JPH0968183A - 油冷式容積形圧縮機 - Google Patents

油冷式容積形圧縮機

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JPH0968183A
JPH0968183A JP22634295A JP22634295A JPH0968183A JP H0968183 A JPH0968183 A JP H0968183A JP 22634295 A JP22634295 A JP 22634295A JP 22634295 A JP22634295 A JP 22634295A JP H0968183 A JPH0968183 A JP H0968183A
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JP
Japan
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oil
viscosity
flow path
viscometer
compressor
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JP22634295A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ozaki
博 尾崎
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に油の粘度を適正範囲内に保ち、油の粘度
異常による機器損傷の発生を最小限度にとどめることを
可能とした油冷式容積形圧縮機を提供する。 【解決手段】 圧縮機本体3から延びた吐出流路5に設
けた油分離回収器4の下部の油溜まり部6から油冷却器
7,油フィルタ8および油ポンプ9を経て、圧縮機本体
3の軸受,軸封部,ガス圧縮空間部等の注油箇所に至る
油供給流路11を備えた油冷式容積形圧縮機において、
油供給流路11の油ポンプ9の2次側の部分に油の粘度
を検出する粘度計12を設けるとともに、この粘度計1
2により検出された油の粘度が高くなると油供給流路1
1から上記ガス圧縮空間部に供給する油の量を増大させ
る油分離回収器内部の油温調節部、即ち粘度計12から
粘度信号を受ける流量調節計13、この信号に基づいて
流量調節計13により開度調節される流量調節弁16を
設けて構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば石油精製プ
ラントで使用される油冷式容積形圧縮機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、油の粘度はガスが溶解することに
より変化すること、また溶解するガスの成分が一定で、
かつ溶解量が一定の場合には油の粘度は油温によって一
義的に決定されること、および油の粘度の低下は機器に
悪影響を及ぼすことは周知である。そして、取扱いガス
の成分が一定であるか、変化しても無視できる程度であ
る油冷式容積形圧縮機の場合、吐出温度、或いは給油温
度を監視し、これを適宜調整することにより、油の粘度
を一定の範囲内に保ち、機器の保護が行われている(関
連発明:実開昭61-6698号公報)。また、このような場
合には、斯る取扱いで事足りていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、石油精製プラ
ントで発生するオフガスのように、プラントの運転状態
によってオフガス中に含まれる高級炭化水素(C4
上)の量が時々刻々変化するガスを取扱う油冷式容積形
圧縮機においては、油の粘度が複雑に変化し、単に給油
温度を調整するだけでは油の粘度を一定範囲内に保つこ
とはできない。即ち、ガス成分が変化することにより各
成分のガスの分圧が変化し、分圧が変化することにより
油に対するその成分のガスの溶解量が時々刻々変化する
ため、給油温度と油の一義的な関係が成立しなくなる。
この結果、油の粘度が適正範囲から外れたものとなり、
機器に悪影響を与えるという問題が生じる。本発明は、
斯る従来の問題をなくすことを課題としてなされたもの
で、取扱いガスの成分が時々刻々変化する場合であって
も、常に油の粘度を適正範囲内に保ち、油の粘度異常に
よる機器損傷の発生を最小限度にとどめることを可能と
