JPH0970579A - イオン水生成装置 - Google Patents

イオン水生成装置

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JPH0970579A
JPH0970579A JP22684295A JP22684295A JPH0970579A JP H0970579 A JPH0970579 A JP H0970579A JP 22684295 A JP22684295 A JP 22684295A JP 22684295 A JP22684295 A JP 22684295A JP H0970579 A JPH0970579 A JP H0970579A
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JP
Japan
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water
auxiliary agent
electrolysis
corrosion resistant
electrodes
Prior art date
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Pending
Application number
JP22684295A
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English (en)
Inventor
Masanori Oishi
正典 大石
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AGC Engineering Co Ltd
Original Assignee
Asahi Glass Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】イオン水生成装置の寿命延長。 【解決手段】電解槽10の両極室14、16に接続され
た分岐チューブ24、26に電解補助剤導入チューブ3
0、38が接続され、電解補助剤導入チューブ30、3
8は耐腐食性ポンプ32、40を介して電解補助剤溶液
槽34に接続される。耐腐食性ポンプ32、40駆動に
より電解補助剤溶液36が吸引されて分岐チューブ2
4、26内の原水に添加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はイオン水生成装置に
係り、特に原水を電解してアルカリ性水と酸性水とに生
成するイオン水生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、陰極と陽極との電極間に電解
用隔膜を設けて二つの極室に分割した電解槽を使用し、
この電解槽内に原水を供給して、両電極に電圧を印加す
ることにより電極間の原水をアルカリ性水と酸性水とに
生成するイオン水生成装置が知られている。
【0003】前記イオン水生成装置は、前記原水に電解
補助剤を添加して電解作用を促進させるようにしてお
り、このなかで一方の極室に選択的に電解補助剤を添加
する装置は、電極極性の切り替えに同期して電解補助剤
の流路を切り替える弁を、電解補助剤供給路と電解補助
剤導入路との間に設けている(特公平4−57394号
公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記電解補助剤は、主
に食塩、塩化カリウムが用いられているので、電解補助
剤の導通路中に金属部品を使用していると、その金属部
品が腐食するという問題がある。
【0005】従来のイオン水生成装置では、電解補助剤
の切り替え弁の接液部に金属部品を使用しているので、
これらが腐食して切り替え弁の寿命が短くなるという欠
点がある。装置運転中に切り替え弁の駆動部が前記電解
補助剤によって腐食すると、弁が作動不良、誤動作する
場合があり、このような場合には外部から確認すること
ができないので、単なる故障に終わらず使用側に重大な
損害を与えるという恐れがある。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みて成された
もので、電解補助剤による腐食を防止して使用寿命を延
ばすことができるイオン水生成装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、陰極と陽極との電極間に電解用隔膜を設
けて二つの極室に分割した電解槽内に原水を供給し、両
電極に電圧を印加することにより電極間の原水を電解し
てアルカリ性水と酸性水とに生成するイオン水生成装置
において、前記電解槽の両極室に接続された夫々の原水
供給路、もしくは前記両極室に電解補助剤導入路を夫々
接続するとともに、これらの電解補助剤導入路に耐腐食
性ポンプを夫々取り付けて、これらの耐腐食性ポンプを
駆動させることにより電解補助剤を前記原水供給路、も
しくは両極室に添加するようにしたことを特徴とする。
【0008】請求項1記載の発明は、電解槽の両極室に
接続された夫々の原水供給路、もしくは両極室に電解補
助剤導入路を夫々接続し、そして、これらの電解補助剤
導入路に耐腐食性ポンプを夫々取り付け、これらの耐腐
食性ポンプを駆動させて電解補助剤を原水供給路、もし
くは両極室に添加するようにした。これにより、本発明
では、電解補助剤による腐食が生じないので、使用寿命
