JPH09612A - オンライン蒸気衛生化システム - Google Patents

オンライン蒸気衛生化システム

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JPH09612A
JPH09612A JP8142077A JP14207796A JPH09612A JP H09612 A JPH09612 A JP H09612A JP 8142077 A JP8142077 A JP 8142077A JP 14207796 A JP14207796 A JP 14207796A JP H09612 A JPH09612 A JP H09612A
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JP
Japan
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deionized water
steam
sanitization
water supply
production plant
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JP8142077A
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Kuuto Prisar Kenneth
ケニス・クート・プライサー
Darren Scott Keene
ダレン・スコット・キーン
Daniel Tsu-Fang Wang
ダニエル・ツゥ−ファン・ウォン
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Original Assignee
Johnson and Johnson Vision Products Inc
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L12/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising contact lenses; Accessories therefor
    • A61L12/02Methods or apparatus for disinfecting or sterilising contact lenses; Accessories therefor using physical phenomena, e.g. electricity, ultrasonics or ultrafiltration
    • A61L12/04Heat
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/02Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using physical phenomena
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクトレンズの製造及び包装のプラント
といったプラント生産ラインの脱イオン水供給系のため
のオンライン衛生化システムを提供すること。 【解決手段】 従来技術の場合のように脱イオン水供給
系を分解して再汚染を受け易くするのではなく、この系
を密閉させたまま脱イオン水供給系全体に清浄な脱イオ
ン蒸気を送って衛生化操作を行い、はるかに有効な衛生
化操作とプラント生産ラインの停止時間の実質的な短縮
が得られる。清浄蒸気は、利用できる自家用蒸気を用い
て脱イオン水供給部からの脱イオン水を加熱し、衛生化
操作に適した清浄蒸気を発生させることにより得られ
る。現存の脱イオン水供給系でオンライン衛生化操作に
蒸気を使用することにより、蒸気衛生化操作の圧力と熱
に耐えるように生産プラント装置の変更が必要となりこ
の変更は溜めの除去と、溜めを圧力調整器に取り替える
こと、各ポンプに通じる同数の取付具をもった対称設計
の新しいマニホールド構造及びカイナー管とカイナー取
付具の使用を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にはオンラ
イン蒸気衛生化のシステムと方法に関し、より具体的に
