JPH04197065A - 自動車用発電機 - Google Patents

自動車用発電機

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JPH04197065A
JPH04197065A JP32315290A JP32315290A JPH04197065A JP H04197065 A JPH04197065 A JP H04197065A JP 32315290 A JP32315290 A JP 32315290A JP 32315290 A JP32315290 A JP 32315290A JP H04197065 A JPH04197065 A JP H04197065A
Authority
JP
Japan
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shaft
winding
rectifier
generator
current
Prior art date
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Pending
Application number
JP32315290A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Tashiro
田代 雅義
Akihiro Saito
斉藤 昭博
Keiichi Masuno
敬一 増野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用発電機に係り、特に、異なる電圧を得
ることが可能な自動車用発電機に関する。
〔従来の技術〕
自動車には、ランプ類、モータ、及び種々のアクチュエ
ータの消費する電力を賄うために発電機が積載されてい
る。この発電機は、一般に、界磁巻線、及び電機子巻線
を備え、ブラシ及びスリップリングを介して界磁巻線に
電流を供給し、界磁巻線を回転させることにより回転磁
界をつくり、これに応じて電機子巻線が12V程度の比
較的低い電圧を出力する。
しかしながら、上記の発電機の出力電圧より高い電圧が
欲しいという需要がでてきた。すなわち、例えば12V
程度の電圧より充分高い電圧が必要な家庭用商用電源機
器等を使いたい、あるいは電装品の増加に起因する電流
の増大により接続線が耐えられなくなり、供給電圧を高
くして電流を押える必要性などが持ち上がってきた。
このような需要のために次のようなものが知られている
。すなわち、ブラシ及びスリップリングを介して界磁巻
線に電流を供給し、この界磁巻線を回転させて、回転磁
界をつくり低電圧を発生する発電機を設け、さらに、こ
れとは別に、第2のブラシ及び第2のスリップリングを
介して第2の界磁巻線に電流を供給し、この第2の界磁
巻線を第1の界磁巻線よりも高速で回転させ、高電圧を
発生する第2の発電機を設けたものが知られている。こ
のようなものは例えば特開昭55−53152号公報に
記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記の従来技術では、高電圧を発生させる
発電機の界磁巻線を高速で回転させるために、ブラシに
対するスリップリングの周速度が速くなる。そのために
、ブラシの摩耗が激しくなり、耐久性に問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明では、内燃機関の動
力により回転する第1のシャフトと、前記第1のシャフ
トに設けられたスリップリングと、前記スリップリング
に接するように設けられたブラシと、前記第1のシャフ
トに固着された第1の界磁巻線とを有し、前記スリップ
リングと前記ブラシを介して前記第1の界磁巻線に電流
を供給するように構成し、さらに、前記第1の界磁巻線
の外周に設けられた回転子と、前記回転子に対向して設
けられた第1の電機子巻線と、前記電機子巻線に接続さ
れた第1整流器と、内燃機関の動力により回転する第2
のシャフトと、ブラケットに固着された第2の界磁巻線
とを有し、前記界磁巻線に電流を供給するように構成し
、さらに、前記第2の界磁巻線の外周に設けられた1対
のポールコアを持った第2の回転子と、前記第2の回転
子に対向して設けられた第2の電機子巻線と、前記第2
の電機子巻線に接続された第2の整流器を有し、前記第
2の整流器の出力する電圧を前記第1の整流器の出力す
る電圧よりも高くなるように構成した。
〔作用〕
上記のような構成としたため、高電圧を発生する発電機
においては、界磁巻線が回転しなくても回転磁界が発生
し、発電がなされる。このために。
界磁巻線が回転するために必要であったブラシとスリッ
プリングが不要になり、ブラシとスリップリングの間の
摩耗に起因した発電機の耐久性の問題を解消することが
可能となる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面を用いて説明する。第1図におい
