JPH0969780A - アナログ・ディジタル変換器 - Google Patents

アナログ・ディジタル変換器

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JPH0969780A
JPH0969780A JP22539495A JP22539495A JPH0969780A JP H0969780 A JPH0969780 A JP H0969780A JP 22539495 A JP22539495 A JP 22539495A JP 22539495 A JP22539495 A JP 22539495A JP H0969780 A JPH0969780 A JP H0969780A
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JP
Japan
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bit
circuit
output
circuits
switch elements
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JP22539495A
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English (en)
Inventor
Haruo Kobayashi
春夫 小林
Tsutomu Tobari
勉 戸張
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TERA TEC KK
Original Assignee
TERA TEC KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各ビット間で等しい速度のA/D変換を行
う。 【解決手段】 複数のスイッチ素子の出力をそれぞれ入
力としてその最大値を検出する最大値検出回路を設け
る。スイッチ素子の出力負荷回路を隣接する二組のスイ
ッチ素子毎に共通に設ける。 【効果】 低い消費電力および低い電源電圧の折り返し
型A/D変換器を実現することができる。さらに、A/
D変換を高精度化、高速化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアナログ信号をディ
ジタル信号に変換する装置に利用する。本発明はディジ
タルオシロスコープまたはLSIテスタに利用するに適
する。本発明はアナログ・ディジタル変換の高精度化、
高速化および低消費電力化技術に関する。
【0002】
【従来の技術】超高速処理を要求されるアナログ・ディ
ジタル(以下、A/Dと記す)変換器としては、フラッ
シュ(Flash) 型が広く用いられているが、このフラッシ
ュ型A/D変換器は大規模なハードウェア構成となるた
めに消費電力は大きいものになってしまう。そこで近
年、同等以上の高速性を保ちながら小規模なハードウェ
ア構成で、低消費電力の折り返し(Folding) 型あるいは
折り返し/補間(Folding/Interpolation) 型が用いられ
るようになってきた(特願平6−290103号、特願
平7−076038号、いずれも本願出願時に未公
開)。
【0003】この従来例を図9〜図17を参照して説明
する。図9は差動抵抗ストリングのブロック構成図であ
る。図10〜図13は従来例のビット発生回路のブロッ
ク構成図であり、それぞれ図10はMSB(最上位ビッ
ト)発生回路、図11は(MSB−1)発生回路、図1
2は(MSB−2)発生回路、図13はLSB(最下位
ビット)発生回路のブロック構成図である。図14はグ
レイコード(Gray Code) を説明するための図である。図
15はコンパレータ回路のブロック構成図である。図1
6はフリップフロップ回路のブロック構成図である。図
17はその他の従来例の折り返し型A/D変換器のブロ
ック構成図である。図10〜図13に示すような折り返
し型A/D変換器を用いてアナログ・エンコードを行
い、図14に示すようなグレイコードを発生させる。こ
のグレイコードは4ビットである。図10〜図13は、
図9に示した差動抵抗ストリングにより発生されたアナ