は、コンタクトレンズの製造及び包装プラントにおける
ような、生産プラント脱イオン水供給系を衛生化するた
めのオンライン蒸気衛生化のシステムと方法に関する。
【0002】本発明は滅菌法に関連した衛生化法に関す
る。滅菌とは物体、材料又は環境を無菌とさせ得る方法
であって、すべての生体細胞、すべての生胞子(及びそ
の他の抵抗性及び播種型)及びすべてのウイルス及び複
製能力のある亜ウイルス因子を含まない物体、又は環境
に適用される。したがって、効果的な滅菌法はすべての
微生物を不可逆的に不活性化させねばならない。
【0003】大抵の実用目的に関し、無菌性の主要基準
は、所与の物体、材料又は環境に生細胞、胞子、ウイル
ス等が検出されないことによって満たされる。滅菌法に
は、乾熱と湿熱を含む熱、放射線、パルスエネルギー
(例えば光波)、濾過及び超音波といった物理的方法、
化学的方法、そしてまた物理的方法と化学的方法の組合
わせが挙げられる。
【0004】本発明は、コンタクトレンズの製造及び包
装プラントにおいて、オンライン衛生化工程を採用し、
衛生化方法に関する。しかし、この環境では無菌性を保
証するのに必要な確認努力は経済的に実行不可能であ
り、したがって、この工程を、滅菌工程ではなく、むし
ろ衛生化工程と呼ぶ。目標の生物負荷量は1リットル当
たり生物体1000個以下である。
【0005】
【従来の技術】コンタクトレンズの製造及び包装用とい
ったいくつかのプラント生産ラインは、操作を行うため
に脱イオン水を必要とするさまざまなプラント領域に脱
イオン水を供給する脱イオン水供給ポンプ、供給管路及
び関連装置を備えた個々の脱イオン水供給系を有する。
【0006】脱イオン水は一般には、すべての鉱物質と
化学添加物が除去された蒸留水であり、コンタクトレン
ズ製造の際に、それに浸漬してレンズ内の化学物質を浸
出させるのに、また、レンズをある処理段階から次の処
理段階へ移送するのに特に適している。脱イオン水及び
添加界面活性剤はレンズを急速に平衡化させ、レンズ移
送及びレンズ検査にとって望ましいように、レンズの各
パラメーターが変化しない平衡状態に到達させる。
【0007】あいにく、脱イオン水供給系は、他の要因
の中でも、脱イオン水供給系の開放集合装置及び微生物
の生命を支える添加界面活性に由来する通常の微生物蓄
積を抑制しない。したがって、系は、例えば数週間に1
度、定期的に衛生化せねばならない。この衛生化には、
特に、典型的には10-6リットル量の脱イオン水を計量
分配する脱イオン水供給系の定量形ポンプの分解及び典
型的には4人で1人12〜20作業時間、合計48〜8
0時間を要する管、フィルター等の交換が含まれてい
た。
【0008】この操作の間、後で脱イオン水供給系に戻
される分解された装置は、オートクレーブ中に蒸気と空
気の混合物の入った滅菌器又は他の適当な滅菌器内で衛
生化される。ポンプ、溜め、及びフィルターといった装
置は、装置を分解せずに滅菌器内で装置に蒸気を噴入さ
せて滅菌された。
【0009】脱イオン水供給系を滅菌する従来技術の方
法の一つの不利益は、衛生化された部品が組立ての際に
作業者の手及びその他の汚い表面と接触して汚染される
可能性があること、そしてまた、衛生化作業の間に、1
日に通常24時間操業する生産ラインに対して約12〜
20時間の生産ライン停止が必要なことであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の第一
の目的は脱イオン水供給系のためのオンライン蒸気衛生
化のシステムと方法を提供することである。本発明の他
の目的は、従来技術の衛生化方法の場合のように脱イオ
ン水供給系を分解して再汚染を受け易くするのではな
く、この系を密閉させたまま脱イオン水供給系全体にわ
たって行われ、従来技術におけるよりはるかに有効で、
また、プラント生産ラインの停止時間を実質的に短縮す
る衛生化操作を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】生産ライン上の脱イオン
水供給系を、それに向けられた蒸気を用いてオンライン
方式で衛生化することの方が、従来技術のように装置を
分解し、分解された装置を衛生化し、次いで装置を再設
置するより望ましい。現存の脱イオン水供給系でオンラ
イン衛生化操作に蒸気を使用するには、生産ラインの装