て、本発明の発電機30は高電圧発電機3] (例えば
48V出力)及び低電圧発電機33(例えば12V出力
)から構成される。高電圧発電機31は、ブラシを介さ
ずに界磁巻線に電流を供給する、いわゆるブラシレス発
電機で構成される。一方、低電圧発電機32は、ブラシ
を介して界磁巻線に電流を供給する。いわゆるブラシ付
発電機で構成される。ここで、自動車の内燃機関の動力
によりプーリ110が回転する。プーリ110の回転力
は低電圧発電機32のシャフト111に伝えられ、シャ
フト111が回転する。これと共に、プーリ110の回
転力は、ベルト97を介して、プーリ100に伝えられ
る。これにより、高電圧発電機31のシャフト101が
回転する。なお、プーリ100のベルト97の巻かれて
いる部分の半径は、プーリ110のベルトの巻かれてい
る部分の半径と比べて、充分に、小さくなっている。こ
のようになっているので、プーリ100の回転速度は、
プーリ110の回転速度より、充分に、速くなる。
シャフト101は、ベアリング102a及びベアリング
102bを介して、ブラケット98及びブラケット99
に支持される。同様に、シャフト111はベアリング1
12a及びベアリング112bを介して、ブラケット9
8及びブラケット99に支持される。
低電圧発電機32のシャフト111にはスリップリング
117a及びスリップリング117bが設けである。さ
らに、スリップリング117a。
スリップリング117bのそれぞれの外周面に接するよ
うに、ブラシ116a及びブラシ116bが設けられて
いる。電圧調整器118から供給される電流は、ブラシ
116a及びブラシ116b。
スリップリング117a及び117bを介して、回転子
ボールコア114dの内側に設けられた界磁巻線114
b (第1図には図示せず)に導かれる。
回転子ボールコア114dの外周に対向するように電機
子115aが設けられ、さらに、電機子115aには電
機子巻線115bが巻かれている。
シャフト111が回転すると、界磁巻線114b(第1
図に図示せず)及び回転子ボールコア114dが共に回
転し、回転磁界を発生する。この回転磁界によって、電
機子巻線115b内に電流が発生する。この電流は三相
全波整流器119に導かれ全波整流される。なお、三相
全波整流器119のマイナス側端子はブラケット99に
接地される。
シャフト101には回転子ボールコア104Cが固着さ
れる。この回転子ボールコア104Cに包囲されるよう
に界磁コア104fが設けられ、この界磁コア104f
には界磁巻線104bが巻かれている。界磁コア104
fは、ボルトを用いて、ブラケット99に固着されてい
る。
回転子ボールコア104cには、非磁性リング104Q
を介して、回転子ボールコア104dが結合されている
。また、回転子ボールコア104cの外周に対向するよ
うに電機子105aが設けられ、さらに電機子105a
に電機子巻線105bが巻かれている。電圧調整器10
8から供給される電流はそのまま電機子巻線104bに
導かれる。電機子巻線104bで発生する磁界は、界磁
コア104f、回転子ボールコア104c、電機子10
5a、回転子ボールコア104cという順に通過し、回
転子ボールコア104cを通過した磁束は界磁コア10
4fに戻るようなループをなす。
このように、シャフト101が回転すると、界磁巻線1
04bに流れる電流に応じて、回転磁界が発生する。こ
の回転磁界によって、電機子巻線105b内に電流が発
生する。この電流は三相全波整流器109に導かれ全波
整流される。なお、三相全波整流器109は#@縁初物
109a介してブラケット99に固定されている。すな
わち、三相全波整流器109はブラケット99から電気
的に浮いている。
また、ポールコア104cにはファン103a及びファ
ン103bが、ボールコア114dにはファン113a
及び113bが固着されている。
次に、このように構成された発電機の実装を第2図に示
す。図において、1はV型エンジン、2はエンジンに同
期して回転するエンジンシャフト、3はエアコンのコン
プレッサのシャフトである。
エンジンシャフト2の回転はベルト4を介してシャフト
3及び発電機30のプーリ110に伝えられる。
96はテンショナーであり、ベアリング部材で構成され
ている。このベアリングの軸を支承しているセンサーは
変位可能な構造となっている。そしてセンサーはバネで
押圧され、バネ圧でベルト97の外側を所定の圧力で押
しつけるようにしてベルトに張力を与えている。
なお、発電機30は■型エンジンの気筒列に挾まれるよ
うに配置されている。このように配置することによって
、エンジンルームを効率的に使用でき、省スペースとな
る。
次に、この発電機の回路を第3図に示す。図において、
全波整流器109の出力は、プラス端子B2及びマイナ
ス端子E2を介して、高圧負荷13に接続している。こ
こで、高圧負荷13は、モータ及びアクチュエータ等で
ある。さらにプラス側端子B2とマイナス側端子E2を
介して高圧負荷に接続しているために、単に、片方の接
