JPH0965988A - ミキサー装置 - Google Patents
ミキサー装置Info
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- JPH0965988A JPH0965988A JP24524895A JP24524895A JPH0965988A JP H0965988 A JPH0965988 A JP H0965988A JP 24524895 A JP24524895 A JP 24524895A JP 24524895 A JP24524895 A JP 24524895A JP H0965988 A JPH0965988 A JP H0965988A
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- mill container
- container
- mill
- mill vessel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ミル容器からこぼれ落ちた破砕後の材料がミ
キサー本体に降り掛かり、それにより、ミキサー本体を
汚すとともに、ミキサー本体の内部機構にまで入り込
み、ミキサー本体を故障させるという事態を生じること
があった。 【解決手段】 ミル容器を重力上方向に保持した状態で
は、係合手段によりミル容器とミル容器台が係合される
ので、ミル容器台からミル容器を取り外すことができ
ず、それにより、破砕後の材料が不用意に外にこぼれ落
ちるような事態を回避することができる。
キサー本体に降り掛かり、それにより、ミキサー本体を
汚すとともに、ミキサー本体の内部機構にまで入り込
み、ミキサー本体を故障させるという事態を生じること
があった。 【解決手段】 ミル容器を重力上方向に保持した状態で
は、係合手段によりミル容器とミル容器台が係合される
ので、ミル容器台からミル容器を取り外すことができ
ず、それにより、破砕後の材料が不用意に外にこぼれ落
ちるような事態を回避することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、被切削物を収容す
るミル容器を、上記切削物を破砕するための切削刃が配
設されているミル容器台に着脱自在に取り付けるととも
に、上記ミル容器台が、上記切削刃を回転駆動するモー
タ機構を備えたミキサー本体に着脱自在に取り付けられ
るミキサー装置に関する。
るミル容器を、上記切削物を破砕するための切削刃が配
設されているミル容器台に着脱自在に取り付けるととも
に、上記ミル容器台が、上記切削刃を回転駆動するモー
タ機構を備えたミキサー本体に着脱自在に取り付けられ
るミキサー装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図７は、ゴマ等の比較的小さな粒の香辛
料等の材料を破砕加工するミキサー装置に用いられるミ
ル容器と、ミル容器台の従来例を示している。
料等の材料を破砕加工するミキサー装置に用いられるミ
ル容器と、ミル容器台の従来例を示している。
【０００３】同図において、ミル容器１の外周部には雄
ねじ部２が設けられているとともに、ミル容器台３の立
ち上がり部の内側には雌ねじ部４が設けられており、し
たがって、雄ねじ部２を雌ねじ部４に挿入し、固定方向
に回転ねじ込めすることで、ミル容器台３にミル容器１
を固定することができ、また、解除方向に回転すると、
ミル容器台３からミル容器１を取り外すことができる。
ねじ部２が設けられているとともに、ミル容器台３の立
ち上がり部の内側には雌ねじ部４が設けられており、し
たがって、雄ねじ部２を雌ねじ部４に挿入し、固定方向
に回転ねじ込めすることで、ミル容器台３にミル容器１
を固定することができ、また、解除方向に回転すると、
ミル容器台３からミル容器１を取り外すことができる。
【０００４】また、ミル容器台３には、その中央凹部に
材料を破砕するための切削刃５が回動自在に設けられて
おり、その切削刃５の軸６は、軸受７に受けられた状態
でミル容器台３に固定されている。また、軸６の反対側
には、ミキサー本体（図示略）のモータの回転を伝達す
るための係合羽８が固着されている。
材料を破砕するための切削刃５が回動自在に設けられて
おり、その切削刃５の軸６は、軸受７に受けられた状態
でミル容器台３に固定されている。また、軸６の反対側
には、ミキサー本体（図示略）のモータの回転を伝達す
るための係合羽８が固着されている。
【０００５】また、ミル容器台３の中央凹部の外縁部に
は、環状溝９が形成されており、この環状溝９には、環