した油冷式容積形圧縮機を提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1発明は、圧縮機本体から延びた吐出流路に設け
た油分離回収器の下部の油溜まり部から油冷却器,油フ
ィルタおよび油ポンプを経て、上記圧縮機本体の軸受,
軸封部,ガス圧縮空間部等の注油箇所に至る油供給流路
を備えた油冷式容積形圧縮機において、上記油供給流路
のいずれかの部分に油の粘度を検出する粘度計を設ける
とともに、この粘度計により検出された油の粘度が高く
なると上記油供給流路から上記ガス圧縮空間部に供給す
る油の量を増大させる油分離回収器内部の油温調節部を
設けて構成した。
【0005】また、第2発明は、圧縮機本体から延びた
吐出流路に設けた油分離回収器の下部の油溜まり部から
油冷却器,油フィルタおよび油ポンプを経て、上記圧縮
機本体の軸受,軸封部,ガス圧縮空間部等の注油箇所に
至る油供給流路を備えた油冷式容積形圧縮機において、
上記油供給流路のいずれかの部分に油の粘度を検出する
粘度計を設けるとともに、この粘度計により検出された
油の粘度が低下すると上記油分離回収器の内部の油温を
上昇させる油温調節部を設けて構成した。
【0006】さらに、第3発明は、圧縮機本体から延び
た吐出流路に設けた油分離回収器の下部の油溜まり部か
ら第1圧力調節弁,脱ガス器,油冷却器,油フィルタお
よび油ポンプを経て、上記圧縮機本体の軸受,軸封部,
ガス圧縮空間部等の注油箇所に至る油供給流路を備えた
油冷式容積形圧縮機において、上記油供給流路のいずれ
かの部分に油の粘度を検出する粘度計を設けるととも
に、この粘度計により検出された油の粘度が低下すると
上記脱ガス器内の圧力を低下させる脱気部を設けて構成
した。
【0007】さらに、第4発明は、圧縮機本体から延び
た吐出流路に設けた油分離回収器の下部の油溜まり部か
ら油冷却器,油フィルタおよび油ポンプを経て、上記圧
縮機本体の軸受,軸封部,ガス圧縮空間部等の注油箇所
に至る油供給流路を備えた油冷式容積形圧縮機におい
て、上記油供給流路のいずれかの部分に油の粘度を検出
する粘度計と、上記油分離回収器から油を受け入れ、か
つこの油分離回収器に油を戻すことを可能とする配管に
より上記油分離回収器に接続された脱ガス器を設けると
ともに、この粘度計により検出された油の粘度が大きく
なると上記脱ガス器内の圧力を低下させる脱気部を設け
て構成した。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一形態を図
面にしたがって説明する。図1は、第1発明に係る油冷
式容積形圧縮機を示し、逆止弁1を設けた吸込流路2、
圧縮機本体3、油分離回収器4を設けた吐出流路5と続
いている。油分離回収器4の下部の油溜まり部6からは
油冷却器7、油フィルタ8、油ポンプ9を経て軸受、軸
封部に至り、或いは上記油ポンプ9を経て流量調節弁1
0を介してガス圧縮空間部に至る油供給流路11が設け
てある。さらに、この油供給流路11のいずれかの部
分、図示する例では油ポンプ9の2次側に、この流路内
の油の粘度を検出する粘度計12が設けてあり、この粘
度計12により検出粘度を示す信号を流量調節計13に
入力し、この検出粘度に基づき、後述するように流量調
節弁10の開度調節を行わせている。
【0009】上記構成からなる装置において、逆止弁1
を経て圧縮機本体3に吸込まれたガスは、油供給流路1
1から油注入を受けつつ、圧縮された後、油とともに吐
出される。そして、油を伴った圧縮ガスは油分離回収器
4に至り、ここで気液分離され、圧縮ガスは油分離回収
器4の上方から送り出される一方、分離された油は、一
旦油溜まり部6に溜められる。さらに、この油は油冷却
器7で冷却され、油フィルタ8で濾過され、油ポンプ9
により送り出される。そして、ここから上記軸受、軸封
部に油が供給される。また、油ポンプ9から流量調節弁
10を介してガス圧縮機空間に注油される。これらの油
は圧縮機本体3の吐出口から圧縮ガスとともに吐出さ
れ、以後上記同様に循環使用される。
【0010】ところで、図2は油中へのガスの溶解量
(WT%)とガス圧力との関係を油温をパラメータとし
て示したもので、圧力が一定の場合は、油温が低いと溶
解量は増大することが分かる。図3は油温と油の粘度と
の関係を、油中へのガスの溶解量(WT%)をパラメー
タとして示したもので、油温が低下して、溶解量が増大