置を蒸気衛生化操作の圧力と熱に耐えるように変更する
必要があった。このような変更の一つは、衛生化の圧力
に耐えられない溜めを除去し、これを圧力調整器に取り
替えることであった。圧力調整器は衛生化用清浄蒸気の
圧力を約40psiから約15psiに低下させる。通
常操作の間は圧力調整器は脱イオン水の圧力を約10p
siから定量形ポンプが対応できる約1〜3psiまで
低下させる。
【0012】プラント生産ラインは、このラインに利用
できる脱イオン水供給系を有し、また、このラインに利
用できる自家用蒸気を有する。自家用蒸気はこの蒸気を
オンライン蒸気衛生化操作に不適正とさせる化学添加剤
を含有する。それに代わって、本発明によれば、自家用
蒸気を使って脱イオン水供給部からの脱イオン水を加熱
して、脱イオン水供給系の衛生化操作に適した清浄蒸気
を発生させる。
【0013】本発明の一つの大きな利点は、従来技術の
衛生化方法におけるように脱イオン水供給系を分解して
再汚染を受け易くさせるのではなく、この系を密閉した
まま、脱イオン水供給系全体にわたって衛生化操作がお
こなわれることである。
【0014】従来技術の開放式衛生化方法の場合、脱イ
オン水供給系は生物負荷量によって立証されるように、
72時間以内に微生物が再増殖することがあった。本発
明の密閉式衛生化方法の場合、脱イオン水供給系は、次
の定期保全衛生化操作までの間に微生物の再増殖が立証
されないことがある。
【0015】本発明による予防保全衛生化操作によりプ
ラント生産ラインの停止時間は、従来技術における12
〜20時間に比較して約2時間に短縮され、従来技術の
場合に較べてはるかに有効な衛生化が行われ、生物負荷
量で立証される、次の定期保全衛生化操作までの間の微
生物の再増殖が多くの場合認められない。
【0016】本発明は脱イオン水供給系に圧力調整を導
入し、また新しいマニホールド設計を用いている。古い
従来技術のマニホールドは各ポンプに1本づつ16本の
管を用いていた。新しいマニホールドは、16個のポン
プの各々に通じる同数の取付具を備えた対称構造を有す
る。ポンプはまた、カイナー(Kynar)ポンプか
ら、蒸気に伴う熱と圧力に耐えるステンレス鋼ポンプに
変更した。
【0017】本明細書の開示に従って、本発明は、生産
プラントのうちで、操作を行うのに脱イオン水を必要と
する各領域に脱イオン水を供給する脱イオン水ポンプ、
供給管路及び関連装置を含む生産プラント脱イオン水供
給系のためのオンライン蒸気衛生化のシステム及び方法
を提供する。脱イオン水供給部は、脱イオン水供給系を
分解することなく、最小の衛生化時間、蒸気を脱イオン
水供給部へ導入し、その後に生産プラントを通常操作に
戻すオンライン蒸気衛生化手順によって衛生化される。
【0018】より具体的には、オンライン蒸気衛生化の
システム及び方法はコンタクトレンズ製造及び包装のプ
ラントのために開発された。このプラントは、予備投与
量の脱イオン水を包装材に供給し、そこにレンズをすぐ
収容できるようにする予備投与(predose)設備
と、レンズをある処理段階から次の処理段階へ移送する
ロボットの腕についたノズルに測定量の脱イオン水を供
給するレンズ移送設備を含む。
【0019】プラント生産ラインにはまた、そこで利用
できる自家用蒸気があり、この蒸気はオンライン蒸気衛
生化操作には不適当となる化学添加物を含有する。従っ
て、自家用蒸気は、脱イオン水供給部からの脱イオン水
を加熱し、そこから衛生化操作に適した清浄蒸気を発生
させるのに用いられる。現存プラント脱イオン水供給系
で衛生化操作に蒸気を使用するには、蒸気衛生化操作の
圧力と熱に耐えるように生産ラインの装置を変更する必
要があった。
【0020】この変更とは、開放環境を与え、また衛生
化の圧力と熱に耐えられない溜めを除去し、この溜めを
圧力調整器に取り替えることであった。圧力調整器は衛
生化操作の間、衛生化用清浄蒸気の圧力を約40psi
から、定量形ポンプが対応できる約15psiまで低下
させる。通常操作の間は圧力調整器は脱イオン水の圧力
を約10psiから、容量形ポンプが対応できる約1〜
3psiまで低下させる。前記の変更はさらに、複数個
のポンプのそれぞれに通じる同数の取付具を備えた対称
設計の新しいマニホールド構造を用いること及びカイナ
ー管とカイナー取付具を用いることを含む。
