JPH0968936A - 発光ダイオードランプ - Google Patents

発光ダイオードランプ

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JPH0968936A
JPH0968936A JP22292095A JP22292095A JPH0968936A JP H0968936 A JPH0968936 A JP H0968936A JP 22292095 A JP22292095 A JP 22292095A JP 22292095 A JP22292095 A JP 22292095A JP H0968936 A JPH0968936 A JP H0968936A
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JP
Japan
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light emitting
light
emitting diode
diodes
reflection type
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Application number
JP22292095A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Suehiro
好伸 末広
Takashi Sato
敬 佐藤
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Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Iwasaki Denki KK
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/481Disposition
    • H01L2224/48151Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/48221Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/48245Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic
    • H01L2224/48247Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic connecting the wire to a bond pad of the item

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  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 三原色の光を十分に混色して品質の高いフル
カラー表示を行うことができる発光ダイオードランプを
提供する。 【解決手段】 赤色系の光(R)を発する発光素子及び
青色系の光(B)を発する発光素子を有する複数の第一
反射型発光ダイオード10aと、緑色系の光(G)を発
する発光素子を有する複数の第二反射型発光ダイオード
10bとが、散在するように配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にディスプレイ
の光源として用いる発光ダイオードランプに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の発光ダイオードランプについて図
面を参照して説明する。図10は従来の発光ダイオード
ランプの概略正面図、図11は図10に示す発光ダイオ
ードランプに用いる反射型発光ダイオードの配列を説明
するための図、図12は図10に示す発光ダイオードラ
ンプに用いる反射型発光ダイオードの概略正面図、図1
3は図12に示す反射型発光ダイオードのA−A矢視方
向概略断面図である。
【0003】従来の発光ダイオードランプ7は、図10
に示すように、マトリックス状に配列された複数の反射
型発光ダイオード70と、反射型発光ダイオード70を
収納するケース80と、ケース80内に充填された黒色
樹脂90と、を備えて構成されている。反射型発光ダイ
オード70は、図11に示すように、赤色系の光(R)
を発する反射型発光ダイオード70aと、緑色系の光
(G)を発する反射型発光ダイオード70bとが交互に
配列されている。また、図示していないが、反射型発光
ダイオード70a及び反射型発光ダイオード70bは、
互いに独立して点灯することができるように接続されて
いる。
【0004】反射型発光ダイオード70は、図12及び
図13に示すように、水平方向に並べて配置された同一
発光波長の光を発する発光素子71a,71bと、発光
素子71a,71bに電力を供給するリードフレーム7
2a,72b,72cと、ワイヤ73a,73bと、光
