JPH0966327A - 鉄筋篭における縦筋の配筋方法 - Google Patents

鉄筋篭における縦筋の配筋方法

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JPH0966327A
JPH0966327A JP24677595A JP24677595A JPH0966327A JP H0966327 A JPH0966327 A JP H0966327A JP 24677595 A JP24677595 A JP 24677595A JP 24677595 A JP24677595 A JP 24677595A JP H0966327 A JPH0966327 A JP H0966327A
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bar
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Minoru Oki
実 大木
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Hiraoka Metal Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリートパイルやヒューム管に用いる鉄
筋篭の製造の際における縦筋の分配方法に関する。 【解決手段】 縦筋3の分配装置の後方の縦筋差込み装
置Bに、チャック機構と連動して間欠回転する縦筋送り
用の進退自在の駆動ローラー18と、この駆動ローラー
18に縦筋3を押し付けて縦筋3を該駆動ローラー18
によりチャック機構の方に送り出す従動ローラー19を
配置し、チャック機構の停止中に駆動ローラー18と従
動ローラー19とで縦筋3を挟んでチャック機構へ向け
て送り出し、縦筋3の先端がチャック機構にチャッキン
グされたとき駆動ローラーと従動ローラー19が縦筋3
から離れると共に駆動ローラー18を停止する構成にし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンクリートパ
イルやヒューム管に用いる鉄筋篭の製造方法、更に詳し
くは、場所打ち杭用の鉄筋篭を編成する際の縦筋の送り
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】場所打ち杭用の鉄筋篭は比較的大径であ
り、従来ではこのような鉄筋篭は、杭打ちの現場に材料
を搬入し、縦筋を円筒状に配置してその外周に螺旋筋を
巻回し、縦筋と螺旋筋の交点を手作業で溶接することに
より編成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の人手溶接による鉄筋篭の編成は、溶接のために有資
格者が必要になり、手作業による編成であるため、編成
効率が悪く、製作コストが高くつくと共に、工事の繁忙
期や天候や気候の悪い時期には、人力の限界もあって、
現場納入が間に合わず、待機中のコンクリートミキサー
を帰らせる等のトラブルも発生している。
【0004】また、人手溶接は有資格者が行っても溶接
の均一を保ちがたく、溶接部分にアンダーカットを招き
やすいという問題がある。
【0005】そこで、本出願人はさきに特開平6−16
7019号公報により開示した鉄筋篭の製造方法を提案
したが、この発明は、該発明を基礎としてその縦筋の供
給方法を改良したものを提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するために、この発明は該縦筋差込み装置の前記チャッ
ク機構と連動して間欠回転する縦筋送り用の駆動ローラ
ーと、この駆動ローラーに縦筋を押し付ける従動ローラ
ーを接近離反自在に配置し、該チャック機構の停止中に
該駆動ローラーと従動ローラーとで縦筋を挟んでこの縦
筋を縦筋分配装置の縦筋ガイド管を経てチャック機構へ
向けて送り出し、該縦筋の先端が該チャック機構にチャ
ッキングされたとき該駆動ローラーと従動ローラーが縦
筋から離れると共に駆動ローラーを停止し、ついで該チ
ャック機構と縦筋分配装置とが一ピッチ回動した後、次
の縦筋を駆動ローラーと従動ローラーの間に供給するこ
とを特徴とする鉄筋篭の製造における縦筋の配筋方法を
採用した。
【0007】
【作用】駆動ローラーから従動ローラーが離れている条
件で手作業等により一本の縦筋が両ローラーの間に供給
される。すると、該駆動ローラーが従動ローラーの方に
