JPH0963424A - 開閉器用操作機構 - Google Patents

開閉器用操作機構

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Publication number
JPH0963424A
JPH0963424A JP21747895A JP21747895A JPH0963424A JP H0963424 A JPH0963424 A JP H0963424A JP 21747895 A JP21747895 A JP 21747895A JP 21747895 A JP21747895 A JP 21747895A JP H0963424 A JPH0963424 A JP H0963424A
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JP
Japan
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spiral spring
peripheral end
fixed
switch
outer peripheral
Prior art date
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Pending
Application number
JP21747895A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihisa Mukoda
彰久 向田
Yoshiaki Amita
芳明 網田
Tsutomu Tanaka
田中  勉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 渦巻ばねの蓄勢時に素線に生じる応力をほぼ
均一にすることにより、蓄勢量を大きくすることができ
る開閉器用操作機構を提供する。 【解決手段】 渦巻ばね1の内周端を回転出力軸2に接
続し、外周端を固定具5に対するボルト締め付けによっ
て操作機構ハウジング6内に固定する。回転出力軸2を
操作機構ハウジング6内に回動可能に設ける。レバー1
の一端を回転出力軸2に固定し、他端を連結ロッド4に
回動可能に接続する。連結ロッド4を開閉器の可動接触
子に直接又は間接に連結する。回転出力軸2から固定具
5までの距離を、渦巻ばね1の自由状態における内周端
から外周端までの距離よりも短く設定する。固定具5及
び固定片5aのそれぞれの対向面に、垂直断面が凹形の
溝部5b,5cを形成し、この2面によって渦巻ばね1
の外周端を挟み込み、溝部5b,5c中央のネジ孔5d
をボルトによって締め付け固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断路器、接地開閉
器等に用いられる開閉器の動作を、渦巻ばねの付勢力に
より行う開閉器用操作機構に係り、特に、渦巻ばねの出
力特性を向上させた開閉器用操作機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、用地取得の困難性、環境調和に関
する意識の高まりなどから、変電所の建設に対する経済
的・社会的な制約が厳しくなってきている。このため、
変電所に設置される設備には、より一層の小形化、低価
格化が求められることとなり、開閉装置はもちろんのこ
と、その操作機構においても省スペース、低コストの要
請が高い。このような要請に対応させる方法として、操
作機構の駆動源であるばねを工夫することが考えられ
る。そこで、最近では、様々なばねの中でも単位容積当
たりの蓄勢エネルギーの大きい渦巻ばねが、駆動源とし
て用いられている場合が多い。
【0003】このような渦巻ばねを駆動源とする開閉器
用操作機構として、従来から提案されているものの一例
を、図8(A),(B)、図9(A),(B)に従って
以下に説明する。すなわち、この開閉器用操作機構は、
一対の操作機構ハウジング6内に、渦巻ばね1、回転出
力軸2、レバー3、連結ロッド4及び固定具5が設けら
れたものである。渦巻ばね1の内周端は、操作機構ハウ
ジング6内に回動可能に設けられた回転出力軸2に接続
されている。渦巻きばね1の外周端は、やや折り曲げら
れて、固定具5に対するボルト締め付けによって操作機
構ハウジング6内に固定されている。レバー1の一端は
回転出力軸2に固定され、他端は連結ロッド4に回動可
能に接続されている。連結ロッド4は、図示しない開閉
器の可動接触子に直接又は間接に連結されている。
