JPH0969047A - Risc型マイクロプロセッサおよび情報処理装置 - Google Patents

Risc型マイクロプロセッサおよび情報処理装置

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JPH0969047A
JPH0969047A JP7225036A JP22503695A JPH0969047A JP H0969047 A JPH0969047 A JP H0969047A JP 7225036 A JP7225036 A JP 7225036A JP 22503695 A JP22503695 A JP 22503695A JP H0969047 A JPH0969047 A JP H0969047A
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risc
interrupt
processing
type microprocessor
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Masaru Goto
後藤  勝
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 RISC型マイクロプロセッサにおいて、高
速な割り込み処理と数値演算処理を行うことができるよ
うにする。 【解決手段】 汎用レジスタ11は16ビット固定長の
命令を記憶し、バイパス回路12は比較命令の結果を迅
速に次の条件分岐命令実行時に提供する。ALU13は
論理演算処理等を行い、高速乗算器/高速除算器14は
高速に数値演算を行う。アドレス計算部15はアドレス
計算を行い、命令デコーダ/パイプライン制御部16
は、命令のデコードとパイプライン制御を行う。専用コ
ントロールレジスタ17はインタラプトスタックポイン
タなどとして使用され、割り込みコントローラ18によ
って多重の割り込み処理が実行される。コプロセッサバ
ス7は、データバス9とは独立して設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、RISC型マイク
ロプロセッサおよび情報処理装置に関し、特に、従来の
1チップマイコンにRISCテクノロジを導入すること
により、割り込み処理や数値演算を高速に実行できるよ
うにしたRISC型マイクロプロセッサおよび情報処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のRISC(Reduced Instruction
Set Computer)は、WS(Work Station)などのコンピ
ュータのエンジンとして、演算速度の高速性のみを追求
して発展してきた。また、その命令長は通常32ビット
固定長である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来のRI
SCを用いて1チップ化された1チップマイコン(マイ
クロコンピュータ)においては、コード効率が悪く、割
り込み処理は別チップにおいて処理されるため、通常、
割り込み処理のスピードが遅い課題があった。一方、従
来の1チップマイコンにおいては、高速演算が不可能で
あった。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、1チップマイコンにRISCテクノロジを
取り入れ、高速な割り込み処理を可能にするとともに、
高速な数値演算をも可能にするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のRIS
C型マイクロプロセッサは、所定の固定長の命令をデコ
ードするデコード手段を備えることを特徴とする。
【0006】請求項6に記載のRISC型マイクロプロ
セッサは、複数の割り込みがあったとき、割り込みに対
応する処理をそれぞれ所定の時間ずつ巡回的に実行する
第1のモードと、割り込みに対応する処理を逐次実行す
る第2のモードのいずれかのモードを指定するモード指
定手段と、モード指定手段により指定されたモードに従
って、割り込み処理を制御する割り込み制御手段とを備
えることを特徴とする。
【0007】請求項8に記載のRISC型マイクロプロ
セッサは、RISC型マイクロプロセッサのデータバス
とは独立して、コプロセッサが専用に使用し、データの
伝送を行う伝送手段を備えることを特徴とする。
【0008】請求項9に記載の情報処理装置は、GPS
衛星からの電波を受信する受信装置と、受信装置により
受信された電波に対応する信号を処理するRISC型マ
イクロプロセッサが1チップ化されていることを特徴と
する。
【0009】請求項1に記載のRISC型マイクロプロ
セッサにおいては、デコード手段により、所定の固定長
の命令がデコードされる。従って、命令のデコード処理
を高速化することができる。
【0010】請求項6に記載のRISC型マイクロプロ
セッサにおいては、モード指定手段により、複数の割り
込みがあったとき、割り込みに対応する処理をそれぞれ
