JPH0969176A - 硬貨取扱装置 - Google Patents

硬貨取扱装置

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JPH0969176A
JPH0969176A JP7223344A JP22334495A JPH0969176A JP H0969176 A JPH0969176 A JP H0969176A JP 7223344 A JP7223344 A JP 7223344A JP 22334495 A JP22334495 A JP 22334495A JP H0969176 A JPH0969176 A JP H0969176A
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JP
Japan
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coin
coins
hopper
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detection sensor
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JP7223344A
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English (en)
Inventor
Seiichi Koiwa
誠一 小岩
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置内部に収納されている硬貨の枚数を把握
できる硬貨取扱装置を提供する。 【構成】 硬貨ホッパ17の手前に、外部から硬貨8を
収納することが可能な硬貨箱18を設ける。硬貨箱18
には扉19を設け、開かれると硬貨8を搬送路15aに
排出する。硬貨ホッパ17に続けて、硬貨8の通過を検
知する硬貨検知センサ22を設け、この硬貨検知センサ
22を介して、硬貨8の枚数を計数する制御部29を設
ける。硬貨検知センサ22よりも搬送路15a後方から
硬貨箱18まで、硬貨リフト23でつなげる。そして、
この硬貨リフト23により、硬貨検知センサ22を通過
した硬貨8を再び硬貨箱18まで戻す。制御部29は、
硬貨箱18に投入された硬貨8の枚数と、入金及び出金
された硬貨8の枚数とから、硬貨ホッパ17に収納され
ている硬貨8の枚数を計数し、計数された硬貨8の枚数
を液晶表示画面27に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技場等に設置される
両替機等の硬貨取扱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技場等に設置される両替機にお
いては、両替機使用前、すなわち業務開始前に管理者が
両替機内部に、その日に使用する硬貨及び紙幣をまとめ
て投入する。そしてその後、顧客との取引(業務)が開
始される。
【0003】顧客が例えば1000円札を紙幣挿入口か
ら両替機内部に入金すると、金額表示画面にその金額が
表示され、両替機はその金額に応じた硬貨、例えば50
0円硬貨2枚を硬貨取り出し口から出金する。
【0004】一方、顧客が例えば500円硬貨2枚を逆
両替用硬貨挿入口部から両替機内部に入金すると、金額
表示画面にその金額が表示され、両替機はその金額に応
じた紙幣、例えば1000円札1枚を紙幣取り出し口か
ら出金する。
【0005】業務中の紙幣及び硬貨の投入・排出枚数
(入出金枚数)は、制御部により計数され、LCD(液
晶表示画面)に表示されるので、管理者は、その表示を
見れば、取引金額を把握することが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の両替機にお
いては、管理者は、業務中に入金された硬貨枚数と出金
された硬貨枚数を液晶表示画面を見れば知ることができ
る。しかし、業務開始前に装置に収納された硬貨の枚数
は、制御部は計数していないので、管理者は、業務中及
び業務終了後に、装置内部に収納されている硬貨の枚
数、すなわち、両替機に収納されている硬貨の金額を知
ることは不可能であった。
【0007】それ故、業務終了後に、管理者が両替機に
収納されている硬貨の枚数を数えなければならず、手間
がかかっていた。
【0008】業務開始前に、両替機に収納する硬貨の枚
数が分かれば、業務終了時に、液晶表示画面に表示され
た硬貨の入出金枚数から、両替機に収納されている硬貨
の枚数を計算することが可能である。しかし、業務開始
前に、収納する硬貨の枚数を管理者が計数しなければな
