JPH0966969A - シート状餡およびその包装体並びにシート状餡をロールインした餡パンの製造方法 - Google Patents

シート状餡およびその包装体並びにシート状餡をロールインした餡パンの製造方法

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JPH0966969A
JPH0966969A JP7246811A JP24681195A JPH0966969A JP H0966969 A JPH0966969 A JP H0966969A JP 7246811 A JP7246811 A JP 7246811A JP 24681195 A JP24681195 A JP 24681195A JP H0966969 A JPH0966969 A JP H0966969A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロールインタイプの餡パン等の伸展性が要求
される餡入りの食品を容易に製造することができるシー
ト状餡および包装体並びにシート状餡をロールインした
餡パンの製造方法を実現する。 【解決手段】 シート状餡の包装体1は、小豆等の煮豆
からなる餡素材100重量部、3ないし100重量部の
範囲以内の糖類、0.5ないし40重量部の範囲以内の
油脂および0.05ないし15重量部の範囲以内の寒天
の混合物からなるシート状餡を、包装フィルムで被包し
た包装体であって、前記包装体は、その片面側に長手方
向に延在する重ね合わせ部をヒートシールした背シール
部2と、その両端部をヒートシールした前記背シール部
2に対して交差する方向に延在する端部シール部3とに
より密封されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロールインタイプ
の餡パン等の伸展性の要求される餡入りの食品の製造に
用いるシート状餡およびシート状餡の包装体並びにシー
ト状餡をロールインした餡パンの製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、菓子パンの製造方法の一例とし
て、15〜30%の油脂分、天然高分子物質および小麦
粉、澱粉、糖類、水、香味料等からなるフラワーペース
トを予め板状に引き延ばしたのち、パン生地に対して2
0〜50重量の前記フラワーペーストをパン生地に包み
込み、前記フラワーペーストをパン生地と交互に4〜1
2層に組み合わせてシート状に引き延ばした生地を作製
し、前記生地をロール状に成形したのち分割し、ついで
発酵させて焼成する菓子パンの製造方法が提案されてい
る(特公平1−39729公報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、粘弾性および伸展性にとぼしい餡をパン生地と
組み合わせてシート状に延ばそうとすると餡が小片にち
ぎれてしまい、餡とパン生地とを層状に組み合わせてシ
ート状に引き延ばした生地を作製することは困難であ
り、特につぶしていない煮豆を用いた粒餡の場合には、
粒餡自体をシート状に成形することをすらできず、餡を
ロールインしたロールインタイプの餡パン等の伸展性が
要求される餡入りの食品を製造することはできないとい
う問題点があった。
【0004】本発明は、上記従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであって、ロールインタイプの餡
パン等の伸展性が要求される餡入りの食品を容易に製造
することができるシート状餡およびシート状餡の包装体
並びにシート状餡をロールインした餡パンの製造方法を
実現することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るシート状餡は、餡素材100重量部、
3ないし100重量部の範囲以内の糖類、0.5ないし
40重量部の範囲以内の油脂および0.05ないし15
重量部の範囲以内の寒天の混合物からなることを特徴と
するものである。
【0006】また、本発明に係るシート状餡の包装体
は、餡素材100重量部、3ないし100重量部の範囲
以内の糖類、0.5ないし40重量部の範囲以内の油脂
