JPH0962606A - データ処理装置 - Google Patents
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- JPH0962606A JPH0962606A JP21696195A JP21696195A JPH0962606A JP H0962606 A JPH0962606 A JP H0962606A JP 21696195 A JP21696195 A JP 21696195A JP 21696195 A JP21696195 A JP 21696195A JP H0962606 A JPH0962606 A JP H0962606A
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- output device
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- command
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 CPUと複数の種類の入出力装置を接続する
場合、各入出力装置に共通な制御については共通制御部
を設けて制御を行い、固有な制御については固有の入出
力装置制御部を設けて制御を行うことにより、従来のよ
うに各入出力装置毎にドライバを設けていたことによる
開発効率の低下を防止すること。 【解決手段】 プロセッサと、入出力装置を制御するコ
ントローラと、このコントローラにより制御される入出
力装置を具備するデータ処理装置において、複数の入出
力装置を共通に制御する共通制御部1と、入出力装置固
有の処理を行う入出力装置制御部2を設けた。
場合、各入出力装置に共通な制御については共通制御部
を設けて制御を行い、固有な制御については固有の入出
力装置制御部を設けて制御を行うことにより、従来のよ
うに各入出力装置毎にドライバを設けていたことによる
開発効率の低下を防止すること。 【解決手段】 プロセッサと、入出力装置を制御するコ
ントローラと、このコントローラにより制御される入出
力装置を具備するデータ処理装置において、複数の入出
力装置を共通に制御する共通制御部1と、入出力装置固
有の処理を行う入出力装置制御部2を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ処理装置に係
り、特に複数の種類の入出力装置について基本的な処理
を一括して行い、また入出力装置の種類によらず一貫し
た保守情報を採取するようにしたものである。
り、特に複数の種類の入出力装置について基本的な処理
を一括して行い、また入出力装置の種類によらず一貫し
た保守情報を採取するようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばワークステーション等のコ
ンピュータシステムにおいて、図4に示す如く、CPU
100に磁気ディスク装置、磁気テープ装置、光磁気デ
ィスク装置等の入出力装置102を接続する場合、各入
出力装置毎に処理動作が異なるために、この入出力装置
を制御するドライバを個別に作成していた。
ンピュータシステムにおいて、図4に示す如く、CPU
100に磁気ディスク装置、磁気テープ装置、光磁気デ
ィスク装置等の入出力装置102を接続する場合、各入
出力装置毎に処理動作が異なるために、この入出力装置
を制御するドライバを個別に作成していた。
【0003】即ち、CPU100のカーネル空間に入出
力装置を個別に制御するドライバ、例えばハードディス
ク用のドライバであるハードディスク制御部110−
0、磁気テープ用のドライバであるテープ制御部110
−1、光磁気ディスク用のドライバであるMO制御部1
10−2、CD−ROM用のドライバであるCD−RO
M制御部110−3・・・をそれぞれ設けることが必要
である。なおこの各制御部の出力は、各制御部毎に設け
られたSCSI(Small Computer System Interface )
コントローラ101を経由して入出力装置102に伝達
され、入出力装置102を制御するように構成されてい
る。
力装置を個別に制御するドライバ、例えばハードディス
ク用のドライバであるハードディスク制御部110−
0、磁気テープ用のドライバであるテープ制御部110
−1、光磁気ディスク用のドライバであるMO制御部1
10−2、CD−ROM用のドライバであるCD−RO
M制御部110−3・・・をそれぞれ設けることが必要
である。なおこの各制御部の出力は、各制御部毎に設け
られたSCSI(Small Computer System Interface )
コントローラ101を経由して入出力装置102に伝達
され、入出力装置102を制御するように構成されてい
る。