所定の時間ずつ巡回的に実行する第1のモードと、割り
込みに対応する処理を逐次実行する第2のモードのいず
れかのモードが指定され、このモードに従って、割り込
み制御手段により割り込み処理が制御される。従って、
効率よく割り込み処理を実行させることができる。
【0011】請求項8に記載のRISC型マイクロプロ
セッサにおいては、RISC型マイクロプロセッサのデ
ータバスとは独立して、コプロセッサが専用に使用し、
データの伝送を行う伝送手段が設けられる。従って、コ
プロセッサは、RISC型マイクロプロセッサとは独立
してデータ伝送を行うことができる。
【0012】請求項9に記載の情報処理装置において
は、GPS衛星からの電波を受信する受信装置と、受信
装置により受信された電波に対応する信号を処理するR
ISC型マイクロプロセッサが1チップ化されている。
従って、装置を小型化することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のRISC型マイ
クロプロセッサを応用した1チップマイコン(マイクロ
コンピュータ)の一実施例の構成を示している。1チッ
プマイコンを構成するRISC(Reduced Instruction
Set Computer)1には、8本の外部割り込み(Interrup
t)と、ノンマスカブルの割り込みnmi(Non Maskable
Interrupt)およびpmi(Power Management Interru
pt)が入力可能にされている。さらに、外部からリセッ
ト(Reset)信号とクロック信号(Clock)が入力される
ようになされている。
【0014】RISC1は、リセット信号が入力される
と、IPL(Initial Program Loader)−ROM3に格
納されているプログラムを実行する。このプログラムが
実行されると、コプロセッサ(Co_pro)2のレジスタを
通して、メモリコントローラ(Memory Controller)5
が起動され、コードバッファ(Code buffer)4および
データバッファ(Data buffer)5、および図示せぬメ
インメモリに、図示せぬ補助記憶装置からオペレーティ
ングシステムがロードされるようになされている。
【0015】図2は、図1に示したRISC1の内部の
詳細な構成例を示している。汎用レジスタ11は、32
本の16ビット固定長のレジスタにより構成されてい
る。バイパス回路12(情報提供手段)は、比較命令が
実行されたときの結果に対応するフラグ情報を、次の条
件分岐命令で即使用可能にするようになされている。
【0016】ALU(Arithmetic and Logic Unit)は
バレルシフタ等で構成され、所定の論理演算や数値演算
を行うようになされている。高速乗算器/高速除算器1
4は、例えば、16ビットのデータと16ビットのデー
タの乗算処理を1サイクルで実行し、32ビットのデー
タの16ビットのデータによる除算処理を13サイクル
で実行し、16ビットのデータの16ビットのデータに
よる除算処理を8サイクルで実行するようになされてい
る。
【0017】アドレス計算部15は、プログラムカウン
タなどにより、アドレス計算を行う。命令デコーダ/パ
イプライン制御部16(デコード手段)は、メモリから
読み出した例えば16ビット固定長の命令を解読し、5
段のパイプラインによってパイプライン処理を行うよう
になされている。
【0018】専用コントロールレジスタ17(モード指
定手段)は、11本の16ビット長のレジスタからな
り、ステータス情報(フラグ情報)や割り込み制御情報
などを記憶する。割り込みコントローラ18(割り込み
制御手段)は、専用コントロールレジスタ17に記憶さ
れた割り込み制御情報に基づいて、割り込み処理をコン
トロールするようになされている。リセット/クロック
制御部19は、リセット信号とクロック信号を発生し、
各部に供給するようになされている。
【0019】図3は、図1に示した1チップマイコンの
レジスタマップを示している。この場合、2つのコプロ
セッサ(COP0,COP1)が拡張されたものとす
る。RISC(CPU)1は32個の汎用レジスタを有
しており、第1コプロセッサ(COP0)2の32個の
コントロールレジスタをCPU内部のコントロールレジ
スタとして使用している。すなわち、マッピングしてい
る。そのため、ユーザは、残りの32個のコントロール
レジスタだけを使用することができる。図示せぬ第2コ
プロセッサ(COP1)の場合、ユーザは何の制約もな
く64個のコントロールレジスタを使用することができ
る。
【0020】この汎用レジスタは、特殊な命令以外は、
演算のレジスタとして使用することができる。そのう
ち、レジスタACC(R1)は、即値、ビット処理系の
オペランドとして使用可能である。また、例外として、
レジスタSP(R30)は、例えば「RET」命令実行
時のスタックポインタとして使用される。さらに、レジ
スタISP(R31)は、割り込み処理、例外処理、お
よび「RETI」命令実行時のスタックポインタとして
