JPH0965281A - ディジタル映像信号の再生装置 - Google Patents

ディジタル映像信号の再生装置

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JPH0965281A
JPH0965281A JP7213221A JP21322195A JPH0965281A JP H0965281 A JPH0965281 A JP H0965281A JP 7213221 A JP7213221 A JP 7213221A JP 21322195 A JP21322195 A JP 21322195A JP H0965281 A JPH0965281 A JP H0965281A
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Hideki Ootaka
秀樹 大▲たか▼
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像信号をディジタル化し高能率符号化して
記録したデータを再生するにあたり、データの再生率を
向上させ、特に特殊再生時の画質を改善する。 【構成】 修整フラグ検出回路320では、誤り修整回
路314、315で発生された修整フラグ318、31
9を検出して、スイッチ321の切り替えのための制御
信号322を出力する。スイッチ321は、制御信号3
22が”0”の場合にチャンネル1のデータ316を選
択し、制御信号322が”1”の場合にチャンネル2の
データ317を選択する。データの選択にあたっては、
チャンネル1のデータが優先的に採用される。つまり、
修整フラグ318=”1”で、修整フラグ319=”
0”の場合のみチャンネル2のデータが選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高能率符号化されたデ
ィジタル映像信号を再生するディジタル映像信号の再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、映像機器の高画質化、ディジタル
化が進む中で、現行アナログVTRに代わる次世代のV
TRとしてディジタルVTRの開発が活発に行われてお
り、放送用、業務用分野では、3/4インチ幅テープを
用いたD1、D2、1/2インチ幅テープを用いたD
3、D5等のフォーマットを使用したディジタルVTR
が既に実用化されている。ここで、小型、軽量化、ラン
ニングコストの低減を目的として、小型カセットに長時
間記録を実現することへの要求が強く、そのためには記
録密度の向上や、高能率符号化により大きな画質劣化無
く、記録する映像信号のデータ量を削減することが必須
である。高能率符号化を用いたディジタルVTRとし
て、HDディジタルVCR協議会で合意された民生用デ
ィジタルVTR規格(日経エレクトロニクスブック「デ
ータ圧縮とディジタル変調」1993.10.1,p1
37〜152)などがある。以下、高能率符号化を用い
た従来のディジタルVTRとして民生用ディジタルVT
R規格を例にあげて説明する。
【0003】図5は、従来のディジタル映像信号の再生
装置として、ディジタルVTRの再生系の構成を示した
ブロック図である。図5において、1はシリンダ、2、
3は再生ヘッド、4は再生アンプ、5は再生データの等
化、検出、復調を行う再生データ処理回路、6は誤り訂
正復号化回路、7は誤り訂正復号化処理されたデータ、
8は訂正不能な誤りの存在を示す誤りフラグ、9は誤り
修整回路、10は記録時に高能率符号化されたデータを
もとのデータに伸張する高能率復号化回路、11はディ
ジタルデータをアナログデータに変換するD/A変換回
路、12はアナログ映像信号の出力端子である。以下
に、従来のディジタル映像信号の再生装置の動作を説明
する。
【0004】磁気テープに記録されたデータは、再生ヘ
ッド2、3で読み出され、再生アンプ4を経て再生デー
タ処理回路5に入力される。再生データ処理回路5で
は、再生されたデータから0、1を判別し、シンクパタ
ーンを検出することによって記録ブロックを検出し、さ
らに記録用に変調されたデータの復調処理を行う。ここ
で、記録ブロックとはテープ上に記録を行う場合の最小
単位であり、図6にその構成を示す。図6において、1
00はシンクパターン、101は記録ブロック識別用の
コード(ID)、102は高能率符号化された映像デー
タあるいは音声データからなるディジタルデータ、10
3は誤り訂正用のパリティである。記録ブロックには、
高能率符号化されたデータが、特願平4−167200
号公報に開示されているように、所定の単位で挿入され
ている。
【0005】再生データ処理回路5で復調されたデータ
は、記録ブロック単位で誤り訂正復号化回路6に入力さ
れる。誤り訂正復号化回路6では、記録時に付加された
誤り訂正用パリティに基づいて訂正可能な誤りを訂正