透過性材料74と、発光素子71a,71bの発光面に
対向するように設けられた凹面状の反射面75と、発光
素子71a,71bの背面側に設けられた放射面76
と、を有する。発光素子71aは、リードフレーム72
a上に設置され、ワイヤ73aによりリードフレーム7
2bと電気的に接続されている。また、発光素子71b
は、リードフレーム72b上に設置され、ワイヤ73b
によりリードフレーム72cと電気的に接続されてい
る。尚、発光素子71a,71bとして、反射型発光ダ
イオード70aには赤色系の光(R)を発する発光素子
を、そして、反射型発光ダイオード70bには緑色系の
光(G)を発する発光素子を用いている。発光素子71
a,71bと、リードフレーム72a〜72cの先端部
と、ワイヤ73a,73bとは、光透過性材料74によ
り一体的に封止されている。反射面75及び放射面76
は光透過性材料74の表面に形成されている。上記構成
の反射型発光ダイオード70は、発光素子71a,71
bが発した光を反射面75で反射して放射面76から前
方に放射する。
【0005】上記構成の発光ダイオードランプ7を観察
すると、観察者は、反射型発光ダイオード70aが発し
た赤色系の光と反射型発光ダイオード70bが発した緑
色系の光とを混色して視認することができる。このた
め、上記構成の従来の発光ダイオードランプ7によれ
ば、反射型発光ダイオード70aと反射型発光ダイオー
ド70bとの光量を調節することにより、赤色から緑色
まで連続的に色を変えて表示することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の発光ダイオードランプ7では、光の三原色のうちの
青色成分がないため、フルカラー表示を行うことができ
ないという問題がある。また、生理学上、赤色系の光と
青色系の光は、赤色系の光と緑色系の光及び青色系の光
と緑色系の光に比べて混色され難い。このため、上記構
成の発光ダイオードランプ7において、単に反射型発光
ダイオード70のうちの幾つかを青色光を発する反射型
発光ダイオードに置き換えただけでは、赤色系の光と青
色系の光とを十分に混色することはできない。したがっ
て、比較的近距離から観察する観察者に対して、品質の
高いフルカラー表示を行うことができないという問題が
ある。
【0007】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、三原色の光を十分に混色して品質の高いフルカ
ラー表示を行うことができる発光ダイオードランプを提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、赤色系の光を発する発光素子
及び青色系の光を発する発光素子を有する複数の第一発
光ダイオードと、緑色系の光を発する発光素子を有する
複数の第二発光ダイオードとを備え、少なくとも前記第
一の発光ダイオードは散在するように配置されているこ
とを特徴とするものである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記第一発光ダイオードは、その光学面の
中心軸に対して左右対称の位置に前記赤色系の光を発す
る発光素子と前記青色系の光を発する発光素子とが配置
されたものであり、前記第二発光ダイオードは、その光
学面の中心軸に対して左右対称の位置に前記緑色系の光
を発する発光素子が配置されたものであり、且つ、前記
第一発光ダイオードは、各色について、その中心軸に対
して左側に配置された発光素子を有するものの数と右側
に配置された発光素子を有するものの数とが、等しくな
るように配置されていることを特徴とするものである。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記第一発光ダイオード及び前記第
二発光ダイオードが、マトリックス状に且つ交互に配置
されていることを特徴とするものである。請求項4記載
の発明は、請求項1、2又は3記載の発明において、前
記第一発光ダイオード及び前記第二発光ダイオードが、
前記発光素子の発光面に対向するように設けられた凹面
状の反射面を有する反射型発光ダイオードであることを
特徴とするものである。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記反射面の正面形状が、横長の略楕円形
状に形成されていることを特徴とするものである。請求
項6記載の発明は、請求項4又は5記載の発明におい
て、前記反射面の端縁が、前記発光素子の発光面を含む
平面の近傍に位置するように形成されていることを特徴
とするものである。
【0012】
【作用】ここで、少なくとも前記第一の発光ダイオード
は散在するように配置されているとは、例えば、第一発
光ダイオードと第二発光ダイオードとをマトリックス状
に且つ交互に配置したり、第一発光ダイオードを発光ダ
イオードランプの中心に対して対称な位置に且つ散らば
るように配置すること含む意である。
