JPH0968243A - 直線シリンダ停止装置 - Google Patents
直線シリンダ停止装置Info
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- JPH0968243A JPH0968243A JP25917995A JP25917995A JPH0968243A JP H0968243 A JPH0968243 A JP H0968243A JP 25917995 A JP25917995 A JP 25917995A JP 25917995 A JP25917995 A JP 25917995A JP H0968243 A JPH0968243 A JP H0968243A
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- piston rod
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 直線シリンダの停止装置を、小型、安価で、
構成を簡易にし、かつ、回転可能にした。 【構成】 停止させる直線シリンダのピストンロッドの
外径よりわずかに小さい内径を有した厚肉の円筒形ブレ
ーキ部材が該ピストンロッドに外挿された状態で、ケー
シングに配設され、該円筒形のブレーキ部材の片端面か
ら、その軸方向に複数個のスリット開口部が途中まで設
けら、また該スリット開口部間の片端面近くに各々受け
ローラが軸方向に直角に設けられおり、またテーパ部を
有するピストンがケーシング内に配設され、このピスト
ンが軸方向に移動することにより、前記複数個の受けロ
ーラが該ピストンのテーパにより拡開されることにより
ロックを解除するように構成した直線シリンダ停止装
置。
構成を簡易にし、かつ、回転可能にした。 【構成】 停止させる直線シリンダのピストンロッドの
外径よりわずかに小さい内径を有した厚肉の円筒形ブレ
ーキ部材が該ピストンロッドに外挿された状態で、ケー
シングに配設され、該円筒形のブレーキ部材の片端面か
ら、その軸方向に複数個のスリット開口部が途中まで設
けら、また該スリット開口部間の片端面近くに各々受け
ローラが軸方向に直角に設けられおり、またテーパ部を
有するピストンがケーシング内に配設され、このピスト
ンが軸方向に移動することにより、前記複数個の受けロ
ーラが該ピストンのテーパにより拡開されることにより
ロックを解除するように構成した直線シリンダ停止装
置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直線シリンダ停止装置
に係わり、特に、構成が簡単で、小型で、安価で、か
つ、回転可能な直線シリンダ停止装置に関する。
に係わり、特に、構成が簡単で、小型で、安価で、か
つ、回転可能な直線シリンダ停止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】直線シリンダ停止装置は、エア作動式直
線シリンダに付加され、そのピストンロッドをロックし
停止機能を働かせるが、従来、この種の直線シリンダ停
止装置としては、油圧増力締め付け型、偏芯増力型、歪
み応力型、コレットチャック型等がある。油圧増力締め
付け型は、ピストンロッドに嵌挿され、その軸方向にス
ッリトを有するブレーキ部材の外周を、シール材を介し
て油圧増力された力で締め付け、ピストンロッドを停止
させる直線シリンダ停止装置である。また、偏芯増力型
は、ピストンロッドの軸心に対して偏芯した位置に回転
中心を有する一対のブレーキ部材を、互いに反対方向に
回動させ、その偏芯距離と回転中心からブレーキ力発生
源のバネの作用点までの距離の比率でバネの力を増力し
た直線シリンダ停止装置である。また、歪み応力型は、
ブレーキ部材の内径をピストンロッドの外形に対して、
わずかに小さくし、このブレーキ部材にピストンロッド
の軸方向に平行な開口部を設け、これを押し拡げること
により、ロックを解除する直線シリンダ停止装置であ
る。また、コレットチャック型は、ピストンロッドに外
挿したコレットチャック機構により、ピストンロッドを
ロックする装置である。
線シリンダに付加され、そのピストンロッドをロックし
停止機能を働かせるが、従来、この種の直線シリンダ停
止装置としては、油圧増力締め付け型、偏芯増力型、歪
み応力型、コレットチャック型等がある。油圧増力締め
付け型は、ピストンロッドに嵌挿され、その軸方向にス
ッリトを有するブレーキ部材の外周を、シール材を介し
て油圧増力された力で締め付け、ピストンロッドを停止
させる直線シリンダ停止装置である。また、偏芯増力型