続コードに触れただけで人体に電流が流れることを防止
できるようになっている。一方、全波整流器119出力
は、端子B□及びアース端子を介して、低圧負荷14及
びバッテリー12に接続している。ここで、電圧を用い
る低圧負荷14としてはランプ類がある。なお、ランプ
類は自動車用の耐振性の面からフィラメントが細くでき
ず、低電圧を用いざるを得ない。
補助全波整流器109bは、補助ダイオード109c及
び119c、充電表示灯16.キースイッチ15を介し
てバッテリー12に接続されると共に、界磁巻線114
b及び電圧調整器109に接続されている。17はリレ
ーである。また、電圧調整器108及び118は、それ
ぞれ界磁巻1i3104 b及び114bへの電流の導
通、遮断をするパワートランジスタ108a、118a
、フライホイールダイオード108b、118b、分圧
用抵抗108f、118f及び108y、]18y、ツ
ェナーダイオード108e、118e、制御用抵抗10
8c及び118c、制御用トランジスタ108d、11
8dによって構成されている。
このような発電機の回路の動作について説明すると、キ
ースイッチ15が投入されると、充電表示灯16が点灯
される。そして、バッテリー12から、界磁巻線104
b、114b、パワートランジスタ108a、118a
に電流が流れる。なお、このとき、リレー17の常閉接
点17aは閉状態になるように設定されている。このた
めに、電圧調整器109はリレー17のアース端子を介
して、バッテリー12と電気的に接続される。
このときに、発電表示灯16の抵抗値は40Ω程度、界
磁巻線104b、114bの抵抗はそれぞれ12Ω、3
Ω程度と設定している。また、バッテリー12の電圧は
12Vに設定しているので、このとき0.3 A程度の
電流が流れる。
エンジンが始動され界磁巻線104 b 、114bが
回転磁界をつくるようになると、電機子巻線]05b。
115bに電圧が発生する。これにより、補助全波整流
器109b、119bから界磁巻線104b。
114bに界磁電流が供給される。界磁電流が供給され
て、補助全波整流器109b、119bからの出力が充
分大きくなると、バッテリー12からの電流は流れなく
なり、充電表示灯16は消灯する。また、これと同時に
、リレー17は電圧調整器108とアース端子を切り離
すように動作する。すなわち、リレー17のアーマチュ
ア−コイル17bが励磁され、常開接点17aが開くよ
うになっている。
さらに、エンジン回転数が上昇して、補助整流器109
b及び119bの出力電圧が高くなると、分圧用抵抗1
08f、108g及び118f。
118gによって分圧する分圧電圧が設定以上になりツ
ェナーダイオード108#、118ρがオン状態となる
。これにより、トランジスタ108d。
118dがオフ状態になる。さらにパワートランジスタ
108a、118aがオフ状態になるために、界磁巻線
104b、114bに流れる電流が抑制され、電機巻線
105b、115bの出力電圧が抑制される。一方、界
磁巻線104b、]]4bに流れる電流が抑制されると
、補助全波整流器109b、119bの出力電圧も低下
しパワートランジスタ108a、118aがオン状態と
なる。
コ(7) f: メニ、再び、界磁巻!104b、11
4bに流れる電流が増加されるようになり、電機子巻線
105b、115bの出力電圧が上昇する。このような
パワートランジスタのオン、オフによりバッテリー電圧
12の充電電圧がほぼ一定の電圧に保たれる。
なお、この場合充電表示灯を共用しているので、単一の
充電表示灯によって、両方の発電機の発電状態を表示で
きる。
次に、第2の実施例を、第4図を用いて説明する。第2
の実施例は、高電圧発電機と低電圧発電機を横に並べて
配置したもので、さらに、高電圧発電機と低電圧発電機
の両方をブラシ付発電機とした。なお、第2の実施例に
おいて、第1の実施例と同じ部分には、同じ符号が付し
である。また、そのような部分については、詳細な説明
は省鴫する。
シャフト1lla  (高圧発電機と低圧発電機で共用
)には、回転子ポールコア104a及び114aが共に
固看されている。電圧調整器118dから供給される電
流は、それぞれ、ブラシ106a及び106b、ブラシ
116a及び116b、さらに、スリップリング107
a及び107b、スリップリング117a及び117b
を介して、回転子ポールコア104a及び114aの内
側に設けられた界磁巻線104b及び114b(共に図
示せず)に導かれる。
ボールコア104a及び界磁巻線104b(図示せず)
、ポールコア114a及び界磁巻線114b(図示せず
)が回転すると、それぞれ、回転磁界を発生する。これ
によって、電機子巻線105b及び電機子巻線115b
に電流が発生する。
なお、ユニで、前記界磁巻線104 bの巻き数と前記
界磁巻線114bの巻き数を異なるようにし、電機子巻
線104bに発生する電圧が電機子巻線114bに発生
する電圧よりも高くなるように構成しである。例えば、