および0.05ないし15重量部の範囲以内の寒天の混
合物からなるシート状餡を、包装フィルムで被包した包
装体であって、前記包装体は、その片面側に長手方向に
延在する重ね合わせ部に形成された背シール部と、その
両端部に形成された前記背シール部に対して交差する方
向に延在する端部シール部とにより密封されていること
を特徴とするものである。
【0007】さらに、本発明に係るシート状餡をロール
インした餡パンの製造方法は、前記シート状餡をシート
状パン生地に重ね合わせたのち、前記シート状餡を内側
にして折り込んで折り込み生地を作製し、ついで前記折
り込み生地を圧延したのち再度折り込んでロール状に成
形することによりロールイン生地を作製し、そののち前
記ロールイン生地を分割して発酵・焼成することを特徴
とするものである。
【0008】
【作用】本発明のシート状餡は、餡素材100重量部、
3ないし100重量部の範囲以内の糖類、0.5ないし
40重量部の範囲以内の油脂、および0.05ないし1
5重量部の範囲以内の寒天の混合物からなる。このた
め、シート状餡の伸展性が良好であり、シート状餡を用
いて伸展性が要求される餡入り食品を製造する際に、シ
ート状餡がちぎれて小片に分離したり折れたりすること
がない。
【0009】本発明のシート状餡の包装体は、包装フィ
ルムの重ね合わせ部の両端部を摘んで両側へ引っ張る
と、背シール部が引き剥されたのち端部シール部が引き
剥がされ、包装フィルム上にシート状餡が載置された状
態で簡単に開封することができる。
【0010】また、シート状餡と包装フィルムとの剥離
性に優れるとともに、シート状餡の伸展性や作業性が良
好であるため、開封してシート状餡を取り出す際に、シ
ート状餡の一部がちぎれて包装フィルムに付着すること
がなく、シート状パン生地等に重ね合わせて折り込んで
折り込み生地を作製したりこれを圧延する際にシート状
餡が小片に分離することがない。
【0011】本発明に係るシート状餡は、餡素材100
重量部、3ないし100重量部の範囲以内の糖類1.5
ないし30重量部の範囲以内の油脂および0.15ない
し10重量部の範囲以内の寒天の混合物からなるものと
することが好ましい。
【0012】糖類が3重量部よりも少なくなると腐敗し
易くなり、逆に100重量部よりも多くなると風味が悪
くなる。また、油脂が0.5重量部よりも少なくなると
伸展性や剥離性が悪くなってシート状餡がちぎれたり包
装フィルムに付着するおそれがあり、逆に40重量部よ
り多くなると油脂がシート状餡の表面に滲み出て外観不
良となるとともに作業性や風味が悪くなる。さらに、寒
天の添加量が0.05重量部より少なくなると伸展性が
悪くなってシート状餡がちぎれて小片に分離し易くな
り、逆に15重量部より多くなると作業性が悪くなりシ
ート状餡が背シール部による筋状の跡から折れ易くな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0014】先ず、本発明に係るシート状餡の包装体お
よびシート状餡について説明する。
【0015】図1および図2に示すように、シート状餡
の包装体1は、小豆等の煮豆からなる餡素材100重量
部、3ないし100重量部の範囲以内の糖類、0.5な
いし40重量部の範囲以内の油脂および0.05ないし
15重量部の範囲以内の寒天を混合した混合物からなる
シート状餡4を、合成樹脂製の包装フィルムW1 によっ
て被包した包装体であって、前記包装体は、その片面側
に長手方向に延在する重ね合わせ部8に形成された背シ
ール部2と、その両端部に形成された前記背シール部2
に対して交差する方向に延在する端部シール3とにより
密封されている。
【0016】シート状餡の包装体1の背シール部2と端
部シール部3は、易剥離性を有するシール構造とするの
が好ましく、その場合、剥離強度は250〜1800g
/15mm巾(引張速度300mm/分)が適する。
【0017】包装フィルムW1 は、図3に示すように、
ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステル等からなる
基材層5と、ピーラブルシーラント等からなる熱溶着層
7との間にポリエチレン等からなる接着層6を介在させ
た三層構造の合成樹脂製フィルムからなる。このため、