らないので、この方法でも、手間がかかってしまうとい
う問題点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明で設けた解決手段は、入金された硬貨は硬貨ホ
ッパに収納し、出金時には、硬貨ホッパから硬貨を繰り
出して排出する硬貨取扱装置において、硬貨ホッパに続
けて設けられ、硬貨ホッパから繰り出された硬貨の通過
を検知する硬貨検知センサと、硬貨検知センサでの硬貨
の検知を開始する際に操作される開始スイッチと、硬貨
検知センサ通過後の硬貨を再び硬貨ホッパに戻す通路
と、通路に設けられ、硬貨検知センサ通過後の硬貨を一
時保留する一時保留部と、硬貨検知センサを通過し、計
数された硬貨の枚数を記憶しておく記憶部と、開始スイ
ッチが操作されると、硬貨ホッパに収納されている硬貨
を繰り出し、枚数を硬貨検知センサを介して計数し、計
数した枚数を記憶部に記憶し、計数後の硬貨を通路によ
り一時保留部まで搬送し、全ての硬貨が一時保留部に搬
送された後、硬貨を硬貨ホッパに再び収納するよう制御
する制御部とを設けたものである。
【0010】
【作用】管理者により、開始スイッチが操作されると、
制御部は、硬貨ホッパに収納されている硬貨を繰り出
す。すると、硬貨ホッパから繰り出された硬貨の通過
が、硬貨検知センサにより検知される。硬貨検知センサ
を通過した硬貨は、通路を介して一時保留部に搬送さ
れ、そこで一時保留される。そして、全ての硬貨が硬貨
検知センサを通過したら、制御部は、硬貨を再び硬貨ホ
ッパに戻す。
【0011】それと共に制御部は、硬貨検知センサを通
過した硬貨の枚数を計数し、記憶部に記憶しておく。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照しながら
説明する。なお、各図面に共通な要素には同一の符号を
付す。図1は本発明に係る一実施例の両替機の構造を示
す説明図、図2は一実施例の両替機を示す斜視図であ
る。図1、図2において、両替機1には、紙幣7が入金
される際に挿入される紙幣挿入口2及び硬貨8が入金さ
れる際に投入される逆両替用硬貨挿入口3と、両替後の
紙幣7が出金される際に排出される紙幣取り出し口4及
び硬貨8が出金される際に排出される硬貨取り出し口5
とが形成されている。
【0013】図1において、両替機1には、紙幣挿入口
2に続いて紙幣7が搬送される搬送路6が形成されてお
り、この搬送路6に沿って、挿入された紙幣7の通過及
び真偽を鑑別する紙幣認識部9が設けられている。搬送
路6には更に、この紙幣鑑別部9で、真券であると鑑別
された紙幣7を収納する紙幣入金箱10が設けられてい
る。
【0014】両替機1にはまた、顧客への出金用の紙幣
7を収納している紙幣出金箱11が設けれており、紙幣
出金庫11に続いて紙幣取り出し口4まで紙幣7が搬送
される搬送路12が形成されている。この搬送路12に
沿って、紙幣出金モ−タ13が設けられており、紙幣出
金モ−タ13により、紙幣出金箱11内の紙幣7は1枚
ずつ分離され、搬送路12に繰り出される。搬送路12
にはまた、分離された紙幣7の通過を検知する紙幣検知
センサ14が設けられており、この紙幣検知センサ14
の検知結果により、後述する制御部29で、紙幣7の通
過枚数が計数される。
【0015】両替機1には更に、逆両替硬貨挿入口3に
続いて硬貨8が搬送される搬送路15が形成されてお
り、この搬送路15に沿って、挿入された硬貨8の通過
及び真偽を鑑別する硬貨認識部16が設けられている。
硬貨認識部16を境として、搬送路15は、搬送路15
aと搬送路15bとに分岐しており、搬送路15aと搬
送路15bは硬貨取り出し口5まで形成されている。な
お、硬貨認識部16で「真」であると鑑別された硬貨8
は搬送路15aを搬送され、「偽」であると鑑別された
硬貨8は搬送路15bを搬送される。
【0016】搬送路15aに沿って、硬貨箱18が設け
られている。この硬貨箱18には図示せぬカバ−を開く
ことにより、外部から硬貨8を収納することが可能であ
る。この硬貨箱18が設けられていることにより、逆両
替硬貨挿入口3から挿入するよりも、管理者は、業務開
始前にまとめて硬貨8を両替機1内部に投入することが
可能である。また、この硬貨箱18は、後述する硬貨検
知センサ22で硬貨8の通過枚数の検知を行う際に、1
度硬貨検知センサ22を通過した硬貨8が再び、硬貨検
知センサ22を通過することを防止するための一時保留
部となっている。
【0017】硬貨箱18には、硬貨取り出し口5方向
に、扉19が設けられており、この扉19は、扉開閉モ
−タ20により開閉され、開かれることにより、硬貨8
が搬送路5aに排出される。扉19よりも硬貨取り出し