し、訂正不能な誤りが存在しない場合には誤りフラグ8
を”0”に設定し、訂正不能な誤りが存在する場合に
は、誤りフラグ8を”1”に設定する。誤り訂正処理
は、具体的には記録ブロック単位に付加されたインナー
パリティと、トラック内の複数の記録ブロックにわたっ
て付加されたアウターパリティに基づいて行われるが、
ここでは詳細な説明を省略する。誤り訂正復号化処理さ
れたデータ7は、誤りフラグ8とともに誤り修整回路9
に入力される。誤り修整処理は、誤り訂正で訂正不能な
誤りが存在する場合に、誤りの影響を視覚的にできるだ
け目立たなくする処理である。
【0006】図7は、誤り修整回路9の具体的構成を示
したブロック図であり、200は誤り修整のためのデー
タを記憶する1フレームの容量を持った修整メモリ、2
01は誤りフラグ8に基づいて誤り訂正復号化回路6ま
たは修整メモリ200の出力データを選択するスイッチ
である。まず、誤りフラグ8が”0”の場合、スイッチ
201は誤り訂正復号化回路6から出力されたデータを
選択する。選択されたデータは、同時に修整メモリ20
0に書き込まれる。次に、誤りフラグ8が”1”の場
合、スイッチ201は修整メモリ200から読み出され
たデータ7を選択する。この時、修整メモリ200から
は、1フレーム前の対応するデータが読み出される。つ
まり、誤りのデータは1フレーム前の対応するデータで
置換され、正しいデータは常に修整メモリ200に保存
されて、以後の修整処理に使用される。
【0007】以上の処理が行われたデータは、高能率復
号化回路10に入力され、高能率符号化されたデータが
もとのデータに伸張されて、D/A変換回路11でアナ
ログ信号に変換されて端子12から出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の構成では以下に示す課題を有している。
【0009】高能率符号化を用いたディジタルVTR等
のディジタル映像信号の再生装置においては、1つのデ
ータに誤りが発生した場合に、誤りの影響が他のデータ
に伝搬する。さらに、高能率符号化の手段として直交変
換等のブロック単位の符号化を採用している場合には、
誤りの影響はブロック全体に伝搬する。
【0010】したがって、再生データに訂正不能な誤り
が存在する場合に、誤りのデータが過去のフィールドあ
るいはフレームの対応する位置のデータを用いて置換さ
れる。この場合、動きの大きい動画において、置換され
たブロックが周辺のブロックと不連続になり、視覚的に
劣化が認知される。特に、高速再生時には、ヘッドがト
ラックを斜めに横切ることになるため、異なったフィー
ルドあるいはフレームのブロックが集められて画面が構
成される。すなわち、ブロック間の時間的な差が大きく
なり、動画におけるブロック間の不連続が非常に目立つ
結果となる。
【0011】本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、映
像信号をディジタル化し高能率符号化して記録したデー
タを再生するにあたり、データの再生率を向上させ、特
に特殊再生時の画質を向上させることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明のディジタル
映像信号の再生装置は、映像信号をディジタル化し、高
能率符号化して記録媒体上に記録したデータを再生する
にあたり、記録媒体からデータを読み出す複数チャンネ
ルの再生ヘッドと、複数個のチャンネルに各々接続され
対応する再生ヘッドから再生されたデータに対して誤り
訂正処理を行う複数個の誤り訂正手段と、複数個の誤り
訂正手段に各々接続され対応する誤り訂正手段で訂正不
能な誤りを含むデータを修整する複数個の誤り修整手段
と、複数個の誤り修整手段の出力データの中から誤り修
整の行われていないデータを優先的に選択する選択手段
と、選択手段により選択された高能率符号化されたデー
タを復号化する高能率復号化手段とを備えたものであ
る。
【0013】第2の発明のディジタル映像信号の再生装
置は、映像信号をディジタル化し、高能率符号化して記
録媒体上に記録したデータを再生するにあたり、記録媒
体からデータを読み出す複数チャンネルの再生ヘッド
と、複数個のチャンネルに各々接続され再生ヘッドから
再生されたデータに対して誤り訂正処理を行う複数個の
誤り訂正手段と、複数個の誤り訂正手段で訂正されたデ
ータの中から誤りを含まないデータを優先的に選択する
選択手段と、選択手段により選択されたデータを復号化
する高能率復号化手段と、高能率符号化手段で復号化さ
れたデータのうち誤りを含むデータを修整する誤り修整
手段とを備えたものである。
【0014】
【作用】 第1の
発明は上記した構成により、高能率符号化されたディジ
タル映像信号を記録媒体から再生するにあたり、複数チ
ャンネルから再生されたデータに対して誤り訂正復号