【0004】またハードディスク制御部110−0、テ
ープ制御部110−1、MO制御部110−2、CD−
ROM制御部110−3等のドライバ毎に保守管理のた
めの保守管理情報を採取し、ファイル103にて保持
し、問題が起きた場合に対応している。
ープ制御部110−1、MO制御部110−2、CD−
ROM制御部110−3等のドライバ毎に保守管理のた
めの保守管理情報を採取し、ファイル103にて保持
し、問題が起きた場合に対応している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のワ
ークステーション等のコンピュータシステムでは、入出
力装置毎にこの装置を制御するドライバを個別に作成す
ることが必要であり、このため開発効率を下げる原因に
なっていた。またドライバ毎に保守管理のための保守管
理情報を採取し、問題が起きた場合に対応しているが、
この保守管理情報がドライバ毎に異なった形式になる恐
れがあり、この場合、ドライバ毎にその保守管理情報の
フォーマットを認識することが必要となり、解析時の負
担になった。
ークステーション等のコンピュータシステムでは、入出
力装置毎にこの装置を制御するドライバを個別に作成す
ることが必要であり、このため開発効率を下げる原因に
なっていた。またドライバ毎に保守管理のための保守管
理情報を採取し、問題が起きた場合に対応しているが、
この保守管理情報がドライバ毎に異なった形式になる恐
れがあり、この場合、ドライバ毎にその保守管理情報の
フォーマットを認識することが必要となり、解析時の負
担になった。
【0006】本発明の課題は、ドライバの基本的な処理
を一括して行い、またドライバによらず、一貫した保守
情報を採取可能にし、同時に装置毎のドライバ開発にか
かる負担を軽減することである。
を一括して行い、またドライバによらず、一貫した保守
情報を採取可能にし、同時に装置毎のドライバ開発にか
かる負担を軽減することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、図1に示す如く、コマンドの発行、入
出力装置からのコマンド終了通知の受け取り等の基本的
な処理と、各エントリの入出力情報、コマンドの発行・
終了時のトレース情報、コマンド異常終了時のログ情報
等の保守情報の管理を行う共通制御部1と、入出力装置
毎に異なる処理をするための入出力装置制御部2を設け
る。
め、本発明では、図1に示す如く、コマンドの発行、入
出力装置からのコマンド終了通知の受け取り等の基本的
な処理と、各エントリの入出力情報、コマンドの発行・
終了時のトレース情報、コマンド異常終了時のログ情報
等の保守情報の管理を行う共通制御部1と、入出力装置
毎に異なる処理をするための入出力装置制御部2を設け
る。
【0008】そして前記共通制御部1は、OSにあるカ
ーネル空間内に設置し、前記入出力装置制御部2はユー
ザ空間に設置する。アプリケーションAPLの動作にも
とづき、入出力装置制御部2がコマンドの発行を共通制
御部1に依頼する。このコマンド発行依頼を共通制御部
1が受け取ったとき、入出力装置(図1では図示省略)
に対してコマンドを発行する。
ーネル空間内に設置し、前記入出力装置制御部2はユー
ザ空間に設置する。アプリケーションAPLの動作にも
とづき、入出力装置制御部2がコマンドの発行を共通制
御部1に依頼する。このコマンド発行依頼を共通制御部
1が受け取ったとき、入出力装置(図1では図示省略)
に対してコマンドを発行する。
【0009】入出力装置は、このコマンドを実行し、終
了するとその終了割り込みを共通制御部1に出力する。
共通制御部1はこの割り込みを受け取ったとき、その内
容をチェックしたあと、入出力装置制御部2にこれを通
知する。入出力装置制御部2では、必要ならばコマンド
の再発行を行い、そうでなければアプリケーションへ結
果を通知する。
了するとその終了割り込みを共通制御部1に出力する。
共通制御部1はこの割り込みを受け取ったとき、その内
容をチェックしたあと、入出力装置制御部2にこれを通
知する。入出力装置制御部2では、必要ならばコマンド
の再発行を行い、そうでなければアプリケーションへ結
果を通知する。
【0010】このようにして共通制御部1により各入出
力装置に対する共通の管理制御を行い、入出力装置固有
の処理については、入出力装置制御部2で行うので、ド
ライバ作成における負担を軽くすることができるととも
に、保守情報も入出力装置が異なっても、同じフォーマ
ットで採取保守されているので、その解析を容易に行う
ことができる。
力装置に対する共通の管理制御を行い、入出力装置固有
の処理については、入出力装置制御部2で行うので、ド
ライバ作成における負担を軽くすることができるととも
に、保守情報も入出力装置が異なっても、同じフォーマ
