JPH0962388A - 自励式無効電力補償装置 - Google Patents

自励式無効電力補償装置

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JPH0962388A
JPH0962388A JP7212113A JP21211395A JPH0962388A JP H0962388 A JPH0962388 A JP H0962388A JP 7212113 A JP7212113 A JP 7212113A JP 21211395 A JP21211395 A JP 21211395A JP H0962388 A JPH0962388 A JP H0962388A
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JP
Japan
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inverter
inverters
capacitor
voltage
capacity
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JP7212113A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Kawasaki
吉則 河▲崎▼
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/30Reactive power compensation

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  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容量の異なる複数のインバータを使用した自
励式無効電力補償装置における各インバータの直流電源
回路をより小型化し低コスト化すること。 【解決手段】 大容量インバータ5と小容量インバータ
15のスイッチング素子の定格電圧を同一にし、定格電
流を相違させて、各インバータ5、15の直流電圧E1
を1つの直流コンデンサ6とその充電回路7で与える。
充電回路7の開閉スイッチ10をオンして直流コンデン
サ6を初期充電して各インバータ5、15を電力系統に
連系する。この系統連系後、開閉スイッチ10をオフに
して、電力系統で直流コンデンサ6の充電維持を行うと
共に、各インバータ5、15の運転時の内部損失電力を
補充する。インバータ5、15の直流電源回路の共通化
で、全体の小型化、設置スペースの縮小化、低コスト化
が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力系統の電圧変
動抑制やフリッカ対策等に使用される自励式無効電力補
償装置で、詳しくは、容量の大小異なる複数のインバー
タを連系用変圧器を介して電力系統に直列接続した自励
式無効電力補償装置における各インバータの直流電源回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】定格の直流電圧を交流変換するインバー
タを用いて電力系統の電圧変動抑制やフリッカ対策等に
使用される自励式無効電力補償装置(以下、自励式SV
Cと称する)は、基本的には1台のインバータの出力電
流を制御して電力系統の無効電力補償を行うが、インバ
ータの内部損失電力が増大することがある。そこで、イ
ンバータ内部損失電力を低減させるために、容量が大小
異なる複数機種、通常は2機種のインバータを電力系統
に直列接続した自励式無効電力補償装置が使用される。
【0003】上記2機種のインバータを使用した自励式
SVCの主回路の従来例を図2に示し説明すると、同図
の自励式SVC3は、系統電源1と変動負荷(図示せ
ず)の間の系統母線2に設置される。SVC3は、容量
の異なる大容量インバータ5と小容量インバータ15
を、夫々の容量に応じた大容量変圧器4及び小容量変圧
器14を介して系統母線2に直列接続される。大容量イ
ンバータ5と小容量インバータ15は、夫々に直流コン
デンサ6、16とその充電回路7、17で構成される個
別の直流電源回路を備える。
【0004】大容量インバータ5は、その直流コンデン
サ6の定格の直流電圧E1 を交流変換して大容量変圧器
4の1次側に、系統母線2の系統電圧と同等のインバー
タ電圧を発生させるように制御される、例えば大容量低
速スイッチング矩形波インバータである。小容量インバ
ータ15は、その直流コンデンサ16の定格の直流電圧
2 を交流変換して変圧器14の1次側に、系統母線2
の負荷変動を抑制する補償電圧を発生させるように制御
される、例えば小容量高速スイッチングPWMインバー
タである。
【0005】各インバータ5、15のスイッチング素子
の定格電圧の違いで、夫々の直流コンデンサ6、16の
直流電圧E1 、E2 が相違させてあり、通常において大
容量インバータ5の直流電圧E1 が約2kV、小容量イ