口5方向の搬送路15aに沿って、「真」であると鑑別
された硬貨8を収納する硬貨ホッパ17が設けられてい
る。そして、扉19が開かれた状態では、硬貨箱18に
搬送されてきた硬貨8は、硬貨ホッパ17に移行する。
搬送路15aに沿って更に、硬貨出金モ−タ21が設け
られており、硬貨出金モ−タ21により、硬貨ホッパ1
7内の硬貨8は1枚ずつ搬送路15aにかき出される。
硬貨ホッパ17に続けて、かき出された硬貨8の通過を
検知する硬貨検知センサ22が設けられており、この硬
貨検知センサ22により、硬貨8が通過したことが検知
され、その検知結果により、後述する制御部29が、硬
貨8の枚数を計数する。
【0018】硬貨検知センサ22と硬貨取り出し口5と
の間の搬送路15aの一部は、硬貨リフト23の挿入口
23aを形成するために一部切り欠かれている。この硬
貨リフト23は、排出口23bが硬貨箱18までつなが
っている。すなわち、この硬貨リフト23により、硬貨
検知センサ22を通過した硬貨8が再び硬貨箱18まで
戻ることが可能である。
【0019】この硬貨リフト23は、硬貨8をひっ掛け
る図示せぬ爪を備えたベルトと、この爪を備えたベルト
を回転させる図示せぬモ−タとから構成される。そし
て、搬送路15aに沿って設けられたソレノイド24に
よりブレ−ド25を回動させて、硬貨検知センサ22を
通過した硬貨8を、硬貨取り出し口5へと搬送するか、
または硬貨リフト23へ搬送するかの切り替えが行われ
る。
【0020】両替機1には更に、投入された紙幣7及び
硬貨8の金額を顧客に知らせる図1に示す金額表示画面
26と、両替機1内部の紙幣7及び硬貨8の枚数を表示
して、管理者に知らせる表示部としての液晶表示画面2
7とが設けられている。両替機1にはまた、管理者が業
務開始前に硬貨8を硬貨箱18に投入した後に、投入さ
れた硬貨8の枚数を計数することを後述する制御部29
に伝えるための開始スイッチ30が設けられている。
【0021】次に上記構成における両替機1の制御系に
ついて説明する。図3は一実施例の制御系を示すブロッ
ク図である。
【0022】両替機1には制御部29が設けられてお
り、この制御部29には、紙幣認識部9及び硬貨認識部
16が接続されており、紙幣認識部9及び硬貨認識部1
6の検知結果により、制御部29は、紙幣7及び硬貨8
の真偽を判断したり、また、紙幣7及び硬貨8の枚数を
計数する。
【0023】制御部29にはまた、紙幣検知センサ14
及び硬貨検知センサ22が接続されており、紙幣検知セ
ンサ14及び硬貨検知センサ22は、紙幣7及び硬貨8
の通過を電気的パルスに変換して制御部29に通知す
る。制御部29は、受信した電気的パルスから枚数を計
数する。
【0024】制御部29には更に、紙幣出金モ−タ13
及び硬貨出金モ−タ21が接続されており、前記計数さ
れた紙幣7及び硬貨8の枚数に応じて、所定時間駆動す
る。すなわち、制御部29は、出金時に紙幣出金モ−タ
13あるいは硬貨出金モ−タ21を駆動するが、この駆
動時間は、入金された紙幣7あるいは硬貨8の金額と出
金された硬貨8あるいは紙幣7の金額が一致した時点ま
でである。
【0025】制御部29にはまた、扉開閉モ−タ20が
接続されており、業務開始前に閉じた状態になっている
扉19を、硬貨8が両替機1内部に投入され、開始スイ
ッチ30が押下された後、駆動して開く。制御部29に
は更に、ソレノイド24が接続されており、硬貨箱18
から排出された硬貨8を再び硬貨箱18に戻したい際
に、駆動して、ブレ−ド25の切り替えを行う。
【0026】制御部29には、開始スイッチ30が接続
されており、この開始スイッチ30が押下され、オン状
態となることにより、制御部29は硬貨8の計数を開始
する。制御部29にはまた、記憶部としてのRAM28
が接続されており、計数した硬貨8の枚数をRAM28
に記憶しておく。制御部29には更に、金額表示画面2
6、液晶表示画面27が接続されており、計数した硬貨
8の枚数及び金額を表示させる。以上のように、制御部
29に接続された部材は、制御部29によって動作が管
理されている。
【0027】次に上記構成による両替機1の業務開始前
の動作について説明する。
【0028】図1、図2において、管理者が、図示せぬ
カバ−を開けて、硬貨箱18に硬貨8をまとめて投入し
て収納し、カバ−を閉じ、開始スイッチ30を押下す
る。すると、制御部29がこれを検知し、扉開閉モ−タ
20を駆動し、硬貨箱18に収納されている硬貨8を搬
送路15aに排出し、硬貨ホッパ17に落とす。次に、
制御部29は、一定時間経過後、扉開閉モ−タ20を駆
動して、扉19を閉じる。以上の動作により、硬貨箱1