ットで採取保守されているので、その解析を容易に行う
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図2及び図3
にもとづき、他図を参照して説明する。図2は本発明の
一実施例構成図、図3はその動作説明図である。図中同
記号部分は同一部分を示し、1は共通制御部、2、2−
0、2−1・・・は入出力装置制御部、10はCPU、
11はファイル、12はSCSIコントローラ、13−
0、13−1はそれぞれ入出力装置である。
にもとづき、他図を参照して説明する。図2は本発明の
一実施例構成図、図3はその動作説明図である。図中同
記号部分は同一部分を示し、1は共通制御部、2、2−
0、2−1・・・は入出力装置制御部、10はCPU、
11はファイル、12はSCSIコントローラ、13−
0、13−1はそれぞれ入出力装置である。
【0012】共通制御部1は、入出力装置を制御するた
めのコマンドを発行したり、入出力装置からのコマンド
終了通知を受け取ったり、終了状態を通知する等の基本
的な処理を行ったり、各エントリの入出力情報、コマン
ドの発行・終了時のトレース情報、コマンドが異常終了
したときのログ情報等の保守情報の収集管理を行うもの
であり、この収集管理を行うために保守情報収集部1−
0を具備している。
めのコマンドを発行したり、入出力装置からのコマンド
終了通知を受け取ったり、終了状態を通知する等の基本
的な処理を行ったり、各エントリの入出力情報、コマン
ドの発行・終了時のトレース情報、コマンドが異常終了
したときのログ情報等の保守情報の収集管理を行うもの
であり、この収集管理を行うために保守情報収集部1−
0を具備している。
【0013】入出力装置制御部2は入出力装置毎に異な
る処理を行うものであり、例えば図2において、入出力
装置制御部2−0が入出力装置13−0に対応するもの
であり、入出力装置制御部2−1が入出力装置13−1
に対応するものであるとき、入出力装置制御部2−0は
入出力装置13−0用の異なる処理を行うものであり、
入出力装置制御部2−1は入出力装置13−1用の異な
る処理を行うものである。
る処理を行うものであり、例えば図2において、入出力
装置制御部2−0が入出力装置13−0に対応するもの
であり、入出力装置制御部2−1が入出力装置13−1
に対応するものであるとき、入出力装置制御部2−0は
入出力装置13−0用の異なる処理を行うものであり、
入出力装置制御部2−1は入出力装置13−1用の異な
る処理を行うものである。
【0014】CPU10は、ファイル11、SCSIコ
ントローラ12、入出力装置13−0、13−1等を含
むコンピュータシステムにおけるホストプロセッサであ
り、そのOSのカーネル空間にSCSIコントローラ1
2を駆動制御するドライバとして動作する前記共通制御
部1を有する。
ントローラ12、入出力装置13−0、13−1等を含
むコンピュータシステムにおけるホストプロセッサであ
り、そのOSのカーネル空間にSCSIコントローラ1
2を駆動制御するドライバとして動作する前記共通制御
部1を有する。
【0015】ファイル11は、保守情報を格納するもの
である。保守情報としては、各エントリの入出力情
報、コマンドの発行・終了時のトレース情報、コマ
ンド異常終了時のログ情報等があり、これらは下記の如
き情報を有するものである。この保守情報11−0は、
ファイル11において、入出力装置の論理番号毎に、入
出力装置の種別にかかわらず同一の形式で保持される。
である。保守情報としては、各エントリの入出力情
報、コマンドの発行・終了時のトレース情報、コマ
ンド異常終了時のログ情報等があり、これらは下記の如
き情報を有するものである。この保守情報11−0は、
ファイル11において、入出力装置の論理番号毎に、入
出力装置の種別にかかわらず同一の形式で保持される。
【0016】各エントリの入出力情報 エントリ名 入力・出力 ユニット番号 内部ステータス情報 エントリの復帰値(正常終了、異常終了を示すもの) コマンドの発行・終了時のトレース情報 ユニット番号 内部ステータス情報 コマンド起動情報 コマンド終了情報 センス結果情報 コマンド異常終了時のログ情報 vendor ID/product ID エラー情報 コマンド起動・終了情報 センス結果情報 SCSIコントローラ12は、共通制御部1から伝達さ
れたコマンドにもとづき入出力装置13−0、13−1
・・・等を制御するものであり、データを読み出した
り、あるいは書込んだり、入出力装置が正常に動作する
か否かチェックする等の制御を行うものであり、スモー
ル・コンピュータ・システム・インタフェースのバス規
格により接続制御される。
れたコマンドにもとづき入出力装置13−0、13−1
・・・等を制御するものであり、データを読み出した
り、あるいは書込んだり、入出力装置が正常に動作する
