JPH0970198A - モータ駆動方法 - Google Patents

モータ駆動方法

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JPH0970198A
JPH0970198A JP7223428A JP22342895A JPH0970198A JP H0970198 A JPH0970198 A JP H0970198A JP 7223428 A JP7223428 A JP 7223428A JP 22342895 A JP22342895 A JP 22342895A JP H0970198 A JPH0970198 A JP H0970198A
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JP
Japan
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current
motor
torque
motors
series
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7223428A
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English (en)
Inventor
Tadashi Higo
正 肥後
Hiroyuki Takahashi
尋之 高橋
Hirokazu Ito
博和 伊藤
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0970198A publication Critical patent/JPH0970198A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 或る一定のトルクを発生したい場合にモータ
を駆動する電流経路の許容電流が小さくてもこの許容電
流に対応すべく電気的に直列接続するモータの個数を設
定することにより対処するモータ駆動方法を提供する。 【解決手段】 電流の大きさが制限されているモータ駆
動回路2を有するモータ駆動方法において、複数のモー
タM1 ないしMn を直列接続することによりモータ駆動
回路2の制限電流以下で電流制限がない場合と同等のト
ルクを発生するモータ駆動方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モータ駆動方法
に関し、特に、モータを制限電流以下の電流により駆動
して電流制限がないときと同等のトルクを発生するモー
タ駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】モータは、一般に、供給される電流に比
例するトルクを発生する。従って、大きなトルクを発生
するには、そのトルクに比例した大電流をモータに供給
流通せしめる必要がある。図2を参照してモータ駆動方
法の従来例を説明する。
【0003】1は駆動電源、2はモータ駆動回路、3は
モータを示す。ここで、モータを駆動する電流の流通す
る電流流通経路は種々の部材により構成されているが、
モータを構成する巻線、接触子、スリップリング、リー
ド線その他電流流通経路を構成するすべての部材を概念
的にモータ駆動回路2と表現している。流通する電流を
I、発生するトルクをTA 、モータのトルク定数をKと
する。
【0004】これら電流I、トルクTA 、トルク定数K
の三者の間には TA =KI (1) の関係がある。図3を参照するに、これはジンバル装置
の一部を構成する装置であり、支持台6が振動してもこ
の振動がテーブル7に伝達しない構成の一部である。テ
ーブル7は、支軸71 および支軸72 を介して一対のテ
ーブル支持台6に形成されるベアリング61 およびベア
リング62 に嵌合して回動することができる様に軸支さ
れている。テーブル7にはモータM1 およびモータM2
が取り付けらている。そして、モータM1 はその回転軸
および歯車81 を介して被駆動歯車83 に結合すると共
にモータM2 はその回転軸および歯車82 を介して被駆
動歯車83 に結合している。電源1はリード線を介して
テーブル支持台6に形成されるスリップリング91 およ
びスリップリング92 に接続している。接触子101
スリップリング91 に接触し、リード線を介してモータ
2 に接続している。接触子102はスリップリング92
に接触し、リード線を介してモータM1 に接続してい
る。そして、モータM1 とモータM2 は相互に直列接続
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】テーブル7に取り付け
たモータMを駆動して或る一定のトルクTA を発生する
上述の装置において、電源1からモータMに給電するに
は、電流流通経路中にスリップリング9とこれに接触し
て電流を取り出す接触子10とを必要とする。ここで、
テーブル7はジンバル装置の一部を構成する装置である
以上、スリップリング9と接触子10との間の摩擦をで
きる限り小さくしてテーブル7を滑らかに回動させたい
のであるが、これにはスリップリング9と接触子10と
の間の接触面は小さい方が好適である。しかし、スリッ
プリング9と接触子10との間の接触面を小さく構成す
ると、これに対応して流通することができる電流は小さ
く制限されることになる。この制限電流をiとすると、
この制限電流と無関係にこれより大きい電流Iをモータ
Mに送り込むことはできない。従って、必要とされるト
ルクKIを発生することはできない。
【0006】更に、一定のトルクTA を発生する装置を