使用される。これらの汎用レジスタ(レジスタACC、
レジスタSP、およびレジスタISPを含む)の初期値
は不定とされる。
【0021】図3に示したように、第1コプロセッサ
(COP0)2のレジスタG31乃至G0およびC31
乃至C0、第2コプロセッサ(COP1)のレジスタG
31乃至G0およびC31乃至C0の合計128個のコ
プロセッサレジスタを拡張することができる。コプロセ
ッサレジスタ、汎用レジスタ、およびメモリとの間の転
送は命令によって定義されている。
【0022】上記コプロセッサレジスタのうち、第1コ
プロセッサのレジスタC31乃至C0と、第2コプロセ
ッサのレジスタG31乃至G0およびC31乃至C0の
合計96個のコプロセッサレジスタを外部に拡張するこ
とができる。第1コプロセッサのレジスタG31乃至G
0は、CPUのコントロールレジスタとして機能するも
のを11個内蔵している。使用していない21個のレジ
スタは将来の拡張用である。
【0023】SR(Status Register)は、演算結果な
どに対応するフラグを保持する。MCR(Machine Cont
rol Register)は、マシン制御に使用される。例えば、
32ビットの割り算を可能にするか否かを指示するデー
タが設定される。IBR(Interrupt Base register)
には、割り込みベクタテーブルのベースアドレスが設定
される。JBR(Jump Base Register)は、特殊なジャ
ンプ命令が実行され、ブランチするとき使用される。I
CR(Interrupt Control Register)は、割り込みの制
御に用いられ、3重の割り込み許可のスタックを構成し
ている。
【0024】IMR0(Interrupt Mode Register0)
は、外部割り込みモードの制御を行うとき使用される。
例えば、後述する「ラウンドロビン」モードや「フィッ
クス」モードが設定される。IMR1(Interrupt Mode
Register1)は、8本の外部割り込みをグループ分けす
るときなどに使用される。DAB0(Data Address Bre
ak0)には、データバッファのブレークアドレスが設定
される。IAB1(Instruction Address Break1)に
は、命令バッファのブレークアドレスが設定される。I
AB2(Instruction Address Break2)には、命令バッ
ファのブレークアドレスが設定される。XDDD(Exte
nded Divide Divident)には、拡張除算命令の実行時、
32ビットの被除数の上位16ビットがセットされる。
【0025】また、ユーザが拡張可能なオペレーション
コードは、第1コプロセッサ、第2コプロセッサそれぞ
れ30個程あり、アセンブラの「DW」命令により簡単
に実行することができる。また、CPUは、コプロセッ
サを使用していないときの例外処理をサポートしてお
り、コプロセッサのハードウェアをソフトウェアによっ
てエミュレーションすることが可能である。
【0026】図4は、RISC1のアドレス空間の構成
例を示している。このように、インストラクションとデ
ータそれぞれ独立に64キロバイト(KB)使用するこ
とができ、外部コプロセッサとのやりとりには、96ワ
ードの外部レジスタを使用することができる。外部リセ
ットを受け付けると、FF60Hへ分岐し、そこに格納
されている命令を実行する。ベクタアドレスは、2ワー
ド(4バイト)おきに設定され、最初の1ワードにブラ
ンチ(ジャンプ)命令が設定され、後の1ワードはディ
レイスロットであり、「nop(ノーオペレーショ
ン)」命令または他の命令が設定される。
【0027】ベクタアドレスはレジスタIBRの設定値
(上位8ビット)をベースアドレスにしており、256
バイト境界で任意の位置に配置することができる。ベク
タアドレスには分岐先のオフセット値が設定され、この
オフセット値とレジスタIBRに格納されているベース
アドレスに基づいて、例えば、両者の論理和を演算する
ことにより、分岐先のアドレスが決定される。
【0028】図5は、図1に示した1チップマイコンで
使用される命令のフォーマットの例を示す図である。図
5(a)は、MOV命令のフォーマットを示している。
このように、命令長は16ビットの固定長であり、オペ
レーションコード(OP_CODE)と2つのオペランド(SRC
1/DEST1,SRC2)からなる2オペランド方式とされてい
る。このように、命令長を16ビット固定長としたの
で、コード効率を改善することができる。
【0029】図5(b)は、LSI系(即値演算命令)
のフォーマットを示しており、図5(c)は、SHIF
T系(シフト演算命令)のフォーマットを示している。
また、図5(d)は、SYSCALL系(分岐命令)の
フォーマットを示しており、図5(e)は、CFC系
(コプロセッサ転送命令)のフォーマットを示してい
る。さらに、図5(f)は、JMP系(分岐命令)のフ
ォーマットを示しており、図5(g)は、LI系(即値
演算命令)のフォーマットを示している。