状のシール部材１０が収容されている。したがって、ミ
ル容器１をミル容器台３にねじ込んで固定すると、ミル
容器１の開口部の先端が、シール部材１０に当接し、そ
れにより、シール部材１０が変形して、ミル容器１とミ
ル容器台３の間の緊密性が高められ、ミル容器１の収容
物が漏れるような事態が防止されている。
は、環状溝９が形成されており、この環状溝９には、環
状のシール部材１０が収容されている。したがって、ミ
ル容器１をミル容器台３にねじ込んで固定すると、ミル
容器１の開口部の先端が、シール部材１０に当接し、そ
れにより、シール部材１０が変形して、ミル容器１とミ
ル容器台３の間の緊密性が高められ、ミル容器１の収容
物が漏れるような事態が防止されている。
【０００６】また、材料を破砕するときには、まず、ミ
ル容器１の開口部を上に向けた状態で材料を収納し、そ
の後に、ミル容器台３をミル容器１の上に重ねる態様
で、雄ねじ部２を雌ねじ部４に挿入して、固定方向に回
転ねじ込めし、ミル容器１をミル容器台３に固定する。
ル容器１の開口部を上に向けた状態で材料を収納し、そ
の後に、ミル容器台３をミル容器１の上に重ねる態様
で、雄ねじ部２を雌ねじ部４に挿入して、固定方向に回
転ねじ込めし、ミル容器１をミル容器台３に固定する。
【０００７】次いで、一体となったミル容器１およびミ
ル容器台３をミキサー本体に取り付ける。この状態で、
ミキサー本体を駆動すると、ミキサー本体のモータが回
転し、その回転が伝達機構（図示略）を介して係合羽８
に伝達され、それにより、軸６が回転して切削刃５が回
転し、その結果、切削刃５がミル容器１に収容されてい
る材料を破砕する。
ル容器台３をミキサー本体に取り付ける。この状態で、
ミキサー本体を駆動すると、ミキサー本体のモータが回
転し、その回転が伝達機構（図示略）を介して係合羽８
に伝達され、それにより、軸６が回転して切削刃５が回
転し、その結果、切削刃５がミル容器１に収容されてい
る材料を破砕する。
【０００８】ミル容器１に収容された材料の破砕が終わ
ると、破砕された材料１２が滞留する。
ると、破砕された材料１２が滞留する。
【０００９】そして、破砕された材料をミル容器１から
取り出すときには、まず、一体となったミル容器１およ
びミル容器台３をミキサー本体から取り外し、ミル容器
台３が上方向になるように持ち替えた後に、ミル容器台
３を解除方向に回転する。それにより、雄ねじ部２と雌
ねじ部４の係合が解除されて、ミル容器１がミル容器台
３から取り外され、ミル容器台１に収容された破砕後の
材料１２を取り出すことができる。
取り出すときには、まず、一体となったミル容器１およ
びミル容器台３をミキサー本体から取り外し、ミル容器
台３が上方向になるように持ち替えた後に、ミル容器台
３を解除方向に回転する。それにより、雄ねじ部２と雌
ねじ部４の係合が解除されて、ミル容器１がミル容器台
３から取り外され、ミル容器台１に収容された破砕後の
材料１２を取り出すことができる。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来装置では、次のような不都合を生じていた。
従来装置では、次のような不都合を生じていた。
【００１１】すなわち、破砕された材料１２をミル容器
１から取り出すときに、図８に示すように、ミル容器１
を上方向にしたままの状態で、ミル容器１を解除方向に
回転させると、雄ねじ部２と雌ねじ部４の係合が解除さ
れて、ミル容器１がミル容器台３から取り外され、それ
により、ミル容器台１に収容された破砕後の材料１２が
こぼれ落ちてしまう。
１から取り出すときに、図８に示すように、ミル容器１
を上方向にしたままの状態で、ミル容器１を解除方向に
回転させると、雄ねじ部２と雌ねじ部４の係合が解除さ
れて、ミル容器１がミル容器台３から取り外され、それ
により、ミル容器台１に収容された破砕後の材料１２が
こぼれ落ちてしまう。
【００１２】また、ミル容器１およびミル容器台３をミ
キサー本体に取り付けたままの状態で、ミル容器１をミ
ル容器台３から取り外してしまうと、ミル容器１からこ
ぼれ落ちた破砕後の材料１２がミキサー本体に降り掛か
り、それにより、ミキサー本体を汚すとともに、ミキサ
ー本体の内部機構にまで入り込み、ミキサー本体を故障
させるという事態を生じることがあった。
キサー本体に取り付けたままの状態で、ミル容器１をミ
ル容器台３から取り外してしまうと、ミル容器１からこ
ぼれ落ちた破砕後の材料１２がミキサー本体に降り掛か
り、それにより、ミキサー本体を汚すとともに、ミキサ
ー本体の内部機構にまで入り込み、ミキサー本体を故障