【0021】脱イオン水は、蒸気衛生化操作の間は閉鎖
され、その後は開放される閉止弁を通って脱イオン水供
給系に導入される。清浄蒸気も、蒸気衛生化操作の間は
開放され、その後は閉鎖される閉止弁を通って脱イオン
水供給部に導入される。
【0022】
【発明の実施の形態】オンライン蒸気衛生化のシステム
と方法のための本発明の前記目的及び利点は、以下のい
くつかの好適態様の詳細な記載を、添付の図面と関連し
て参照すれば当業者には一層容易に理解されるであろ
う。図において、同様の要素は同じ参照番号で示されて
いる。図面を詳細に参照すると、図1はプラントのコン
タクトレンズ製造及び包装用生産ラインに脱イオン水を
供給するための配管の概略図を示す。プラント生産ライ
ンには10で脱イオン(DI)水が通常は供給される。
脱イオン水は一般には、すべての鉱物質とすべての化学
添加物が除去された蒸留水であり、界面活性剤が添加さ
れた脱イオン水は、製造の間にコンタクトレンズを浸漬
して、レンズ内の化学物質を浸出させ、速かに平衡化さ
せるために、そして、レンズを一つの処理段階から次の
処理段階へレンズを移送するために特に適している。
【0023】プラント生産ラインにはまた、16から玉
弁18と逆止め弁20を経て自家用蒸気が通常は供給さ
れる。不都合なことに、自家用蒸気は化学添加剤を含有
し、これが自家用蒸気をオンライン蒸気衛生化操作用と
して不適とさせている。その代わりに、本発明によれ
ば、自家用蒸気はDI蒸気発生容器22内で、脱イオン
水供給部からの脱イオン水を加熱して、脱イオン水供給
系での衛生化操作に適する清浄蒸気を発生させるのに用
いられる。DI清浄蒸気24は約121°C、ゲージ圧
約15psiで供給される。
【0024】図1に示したプラント生産ラインはコンタ
クトレンズの製造及び包装用であり、操作に脱イオン水
を必要とする3つの設備26,28,30を含む。予備
投与(predose)設備26は包装材にレンズをす
ぐ入れられるように予備投与量の脱イオン水を包装材に
供給する。レンズ移送設備28,30は後水和における
水和と包装との間で行われる操作において、一つの処理
段階から次の処理段階へレンズを移送するためのロボッ
トの腕に設けたノズルに脱イオン水を供給する。
【0025】プラント生産ラインの通常操作の間、予備
投与設備26とレンズ移送設備28,30は自家用脱イ
オン水供給部10から弁32を経て脱イオン水の供給を
受け、また定期的に、例えば数週間に一回、衛生化され
ねばならない。
【0026】従って、プラント生産ラインは定期的に、
例えば3週間毎に、停止され、生産プラント脱イオン水
供給部が図1に示すオンライン蒸気衛生化システムによ
って衛生化される。次いで、自家用脱イオン水供給部が
弁32により閉鎖され、清浄蒸気が弁34の開放により
予備投与設備26とレンズ移送設備28,30に導入さ
れる。清浄蒸気は30分間といった最低の所定衛生化時
間、装置内を流れ、装置を衛生化すべきであり、生産か
ら衛生化への切替え及び生産への復帰の全操作に要する
時間は、従来技術における12〜20時間に比較して、
1人で約2時間である。こうして、本発明により、生産
時間の損失が低減される。
【0027】本発明の別の利点は、脱イオン水供給系全
体を密閉したままで衛生化操作が行われるので、従来技
術の衛生化操作におけるように分解して再汚染を受け易
い場合に比較して衛生化操作がはるかに清浄でかつ一層
効果的に行われることである。その結果、衛生化工程が
はるかに有効なものとなる。従来の開放式衛生化方法の
場合、脱イオン水供給系は、生物負荷量で明示されるよ
うに、72時間以内に微生物が再増殖することがある
が、本発明の密閉式衛生化方法の場合は、次の定期保全
衛生化操作までの間に、脱イオン水供給系に微生物の再
増殖が認められないことがある。
【0028】図2は、コンタクトレンズの製造及び包装
用生産プラントに脱イオン水を供給するためのより詳細
な配管の略図である。衛生化の間、図1に示した滅菌器
からの清浄蒸気は左上の40から導入され、復水は蒸気
トラップ42に捕集される。清浄蒸気は玉弁44、蒸気
圧調整器46、圧力計48、玉弁50、T継手52を経
て脚54内を下降して別のT継手56に至り、脚58内
を左方向に流れ、アダプター60(3/8”comp.