ログ信号入力Vin(=Vin+ −Vin- )にしたがう電圧
値を入力とする4ビットA/D変換器の例である。図1
0〜図13において、差動増幅器cmpは図15に示す
ように構成される。また、フリップフロップ回路FFは
図16に示すように構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例で図1
0〜図13に示した回路には以下の問題点がある。例え
ば、図10のMSB発生回路でのg3+、g3-のコモン・
モード電位は、 Vcc−(1/2)・I3 ・R3 であり、ゲインは、 R3 ・I3 /VT である。ここで、VT は熱電圧である。ところが、図1
3のLSB発生回路でのコモン・モード電位は、 Vcc−(9/2)・I0 ・R0 であり、ゲインは、 R0 ・I0 /VT である。したがって、g3+、g3-およびg0+、g0-のコ
モン・モード電位およびゲインはそれぞれ等しくできな
い。これが第一の課題である。
【0005】また、例えば、図13のLSB発生回路の
0+、g0-は、各々8個のトランジスタのコレクタに接
続しているので、この寄生容量のためスピードが遅くな
る。これが第二の課題である。
【0006】この第一および第二の課題により、下位ビ
ットではスピードが遅くなり、また、ビット間のスキュ
ー(遅延差)が大きくなり、A/D変換器の高周波特性
を悪化させる。また、ゲインを各ビット間で一致させよ
うとすると(すなわち、R3・I3 =R2 ・I2 =R0
・I0 )下位ビットになるにしたがい、コモン・コード
電位が下がり、設計が難しくなる。すなわち、高い電源
電圧(大きなVcc−Vee)が必要となり、消費電力が大
きくなる。
【0007】これを解決するために、図17に示すよう
にカスケードに電流バッファを設け、コレクタの寄生容
量の影響を除去し、高速性を確保する回路も提案されて
いるが、電流バッファをカスケードに接続するために高
い電源電圧が必要となり、消費電力が大きくなることは
避けられない。
【0008】本発明は、このような背景に行われたもの
であり、きわめて高速のA/D変換器を提供することを
目的とする。本発明は、きわめて高速であるときに、各
ビット間で等しい速度の処理を行うことができる折り返
し型A/D変換器を提供することを目的とする。本発明
は、高精度かつ高速のA/D変換を行うことができる折
り返し型A/D変換器を提供することを目的とする。本
発明は、低い電源電圧の折り返し型A/D変換器を提供
することを目的とする。本発明は、低い消費電力の折り
返し型A/D変換器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、アナログ入力
端子(Vin)と、このアナログ入力端子の電圧を順次段
階的にシフトさせるレベルシフト回路(LS)と、この
レベルシフト回路の各出力を取込み全体でnビットのグ
レーコードとなるビット信号をそれぞれ発生するn個の
ビット発生回路(B1〜Bn)と、このn個のビット発
生回路の出力が接続されたn個のディジタル出力端子
(OUT1〜OUTn)とを備えたアナログ・ディジタ
ル変換器である。
【0010】ここで、本発明の特徴とするところは、こ
のn個のビット発生回路(B1〜Bn)は、それぞれ前
記レベルシフト回路の出力を制御入力とするスイッチ素
子(SW0〜SW(2n-1 −1))を備え、このスイッ
チ素子は第k(k=1,2,…,n)ビットの回路につ
いては2k-1 個設けられ、このスイッチ素子の出力負荷
回路(R)は隣接する2個ずつのスイッチ素子について
共通に備えられ、この2k-1 個のスイッチ素子の出力最
大値を取出す最大値検出回路(MAX)を各ビット毎に
備えたことにある。
【0011】前記最大値検出回路(MAX)は、前記2
k-1 個のスイッチ素子の出力を交互に取込む二つの論理
和回路(OR1、OR2)と、この二つの論理和回路の
出力をそれぞれ正および負の入力とする差動増幅器とを
含むことが望ましい。
【0012】前記アナログ入力端子は平衡入力形であ
り、前記レベルシフト回路は平衡入力のそれぞれについ
て設けられ、前記スイッチ素子は平衡入力平衡出力形で
あることが望ましい。
【0013】前記出力負荷回路は抵抗器であることが望
ましい。
【0014】本発明は、隣接するスイッチ素子との間に