させるという事態を生じることがあった。
【００１３】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、ミル容器から破砕後の材料を取り出すときの
不都合を解消できるミキサー装置を提供することを目的
としている。
のであり、ミル容器から破砕後の材料を取り出すときの
不都合を解消できるミキサー装置を提供することを目的
としている。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明は、被切削物を収
容するミル容器を、上記切削物を破砕するための切削刃
が配設されているミル容器台に着脱自在に取り付けると
ともに、上記ミル容器台が、上記切削刃を回転駆動する
モータ機構を備えたミキサー本体に着脱自在に取り付け
られるミキサー装置において、上記ミル容器が重力方向
上に、上記ミル容器台が重力方向下に位置する態位で
は、上記ミル容器と上記ミル容器台の取付状態を解除で
きなくする一方、上記ミル容器が重力方向下に、上記ミ
ル容器台が重力方向上に位置する態位では、上記ミル容
器と上記ミル容器台の取付状態を解除可能にする係合手
段を備えたものである。
容するミル容器を、上記切削物を破砕するための切削刃
が配設されているミル容器台に着脱自在に取り付けると
ともに、上記ミル容器台が、上記切削刃を回転駆動する
モータ機構を備えたミキサー本体に着脱自在に取り付け
られるミキサー装置において、上記ミル容器が重力方向
上に、上記ミル容器台が重力方向下に位置する態位で
は、上記ミル容器と上記ミル容器台の取付状態を解除で
きなくする一方、上記ミル容器が重力方向下に、上記ミ
ル容器台が重力方向上に位置する態位では、上記ミル容
器と上記ミル容器台の取付状態を解除可能にする係合手
段を備えたものである。
【００１５】また、前記係合手段は、前記ミル容器に重
力上下方向に往復移動可能に設けられ、自重で上下動す
るストッパー棒と、前記ミル容器台に設けられ、上記ス
トッパー棒の先端が係合する係合孔部材から構成するこ
とができる。
力上下方向に往復移動可能に設けられ、自重で上下動す
るストッパー棒と、前記ミル容器台に設けられ、上記ス
トッパー棒の先端が係合する係合孔部材から構成するこ
とができる。
【００１６】また、前記係合手段は、前記容器に重力上
下方向に往復移動可能に設けられ、自重で上下動するス
トッパー棒と、上記ストッパー棒を覆うとともに支持す
る支持部材と、前記容器台に設けられ、上記ストッパー
棒の先端が係合する係合孔部材から構成することができ
る。
下方向に往復移動可能に設けられ、自重で上下動するス
トッパー棒と、上記ストッパー棒を覆うとともに支持す
る支持部材と、前記容器台に設けられ、上記ストッパー
棒の先端が係合する係合孔部材から構成することができ
る。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施例を詳細に説明する。
本発明の実施例を詳細に説明する。
【００１８】図１および図２は、本発明の一実施例にか
かるミキサー装置を示している。なお、図において、図
７と同一部分および相当する部分には、同一符号を付し
ている。
かるミキサー装置を示している。なお、図において、図
７と同一部分および相当する部分には、同一符号を付し
ている。
【００１９】図において、ミキサー本体１５に収容され
ているモータ１６の軸１７の先端には、ミル容器台３の
軸６に固着されている係合羽８に係合する係合羽１８が
設けられている。
ているモータ１６の軸１７の先端には、ミル容器台３の
軸６に固着されている係合羽８に係合する係合羽１８が
設けられている。
【００２０】また、ミル容器１には、支持部材２１，２
２により重力上下方向に移動可能にされたストッパー棒
部材２３が設けられており、このストッパー棒部材２３
において、支持部材２１，２２の間に位置する部分に
は、突起２４が設けられていて、ストッパー棒部材２３
が支持部材２１，２２より抜けないようにされている。
２により重力上下方向に移動可能にされたストッパー棒
部材２３が設けられており、このストッパー棒部材２３
において、支持部材２１，２２の間に位置する部分に
は、突起２４が設けられていて、ストッパー棒部材２３
が支持部材２１，２２より抜けないようにされている。
【００２１】また、ミル容器台３には、ミル容器１をミ
ル容器台３に完全に取り付けた状態で、ストッパー棒部
材２３の先端が係合可能な係合孔２５が設けられてい
る。
ル容器台３に完全に取り付けた状態で、ストッパー棒部