8に収納された硬貨8は全て硬貨ホッパ17に移動す
る。
【0029】次に制御部29は、ソレノイド24を駆動
し、ブレ−ド25を回動し、通路を硬貨リフト23側に
した後、硬貨出金モ−タ21を駆動して、硬貨ホッパ1
7から硬貨8を全て搬送路15aにかき出す。その際、
硬貨検知センサ22が硬貨8の通過を検知する。そし
て、この検知結果により、制御部29は、硬貨8の枚数
を計数する。一定時間経過し、硬貨検知センサ22が硬
貨8を検知しなくなったら、硬貨8が全て搬送路15a
に排出されたとし、硬貨出金モ−タ21の駆動を停止す
る。そして、制御部29は、計数した硬貨8の枚数をカ
ウント数としてRAM28に記憶すると同時に、液晶表
示画面27に、最初に収納された硬貨8の枚数として、
そのカウント数を表示する。
【0030】硬貨ホッパ17からかき出された硬貨8
は、図示せぬ機構により回転している硬貨リフト23の
爪に引っ掛かり、上昇することが可能となり、硬貨箱1
8に再び搬送される。ここで、扉19は閉じられた状態
となっているので、硬貨検知センサ22を1度通過した
硬貨8は全て硬貨箱18に収納される。
【0031】次に制御部29は、全ての硬貨8が硬貨箱
18に戻ってきたことを検知すると、硬貨箱18の扉1
9を扉開閉モ−タ20により開き、硬貨箱18に収納さ
れている硬貨8を硬貨ホッパ17に落とす。そして、ソ
レノイド24を駆動し、ブレ−ド25を回動させて、通
路を硬貨取り出し口5側にする。そして、通常の業務に
入る。業務中は、扉19は開いたままであり、通路15
も硬貨取り出し口5側になっている。
【0032】次に業務中の両替動作について説明する。
まず、紙幣7を硬貨8に両替する際の動作について説明
する。
【0033】図1において、顧客が紙幣挿入口2から入
金紙幣として1000円札を1枚両替機1内部に挿入す
ると、紙幣認識部9が入金された紙幣7の真偽鑑別及び
通過の検知を行う。なお、ここで紙幣7が偽物であると
判断すると、紙幣7は紙幣挿入口2に返却される。
【0034】紙幣認識部9から金額を通知された制御部
29は、硬貨出金モ−タ21を駆動して、硬貨ホッパ1
7に収納されている硬貨8を1枚ずつかき出す。かき出
された硬貨8は硬貨検知センサ22を介して制御部29
により1枚ずつ計数される。制御部29は、挿入された
紙幣7の金額とかき出された硬貨8の金額とが一致した
時点で、硬貨排出モ−タ21の駆動を停止する。かき出
された硬貨8は硬貨取り出し口5へ搬送され、出金硬貨
として顧客へ渡される。
【0035】一方、顧客が逆両替硬貨挿入口3から硬貨
8を複数枚、入金硬貨として両替機1内部に投入する
と、硬貨認識部16が入金された硬貨8の真偽鑑別及び
通過の検知を行う。なお、ここで硬貨8が偽物であると
判断すると、硬貨8は搬送路15bから硬貨取り出し口
5に排出され、顧客に返却される。硬貨認識部16で
「真」であると鑑別された硬貨8は、制御部29に金額
が通知されると共に、硬貨ホッパ17に収納される。硬
貨認識部16から金額を通知された制御部29は、紙幣
出金モ−タ13を駆動して、紙幣出金箱11に収納され
ている紙幣7を1枚ずつ分離し、搬送路12に繰り出
す。繰り出された紙幣7は紙幣検知センサ14を介して
制御部29により1枚ずつ計数される。制御部29は、
投入された硬貨8の金額と繰り出された紙幣7の金額と
が一致した時点で、紙幣出金モ−タ13の駆動を停止す
る。繰り出された紙幣7は紙幣取り出し口4へ搬送さ
れ、出金紙幣として顧客へ渡される。
【0036】業務中に硬貨8の投入が行われると、制御
部29がその枚数をRAM28のカウント数に加算する
と同時に、液晶表示画面27の表示を更新する。また、
業務中に硬貨8の出金があった場合には、制御部29が
その枚数をRAM28のカウント数から減算すると同時
に、液晶表示画面27の表示を更新する。
【0037】以上本実施例においては、常に両替機1内
部に収納されている硬貨8の枚数を常に把握することが
可能なので、両替機1内部に収納されている硬貨8の枚
数を管理者が数える必要がない。従って、管理者の手間
が省ける。また、管理者が数えるよりも、正確に硬貨8
の枚数を計数することが可能である。
【0038】なお、硬貨リフト23の途中に一時保留部
として硬貨箱を設け、業務開始前に管理者が硬貨8を両
替機1内部に投入する際に、硬貨ホッパ17に投入し、
硬貨の計数を行うようにしてもよい。
【0039】本実施例は両替機1について説明したが、
現金自動取引装置等硬貨を扱うあらゆる装置に応用する
ことが可能である。また、液晶表示画面27に表示する
のは、硬貨8の枚数だけではなく、金額も表示してよ
い。更に、表示手段も、液晶表示画面27に限らず、7