すると油の粘度が低下し、逆に油温が上昇して、溶解量
が減少すると油の粘度が上昇することが分かる。
【0011】そこで、上記装置では、粘度計12による
検出粘度が高くなると、流量調節計13により流量調節
弁10の開度を大きくして、ガス圧縮空間に注入される
冷却された油の量を増大させ、吐出温度を低下させるよ
うに形成してある。したがって、この場合には吐出され
た油温も低下し、油の粘度も低下する。一方、検出粘度
が低くなると、上記とは逆の作動をさせ、即ち流量調節
弁10の開度を小さくし、油温を上昇させて粘度を高く
するようになっている。そして、このようにして、油の
粘度を許容範囲内に保つようになっている。なお、本装
置の場合、この流量調節弁10と流量調節計13により
油温調節部が形成されている。
【0012】図4は、第2発明に係る油冷式容積形圧縮
機を示し、図1に示す圧縮機と互いに共通する部分につ
いては、同一番号を付して説明を省略する。本発明で
は、圧縮機本体3から油分離回収器4に至る吐出流路5
の部分の周囲に配管21を巡らせ、その内部にスチーム
を流すようになっており、上記部分を加熱できるように
形成してある。また、この配管21には流量調節弁22
を介在させてあり、粘度計12から粘度信号を受ける流
量調節計23により流量調節弁22の開度を調節させ、
これによりスチームの流量調整が可能となっている。な
お、図4中※印同志は連続していることを示している。
【0013】具体的には、粘度計12による検出粘度が
高くなると、流量調節弁22の開度を小さくして、スチ
ームの流量を小さくし、吐出温度、さらに油温を低下さ
せ、油中へのガス溶解量を増大させることにより、油の
粘度を低下させるようになっている。一方、検出粘度が
低くなると、流量調節弁22の開度を大きくし、吐出温
度、さらに油温を上昇させ、油中へのガス溶解量を低減
させることにより、油の粘度を上昇させるようになって
いる。そして、このようにして、油の粘度を許容範囲内
に保つようになっている。なお、本装置の場合、この流
量調節弁22と流量調節計23により油温調節部が形成
されている。ところで、上述した例では、スチームを通
す配管21を配設したものを示したが、本発明はこれに
限定されるものでなく、配設21に代えて電流調節可能
に形成した電気ヒータを配設した圧縮機も含むものであ
る。
【0014】図5は、第3発明に係る油冷式容積形圧縮
機を示し、図1に示す圧縮機と互いに共通する部分につ
いては、同一番号を付して説明を省略する。本発明で
は、油分離回収器4と油冷却器7との間に、第1開閉弁
31と脱ガス器32を介在させてある。また、この脱ガ
ス器32の上部からは第2開閉弁33と、a,b,cポ
ートを有する三方切換弁34とを介在させた脱気用流路
35が設けてある。この内、aポートは第2開閉弁33
を介して脱ガス器32の上部に連通し、bポートは圧縮
機本体3の吸込部に連通し、cポートは大気、或いは図
示しない減圧ポンプに連通している。そして、粘度計1
2から圧力調節計36に粘度信号が送られ、これに基づ
き圧力調節計36により第1,第2開閉弁31,32の
開閉、および三方切換弁34の流路切換えが行われる。
なお、bポートは圧縮機本体3のガス圧縮空間部に連通
させてもよい。
【0015】具体的には、三方切換弁34のa,bポー
トが連通した状態において、粘度計12による検出粘度
が低くなると、第1開閉弁31が閉、第2開閉弁33が
開の状態の下で脱ガス器32内の圧力を下げ、油中への
ガス溶解量を減少させ、粘度を高めるようになってい
る。そして、脱ガス器32内の圧力をさらに低くする必
要がある場合には、三方切換弁34をa,cポートが連
通した状態にする。ガス溶解量が許容範囲内に入ると、
第1開閉弁31を開、第2開閉弁33を閉の状態にし
て、通常の運転に戻る。本発明の場合、第1開閉弁31
と脱ガス器32と第2開閉弁33,三方切換弁34を介
在させた脱気用流路35と圧力調節計36により脱気部
が形成されている。
【0016】図6は、第4発明に係る油冷式容積形圧縮
機を示し、図1に示す圧縮機と互いに共通する部分につ
いては、同一番号を付して説明を省略する。本発明で
は、油供給流路11とは別個に脱ガス器32が設けてあ
り、油分離回収器4と脱ガス器32とは第3開閉弁41
を介在させた往路である第1油流路42と、油ポンプ4
3を介在させた復路である第2油流路44とで結ばれて