【0004】以上のような従来の開閉器用操作機構の一
例の作用は以下の通りである。すなわち、放勢状態にあ
る渦巻ばね1を、モータ等により連結ロッド4を図中下
方へ押し下げることによりレバー3を介して蓄勢方向
(図中時計まわり)に回動させ、図9に示すように、最
大蓄勢状態とする。そして、連結ロッド4が所定のデッ
ドポイントまで下がると、渦巻ばね1の放勢力により、
レバー3を介して連結ロッド4が図中上方へ押し上げら
れるので、渦巻ばね1の蓄勢力が開閉器の可動接触子に
伝達され、開閉作業が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に、開閉器用操作機構の駆動源として用いられている渦
巻ばね1は、通常、回転出力軸2から固定具5までの距
離、つまり渦巻ばね1の内周端から外周端までの距離
が、渦巻ばね1の自由状態における内周端から外周端ま
での距離と同じに設定されている。このように渦巻ばね
1の内周端から外周端までの距離が自由状態と同様な場
合には、図9に示すように、蓄勢状態となったときに、
外周端と反対側付近における渦巻ばね1の素線間隔が偏
って変形し、素線同士の接触を起こしやすくなる。ばね
蓄勢状態時に、渦巻ばね1の隣り合う素線同士が接触し
ていると、ばね放勢時に回転出力軸2に伝達される力
が、素線の接触による摩擦などによって低下する。ま
た、渦巻ばね1のサージングの影響による出力遅れが生
じることとなる。そして、図10のグラフに示すよう
に、渦巻ばね1の素線に発生する応力7に著しい高低差
が現れ、素線全体に渡ってばね材料の最大許容応力値9
まで蓄勢することが困難になるという問題点があった。
【0006】また、渦巻ばね1の外周端は固定具5に対
してボルトによって締め付け固定されているために、固
定具5の中央に締め付け力が集中して1点で固定した状
態に近くなり、曲げに対する高い剛性が得られなかっ
た。そして、渦巻ばね1の外周端には固定具5に固定す
るために折り曲げ部が形成され、その屈曲部分に応力が
集中するが、ばね素線は、小形、低価格を実現するため
に間隔が狭く設計されているために、耐久性の点で問題
が生じる。さらに、渦巻ばねの素材によっては、単位出
力当たりのばね重量が大きくなり、出力応答性が低下
し、サージングによる出力遅れの影響を受けることがあ
った。
【0007】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その主たる目
的は、渦巻ばねの蓄勢時に素線に生じる応力をほぼ均一
にすることにより、蓄勢量を大きくすることができる開
閉器用操作機構を提供することである。
【0008】本発明の第2の目的は、蓄勢状態で隣り合
う素線どうしが接触しないようにすることによって、摩
擦による出力の低下を防止することができる開閉器用操
作機構を提供することである。
【0009】本発明の第3の目的は、渦巻ばねの外周端
の固定部分の剛性を高めた開閉器用操作機構を提供する
ことである。
【0010】本発明の第4の目的は、渦巻ばねの外周端
の耐久性を向上させた開閉器用操作機構を提供すること
である。
【0011】本発明の第5の目的は、単位出力当たりの
ばね重量を小さくすることにより、出力応答性を向上さ
せた開閉器用操作機構を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、駆動源である渦巻ばね
と、前記渦巻ばねの外周端が固定されたハウジングと、
前記ハウジングに回動可能に設けられ、前記渦巻ばねの
内周端が固定された回転出力軸と、前記回転出力軸に設
けられ、前記渦巻ばねの駆動力を開閉器に伝達し、開閉
器の開路、閉路のいずれか一方又は双方の駆動を行うリ
ンク機構とを有する開閉器用操作機構において、前記回
転出力軸に固定された前記渦巻ばねの内周端と前記ハウ
ジングに固定された前記渦巻ばねの外周端との間の距離
が、前記渦巻ばねの自由状態における内周端と外周端と
の間の距離よりも短く設定されていることを特徴とす
る。
【0013】以上のような請求項1記載の発明では、渦
巻ばねの外周端と内周端との距離が、渦巻ばねの自由状
態よりも短く設定されているので、渦巻ばねの蓄勢時に
素線に生じる応力が均一化され、素線に生じる最大応力
が低下する。このため、蓄勢量を増加させることがで
き、素線上の平均応力が増加する。また、隣り合う素線
どうしの接触が防止される。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の開
