JPH096754A - シナリオ情報処理装置 - Google Patents

シナリオ情報処理装置

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JPH096754A
JPH096754A JP15487795A JP15487795A JPH096754A JP H096754 A JPH096754 A JP H096754A JP 15487795 A JP15487795 A JP 15487795A JP 15487795 A JP15487795 A JP 15487795A JP H096754 A JPH096754 A JP H096754A
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JP
Japan
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frame
jump
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control information
scenario
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JP15487795A
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Toshikazu Nagaie
利和 長家
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Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シナリオ情報の流れをユーザが簡単に確認す
ることのできるシナリオ情報処理装置を提供する。 【構成】 画面に表示されるパネルには、シナリオ情報
を構成する複数のコマが異なる位置に同時に表示され
る。各々のコマ番号を示すコマ番号表示欄602には、
そのコマの有するジャンプ制御情報が表示される。ジャ
ンプ制御情報とは一のコマから他のコマへジャンプする
ための情報である。ジャンプ制御情報はジャンプ元のコ
マの情報と、ジャンプ先のコマの情報とを含む。コマ番
号表示欄602にはジャンプ元のコマには“JT”の文
字列が、ジャンプ先のコマには“JF”の文字列が各々
表示される。またペアになったジャンプ元のコマおよび
ジャンプ先のコマには同一の番号(“1”,“2”な
ど)が同時に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はシナリオ情報処理装置
に関し、特にワードプロセッサや汎用コンピュータやワ
ークステーションなどにおける文書処理や情報表示等で
のシナリオ情報を編集処理するシナリオ情報処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より文字、画像、音声など種々のタ
イプのデータを統合的に関連付け、それらのデータの経
時的変化やユーザのイベントに伴う画面上でのふるまい
や変化などを制御する制御装置が知られる。このような
制御装置においてデータの経時的変化を示す情報はシナ
リオ情報と呼ばれる。シナリオ情報を生成、編集する装
置としてシナリオ情報処理装置が知られている。
【0003】従来のシナリオ情報処理装置において、シ
ナリオ情報はシナリオ情報を記述するための特定の言語
により記述される。通常シナリオ情報は、一の時刻を始
めとして経時的に変化する画面のオブジェクトの位置情
報などにより構成される。記述されたシナリオ情報の中
である一の時刻から他の時刻へ移るジャンプ制御を行な
うためのジャンプ制御情報が記載される場合もある。た
とえば特開平6−231030に開示されているシステ
ムでは、ジャンプ制御情報として“GOTO”や“LO
OP”などのコマンドがユーザにより記載される。ユー
ザは言語により記載されたシナリオ情報を編集すること
によりシナリオ情報の編集を行なう。ジャンプ制御情報
により、シナリオ情報の繰り返し処理や場面転換などが
行われる。
【0004】またたとえばマクロメディア社のシナリオ
オーサリングツールである“Director”のように、シナ
リオ情報の一部を「スコア」と呼ばれる視覚的なチャー
トにより表現する装置も知られる。これらの装置におい
ても繰り返し処理や場面転換などを行なうためのジャン
プ制御情報は独自の言語により記述される。これら言語
で記載されたジャンプ制御情報は「スコア」上にその存
在が表示される。これによりユーザはシナリオ情報に含
まれるジャンプ制御情報を確認することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のシ
ナリオ情報処理装置では、シナリオ情報の流れをユーザ
が簡単に確認することができないという問題点があっ
た。特に文字、画像、音声など種々のタイプのデータを
統合的に関連付け、それらの時刻変化やユーザイベント
に伴う画面上でのふるまい、変化などを制御するシナリ
オ情報を作成、編集するためのシナリオ情報処理装置で
は、シナリオ全体の流れがどのようになっているかをど
の程度簡単に視認できるかが、システムの操作性や使い
勝手に影響する要因の1つである。シナリオ情報の流れ
をユーザが簡単に確認することができないことは装置の
使い勝手を悪くする原因となっていた。
【0006】この問題点は以下に述べる原因によって生
じている。 (1) 言語によりシナリオ情報の記述では、ジャンプ
制御情報が言語中に散在し、ユーザはその散在したジャ
ンプ制御情報の内容を確認せねばならず、視認性が悪
い。
【0007】(2) 一時刻における表示画面であるコ
マ(以下単に「コマ」という。以下同じ。)によりシナ
リオ情報の一部を表示させる場合においても、表示され
ているコマからはジャンプ制御情報を認識することがで
きず、コマからコマへの表示の流れをユーザは理解する
ことができない。
【0008】(3) ジャンプ制御情報はいわば処理を
コマからコマへと移すための情報であり、情報の編集に
おいて離れた複数の時点におけるコマを参照する必要が
あるが、その複数の時点をユーザは明確に知ることがで
きない。
【0009】(4) ジャンプ制御情報により繰り返し
や場面転換などを含むシナリオ情報が作成されたとき
に、ユーザはそのシナリオ情報の実行によりどのような
画面が表示されるかを知ることができない。ユーザはこ
のようなシナリオ情報により表示される画面を確認する
ために、マニュアル操作により画面を呼出して表示させ
るなどの無駄な作業をしなければならなかった。
【0010】(5) 編集処理を行なっているコマから
ジャンプ先のコマへ編集操作を移したいときに、ユーザ
はジャンプ先のコマを調べ、表示させる操作をしなけれ
ばならないので、その手続が煩雑であった。
【0011】この発明は上記(1)から(5)に示され
るような問題点を解決するためになされたもので、シナ
リオ情報の流れをユーザが簡単に確認することのできる
シナリオ情報処理装置を提供することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のシナリ
オ情報処理装置は、複数のコマを含むシナリオ情報の処
理を行なうシナリオ情報処理装置であって、コマを表示
するコマ表示手段と、表示されたコマに付随して当該コ
マのジャンプ制御情報を表示するジャンプ制御情報表示
手段とを備えたものである。
【0013】請求項2に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1に記載のシナリオ情報処理装置であって、
コマ表示手段は、複数のコマを異なる位置に同時に表示
するものである。
【0014】請求項3に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情報
処理装置であって、ジャンプ制御情報は、ジャンプ元の
コマを示す情報およびそのジャンプ先のコマを示す情報
の組の複数の集合からなる情報を含み、ジャンプ制御情
報表示手段は組の各々におけるジャンプ元のコマを示す
情報とジャンプ先のコマを示す情報とを関連付けて表示
するものである。
【0015】請求項4に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情報
処理装置であって、ジャンプ制御情報はジャンプ元のコ
マを示す情報とジャンプ先のコマを示す情報とを含み、
ジャンプ制御情報表示手段は、ジャンプ元のコマを示す
情報とジャンプ先のコマを示す情報とを異なる表示形式
で表示するものである。
