が所定値以上になるバイアス値の最小値b
minus とから、バイアス値が Bias =(bplus+bminus )/2 として求められる(ステップS27)(制御CT3参
照)。
【0072】なお、上述の実施例では、サンプルデータ
を3値加算して制御に用いているが、3値加算に限定さ
れるものではない。サンプルデータを5値加算したり、
7値加算したりするようにしても良い。
【0073】
【発明の効果】この発明によれば、ジッター値のサンプ
ルデータを3値加算して制御に用いている。このように
ジッター値を3値加算すると、ノイズの影響を受けにく
くなり、ジッター値の最小値を正確に検出できるように
なる。また、バイアス値に対してジッターの変化が殆ど
現れない場合には、計測を止めて、その点を最適なバイ
アス値に設定することで、計測時間が短縮化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用できる光ディスク再生装置の一
例のブロック図である。
【図2】この発明が適用できる光ディスク再生装置にお
けるRFアンプの構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図4】この発明の一実施例の説明に用いる波形図であ
る。
【図5】この発明の一実施例の説明に用いる波形図であ
る。
【図6】この発明の一実施例の説明に用いる波形図であ
る。
【図7】この発明の一実施例の説明に用いる波形図であ
る。
【図8】この発明の一実施例の説明に用いる波形図であ
る。
【図9】この発明の一実施例の説明に用いるグラフであ
る。
【図10】この発明の一実施例の説明に用いるグラフで
ある。
【図11】この発明の一実施例の説明に用いるグラフで
ある。
【図12】この発明の一実施例の説明に用いるフローチ
ャートである。
【図13】従来のフォーカスサーボ回路の説明に用いる
ブロック図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 3 光学ピックアップ 14 システムコントローラ 53 バイアス発生回路 55 2値化回路 56 ジッター計測回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的にデータが記録された光ディスク
    の再生を行うピックアップ手段と、 上記ピックアップ手段の再生信号からフォーカスエラー
    信号を抽出するフォーカスエラー信号抽出手段と、 上記フォーカスエラー信号に応じてフォーカスを制御す
    るフォーカス制御手段とからなるフォーカスサーボ回路
    において、 上記フォーカスエラー信号に対してバイアス値を与える
    バイアス設定手段と、 上記ピックアップ手段からの再生信号を2値化した信号
    のジッターを計測するジッター計測手段と、 上記ジッター計測手段で計測されたジッター値に応じ
    て、上記バイアス設定手段からのバイアス値を制御する
    制御手段とを有し、 上記制御手段は、隣接する少なくとも3つのジッター値
    を加算して得られた複数値加算データを形成し、 上記複数値加算データの最小値を検出して、上記バイア
    ス設定手段に設定する最適なバイアス値を求めるように
    したフォーカスサーボ回路。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、隣接する上記複数値加
    算データを比較し、上記隣接する複数値加算データの差
    が所定値以内なら、制御を終了するようにした請求項1
    記載のフォーカスサーボ回路。
JP7174198A 1995-06-16 1995-06-16 フォーカスサーボ回路 Pending JPH097194A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100559753B1 (ko) * 1996-08-21 2006-07-03 소니 가부시끼 가이샤 디스크드라이브의포커스바이어스조정이나스큐조정에사용되는평가신호생성장치및방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100559753B1 (ko) * 1996-08-21 2006-07-03 소니 가부시끼 가이샤 디스크드라이브의포커스바이어스조정이나스큐조정에사용되는평가신호생성장치및방법

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