か否かチェックする等の制御を行うものであり、スモー
ル・コンピュータ・システム・インタフェースのバス規
格により接続制御される。
【0017】入出力装置13−0、13−1・・・は、
例えば磁気ディスク装置、磁気テープ装置、光磁気ディ
スク装置、CD−ROM装置の如き、データをリード・
ライトあるいはデータをリードする装置であり、SCS
Iコントローラ12を経由してCPU10に接続されて
いる。これらには固有のユニット番号が付加されてい
る。
例えば磁気ディスク装置、磁気テープ装置、光磁気ディ
スク装置、CD−ROM装置の如き、データをリード・
ライトあるいはデータをリードする装置であり、SCS
Iコントローラ12を経由してCPU10に接続されて
いる。これらには固有のユニット番号が付加されてい
る。
【0018】次に本発明の動作について、TEST U
NIT READYコマンドを発行し、入出力装置の状
態を確認する場合を例として、例えばアプリケーション
APL0から入出力装置13−0が使用可能状態か否か
チェックする場合について説明する。
NIT READYコマンドを発行し、入出力装置の状
態を確認する場合を例として、例えばアプリケーション
APL0から入出力装置13−0が使用可能状態か否か
チェックする場合について説明する。
【0019】(1) アプリケーションAPL0から入出力
装置13−0のユニット番号が指定された状態確認指示
が、図3に示す如く、入出力装置制御部2−0に入力さ
れる。これによりこのユニット番号の含まれたopen
システムコールが入出力装置制御部2−0から出力され
て共通制御部1に入力され、ターゲットとする入出力装
置13−0のアクセス権の獲得をはかる。
装置13−0のユニット番号が指定された状態確認指示
が、図3に示す如く、入出力装置制御部2−0に入力さ
れる。これによりこのユニット番号の含まれたopen
システムコールが入出力装置制御部2−0から出力され
て共通制御部1に入力され、ターゲットとする入出力装
置13−0のアクセス権の獲得をはかる。
【0020】(2) 共通制御部1は、このopenシステ
ムコールが入力されたとき、そのユニット番号よりコン
フィング情報即ち、ユニット番号で指定された入出力装
置13−0のvendor ID(どこの会社の製品で
あるのかを示すID)/product ID(装置名
あるいは型番ID)の確認を行うためユニット番号が指
定された、装置情報獲得用のINQUIRYコマンドを
SCSIコントローラ12に送出する。
ムコールが入力されたとき、そのユニット番号よりコン
フィング情報即ち、ユニット番号で指定された入出力装
置13−0のvendor ID(どこの会社の製品で
あるのかを示すID)/product ID(装置名
あるいは型番ID)の確認を行うためユニット番号が指
定された、装置情報獲得用のINQUIRYコマンドを
SCSIコントローラ12に送出する。
【0021】SCSIコントローラ12は、これによ
り、正常な場合、自SCSIコントローラ12が正常で
あること、指定されたユニット番号の入出力二重オープ
ンではないこと、指定されたユニット番号の入出力装置
13−0からの通知により得たvendor ID/p
roduct IDを割り込みにより共通制御部1に通
知する。
り、正常な場合、自SCSIコントローラ12が正常で
あること、指定されたユニット番号の入出力二重オープ
ンではないこと、指定されたユニット番号の入出力装置
13−0からの通知により得たvendor ID/p
roduct IDを割り込みにより共通制御部1に通
知する。
【0022】これにより共通制御部1は、このvend
or ID/product IDを格納し、またオー
プンフラグをセットする。そして入出力装置制御部2−
0に対し正常終了を通知する。しかしSCSIコントロ
ーラ12が異常のとき、あるいは入出力装置13−0が
異常の場合には、割り込みにより異常終了を通知する。
共通制御部1はこの異常終了を通知されたとき、これを
入出力装置制御部2−0に通知する。また、入出力装置
13−0が既にオープンされていてオープンフラグがセ
ットされているときにも異常終了を入出力装置制御部2
−0に通知する。
or ID/product IDを格納し、またオー
プンフラグをセットする。そして入出力装置制御部2−
0に対し正常終了を通知する。しかしSCSIコントロ
ーラ12が異常のとき、あるいは入出力装置13−0が
異常の場合には、割り込みにより異常終了を通知する。
共通制御部1はこの異常終了を通知されたとき、これを
入出力装置制御部2−0に通知する。また、入出力装置
13−0が既にオープンされていてオープンフラグがセ
ットされているときにも異常終了を入出力装置制御部2
−0に通知する。
【0023】アプリケーションAPL0は、入出力装置