ンバータ15の直流電圧E2が約1kVである。大容量
インバータ5の直流コンデンサ6を定格に充電する充電
回路7は、外部の交流電源11に開閉スイッチ10、充
電変圧器9、整流器8を直列接続して構成される。同様
に小容量インバータ15の直流コンデンサ16を定格に
充電する充電回路17は、共通の交流電源11に開閉ス
イッチ20、充電変圧器19、整流器18を直列接続し
て構成される。
【0006】各開閉スイッチ10、20は、SVC3が
系統母線2に連系される前にオンされて、対応する直流
コンデンサ6、16をその定格まで初期充電する。SV
C3が系統母線2に連系されると、各開閉スイッチ1
0、20の一方がオフ、通常において大容量インバータ
5側の開閉スイッチ10だけがオフされる。
【0007】即ち、系統連系後に開閉スイッチ10がオ
フされると大容量インバータ5は、インバータ電圧の位
相を系統電圧に対して進ませたり(有効電力流出)遅ら
せる(有効電力流入)ことで有効電力を制御し、この有
効電力で直流コンデンサ6を充電して所定の直流電圧E
1 を維持し、かつ、大容量インバータ5の内部損失電力
を電力系統側から補充する。一方、小容量インバータ1
5側の開閉スイッチ20は、系統連系後もオンされて、
交流電源11でもって直流コンデンサ16の充電を継続
させると共に、交流電源11で小容量インバータ15の
内部損失電力の補充を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】SVC3においては、
容量の異なる大容量インバータ5と小容量インバータ1
5を、夫々の容量に適合したスイッチングで動作させる
ことで、総合的なインバータ内部損失を少なくすること
ができる。ところが、各インバータ5、15を駆動させ
る直流電圧E1 、E2 が相違するため、夫々に直流コン
デンサ6、16と充電回路7、17の個別の直流電源回
路が必要であり、また、これら各直流電源回路には、図
示していないが、直流電圧放電回路や保護用直流地絡検
出回路、直流電圧検出回路等が付設される結果、SVC
3の装置全体が高価となると共に、大型化して大きな設
置スペースが必要とする不具合があった。
【0009】また、大容量インバータ5は、系統連系後
に開閉スイッチ10をオフして、電力系統側から直流コ
ンデンサ6を充電し、運転時の内部損失電力を補充して
いるので、充電回路7の充電変圧器9は直流コンデンサ
6を初期充電するだけの小容量(20〜50KVA程
度)のものを使用できるが、小容量インバータ15の充
電変圧器19は小容量充電変圧器9の10倍程度の大き
なものを必要としていた。即ち、小容量インバータ15
は、系統連系後も開閉スイッチ20をオンして、交流電
源11で直流コンデンサ16を充電し、運転時の内部損
失電力を補充しているが、この内部損失電力補充のため
に充電変圧器19に大容量のものを必要とし、これがS
VC3を尚更に大型化し、高価なものにしていた。
【0010】本発明の目的とするところは、複数のイン
バータを使用した自励式SVCの小型化、低コスト化を
実現することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、容量の異なる複数のインバータを系統母線に
直列接続した自励式無効電力補償装置において、複数の
インバータのスイッチング素子の定格電圧を同一に設定
して各インバータの定格の直流電圧を同一に揃え、この
直流電圧を与える直流コンデンサと、この直流コンデン
サを充電する充電回路の一式の直流電源回路を、複数の
インバータに対して共通に設置したことを特徴とする。
【0012】ここで、複数の各インバータにおいては、
そのスイッチング素子の定格電圧を揃え、定格電流を相
違させることでインバータ容量を相違させて、この容量
の異なる複数のインバータを系統母線に直列接続し、各
インバータの同一の直流電圧を共通の直流コンデンサと
充電回路で与えるようにする。
【0013】
【発明の実施の形態】図2の自励式SVCに本発明を適
用した一実施例を図1に示し、これを説明する。尚、図
1の図2と同一、又は、相当部分には同一符号を付して
説明を省略する。
【0014】図1の実施例の図2装置と相違するところ
は、大容量インバータ5と小容量インバータ15の直流
電源回路を、1つの直流コンデンサ6とその充電回路7
の一式で共通化したことである。即ち、小容量インバー
タ15のスイッチング素子の定格電圧を大容量インバー
タ5のスイッチング素子の定格電圧に合わせて、各イン
バータ5、15の定格の直流電圧を揃える。この場合、
各インバータ5、15のスイッチング素子の定格電流を
相違させて、各インバータ5、15の容量を図2装置の
場合と同一にする。また、各インバータ5、15の統一
された直流電圧は、図2装置の大容量インバータ5の直
流電圧E1 (約2kV)に相当する。
【0015】従って、各インバータ5、15に共通の直
流コンデンサ6と、その充電回路7は、図2装置の大容