【0013】緑色系とは、緑色に近い色の意であり、純
粋な緑色だけでなく、黄緑色等も含む意である。赤色系
及び青色系についても同様の意である。第一発光ダイオ
ード及び第二発光ダイオードは、発光素子が発した光を
レンズ面で集光して前方に放射するレンズ型発光ダイオ
ードでもよいし、発光素子が発した光を反射面で反射し
て前方に放射する反射型発光ダイオードでもよい。
【0014】反射面の端縁が前記発光素子の発光面を含
む平面の近傍に位置するようにとは、発光素子から発光
素子の発光面を含む平面に垂直な軸に対して約90度の
方向に放射された光が反射面の端縁部で反射されて外部
に放射されるようにの意である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形
態である発光ダイオードランプの概略正面図、図2は図
1に示す発光ダイオードランプに用いる反射型発光ダイ
オードの配列を説明するための図、図3は図1に示す発
光ダイオードランプに用いる第一反射型発光ダイオード
の概略正面図、図4は図3に示す第一反射型発光ダイオ
ードのB−B矢視方向概略断面図、図5は図1に示す発
光ダイオードランプに用いる第二反射型発光ダイオード
の概略正面図である。
【0016】本発明の一実施形態の発光ダイオードラン
プ1は、図1に示すように、3×3のマトリックス状に
配列された反射型発光ダイオード10と、反射型発光ダ
イオード10を収納するケース20と、ケース20内に
充填された黒色樹脂30と、を備えて構成されている。
反射型発光ダイオード10には、図2に示すように、赤
色系の光(R)及び青色系の光(B)を発する第一反射
型発光ダイオード10aと、緑色系の光(G)を発する
第二反射型発光ダイオード10bとがある。第一反射型
発光ダイオード10a及び第二反射型発光ダイオード1
0bは、図2に示すように交互に(横方向及び縦方向に
交互に)且つ第二反射型発光ダイオード10bが第一反
射型発光ダイオード10aより多くなるように配列され
ている。また、図示していないが、第一反射型発光ダイ
オード10a及び第二反射型発光ダイオード10bは、
互いに独立して点灯することができるように接続されて
いる。
【0017】第一反射型発光ダイオード10aは、図3
及び図4に示すように、赤色系の光を発する発光素子1
1a及び青色系の光を発する発光素子11bと、発光素
子11a,11bに電力を供給するリードフレーム12
a,12b,12cと、ワイヤ13a,13bと、光透
過性材料14と、発光素子11a,11bの発光面に対
向するように設けられた凹面状の反射面15と、発光素
子11a,11bの背面側に設けられた平面状の放射面
16とを有する。発光素子11a及び発光素子11b
は、反射面15の中心軸に対して水平方向に左右対称と
なるように配置されている。また発光素子11aは、リ
ードフレーム12a上に設置され、ワイヤ13aにより
リードフレーム12cと電気的に接続されている。ま
た、発光素子11bは、リードフレーム12b上に設置
され、ワイヤ13bによりリードフレーム12cと電気
的に接続されている。リードフレーム12a,12b
は、発光素子11a,11bを互いに独立して点灯する
ことができるように接続されている。発光素子11a,
11bと、リードフレーム12a〜12cの先端部と、
ワイヤ13a,13bとは、光透過性材料14により一
体的に封止されている。反射面15及び放射面16は、
光透過性材料14の表面に形成されている。反射面15
は、その正面形状が横長(水平方向に長い)の略楕円形
状に形成されている。また、反射面15は、その端縁が
発光素子11a,11bの発光面を含む平面の近傍に位
置するように、すなわち発光素子11a,11bから発
光素子11a,11bの発光面を含む平面に垂直な軸に
対して約90度の方向に放射された光が反射面15の端
縁部で反射されて外部に放射されるように形成されてい
る。
【0018】上記構成の第一反射型発光ダイオード10
aは、発光素子11a,11bが発した赤色系の光及び
青色系の光の略全光束を反射面15で反射して放射面1
6から前方に水平方向に広い配光で放射する。第二反射
型発光ダイオード10bが第一反射型発光ダイオード1
0aと異なる点は、図5に示すように、発光素子11
a,11bに代えて緑色系の光(G)を発する発光素子
11c,11cを用いたこと、および、リードフレーム
12a〜12cに代えてリードフレーム12d〜12f
を用い、発光素子11c,11cを同時に従属し点灯す
るように接続したことである。尚、第二反射型発光ダイ
オード10bの概略断面図は、図4に示す第一反射型発
光ダイオード10aの概略断面図と同様であるので省略
する。
【0019】上記構成の第二反射型発光ダイオード10
bは、発光素子11c,11cが発した緑色系の光の略
全光束を反射面15で反射して放射面16から前方に水
平方向に広い配光で放射する。第一反射型発光ダイオー
ド10a及び第二反射型発光ダイオード10bは、図2
