JPH0970159A - 車両用交流発電機 - Google Patents

車両用交流発電機

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Publication number
JPH0970159A
JPH0970159A JP7221419A JP22141995A JPH0970159A JP H0970159 A JPH0970159 A JP H0970159A JP 7221419 A JP7221419 A JP 7221419A JP 22141995 A JP22141995 A JP 22141995A JP H0970159 A JPH0970159 A JP H0970159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
end frame
generator
terminal
electrically connected
Prior art date
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Pending
Application number
JP7221419A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Oguri
孝 小栗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Car Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0970159A publication Critical patent/JPH0970159A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コンデンサの容量増加に伴うコンデンサの大型
化によって、発電機の内部部品の配置に制約を受けない
コンデンサの固定構造を提供する。 【構成】エンドフレーム14の外壁の一部に、コンデン
サケース20dより大きい空隙部を設け、コンデンサ2
0を、エンドフレーム14に設けられた空隙部にエンド
フレーム14の外側から発電機に装着し、コンデンサ2
0の(+)側端子をエンドフレーム14の内側で、出力
端子21と同電位の箇所に電気的に接続し、コンデンサ
20の(−)側端子をエンドフレーム14の外側でエン
ドフレーム14に電気的に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用交流発電機の雑音
防止用コンデンサの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用交流発電機のコンデンサの
固定構造は、特開平4−29543号公報に示されるように、
雑音防止用コンデンサは樹脂製のケースに収納された状
態でレギュレータケースの開口部に平面的に設置され、
コンデンサケースとレギュレータケースにそれぞれ設け
られた2個の貫通孔を2本のボルトを貫通させて、発電
機のハウジングを構成する略椀状の金属製エンドフレー
ムの内側に固定され、コンデンサ素子に接続されたター
ミナルはコンデンサケースより突出しレギュレータケー
スより突出するターミナルに接続される構造となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車両用交流発電機に装
着される雑音防止コンデンサの容量は、通常0.5μF
であるが、車両の使用される地域によっては、ラジオの
周波数帯が異なるため、雑音防止用コンデンサの容量を
1.5〜2.2μFまで増加させる必要がある。コンデン
サの容量を増加させるとコンデンサケースが大型化し、
従来技術では、コンデンサケースが金属製エンドフレー
ムの内側に固定されているため、発電機の内部のレギュ
レータ,ダイオード等の部品の配置上に制約条件となっ
ていた。
【0004】本発明の目的は、コンデンサの容量増加に
伴うコンデンサの大型化によって発電機の内部部品の配
置に制約を受けないコンデンサの固定構造を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は前記エンドフレームの外壁の一部に、前記
コンデンサケースより大きい空隙部を設け、前記コンデ
ンサを、前記エンドフレームを設けられた空隙部にエン
ドフレームの外側から発電機に装着し、前記コンデンサ
の(+)側端子を前記エンドフレームの内側で、出力端
子と同電位の箇所に電気的に接続し、前記コンデンサの
(−)側端子を前記エンドフレームの外側でエンドフレ
ームに電気的に接続する。
【0006】
【作用】発電機の雑音防止用コンデンサの装着方法を、
エンドフレームの外壁の一部に、コンデンサケースより
大きい空隙部を設け、コンデンサを、前記エンドフレー
ムに設けられた空隙部にエンドフレームの外側から発電
機に装着し、コンデンサの(+)側端子をエンドフレー
ムの内側で、出力端子と同電位の箇所に電気的に接続
し、コンデンサの(−)側端子をエンドフレームの外側
でエンドフレームに電気的に接続することにより、コン
デンサはエンドフレームの外壁部と同一径上に装着され
ることになり、エンドフレームの内側には入らない構造
となるため、コンデンサの容量増加に伴うコンデンサの
大型化による発電機の内部部品の配置上の制約を排除す
ることが可能となる。また、コンデンサケースでエンド
フレームの外壁の一部を兼ねることにより、コンデンサ
装着後に、エンドフレームの外側から、泥,水,異物等
の侵入を防ぐカバーの装着をする必要が無く、部品数の
低減の効果がある。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3に
より以下説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例を示す車両用交流
発電機の断面図を示す。この発電機では、界磁コイル
1,ポールコア2,3、スリップリング4を有する回転
子5は、シャフト6に固定されており、シャフト6の両
端をベアリング7,8によって回転自由に支持されてい
る。ポールコア2,3の端面には冷却ファン9,10が
機械的に固定されており、回転子5の外周にはステータ
コイル11を有するステータコア12が、発電機のハウ
ジングを構成する一対の略椀状のエンドフレーム13,
14に挾持されている。ベアリング7,8はそれぞれエ
ンドフレーム13,14に支持されており、エンドフレ
ーム14の内側には、スリップリング4に界磁電流を供
給するブラシ15を保持するブラシホルダ16,電圧調