化、誤り修整処理を行った後、複数チャンネルの中から
修整が行われていないデータを優先的に選択し、選択さ
れたデータに対して高能率符号化されたデータを復号化
する。これにより、正しく再生されたデータのみを効率
よく採用することができるためデータの再生率が向上
し、誤りによる画質劣化を改善することが可能である。
【0015】第2の発明は上記した構成により、複数チ
ャンネルから再生されたデータに対して誤り訂正復号化
処理を行った後、複数チャンネルの中から訂正不能な誤
りを含まないデータを優先的に選択し、選択されたデー
タに対して高能率符号化されたデータを復号化した後、
誤り修整を行う。これにより、正しく再生されたデータ
のみを効率よく採用することができるためデータの再生
率が向上し、誤りによる画質劣化を改善することが可能
である。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を用いて説
明する。なお、実施例の構成図において、同じ符号を付
したブロックについてはその説明を省く。
【0017】図1は、第1の発明による一実施例のディ
ジタル映像信号の再生装置の構成を示したブロック図で
ある。図1において、300、301は、チャンネル1
に対応する再生ヘッド、302、303は再生ヘッド3
00、301に対して90度離れた位置に配置されたチ
ャンネル2に対応する再生ヘッド、304、305は再
生アンプ、306、307は再生データ処理回路、30
8、309は誤り訂正復号化回路、310、311は誤
り訂正処理されたデータ、312、313は誤りフラ
グ、314、315は誤り修整回路、316、317は
誤り修整されたデータ、318、319は誤り修整が行
われたことを示す修整フラグ、320は修整フラグ検出
回路、321は修整フラグ検出回路320の制御により
データ316、317の何れかを選択するスイッチ、3
22はスイッチ321における切り替えを制御する制御
信号である。
【0018】以下、図1を用いて本実施例の動作を説明
する。なお、以後の説明において、ヘッド300、30
1から再生されるデータをチャンネル1のデータ、ヘッ
ド302、303から再生されるデータをチャンネル2
のデータとする。
【0019】ヘッド300、301から再生されたチャ
ンネル1のデータは、再生アンプ304を経て再生デー
タ処理回路306に入力される。再生データ処理回路3
06では、前述したようにデータの等化、検出及び変調
データの復調処理を行い、復調されたデータが誤り訂正
復号化回路308に入力される。誤り訂正復号化回路3
08では、記録時に付加された誤り訂正用パリティに基
づいて誤り訂正処理を行い、続いて誤り修整回路314
では、誤りフラグ312に基づいて訂正不能な誤りを含
む記録ブロックを1フレーム前の対応する位置の記録ブ
ロックで置換することにより誤り修整処理を行う。誤り
修整回路314の具体的な構成は図7に示したものと同
様である。この時、修整フラグ318は、記録ブロック
単位に付加され、誤り修整が行われなかった場合に”
0”、誤り修整を行った場合に”1”に各々設定され
る。
【0020】また、ヘッド302、303から再生され
たチャンネル2のデータについては、再生アンプ30
5、再生データ処理回路307、誤り訂正復号化回路3
09、誤り修整回路315で同様の処理が行われる。
【0021】次に、修整フラグ検出回路320では、誤
り修整回路314、315で発生された修整フラグ31
8、319を検出して、スイッチ321の切り替えのた
めの制御信号322を出力する。スイッチ321は、制
御信号322が”0”の場合にチャンネル1のデータ3
16を選択し、制御信号322が”1”の場合にチャン
ネル2のデータ317を選択する。(表1)は、修整フ
ラグ318、319に応じた制御信号322の設定方法
を示した表であり、チャンネル1のデータが優先的に採
用される。つまり、修整フラグ318=”1”で、修整
フラグ319=”0”の場合のみチャンネル2のデータ
が選択される。
【0022】
【表1】
【0023】図2は、(表1)に基づいたスイッチ32
1におけるデータの選択方法を示したタイミング図であ
る。同図において、スイッチ321におけるデータの選
択は記録ブロック単位で行われ、T0、----、T8は1
つの記録ブロックの時間区切りを表している。まず、T
0、T1、T2、T5、T7、T8区間においては、修
整フラグ318、319はともに”0”であり、チャン
ネル1、2の記録ブロックのデータはともに修整されて
いないため、制御信号322は”0”に設定され、スイ
ッチ321でチャンネル1のデータ316が選択され
る。次に、T3〜T4区間において、修整フラグ318
は”1”、修整フラグ319は”0”であり、チャンネ
ル1のデータのみが修整されている。したがって、この
区間で制御信号322は”1”に設定され、スイッチ3