材２３の先端が係合可能な係合孔２５が設けられてい
る。
【００２２】さて、このミキサー装置を用いて材料を粉
砕加工するとき、まず、ミル容器１およびミル容器台３
をミキサー本体１５から取り外し、ミル容器１を下に、
ミル容器台３を上にする態様に持ち代える。
砕加工するとき、まず、ミル容器１およびミル容器台３
をミキサー本体１５から取り外し、ミル容器１を下に、
ミル容器台３を上にする態様に持ち代える。
【００２３】これにより、ストッパー棒部材２３が自重
によりミル容器１の底面側へ移動して、ミル容器１のス
トッパー棒部材２３の先端が、ミル容器台３の係合孔２
５より抜けるので、ミル容器１を解除方向に回転するこ
とができ、それにより、ミル容器１をミル容器台３から
取り外すことができる。
によりミル容器１の底面側へ移動して、ミル容器１のス
トッパー棒部材２３の先端が、ミル容器台３の係合孔２
５より抜けるので、ミル容器１を解除方向に回転するこ
とができ、それにより、ミル容器１をミル容器台３から
取り外すことができる。
【００２４】このようにして、ミル容器１をミル容器台
３から取り外すと、ミル容器１の開口部からミル容器１
の内部に材料を収納し、その後に、ミル容器台３を逆転
した状態でミル容器１の上に重ねる態様で、雄ねじ部２
を雌ねじ部４に挿入して、固定方向に回転ねじ込めし、
ミル容器１をミル容器台３に固定する。
３から取り外すと、ミル容器１の開口部からミル容器１
の内部に材料を収納し、その後に、ミル容器台３を逆転
した状態でミル容器１の上に重ねる態様で、雄ねじ部２
を雌ねじ部４に挿入して、固定方向に回転ねじ込めし、
ミル容器１をミル容器台３に固定する。
【００２５】次いで、一体となったミル容器１およびミ
ル容器台３をミキサー本体１５に取り付ける。このと
き、ミル容器１が重力上方向にミル容器台３が重力下方
向にそれぞれ位置するので、図１に示すように、ストッ
パー棒部材２３の先端が係合孔２５に挿入される。
ル容器台３をミキサー本体１５に取り付ける。このと
き、ミル容器１が重力上方向にミル容器台３が重力下方
向にそれぞれ位置するので、図１に示すように、ストッ
パー棒部材２３の先端が係合孔２５に挿入される。
【００２６】この状態で、ミキサー本体１５を駆動する
と、ミキサー本体１５のモータ１６が回転し、その回転
が係合羽１８を係合羽８に伝達され、それにより、軸６
が回転して切削刃５が回転し、その結果、切削刃５がミ
ル容器１に収容されている材料を破砕する（図３参
照）。
と、ミキサー本体１５のモータ１６が回転し、その回転
が係合羽１８を係合羽８に伝達され、それにより、軸６
が回転して切削刃５が回転し、その結果、切削刃５がミ
ル容器１に収容されている材料を破砕する（図３参
照）。
【００２７】ミル容器１に収容された材料の破砕が終わ
ると、破砕された材料１２が滞留する。ここで、この状
態のまま、ミル容器１を回転しようとすると、この場合
には、ストッパー棒部材２３の先端が係合孔２５に挿入
されているので、ミル容器１を回転しようとする力は阻
止され、それにより、ミル容器１を回転することができ
ず、ミル容器１はミル容器台３から外れることがない。
ると、破砕された材料１２が滞留する。ここで、この状
態のまま、ミル容器１を回転しようとすると、この場合
には、ストッパー棒部材２３の先端が係合孔２５に挿入
されているので、ミル容器１を回転しようとする力は阻
止され、それにより、ミル容器１を回転することができ
ず、ミル容器１はミル容器台３から外れることがない。
【００２８】それにより、この状態でミル容器１がミル
容器台３から外れ、中に収容されている材料１２がこぼ
れ落ちるような事態が回避され、破砕された材料１２で
周囲を汚したり、ミキサー本体１５に悪影響を及ぼす等
の不都合が回避される。
容器台３から外れ、中に収容されている材料１２がこぼ
れ落ちるような事態が回避され、破砕された材料１２で
周囲を汚したり、ミキサー本体１５に悪影響を及ぼす等
の不都合が回避される。
【００２９】ミル容器１に収容された破砕された材料１
２を取り出すときには、図４に示すように、ミル容器台
３が重力上方向になるように、一体となったミル容器１
およびミル容器台３を回転させる。
２を取り出すときには、図４に示すように、ミル容器台
３が重力上方向になるように、一体となったミル容器１
およびミル容器台３を回転させる。
【００３０】それにより、ストッパー棒部材２３の先端
が係合孔２５から抜けるので、ミル容器台３を解除方向
に回転させると、ミル容器１がミル容器台３から外れ、
それにより、ミル容器１の底に滞留した材料１２を適切
に取り出すことができる。