共通の負荷回路を設け、その共通の負荷回路の複数につ
いて最大値回路を設けるから、グレイコードの下位ビッ
トのビット発生回路でスイッチ素子の数が大きくなって
も、上位ビットのビット発生回路に比べてスイッチ素子
の寄生容量が大きくなることがない。したがって、下位
ビットのスイッチ素子の動作が遅れるようなことを防止
することができる。さらに、隣接するスイッチ素子との
間に共通の出力負荷回路を設け、その共通の出力負荷回
路の複数について最大値回路を設けるから、下位ビット
のスイッチ素子についてその数が大きい場合にもコモン
モード電位は上位ビットのスイッチ素子と同等である。
したがって上記したように下位ビットのスイッチ素子と
上位ビットのスイッチ素子との間でコモンモードの相違
によるスキューが現れることはなくなる。本発明では、
このコモンモードの相違による影響を除くための特別な
付加回路を必要としないから、電源電圧を低く設定する
ことができるとともに、全体の消費電力を小さくするこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の掲載を図1および
図2を参照して説明する。図1は本発明実施例のA/D
変換器の概念図である。図2は本発明実施例のビット発
生回路の概念図である。
【0016】本発明は、アナログ入力端子Vinと、この
アナログ入力端子Vinの電圧を順次段階的にシフトさせ
るレベルシフト回路LSと、このレベルシフト回路LS
の各出力を取込み全体でnビットのグレーコードとなる
ビット信号をそれぞれ発生するn個のビット発生回路B
1〜Bnと、このn個のビット発生回路B1〜Bnの出
力が接続されたn個のディジタル出力端子OUT1〜O
UTnとを備えたアナログ・ディジタル変換器である。
【0017】ここで、本発明の特徴とするところは、こ
のn個のビット発生回路B1〜Bnは、それぞれレベル
シフト回路LSの出力を制御入力とするスイッチ素子S
W0〜SW(2n-1 −1)を備え、このスイッチ素子S
W0〜SW(2n-1 −1)は第k(k=1,2,…,
n)ビットの回路については2k-1 個設けられ、このス
イッチ素子SW0〜SW(2k-1 −1)の出力負荷回路
Rは隣接する2個ずつのスイッチ素子SW0およびSW
1、SW1およびSW2、…、SW(2k-1 −2)およ
びSW(2k-1 −1)について共通に備えられ、この2
n-1 個のスイッチ素子SW0〜SW(2n-1 −1)の出
力最大値を取出す最大値検出回路MAXを各ビット毎に
備えたところにある。
【0018】最大値検出回路MAXは、前記2n-1 個の
スイッチ素子SW0〜SW(2n-1−1)の出力を交互
に取込む二つの論理和回路OR1およびOR2と、この
二つの論理和回路OR1およびOR2の出力をそれぞれ
正および負の入力とする差動増幅器cmpとを含む。
【0019】アナログ入力端子Vinは平衡入力形であ
り、レベルシフト回路LSは平衡入力のそれぞれについ
て設けられ、スイッチ素子SW0〜SW(2n-1 −1)
は平衡入力平衡出力形である。また、前記出力負荷回路
は抵抗器である。
【0020】
【実施例】本発明実施例のA/D変換器のさらに具体的
な構成を図3を参照して説明する。図3は本発明実施例
のA/D変換器のブロック構成図である。図1および図
2に示したレベルシフト回路LSは図9に示した差動抵
抗ストリングであり、図2に示したスイッチ素子SWは
図3に示す差動トランジスタ対T0〜T(2n −1)で
ある。最大値検出回路MAXは、二つの論理和回路OR
1およびOR2により構成される。この論理和回路OR
1およびOR2はトランジスタt1 0〜t1(2n-1
およびt2 0〜t2 (2n-1 −1)を備え、差動トラン
ジスタ対T0〜T(2n −1)の出力がトランジスタt
1 0〜t1 (2n-1 )およびt2 0〜t2 (2n-1
1)のベースにそれぞれ接続され、エミッタが共通に定
電流源I1またはI2に接続されている。
【0021】差動トランジスタ対T0〜T(2n −1)
は、そのコレクタが、抵抗値が等しい抵抗器Rに、隣接
するトランジスタ対T0およびT1、T1およびT2、
…、T(2n −2)およびT(2n −1)について共通
に接続されている。
【0022】次に、本発明実施例の動作を図4〜図8を