【0030】この他に、ビット処理を行う命令があり、
この命令により、例えばビット反転処理等を簡単に行う
ことができる。従って、コントローラとして用いた場
合、効率的に処理を行うことができる。また、上記即値
演算命令は、コード効率をさらに改善するのに役立つ。
【0031】図6は、5段のパイプライン動作と、イン
ストラクションバス8、データバス9、およびコプロセ
ッサバス7(伝送手段)の動作を示している。図1に示
したように、インストラクションバス8、データバス
9、およびコプロセッサバス7は独立のバス構造になっ
ており、入出力も独立になっている。また、各バスは、
外部キャッシュ(バッファ)およびコプロセッサ2のレ
ジスタにより結合されている。
【0032】16ビットバスの場合、独立のバス構造に
してもバス幅は大きくならないので、上述したように、
コプロセッサバス7をデータバス9と分離して、拡張用
コプロセッサの制約をなくすことができる。このよう
に、コプロセッサバス7をデータバス9から分離したこ
とにより、図6に示したように、コプロセッサ2による
ロードまたはストア処理と、RISC1による通常のロ
ードまたはストア処理のタイミングを自由に変えること
が可能となり、コプロセッサ2をクリティカルパスから
開放することができる。また、これにより、コプロセッ
サ2が自由にバス(コプロセッサバス7)を使用するこ
とができるようになる。
【0033】命令デコーダ/パイプライン制御部16
は、リセット/クロック制御部19からのクロック信号
の立ち下がりのタイミングで、インストラクションバス
8をラッチして得られた命令が自分(RISC1)に対
する命令であるのかコプロセッサ2に対する命令である
のかの判定を行い、RISC1に対する命令であると判
定した場合、RISC1がその命令を実行し、コプロセ
ッサ2に対応する命令であると判定した場合、その命令
に対応する動作をコプロセッサ2のハードウェアによっ
て実現する。このとき、RISC1は何も処理を行わな
い。
【0034】命令をデコードした後、それぞれのバスの
使用可能なタイミングは、図7に示すようになる。この
ように、コプロセッサ2は、コプロセッサバス7を自由
に使用することが可能である。
【0035】また、コプロセッサ2として、第1コプロ
セッサ(COP0)および第2コプロセッサ(COP
1)を拡張することが可能であり、RISC命令によっ
て、汎用レジスタとの間のデータ転送、およびメモリと
の間のデータ転送を行うことができる。
【0036】16ビット固定長RISCプロセッサにお
いて、5段のパイプラインを停止させることなく、割り
込みを効率よく処理させる場合、割り込みテーブルとし
ては、いわゆる割り込みベクタテーブルより、ジャンプ
命令テーブルの方が処理しやすい。図4に示したアドレ
ス空間において、上述したように、ベクタアドレスは4
バイトおきに設定され、96バイトの移動可能なジャン
プ命令テーブルが配置される。ここには24個の例外を
定義することができる。1本の例外を4バイトで定義
し、そのうちの2バイト(1ワード)にジャンプ命令が
設定され、残りの2バイト(1ワード)はディレイスロ
ットとされる。ここには、ノーオペレーションもしくは
その他の命令が設定される。
【0037】いま、図4に示したように、3本の命令例
外、7本の内部例外、2本のノンマスカブルインタラプ
ト、および8本の外部割り込みが定義されており、これ
らを効率よく制御することができる。
【0038】また、外部割り込みを次のように定義する
ことも可能である。すなわち、8本の外部割り込みを、
「ラウンドロビン(Round Lobin)」モードまたは「フ
ィックス(Fixed)」モードに設定可能である。「ラウ
ンドロビン」モードの場合において、初期値を0に設定
したとき、割り込み番号が0,1,2,...7,
0,...の順に所定の時間ずつ巡回的に処理される。
また、初期値を1に設定したとき、割り込み番号が1,
2,3,...7,0,1,...の順に所定の時間ず
つ巡回的に処理される。
【0039】さらに、「フィックス」モードの場合にお
いては、初期値を0に設定したとき、0,1,
2,...7のように順に処理される。初期値を1に設
定したとき、1,2,3,...7,0のように順に処
理される。
【0040】また、8本の外部割り込みを、ハイ(High
t)とロー(Low)の2つのグループに分け、ハイまたは
ロー側でそれぞれプライオリティを付けることができ
る。また、このとき、ハイまたはロー側で独立に、「ラ
ウンドロビン」モード、または「フィックス」モードの
設定を行うことができる。
【0041】ハイ側の4本の外部割り込みに、「ラウン
ドロビン」モードを設定した場合においては、初期値を
4に設定したとき、割り込み番号が4,5,6,7,
4,5,...の順に所定の時間ずつ巡回的に処理が行
われる。また、初期値を5に設定したとき、割り込み番
号が5,6,7,4,5,6,...の順に所定の時間
ずつ巡回的に処理が行われる。
【0042】ハイ側の4本の外部割り込みに、「フィッ