が係合孔２５から抜けるので、ミル容器台３を解除方向
に回転させると、ミル容器１がミル容器台３から外れ、
それにより、ミル容器１の底に滞留した材料１２を適切
に取り出すことができる。
【００３１】図５および図６は、本発明の他の実施例に
係るミル容器およびミル容器台を示している。なお、同
図において、図１および図２と同一部分および相当する
部分には、同一符号を付している。
係るミル容器およびミル容器台を示している。なお、同
図において、図１および図２と同一部分および相当する
部分には、同一符号を付している。
【００３２】図において、ミル容器１には、支持部材３
０により重力上下方向に移動可能にされたストッパー棒
部材３１が設けられており、このストッパー棒部材３１
の先端部には、先端が係合孔２５に挿入する量を規定す
るとともにストッパー棒部材３１の抜け止めのための突
起２３が設けられている。また、支持部材３０は、スト
ッパー棒部材３１の収容部を覆う態様に設けられ、ま
た、ストッパー棒部材３１の先端には、切り込みが３３
が形成されている。
０により重力上下方向に移動可能にされたストッパー棒
部材３１が設けられており、このストッパー棒部材３１
の先端部には、先端が係合孔２５に挿入する量を規定す
るとともにストッパー棒部材３１の抜け止めのための突
起２３が設けられている。また、支持部材３０は、スト
ッパー棒部材３１の収容部を覆う態様に設けられ、ま
た、ストッパー棒部材３１の先端には、切り込みが３３
が形成されている。
【００３３】したがって、ミル容器１をミル容器台３に
取り付けた状態で、ミル容器１が重力上方向に位置する
態様にミル容器１およびミル容器台３を保持すると、ス
トッパー棒部材３１が自重で係合孔２５の方向に移動
し、ストッパー棒部材３１の先端が係合孔２５に突入
し、それにより、ミル容器１とミル容器台３を回転する
力が阻止されるので、ミル容器１をミル容器台３から取
り外すことができない。
取り付けた状態で、ミル容器１が重力上方向に位置する
態様にミル容器１およびミル容器台３を保持すると、ス
トッパー棒部材３１が自重で係合孔２５の方向に移動
し、ストッパー棒部材３１の先端が係合孔２５に突入
し、それにより、ミル容器１とミル容器台３を回転する
力が阻止されるので、ミル容器１をミル容器台３から取
り外すことができない。
【００３４】また、ミル容器１が重力下方向に位置する
態様にミル容器１およびミル容器台３を保持すると、ス
トッパー棒部材３１の先端が係合孔２５から外れるの
で、ミル容器１とミル容器台３を回転することができ、
それにより、ミル容器１をミル容器台３から取り外すこ
とができる。
態様にミル容器１およびミル容器台３を保持すると、ス
トッパー棒部材３１の先端が係合孔２５から外れるの
で、ミル容器１とミル容器台３を回転することができ、
それにより、ミル容器１をミル容器台３から取り外すこ
とができる。
【００３５】また、支持部材３０にストッパー棒部材３
１を取り付けるときには、ストッパー棒部材３１の先端
の切り込み３３の部分でストッパー棒部材３１を撓ませ
て、一時的にストッパー棒部材３１の径を縮小させ、そ
れにより、ストッパー棒部材３１を支持部材３０に圧入
させるようにするとよい。
１を取り付けるときには、ストッパー棒部材３１の先端
の切り込み３３の部分でストッパー棒部材３１を撓ませ
て、一時的にストッパー棒部材３１の径を縮小させ、そ
れにより、ストッパー棒部材３１を支持部材３０に圧入
させるようにするとよい。
【００３６】また、本実施例では、支持部材３０により
ストッパー棒部材３１が覆われているので、材料の破砕
後に破砕した材料が滞留している状態で、ユーザが無理
にストッパー棒部材３１を係合孔２５から引き抜くよう
な操作を防止することができ、不用意にミル容器１がミ
ル容器台３から取り外されるような事態を未然に防止す
ることができる。
ストッパー棒部材３１が覆われているので、材料の破砕
後に破砕した材料が滞留している状態で、ユーザが無理
にストッパー棒部材３１を係合孔２５から引き抜くよう
な操作を防止することができ、不用意にミル容器１がミ
ル容器台３から取り外されるような事態を未然に防止す
ることができる。
【００３７】なお、ミル容器とミル容器台を係合する手
段は、上述したものに限ることはない。また、本発明
は、ゴマ等の比較的小さな粒の材料を破砕加工するミキ
サー装置以外についても、同様にして適用することがで
きる。
段は、上述したものに限ることはない。また、本発明
は、ゴマ等の比較的小さな粒の材料を破砕加工するミキ
サー装置以外についても、同様にして適用することがで