制御部2−0より結果を受け取る。正常にオープンでき
ていたら、コマンドの発行を入出力装置制御部2−0に
依頼する。オープンできなかったら、終了する。
制御部2−0より結果を受け取る。正常にオープンでき
ていたら、コマンドの発行を入出力装置制御部2−0に
依頼する。オープンできなかったら、終了する。
【0024】(3) 入出力装置制御部2−0は、アプリケ
ーションAPL0からコマンド発行依頼があったとき、
ioctlシステムコールを発行して、コマンドの発行
依頼を行う。
ーションAPL0からコマンド発行依頼があったとき、
ioctlシステムコールを発行して、コマンドの発行
依頼を行う。
【0025】(4) 共通制御部1は、前記(3)におい
て、例えば入出力装置制御部2−0からioctlシス
テムコールによりTEST UNIT READYコマ
ンドの発行依頼を受けたとき、TEST UNIT R
EADYコマンドを発行する。これによりSCSIコン
トローラ12は指定された入出力装置13−0の状態が
正常か異常かチェックし、割り込みにより共通制御部1
に入出力装置13−0からのステータスを通知する。
て、例えば入出力装置制御部2−0からioctlシス
テムコールによりTEST UNIT READYコマ
ンドの発行依頼を受けたとき、TEST UNIT R
EADYコマンドを発行する。これによりSCSIコン
トローラ12は指定された入出力装置13−0の状態が
正常か異常かチェックし、割り込みにより共通制御部1
に入出力装置13−0からのステータスを通知する。
【0026】共通制御部1は、このステータスをチェッ
クし、TEST UNIT READYコマンドが正常
終了していればこれを入出力装置制御部2−0に通知す
る。しかしこのコマンドが異常終了していたとき、その
ステータスがCHECK CONDITIONかどうか
を調べ、CHECK CONDITIONであれば、R
EQUEST SENSEコマンドを発行し、SCSI
コントローラ12より、例えば媒体が存在していない、
UNIT ATTENTION(入出力装置が電源オン
の直後とかリセットの直後等を示すもの)等のセンス結
果を獲得する。この獲得したステータス情報を入出力装
置制御部2−0に通知する。CHECKCONDITI
ONでなければ例えばコマンドがタイムアウトしたとき
には、異常終了を通知する。このように終了状態を入出
力装置制御部2−0に通知する。
クし、TEST UNIT READYコマンドが正常
終了していればこれを入出力装置制御部2−0に通知す
る。しかしこのコマンドが異常終了していたとき、その
ステータスがCHECK CONDITIONかどうか
を調べ、CHECK CONDITIONであれば、R
EQUEST SENSEコマンドを発行し、SCSI
コントローラ12より、例えば媒体が存在していない、
UNIT ATTENTION(入出力装置が電源オン
の直後とかリセットの直後等を示すもの)等のセンス結
果を獲得する。この獲得したステータス情報を入出力装
置制御部2−0に通知する。CHECKCONDITI
ONでなければ例えばコマンドがタイムアウトしたとき
には、異常終了を通知する。このように終了状態を入出
力装置制御部2−0に通知する。
【0027】なお、このioctlエントリにおいて、
保守情報収集部1−0は、コマンドの発行・終了時のト
レース情報、及びioctlエントリの入出力情報を保
守情報11−0としてファイル11に格納する。異常終
了の場合は保守情報収集部1−0はコマンド異常終了時
のログ情報を収集し、保守情報11−0としてファイル
11に格納する。
保守情報収集部1−0は、コマンドの発行・終了時のト
レース情報、及びioctlエントリの入出力情報を保
守情報11−0としてファイル11に格納する。異常終
了の場合は保守情報収集部1−0はコマンド異常終了時
のログ情報を収集し、保守情報11−0としてファイル
11に格納する。
【0028】(5) 入出力装置制御部2−0は共通制御部
1からこの終了通知を受け取ったとき、それが異常終了
であれば状態チェックを行い、リトライ可能か不可能か
を判別し、UNIT ATTENTION、タイムアウ
ト等コマンドを再発行して正常終了する見込のあるリト
ライ可能なものであれば前記(3)のioctlシステ
ムコールを発行してTEST UNIT READYコ
マンド発行依頼を行う。
1からこの終了通知を受け取ったとき、それが異常終了
であれば状態チェックを行い、リトライ可能か不可能か
を判別し、UNIT ATTENTION、タイムアウ
ト等コマンドを再発行して正常終了する見込のあるリト
ライ可能なものであれば前記(3)のioctlシステ
ムコールを発行してTEST UNIT READYコ
マンド発行依頼を行う。
【0029】(6) アプリケーションAPL0は入出力装