参照して説明する。ここでは簡単のために、4ビットの
A/D変換の例を示すが、ビット数の大きいA/D変換
の場合も同様な考え方が適用できる。図4は差動抵抗ス
トリングのブロック構成図である。図5〜図8は本発明
実施例のビット発生回路のブロック構成図であり、それ
ぞれ図5はMSB発生回路、図6は(MSB−1)発生
回路、図7は(MSB−2)発生回路、図8はLSB発
生回路のブロック構成図である。図4の差動抵抗ストリ
ングにおいて、Vin+ 、Vin- はA/D変換の差動入力
であり、Ib はバイアス電流でVi0+ 〜Vi7+ 、Vi0-
〜Vi7- を発生させる。図5〜図8は、Vi0+
i7+ 、Vi0- 〜Vi7- を入力としている。図5は1つ
の差動対からなるMSB発生回路、図6は(MSB−
1)発生回路、図7は(MSB−2)発生回路、図8は
LSB発生回路であり、A/D変換の出力は、G3、G
2、G1、G0となる。ただし、図5のMSB発生回路
については、図10に従来例として示したMSB発生回
路と基本的に等価とみることもできるため、従来例回路
で置き替えることも可能である。
【0023】本発明の特徴としては図3に示したよう
に、差動入力Vin+ 、Vin- を入力する差動抵抗ストリ
ングから発生する電圧Vi0+、Vi1+、…、Vi
(2n −1)+、Vi0−、Vi1−、…、Vi(2n
−1)−を入力とする2n 個(n=0、1、2、…)の
差動トランジスタ対T0〜T(2n −1)に、前述した
ように、隣り合う2個のスイッチ素子に共通に1個の抵
抗器Rを接続する。この抵抗器Rに発生するスイッチ素
子出力をエミッタ回路に定電流源I1およびI2を接続
して構成した最大値検出回路MAXに入力する。最大値
検出回路MAXは2つの論理和回路OR1およびOR2
により構成され、前記スイッチ素子の出力を交互に入力
する。さらに、この二つの論理和回路OR1およびOR
2の出力を差動増幅器cmpに入力し、その出力をフリ
ップフロップ回路FFに入力する。このフリップフロッ
プ回路FFの出力にはグレイコードの(MSB−n)ビ
ット目のディジタル出力が得られる。この回路を各ビッ
ト毎に設けることによりNビットのA/D変換器が構成
できる。
【0024】図5〜図8で差動増幅器cmpは図15に
示すように構成される。また、フリップフロップ回路F
Fは図16に示すように構成される。これにより、図5
〜図8のディジタル信号出力G3〜G0は図14に示し
たようなグレイ・コードとなる。
【0025】図5〜図8において差動トランジスタ対T
0〜T7の抵抗器Rの値は全て等しい値である。また、
差動トランジスタ対T0〜T7の定電流源P0〜P7の
電流値Iの値も全て等しい値である。したがって、各差
動増幅器cmpの入力のコモン・モード電圧は等しく、 Vcc−R・I−Vbe(on) であり、従来例で示したように電源電圧を大きくしなく
てよい。
【0026】また、各ビット発生回路のアナログ部のゲ
インも等しく、 R・I/VT となり、ビット間スキューが小さい。
【0027】さらに、各抵抗負荷Rに接続されているト
ランジスタ対T0〜T7のコレクタは1個または2個な
ので、多数のトランジスタ対を並列的に接続するものと
比較すると、その寄生容量による遅延は小さくなり高速
な動作をすることができるようになる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上位ビットと下位ビットとの間でスイッチ素子の数に応
じて寄生容量が相違するようなことがなくなり、各ビッ
ト間で等しい速度のA/D変換を行うことができる。ま
た、本発明によれば上位ビットと下位ビットとの間でス
キューがなくなるから、高い精度のA/D変換器を得る
ことができる。また、コモンモードの影響を除くための
特別な回路を設ける必要がなくなることから、低い電源
電圧でかつ低い消費電力の折り返し型A/D変換器を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のA/D変換器の概念図。
【図2】本発明実施例のビット発生回路の概念図。
【図3】本発明実施例のA/D変換器のブロック構成
図。
【図4】差動抵抗ストリングのブロック構成図。
【図5】本発明実施例のMSB発生回路のブロック構成
図。