閉器用操作機構において、前記ハウジングに固定された
固定具と、前記固定具との間で前記渦巻ばねの外周端を
挟持可能な固定片とを有し、前記固定具及び前記固定片
における前記渦巻ばねの外周端を挟持する面の双方又は
一方には、垂直断面が凹形の溝部が形成され、前記渦巻
きばねの外周端は、前記固定片を前記固定具に対して前
記溝部のほぼ中央に該当する位置においてボルトで締め
付けることにより固定されていることを特徴とする。
【0015】以上のような請求項2記載の発明では、渦
巻ばねの外周端は、凹状の溝が形成された固定片と固定
具によって挟まれ、ボルトによって締め付け固定されて
いるので、締め付け力は溝の両側にある面の二箇所に分
散される。従って、2点で固定した状態に近くなり、従
来の1点で固定する場合に比べて高い剛性が得られる。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の開閉器用操作機構において、前記渦巻ばねの
外周端が、前記渦巻ばねの外周接線方向に延ばした状態
で固定されていることを特徴とする。
【0017】以上のような請求項3記載の発明では、渦
巻ばねの外周端に折り曲げ部が形成されていないので、
屈曲部分に応力が集中するということがなく、耐久性が
向上する。
【0018】請求項4記載の発明は、駆動源である渦巻
ばねと、前記渦巻ばねの外周端が固定されたハウジング
と、前記ハウジングに回動可能に設けられ、前記渦巻ば
ねの内周端が固定された回転出力軸と、前記回転出力軸
に設けられ、前記渦巻ばねの駆動力を開閉器に伝達し、
開閉器の開路、閉路のいずれか一方又は双方の駆動を行
うリンク機構とを有する開閉器用操作機構において、蓄
勢状態時における前記渦巻ばねの素線間隔がほぼ一定と
なるように、放勢状態時における前記渦巻ばねの素線間
に不均一な隙間を持たせたことを特徴とする。
【0019】以上のような請求項4記載の発明では、あ
らかじめ放勢状態における渦巻ばねの素線間に不均一な
隙間を持たせて、蓄勢状態における渦巻ばねの素線間隔
を一定としたので、渦巻ばねの蓄勢時に素線に生じる応
力が均一化され、素線に生じる最大応力が低下する。こ
のため、蓄勢量をさらに増加させることができ、素線上
の平均応力が増加する。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれか1項に記載の開閉器用操作機構において、前記渦
巻ばねの素線が繊維強化金属材料または繊維強化プラス
チック材料で構成されていることを特徴とする。
【0021】以上のような請求項5記載の発明では、ば
ね素線が繊維強化金属材料または繊維強化プラスチック
材料で構成されているので、単位出力当たりのばね重量
が小さくなり、出力応答性が向上する。従って、サージ
ングによる出力遅れの影響を低下させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の開閉器用操作機構の実施
の形態を図面に従って以下に説明する。なお、図8、図
9に示した従来技術の各構成部材に対応する部材は同一
の符号を付し、同一の部材は説明を省略する。
【0023】(1)第1の実施の形態 請求項1及び請求項2記載の発明に対応する一つの実施
の形態を、第1の実施の形態として図1、図2に従って
説明する。
【0024】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、本実施の形態においては、回転出力軸
2から固定具5までの距離、つまり渦巻ばね1の内周端
から外周端までの距離が、渦巻ばね1の自由状態におけ
る内周端から外周端までの距離よりも短く設定されてい
る。そして、固定具5は固定片5aとの組み合わせによ
って渦巻ばね1の外周端を固定している。すなわち、図
2に示すように、直方体形の固定片5aの底面には、垂
直断面が凹形の溝部5bが形成され、これに対向する固
定具5の面にも同様の溝部5cが形成されている。そし
て、この溝部5b,5cを有する2面によって渦巻ばね
1の外周端が挟み込まれ、それぞれの溝部5b,5cの
中央に該当する位置に設けられたネジ孔5dにボルトが
ねじ込まれることによって、渦巻ばね1の外周端が締め
付け固定されている。
【0025】(作用・効果)以上のような本実施の形態
の作用・効果は以下の通りである。すなわち、渦巻ばね
1の内周端から外周端までの距離が、自由状態の場合よ
りも短いので、図10に示すように、蓄勢時に素線に生
じる応力8の高低差7が小さく均一化され、最大応力が