【0016】請求項5に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情報
処理装置であって、ジャンプ制御情報は、ジャンプ元の
コマを示す情報およびそのジャンプ先のコマを示す情報
の組の複数の集合からなる情報を含み、前記ジャンプ制
御情報表示手段は、組の各々におけるジャンプ元のコマ
を示す情報とジャンプ先のコマを示す情報とを同じ色彩
で表示するものである。
【0017】請求項6に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情報
処理装置であって、ジャンプ制御情報はジャンプ元のコ
マを示す情報とジャンプ先のコマを示す情報とを含み、
ジャンプ制御情報表示手段は、ジャンプ元のコマに付随
してジャンプ先のコマを示す情報を表示するものであ
る。
【0018】請求項7に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情報
処理装置であって、ジャンプ制御情報は、ジャンプ元の
コマとジャンプ先のコマとを関連付ける情報を含み、複
数のコマのうち1つのコマを指示する指示手段と、ジャ
ンプ制御情報に基づいて指示されたコマに関連するコマ
を指示する情報を表示する指示情報表示手段とをさらに
備えたものである。
【0019】請求項8に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情報
処理装置であって、ジャンプ制御情報はジャンプ元のコ
マとジャンプ先のコマとを関連付ける情報を含み、複数
のコマのうち1つのコマを指示する指示手段と、ジャン
プ制御情報に基づいて指示されたコマに関連するコマが
コマ表示手段により表示されるようにコマ表示手段を制
御する制御手段とをさらに備えたものである。
【0020】請求項9に記載のシナリオ主表面は、請求
項1または2のいずれかに記載のシナリオ情報処理装置
であって、ジャンプ制御情報は、ジャンプ元のコマとジ
ャンプ先のコマとを関連付ける情報を含み、複数のコマ
のうち、1つのコマを指示する指示手段と、ジャンプ制
御情報に基づいて、指示されたコマに関連するコマを表
示する関連コマ表示手段とをさらに備えたものである。
【0021】請求項10に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1から9のいずれかに記載のシナリオ情報処
理装置であって、ジャンプコマンドと1つのコマを示す
情報とを入力するコマンド入力手段と、入力された1つ
のコマを示す情報とジャンプ制御情報とに基づいて、編
集を行なうコマを識別する識別手段と、識別されたコマ
の編集を行なう編集手段とをさらに備えたものである。
【0022】
【作用】請求項1に記載のシナリオ情報処理装置は、複
数のコマを含むシナリオ情報からコマを表示し、表示さ
れたコマに付随して当該コマのジャンプ制御情報を表示
する。
【0023】請求項2に記載のシナリオ情報情報処理装
置は、請求項1に記載のシナリオ情報処理装置の作用に
加えて、複数のコマを異なる位置に同時に表示する。
【0024】請求項3に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情報
処理装置の作用に加えて、ジャンプ元のコマを示す情報
とジャンプ先のコマを示す情報とを関連付けて表示す
る。
【0025】請求項4に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情報
処理装置の作用に加え、ジャンプ元のコマを示す情報と
ジャンプ先のコマを示す情報とを異なる表示形式で表示
する。
【0026】請求項5に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情報
処理装置の作用に加え、ジャンプ元のコマを示す情報と
ジャンプ先のコマを示す情報とを異なる色彩で表示す
る。
【0027】請求項6に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情報
処理装置の作用に加えて、ジャンプ元のコマに付随して
ジャンプ先のコマを示す情報を表示する。
【0028】請求項7に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情報
処理装置の作用に加えて、複数のコマのうち1つのコマ
を指示し、ジャンプ制御情報に基づいて指示されたコマ
に関連するコマを指示する情報を表示する。
【0029】請求項8に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情報
処理装置の作用に加えて、複数のコマのうち1つのコマ
を指示し、ジャンプ制御情報に基づいて指示されたコマ
に関連するコマがコマ表示手段により表示されるように
コマ表示手段を制御する。
【0030】請求項9に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情報
処理装置の作用に加えて、複数のコマのうち1つのコマ
を指示し、ジャンプ制御情報に基づいて指示されたコマ
に関連するコマを表示する。
【0031】請求項10に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1から9のいずれかに記載のシナリオ情報処
理装置の作用に加え、ジャンプコマンドと1つのコマを
示す情報を入力し、入力された1つのコマを示す情報と
ジャンプ制御情報とに基づいて、編集を行なうコマを識
別し、識別されたコマの編集を行なう。
【0032】
【実施例】以下添付図面に基づいて本発明の実施例を説
明する。なお添付図面に示されている同一符号は同一部
分を示す。
【0033】[実施例1]図1は本発明の第1の実施例
におけるシナリオ情報処理装置の装置構成を示すブロッ
ク図である。
【0034】図を参照してシナリオ情報処理装置は、装
置全体の制御を行なう中央処理装置(CPU)101
と、表示画面のある場所を指し示し各種の操作を行なう
ためのペンやマウスなどのような装置により構成される
ポインティングデバイス102と、シナリオ情報処理画
面(シナリオ情報の編集を行なうための画面をいう。以
下同じ。)を表示する表示装置103と、操作パネルの
表示や操作パネル上での実際の操作とそれらに対応する
処理とを行なうシナリオ制御部104と、時刻の各々に
おけるオブジェクト名とそれらの位置情報を格納する時
刻別データ格納部105と、オブジェクトの実際のデー
タ(文字コード、図形の座標データ、イメージデータな
ど)を格納するコード情報バッファ106と、オブジェ
クトの移動、拡大、縮小などオブジェクトの編集操作な
どを行なうオブジェクト操作制御部107と、オブジェ
クト操作に必要なデータや編集結果などを一時的に格納
するオブジェクト操作バッファ108と、オブジェクト
の表示やコマに関する表示などの表示全般の処理を行な
う表示制御部109と、本発明の特徴であるジャンプ制
御情報の処理を行なうジャンプ制御情報処理部110と
から構成される。
【0035】図2は図1のシナリオ制御部104の具体
的構成を示すブロック図である。図を参照してシナリオ
制御部104は、ポインティングデバイス102による
ポインティングが行なわれたかどうかのイベント情報
(具体的にはペンやマウスなどからのクリック信号や位
置信号などの情報)を処理するイベント処理部201
と、イベント処理部201からイベントの起きた位置情
報を入力し、後述する各々の処理エリア管理部に処理を
分岐するエリア管理部202と、シーン(画面に表示さ
れているコマをいう。以下同じ。)内で使用されている
オブジェクトを登録するためのオブジェクトリスト管理
部203と、時刻選択の際に使用される時刻選択用エリ
アを管理する時刻欄管理部204と、選択された時刻を
格納する選択時刻データ格納部205と、シーン内で使
用されているオブジェクトの表示を行なうエリア(以下
「オブジェクト欄」という。)を管理するオブジェクト
欄管理部206と、オブジェクト欄のどのオブジェクト
が選択されているかを格納する指定オブジェクト参照番
号格納部207と、コマの時刻ごとの状態が連続表示さ
れているエリアを管理するコマ表示欄管理部208と、
現在操作中のコマ番号を格納する操作中のコマ番号格納
部209と、表示されているコマの表示倍率を変更する
ための表示倍率指定欄を管理する表示倍率指定エリア管
理部210と、指定された表示倍率を格納する表示倍率
格納部211とを含む。
【0036】図3は図1のジャンプ制御情報管理部11
0の具体的構成を示すブロック図である。
【0037】ジャンプ制御情報処理部110は、ジャン
プ制御情報を可視化してシナリオ情報処理画面上に表示