前者の出力する電圧を48Vとし、後者の出力する電圧
を3−2 Vとすることができる。
電機予巻NiA105bの出力は余波整流器109で整
流される。一方、電機子巻線115bの出力は全波整流
器119で整流される。整流器109と整流器119は
積層するように配される。また、整流器119aマイナ
ス側はブラケット99aに接地する。しかしながら、整
流器108については、プラス側とマイナス側の両方と
もに、ブラケット99aと絶縁するように配置する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、高電圧とは電圧
の両方の電圧の出力を得ることができると共に、高電圧
を発生する発電機のブラシとスリップリングの摩耗の問
題を解消でき、高電圧と低電圧の異なる電圧を出力する
自動車用発電機における耐久性の増加が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は発電機の構造図、第2図は発電機の実装図、第
3図は発電機の回路図、第4図は第2の実施例を示す図
である。 99・・・ブラケット、101・・・シャフト、104
b・・・界磁巻線、104c・・・回転子ポールコア、
]04d・・・回転子ポールコア、105b・・電機子
巻線、109・・・三相全波整流器、111・・シャフ
ト、114b・・界磁巻線、114d 回転子ポールコ
ア、115b−電機子巻線、116a、116b・・ブ
ラシ、117a、、1]7b・・・スリップリング、第
 / 駒 帛 22 第 31fJ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内燃機関の動力により回転する第1のシャフトと、
    前記第1のシャフトに設けられたスリップリングと、前
    記スリップリングに接するように設けられたブラシと、
    前記第1のシャフトに固着された第1の界磁巻線とを有
    し、前記スリップリングと前記ブラシを介して前記第1
    の界磁巻線に電流を供給するように構成し、さらに、前
    記第1の界磁巻線の外周に設けられた回転子と、前記回
    転子に対向して設けられた第1の電機子巻線と、前記電
    機子巻線に接続された第1整流器と、内燃機関の動力に
    より回転する第2のシャフトと、ブラケットに固着され
    た第2の界磁巻線とを有し、前記界磁巻線に電流を供給
    するように構成し、さらに、前記第2の界磁巻線の外周
    に設けられた1対のポールコアを持った第2の回転子と
    、前記第2の回転子に対向して設けられた第2の電機子
    巻線と、前記第2の電機子巻線に接続された第2の整流
    器を有し、前記第2の整流器の出力する電圧を前記第1
    の整流器の出力する電圧よりも高くなるように構成した
    ことを特徴とする自動車用発電機。 2、請求項1において、前記第1のシャフトを支持する
    ブラケットと前記第2のシャフトを支持するブラケット
    を一体成形することを特徴とする自動車用発電機。 3、請求項1において、前記第2の整流器の出力をブラ
    ケットから電気的に浮かすことを特徴とする自動車用発
    電機。 4、請求項2及び3において、前記第1のシャフトに接
    続された第1のプーリと、前記第2のシャフトに接続さ
    れた第2のプーリとを有し、前記第1のプーリと前記第
    2のプーリをベルトで接続したことを特徴とする自動車
    用発電機。 5、請求項4において、前記ベルトに張力を与えるテン
    ショナーを設けたことを特徴とする自動車用発電機。
JP32315290A 1990-11-28 1990-11-28 自動車用発電機 Pending JPH04197065A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6201310B1 (en) 1999-04-01 2001-03-13 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Car power supply system
EP1129890A3 (en) * 2000-03-01 2002-11-27 Hitachi, Ltd. Electric generating system for automobiles and its control method
JP2007318832A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Denso Corp タンデム式車両用交流発電機
US7417355B2 (en) 2005-07-15 2008-08-26 Denso Corporation Vehicular tandem type rotary electric machine

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