低下する。このため、図中10に示すように、さらに渦
巻ばね1の蓄勢を行うことができ、素線上の平均応力が
増加する。従って、同一特性の渦巻ばね1であっても、
蓄えられる弾性エネルギーが増加され、出力を向上させ
ることができる。また、隣り合う素線どうしの接触を防
ぐこともできるので、摩擦による出力低下が防止され
る。
【0026】また、渦巻ばね1の外周端は、溝部5b,
5cを有する固定具5と固定片5aとによって挟まれ、
ボルトによって締め付け固定されているので、渦巻ばね
1の外周端に対する締め付け力は、溝部5b,5cの両
側にある面の二箇所に分散される。従って、2点で固定
した状態に近くなり、1点で締め付け固定されていた従
来の固定具5よりも高い剛性が得られる。
【0027】(2)第2の実施の形態 請求項3記載の発明に対応する一つの実施の形態を、第
2の実施の形態として図3に従って以下に説明する。な
お、第1の実施の形態と同一の部分については説明を省
略する。
【0028】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、本実施の形態においては、固定具5と
固定片5aとによる挟持面の方向を、渦巻きばね1の外
周接線方向となっている。このため、渦巻ばね1の外周
端は屈曲部分を有さず、外周接線方向に延びた状態で固
定されている。
【0029】(作用・効果)以上のような構成を有する
本実施の形態の作用・効果は以下の通りである。すなわ
ち、本実施の形態においては、渦巻ばね1の外周端に屈
曲部分が形成されていないので、図10に示すような応
力集中12を無くすことができ、渦巻ばね1全体をさら
に高い応力10で使用することができる。
【0030】(3)第3の実施の形態 請求項4記載の発明に対応する一つの実施の形態を、第
3の実施の形態として図4、図5に従って以下に説明す
る。なお、第1の実施の形態と同一の部分については説
明を省略する。
【0031】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、本実施の形態においては、渦巻ばね1
は、図4に示すように、外周端側の素線間隔を密とし、
それと反対側の素線間隔を疎として素線間隔を不均一と
することにより、渦巻ばね1を蓄勢した際、図5に示す
ように、素線が等間隔となるように形成されている。
【0032】(作用・効果)以上のような本実施の形態
の作用・効果は以下の通りである。すなわち、渦巻ばね
1を蓄勢した際、素線が等間隔となるので、第1の実施
の形態と同様に、蓄勢時に素線に生じる応力の高低差が
小さく均一化され、最大応力8が低下する。このため、
図中10に示すように、さらに渦巻ばね1の蓄勢を行
い、素線上の平均応力を増加させることにより、出力を
向上させることができる。また、隣り合う素線同士の接
触を防ぐことができるので、摩擦による出力低下が防止
される。
【0033】(4)他の実施の形態 本発明は以上のような実施の形態に限定されるものでは
なく、各部材の配置、材質等は適宜変更可能である。例
えば、第1の実施の形態の他の実施の形態として、渦巻
ばね1の外周端を固定する固定具5を、図6に示すよう
に、図中下方向に移動させたものであっても、図7に示
すように、左下方向に移動させるたものであっても、第
1の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0034】さらに、請求項5記載の対応する発明とし
て、上記実施の形態における渦巻ばね1をアルミニウム
等を繊維強化した材料、又は繊維強化プラスチック材料
で構成した実施の形態も構成可能である。このような構
成にすれば、単位出力当たりのばね重量が小さくなるた
め、出力応答性が向上し、サージングによる出力遅れの
影響を低下させることができる。
【0035】
【発明の効果】以上のような本発明によれば、固定され
た渦巻ばねの内周端と外周端との間の距離が、自由状態
における渦巻ばねの内周端と外周端との間の距離よりも
短いので、蓄勢時の渦巻ばねの素線に生じる応力をほぼ
均一にすることができ、蓄勢量を大きくすることができ
る開閉器用操作機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開閉器用操作機構による第1の実施の
形態を示す簡略側面透視図である。
【図2】本発明の開閉器用操作機構に用いられる固定片
の一つの実施の形態を示す側面図(A)、底面図(B)
である。