するジャンプ制御情報表示部301と、ジャンプ制御情
報を記憶し、ジャンプ制御情報管理を行うジャンプ制御
情報テーブル303と、ジャンプ制御情報テーブル30
3の内容の作成や変更などを行なうジャンプ制御情報作
成部302と、ジャンプ制御情報テーブル303から特
定のFROMフィールド(ジャンプ元のコマを示す情
報)を持ったものを検索した結果を格納するFROM情
報バッファ304と、FROM情報バッファ304に記
憶されているFROMフィールドの数を記憶するFRO
Mレコード数記憶部305と、ジャンプ制御情報テーブ
ル303から特定のTOフィールド(ジャンプ先のコマ
を示す情報)を持ったものを検索した結果を格納するT
O情報バッファ306と、TO情報バッファ306に含
まれているTOフィールドの数を記憶するTOレコード
数記憶部307と、を含む。FROM情報バッファ30
4と、FROMレコード数記憶部305と、TO情報バ
ッファ306と、TOレコード数記憶部307とは後述
するジャンプ制御情報処理部110の処理に用いられ
る。
【0038】図4は図3のジャンプ制御情報テーブル3
03の具体的な内容を示す図である。
【0039】図を参照してジャンプ制御情報テーブル
は、ジャンプ制御情報の各々を識別するために付与され
るジャンプ制御情報識別番号(以下単に「識別番号」と
いう。)を記憶する識別番号フィールドと、ジャンプ制
御情報のジャンプ元の箇所を特定するたとえばコマ番号
などの情報を格納するFROMフィールドと、当該FR
OMフィールドのジャンプ先の箇所であるコマ番号など
を格納するTOフィールドとから構成される。
【0040】なお、ジャンプ制御情報テーブル303に
は、図示されるようにその識別番号ごとにジャンプ元の
コマとジャンプ先のコマとが1組となって格納されてい
る。
【0041】また図3のFROM情報バッファ304お
よびTO情報バッファ306も図4に示されるジャンプ
制御情報テーブル303と同一のフィールド構成を有す
る。ユーザによりコマからコマへのジャンプ制御情報が
入力されると、そのジャンプ制御情報は特定の識別番号
が付与された後、ジャンプ制御情報テーブル303へ記
憶される。ジャンプ制御情報テーブル303の情報はシ
ナリオ情報が編集され、ジャンプ制御情報に変更が加え
られたとき、再編成される。
【0042】図6は本実施例におけるシナリオ情報処理
装置の表示装置103において表示される操作パネル
(シナリオ情報処理画面の一部)を示す図である。
【0043】図を参照して操作パネルには、複数のコマ
が異なる位置に同時に表示されるコマ表示欄601と、
コマ番号(コマを特定するための情報)が表示されるコ
マ番号表示欄602と、シーンで表示されているオブジ
ェクトの一覧を表示するオブジェクト欄603と、表示
されているコマの倍率を変更するための表示倍率指定エ
リア604と、コマ表示欄601に表示されていないコ
マを表示させるためのコマ表示切替部606と、オブジ
ェクト欄603に表示されていないオブジェクトを表示
させるためのオブジェクト欄切換部605とを含んでい
る。ユーザ(操作者)はこのパネルを見ながらポインテ
ィングデバイス102により入力を行ない、これにより
シナリオ情報の編集処理操作が行なわれる。またこのよ
うなシナリオ情報処理装置に含まれる種々の機能は特願
平6−278946に開示されている。以下に本実施例
におけるシナリオ情報処理装置で行なわれるコマ表示処
理について説明する。
【0044】図7は本実施例におけるコマ表示欄601
が行なうコマ表示処理を示すフローチャートである。
【0045】図を参照して、ステップS701で表示倍
率格納部211から現在のコマの表示倍率のデータが取
得される。ステップS702において表示倍率とパネル
サイズとから表示コマ数が決定される。ステップS70
3において表示装置103に表示されているパネル内に
コマ表示欄が描画される。コマ表示欄とはコマを表示す
るための外枠のことである。なおパネルに既にコマ表示
欄が描画されており、かつ今回の表示倍率とパネルサイ
ズとが現在表示されているコマ表示欄と同一であるとき
にはステップS701からステップS703までの処理
はスキップされる。ステップS704において、時刻別
データ格納部105とコード情報バッファ106とから
表示する1つのコマに含まれるオブジェクトの位置情報
と表示のための実際のデータ(オブジェクトの文字コー
ド、図形の座標データ、イメージデータなど)などが読
込まれる。ステップS705において読込まれたデータ
に基づきオブジェクトが該当する箇所に表示される。ス
テップS706において指定のコマに存在するオブジェ
クトがすべて表示されたかどうかがチェックされ、ステ
ップS706でNOであればステップS704からの処
理が繰り返し行なわれる。
【0046】ステップS706でYESであればステッ
プS707においてジャンプ制御情報処理部110によ
ってジャンプ制御情報の表示が行なわれる。
【0047】ステップS708においてすべての表示コ
マが表示されたか判定され、NOであればステップS7
04からの処理が繰り返され、ステップS708でYE
Sであればここでの処理は終了する。
【0048】図8は図7のステップS707において行
なわれる処理であるジャンプ制御情報の表示処理を示す
フローチャートであって、図9は図8のフローチャート
に続くフローチャートである。
【0049】図8および図9を参照して、ステップS8
01においてFROMレコード数記憶部305に記憶さ
れているFROMレコード数に“0”が記憶される。ス
テップ802において、FROM情報バッファ304の
情報の1つを指示するためのポインタであるFROMレ
コードポインタ(以下「fp」という。)がFROM情
報バッファ304の先頭レコードにセットされる。ステ
ップS803においてTOレコード数記憶部307に記
憶されているTOレコード数に“0”が記憶される。ス
テップS804においてTO情報バッファ306に含ま
れる情報を示すポインタであるTOレコードポインタ
(以下「tp」という。)がTO情報バッファ306の
先頭レコードにセットされる。
【0050】ステップS805においてジャンプ制御情
報テーブル303の先頭レコードにジャンプレコードポ
インタ(以下「jp」という。)がセットされる。以上
ステップS805までの処理によりジャンプ制御情報の
表示処理の準備が終了する。
【0051】ステップS806からの処理においては、
ジャンプ制御情報テーブル303の各々のレコードが検
索され、現在処理されているコマを情報として有するジ
ャンプ制御情報が検索される。処理の行なわれているコ
マのコマ番号はジャンプ制御情報処理部110に入力さ
れているものとする。
【0052】ステップS806においてjpが示してい
るレコードのFROMフィールドのデータと処理されて
いるコマのコマ番号とが一致するか判定される。ステッ
プS806でYESであればステップS807におい
て、FROM情報バッファ304の中でfpが示してい
るレコードにjpが示しているレコードのデータがコピ
ーされる。ステップS808においてFROMレコード
数記憶部305のFROMレコード数が1インクリメン
トされる。ステップS809において、fpが1インク
リメントされその指示する位置がFROM情報バッファ
304の次のレコードに進められる。
【0053】ステップS810において、jpが示して
いるレコードのTOフィールドのデータと現在処理中の
コマのコマ番号とが一致するか判定される。ステップS
810でYESであれば、ステップS811においてT
O情報バッファ306中でtpが示しているレコードに
jpが示しているレコードのデータがコピーされる。ス
テップS812においてTOレコード数記憶部307の
TOレコード数が1インクリメントされる。ステップS
813においてtpの示すTO情報バッファ306のレ
コードが次のレコードに進められる。
【0054】ステップS814においてjpがジャンプ
制御情報テーブル303の次のレコードに進められる。
ステップS815においてjpの示すジャンプ制御テー
ブルのレコードが有効レコードであるか判定され、YE
SであればステップS806からの処理が繰り返し行な
われる。
【0055】ステップS815でNOであればステップ
S816においてジャンプ制御情報が画面に表示され、
ここでの処理は終了する。
【0056】なおステップS806においてNOであれ
ば、ステップS807からS809までの処理はスキッ
プされ、ステップS810からの処理が行なわれる。
【0057】またステップS810においてNOであれ
ば、ステップS811からステップS813までの処理
はスキップされ、ステップS814からの処理が行なわ