クス」モードを設定した場合においては、初期値を4に
設定したとき、割り込み番号が4,5,6,7の順に処
理が行われる。また、初期値を5に設定したとき、割り
込み番号が5,6,7,4の順に処理が行われる。
【0043】ロー側の4本の外部割り込みに、「ラウン
ドロビン」モードを設定した場合においては、初期値を
0に設定したとき、割り込み番号が0,1,2,3,
0,...の順に所定の時間ずつ巡回的に処理が行われ
る。また、初期値を1に設定したとき、割り込み番号が
1,2,3,0,1,...の順に所定の時間ずつ巡回
的に処理が行われる。
【0044】ロー側の4本の外部割り込みに、「フィッ
クス」モードを設定した場合においては、初期値を0に
設定したとき、割り込み番号が0,1,2,3の順に処
理が行われる。また、初期値を1に設定したとき、割り
込み番号が1,2,3,0の順に処理が行われる。
【0045】また、割り込み処理を実行する場合におい
て、図3に示したように、レジスタR31をISP(In
terrupt Stack Pointer)として使用することにより、
割り込みを多重に管理することが可能になる。すなわ
ち、割り込みが発生すると、PC(Program Counter)
をスタック上に退避して外部割り込みを禁止する。これ
により、高速な割り込み処理を可能にすることができ
る。また、RETI(Return Interrupt)命令と3重の
割り込みのサポート回路を設ける。すなわち、3重の割
り込み許可のスタックを設けるようにする。例えば、図
3に示したCOP0のレジスタG3(ICR)内に数ビ
ットずつに分割された領域を設け、それらの領域によっ
て3重の割り込み許可のスタックを構成し、割り込みが
実行される度にそれらの領域内の値がシフトされるよう
にする。
【0046】32ビットの固定長命令のRISCでは、
一般的に条件分岐命令は1命令で実行される。古典的な
CISCでは、比較命令を実行した後、条件分岐命令が
実行される。比較命令、および条件分岐命令の実行時間
は十分に遅い。これは、比較命令による比較結果に対応
してフラグレジスタに確定された値を使用して条件分岐
を行っているからである。
【0047】一方、16ビットの固定長RISCにおい
ては、短い命令長のため、条件分岐命令は1命令では実
行できない。そのため、比較命令が実行された後、条件
分岐命令が実行される。
【0048】16ビットの固定長命令のRISC1は5
段のパイプラインで構成され、フラグレジスタに確定さ
れた値を使用すると、比較命令を実行してから条件分岐
命令を実行するまでの間、パイプラインディレイが生じ
てしまう。そこで、比較命令による結果に対応する有効
なフラグをバイパス回路12によって構成し、条件分岐
命令で即座に使用できるようにしている。これにより、
高速な条件分岐が可能になる。
【0049】図8は、5段のパイプライン構成を示して
いる。このように、IF(命令フェッチ)ステージ、R
F(レジスタフェッチ)ステージ、ALU(演算)ステ
ージ、MEM(メモリ転送)ステージ、およびWB(レ
ジスタライトバック)ステージより構成される。条件分
岐命令の実行時においては、フラグレジスタに値が確定
していないパイプライン動作中の最新のアップデートさ
れたフラグが使用される。これは上述したバイパス回路
より提供される。最新フラグは、ALU実行時において
有効であるか否かが判定され、有効であればその結果が
読み出される。また、MEM実行時において、最新フラ
グが有効であれば、ロードまたはストアされたデータが
使用される。このように、各パイプラインステージにお
いて、有効フラグであるか否かがチェックされる。
【0050】図9は、16ビット固定長命令のフォーマ
ットを応用したマイクロコードフォーマットの例を示し
ている。一般的にマイクロコードの著作権は認められて
いるが、CPUの命令のバイナリの著作権は認められて
いない。ところが、RISCの場合、命令体系自体がマ
イクロコードのフォーマットのようなものであり、これ
に数ビット(例えば4ビット)を付加して、多目的に使
用すると、完全なマイクロコードのフォーマットとする
ことができる。ビット15乃至0は、この命令体系その
ものである。
【0051】これに、数ビット(ビット−1乃至−4)
を付加し、CPU(RISC)1に接続されたハードウ
ェアを多目的に制御することができる。従って、17ビ
ット乃至20ビット長のマイクロコードとして使用する
ことができる。
【0052】複雑なCISC系命令セットの実現には、
PLA(Programmable Logic Array)などを用いること
によっても可能であるが、一般的にはマイクロコードを
用いるのが主流である。マイクロコードのフォーマット
は、データパスを効率的に働かせる形式になっている。
一方、RISCの命令体系は、固定長命令であるため、
マイクロコードのフォーマットとも考えることができ、
RISCの命令体系に少し手を加えるだけで、複雑なC
ISC系命令セットを実現することができる。すなわ
ち、RISCの命令体系は、データパスを効率的に働か