は、ピストンロッドの軸心に対して偏芯した位置に回転
中心を有する一対のブレーキ部材を、互いに反対方向に
回動させ、その偏芯距離と回転中心からブレーキ力発生
源のバネの作用点までの距離の比率でバネの力を増力し
た直線シリンダ停止装置である。また、歪み応力型は、
ブレーキ部材の内径をピストンロッドの外形に対して、
わずかに小さくし、このブレーキ部材にピストンロッド
の軸方向に平行な開口部を設け、これを押し拡げること
により、ロックを解除する直線シリンダ停止装置であ
る。また、コレットチャック型は、ピストンロッドに外
挿したコレットチャック機構により、ピストンロッドを
ロックする装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記油圧増力
締め付け型は、ピストンロッドを締め付ける力を油圧に
て発生している為、油の洩れ、及び、保守が困難である
等に問題があり、かつ、エネルギの変換機構を有する
為、構造が複雑になり、大型化する問題がある。
締め付け型は、ピストンロッドを締め付ける力を油圧に
て発生している為、油の洩れ、及び、保守が困難である
等に問題があり、かつ、エネルギの変換機構を有する
為、構造が複雑になり、大型化する問題がある。
【0004】また、偏芯増力型は、ピストンロッドの軸
心に対して、偏芯した位置に回転中心を有する一対のブ
レーキ部材と、ブレーキ力を発生させるバネ、及び、ロ
ックを解除するアクチェータから構成されるが、付帯す
る直線シリンダに比べ大型となり、かつ、偏芯加工を必
要とする為、加工の精度向上も必要となり、加工コスト
が高くなる問題があった。
心に対して、偏芯した位置に回転中心を有する一対のブ
レーキ部材と、ブレーキ力を発生させるバネ、及び、ロ
ックを解除するアクチェータから構成されるが、付帯す
る直線シリンダに比べ大型となり、かつ、偏芯加工を必
要とする為、加工の精度向上も必要となり、加工コスト
が高くなる問題があった。
【0005】また歪応力型は、ロックを解除する為のア
クチェータがピストンロッドの軸方向に垂直に作動する
ので、コンパクト化には制約があり、かつ、ロック時
に、停止装置全体が直線ロッドと共に回転させること
は、より構造が複雑になると云う問題があった。
クチェータがピストンロッドの軸方向に垂直に作動する
ので、コンパクト化には制約があり、かつ、ロック時
に、停止装置全体が直線ロッドと共に回転させること
は、より構造が複雑になると云う問題があった。
【0006】さらに、コレットチャック型では、ピスト
ンロッドのチャック部の面積が非常に小さいため、その
部分の面圧が高くなり、チャックの破損、ピストンロッ
ドの傷の発生等の問題があった。
ンロッドのチャック部の面積が非常に小さいため、その
部分の面圧が高くなり、チャックの破損、ピストンロッ
ドの傷の発生等の問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、前記請求項1に係わる発明の構造上の特徴は、円筒
形ブレーキ部材の内径を、停止させるピストンロッドの
外径よりわずかに小さくしてケーシング内に配設させ、
円筒形ブレーキ部材に、その軸方向に沿って、複数個の
スリット開口部が途中まで設けられ、各スリット開口部
間に受けローラが、ピストンロッドの軸方向と直角に配
設され、ピストンロッドの外周をスライドするピストン
のテーパ部が該受けローラに対向しピストンの移動と共
に、該受けローラを介してブレーキ部材を拡開させ、ロ
ックを解除するように構成されることを特徴としたこと
にある。
に、前記請求項1に係わる発明の構造上の特徴は、円筒
形ブレーキ部材の内径を、停止させるピストンロッドの
外径よりわずかに小さくしてケーシング内に配設させ、
円筒形ブレーキ部材に、その軸方向に沿って、複数個の
スリット開口部が途中まで設けられ、各スリット開口部
間に受けローラが、ピストンロッドの軸方向と直角に配
設され、ピストンロッドの外周をスライドするピストン
のテーパ部が該受けローラに対向しピストンの移動と共
に、該受けローラを介してブレーキ部材を拡開させ、ロ
ックを解除するように構成されることを特徴としたこと
にある。
【0008】また、上記請求項2に係わる発明の構造上
の特徴は、請求項1の停止装置全体がピストンロッドを
中心軸として、回転することを特徴としたことにある。
の特徴は、請求項1の停止装置全体がピストンロッドを
中心軸として、回転することを特徴としたことにある。
【0009】
【発明の作用、効果】上記のように構成した、請求項1
に係わる発明においては、ピストンが作動しない場合、