に示すように、赤色系の光(R)を発する発光素子11
a、青色系の光(B)を発する発光素子11b、および
緑色系の光(G)を発する発光素子11cのそれぞれつ
いて、各々の反射面15の中心軸(発光ダイオードの中
心軸と同じ)に対して右側に配置されたものの総数と左
側に配置されたものの総数とが等しくなるように配置さ
れている。すなわち、本発明の実施形態では、図3に示
す第一反射型発光ダイオード10aの設置状態を正常状
態とし、図3に示す第一反射型発光ダイオード10aを
反射面15の中心軸を回転軸として180度回転させて
設置した状態を反転状態としたときに、正常状態で設置
されたものと反転状態で設置されたものとが同数になる
ように第一反射型発光ダイオード10aを配列してい
る。尚、第二反射型発光ダイオード10bについては、
図5に示すように、緑色系の光(G)を発する発光素子
11c,11cを反射面15の中心軸に対して左右対称
の位置に配置しているので、各々の反射面15の中心軸
に対して左側に配置された発光素子11cの総数と右側
に配置された発光素子11cの総数は等しくなる。
【0020】上記構成の発光ダイオードランプ1では、
生理学上、赤色系の光と緑色系の光及び青色系の光と緑
色系の光は比較的混色され易いので、観察者はこの発光
ダイオードランプ1を比較的近距離から観察したときで
も、第一反射型発光ダイオード10aが発する赤色光又
は青色光と第二反射型発光ダイオード10bが発する緑
色光とを混色して視認することができる。なお、発光ダ
イオードランプ1は25mm角で、各反射型発光ダイオー
ドの長軸の長さは5mmであり、約5mの距離から視認し
た。また、生理学上、赤色系の光と青色系の光は、赤色
系の光と緑色系の光及び青色系の光と緑色系の光に比べ
て混色され難いが、本発明の実施形態では、赤色系の光
を発する発光素子11aと青色系の光を発する発光素子
11bとを同じ第一反射型発光ダイオード10a内に設
置している。このため、観察者は、この発光ダイオード
ランプ1を比較的近距離から観察したときでも、第一反
射型発光ダイオード10aが発する赤色光と青色光とを
混色して視認することができる。したがって、本発明の
実施形態によれば、第一反射型発光ダイオード10aの
発光素子11a及び11bと第二反射型発光ダイオード
10bの発光素子11cとの光量を調節することによ
り、観察者が比較的近距離から観察したときでも、高品
質のフルカラー表示を行うことができる。
【0021】上記の本発明の実施形態によれば、第一反
射型発光ダイオード10aと第二反射型発光ダイオード
10bとをマトリックス状に且つ交互に配置することに
より、発光ダイオードランプ1上に第一反射型発光ダイ
オード10aと第二反射型発光ダイオード10bを略均
一に散在させている。これにより、例えば第一反射型発
光ダイオード10a又は第二反射型発光ダイオード10
bのみを点灯しているような場合に、観察者が、この発
光ダイオードランプ1を比較的近距離から観察したとき
でも、観察者には発光ダイオードランプ1の前面全体が
発光しているように視認される。特に、第二反射型発光
ダイオード10bのみを点灯しているような場合、通
常、自然界に存在する物の色には緑色成分が含まれてい
る場合が多く、ビデオカメラによる録画等でも緑色系の
光が発光している場合が多いので、観察者は、比較的近
距離から観察したときでも、発光ドット間の隙間を気に
することなく、発光ダイオードランプ1の前面全体が緑
色系に発光しているように、良好に視認することができ
る。
【0022】また、本発明の実施形態によれば、反射型
発光ダイオード10の反射面の正面形状を横長(水平方
向に長い)の略楕円形状にしたことにより、発光素子が
発した光を水平方向に広い配光で放射することができる
ので、視認角が広く屋外でも使用することができる。さ
らに、本発明の実施形態によれば、発光素子11a,1
1bを反射面15の中心軸に対して左右対称の位置に配
置した第一反射型発光ダイオード10aと、発光素子1
1cを反射面15の中心軸に対して左右対称の位置に配
置した第二反射型発光ダイオード10bとを用い、第一
反射型発光ダイオード10a及び第二反射型発光ダイオ
ード10bを、各々の反射面15の中心軸に対して左側
に配置された発光素子の総数が右側に配置された発光素
子の総数と、各色毎に等しくなるように配置したことに
より、発光ダイオードランプ1から発せられる各色光の
配光は略等しくなるので、観察者の視認方向にかかわら
ず、発光色を略均一にすることができる。
【0023】また、緑色系の光を発する発光素子につい
ては、現状では、純粋な緑色の光を発するものはなく、
黄緑色の光を発するものしか市販されていない。この場
合でも、本発明の実施形態によれば、緑色系の光を発す
る発光素子11cの総数を赤色系の光を発する発光素子
11aの総数及び青色系の光を発する発光素子11bの
総数よりも多くしたことにより、白色表示の際の色バラ
ンスを最適なものとすることができ、これにより、日中