背シール部2および各端部シール部3は、背シール部2
が形成された包装フィルムW1 の重ね合わせ部8の両端
部を摘んで両側へ引っ張ることにより、背シール部2を
引き剥したのち両端部シール部3を引き剥すことができ
る。その結果、包装フィルムW1 上にシート状餡が載置
された状態で簡単にシート状餡の包装体1を開封するこ
とができる。
【0018】また、シート状餡は、小豆の煮豆等からな
る餡素材100重量部に対し、添加材料として3ないし
100重量部の範囲以内の糖類と、0.5ないし40重
量部の範囲以内の油脂と、0.05ないし15重量部の
範囲以内の寒天との混合物からなるシート状の形状を有
するものであるが、本発明の効果を損なわない範囲で他
の添加材料を混合した混合物とすることができる。
【0019】さらに、上述したシート状餡の包装体のか
わりに、シート状餡の間に仕切りシートを介在させた状
態で複数のシート状餡を積み重ねておき、仕切りシート
からシート状餡を剥離して伸展性が要求される餡入りの
食品を製造に用いることができる。
【0020】ここで、本発明に係るシート状餡の包装体
の製造方法の一例について説明する。
【0021】 図4は、縦ピロー包装機によるシート
状餡の包装体の製造方法の説明図であって、定常運転時
における前回のサイクルの終了時を示し、しごきロール
15のみが閉じられ、横シール機16、押圧部材17お
よび横シール機兼カッタ18は開かれており、前回のサ
イクルで製造された筒状体W2 と分離前のシート状餡の
包装体1aとは分離されていない。
【0022】 上記ののち、円筒状の餡導入部材1
1より筒状体W2 内へ所定量の餡を投入したのち、送り
ロール14を回転させるとともにしごきロール15を開
き、分離前のシート状餡の包装体1aとともに、前記筒
状体W2 およびこれに続く包装フィルムW1 をロール状
原反Wから一サイクル分だけ繰り出す。
【0023】このとき、繰り出された包装フィルムW1
は複数の繰り出しロール10を経てフォーマ12を通る
間に筒状に湾曲されてその両側縁部が重ね合わされて重
ね合わせ部8が形成され、この重ね合わせ部8が背シー
ル機13を通る間にヒートシールされて背シール部2が
形成されて筒状体W2 になる。この工程におけるフィル
ムW1 の繰り出し停止直前にしごきロール15を閉じる
ことにより、筒状体W2 の上部をしごく。
【0024】 上記ののち、横シール機16および
横シール機兼カッタ18を閉じることによって、所定量
の餡が投入された筒状体W2 の図示上部開口部を溶着し
て端部シール部3を形成するとともに図示下端の端部シ
ール部3を再度溶着すると同時にその中央部で、切断
し、ついで、平板状の押圧部材17を閉じることにより
両側面から挟圧して偏平化させて分離前のシート状餡の
包装体1aを成形する。この場合、分離前のシート状餡
の包装体1aの各端部シール部3が横シール機16およ
び横シール機兼カッタ18によって挟持されているた
め、押圧部材17によって挟圧したときに易開封性の端
部シール部3が剥がれることもなくシート状に成形する
ことができる。
【0025】 上記ののち、横シール機兼カッタ1
8、押圧部材17および横シール機16を開くと、製造
されたシート状餡の包装体1が分離され、コンベア19
上に落下し、機外へ搬送される。
【0026】次に、本発明に係るシート状餡をロールイ
ンした餡パンの製造方法の一実施例について説明する。
【0027】 図5の(a)に示すように、予めシー
ト状餡4が3枚載置できる大きさに成形しておいたシー
ト状のパン生地20上に、本発明に係る2枚のシート状
餡4を前記パン生地20の一端側から順次並べて載置す
る。
【0028】 上記ののち、図5の(b)に示すよ
うにシート状餡4を間に挟んだ状態でパン生地20が外
側に位置するように折り込んで折り込み生地20aを作
製すする。
【0029】 上記ののち、図5の(c)に示すよ
うに折り込み生地20aをロール等により圧延する。
【0030】 上記ののち、図5の(d)に示すよ
うに再度折り込んだのち、図5の(e)に示すようにロ
ール状に成形してロールイン生地20bを作製する。
【0031】 上記ののち、ロールイン生地20b