せる形式になっている。
【0053】従って、図10に示したように、RISC
系命令セットを用いてデータパスを直接制御することが
可能である。一方、CISC系命令セットの場合、ま
ず、命令が解析され、次にマイクロコードの先頭のアド
レスが計算され、そのアドレスが所定のマイクロコード
に与えられ、実行される。なお、マイクロコードフォー
マットにおいて、RISC系命令セットに付加される数
ビットは、命令終了ビットなどである。このようにして
データパスが制御される。
【0054】図11は、上述したようなRISC型マイ
クロプロセッサ、衛星受信LSI、RAM、およびRO
Mを1チップ化したGPS(Global Positioning Syste
m)用の1チップマイコンの構成例を示す図である。1
チップマイコン(GPS_LSI)31を構成するブー
ト(BOOT)ROM/ターゲット(Target)ROMデバッ
ガ(Debugger)33は、ブートROMとターゲットRO
Mデバッガより構成され、ブートROMは電源投入時に
実行されるブートプログラムが記憶されている。ターゲ
ットROMデバッガは、デバッガ時に使用されるデバッ
ガプログラムが記憶されている。
【0055】データRAM34は、所定の処理を実行す
るとき必要とされる各種のデータが記憶される。デュア
ルポートRAM35は、バス39を介して図示せぬホス
トコンピュータより送信されてきたデータを記憶した
り、ホストに送信するデータを記憶する。インストラク
ション(Instruction)RAM/ROM36は、所定の
アプリケーションプログラムや制御プログラム等を記憶
するようになされている。また、SIO(Serial Input
/Output)37にPC(Parsonal Computer)38を接続
して、インストラクションRAM/ROM36に記憶さ
れたプログラムのデバッグを行うことができる。
【0056】図12は、本発明の情報処理装置を応用し
たGPS受信システムの構成例を示している。アンテナ
41は図示せぬGPS衛星からの電波を受信し、対応す
る信号に変換する。帯域通過フィルタ42は、アンテナ
41より供給された信号のうち所定の周波数の信号だけ
を通過させる。アンプ43は、入力された信号を増幅
し、出力するようになされている。
【0057】乗算器44は、アンプ43からの出力信号
と後述するC/A(Clear and Acquisition)符号発生
器55より供給されたC/A符号を乗算し、出力する。
帯域通過フィルタ45は、乗算器44からの出力信号の
うち、所定の周波数の信号だけを通過させる。乗算器4
6は、帯域通過フィルタ45からの出力信号と、後述す
るてい倍器53より供給される信号を乗算し、出力す
る。帯域通過フィルタ47は、乗算器46からの出力信
号のうち、所定の周波数の信号だけを通過させる。乗算
器48は、帯域通過フィルタ47からの出力信号と、後
述するてい倍器54より供給される信号を乗算し、出力
する。帯域通過フィルタ49は、乗算器48より供給さ
れた信号のうち、所定の周波数の信号だけを通過させ
る。
【0058】同期追跡回路50は、PLL等で構成さ
れ、同期検出を行い、同期検出信号や再生搬送波を出力
するようになされている。雑音検出フィルタ51は、入
力信号に含まれる雑音を検出し、除去するようになされ
ている。同期捕捉回路52は、入力された同期検出信号
や再生搬送波に基づいて、クロック信号を発生し、出力
する。てい倍器53,54は、それぞれ入力された信号
の高調波を取り出し、増幅して出力する。C/A符号発
生器55は、同期捕捉回路52より供給されたクロック
信号に同期して、C/A符号、すなわちPN(Pseudo-N
oise)符号を発生し、出力するようになされている。
【0059】次に、その動作を説明する。GPS衛星よ
り送信されたGPS電波は、アンテナ41により受信さ
れ、所定の信号に変換され、アンプ43により増幅され
た後、乗算器44に供給される。GPS衛星は、搬送波
にC/A符号を乗算してスペクトラム拡散している。従
って、受信側においては、GPS衛星が使用したものと
同一のC/A符号を受信信号に乗算し、狭帯域に戻す処
理が行われる。すなわち、乗算器44においては、アン
プ43より供給された信号と、C/A符号発生器55よ
り供給されたC/A符号が乗算され、帯域通過フィルタ
45に供給される。
【0060】帯域通過フィルタ45においては、そこに
供給された信号のうち、所定の周波数の信号だけが通過
され、乗算器46に供給される。乗算器46において
は、帯域通過フィルタ45より供給された信号と、てい
倍器53より供給された信号とが乗算され、帯域通過フ
ィルタ47に供給される。帯域通過フィルタ47におい
ては、そこに供給された信号のうち、所定の周波数の信
号だけが通過され、乗算器48に供給される。
【0061】乗算器48においては、帯域通過フィルタ
47より供給された信号と、てい倍器54より供給され
た信号とが乗算され、帯域通過フィルタ49に供給され
る。帯域通過フィルタ49においては、そこに供給され