to1/2”sanitary)、圧力調整器62を経
て圧力計64を過ぎ、アダプター66(3/8”com
p to1/2”sanitary)を経て、16を予
備投与ノズル又はニードル70へ供給する予備投与設備
68に至る。
【0029】T56に戻って、清浄蒸気は右脚72、ア
ダプター74(3/8”comp.to 1/2”sa
nitary)、圧力調整器76、圧力計78、アダプ
ター80(3/8”comp.to 1/2”sani
tary)を経てカイナー(Kynar)T82に至
り、次いでそれぞれが移送ノズル85に16を供給する
2つのレンズ移送設備84に至る。T52に戻って、清
浄蒸気は右脚86、圧力制御弁88、逆止め弁90及
び、通常生産の間は脱イオン水を脱気する真空容器であ
る脱気器92を経て玉弁96に至る。真空脱気器には、
減圧制御弁100と圧力計102によって操作される真
空ポンプ98により減圧される。
【0030】図3は予備投与設備へ脱イオン水を供給す
る配管の詳細図である。図3において、継手と管はすべ
てカイナー製品であり、継手はすべて鋼製ハンドルを有
する。流体(通常操作の間の脱イオン水か衛生化操作の
間の清浄蒸気)は中央管110(外径3/8”×内径1
/4”のカイナー管)を経て3/8”カイナー管に至
り、次いで左方向へ分れて、さらに3/8”カイナーT
114と3/8”カイナーL115に至り、また、右方
向へ分れてさらに3/8”カイナーT114と3/8”
カイナーL115に至る。
【0031】この配置には、各T114及び各L115
から各1本の脚が垂れ下ってなる4本の対称的な脚11
6,118,120,122が含まれる。図3にはこの
4本の対称的な脚のうちの最左端の脚116のみが詳細
に示されているが、他の3本の脚118,120,12
2は実質的に同じであるという条件で、脚116を詳細
に説明する。
【0032】流体は3/8”L115を経て3/8”−
1/4”径違い継手124へ流れ、次いで3つの連続し
たTs126と最後の1/4”L128に至る。流体は
次に右方向(図3において)へ、実質的に同じ脚13
0,132,134,136内を流れる。各脚は1/
4”管138、ユニオン継手140及び容量形ポンプ1
42を含み、ポンプ142から出た流体は1/4”L1
44、外径1/4”×内径1/8”のカイナー管145
及び、本質的に衛生継手であるロック146(ルアー
(Luer)製)を経てテフロン又はステンレス鋼のノ
ズル又はニードル148に至る。ニードル148からは
コンタクトレンズを取扱うための包装又は容器に投与量
の脱イオン水が注入される。
【0033】図4はレンズ移送設備へ脱イオン水を供給
するための配管の詳細図である。図4において、継手と
管はすべてカナール製品であり、継手はすべて鋼製ハン
ドルを有する。流体(通常操作の間の脱イオン水か衛生
化操作の間の清浄蒸気)は中央管210(外径3/8”
×内径1/4”のカイナー管)内を流れ、3/8”カイ
ナーT212に至り、そこから左方向へ分れて3/8”
カイナーT214と3/8”カイナーL215に至り、
また右方向へ分れて3/8”カイナーT214と3/
8”カイナーL215に至る。この配列には、各L21
5及び各T215から各1本の脚が垂れ下ってなる4本
の対称的な脚216,218,220,222が含まれ
る。図4にはこの4本の対称的な脚のうちの最左端の脚
216のみが詳細に示されているが、他の3本の脚21
8,220,222は実質的に同じであるという条件
で、脚216を詳細に説明する。
【0034】流体は3/8”L215を経て3/8”−
1/4”径違い継手224へ流れ、次に3つの連続した
1/4”Ts226と最後の1/4”L228に至る。
流体は次に右方向(図4において)へ、実質的に同じ脚
230,232,234,236内を流れる。各脚は1
/4”管238、ユニオン継手240及び容量形ポンプ
242を含み、ポンプ242から出た流体は1/4”×
1/8”径違い継手244、外径1/8”×内径1/1
6”管246を経てレンズ移送ノズル248に至る。ノ
ズル248からは、レンズをある処理段階から次の処理
段階へ移送するための包装材又は容器に投与量の脱イオ
ン水が注入される。
【0035】オンライン蒸気衛生化のシステムと方法の