の屋外でも使用可能な高輝度の白色光を放射することが
できる。尚、本発明者等の実験によれば、発光素子11
aに赤色光(R)を発するGaAlAsを用い、発光素
子11bに青色光(G)を発するGaNを用い、そし
て、発光素子11cに黄緑色光(YG)を発するGaP
を用いて、発光ダイオードランプ1を定格電流で点灯し
たところ、発光ダイオードランプ1から放射される各色
光の光度比は、R:G:B=2:3:1であった。
【0024】さらに、本発明の実施形態によれば、発光
ダイオードランプ1を構成する発光ダイオードとして、
発光素子の発光面に対向するように設けられた凹面状の
反射面15を有する反射型発光ダイオード10を用いた
ことにより、発光素子が発した光の略全光束を前方に放
射することができる。これにより、高輝度で屋外用に適
したランプとすることができる。
【0025】また、本発明の実施形態によれば、第一反
射型発光ダイオード10aの反射面15を、その端縁が
発光素子11a,11bの発光面を含む平面の近傍に位
置するように形成したことにより、発光素子11a,1
1bから発光素子11a,11bの発光面を含む平面に
垂直な軸に対して約90度の方向に放射された赤色系の
光と青色系の光は、反射面15の端縁部で反射された
後、略同一光路で外部に放射される。したがって、赤色
系の光及び青色系の光を発する第一反射型発光ダイオー
ドの代わりに、発光素子が発した光をレンズ面で集光し
て前方に放射するレンズ型発光ダイオードを用いた場合
に比べ、観察者はさらに良好に赤色光と青色光とを混色
して視認することができる。
【0026】また、本発明の実施形態によれば、ケース
20内を黒色樹脂30で封止したことにより、日光等に
よる外部反射を抑えて反射型発光ダイオード10の点灯
時と消灯時のコントラストを上げることができ、これに
より、視認性を向上させることができる。また、屋外で
の使用に耐え得る防水性を持たせることができる。本発
明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、その
要旨の範囲内で数々の変形が可能である。たとえば、上
記の実施形態では、第一反射型発光ダイオード10aと
第二反射型発光ダイオード10bとを交互に配置したも
のについて説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。第一反射型発光ダイオード10a及び第二反
射型発光ダイオード10bは、少なくとも第一反射型発
光ダイオードが散在するように配置されているものであ
ればよい。例えば、図6に示す発光ダイオードランプ2
のように、第一反射型発光ダイオード10aを発光ダイ
オードランプ2の中心に対して対称な位置に配置して且
つ散在させるようにしてもよい。
【0027】また、上記の実施の形態では、反射型発光
ダイオード10を3×3のマトリックス状に配置したも
のについて説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。例えば、図7に示す発光ダイオードランプ3
及び図8に示す発光ダイオードランプ4のように、反射
型発光ダイオード10を4×3のマトリックス状に配置
したものや、図9に示す発光ダイオードランプ5のよう
に、反射型発光ダイオード10を4×4のマトリックス
状に配置したものであってもよい。図7に示す発光ダイ
オードランプ3では、第一反射型発光ダイオード10a
と第二反射型発光ダイオード10bとを交互に(横方向
及び縦方向に交互に)配置することにより、第一反射型
発光ダイオード10a及び第二反射型発光ダイオード1
0bを散在させるようにしている。また、図8に示す発
光ダイオードランプ4及び図9に示す発光ダイオードラ
ンプ5では、第一反射型発光ダイオード10aを発光ダ
イオードランプの中心に対して対称な位置に配置して且
つ散在させるようにしている。
【0028】また、上記の実施の形態では、発光ダイオ
ードランプを構成する発光ダイオードとして、発光素子
の発光面に対向するように反射面が設けられた反射型発
光ダイオード10を用いたものについて説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、発光ダイオード
として発光素子の発光面側にレンズ面が設けられたレン
ズ型発光ダイオードを用いてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
赤色系の光を発する発光素子及び青色系の光を発する発
光素子を有する複数の第一発光ダイオードと、緑色系の
光を発する発光素子を有する複数の第二発光ダイオード
とを備え、少なくとも第一発光ダイオードが散在するよ
うに配置したことにより、生理学上、赤色系の光と緑色
系の光及び青色系の光と緑色系の光に比べて混色され難
い赤色系の光と青色系の光を効率よく混色することがで
き、これにより、比較的近距離から観察する観察者に対
しても、高品質のフルカラー表示を行うことができ、ま