た信号のうち、所定の周波数の信号だけが通過され、同
期追跡回路50に供給される。同期追跡回路50に入力
された信号は、まず、雑音検出フィルタ51に供給さ
れ、信号に含まれる雑音が除去される。雑音が除去され
た信号は再び同期追跡回路50に供給され、次に、入力
信号の同期追跡が行われ、同期検出信号や再生搬送波が
出力される。
【0062】同期追跡回路50より出力された同期検出
信号および再生搬送波は、同期捕捉回路52に供給され
る。同期捕捉回路52においては、同期追跡回路50よ
り供給された同期検出信号や再生搬送波に基づいて、所
定の周期のクロック信号が発生され、C/A符号発生器
55に供給される。C/A符号発生器55においては、
そこに供給されたクロック信号に同期してC/A符号が
発生され、乗算器44に供給される。このとき、C/A
符号発生器55より出力されるC/A符号の位相は、少
しずつずらされ、受信信号の位相と一致するように調整
される。
【0063】このようにして、受信信号はベースバンド
信号に変換され、復調データを得る。得られた復調デー
タは、同期追跡回路50より図示せぬCPUに供給され
る。
【0064】上述したような動作をするGPS受信シス
テムを、1つのチップで構成することも可能である。そ
して、それを上述した図11の衛星受信LSI32とし
て使用するようにすることができる。
【0065】その場合、衛星受信LSI32によって受
信されたGPS衛星からの信号は、RISC1に供給さ
れる。RISC1は、衛星受信LSI32より供給され
た受信信号に基づいて、所定の演算処理を高速に実行
し、現在の位置を計測する。次に、現在の位置に対応す
る地図情報を図示せぬCD−ROMなどより読み出し、
画像データに変換した後、対応する地図を図示せぬCR
Tに表示する。また、進行方向やユーザの操作に対応し
て、画像データを2次元的または3次元的に座標変換し
て、表示することもできる。また、交差点に接近したと
きなどに所定の音声信号を合成し、所定のタイミングで
出力するようにすることも可能である。
【0066】このように、RISC1と衛星受信LSI
32を1チップ化することにより、ナビゲーションシス
テムを1チップで構築することが可能である。また、1
チップ化することにより、装置のコストを削減すること
ができ、消費電力を抑えることが可能となる。
【0067】なお、上記実施例においては、パイプライ
ン数を5段としたが、これに限定されるものではない。
【0068】また、上記実施例においては、命令長を1
6ビット固定長としたが、他のビット数に固定すること
もできる。
【0069】また、上記実施例において、RISC1の
命令をマイクロコードとして使用する場合に、その命令
に新たに付加するビット数を4ビットとしたが、他の任
意のビット数とすることも可能である。
【0070】また、上記実施例においては、GPS受信
システムに使用可能なRISCプロセッサを用いた1チ
ップマイコンの構成例を示したが、GPS受信システム
に限定されるものではなく、例えば、ゲーム機や携帯型
情報通信機器、あるいはカラオケ装置などのマルチメデ
ィア機器等、その他の機器に適用することも可能であ
る。
【0071】
【発明の効果】請求項1に記載のRISC型マイクロプ
ロセッサによれば、デコード手段により、所定の固定長
の命令がデコードされるようにしたので、命令のデコー
ド処理を高速化することができる。従って、演算処理を
高速化することが可能となる。
【0072】請求項6に記載のRISC型マイクロプロ
セッサによれば、モード指定手段により、複数の割り込
みがあったとき、割り込みに対応する処理をそれぞれ所
定の時間ずつ巡回的に実行する第1のモードと、割り込
みに対応する処理を逐次実行する第2のモードのいずれ
かのモードが指定され、このモードに従って、割り込み
制御手段により割り込み処理が制御されるようにしたの
で、効率よく割り込み処理を実行させることができる。
従って、コントローラとして使用することが可能とな
る。
【0073】請求項8に記載のRISC型マイクロプロ
セッサによれば、RISC型マイクロプロセッサのデー
タバスとは独立して、コプロセッサが専用に使用し、デ
ータの伝送を行う伝送手段が設けられるようにしたの
で、コプロセッサは、RISC型マイクロプロセッサと
は独立してデータ伝送を行うことができる。従って、コ
プロセッサをクリティカルパスから開放することが可能
となる。
【0074】請求項9に記載の情報処理装置によれば、
GPS衛星からの電波を受信する受信装置と、受信装置
により受信された電波に対応する信号を処理するRIS
C型マイクロプロセッサが1チップ化されているように
したので、装置を小型化することができ、消費電力を低
減させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のRISC型マイクロプロセッサを応用
した1チップマイコンの一実施例の構成を示すブロック
図である。
【図2】図1のRISC1の内部構成を示す図である。
【図3】図1の1チップマイコンのレジスタ構成を示す