れる。
【0058】図10は図9のステップS816における
ジャンプ制御情報を画面に表示する処理を示すフローチ
ャートである。
【0059】図を参照してステップS901においてF
ROMレコード数記憶部305のFROMレコード数が
0であるか否かが判別される。FROMレコード数が0
であることはFROM情報バッファ304に記憶されて
いるデータがないことを示す。ステップS901でNO
であれば、ステップS902において時刻欄管理部20
4から処理しているコマのコマ番号表示欄の表示領域が
取得される。ステップS903において取得された表示
領域の右寄りの領域がジャンプFROMマークの表示位
置として設定される。ステップS904において設定さ
れた位置にジャンプFROMマーク(本実施例では矩形
で囲まれた“JF”という文字列)が表示される。
【0060】ステップS905においてTOレコード数
記憶部307に記憶されているTOレコード数が0であ
るか判定される。TOレコード数が0であることはTO
情報バッファ306にデータが書込まれていないことを
示す。ステップS905でNOであれば、ステップS9
06において時刻欄管理部204から処理しているコマ
のコマ番号表示欄の表示領域が取得される。ステップS
907において取得された領域の左寄りの領域がジャン
プTOマークの表示位置として設定される。ステップS
908において設定された位置にジャンプTOマーク
(本実施例では矩形で囲まれた“JT”という文字列)
が表示される。
【0061】なおステップS901においてYESであ
ればステップS902からS904の処理はスキップさ
れ、ステップS905からの処理が行なわれる。
【0062】またステップS905においてYESであ
れば、ステップS906からS908までの処理はスキ
ップされる。
【0063】図11は本実施例におけるシナリオ情報処
理装置において、ジャンプ制御情報が表示されたパネル
を示す図である。
【0064】図を参照してジャンプ制御情報を有するコ
マのうちジャンプ元となるコマのコマ番号表示欄602
の右寄りには“JF”の情報が表示され、ジャンプ先の
コマのコマ番号表示欄602の左寄りには矩形で囲まれ
た“JT”の情報が表示される。図においてはコマ番号
2およびコマ番号5のコマに“JF”の情報が、コマ番
号1およびコマ番号の4のコマに“JT”の情報が表示
されている。
【0065】なお本実施例においては表示画面に複数の
コマを同時に表示し、同時に表示された複数の各々のコ
マに付随する形でジャンプ制御情報を表示させることし
たが、たとえば画面上に1つのコマしか表示されないシ
ナリオ情報処理装置であっても、表示されているコマに
付随してジャンプ制御情報を表示させることによって、
ユーザはシナリオ情報の流れを容易に理解することがで
きる。このように本発明は他の態様を持ったシナリオ情
報処理装置にも適用することが可能である。
【0066】[実施例2]本発明の第2の実施例におけ
るシナリオ情報処理装置の具体的構成は図1から図3ま
での第1の実施例におけるシナリオ情報処理装置と実質
的に同一である。またそのコマの表示における処理は図
7から図9までに記載されている第1の実施例における
シナリオ情報処理装置の処理と同一である。ただし図9
のステップS816で示されるジャンプ制御情報を画面
に表示する処理において、第2の実施例では図12の処
理が行なわれる。
【0067】図12を参照して、ステップS1101に
おいて、FROMレコード数記憶部305に含まれるF
ROMレコード数が0であるか判定される。ステップS
1101でNOであれば、ステップS1102におい
て、時刻欄管理部204から該当のコマのコマ番号表示
欄の表示領域が取得される。ステップS1103におい
て、取得された領域の右寄りの領域が表示位置として設
定される。ステップS1104において設定された位置
にジャンプFROMマーク(本実施例では矩形で囲まれ
た“JF”という文字列)が表示される。ステップS1
105において当該ジャンプ制御情報の識別番号(図4
に示されるように1組のジャンプ元とジャンプ先とに付
与される識別番号)がジャンプFROMマークの隣りに
表示される。
【0068】同様にステップS1106においてTOレ
コード数記憶部307に含まれるTOレコード数が0で
ある判別される。ステップS1106にいおてNOであ
れば、ステップS1107において時刻欄管理部204
から処理されているコマのコマ番号表示欄の表示領域が
取得される。ステップS1108において取得された領
域の左寄りの領域が表示位置として設定される。ステッ
プS1109において設定された位置にジャンプTOマ
ーク(本実施例では矩形で囲まれた“JT”という文字
列)が表示される。ステップS1110においてジャン
プ制御情報の識別番号がジャンプTOマークの隣りに表
示される。
【0069】図13は本実施例におけるシナリオ情報処
理装置の表示画面に表示されるパネルを示す図である。
【0070】図を参照して本実施例におけるパネルのコ
マ番号表示欄602にはジャンプ制御情報が表示され
る。ジャンプ制御情報としてジャンプ元であるコマには
JFの表示が、ジャンプ先であるコマにはJTの表示が
表示される。またジャンプ元とそのジャンプ先からなる
1組のコマの各々には同一の番号(識別番号)が表示さ
れる。これによりユーザはパネルを見ることによりジャ
ンプ元のコマとジャンプ先のコマとを容易に識別するこ
とができ、容易にシナリオ情報の流れを確認することが
できる。図13ではコマ1に“JT2”の表示が、コマ
2に“JF1”の表示が、コマ4に“JT1”の表示
が、コマ5に“JF2”の表示がなされている。
【0071】[実施例3]第3の実施例におけるシナリ
オ情報処理装置の装置構成は図1から図3に示される第
1の実施例と同一であるのでここでの説明を繰り返さな
い。第3の実施例におけるシナリオ情報処理装置におけ
るコマ表示処理において、図7から図9に示される処理
が行なわれるのは第1の実施例と同様である。ただし図
9に示されるステップS816におけるジャンプ制御情
報を画面に表示する処理として第3の実施例では図14
に示される処理が行なわれる。
【0072】図14を参照して、ステップS1301に
おいてFROMレコード数記憶部305のFROMレコ
ード数が0であるか判別される。ステップS1301で
NOであればステップS1302において時刻欄管理部
204から処理を行なっているコマのコマ番号表示欄の
表示領域が取得される。ステップS1303において取
得された領域の右寄りの領域が表示位置として設定され
る。ステップS1304において設定された位置にジャ
ンプFROMマーク(本実施例では矩形で囲まれた“J
F”という文字列)がシステムにより規定される色彩
(ここでは赤色)で表示される。
【0073】同様にステップS1305においてTOレ
コード数記憶部307のTOレコード数が0であるか判
別される。ステップS1305においてNOであれば、
ステップS1306において時刻欄管理部204から処
理をしているコマの番号表示欄の表示位置が取得され
る。ステップS1307において、取得された領域の左
寄りの位置が表示位置として設定される。ステップS1
308において設定された位置にジャンプTOマーク
(本実施例では矩形で囲まれた“JT”という文字列)
がシステム規定の色である緑色で表示される。
【0074】つまり本実施例におけるシナリオ情報処理
装置では図15に示されるようにそのコマ番号表示欄6
02にジャンプ元のコマを示す“JF”の文字列、およ
びジャンプ先のコマを示す“JT”の文字列が表示さ
れ、かつその“JF”の文字列は赤色で、“JT”の文
字列は緑色により表示される。これによりユーザはパネ
ルを見ることでシナリオ情報に含まれるジャンプ制御情
報の内容を簡単に確認することができる。
【0075】なおジャンプ制御情報を示す色彩はユーザ
により任意に設定できるようにしてもよい。
【0076】また、色彩のかわりに、同一のマーク等を
表示することにより、JF,JTのマークを区別しやす
くするようにしてもよい。
【0077】[実施例4]本発明の第4の実施例におけ
るシナリオ情報処理装置の装置構成は図1および図2に
示される第1の実施例と実質的に同一である。ただし図
2における表示倍率格納部211においては、図16に
示されるようにジャンプマーク属性情報記憶部308が
追加して設けられている。このジャンプマーク属性情報
記憶部308は具体的には、図5に示されるようにジャ
ンプ制御情報の識別番号と1対1に対応したマーク属性
を記憶するためのエリアから構成される。マーク属性エ
リアには色番号(一般的にはカラーマップテーブルへの