ための本発明のいくつかの実施態様と変形例が本明細書
に詳細に記載されているが、本発明の開示及び教示によ
り当業者に多くの代替設計が示唆されることは明白であ
る。
【0036】本発明の好ましい実施態様は次のとおりで
ある。 (1)脱イオン水が、コンタクトレンズを製造し、包装
する生産プラントへ供給される請求項1記載の、生産プ
ラントのためのオンライン蒸気衛生化方法。 (2)予備投与量の脱イオン水を包装材に供給し、そこ
にレンズをすぐ収容できるようにする予備投与設備と、
ある処理段階と次の処理段階へレンズを移送するロボッ
トの腕についたノズルに測定量の脱イオン水を供給する
レンズ移送設備とに脱イオン水が供給される実施態様
(1)記載の、生産プラントのためのオンライン蒸気衛
生化方法。 (3)自家用蒸気源が脱イオン水供給部からの脱イオン
水を加熱し、そこから清浄蒸気を発生させ、清浄な脱イ
オン蒸気を衛生化段階に用いる実施態様(1)記載の、
生産プラントのためのオンライン蒸気衛生化方法。 (4)現存脱イオン水供給系で衛生化操作に蒸気を使用
するために、蒸気衛生化段階の圧力と熱に耐えるように
生産プラントの装置の変更を必要とした請求項1記載
の、生産プラントのためのオンライン蒸気衛生化方法。 (5)前記変更段階が、衛生化の圧力と熱に耐えられな
い溜めの除去と、この溜めを圧力調整器に取り替えるこ
とを含む実施態様(4)記載の、生産プラントのための
オンライン蒸気衛生化方法。 (6)衛生化用清浄蒸気の圧力を圧力調整器により約1
0psiから約1〜3psiまで低下させることを含む
実施態様(5)記載の、生産プラントのためのオンライ
ン蒸気衛生化方法。 (7)前記変更段階が、ポンプのそれぞれに通じる対称
設計の新しいマニホールド構造を利用することを含む実
施態様(4)記載の、生産プラントのためのオンライン
蒸気衛生化方法。 (8)対称設計において、各ラインに対称的に配置され
た複数個のポンプのそれぞれに通じる同数の取付具を用
いることを含む実施態様(7)記載の、生産プラントの
ためのオンライン蒸気衛生化方法。 (9)変更段階が、カイナー管とカイナー取付具を用い
ることを含む実施態様(4)記載の、生産プラントのた
めのオンライン蒸気衛生化方法。 (10)脱イオン水閉止弁を蒸気衛生化段階の間は閉鎖
し、その後は開放して、閉止弁を経て脱イオン水を脱イ
オン水供給部に導入すること及び清浄蒸気閉止弁を蒸気
衛生化操作の間は開放し、その後は閉鎖して、閉止弁を
経て清浄蒸気を脱イオン水供給部に導入することを含む
実施態様(2)記載の、生産プラントのためのオンライ
ン蒸気衛生化方法。
【0037】(11)自家用蒸気が、脱イオン水供給部
からの脱イオン水を加熱し、そこから清浄な脱イオン蒸
気を発生させ、この清浄な脱イオン蒸気が衛生化段階で
使用される請求項1記載の、生産プラントのためのオン
ライン蒸気衛生化方法。 (12)脱イオン水閉止弁を蒸気衛生化段階の間は閉鎖
し、その後は開放して、閉止弁を経て脱イオン水を脱イ
オン水供給系に導入すること及び清浄蒸気閉止弁を蒸気
衛生化操作の間は開放し、その後は閉鎖して、閉止弁を
経て清浄蒸気を脱イオン水供給部に導入することを含む
請求項1記載の、生産プラントのためのオンライン蒸気
衛生化方法。 (13)生産プラントがコンタクトレンズの製造及び包
装の設備を含む請求項2記載の、生産プラントのための
オンライン蒸気衛生化システム。 (14)プラント生産ラインの設備が、予備投与量の脱
イオン水を包装材に供給し、そこにレンズをすぐ収容で
きるようにする予備投与設備と、レンズをある処理段階
から次の処理段階へ移送するロボットの腕についたノズ
ルに測定量の脱イオン水を供給するレンズ移送設備とを
含む実施態様(13)記載のオンライン蒸気衛生化シス
テム。 (15)生産プラント設備が自家用蒸気源と、自家用蒸
気を用いて脱イオン水供給部からの脱イオン水を加熱
し、衛生化操作に適した清浄な脱イオン蒸気を発生させ
る衛生化用容器とを含む実施態様(13)記載のオンラ
イン蒸気衛生化システム。 (16)現存の脱イオン水供給系で衛生化操作に蒸気を
使用することにより、蒸気衛生化操作の圧力と熱に耐え
るように生産プラント装置を変更することが必要とな