21でチャンネル2のデータ317が選択される。ま
た、T6区間においては修整フラグ318、319とも
に”1”であり、チャンネル1、2のデータともに修整
されているため、この区間で制御信号322は”0”に
設定され、スイッチ321ではチャンネル1のデータ3
16が選択される。
【0024】以上の処理により、高能率復号化回路10
には常に、 (1)誤りを含まないデータ (2)誤り修整されたデータ の優先順位で、入力されるため、誤りのデータを伸張す
ることによる問題は発生しない。
【0025】以上説明したように第1の発明の実施例に
よれば、2チャンネルの再生系を有し、各々の再生デー
タに対して誤り訂正、誤り修整を行った後、誤り修整の
行われていないデータを優先的に選択採用することによ
り、正しく再生されたデータを効率的に採用し、データ
の再生率を向上させることが可能である。また、誤り修
整を行った後データの選択を行っているため、誤りのデ
ータを伸張することによる問題も発生しない。
【0026】なお、高速再生等の場合、ヘッドが複数の
トラックを横切るため、シンクパターンが検出できず、
記録ブロック自身が再生できない場合が発生するが、こ
の場合、記録ブロックのデータ全てを誤りとして扱うこ
とにより同様に処理できる。
【0027】なお、本実施例の説明において、誤り修整
回路から出力されるデータと修整フラグとを別に伝送し
たが、特願平「5−307848」号公報に開示されて
いるように、データの中に修整フラグを多重して伝送し
ても良い。
【0028】図3は、第2の発明による一実施例のディ
ジタル映像信号の再生装置の構成を示したブロック図で
ある。図3において、400は誤りフラグ検出回路、4
01は誤り訂正処理されたデータ310、311の何れ
かを選択するスイッチ、402は誤りフラグ312、3
13の何れかを選択するスイッチ、403はスイッチ3
01、302の切り替えを制御する制御信号、405は
高能率復号化回路、406は高能率復号化回路405に
より復号化されたデータ、407は復号化されたデータ
に対する誤りフラグ、408は誤り修整回路である。以
下、図3を用いて本実施例の動作を説明する。
【0029】誤りフラグ検出回路400は、誤り訂正復
号化回路308、309で発生された誤りフラグ31
2、313を検出し、スイッチ401、402の切り替
えのための制御信号403を出力する。スイッチ40
1、402では、制御信号403が”0”の場合にチャ
ンネル1のデータ310、誤りフラグ312を選択し、
制御信号403が”1”の場合にチャンネル2のデータ
311、誤りフラグ313を選択する。(表2)は、誤
りフラグ312、313に応じた制御信号403の設定
方法を示した表であり、チャンネル1のデータ310、
誤りフラグ312が優先的に採用される。つまり、誤り
フラグ312=”1”で、誤りフラグ313=”0”の
場合のみチャンネル2のデータ311及び誤りフラグ3
13が選択される。
【0030】
【表2】
【0031】図4は、(表2)に基づいたスイッチ40
1、402におけるデータの選択方法を示したタイミン
グ図である。図4において図2と同様に、スイッチ40
1、402におけるデータの選択は記録ブロック単位で
行われ、T0、----、T8は記録ブロックの時間区切り
を表している。まず、T0、T1、T2、T5、T7、
T8区間においては、誤りフラグ312、313はとも
に”0”であり、チャンネル1、2の記録ブロックはと
もに誤りを含んでいないため、制御信号403は”0”
に設定され、スイッチ401、402でチャンネル1の
記録ブロックデータ及び誤りフラグが選択される。次
に、T3〜T4区間において、誤りフラグ312は”
1”、誤りフラグ313は”0”であり、チャンネル1
の記録ブロックのデータに訂正不能な誤りが存在する。
したがって、この区間で制御信号403は”1”に設定
され、スイッチ401、402でチャンネル2の記録ブ
ロックデータ及び誤りフラグが選択される。また、T6
区間においては誤りフラグ312、313ともに”1”
であり、チャンネル1、2の記録ブロックのデータには
ともに訂正不能な誤りが存在するため、制御信号403
は”0”に設定され、スイッチ401、402ではチャ
ンネル1の記録ブロックのデータ及び誤りフラグ312
が選択される。
【0032】次に、スイッチ401で選択されたデータ
及び誤りフラグは高能率復号化回路405に入力され
る。高能率符号化回路405では、高能率符号化された
データの復号化を行うと同時に、選択された誤りフラグ
をもとに、復号化後のデータに対応する誤りフラグ40
7を発生する。つまり、高能率符号化されたデータを復
号化することにより誤りの影響が伝搬するため、誤りが
伝搬する範囲のデータに対応する誤りフラグ407を生
成する。誤り修整回路408では、誤りフラグ407に