図である。
【図4】RISC1のアドレス空間を示す図である。
【図5】RISC1において用いられる命令フォーマッ
トを示す図である。
【図6】命令デコーダ/パイプライン制御部16のパイ
プライン動作を示した図である。
【図7】コプロセッサバス7の動作を示した図である。
【図8】パイプライン構成を示す図である。
【図9】マイクロコードのフォーマットを示す図であ
る。
【図10】CISC系命令とRISC系命令によるデー
タパスの制御方法の違いを説明するための図である。
【図11】GPS−LSIの構成例を示すブロック図で
ある。
【図12】GPS受信システムの構成例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 RISC 2 コプロセッサ(Co_pro) 3 IPL_ROM 4 コードバッファ(Code buffer) 5 データバッファ(Data buffer) 6 メモリコントローラ(Memory controller) 7 コプロセッサバス(Co_pro bus) 8 インストラクションバス(Instruction bus) 9 データバス(Data bus) 11 汎用レジスタ 12 バイパス回路 13 ALU 14 高速乗算器/高速除算器 15 アドレス計算部 16 命令デコーダ/パイプライン制御部 17 専用コントロールレジスタ 18 割り込みコントローラ 19 リセット・クロック制御部 31 GPS_LSI 32 衛星受信LSI 33 ブートROM/ターゲットROMデバッガ 34 データRAM 35 デュアルポートRAM 36 インストラクションRAM/ROM 37 SIO 38 PC 41 アンテナ 42,45,47,49 帯域通過フィルタ 43 アンプ 44,46,48 乗算器 50 同期追跡回路 51 雑音検出フィルタ 52 同期捕捉回路 53,54 てい倍器 55 C/A符号発生器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプライン制御を行うRISC型マイ
    クロプロセッサにおいて、 所定の固定長の命令をデコードするデコード手段を備え
    ることを特徴とするRISC型マイクロプロセッサ。
  2. 【請求項2】 前記命令の長さは16ビットであること
    を特徴とする請求項1に記載のRISC型マイクロプロ
    セッサ。
  3. 【請求項3】 第1の命令の実行結果に対応する情報を
    前記第1の命令の次に実行される第2の命令に提供する
    情報提供手段をさらに備えることを特徴とする請求項1
    に記載のRISC型マイクロプロセッサ。
  4. 【請求項4】 前記命令には、ビット処理を行う命令が
    含まれることを特徴とする請求項1に記載のRISC型
    マイクロプロセッサ。
  5. 【請求項5】 前記命令には、即値演算を行う命令が含
    まれることを特徴とする請求項1に記載のRISC型マ
    イクロプロセッサ。
  6. 【請求項6】 パイプライン制御を行うRISC型マイ
    クロプロセッサにおいて、 複数の割り込みがあったとき、前記割り込みに対応する
    処理をそれぞれ所定の時間ずつ巡回的に実行する第1の
    モードと、前記割り込みに対応する処理を逐次実行する
    第2のモードのいずれかのモードを指定するモード指定
    手段と、 前記モード指定手段により指定された前記モードに従っ
    て、割り込み処理を制御する割り込み制御手段とを備え
    ることを特徴とするRISC型マイクロプロセッサ。
  7. 【請求項7】 前記割り込み制御手段は、前記割り込み
    があったとき、必要情報をスタックに退避し、割り込み
    処理が終了したとき、前記必要情報をスタックから取り
    出すことを特徴とする請求項6に記載のRISC型マイ
    クロプロセッサ。
  8. 【請求項8】 コプロセッサが接続されたRISC型マ
    イクロプロセッサにおいて、 前記RISC型マイクロプロセッサのデータバスとは独
    立して、前記コプロセッサが専用に使用し、データの伝
    送を行う伝送手段を備えることを特徴とするRISC型
    マイクロプロセッサ。
  9. 【請求項9】 GPS衛星からの電波を受信する受信装
    置と、前記受信装置により受信された前記電波に対応す
    る信号を処理するRISC型マイクロプロセッサからな
    る情報処理装置において、 前記GPS衛星からの電波を受信する受信装置と、前記
    受信装置により受信された前記電波に対応する信号を処
    理する前記RISC型マイクロプロセッサが1チップ化
    されていることを特徴とする情報処理装置。
JP7225036A 1995-09-01 1995-09-01 Risc型マイクロプロセッサおよび情報処理装置 Withdrawn JPH0969047A (ja)

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