置制御部2−0から正常終了を受け取ったら、次にコマ
ンドを発行する必要があるならば、入出力装置制御部2
−0にコマンドの発行依頼をする。必要なければ、クロ
ーズ依頼をする。リトライ不可能な異常終了だったとき
は、クローズ依頼をする。
置制御部2−0から正常終了を受け取ったら、次にコマ
ンドを発行する必要があるならば、入出力装置制御部2
−0にコマンドの発行依頼をする。必要なければ、クロ
ーズ依頼をする。リトライ不可能な異常終了だったとき
は、クローズ依頼をする。
【0030】(7) アプリケーションAPL0からクロー
ズ依頼を受け取ったとき、入出力装置制御部2−0はc
loseシステムコールを共通制御部1に発行する。共
通制御部1はこれを受けてcloseエントリに移り、
オープンフラグのクリアを行い、終了通知を入出力装置
制御部2−0に通知する。
ズ依頼を受け取ったとき、入出力装置制御部2−0はc
loseシステムコールを共通制御部1に発行する。共
通制御部1はこれを受けてcloseエントリに移り、
オープンフラグのクリアを行い、終了通知を入出力装置
制御部2−0に通知する。
【0031】入出力装置制御部2−0は、この終了通知
を受け取り、これをアプリケーションAPL0に通知
し、処理が終了する。なお入出力装置に応じて、入出力
装置制御部で、コマンドの発行順序や、異常終了時の対
応の仕方など、その装置特有の処理を実現する必要があ
る。
を受け取り、これをアプリケーションAPL0に通知
し、処理が終了する。なお入出力装置に応じて、入出力
装置制御部で、コマンドの発行順序や、異常終了時の対
応の仕方など、その装置特有の処理を実現する必要があ
る。
【0032】このように本発明によれば共通制御部を設
け、各入出力装置の共通処理が可能な部分をこれで処理
し、入出力装置固有の処理部分を入出力装置制御で処理
するので、入出力装置の種別が増えても、その固有の処
理部分のみの入出力装置制御部をこれに応じて設ければ
よく、ドライバ作成における工数削減になる。
け、各入出力装置の共通処理が可能な部分をこれで処理
し、入出力装置固有の処理部分を入出力装置制御で処理
するので、入出力装置の種別が増えても、その固有の処
理部分のみの入出力装置制御部をこれに応じて設ければ
よく、ドライバ作成における工数削減になる。
【0033】しかもこの固有の処理を行う入出力装置制
御部については、その作成時に保守情報について考慮す
る必要がなく、保守情報は共通制御部において共通のフ
ォーマットで収集作成されるので、その解析時にも入出
力装置が変わっても同一のものが採取されているので、
解析を容易に行うことができる。
御部については、その作成時に保守情報について考慮す
る必要がなく、保守情報は共通制御部において共通のフ
ォーマットで収集作成されるので、その解析時にも入出
力装置が変わっても同一のものが採取されているので、
解析を容易に行うことができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載された本発明によれば、
従来では入出力装置毎にこれを制御するドライバを作成
しなければならなかったのに比して、共通制御部と入出
力装置制御部に分けて制御部分を構成するので、入出力
装置対応にはその固有の処理制御部分のみを入出力装置
制御部として構成すればよく、ドライバ作成における工
数の簡略化をはかることができる。
従来では入出力装置毎にこれを制御するドライバを作成
しなければならなかったのに比して、共通制御部と入出
力装置制御部に分けて制御部分を構成するので、入出力
装置対応にはその固有の処理制御部分のみを入出力装置
制御部として構成すればよく、ドライバ作成における工
数の簡略化をはかることができる。
【0035】請求項2に記載された本発明によれば、保
守情報を共通制御部で収集するので、入出力装置制御部
ではこれを考慮する必要がないので、入出力装置制御部
の構成を簡略化することができる。しかも共通制御部で
収集するため保守情報のフォーマットを入出力装置にか
かわらず同一のものとすることができるので、その解析
を容易に行うことができる。
守情報を共通制御部で収集するので、入出力装置制御部
ではこれを考慮する必要がないので、入出力装置制御部
の構成を簡略化することができる。しかも共通制御部で
収集するため保守情報のフォーマットを入出力装置にか
かわらず同一のものとすることができるので、その解析
を容易に行うことができる。
【図1】本発明の原理説明図を示す。
【図2】本発明の一実施例構成図を示す。
【図3】本発明の動作説明図を示す。
【図4】従来例を示す。
1 共通制御部 1−0 保守情報収集部 2 入出力装置制御部 2−0 入出力装置制御部 2−1 入出力装置制御部 10 CPU 11 ファイル 11−0 保守情報 12 SCSIコントローラ 13 入出力装置 13−0 入出力装置 13−1 入出力装置