インデックス番号)が記憶される。
【0078】本実施例におけるシナリオ情報処理装置で
行なわれるコマ表示の処理は図7から図9に示されるフ
ローチャートでの処理と実質的に同一である。ただしジ
ャンプ制御情報テーブル303の内容が入力されるたび
に、ジャンプマーク属性情報記憶部308のテーブルに
は、ジャンプ制御情報識別番号に対応して他に使用され
ていない色番号(カラーマップテーブルへのインデック
ス番号)がマーク属性エリアに登録される。
【0079】また図9のステップS816において行な
われるジャンプ制御情報を画面に表示する処理において
は、図17に示されるフローチャートによる処理が実行
される。
【0080】図を参照してステップS1501におい
て、FROMレコード数記憶部305のFROMレコー
ド数が0であるかどうか判定される。ステップS150
1でNOであれば、ステップS1502において時刻欄
管理部204から処理を行なっているコマのコマ番号表
示欄の表示領域が取得される。ステップS1503にお
いて取得された領域の右寄りの領域が表示位置として決
定される。ステップS1504において、ジャンプマー
ク属性情報記憶部308のテーブルに基づいて、ジャン
プ制御情報識別番号に対応する色番号が識別される。ス
テップS1505において、ステップ1503で設定さ
れた位置にステップS1504で決定された色番号の色
によりジャンプFROMマーク(本実施例では矩形で囲
まれた“JF”という文字列)が表示される。
【0081】同様にステップ1506においてTOレコ
ード数記憶部307のTOレコード数が0であるかどう
か判定される。ステップS1506においてNOであれ
ば、ステップS1507において時刻欄管理部204か
ら処理を行なっているコマのコマ番号表示欄の表示領域
が取得される。ステップS1508において取得された
領域の左寄りの領域が表示位置として設定される。ステ
ップS1509において、ジャンプマーク属性情報記憶
部308のテーブルから、ジャンプ制御情報識別番号に
対応する色番号が識別される。ステップS1510にお
いて設定された位置に識別された色番号によるジャンプ
TOマーク(本実施例においては矩形で囲まれた“J
T”という文字列)が表示される。
【0082】なおステップS1501においてYESで
あれば、ステップS1506からの処理が行なわれる。
またステップS1506においてYESであれば本ルー
チンは終了する。
【0083】図18は本実施例におけるシナリオ情報処
理装置で表示装置103に表示されるパネルの具体例を
示す図である。
【0084】図を参照して本実施例におけるパネルに
は、表示されたコマに付随してジャンプ元のコマを示す
“JF”という文字列およびジャンプ先のコマを示す
“JT”という文字列が表示される。また、1組となっ
ているジャンプ元のコマおよびジャンプ先のコマは同一
の色彩により表示される。これによりユーザは複数のコ
マにおけるジャンプ先のコマおよび対応するジャンプ元
のコマを容易に識別することができ、シナリオ情報の流
れを簡単に確認することができる。
【0085】なお、本実施例においても、組となるコマ
の各々に同一のマークを付する等して、両者の対応関係
を明示するようにしてもよい。
【0086】[実施例5]本発明の第5の実施例におけ
るシナリオ情報処理装置の装置構成は図1から図3に示
される第1の実施例と実質的に同一である。
【0087】そして装置において行なわれるコマ表示処
理として図7から図9のフローチャートに示される処理
が行なわれる。ただし本実施例においては図9のステッ
プS816において、図19に示される処理が行なわれ
る。
【0088】図を参照してステップS1701において
FROMレコード数記憶部305のFROMレコード数
が0であるかどうか判別される。ステップS1701に
おいてNOであれば、時刻欄管理部204から処理を行
なっているコマのコマ番号表示欄の表示領域が取得され
る。ステップS1703において取得された領域の右寄
りの領域が表示位置として設定される。ステップS17
04においてFROM情報バッファ304の該当するT
Oフィールドからコマ番号が取得される。ステップS1
705において取得されたコマ番号は、設定された表示
位置に表示される。
【0089】図20は本実施例におけるシナリオ情報処
理装置の表示装置103に表示されるパネルの具体例を
示す図である。図を参照して本実施例におけるパネルに
表示されているコマの中でジャンプ元のコマとなるコマ
のコマ番号表示欄602の図面に対して右寄りの位置に
はジャンプ先のコマ番号が表示される。これによりユー
ザはジャンプ元のコマおよびそのジャンプ先の容易に把
握することができ、シナリオ情報の流れを簡単に確認す
ることができる。
【0090】なお図20においては、コマ番号2のコマ
にコマ番号4へのジャンプ制御情報が、コマ番号5のコ
マにコマ番号1へのジャンプ制御情報が登録されてい
る。このシナリオ情報を実行したときにはコマ1→コマ
2→コマ4→コマ5→コマ1→……の順にコマが繰り返
し表示されることとなる。
【0091】[実施例6]本発明の第6の実施例におけ
るシナリオ情報処理装置の装置構成は図1から図3に示
される第1の実施例と同一である。
【0092】本実施例におけるシナリオ情報処理装置で
は、ユーザがマウスなどのポインティングデバイスによ
り表示されている1つのコマを選択したときに、その選
択されたコマにジャンプ制御情報があるのであれば、そ
のジャンプ先のコマにジャンプ先であることを示すハイ
ライト表示を行なうことを特徴としている。
【0093】そしてそのハイライト表示を行なう処理は
図21から図22に示されるフローチャートによる処理
により実現される。なお図21と図22のフローチャー
トは図中,の部分で結合し一連の処理を示す。
【0094】図を参照してステップS1901におい
て、エリア管理部202から与えられるイベント情報か
らイベントの発生した位置情報が取得される。ステップ
S1902においてそのイベントがどの時刻欄で(コマ
番号表示欄で)発生したものか識別される。ステップS
1903において識別されたイベントの位置に基づいて
対応するコマ番号が取得される。
【0095】ステップS1904においてFROMレコ
ード数記憶部305のFROMレコード数に0が記憶さ
れる。ステップS1905においてFROMレコードポ
インタ(以下「fp」という。)がFROM情報バッフ
ァ304の先頭レコードにセットされる。同様にステッ
プS1906においてTOレコード数記憶部307のT
Oレコードに0がセットされる。ステップS1907に
おいて、TOレコードポインタ(以下「tp」とい
う。)がTO情報バッファ306の先頭レコードにセッ
トされる。ステップS1908においてジャンプレコー
ドポインタ(以下「jp」という。)がジャンプ制御情
報テーブル303の先頭レコードにセットされる。以上
の処理によりハイライト表示の準備が終了する。
【0096】ステップS1909においてjpが示して
いるレコードのFROMフィールドのデータと処理され
ているコマのコマ番号が一致するか判定される。ステッ
プS1909でYESのときには、ステップS1910
でFROM情報バッファ304の中でfpが示している
レコードにjpが示しているレコードのデータがコピー
される。ステップS1911においてFROMレコード
数の値は1インクリメントされる。ステップS1912
において、fpはFROM情報バッファ304の次のレ
コードに進むことになる。ステップS1913において
jpが示しているレコードのTOフィールドのデータと
処理を行なっているコマのコマ番号とが一致するか判定
される。ステップS1913でYESであればステップ
S1914において、TO情報バッファ306の中でt
pが示しているレコードにjpが示しているレコードの
データがコピーされる。ステップS1915においてT
Oレコード数が1インクリメントされる。ステップSS
1916においてtpはTO情報バッファ306の次の
レコードに進められる。ステップS1917においてj
pはジャンプ制御情報テーブル303の次のレコードに
進められる。ステップS1918において現在jpが示
しているジャンプ制御情報テーブルのレコードが有効レ
コード(データの記憶されているレコードをいう。)で
あれば同様の処理がステップS1909から繰り返され
る。
【0097】またステップS1909でNOであればス
テップS1913からの処理が行なわれ、ステップS1
913でNOであればステップS1917からの処理が
行なわれる。
【0098】以上の処理によりFROM情報バッファ3
04とTO情報バッファ306にはイベント情報により