た、第一発光ダイオード又は第二発光ダイオードのいず
れか一方のみを点灯しているような場合でも、前面全体
が発光しているように視認することができる発光ダイオ
ードランプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である発光ダイオードラン
プの概略正面図である。
【図2】図1に示す発光ダイオードランプに用いる反射
型発光ダイオードの配列を説明するための図である。
【図3】図1に示す発光ダイオードランプに用いる第一
反射型発光ダイオードの概略正面図である。
【図4】図3に示す第一反射型発光ダイオードのB−B
矢視方向概略断面図である。
【図5】図1に示す発光ダイオードランプに用いる第二
反射型発光ダイオードの概略正面図である。
【図6】反射型発光ダイオードの配列の変形例を説明す
るための図である。
【図7】反射型発光ダイオードの配列の変形例を説明す
るための図である。
【図8】反射型発光ダイオードの配列の変形例を説明す
るための図である。
【図9】反射型発光ダイオードの配列の変形例を説明す
るための図である。
【図10】従来の発光ダイオードランプの概略正面図で
ある。
【図11】図10に示す発光ダイオードランプに用いる
反射型発光ダイオードの配列を説明するための図であ
る。
【図12】図10に示す発光ダイオードランプに用いる
反射型発光ダイオードの概略正面図である。
【図13】図12に示す反射型発光ダイオードのA−A
矢視方向概略断面図である。
【符号の説明】
1,2,3,4,5 発光ダイオードランプ 10 反射型発光ダイオード 10a 第一反射型発光ダイオード 10b 第二反射型発光ダイオード 11a,11b,11c 発光素子(R,B,G) 12a,12b,12c,12d,12e,12f
リードフレーム 13a,13b ワイヤ 14 光透過性材料 15 反射面 16 放射面 20 ケース 30 黒色樹脂

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤色系の光を発する発光素子及び青色系
    の光を発する発光素子を有する複数の第一発光ダイオー
    ドと、緑色系の光を発する発光素子を有する複数の第二
    発光ダイオードとを備え、少なくとも前記第一の発光ダ
    イオードは散在するように配置されていることを特徴と
    する発光ダイオードランプ。
  2. 【請求項2】 前記第一発光ダイオードは、その光学面
    の中心軸に対して左右対称の位置に前記赤色系の光を発
    する発光素子と前記青色系の光を発する発光素子とが配
    置されたものであり、 前記第二発光ダイオードは、その光学面の中心軸に対し
    て左右対称の位置に前記緑色系の光を発する発光素子が
    配置されたものであり、 且つ、前記第一発光ダイオードは、各色について、その
    中心軸に対して左側に配置された発光素子を有するもの
    の数と右側に配置された発光素子を有するものの数と
    が、等しくなるように配置されていることを特徴とする
    請求項1記載の発光ダイオードランプ。
  3. 【請求項3】 前記第一発光ダイオード及び前記第二発
    光ダイオードは、マトリックス状に且つ交互に配置され
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載の発光ダイ
    オードランプ。
  4. 【請求項4】 前記第一発光ダイオード及び前記第二発
    光ダイオードは、前記発光素子の発光面に対向するよう
    に設けられた凹面状の反射面を有する反射型発光ダイオ
    ードであることを特徴とする請求項1、2又は3記載の
    発光ダイオードランプ。
  5. 【請求項5】 前記反射面は正面形状が横長の略楕円形
    状に形成されていることを特徴とする請求項4記載の発
    光ダイオードランプ。
  6. 【請求項6】 前記反射面は、その端縁が前記発光素子
    の発光面を含む平面の近傍に位置するように形成されて
    いることを特徴とする請求項4又は5記載の発光ダイオ
    ードランプ。
JP22292095A 1995-08-31 1995-08-31 発光ダイオードランプ Pending JPH0968936A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5630436B2 (ja) * 2009-03-16 2014-11-26 東芝ライテック株式会社 反射型発光ダイオード及び反射型発光ダイオード発光装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5630436B2 (ja) * 2009-03-16 2014-11-26 東芝ライテック株式会社 反射型発光ダイオード及び反射型発光ダイオード発光装置

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