きる。
【００３８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
容器を重力上方向に保持した状態では、係合手段により
容器と容器台が係合されるので、容器台から容器を取り
外すことができず、それにより、破砕後の材料が不用意
に外にこぼれ落ちるような事態を回避することができる
という効果を得る。
容器を重力上方向に保持した状態では、係合手段により
容器と容器台が係合されるので、容器台から容器を取り
外すことができず、それにより、破砕後の材料が不用意
に外にこぼれ落ちるような事態を回避することができる
という効果を得る。
【００３９】また、係合手段は、ストッパー棒と係合孔
部材による簡単な構成で実現することができるので、係
合手段を設けたことによるコストアップを極力抑えるこ
とができるという効果も得る。
部材による簡単な構成で実現することができるので、係
合手段を設けたことによるコストアップを極力抑えるこ
とができるという効果も得る。
【００４０】また、ストッパー棒部材を覆うとともに支
持する支持部材カバー部材を設けたので、ユーザがスト
ッパー棒を故意に移動して、容器と容器台との係合を解
除し、容器に滞留している破砕後の材料等が外に漏れる
等の事故を未然に防止することができるという効果も得
る。
持する支持部材カバー部材を設けたので、ユーザがスト
ッパー棒を故意に移動して、容器と容器台との係合を解
除し、容器に滞留している破砕後の材料等が外に漏れる
等の事故を未然に防止することができるという効果も得
る。
【図１】本発明の一実施例に係るミキサー装置を示した
概略部分断面図。
概略部分断面図。
【図２】係合手段の一例を示した概略図。
【図３】ストッパー棒部材が係合孔に挿入されている状
態を説明するための概略断面図。
態を説明するための概略断面図。
【図４】ストッパー棒部材が係合孔から外れている状態
を説明するための概略断面図。
を説明するための概略断面図。
【図５】係合手段の他の例を示した概略断面図。
【図６】係合手段の他の例を示した概略図。
【図７】ミル容器とミル容器台の従来例を示した概略断
面図。
面図。
【図８】従来装置の不都合を説明するための概略断面
図。
図。
２１，２２，３０ 支持部材 ２３，３１ ストッパー棒部材 ２５ 係合孔
Claims (3)
- 【請求項１】 被切削物を収容する容器を、上記切削物
を破砕するための切削刃が配設されている容器台に着脱
自在に取り付けるとともに、上記容器台が、上記切削刃
を回転駆動するモータ機構を備えたミキサー本体に着脱
自在に取り付けられるミキサー装置において、 上記容器が重力方向上に、上記容器台が重力方向下に位
置する態位では、上記容器と上記容器台の取付状態を解
除できなくする一方、上記容器が重力方向下に、上記容
器台が重力方向上に位置する態位では、上記容器と上記
容器台の取付状態を解除可能にする係合手段を備えたこ
とを特徴とするミキサー装置。 - 【請求項２】 前記係合手段は、前記容器に重力上下方
向に往復移動可能に設けられ、自重で上下動するストッ
パー棒と、 前記容器台に設けられ、上記ストッパー棒の先端が係合
する係合孔部材からなることを特徴とする請求項１記載
のミキサー装置。 - 【請求項３】 前記係合手段は、前記容器に重力上下方
向に往復移動可能に設けられ、自重で上下動するストッ
パー棒と、 上記ストッパー棒を覆うとともに支持する支持部材と、 前記容器台に設けられ、上記ストッパー棒の先端が係合
する係合孔部材からなることを特徴とする請求項１記載
のミキサー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24524895A JPH0965988A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | ミキサー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24524895A JPH0965988A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | ミキサー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0965988A true JPH0965988A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=17130866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24524895A