示されたコマのジャンプ制御情報による対応するコマの
番号が記憶されることとなる。
【0099】ステップS1919において対応するコマ
の表示が行なわれ、本ルーチンは終了する。
【0100】図23は図22のステップS1919にお
いて行なわれるジャンプコマ表示処理を示すフローチャ
ートである。
【0101】図を参照してステップS2001において
FROMレコード数記憶部305のFROMレコード数
が0であるか判定される。ステップS2001でNOで
あればステップS2002においてFROM情報バッフ
ァ304に記憶されている1つのTOフィールドに格納
されたコマ番号の表示領域が時刻欄管理部204により
取得される。ステップS2003において取得された領
域はハイライト表示される。ここでハイライト表示と
は、たとえばそのコマの外周をユーザにとって目立つ色
で表示したり、コマ番号表示欄を目立つ色で表示するな
どの処理である。ステップS2004において他に有効
なFROMレコードがあるか判定される。ステップS2
004においてYESであればステップS2002から
の処理が繰り返される。
【0102】同様にステップS2005においてTOレ
コード数記憶部307のTOレコード数が0であるか判
定される。ステップS2005でNOであればステップ
S2006でTO情報バッファ306に記憶されたFR
OMフィールドのコマ番号の1つが読出され、読出され
たコマ番号の表示領域が時刻欄管理部204により取得
される。ステップS2007において取得された領域は
ハイライト表示される。ステップS2008において次
に有効なTOレコードがあるか判定される。ステップS
2008でYESであればステップS2006からの処
理が繰り返し行なわれる。
【0103】なおステップS2001においてYESで
あればステップS2005からの処理が行なわれ、ステ
ップS2005においてYESであれば本ルーチンは終
了する。
【0104】図24は本実施例におけるシナリオ情報処
理装置において表示されるパネルの具体例を示す図であ
る。
【0105】図を参照してコマ番号5のコマにコマ番号
1へジャンプするジャンプ制御情報が登録されている場
合において、ユーザがポインティングデバイスによりコ
マ番号5のコマを指示することにより、ジャンプ先であ
るコマ番号1のコマの時刻欄は異なる色によりハイライ
ト表示される。
【0106】これによりユーザは1つのコマを指示する
ことによりそのコマに含まれているジャンプ制御情報を
視覚的に確認することができ、これによりシナリオ情報
の流れをユーザは簡単に確認することができる。
【0107】[実施例7]本発明の第7の実施例におけ
るシナリオ情報処理装置の具体的構成は、図1から図3
に示される第1の実施例と実質的に同一である。また本
実施例におけるシナリオ情報処理装置ではユーザがポイ
ンティングデバイスによりパネルに表示されている1つ
のコマを選択したときに、その選択されたコマにジャン
プ制御情報が含まれているときには、そのジャンプ先あ
るいはジャンプ元のコマをパネルに表示することを特徴
としている。このときジャンプ先あるいはジャンプ元の
コマがパネルに表示されていない場合には、指示された
コマに最も近いジャンプ先あるいはジャンプ元のコマが
スクロールなどにより表示される。
【0108】より具体的には図21から図22のフロー
チャートに示されるユーザによるポインティング処理が
行なわれた後、ステップS1919において、図25お
よび図26のフローチャートに示される処理が行なわれ
る。
【0109】図25および図26を参照して、ステップ
S2201において処理を行なっているコマとジャンプ
制御情報で関連している最も近いコマとのコマ間隔を示
す変数nearest の値に0が代入され、変数nearest の初
期化が行なわれる。ステップS2202においてFRO
Mレコード数記憶部305のFROMレコード数が0で
あるか判定される。ステップS2202においてNOで
あれば、ステップS2203でFROM情報バッファ3
04のTOフィールドのコマ番号が読出される。読出さ
れたコマ番号は変数komaに代入される。ステップS22
04において、nearest =0または|koma−(処理して
いるコマ番号)|<|nearest |の関係が成立するか判
定される。ステップS2204においてYESであれば
ステップS2205でkoma−処理しているコマのコマ番
号の値が変数nearest に代入される。なおステップS2
204においてNOであれば、ステップS2205の処
理は行なわれない。ステップS2206において処理し
ていないFROMレコードがあるか判別され、YESで
あればステップS2203からの処理が繰り返し行なわ
れる。
【0110】ステップS2202においてYES、ある
いはステップS2206においてNOであれば、処理は
ステップS2207に進み、TOレコード数記憶部30
7のTOレコード数が0であるか判定される。ステップ
S2207においてNOであればステップS2208
で、TO情報バッファ306のFROMフィールドのコ
マ番号が取得される。取得されたコマ番号は変数komaに
代入される。
【0111】ステップS2209において、nearest =
0もしくは|koma−(処理しているコマ番号)|<|ne
arest |の関係が成立するか判定される。ステップS2
009でYESであれば、ステップS2210において
koma−(処理しているコマ番号)の値が変数nearest に
代入される。なおステップS2209でNOであればス
テップS2210の処理は行なわれない。
【0112】ステップS2211においてTO情報バッ
ファ306に他の有効なTOレコードがあるか判定さ
れ、YESであればステップS2208からの処理が繰
り返し行なわれる。
【0113】ステップS2207でYESであるか、も
しくはステップS2211においてNOであるならば処
理はステップS2212に進む。
【0114】ステップS2212においては変数neares
t =0であるか判定される。ステップS2212におい
てNOであれば、ステップS2213でコマ表示欄管理
部208から現在パネルに表示している表示コマ数が取
得される。
【0115】ステップS2214において表示コマ数≧
|nearest |+1の関係が成立するか判定され、YES
であればステップS2215においてコマ表示欄をスク
ロールなどさせることによりポインティングの行なわれ
たコマとポインティングの行なわれたコマ番号+neares
t のコマの双方のコマがパネルに表示されるように表示
制御部209は制御される。
【0116】なおステップS2212においてnearest
の値が0であればそれはポインティングされたコマにジ
ャンプ制御情報が設定されていないことを示し、ここで
の処理は終了する。またステップS2214でNOであ
ればポインティングが行なわれたコマと、関連するコマ
とは同一画面に表示か不可能であることを示すので、こ
こでの処理は終了する。
【0117】図27を参照してたとえばコマ番号5のコ
マにコマ番号1へジャンプするためのジャンプ制御情報
が登録されていることを想定し、ポインタデバイスによ
りコマ番号5のコマが指定されたときには、図28に示
されるようにコマ表示欄はスクロールし、ジャンプ先の
コマであるコマ番号2のコマと、ポインティングされた
コマ番号5のコマとは同一パネルに表示されることにな
る。
【0118】[実施例8]本発明の第8の実施例におけ
るシナリオ情報処理装置の装置構成は図1から図3に示
される第1の実施例と同一であるのでここでの説明を繰
り返さない。
【0119】本実施例におけるシナリオ情報処理装置で
は、ユーザによりポインティングされたコマのジャンプ
制御情報による関連するコマが一時的にコマ表示欄とは
異なる一時コマ表示欄に表示される。
【0120】そしてこの処理は図21から図22に示さ
れる処理においてステップS1919におけるジャンプ
コマ表示処理で、図29に示されるフローチャートの処
理が行なわれることにより実現される。
【0121】図29を参照して、ステップS2501に
おいてFROMレコード数記憶部305のFROMレコ
ード数が0であるか判定される。ステップS2501に
おいてNOであれば、ステップS2502でFROM情
報バッファ304のFROMレコードに対応するTOフ
ィールドのコマ番号が取得される。ステップS2503
において取得されたコマ番号のコマはパネル右下の位置
の一時コマ表示欄に表示される。
【0122】またステップS2501でYESであれ
ば、ステップS2504においてTOレコード数記憶部
307のTOレコード数が0であるか判定される。ステ