円筒形ブレーキ部材は径方向にわずかに拡開されて、直
線シリンダのピストンロッドに外挿されている為、円筒
形ブレーキ部材の縮径方向の強力な弾性力によって、直
線シリンダのピストンロッドは、ロックされている。ピ
ストンが作動すると、ピストンのテーパ部が円筒形ブレ
ーキ部材のスッリト開口部間に配設された受けローラ
を、より拡開するように作用する。この時、円筒形ブレ
ーキ部材は、受けローラ部において極めてわずか(例え
ば 0.1mm程度)だけ拡開すると、ロックは解除さ
れ、ピストンロッドは、移動可能となる。このように、
円筒形ブレーキ部材は、極めてわずかの変形しか生じな
い為、弾性変形内でのみ、ブレーキ力を繰り返し発生す
ることができる。
に係わる発明においては、ピストンが作動しない場合、
円筒形ブレーキ部材は径方向にわずかに拡開されて、直
線シリンダのピストンロッドに外挿されている為、円筒
形ブレーキ部材の縮径方向の強力な弾性力によって、直
線シリンダのピストンロッドは、ロックされている。ピ
ストンが作動すると、ピストンのテーパ部が円筒形ブレ
ーキ部材のスッリト開口部間に配設された受けローラ
を、より拡開するように作用する。この時、円筒形ブレ
ーキ部材は、受けローラ部において極めてわずか(例え
ば 0.1mm程度)だけ拡開すると、ロックは解除さ
れ、ピストンロッドは、移動可能となる。このように、
円筒形ブレーキ部材は、極めてわずかの変形しか生じな
い為、弾性変形内でのみ、ブレーキ力を繰り返し発生す
ることができる。
【0010】さらに、請求項2に係わる発明において
は、本直線シリンダ停止装置は、ロックを解除するピス
トンが、直線シリンダのピストンロッド方向に動作する
ため、径方向に対称に製作可能で、直線シリンダ停止装
置全体を直線シリンダのピストンロッドと共に簡単に回
転可能となる。
は、本直線シリンダ停止装置は、ロックを解除するピス
トンが、直線シリンダのピストンロッド方向に動作する
ため、径方向に対称に製作可能で、直線シリンダ停止装
置全体を直線シリンダのピストンロッドと共に簡単に回
転可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図1〜図4は本発明の第1の実施例に係わる直線シ
リンダ停止装置を概略的に示したものであり、図1に示
すように直線シリンダ停止装置Sは直線シリンダCに一
体接合される。図2に示すように、直線シリンダ停止装
置は直線作動するピストンロッド2が直線停止装置のケ
ーシング1の中心を貫通している。ケーシング1内に
は、ピストンロッド2の外径より、わずかに小さい内径
を有する鋳鉄等で形成された円筒形ブレーキ部材3が配
設される。
る。図1〜図4は本発明の第1の実施例に係わる直線シ
リンダ停止装置を概略的に示したものであり、図1に示
すように直線シリンダ停止装置Sは直線シリンダCに一
体接合される。図2に示すように、直線シリンダ停止装
置は直線作動するピストンロッド2が直線停止装置のケ
ーシング1の中心を貫通している。ケーシング1内に
は、ピストンロッド2の外径より、わずかに小さい内径
を有する鋳鉄等で形成された円筒形ブレーキ部材3が配
設される。
【0012】円筒形ブレーキ部材3の一方の端部3a
は、ケーシング1に嵌挿され、ケーシング蓋6で固定さ
れ、また、他の端部からは、複数個のスッリト開口部3
bが設けられ、各スリット間には、受けローラ3Cがブ
レーキ部材3にピン3dを介して固定されている。
は、ケーシング1に嵌挿され、ケーシング蓋6で固定さ
れ、また、他の端部からは、複数個のスッリト開口部3
bが設けられ、各スリット間には、受けローラ3Cがブ
レーキ部材3にピン3dを介して固定されている。
【0013】この受けローラに対向して、テーパ部を有
するピストン4が、パッキン4a、パッキン4bと共
に、ケーシング1の内円筒に内挿され、かつ、ピストン
ロッド2が該ピストン4の中心を貫通している。また、
ケーシング1には、パッキン1aが内挿され、さらに、
ケーシング1内に配設されたスプリング5はピストン4
に作用する。
するピストン4が、パッキン4a、パッキン4bと共
に、ケーシング1の内円筒に内挿され、かつ、ピストン
ロッド2が該ピストン4の中心を貫通している。また、
ケーシング1には、パッキン1aが内挿され、さらに、
ケーシング1内に配設されたスプリング5はピストン4
に作用する。
【0014】このように構成された直線シリンダ停止装
置Sは、直線シリンダCと一体接合される。
置Sは、直線シリンダCと一体接合される。
【0015】図5は、本発明の第2の実施例に係わる直
線シリンダ停止装置を概略的に示したもので、直線シリ