基づいて、誤りのデータを1フィールドあるいは1フレ
ーム前の対応する位置のデータで置換することにより誤
り修整を行う。
【0033】以上説明したように第2の発明の実施例に
よれば、2チャンネルの再生系を有し、各々の再生デー
タに対して誤り訂正処理を行った後、誤りを含まないデ
ータを選択的に採用することにより、データの再生率を
向上させることが可能である。また、高能率符号化され
たデータを復号化した後誤り修整を行っているため、復
号化により誤りの影響が伝搬するデータのみを修整する
ことができ、修整の精度が向上する。
【0034】なお、各実施例において、ヘッド数を削減
するため2チャンネルのうち片方のチャンネルのヘッド
を記録、再生で共用する構成をとってもよい。この場
合、例えば、チャンネル1を再生ヘッドに、チャンネル
2を記録、再生共用ヘッドに対応させることで実現でき
る。
【0035】また、各実施例において、チャンネル数を
2チャンネルとし、2チャンネルの中から正しいデータ
を選択する例をあげたが、さらに多チャンネル化を行っ
てもよい。また、チャンネルあたりのヘッド数、ヘッド
配置についても装置に応じて選択することが可能であ
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
常再生時に1つのチャンネルに訂正不能な誤りが発生し
た場合に、誤りのデータを別のチャンネルの正しいデー
タを用いて置換できる。また、スロー再生や高速再生等
の特殊再生時に、複数チャンネルから再生されたデータ
の中の正しいデータを最大限に使用でき、誤りによる画
質劣化を改善することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明による一実施例のディジタル映像信
号の再生装置の構成を示したブロック図
【図2】第1の発明による一実施例のディジタル映像信
号の再生装置の、(表1)に基づいたスイッチ321に
おけるデータの選択方法を示したタイミング図
【図3】第2の発明による一実施例のディジタル映像信
号の再生装置の構成を示したブロック図
【図4】第2の発明による一実施例のディジタル映像信
号の再生装置の、(表2)に基づいたスイッチ401、
402におけるデータの選択方法を示したタイミング図
【図5】従来のディジタル映像信号の再生装置の構成を
示したブロック図
【図6】記録ブロックの構成を示したブロック図
【図7】誤り修整回路の具体的構成を示したブロック図
【符号の説明】
10 高能率復号化回路 300〜303 再生ヘッド 308,309 誤り訂正復号化回路 314,315 誤り修整回路 318,319 修整フラグ 320 修整フラグ検出回路 321 修整データのスイッチ 322 スイッチ321の制御信号 400 誤りフラグ検出回路 401 訂正データのスイッチ 402 誤りフラグの選択スイッチ 403 スイッチ301,302の制御信号 405 高能率復号化回路 407 復号化されたデータに対する誤りフラグ 408 誤り修整回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号をディジタル化し、高能率符号
    化して記録媒体上に記録したデータを再生するディジタ
    ル映像信号の再生装置において、前記記録媒体からデー
    タを読み出す複数チャンネルの再生ヘッドと、前記再生
    ヘッドから再生されたデータに対して誤り訂正処理を行
    う複数個の誤り訂正手段と、前記複数個の誤り訂正手段
    に各々接続され対応する前記誤り訂正手段で訂正不能な
    誤りを含むデータを修整する複数個の誤り修整手段と、
    前記複数個の誤り修整手段の出力データの中から誤り修
    整の行われていないデータを優先的に選択する選択手段
    と、前記選択手段により選択された高能率符号化された
    データを復号化する高能率復号化手段とを有したことを
    特徴とするディジタル映像信号の再生装置。
  2. 【請求項2】 映像信号をディジタル化し、高能率符号
    化して記録媒体上に記録したデータを再生するディジタ
    ル映像信号の再生装置において、前記記録媒体からデー
    タを読み出す複数チャンネルの再生ヘッドと、前記再生
    ヘッドから再生されたデータに対して誤り訂正処理を行
    う複数個の誤り訂正手段と、前記複数個の誤り訂正手段
    で訂正されたデータの中から誤りを含まないデータを優
    先的に選択する選択手段と、前記選択手段により選択さ
    れたデータを復号化する高能率復号化手段と、前記高能
    率符号化手段で復号化されたデータのうち誤りを含むデ
    ータを修整する誤り修整手段とを有したことを特徴とす
    るディジタル映像信号の再生装置。
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