動いて両ローラーにより該縦筋が挟まれる。このとき、
駆動ローラーは回転しているから、両ローラーで挟まれ
た縦筋はチャック機構の方向に送られる。
【0008】このように、送られた縦筋の先端が停止中
のチャック機構に当ってチャッキングされたとき従動ロ
ーラーが縦筋から離れ、ついで該チャック機構がチャッ
キングされた縦筋と共に一ピッチ回動して停止する。
【0009】その後、次の縦筋を駆動ローラーと従動ロ
ーラーの間に供給すると前記と同様の作用で次の縦筋の
供給が始まる。
【0010】
【実施例】図1は、この発明方法を実施する鉄筋篭編成
装置の全体構造を示すもので、機台1の上に設けた縦筋
分配装置Aと、縦筋差込み装置Bと、チャック機構Cと
溶接機構Dからなっている。
【0011】図2の符号4は前記分配装置Aの後方側部
に設けた縦筋差込み装置Bのフレームで、この上に平行
に固定した複数の鉄筋置台5(図4)上に適当長さの縦
筋3が載せてある。フレーム4の前方には前記縦筋分配
装置Aと同芯の回転軸6を設け、この軸6の外周に複数
の縦筋受棒7が放射状に固定してある。
【0012】そして、該軸6を囲む円弧状のガイド縁8
を有する支持板9を縦筋受棒7の間に配置する。前記フ
レーム4の上部にはエアまたは油圧にて作用するシリン
ダー13により回転軸6の方向に進退する進退枠14を
前記軸6と平行に設ける。
【0013】図2のように、進退枠14の中間部上に固
定した支持板11にはエアまたは油圧にて作用するシリ
ンダー15により回転軸6の方向に進退する移動台16
を設けて、この台16上にモーター17により駆動され
る駆動ローラー18を設ける。
【0014】また、支持板11の先端上には自由回転の
溝付きの従動ローラー19を該駆動ローラー18に対向
させて設け、進退枠14上に適当間隔で配置固定した受
け板20(図3)の先端にはローラー18、19の間に
落込んだ縦筋3を受ける凹所10と縦筋3を軸方向にガ
イドする溝付きガイドローラー12を設ける。さらに、
該受け板20の前端側部には進退枠14の後退時にのみ
縦筋3の後退を阻止する可動ストッパー(図示せず)を
回動自在に設ける。
【0015】前記縦筋分配装置Aは図5のように縦筋3
が嵌合する内径の多数本のガイド管2を内外二重または
三重などの同芯状に配置し、これを前後のリングプレー
ト21、22で結合し、外側のガイド管群を大径配置
用、その内側のガイド管群を中径配置用、さらに、その
内側のガイド管群を小径配置用とし、該各リングプレー
ト21、22は各リングブラケット23、24の複数の
ローラー25群により回転自在に支持されている。
【0016】該リングプレート21、22の中心を貫通
する円筒体26が固定され、各ガイド管2群の後端から
後方に突出する円筒体26の後端に円板27が固定さ
れ、この円板27に、各ガイド管2と同軸状の位置に縦
筋3を各ガイド管2に案内するテーパー状ガイド28が
取り付けられている。
【0017】図6、図7はチャック機構Cの詳細を示す
もので、図1の支持台31上のガイドレールに沿って移
動する台車30の後端部に設けた回転軸32に円板状の
チャック板33を固定し、このチャック板33に前記各
ガイド管2に対応するチャックEを配置する。
【0018】このチャックEは図6、図7に示すよう
に、縦筋3の先端を受入れるテーパー状の受筒35を有
するチャック本体36内に設けた固定顎37と可動顎3
8からなり可動顎38はエアまたは油圧にて作用するシ
リンダー39とスプリング40により駆動する。
【0019】上記縦筋分配装置Aは、その所定の位置の
ガイド管2が前記縦筋差込み装置Bから送り出された縦
筋3が挿入される位置に停止するように間欠駆動され
る。
【0020】次に上記装置の作用を説明すれば、移動台
16が後退位置にあり、駆動ローラー18から従動ロー
ラー19が離れている条件で置台5上の縦筋3が手作業
等により両ローラー18、19の間に供給される。する
と、シリンダ15が働いて該駆動ローラー18が従動ロ
ーラー19の方に働き、両ローラー18、19により該
縦筋3が挟まれる。このとき、モーター17が働いて駆
動ローラー18が回転し始め、両ローラー18、19で
挟まれた縦筋3は縦筋分配装置Aの方に送られる。
【0021】送られた縦筋3は停止して待機している分
配装置Aの後部の円板27の各ガイド28を経てガイド
管2内に挿入され、この縦筋3の先端はガイド管2の前
端から突出しチャック機構Cの方向に送られる。
【0022】このように、送られた縦筋3の先端が停止