ンダ停止装置全体を、回転ケーシング7に内挿したもの
で、ピストンロッド2の直線動作がロックされた状態に
於いても、直線シリンダ停止装置Sの両端面に配設され
たスラスト軸受け8を介して、ピストンロッド2は、直
線シリンダ停止装置と共に、回転可能となる。
線シリンダ停止装置を概略的に示したもので、直線シリ
ンダ停止装置全体を、回転ケーシング7に内挿したもの
で、ピストンロッド2の直線動作がロックされた状態に
於いても、直線シリンダ停止装置Sの両端面に配設され
たスラスト軸受け8を介して、ピストンロッド2は、直
線シリンダ停止装置と共に、回転可能となる。
【0016】次に、直線シリンダ停止装置の組立につい
て説明すると、まずケーシング1に、軸受け1bを嵌合
圧入し、さらに軸シール1aをはめ込む、次にピストン
4に軸受け4cを嵌合圧入し、さらに、軸シール4b及
び、ピストンシール4aをはめ込んだ後、ピストン4を
ケーシング1に挿入する。次にピン3dにて受けローラ
3cを、円筒形ブレーキ部材3に組み付けた後、スプリ
ング5と共に、この円筒形ブレーキ部材3をケーシング
1に嵌合固定し、その後、ケーシング蓋6をケーシング
1に固定する。このように組み立てられた直線シリンダ
停止装置Sは、図3に示すように、ピストン4がピスト
ンロッド2の軸方向に移動すると、円筒形ブレーキ部材
3を受けローラ3cを介して拡開させるため、ピストン
ロッド2の動作が自由になる。
て説明すると、まずケーシング1に、軸受け1bを嵌合
圧入し、さらに軸シール1aをはめ込む、次にピストン
4に軸受け4cを嵌合圧入し、さらに、軸シール4b及
び、ピストンシール4aをはめ込んだ後、ピストン4を
ケーシング1に挿入する。次にピン3dにて受けローラ
3cを、円筒形ブレーキ部材3に組み付けた後、スプリ
ング5と共に、この円筒形ブレーキ部材3をケーシング
1に嵌合固定し、その後、ケーシング蓋6をケーシング
1に固定する。このように組み立てられた直線シリンダ
停止装置Sは、図3に示すように、ピストン4がピスト
ンロッド2の軸方向に移動すると、円筒形ブレーキ部材
3を受けローラ3cを介して拡開させるため、ピストン
ロッド2の動作が自由になる。
【0017】第2の実施例に係わる直線シリンダ停止装
置の組立について説明すると、回転ケーシング7にスラ
スト軸受け8を装着し、ここに直線シリンダ停止装置S
を挿入し、その後、もう1つスラスト軸受け8を装着し
た後、回転ケーシング7とシリンダCを固定する。
置の組立について説明すると、回転ケーシング7にスラ
スト軸受け8を装着し、ここに直線シリンダ停止装置S
を挿入し、その後、もう1つスラスト軸受け8を装着し
た後、回転ケーシング7とシリンダCを固定する。
【0018】次に、上記のように構成した直線シリンダ
停止装置Sの動作について説明する。まず、ケーシング
1の空気供給ポート1cから圧縮空気を加圧すると、ピ
ストン4は図3の位置に移動し、ブレーキ部材3に固定
組み付けされている受けローラ3cを開径方向にさせる
ため、ピストンロッド2とブレーキ部材3の締め付け部
に僅かな隙間ができる、このため、ピストンロッド2は
自由に動作可能となる。また、供給されていた圧縮空気
が排気されると、ピストン4はスプリング5によって図
1の位置に移動する。この時、ブレーキ部材3は、その
歪み応力によってピストンロッド2を締め付け、そのピ
ストンロッド2の移動を阻止する。
停止装置Sの動作について説明する。まず、ケーシング
1の空気供給ポート1cから圧縮空気を加圧すると、ピ
ストン4は図3の位置に移動し、ブレーキ部材3に固定
組み付けされている受けローラ3cを開径方向にさせる
ため、ピストンロッド2とブレーキ部材3の締め付け部
に僅かな隙間ができる、このため、ピストンロッド2は
自由に動作可能となる。また、供給されていた圧縮空気
が排気されると、ピストン4はスプリング5によって図
1の位置に移動する。この時、ブレーキ部材3は、その
歪み応力によってピストンロッド2を締め付け、そのピ
ストンロッド2の移動を阻止する。
【0019】以上に説明したように、本実施例に係わる
シリンダ停止装置は、構成部品が少なく、ブレーキ解除
用ピストンが、ピストンロッドの軸方向に作動するた
め、シリンダ停止装置の外形寸法をシリンダの外形寸法
と同じにすることができ、従来のシリンダ停止装置に比
べ、安価、小型化できる。
シリンダ停止装置は、構成部品が少なく、ブレーキ解除
用ピストンが、ピストンロッドの軸方向に作動するた
め、シリンダ停止装置の外形寸法をシリンダの外形寸法
と同じにすることができ、従来のシリンダ停止装置に比
べ、安価、小型化できる。