を所定の長さに切断したのち、発酵・焼成して図5の
(f)に示すようなシート状餡をロールインした餡パン
21を製造する。
【0032】なお、本発明に係るシート状餡は、上述し
たシート状餡をロールインした餡パンの他、サンドイッ
チ構造や内部に餡を封入した菓子等伸展性が要求される
餡入り食品の製造に用いることができる。
【0033】
【実施例】
(実施例1) 先ず、下記の材料を準備した。
【0034】餡素材:小豆(品種:暁大納言)の煮豆6
5重量パーセントに小豆の煮豆を皮つきのまま潰したも
の35重量パーセントを混合したもの100重量部 糖類:液糖10重量部 油脂:ショートニング5.5重量部 寒天:ウルトラ寒天0.5重量部 仕込みタンクの中で準備した上記餡素材の総量の約1/
3と、糖類、寒天および適量の水を約80℃に保温した
状態で、小豆の煮豆が潰れないように撹拌・混合する。
ついで、残りの約2/3の餡素材を順次投入するととも
に油脂を投入して混合し、小倉粒餡を製造した。
【0035】 上記の工程で得た小倉粒餡を、包装
フィルムとして、厚さ90ミクロンの下記の三層構造の
フィルムを用い、上述した図4に示す縦ピロー包装機に
よりシート状餡の包装体を製造した。
【0036】(包装フィルム) 基材層:厚さ15ミクロンのポリアミド層 接着層:厚さ25ミクロンの低密度ポリエチレン層 熱溶着層:厚さ50ミクロンのピーラブルシーラント
〔新東セロ商事(株)製CMPS〕層 上記の工程で製造されたシート状餡の包装体2個
を開封してシート状餡をそれぞれ取り出し、上述したシ
ート状餡をロールインした餡パンの製造方法と同様の工
程によりロールインタイプの餡パンを製造した。
【0037】(実施例2ないし実施例9)油脂および寒
天の添加量をそれぞれ表1に示す値に変更した以外は、
上記実施例1と同様の工程によりロールインタイプの餡
パンを製造した。
【0038】(実施例10)実施例1の小倉粒餡のかわ
りにこし餡を用い、油脂および寒天の添加量を表1に示
す値とした以外は、上記実施例1と同様の工程によりロ
ールインタイプの餡パンを製造した。
【0039】(比較例1ないし比較例4)油脂および寒
天の添加量をそれぞれ表1に示す値に変更した以外は、
上記実施例1と同様の工程によりロールインタイプの餡
パンを製造した。
【0040】(比較例5および比較例6)実施例1の小
倉粒餡のかわりにこし餡を用い、油脂および寒天の添加
量をそれぞれ表1に示す値とした以外は、上記実施例と
同様の工程によりロールインタイプの餡パンを製造し
た。
【0041】上記各実施例および各比較例のロールイン
タイプの餡パンについて評価を行なった結果を表1に示
す。
【0042】なお、表1において剥離性、作業性、伸展
性および食感・風味の評価基準は、次のとおりである。
【0043】(評価基準) 剥離性:シート状餡包装体を開封してシート状餡を取り
出すときにおける包装フィルムとの剥離の容易性 ここで、◎、○、×印は次の現象を表わす ◎:包装フィルムに餡が残らない。 ○:包装フィルムに餡が若干付着する。 ×:包装フィルムに餡の一部が塊として残る。
【0044】作業性:パン生地にシート状餡を重ねると
きの作業の容易性 ここで、◎、○、×印は次の現象を表わす ◎:シート状餡が折れて形状が崩れることがない。 ○:若干折れ易いかまたはべとつき感がある。 ×:取り出したシート状餡が背シール部による筋状の跡
から折れて形状がが崩れる。または、シート状餡の表面
に油脂分が滲み出す。
【0045】伸展性:シート状餡をパン生地に重ね合わ
せて折り込む工程からロールイン完了時までにおけるシ
ート状餡の伸展の容易性 ここで、◎、○、×印は次の現象を表わす ◎:シート状餡がちぎれないで成形できる。 ○:シート状餡に若干ちぎれた部分があるが全体的には
目立たない。 ×:シート状餡がちぎれて分断された状態になる。
【0046】食感・風味:食感の良好性・風味の良好性
を表わす。 ここで、◎、○、×印は次の現象を表わす ◎:食感・風味良好である。 ○:食感または風味の点で若干異和感がある。 ×:ソフトな食感と餡特有の風味が悪い。
【0047】
【表1】 表1から明らかなように、本発明に係る実施例1ないし
実施例10の場合、剥離性、作業性、伸展性および食感
・風味がともに満足できるのに対し、比較例1ないし比