中のチャック機構Cの受筒35内に嵌合してその内端に
当ったことをセンサーが検知すると、シリンダー39が
作動して可動顎38が縦筋3の先端を固定顎37に押し
付けてチャッキングする。
【0023】上記のように縦筋3がチャッキングされた
条件で前記差込み装置Bのシリンダー15が働き、駆動
ローラー18が縦筋3から離れ、ついで該チャック機構
Cがチャッキングされた縦筋3と共に一ピッチ回動して
停止する。このとき、円筒体26も回転軸6と共に同じ
角度回動している。この間、シリンダー13も作動し
て、進退枠14を後退させる。
【0024】上記のように進退枠14が後退するとき、
受け板20に設けた可動ストッパーが起き上がってチャ
ッキングされた縦筋3の戻りを防ぐ。
【0025】その後、次の縦筋3を駆動ローラー18と
従動ローラー19の間に供給すると前記と同様の作用で
次の縦筋3の供給が始まる。
【0026】上記の作用の繰り返しにより、全ての縦筋
3の供給が終わったことを検出すると、台車30の駆動
装置が作動して台車30が走行を始め、チャック機構C
と共に各縦筋3を図1の左方に牽引すると共に、チャッ
ク板33が回転し、溶接機構Dの部分にある螺旋筋供給
装置(図示省略)から供給された螺旋筋が円筒状となっ
て回転しつつ移動する縦筋3群の外側に供給されて、こ
の螺旋筋と縦筋3の各交点が溶接される。
【0027】
【発明の効果】この発明は上記のように、駆動ローラー
と従動ローラーの接近離反の作用に連動して、駆動ロー
ラーが回転または停止するものであるから、両ローラー
が離れている条件で手作業等により一本の縦筋を両ロー
ラーの間に供給すると、従動ローラーが駆動ローラーの
方に動いて両ローラーにより該縦筋が挟まれると同時に
駆動ローラーが回転を始めるので、両ローラーで挟まれ
た縦筋はチャック機構の方向に送られる。
【0028】上記のように、送られた縦筋の先端が停止
中のチャック機構に当ってチャッキングされたとき従動
ローラーが縦筋から離れ、ついで該チャック機構がチャ
ッキングされた縦筋と共に一ピッチ回動して停止するの
で鉄筋篭の縦筋の配筋が極めて能率よく且つ正確に行え
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明方法を実施する鉄筋篭製造機の一例を
示す正面図
【図2】同上の縦筋差込み装置の拡大側面図
【図3】同じく一部の拡大側面図
【図4】同じく他の部分の拡大側面図
【図5】縦筋分配装置の拡大正面図
【図6】チャック機構の拡大側面図
【図7】チャックの拡大正面図
【符号の説明】
1 機台 2 縦筋ガイド管 3 縦筋 4 フレーム 5 縦筋置台 30 台車 33 チャック板 36 チャック本体 A 縦筋分配装置 B 縦筋差込み装置 C チャック機構 D 溶接機構 E チャック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向前方に待機して間欠回転するチャ
    ック機構に縦筋差込み装置から所定本数の縦筋を順次送
    り込み、この各縦筋を該チャック機構でチャッキングし
    て回転させつつ軸方向に移動させながら、その外周に螺
    旋筋を巻回し、この螺旋筋と該縦筋の交点を溶接により
    結合して鉄筋篭を構成する方法において、該縦筋差込み
    装置の前記チャック機構と連動して間欠回転する縦筋送
    り用の駆動ローラーと、この駆動ローラーに縦筋を押し
    付ける従動ローラーを接近離反自在に配置し、該チャッ
    ク機構の停止中に該駆動ローラーと従動ローラーとで縦
    筋を挟んでこの縦筋を縦筋分配装置の縦筋ガイド管を経
    てチャック機構へ向けて送り出し、該縦筋の先端が該チ
    ャック機構にチャッキングされたとき該駆動ローラーと
    従動ローラーが縦筋から離れると共に駆動ローラーを停
    止し、ついで該チャック機構と縦筋分配装置とが一ピッ
    チ回動した後、次の縦筋を駆動ローラーと従動ローラー
    の間に供給することを特徴とする鉄筋篭における縦筋の
    配筋方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114798990A (zh) * 2022-05-07 2022-07-29 中国核工业电机运行技术开发有限公司 一种纵筋上料组件
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