ップS2504でNOであればステップS2505にお
いて、TO情報バッファ306に対応するFROMフィ
ールドに格納されているコマ番号が取得される。ステッ
プS2506において取得されたコマ番号のコマは一時
コマ表示欄に表示される。
【0123】なおステップS2504においてYESで
あればポインティングされたコマに関連するジャンプ制
御情報のコマはないことを示し、ここでの処理は終了す
る。
【0124】図30を参照して、たとえばコマ番号5の
コマにコマ番号1のコマへジャンプするジャンプ制御情
報が登録されている場合を想定して、ユーザによりコマ
番号5のコマが選択されたのであれば、コマ番号1のコ
マは一時コマ表示欄610に表示される。これによりユ
ーザは選択されたコマに関連するコマを容易に把握する
ことができる。なお本実施例では一時コマ表示欄をコマ
表示欄と同一パネルに設けたが、たとえばウィンドウシ
ステムによって一時コマ表示欄を表示するための別のウ
ィンドウを生成して表示されるようにしてもよい。
【0125】[実施例9]本発明の第9の実施例におい
て、そのシナリオ情報処理装置の装置構成は図1から図
3に示される第1の実施例と同一であるのでここでの説
明は繰り返さない。
【0126】本実施例においては、ユーザがジャンプコ
マンドとともに画面上に表示されている1つのコマを選
択したときに、その選択されたコマにジャンプ制御情報
が含まれているのであれば、編集処理の行なわれるコマ
をジャンプ制御情報で関連付けられるコマに移すことを
特徴としている。ジャンプコマンドはたとえばポインテ
ィングデバイスによりジャンプコマンドを実行するため
のエリアをパネル上に設けてもよいし、ユーザがキーボ
ードにより直接入力することができるようにしてもよ
い。
【0127】イベント処理部201においてジャンプコ
マンドのイベントが検知されたときには、図31に示さ
れるフローチャートの処理が実行される。
【0128】図を参照してステップS2701において
ジャンプ制御情報テーブルの1つのレコードを示すポイ
ンタであるジャンプレコードポインタがジャンプ制御情
報テーブルの先頭にセットされる。ステップS2702
においてジャンプレコードポインタの示すジャンプ制御
情報テーブルのFROMフィールドの内容が現在処理を
行なっているコマ番号(選択されたコマのコマ番号)と
一致するか判定される。ステップS2702においてY
ESであれば、ステップS2703で対応するTOフィ
ールドの内容が取得される。
【0129】ステップS2704で取得されたコマ番号
を編集の対象とするために、選択時刻データ格納部20
5の内容は更新される。ステップS2705において、
選択されたコマの編集が可能となるように、コマ表示欄
および時刻欄の表示内容は更新される。
【0130】またステップS2702においてNOであ
れば、ステップS2706でジャンプレコードポインタ
が示しているジャンプ制御情報テーブルの次に有効なレ
コードがあるか判定される。ステップS2706でYE
Sであれば、ステップS2707でジャンプレコードポ
インタの値が1インクリメントされ、処理はステップS
2702から繰り返し行なわれる。
【0131】なおステップS2706でNOであればこ
こでの処理は終了する。以上の処理によりユーザは一の
コマを編集操作しているときに、そのジャンプ先のコマ
に編集操作を移動させることができ、作業の効率が向上
する。
【0132】なお上述した実施例1から実施例9は同一
のシナリオ情報処理装置として適用することも可能であ
る。
【0133】また実施例の説明においては本発明を1つ
の画面に複数のコマを同時に表示するシナリオ情報処理
装置に適用させた場合を説明したが、たとえば画面上に
一のコマを表示させ、シナリオ情報の編集処理を行なう
シナリオ情報処理装置においても本発明は実施可能であ
る。
【0134】
【発明の効果】請求項1に記載のシナリオ情報処理装置
は、表示されたコマに付随して当該コマのジャンプ制御
情報を表示するため、シナリオ情報の流れをユーザが簡
単に確認することができる。
【0135】請求項2に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1に記載のシナリオ情報処理装置の効果に加
えて、複数のコマを異なる位置に同時に表示するためユ
ーザはさらにシナリオ情報の流れを容易に確認すること
ができるようになる。
【0136】請求項3に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情報
処理装置の効果に加えて、ジャンプ元のコマを示す情報
およびそのジャンプ先のコマを示す情報を1組として、
その1組の情報を関連付けて表示するためユーザはシナ
リオ情報の流れをさらに容易に確認することができるよ
うになる。
【0137】請求項4に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情報
処理装置の効果に加え、ジャンプ元のコマを示す情報と
ジャンプ先のコマを示す情報とを異なる表示形式で表示
するため、ユーザはシナリオ情報に含まれるジャンプ制
御情報の種類を容易に確認することができる。
【0138】請求項5に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情報
処理装置の効果に加えて、組となったジャンプ元のコマ
を示す情報とジャンプ先のコマを示す情報とを同一の色
彩で表示するため、ユーザはシナリオ情報の流れをさら
に簡単に確認することができる。
【0139】請求項6に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情報
処理装置の効果に加えて、ジャンプ元のコマに付随して
ジャンプ先のコマを示す情報を表示するため、シナリオ
情報の流れをユーザはより簡単に確認することができる
ようになる。
【0140】請求項7に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情報
処理装置の効果に加えて、指示されたコマに関連するコ
マを指示するための情報を表示するため、ユーザはシナ
リオ情報の流れを編集操作においてさらに容易に確認す
ることができるようになる。
【0141】請求項8に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情報
処理装置の効果に加えて、ジャンプ制御情報に基づいて
指示されたコマに関連するコマが表示されるように表示
手段を制御するため、ユーザはシナリオ情報の流れをよ
り簡単に確認することができる。
【0142】請求項9に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情報
処理装置の効果に加えて、ジャンプ制御情報に基づいて
指示されたコマに関連するコマを表示するため、ユーザ
はシナリオ情報の流れをより簡単に確認する。
【0143】請求項10に記載のシナリオ情報処理装置
は、請求項1から9のいずれかに記載のシナリオ情報処
理装置の効果に加えて、ジャンプ制御情報に基づいて、
入力されたジャンプコマンドと1つのコマを示す情報と
から編集を行なうコマを識別し、識別されたコマの編集
が行なわれるので、ユーザはより容易にシナリオ情報の
処理を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるシナリオ情報処
理装置の装置構成を示すブロック図である。
【図2】図1のシナリオ制御部104の具体的構成を示
すブロック図である。
【図3】図1のジャンプ制御情報処理部110の具体的
構成を示すブロック図である。
【図4】ジャンプ制御情報テーブル303の具体例を示
す図である。
【図5】ジャンプマーク属性情報記憶部308の具体例
を示す図である。
【図6】図1の表示装置103に表示されるパネルの具
体例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例におけるコマ表示処理を
示すフローチャートである。
【図8】図7のステップS707において行なわれる処
理の具体例を示すフローチャートである。
【図9】図8に続くフローチャートである。
【図10】図9のステップS816の具体的な処理を示
すフローチャートである。
【図11】本発明の第1の実施例におけるシナリオ情報
処理装置の表示装置103に表示されるパネルの具体例
を示す第2の図である。
【図12】本発明の第2の実施例におけるシナリオ情報
処理装置で行なわれるジャンプ制御情報の表示処理を示
すフローチャートである。
【図13】本発明の第2の実施例におけるパネルの具体
例を示す図である。