いる。また、第3発明に係る圧縮機と同様に脱ガス器3
2の上部からは第2開閉弁33と、a,b,cポートを
有する三方切換弁34とを介在させた脱気用流路35が
設けてある。この内、aポートは第2開閉弁33を介し
て脱ガス器32の上部に連通し、bポートは圧縮機本体
3の吸込部に連通し、cポートは大気、或いは図示しな
い減圧ポンプに連通している。そして、粘度計12から
圧力調節計36に粘度信号が送られ、これに基づき圧力
調節計36により第1,第2開閉弁31,32の開閉、
および三方切換弁34の流路切換えが行われる。なお、
bポートは圧縮機本体3のガス圧縮空間部に連通させて
もよい。
【0017】具体的には、三方切換弁34のa,bポー
トが連通した状態において、粘度計12による検出粘度
が低くなると、第1開閉弁31が閉、第2開閉弁33が
開の状態の下で、高圧の油分離回収器4内の油を低圧の
脱ガス器32に油を送り、脱ガス器32内の圧力を下
げ、油中へのガス溶解量を減少させ、粘度を高めるよう
になっている。そして、脱ガス器32内の圧力をさらに
低くする必要がある場合には、三方切換弁34をa,c
ポートが連通した状態にする。ガス溶解量が許容範囲内
に入ると、第1開閉弁31を開、第2開閉弁33を閉の
状態にして、油ポンプ43を作動させて脱ガス器32か
ら油分離回収器4に油を戻し、通常の運転に戻る。
【0018】本発明の場合、第3開閉弁41を介在させ
た第1油流路42と、油ポンプ43を介在させた第2油
流路44と、第2開閉弁33,三方切換弁34を介在さ
せた脱気用流路35,圧力調節計36とから脱気部が形
成されている。なお、上述した容積形圧縮機として例え
ばスクリュ圧縮機がある。また、第3,第4発明は必ず
しも大気、或いは減圧ポンプに連通する配管を必須要件
とするものではない。
【0019】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、第1発
明によれば、圧縮機本体から延びた吐出流路に設けた油
分離回収器の下部の油溜まり部から油冷却器,油フィル
タおよび油ポンプを経て、上記圧縮機本体の軸受,軸封
部,ガス圧縮空間部等の注油箇所に至る油供給流路を備
えた油冷式容積形圧縮機において、上記油供給流路のい
ずれかの部分に油の粘度を検出する粘度計を設けるとと
もに、この粘度計により検出された油の粘度が高くなる
と上記油供給流路から上記ガス圧縮空間部に供給する油
の量を増大させる油分離器内部の油温調節部を設けて構
成してある。
【0020】また、第2発明によれば、圧縮機本体から
延びた吐出流路に設けた油分離回収器の下部の油溜まり
部から油冷却器,油フィルタおよび油ポンプを経て、上
記圧縮機本体の軸受,軸封部,ガス圧縮空間部等の注油
箇所に至る油供給流路を備えた油冷式容積形圧縮機にお
いて、上記油供給流路のいずれかの部分に油の粘度を検
出する粘度計を設けるとともに、この粘度計により検出
された油の粘度が低下すると上記油分離回収器の内部の
油温を上昇させる油温調節部を設けて構成してある。
【0021】さらに、第3発明によれば、圧縮機本体か
ら延びた吐出流路に設けた油分離回収器の下部の油溜ま
り部から第1圧力調節弁,脱ガス器,油冷却器,油フィ
ルタおよび油ポンプを経て、上記圧縮機本体の軸受,軸
封部,ガス圧縮空間部等の注油箇所に至る油供給流路を
備えた油冷式容積形圧縮機において、上記油供給流路の
いずれかの部分に油の粘度を検出する粘度計を設けると
ともに、この粘度計により検出された油の粘度が低下す
ると上記脱ガス器内の圧力を低下させる脱気部を設けて
構成してある。
【0022】さらに、第4発明によれば、圧縮機本体か
ら延びた吐出流路に設けた油分離回収器の下部の油溜ま
り部から油冷却器,油フィルタおよび油ポンプを経て、
上記圧縮機本体の軸受,軸封部,ガス圧縮空間部等の注
油箇所に至る油供給流路を備えた油冷式容積形圧縮機に
おいて、上記油供給流路のいずれかの部分に油の粘度を
検出する粘度計と、上記油分離回収器から油を受け入
れ、かつこの油分離回収器に油を戻すことを可能とする
配管により上記油分離回収器に接続された脱ガス器を設
けるとともに、この粘度計により検出された油の粘度が
大きくなると上記脱ガス器内の圧力を低下させる脱気部
を設けて構成してある。
【0023】このため、取扱いガスの成分が時々刻々変
化する場合であっても、油温、或いは油収容空間のガス