が延びる。
【0009】請求項2記載の発明は、両極室の出口部に
設けられた各々の排水路の流路を、その下流側の各々の
取水流路に対して切り替え可能な流路切替弁装置を設け
て、この切り替え弁を、両電極の極性切り替えに同期し
て切り替えるようにしたものである。これにより、本発
明では、極性を切り替えても一方の取水流路からアルカ
リ性水を常に取水でき、他方の取水流路から酸性水を常
に取水できるので、各取水流路における両イオン水の混
入を防止することができる。
【0010】請求項3記載の発明は、両電極の極性切替
スイッチと、流路切替弁装置と、耐腐食性ポンプとをタ
イマー装置によって自動的に切り替えるようにしている
ので、常に同じ極性の極室に電解補助剤を添加すること
ができる。
【0011】請求項4記載の発明は、耐腐食性ポンプの
少なくとも一方を、タイマー装置によって自動的に動作
又は停止させるようにして、常に同じ極性の極室に電解
補助剤を添加するようにしたものである。
【0012】電解槽に印加する電圧を切り替えて使用す
る場合は、印加電圧の切り替えと同期して耐腐食性ポン
プの切り替えを行えば、常に同じ極性の極室に電解補助
剤を添加することができ、また、同時に双方の耐腐食性
ポンプを動作させることにより、同時に両極室に電解補
助剤を添加させることも可能となり、多目的の電解水を
得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るイオン水生成装置の好ましい実施の形態を詳説する。
【0014】図1は本発明の実施例に係るイオン水生成
装置のブロック図である。
【0015】同図に示す電解槽10は、電解用隔膜12
によって上下二槽の極室14、16に分割されている。
極室14には、電極18が設けられると共に電極16に
は電極20が設けられ、これらの電極18、20に印加
される電圧の極性は制御部22によって切り替えられる
ように制御されている。
【0016】極室14、16の入口部(図1中左端部)
には二股状の分岐チューブ24、26が接続され、これ
らの分岐チューブ24、26には、図示しない水道の蛇
口に接続される水道水供給管28が接続されている。こ
れにより、水道水は、水道水供給管28から分岐チュー
ブ24、26を介して極室14、16に供給される。
【0017】ところで、分岐チューブ24には、電解補
助剤導入チューブ30が接続され、この電解補助剤導入
チューブ30は、後述する耐腐食性ポンプ32を介して
電解補助剤溶液槽34に接続されている。したがって、
耐腐食性ポンプ32を駆動させると、電解補助剤溶液槽
34内の電解補助剤溶液36が分岐チューブ24内の水
道水に添加される。
【0018】また、分岐チューブ26にも同様に、電解
補助剤導入チューブ38が接続され、電解補助剤導入チ
ューブ38は、後述する耐腐食性ポンプ40を介して電
解補助剤溶液槽34に接続されている。したがって、耐
腐食性ポンプ40を駆動させると、電解補助剤溶液36
が分岐チューブ26内の水道水に添加される。耐腐食性
ポンプ32、40のON/OFFは、制御部22によっ
て制御されている。
【0019】電解槽10の両極室14、16の出口部
(図1中右端部)には、排水路42、44が接続されて
いる。これらの排水路42、44には、アルカリ水側三
方弁46、及び酸性水側三方弁48が並列に取り付けら
れており、アルカリ水側三方弁46にはアルカリ水取水
流路50が接続され、酸性水側三方弁48には酸性水取
水流路52が接続されている。
【0020】電解槽10で生成されたアルカリ性水は、
アルカリ水側三方弁46の開閉動作によって、アルカリ
水取水流路50から取水される。また、電解槽10で生
成された酸性水は、酸性水側三方弁48の開閉動作によ
って、酸性水取水流路52から取水される。アルカリ水
側三方弁46、及び酸性水側三方弁48の開閉動作は、
制御部22によって制御されている。
【0021】図2は、耐腐食性ポンプ32、40である
ローラポンプの構造を示す説明図である。
【0022】同図に示すローラポンプは、回転軸54に
支持された回転円盤56を有し、この回転円盤56の外
周部にはローラ58、58が所定間隔を持って枢支され
ている。また、回転円盤56の外側には、ローラ58、
58が摺接する円弧状のチューブ受け台60が配置さ
れ、このチューブ受け台60とローラ58、58との間
に、前述した電解補助剤導入チューブ30、38の一部
を構成する耐腐食性の可撓チューブ62が挿通配置され
ている。したがって、ローラポンプによれば、回転円盤
56を図2中反時計回り方向に回転させると、ローラ5
8、58が電解補助剤溶液36と非接触な状態で可撓チ
ューブ62を圧縮変形させながらチューブ受け台60に
沿って移動する。これにより、電解補助剤溶液36が図
中左側62Aから吸引されて図中右側62Bから吐出さ
れる。
【0023】次に、前記の如く構成されたイオン水生成
装置の作用について説明する。
【0024】電解槽10の陽極室側に電解補助剤溶液3
6を常に添加する場合において、電極18が陽極の時に
は耐腐食性ポンプ32(ローラポンプ)を駆動して、電
解補助剤溶液36を分岐チューブ24内の水道水に添加
する。このとき、耐腐食性ポンプ40(ローラポンプ)
は停止させておく。そして、制御部22によって、電極
18が陰極に、電極20が陽極に切り替えられたときに
は、耐腐食性ポンプ32を停止させて耐腐食性ポンプ4