フロントページの続き (72)発明者 倉沢 直史 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目4番19 号 株式会社富士通プログラム技研内 (72)発明者 前澤 みどり 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目4番19 号 株式会社富士通プログラム技研内
Claims (2)
- 【請求項1】 プロセッサと、入出力装置を制御するコ
ントローラと、このコントローラにより制御される入出
力装置を具備するデータ処理装置において、 複数の入出力装置を共通に制御する共通制御部と、 入出力装置固有の処理を行う入出力装置制御部を設けた
ことを特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項2】 前記共通制御部に、コマンドの入出力状
態を収集する保守情報収集部を設けたことを特徴とする
請求項1記載のデータ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21696195A JPH0962606A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21696195A JPH0962606A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | データ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0962606A true JPH0962606A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16696636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21696195A Pending JPH0962606A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0962606A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003065188A1 (fr) * | 2002-01-28 | 2003-08-07 | Fujitsu Limited | Dispositif et ordinateur principal |
JP2007328811A (ja) * | 2007-08-06 | 2007-12-20 | Sharp Corp | 受像機 |
JP2009085622A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Sysmex Corp | 試料分析装置およびデータ処理装置 |
JP2009165011A (ja) * | 2008-01-09 | 2009-07-23 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 機能分散型パケット転送システム及びこれを用いた制御方法 |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP21696195A patent/JPH0962606A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003065188A1 (fr) * | 2002-01-28 | 2003-08-07 | Fujitsu Limited | Dispositif et ordinateur principal |
JP2007328811A (ja) * | 2007-08-06 | 2007-12-20 | Sharp Corp | 受像機 |
JP2009085622A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Sysmex Corp | 試料分析装置およびデータ処理装置 |
JP2009165011A (ja) * | 2008-01-09 | 2009-07-23 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 機能分散型パケット転送システム及びこれを用いた制御方法 |
JP4635058B2 (ja) * | 2008-01-09 | 2011-02-16 | 日本電信電話株式会社 | 機能分散型パケット転送システム及びこれを用いた制御方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030826 |