Pending JPH0965988A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | ミキサー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0965988A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6817750B1 (en) * | 2003-08-26 | 2004-11-16 | Homeland Housewares, Llc | Individualized blender |
| US7422362B2 (en) | 2003-08-26 | 2008-09-09 | Homeland Housewares, Llc | Portable blender |
| US7441944B2 (en) | 2003-08-26 | 2008-10-28 | Homeland Housewares, Llc | Drinking extension for blender container |
| GB2480448A (en) * | 2010-05-18 | 2011-11-23 | Kenwood Ltd | Spice mill attachment for a food processor |
| JP2020014547A (ja) * | 2018-07-23 | 2020-01-30 | タイガー魔法瓶株式会社 | ミキサー |
| US11918926B2 (en) | 2019-02-15 | 2024-03-05 | Spin Master Ltd. | Toy assembly and extensible object therefor |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP24524895A patent/JPH0965988A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6817750B1 (en) * | 2003-08-26 | 2004-11-16 | Homeland Housewares, Llc | Individualized blender |
| US7422362B2 (en) | 2003-08-26 | 2008-09-09 | Homeland Housewares, Llc | Portable blender |
| US7430957B2 (en) | 2003-08-26 | 2008-10-07 | Homeland Housewares, Llc | Blender and juicer system |
| US7441944B2 (en) | 2003-08-26 | 2008-10-28 | Homeland Housewares, Llc | Drinking extension for blender container |
| US7958819B2 (en) | 2003-08-26 | 2011-06-14 | Homeland Housewares, Llc | Blender and juicer system |
| US8122821B2 (en) | 2003-08-26 | 2012-02-28 | Homeland Housewares, Llc | Food-processing device |
| GB2480448A (en) * | 2010-05-18 | 2011-11-23 | Kenwood Ltd | Spice mill attachment for a food processor |
| GB2480448B (en) * | 2010-05-18 | 2013-07-10 | Kenwood Ltd | Spice mill attachment for food processor |
| JP2020014547A (ja) * | 2018-07-23 | 2020-01-30 | タイガー魔法瓶株式会社 | ミキサー |
| US11918926B2 (en) | 2019-02-15 | 2024-03-05 | Spin Master Ltd. | Toy assembly and extensible object therefor |
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