圧力を適切に調整するようになっているので、常に油の
粘度を適正範囲内に保ち、油の粘度異常による機器損傷
の発生を最小限度にとどめることが可能になるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1発明に係る油冷式容積形圧縮機の全体構
成を示す図である。
【図2】 油中へのガスの溶解量とガス圧力との関係を
示す図である。
【図3】 油温と油の粘度との関係を示す図である。
【図4】 第2発明に係る油冷式容積形圧縮機の全体構
成を示す図である。
【図5】 第3発明に係る油冷式容積形圧縮機の全体構
成を示す図である。
【図6】 第4発明に係る油冷式容積形圧縮機の全体構
成を示す図である。
【符号の説明】
3 圧縮機本体 4 油分離回収器 5 吐出流路 6 油溜まり部 7 油冷却器 8 油フィルタ 9 油ポンプ 10 流量調節弁 11 油供給流路 12 粘度計 13 流量調節計 21 配管 22 流量調節弁 23 流量調節計 31 第1開閉弁 32 脱ガス器 33 第2開閉弁 34 三方切換弁 35 脱気用流路 36 圧力調節計 41 第3開閉弁 42 第1油流路 44 第2油流路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機本体から延びた吐出流路に設けた
    油分離回収器の下部の油溜まり部から油冷却器,油フィ
    ルタおよび油ポンプを経て、上記圧縮機本体の軸受,軸
    封部,ガス圧縮空間部等の注油箇所に至る油供給流路を
    備えた油冷式容積形圧縮機において、上記油供給流路の
    いずれかの部分に油の粘度を検出する粘度計を設けると
    ともに、この粘度計により検出された油の粘度が高くな
    ると上記油供給流路から上記ガス圧縮空間部に供給する
    油の量を増大させる油分離回収器内部の油温調節部を設
    けたことを特徴とする油冷式容積形圧縮機。
  2. 【請求項2】 圧縮機本体から延びた吐出流路に設けた
    油分離回収器の下部の油溜まり部から油冷却器,油フィ
    ルタおよび油ポンプを経て、上記圧縮機本体の軸受,軸
    封部,ガス圧縮空間部等の注油箇所に至る油供給流路を
    備えた油冷式容積形圧縮機において、上記油供給流路の
    いずれかの部分に油の粘度を検出する粘度計を設けると
    ともに、この粘度計により検出された油の粘度が低下す
    ると上記油分離回収器の内部の油温を上昇させる油温調
    節部を設けたことを特徴とする油冷式容積形圧縮機。
  3. 【請求項3】 圧縮機本体から延びた吐出流路に設けた
    油分離回収器の下部の油溜まり部から第1圧力調節弁,
    脱ガス器,油冷却器,油フィルタおよび油ポンプを経
    て、上記圧縮機本体の軸受,軸封部,ガス圧縮空間部等
    の注油箇所に至る油供給流路を備えた油冷式容積形圧縮
    機において、上記油供給流路のいずれかの部分に油の粘
    度を検出する粘度計を設けるとともに、この粘度計によ
    り検出された油の粘度が低下すると上記脱ガス器内の圧
    力を低下させる脱気部を設けたことを特徴とする油冷式
    容積形圧縮機。
  4. 【請求項4】 圧縮機本体から延びた吐出流路に設けた
    油分離回収器の下部の油溜まり部から油冷却器,油フィ
    ルタおよび油ポンプを経て、上記圧縮機本体の軸受,軸
    封部,ガス圧縮空間部等の注油箇所に至る油供給流路を
    備えた油冷式容積形圧縮機において、上記油供給流路の
    いずれかの部分に油の粘度を検出する粘度計と、上記油
    分離回収器から油を受け入れ、かつこの油分離回収器に
    油を戻すことを可能とする配管により上記油分離回収器
    に接続された脱ガス器を設けるとともに、この粘度計に
    より検出された油の粘度が大きくなると上記脱ガス器内
    の圧力を低下させる脱気部を設けたことを特徴とする油
    冷式容積形圧縮機。
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CN103195687A (zh) * 2013-04-07 2013-07-10 山东八一煤电化有限公司 空气压缩机断油保护装置
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