【図6】本発明実施例の(MSB−1)発生回路のブロ
ック構成図。
【図7】本発明実施例の(MSB−2)発生回路のブロ
ック構成図。
【図8】本発明実施例のLSB発生回路のブロック構成
図。
【図9】差動抵抗ストリングのブロック構成図。
【図10】従来例のMSB発生回路のブロック構成図。
【図11】従来例の(MSB−1)発生回路のブロック
構成図。
【図12】従来例の(MSB−2)発生回路のブロック
構成図。
【図13】従来例のLSB発生回路のブロック構成図。
【図14】グレイコードを説明するための図。
【図15】コンパレータ回路のブロック構成図。
【図16】フリップフロップ回路のブロック構成図。
【図17】その他の従来例の折り返し型A/D変換器の
ブロック構成図。
【符号の説明】
B1〜Bn ビット発生回路 cmp 差動増幅器 FF フリップフロップ Vin アナログ入力端子 Ib バイアス電流 LS レベルシフト回路 OUT1〜OUTn ディジタル出力端子 MAX 最大値検出回路 OR1、OR2 論理和回路 I1、I2、P1〜P(2n −1) 定電流源 R 抵抗器 SW0〜SW(2n-1 −1) スイッチ素子 T0〜T(2n −1) トランジスタ対 t1 0〜t1 (2n-1 )、t2 0〜t2 (2n-1 −1)
トランジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ入力端子(Vin)と、このアナ
    ログ入力端子の電圧を順次段階的にシフトさせるレベル
    シフト回路(LS)と、このレベルシフト回路の各出力
    を取込み全体でnビットのグレーコードとなるビット信
    号をそれぞれ発生するn個のビット発生回路(B1〜B
    n)と、このn個のビット発生回路の出力が接続された
    n個のディジタル出力端子(OUT1〜OUTn)とを
    備えたアナログ・ディジタル変換器において、 このn個のビット発生回路(B1〜Bn)は、それぞれ
    前記レベルシフト回路の出力を制御入力とするスイッチ
    素子(SW0〜SW(2n-1 −1))を備え、このスイ
    ッチ素子は第k(k=1,2,…,n)ビットの回路に
    ついては2k-1個設けられ、このスイッチ素子の出力負
    荷回路(R)は隣接する2個ずつのスイッチ素子につい
    て共通に備えられ、この2k-1 個のスイッチ素子の出力
    最大値を取出す最大値検出回路(MAX)を各ビット毎
    に備えたことを特徴とするアナログ・ディジタル変換
    器。
  2. 【請求項2】 前記最大値検出回路(MAX)は、前記
    k-1 個のスイッチ素子の出力を交互に取込む二つの論
    理和回路(OR1、OR2)と、この二つの論理和回路
    の出力をそれぞれ正および負の入力とする差動増幅器と
    を含む請求項1記載のアナログ・ディジタル変換器。
  3. 【請求項3】 前記アナログ入力端子は平衡入力形であ
    り、前記レベルシフト回路は平衡入力のそれぞれについ
    て設けられ、前記スイッチ素子は平衡入力平衡出力形で
    ある請求項1または2記載のアナログ・ディジタル変換
    器。
  4. 【請求項4】 前記出力負荷回路は抵抗器である請求項
    1記載のアナログ・ディジタル変換器。
JP22539495A 1995-09-01 1995-09-01 アナログ・ディジタル変換器 Pending JPH0969780A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011517198A (ja) * 2008-04-04 2011-05-26 ウードゥヴェ セミコンダクターズ 基本セルの数を削減することにより改良された信号折り返し構造を有する高速アナログ−デジタル変換器

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JP2011517198A (ja) * 2008-04-04 2011-05-26 ウードゥヴェ セミコンダクターズ 基本セルの数を削減することにより改良された信号折り返し構造を有する高速アナログ−デジタル変換器

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