【0020】次に、本発明の第2実施例の動作につい
て、図5により説明する。本実施例においては、筒状の
ケーシング1の外周に、空気供給ポート7aと、シール
材7b、7cを有する回転ケーシング7設け、この回転
ケーシング7を固定したまま、直線シリンダ停止装置S
全体を、ピストンロッド2と共に回転可能にする事がで
きる。
て、図5により説明する。本実施例においては、筒状の
ケーシング1の外周に、空気供給ポート7aと、シール
材7b、7cを有する回転ケーシング7設け、この回転
ケーシング7を固定したまま、直線シリンダ停止装置S
全体を、ピストンロッド2と共に回転可能にする事がで
きる。
【0021】
【図1】本直線シリンダ停止装置の断面図である。
【図2】図2のII−II線方向の断面図で、ピストン
を取り除いた図である。
を取り除いた図である。
【図3】図2と同じ直線シリンダ停止装置の断面図で、
ロックを解除した状態の図である。
ロックを解除した状態の図である。
【図4】円筒形ブレーキ部材の斜視図ある。
【図5】第2実施例に係わる直線シリンダ停止装置の断
面図である。
面図である。
1;ケーシング、 2;ピストンロッド、 3;円筒状
ブレーキ部材、 3c;転がり軸受け、 4;ピスト
ン、 5;スプリング、 6;ケーシング蓋、7;回転
ケーシング、 8;スラスト軸受け、 S;直線シリン
ダ停止装置、 C;直線シリンダ
ブレーキ部材、 3c;転がり軸受け、 4;ピスト
ン、 5;スプリング、 6;ケーシング蓋、7;回転
ケーシング、 8;スラスト軸受け、 S;直線シリン
ダ停止装置、 C;直線シリンダ
Claims (2)
- 【請求項1】 停止させる直線シリンダのピストンロッ
ドの外径より、わずかに小さい内径を有した厚肉の円筒
形ブレーキ部材が該ピストンロッドに外挿された状態
で、ケーシングに配設され、該円筒形のブレーキ部材の
片端面から、その軸方向に複数個のスリット開口部が途
中まで設けら、また該スリット開口部間の片端面近くに
各々受けローラが軸方向に直角に設けられおり、またテ
ーパ部を有するピストンがケーシング内に配設され、こ
のピストンが軸方向に移動することにより、前記複数個
の受けローラが該ピストンのテーパにより拡開されるこ
とによりロックを解除するように構成した直線シリンダ
停止装置。 - 【請求項2】 請求項1の構造を有し、かつ、直線シリ
ンダ停止装置全体がシリンダのピストンロッドと共に回
転可能な直線シリンダ停止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25917995A JPH0968243A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 直線シリンダ停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25917995A JPH0968243A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 直線シリンダ停止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0968243A true JPH0968243A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=17330470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25917995A Pending JPH0968243A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 直線シリンダ停止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0968243A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101491693B1 (ko) * | 2013-06-27 | 2015-02-10 | 이관종 | 유압 실린더 |
-
1995
- 1995-08-30 JP JP25917995A patent/JPH0968243A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101491693B1 (ko) * | 2013-06-27 | 2015-02-10 | 이관종 | 유압 실린더 |
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