【図14】本発明の第3の実施例におけるジャンプ制御
情報の表示処理を示すフローチャートである。
【図15】本発明の第3の実施例における表示されるパ
ネルの具体例を示す図である。
【図16】本発明の第4の実施例におけるジャンプ制御
情報処理部の具体的構成を示すブロック図である。
【図17】本発明の第4の実施例におけるジャンプ制御
情報の表示処理を示すフローチャートである。
【図18】本発明の第4の実施例における表示されるパ
ネルの具体例を示す図である。
【図19】本発明の第5の実施例におけるジャンプ制御
情報の表示処理を示すフローチャートである。
【図20】本発明の第5の実施例における表示されるパ
ネルの具体例を示す図である。
【図21】本発明の第6の実施例におけるジャンプ先の
コマを表示する処理を示すフローチャートである。
【図22】図21に続くフローチャートである。
【図23】図22のステップS1919のジャンプコマ
表示処理において行なわれる処理を示すフローチャート
である。
【図24】本発明の第6の実施例におけるシナリオ情報
処理装置で表示されるパネルの具体例を示す図である。
【図25】本発明の第7の実施例におけるジャンプ先あ
るいはジャンプ元のコマを表示する処理を示すフローチ
ャートである。
【図26】図25に続くフローチャートである。
【図27】本発明の第7の実施例における1つのコマを
指示する処理について説明するための図である。
【図28】図27においてコマ番号5のコマが指示され
た後のパネルを示す図である。
【図29】本発明の第8の実施例におけるシナリオ情報
処理装置の1つの指示されたコマに関連するコマを表示
するための処理を示すフローチャートである。
【図30】本発明の第8の実施例における効果を説明す
るための図である。
【図31】本発明の第9の実施例におけるシナリオ情報
処理装置において行なわれるジャンプコマンドの処理を
示すフローチャートある。
【符号の説明】
101 中央処理装置 102 ポインティングデバイス 103 表示装置 110 ジャンプ制御情報処理部 104 シナリオ制御部 105 時刻別データ格納部 106 コード情報バッファ 107 オブジェクト操作制御部 108 オブジェクト操作バッファ 109 表示制御部 201 イベント処理部 202 エリア管理部 203 オブジェクトリスト管理部 204 時刻欄管理部 205 選択時刻データ格納部 206 オブジェクト欄管理部 207 指定オブジェクト参照番号格納部 208 コマ表示欄管理部 209 操作中のコマ番号格納部 210 表示倍率指定エリア管理部 211 表示倍率格納部 301 ジャンプ制御情報表示部 302 ジャンプ制御情報作成部 303 ジャンプ制御情報テーブル 304 FROM情報バッファ 305 FROMレコード数記憶部 306 TO情報バッファ 307 TOレコード数記憶部 308 ジャンプマーク属性情報記憶部 601 コマ表示欄 602 コマ番号表示欄

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコマを含むシナリオ情報の処理を
    行なうシナリオ情報処理装置であって、 コマを表示するコマ表示手段と、 前記表示されたコマに付随して、当該コマのジャンプ制
    御情報を表示するジャンプ制御情報表示手段とを備え
    た、シナリオ情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記コマ表示手段は、複数のコマを異な
    る位置に同時に表示する、請求項1に記載のシナリオ情
    報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ジャンプ制御情報は、ジャンプ元の
    コマを示す情報およびそのジャンプ先のコマを示す情報
    の組の複数の集合からなる情報を含み、 前記ジャンプ制御情報表示手段は、前記組の各々におけ
    るジャンプ元のコマを示す情報とジャンプ先のコマを示
    す情報とを関連付けて表示する、請求項1または2のい
    ずれかに記載のシナリオ情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ジャンプ制御情報は、ジャンプ元の
    コマを示す情報とジャンプ先のコマを示す情報とを含
    み、 前記ジャンプ制御情報表示手段は、前記ジャンプ元のコ
    マを示す情報と前記ジャンプ先のコマを示す情報とを異
    なる表示形式で表示する、請求項1または2のいずれか
    に記載のシナリオ情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ジャンプ制御情報は、ジャンプ元の
    コマを示す情報およびそのジャンプ先のコマを示す情報
    の組の複数の集合からなる情報を含み、 前記ジャンプ制御情報表示手段は、前記組の各々におけ
    る、ジャンプ元のコマを示す情報とジャンプ先のコマを
    示す情報とを同じ色彩で表示する、請求項1または2の
    いずれかに記載のシナリオ情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ジャンプ制御情報は、ジャンプ元の
    コマを示す情報とジャンプ先のコマを示す情報とを含
    み、 前記ジャンプ制御情報表示手段は、前記ジャンプ元のコ
    マに付随して、前記ジャンプ先のコマを示す情報を表示
    する、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情
    報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記ジャンプ制御情報は、ジャンプ元の
    コマとジャンプ先のコマとを関連付ける情報を含み、 前記複数のコマのうち、1つのコマを指示する指示手段
    と、 前記ジャンプ制御情報に基づいて、前記指示されたコマ
    に関連するコマを指示する情報を表示する指示情報表示
    手段とをさらに備えた、請求項1または2のいずれかに
    記載のシナリオ情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記ジャンプ制御情報は、ジャンプ元の
    コマとジャンプ先のコマとを関連付ける情報を含み、 前記複数のコマのうち、1つのコマを指示する指示手段
    と、 前記ジャンプ制御情報に基づいて、前記指示されたコマ
    に関連するコマが前記コマ表示手段により表示されるよ
    うに前記コマ表示手段を制御する制御手段とをさらに備
    えた、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ情
    報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記ジャンプ制御情報は、ジャンプ元の
    コマとジャンプ先のコマとを関連付ける情報を含み、 前記複数のコマのうち、1つのコマを指示する指示手段
    と、 前記ジャンプ制御情報に基づいて、前記指示されたコマ
    に関連するコマを表示する関連コマ表示手段とをさらに
    備えた、請求項1または2のいずれかに記載のシナリオ
    情報処理装置。
  10. 【請求項10】 ジャンプコマンドと1つのコマを示す
    情報とを入力するコマンド入力手段と、 前記入力された1つのコマを示す情報と前記ジャンプ制
    御情報とに基づいて、編集を行なうコマを識別する識別
    手段と、 前記識別されたコマの編集を行なう編集手段とをさらに
    備えた、請求項1から9のいずれかに記載のシナリオ情
    報処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09138790A (ja) * 1995-11-14 1997-05-27 Nec Corp シナリオ編集装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09138790A (ja) * 1995-11-14 1997-05-27 Nec Corp シナリオ編集装置
US6546558B1 (en) 1995-11-14 2003-04-08 Nec Corporation Visual scenario editor for editing links between presentation screens in a multi-media application

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