鎖線により示されるが如き容器内に気密に収容し、この
状態において一定のトルクTA を発生する場合もある。
こここで、モータMに給電する電流流通経路を構成する
リード線は細い方が気密を保持する上において好適であ
る。細いリード線は許容電流は小さいので、これを使用
することにより、発生することができるトルクはこの許
容電流により規定されるトルク以下に制限されることと
なる。従って、必要とされる一定のトルクTAを発生す
ることができない。
【0007】この発明は、モータ巻線を含む電流流通経
路であるモータ駆動回路に流通することができる電流に
制限がある場合においても、電流制限がないときと同等
のトルクを発生することができるモータ駆動方法を提供
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】電流の大きさが制限され
ているモータ駆動回路を有するモータ駆動方法におい
て、複数のモータを直列接続することによりモータ駆動
回路の制限電流以下で電流制限がない場合と同等のトル
クを発生するモータ駆動方法を構成した。そして、モー
タに短絡スイッチを並列に接続して直列接続するモータ
の個数を設定するモータ駆動方法を構成した。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1の実
施例を参照して説明する。1は駆動電源を示し、2はモ
ータ駆動回路を概念的に示す。M1 ないしMn はn個の
モータである。S1 ないしSn はそれぞれモータに並列
に接続された短絡スイッチである。図1に図示される状
態は短絡スイッチS1 ないしSn をすべて解放してのn
個のモータM1 ないしMn をすべて電気的に直列に接続
した状態を示す。モータM1 ないしMn の性能は相等し
く、トルク定数はKであるものとする。そして、流通す
る電流をiとする。
【0010】ここで、図1の状態において、従来例の場
合と同一のトルクTA を発生する場合、トルクTA はn
個の各モータM1 ないしMn それぞれの発生するトルク
Kiの総和であるので、これを次の様に表現することが
できる。 TA =n・Ki (2) 式(2)に式(1)を代入すると TA =n(TA /I)i (3) 式(3)からTA を消去すると i=I/n (4) 式(4)は、この発明のモータ駆動方法による電流iは
従来のモータ駆動方法による電流Iのn分の1であるこ
とを示している。即ち、発生するトルクは互に同一のT
A でありながら、この発明のモータ駆動方法によれば電
流iを従来のモータ駆動方法の場合のn分の1とするこ
とができることを示している。
【0011】図1は短絡スイッチS1 ないしSn をすべ
て解放してのn個のモータM1 ないしMn をすべて電気
的に直列に接続した例であるが、短絡スイッチS1 ない
しS n を開閉することにより、流通させるべき許容電流
に対応して直列接続するモータの個数を適宜に設定する
ことができる。そして、短絡スイッチS1 ないしSn
開閉することにより、電流経路に流通せしめる許容電流
以下の範囲内において出力トルクを容易に増減制御する
ことができる。
【0012】
【発明の効果】以上の通りであって、この発明によれ
ば、或る一定のトルクを発生したい場合に、モータを駆
動する電流経路の許容電流が小さくても、この許容電流
に対応すべく電気的に直列接続するモータの個数を設定
することにより対処することができる。このことは、電
流経路に使用する部品を流通し得る電流に無関係に優先
的に決定し、その結果である許容電流に対応して電気的
に直列接続するモータの個数を設定することにより或る
一定のトルクを発生することができることを意味してお
り、それだけ使用部品の選択範囲が広がり、結果的にモ
ータ駆動に要するコストを低下することができる。そし
て、モータを駆動する電流経路に流通する電流を小さく
することができるということは発生する熱を抑制するこ
とができるということであり、回路装置設計上好都合で
ある。また、電流経路に流通せしめる許容電流以下の範
囲内において出力トルクを容易に増減制御することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を説明するブロック図。
【図2】従来例を説明するブロック図。
【図3】従来例を説明する図。
【符号の説明】
1 駆動電源 2 モータ駆動回路 i 電流 I 電流 K トルク定数 M1 ないしMn モータ S1 ないしSn 短絡スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流の大きさが制限されているモータ駆
    動回路を有するモータ駆動方法において、複数のモータ
    を直列接続することによりモータ駆動回路の制限電流以
    下で電流制限がない場合と同等のトルクを発生すること
    を特徴とするモータ駆動方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されるモータ駆動方法に
    おいて、モータに短絡スイッチを並列に接続して直列接
    続するモータの個数を設定することを特徴とするモータ
    駆動方法。
JP7223428A 1995-08-31 1995-08-31 モータ駆動方法 Withdrawn JPH0970198A (ja)

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ID=16797998

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Effective date: 20021105