較例6にみられるように油脂または寒天のいずれかの添
加量が本発明の添加量の範囲を逸脱すると、剥離性、作
業性、伸展性および食感・風味のいずれかが悪くなる。
【0048】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載するような効果を奏する。
【0049】本発明のシート状餡は、伸展性に優れてい
るとともに食感・風味が良好である。このため、伸展性
が要求される餡入りの食品の製造に用いた際にシート状
餡が分断することがなく、食感・風味の良好な餡入りの
食品を製造することができる。
【0050】また、シート状餡の包装体は、シート状餡
と包装フィルムとの剥離性に優れており、シート状餡の
包装体を開封してシート状餡を取り出す際に、シート状
餡の一部がちぎれ包装フィルムに付着することがないの
で形崩れなく取り出すことができる。
【0051】さらに、シート状餡の伸展性が良好であ
り、パン生地に重ね合わせて折り込むときからロールイ
ン完了までの工程中においてシート状餡が折れたり、分
断することもなく、食感・風味および外観良好なロール
インタイプの餡パンを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート状餡の包装体の模式斜視図
である。
【図2】図1に示すシート状餡の包装体を開封した状態
を示す模式斜視図である。
【図3】図1に示すシート状餡の包装体の包装フィルム
の一部を拡大して示す模式部分断面図である。
【図4】本発明に係るシート状餡の包装体の製造に用い
る縦ピロー包装機を示す説明図である。
【図5】本発明に係るシート状餡の包装体から取り出し
たシート状餡をロールインした餡パンの製造方法の一実
施例の工程を示す説明図である。
【符号の説明】
1 シート状餡の包装体 1a 分離前のシート状餡の包装体 2 背シール部 3 端部シール部 4 シート状餡 5 基材層 6 接着層 7 熱溶着層 8 重ね合わせ部 10 繰り出しロール 11 餡導入部材 12 フォーマ 13 背シール機 14 送りロール 15 しごきロール 16 横シール機 17 押圧部材 18 横シール機兼カッタ 19 コンベア 20 パン生地 20a 折り込み生地 20b ロールイン生地 21 シート状餡をロールインした餡パン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 餡素材100重量部、3ないし100重
    量部の範囲以内の糖類、0.5ないし40重量部の範囲
    以内の油脂および0.05ないし15重量部の範囲以内
    の寒天の混合物からなることを特徴とするシート状餡。
  2. 【請求項2】 餡素材100重量部、3ないし100重
    量部の範囲以内の糖類、0.5ないし40重量部の範囲
    以内の油脂および0.05ないし15重量部の範囲以内
    の寒天の混合物からなるシート状餡を、包装フィルムで
    被包した包装体であって、前記包装体は、その片面側に
    長手方向に延在する重ね合わせ部に形成された背シール
    部と、その両端部に形成された前記背シール部に対して
    交差する方向に延在する端部シール部とにより密封され
    ていることを特徴とするシート状餡の包装体。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシート状餡をシート状パ
    ン生地に重ね合わせたのち、前記シート状餡を内側にし
    て折り込んで折り込み生地を作製し、ついで前記折り込
    み生地を圧延したのち再度折り込んでロール状に成形す
    ることによりロールイン生地を作製し、そののち前記ロ
    ールイン生地を分割して発酵・焼成することを特徴とす
    るシート状餡をロールインした餡パンの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013055926A (ja) * 2011-09-06 2013-03-28 Kaori Munakata あんこシート

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