0を駆動し、電解補助剤溶液36を分岐チューブ26内
の水道水に添加する。
【0025】この電解補助剤溶液36の添加装置におい
て、実施例では金属部品が電解補助剤溶液36と接液し
ないローラポンプ(図2参照)を使用しているので、電
解補助剤による腐食を防止することができる。
【0026】一方、電極18が陽極の場合には、極室1
6でアルカリ性水が生成されるので、アルカリ水側三方
弁46の開閉を制御して排水路44とアルカリ水取水流
路50とを連通させてアルカリ水取水流路50からアル
カリ性水を取水する。また、極室14では酸性水が生成
されるので、酸性水側三方弁48の開閉を制御して排水
路42と酸性水取水流路52とを連通させて酸性水取水
流路52から酸性水を取水する。
【0027】電極20が陽極に切り替わると、極室14
でアルカリ性水が生成され、極室16で酸性水が生成さ
れるので、この場合には排水路42とアルカリ水取水流
路50とを連通させてアルカリ水取水流路50からアル
カリ性水を取水するとともに、排水路44と酸性水取水
流路52とを連通させて酸性水取水流路52から酸性水
を取水する。
【0028】これにより、実施例では、アルカリ水取水
流路50からはアルカリ性水、酸性水取水流路52から
は酸性水を常に取水することができるので、各取水流路
50、52における両イオン水の混入を防止することが
できる。
【0029】実施例では、両電極18、20の極性切替
スイッチと、各三方弁46、48と、耐腐食性ポンプ3
2、40とを、制御部22に内蔵したタイマー装置によ
って自動的に切り替えるようにしているので、常に同じ
極性の極室14、16に電解補助剤溶液36を添加する
ことができる。
【0030】また、同時に双方の耐腐食性ポンプ32、
40を動作させれば、両極室14、16に電解補助剤溶
液36を同時に添加させることができるので、多目的の
電解水を得ることができる。
【0031】このように、実施例では、従来用いていた
金属部品を有する切り替え弁の代わりに、金属部品が電
解補助剤溶液と接液しないローラポンプ(図2参照)
を、各々の電解補助剤導入チューブ30、38に設けた
ので、電解補助剤による腐食を防止することができる。
これによって、実施例では、従来のイオン水生成装置と
比較して使用寿命が延びる。
【0032】実施例では、電解補助剤溶液36を分岐管
24、26内の原水に添加するようにしたが、これに限
られるものではなく、極室14、16に直接添加するよ
うにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るイオン
水生成装置によれば、電解補助剤の切り替え弁の代わり
に耐腐食性ポンプを用いて電解補助剤による腐食を防止
したので、使用寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のイオン水生成装置の実施例を示すブロ
ック図
【図2】耐腐食性ポンプであるローラポンプの実施例を
示す説明図
【符号の説明】
10:電解槽 12:電解用隔膜 14、16:極室 18、20:電極 22:制御部 32、40:耐腐食性ポンプ(ローラポンプ) 46、48:三方弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】陰極と陽極との電極間に電解用隔膜を設け
    て二つの極室に分割した電解槽内に原水を供給し、両電
    極に電圧を印加することにより電極間の原水を電解して
    アルカリ性水と酸性水とに生成するイオン水生成装置に
    おいて、 前記電解槽の両極室に接続された夫々の原水供給路、も
    しくは前記両極室に電解補助剤導入路を夫々接続すると
    共に、これらの電解補助剤導入路に耐腐食性ポンプを夫
    々取り付けて、これらの耐腐食性ポンプを駆動させるこ
    とにより電解補助剤を前記原水供給路、もしくは両極室
    に添加するようにしたことを特徴とするイオン水生成装
    置。
  2. 【請求項2】前記電解槽の両極室の出口部に設けられた
    各々の排水路の流路をその下流側の各々の取水流路に対
    して切り替え可能な流路切替弁装置を設けたことを特徴
    とする請求項1記載のイオン水生成装置。
  3. 【請求項3】前記両電極の極性切替スイッチと、流路切
    替弁装置と、前記耐腐食性ポンプとをタイマー装置によ
    って自動的に切り替えるようにしたことを特徴とする請
    求項2記載のイオン水生成装置。
  4. 【請求項4】前記耐腐食性ポンプの少なくとも一方を、
    タイマー装置によって自動的に動作又は停止させるよう
    にしたことを特徴とする請求項1、2又は3記載のイオ
    ン水生成装置。
JP22684295A 1995-09-04 1995-09-04 イオン水生成装置 Pending JPH0970579A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10296032A (ja) * 1997-04-30 1998-11-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加湿機能付空気清浄機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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