【図3】本発明の開閉器用操作機構による第2の実施の
形態を示す簡略側面透視図である。
【図4】本発明の開閉器用操作機構による第3の実施の
形態における渦巻きばねを示す簡略側面図である。
【図5】本発明の開閉器用操作機構による第3の実施の
形態を示す簡略側面透視図である。
【図6】本発明の開閉器用操作機構による他の実施の形
態を示す簡略側面透視図である。
【図7】本発明の開閉器用操作機構による他の実施の形
態を示す簡略側面透視図である。
【図8】従来の開閉器用操作機構の一例における放勢状
態を示す簡略透視側面図(A)、正面図(B)である。
【図9】従来の開閉器用操作機構の一例における蓄勢状
態を示す簡略透視側面図(A)、正面図(B)である。
【図10】渦巻ばねの素線上に分布する応力を表すグラ
フを示す図であり、縦軸は応力であり、横軸は渦巻ばね
の素線位置である。
【符号の説明】
1…渦巻ばね 2…回転出力軸 3…レバー 4…連結ロッド 5…固定具 5a…固定片 5b,5c…溝部 5d…ネジ孔 6…操作機構ハウジング 7…従来技術による応力分布 8…本実施の形態による応力分布 9…設計上の許容応力値 10…本実施の形態において巻き角を増した場合の応力
分布 11…理論上の応力値 12…応力集中

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源である渦巻ばねと、前記渦巻ばね
    の外周端が固定されたハウジングと、前記ハウジングに
    回動可能に設けられ、前記渦巻ばねの内周端が固定され
    た回転出力軸と、前記回転出力軸に設けられ、前記渦巻
    ばねの駆動力を開閉器に伝達し、開閉器の開路、閉路の
    いずれか一方又は双方の駆動を行うリンク機構とを有す
    る開閉器用操作機構において、 前記回転出力軸に固定された前記渦巻ばねの内周端と前
    記ハウジングに固定された前記渦巻ばねの外周端との間
    の距離が、前記渦巻ばねの自由状態における内周端と外
    周端との間の距離よりも短く設定されていることを特徴
    とする開閉器用操作機構。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングに固定された固定具と、
    前記固定具との間で前記渦巻ばねの外周端を挟持可能な
    固定片とを有し、 前記固定具及び前記固定片における前記渦巻ばねの外周
    端を挟持する面の双方又は一方には、垂直断面が凹形の
    溝部が形成され、 前記渦巻きばねの外周端は、前記固定片を前記固定具に
    対して前記溝部のほぼ中央に該当する位置においてボル
    トで締め付けることにより固定されていることを特徴と
    する請求項1記載の開閉器用操作機構。
  3. 【請求項3】 前記渦巻ばねの外周端が、前記渦巻ばね
    の外周接線方向に延ばした状態で固定されていることを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の開閉器用操作機
    構。
  4. 【請求項4】 駆動源である渦巻ばねと、前記渦巻ばね
    の外周端が固定されたハウジングと、前記ハウジングに
    回動可能に設けられ、前記渦巻ばねの内周端が固定され
    た回転出力軸と、前記回転出力軸に設けられ、前記渦巻
    ばねの駆動力を開閉器に伝達し、開閉器の開路、閉路の
    いずれか一方又は双方の駆動を行うリンク機構とを有す
    る開閉器用操作機構において、 蓄勢状態時における前記渦巻ばねの素線間隔がほぼ一定
    となるように、放勢状態時における前記渦巻ばねの素線
    間に不均一な隙間を持たせたことを特徴とする開閉器用
    操作機構。
  5. 【請求項5】 前記渦巻ばねの素線が繊維強化金属材料
    又は繊維強化プラスチック材料で構成されていることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の開閉器
    用操作機構。
JP21747895A 1995-08-25 1995-08-25 開閉器用操作機構 Pending JPH0963424A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013111416A1 (ja) * 2012-01-25 2013-08-01 中央発條株式会社 渦巻ばね

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