セグメント、CRTに表示したり、プリンタで出力する
ことも可能である。本実施例においては、逆両替機能を
有する両替機1で説明したが、逆両替機能のない両替機
であっても、硬貨8を使用するものであれば、応用する
ことが可能である。
【0040】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載される効果を奏する。硬貨ホッパ
に続けて設けられ、硬貨ホッパから繰り出された硬貨の
通過を検知する硬貨検知センサと、硬貨検知センサでの
硬貨の検知を開始する際に操作される開始スイッチと、
硬貨検知センサ通過後の硬貨を再び硬貨ホッパに戻す通
路と、通路に設けられ、硬貨検知センサ通過後の硬貨を
一時保留する一時保留部と、硬貨検知センサを通過し、
計数された硬貨の枚数を記憶しておく記憶部と、開始ス
イッチが操作されると、硬貨ホッパに収納されている硬
貨を繰り出し、枚数を硬貨検知センサを介して計数し、
計数した枚数を記憶部に記憶し、計数後の硬貨を通路に
より一時保留部まで搬送し、全ての硬貨が一時保留部に
搬送された後、硬貨を硬貨ホッパに再び収納するよう制
御する制御部とを設けたことにより、硬貨ホッパに収納
された硬貨の枚数を把握することが可能なので、硬貨ホ
ッパに収納された硬貨の枚数を管理者が数える必要がな
い。従って、管理者の手間が省ける。また、管理者が数
えるよりも、正確に硬貨の枚数を計数することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の両替機の構造を示す説
明図である。
【図2】一実施例の両替機を示す斜視図である。
【図3】一実施例の制御系を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 両替機 8 硬貨 17 硬貨ホッパ 18 硬貨箱 19 扉 22 硬貨検知センサ 23 硬貨リフト 27 液晶表示画面 28 RAM 29 制御部 30 開始スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入金された硬貨は硬貨ホッパに収納し、
    出金時には、硬貨ホッパから硬貨を繰り出して排出する
    硬貨取扱装置において、 硬貨ホッパに続けて設けられ、硬貨ホッパから繰り出さ
    れた硬貨の通過を検知する硬貨検知センサと、 硬貨検知センサでの硬貨の検知を開始する際に操作され
    る開始スイッチと、 硬貨検知センサ通過後の硬貨を再び硬貨ホッパに戻す通
    路と、 通路に設けられ、硬貨検知センサ通過後の硬貨を一時保
    留する一時保留部と、 硬貨検知センサを通過し、計数された硬貨の枚数を記憶
    しておく記憶部と、 開始スイッチが操作されると、硬貨ホッパに収納されて
    いる硬貨を繰り出し、枚数を硬貨検知センサを介して計
    数し、計数した枚数を記憶部に記憶し、計数後の硬貨を
    通路により一時保留部まで搬送し、全ての硬貨が一時保
    留部に搬送された後、硬貨を硬貨ホッパに再び収納する
    よう制御する制御部とを設けたことを特徴とする硬貨取
    扱装置。
  2. 【請求項2】 上記一時保留部を、上記硬貨ホッパの硬
    貨搬送方向上流で前記通路に接続して設け、硬貨ホッパ
    に収納する前の硬貨が投入される硬貨箱とし、 開始スイッチが操作されると、硬貨箱に収納されている
    硬貨を硬貨ホッパに移動させる手段を有することを特徴
    とする請求項1記載の硬貨取扱装置。
  3. 【請求項3】 制御部により計数された、硬貨ホッパに
    収納されている硬貨の枚数を表示する表示部を設け、 上記制御部は、上記記憶部に記憶されている計数結果
    と、入金及び出金された硬貨の枚数とから、硬貨ホッパ
    に収納されている硬貨の枚数を計数し、表示部に表示す
    ることを特徴とする請求項1記載の硬貨取扱装置。
JP7223344A 1995-08-31 1995-08-31 硬貨取扱装置 Withdrawn JPH0969176A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102222385A (zh) * 2011-07-28 2011-10-19 南通远控自动化技术有限公司 一种募捐箱

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102222385A (zh) * 2011-07-28 2011-10-19 南通远控自动化技术有限公司 一种募捐箱

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