整用のレギュレータ17,出力電流を全波整流する整流
装置18,ファンガイド19等の内部部品が装着されて
いる。
【0009】図2は車両用交流発電機の雑音防止用コン
デンサの装着部の断面図を示したものである。雑音防止
用コンデンサ20は、コンデンサ素子20a,コンデン
サ素子20aに電気的に接続されたコンデンサ端子20
b,20c,コンデンサケース20d,コンデンサ素子
20aをコンデンサケース20dに固定する充填樹脂2
0eから構成されている。エンドフレーム14の内側に
装着された整流装置18は、図示されていない複数個の
ダイオード18a,ダイオードを保持,冷却する冷却フ
ィン18bから構成されており、(+)側冷却フィン1
8bには、出力端子ボルト21が図示では、ローレット
によって固定されている。出力端子ボルトの固定部の構
造は、出力端子ボルト21に絶縁ブッシュ22を挿入
し、エンドフレーム14を介して絶縁ブッシュ23を挿
入し、ナット24で締め付け固定する構造となってお
り、エンドフレーム14の出力端子固定部の外周には、
コンデンサケース20cより大きく空隙部が設けられて
いる。雑音防止用コンデンサ20は、エンドフレーム1
4に設けられた空隙部14aに、エンドフレーム14の
外側から挿入され、コンデンサの一方の端子20bは、
エンドフレーム14の内側で(+)側冷却フィン18b
に電気的に接続され、コンデンサのもう一方の端子20
cは、エンドフレーム14の外側でエンドフレーム14
と電気的に接続されている。コンデンサ20が発電機に
装着された後は、コンデンサケース20dは、エンドフレ
ームの外壁の一部を兼ねる構造となっている。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、発電機の雑音防止用コ
ンデンサの装着方法を、エンドフレームの外壁の一部
に、コンデンサケースより大きい空隙部を設け、コンデ
ンサを、エンドフレームに設けられた空隙部にエンドフ
レームの外側から発電機に装着し、コンデンサの(+)
側端子をエンドフレームの内側で、出力端子と同電位の
箇所に電気的に接続し、コンデンサの(−)側端子をエ
ンドフレームの外側でエンドフレームに電気的に接続す
ることにより、コンデンサはエンドフレームの外壁部と
同一径上に装着されることになり、エンドフレームの内
側には入らない構造となるため、コンデンサの容量増加
に伴うコンデンサの大型化による発電機の内部部品の配
置上の制約を排除することが可能となる。また、コンデ
ンサケースでエンドフレームの外壁の一部を兼ねること
により、コンデンサ装着後に、エンドフレームの外側か
ら、泥,水,異物等の侵入を防ぐカバーの装着をする必
要が無く、部品数の低減の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した車両用交流発電機の断面図。
【図2】本発明を適用した車両用交流発電機のコンデン
サ固定部の断面図。
【図3】本発明を適用した車両用交流発電機のコンデン
サ固定部の斜視図。
【符号の説明】
14…エンドフレーム、18b…冷却フィン、20…コ
ンデンサ、20a…コンデンサ素子、20b,20c…
コンデンサ端子、20d…コンデンサケース、20e…
充填樹脂、21…出力端子ボルト、22,23…絶縁ブ
ッシュ、24…ナット。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンデンサケースと、コンデンサ素子と、
    前記コンデンサ素子に電気的に接続されたコンデンサ端
    子で構成された雑音防止用のコンデンサと、発電機のハ
    ウジングを構成する略椀状のエンドフレームと、前記発
    電機の出力電流を全波整流する複数個のダイオードと、
    前記ダイオードを保持し冷却する冷却フィンと、全波整
    流された出力電流を前記発電機から取り出す出力端子
    と、前記出力端子と前記エンドフレームを電気的に絶縁
    する絶縁ブッシュを備えた車両用交流発電機において、
    前記エンドフレームの外壁の一部には、前記コンデンサ
    ケースより大きい空隙部を設けられており、前記コンデ
    ンサは、前記エンドフレームに設けられた空隙部に前記
    エンドフレームの外側から発電機に装着され、前記コン
    デンサの(+)側端子は前記エンドフレームの内側で、
    出力端子と同電位の箇所に電気的に接続され、前記コン
    デンサの(−)側端子は前記エンドフレームの外側で前
    記エンドフレームに電気的に接続されたことを特徴とす
    る車両用交流発電機。
  2. 【請求項2】前記発電機に前記コンデンサを装着後は、
    前記コンデンサを構成する前記コンデンサケースが、前
    記発電機の前記エンドフレームの壁面の一部を兼ねてい
    る請求項1に記載の車両用交流発電機。
JP7221419A 1995-08-30 1995-08-30 車両用交流発電機 Pending JPH0970159A (ja)

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JP7221419A JPH0970159A (ja) 1995-08-30 1995-08-30 車両用交流発電機

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JPH0970159A true JPH0970159A (ja) 1997-03-11

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ID=16766451

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JP7221419A Pending JPH0970159A (ja) 1995-08-30 1995-08-30 車両用交流発電機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030056767A (ko) * 2001-12-28 2003-07-04 발레오만도전장시스템스코리아 주식회사 차량용 발전기의 출력단자 조립구조

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KR20030056767A (ko) * 2001-12-28 2003-07-04 발레오만도전장시스템스코리아 주식회사 차량용 발전기의 출력단자 조립구조

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