量インバータ5のものがそのまま使用される。充電回路
7は、交流電源11で直流コンデンサ6を初期充電だけ
するもので、開閉スイッチ10と充電変圧器9と整流器
8で構成される。
【0016】図1のSVC3は、電力系統との連系時だ
け開閉スイッチ10がオンされて、直流コンデンサ6の
初期充電が行われる。この初期充電による直流コンデン
サ6の直流電圧E1 で各インバータ5、15が駆動し、
電力系統との連系が行われる。この連系後に開閉スイッ
チ10がオフされる。
【0017】開閉スイッチ10のオフで大容量インバー
タ5が図2装置の場合と同様に有効電力を制御して直流
コンデンサ6を充電し、定格の直流電圧E1 を維持する
と共に、大容量インバータ5の内部損失電力が電力系統
側から補充される。一方、小容量インバータ15におい
ては、直流コンデンサ6の充電維持でもって内部損失電
力の補充が行われる。
【0018】以上のように、各インバータ5、15の直
流電源回路の共通化でもって、直流電源回路設備が従来
の約半分となり、設備費や設置スペースが大幅に減少す
る。また、共通化された充電回路7は直流コンデンサ6
を初期充電するだけのもので済むため、充電容量の小さ
な小型で安価なものが適用できる。図1装置において
は、小容量インバータ15のスイッチング素子が図2装
置のものより定格電圧が上がった分、その製品価格が上
がるが、この種スイッチング素子の実際の製品価格は、
定格電圧の大小であまり差が無くて、スイッチング素子
製品の価格上昇分は、装置全体の設備費の低減幅からし
てほとんど問題無い。
【0019】尚、本発明は、大容量低周波矩形波インバ
ータと小容量高周波PWMインバータの2機種を直列接
続した自励式SVCに限らず、大容量インバータと小容
量インバータの中間的なインバータを補足的に加えたも
の等、3台以上のインバータを直列接続した自励式SV
Cにおいても、上記要領で適用可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、複数のインバータの直
流電圧が共通の1つの直流コンデンサと充電回路で与え
られるので、複数のインバータの直流電源回路設備が最
小数で構成でき、大幅な設備の小型化、設置スペースの
縮小化、設備費の低減化が可能となる。
【0021】また、複数のインバータに共通化された充
電回路は、SVCの電力系統への連系時に直流コンデン
サを初期充電するだけのものでよいので、充電容量の小
さな変圧器等が使用できて、自励式SVCの尚更の小型
化、低コスト化を容易にする。
【0022】更に、複数のインバータに共通化された直
流コンデンサと充電回路は、既設の自励式SVCの大容
量インバータに使用していたものがそのまま適用できる
ので、設備投資的に有利な自励式SVCが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック配線図。
【図2】本発明の前提となる自励式無効電力補償装置の
ブロック配線図。
【符号の説明】
2 系統母線 3 自励式無効電力補償装置(自励式SVC) 4 大容量変圧器 5 大容量インバータ 6 直流コンデンサ 7 充電回路 14 小容量変圧器 15 小容量インバータ E1 直流電圧

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変動負荷を有する電力系統の系統母線
    に、この系統母線の系統電圧と同等のインバータ電圧を
    連系用大容量変圧器を介して出力する大容量インバータ
    と、系統母線の負荷変動を抑制する補償電圧を連系用小
    容量変圧器を介して出力する小容量インバータを含む複
    数のインバータを系統母線に直列接続した自励式無効電
    力補償装置で、 複数のインバータのスイッチング素子の定格電圧を同一
    に設定して各インバータの定格の直流電圧を同一に揃
    え、この直流電圧を与える直流コンデンサと、この直流
    コンデンサを充電する充電回路の一式を、複数のインバ
    ータに対して共通に設置したことを特徴とする自励式無
    効電力補償装置。
JP7212113A 1995-08-21 1995-08-21 自励式無効電力補償装置 Pending JPH0962388A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019049325A1 (ja) * 2017-09-08 2019-03-14 株式会社東芝 電力変換装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019049325A1 (ja) * 2017-09-08 2019-03-14 株式会社東芝 電力変換装置
JP6538990B1 (ja) * 2017-09-08 2019-07-03 株式会社東芝 電力変換装置

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