り、この変更が、衛生化用清浄蒸気又は蒸留水の圧力を
下げる圧力調整器の追加を含む請求項2記載の、生産プ
ラントのためのオンライン蒸気衛生化システム。 (17)変更が、複数のポンプのそれぞれに通じる対称
設計のマニホールドを含む実施態様(16)記載の、生
産プラントのためのオンライン蒸気衛生化システム。 (18)対称設計が、対称配置で複数のポンプのそれぞ
れに通じる同数の取付具を含む実施態様(17)記載
の、生産プラントのためのオンライン蒸気衛生化システ
ム。 (19)変更が、カイナー管及びカイナー取付具を含む
実施態様(16)記載の、生産プラントのためのオンラ
イン蒸気衛生化システム。 (20)蒸気衛生化操作の間は閉鎖され、その後は開放
される、脱イオン水を脱イオン水供給系へ導入する閉止
弁と、蒸気衛生化操作の間は開放され、その後は閉鎖さ
れる、清浄蒸気を脱イオン水供給部に導入する第2の閉
止弁を含む実施態様(14)記載の、生産プラントのた
めのオンライン蒸気衛生化システム。
【0038】(21)生産プラント設備が自家用蒸気源
と、自家用蒸気を用いて脱イオン水供給部からの脱イオ
ン水を加熱し、衛生化操作に適した清浄な脱イオン蒸気
を発生させる衛生化用容器とを含む請求項2記載の、生
産プラントのためのオンライン蒸気衛生化システム。 (22)蒸気衛生化操作の間は閉鎖され、その後は開放
される、脱イオン水を脱イオン水供給系へ導入する閉止
弁と、蒸気衛生化操作の間は開放され、その後は閉鎖さ
れる、清浄蒸気を脱イオン水供給部へ導入する第2の閉
止弁を含む請求項2記載の、生産プラントのためのオン
ライン蒸気衛生化システム。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、コンタ
クトレンズの製造及び包装のプラントといったプラント
生産ラインの脱イオン水供給系のためのオンライン衛生
化システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンタクトレンズの製造と包装のプラント生産
ラインにおける脱イオン水供給のための配管概略図であ
る。
【図2】コンタクトレンズの製造と包装のプラント生産
ラインにおける脱イオン水供給のための一層詳細な配管
概略図である。
【図3】予備投与設備への脱イオン水供給のための詳細
な配管図である。
【図4】レンズ移送設備への脱イオン水供給のための詳
細な配管概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケニス・クート・プライサー アメリカ合衆国、32259 フロリダ州、ジ ャクソンビル、スコットリッジ・レーン 1587 (72)発明者 ダレン・スコット・キーン アメリカ合衆国、32257 フロリダ州、ジ ャクソンビル、サウスィングトン・プレイ ス 11260 (72)発明者 ダニエル・ツゥ−ファン・ウォン アメリカ合衆国、32225 フロリダ州、ジ ャクソンビル、ナイト・ホーク・コート 13753

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産プラントのうちで、操作を行うのに
    脱イオン水を必要とする各領域に脱イオン水を供給す
    る、脱イオン水ポンプ、供給管路及び関連装置を含む生
    産プラント脱イオン水供給系に脱イオン水を供給するこ
    と及び脱イオン水供給系を分解することなく所定衛生化
    期間、脱イオン水供給部に蒸気を導入し、その後に生産
    プラントを通常操作に戻すオンライン蒸気衛生化手順に
    よって生産プラント脱イオン水供給部を衛生化すること
    を含むオンライン蒸気衛生化方法。
  2. 【請求項2】 生産プラントのうちで操作を行うのに脱
    イオン水を必要とする各領域に脱イオン水を供給する、
    脱イオン水ポンプ、供給管路及び関連装置を含む生産プ
    ラント脱イオン水供給系と、脱イオン水供給系を分解す
    ることなく所定衛生化時間、衛生化用蒸気を衛生化用蒸
    気供給系から脱イオン水供給部へ導入し、その後に生産
    プラントを通常操作に戻すオンライン蒸気衛生化手順に
    よって衛生化される生産プラント脱イオン水供給部への
    衛生化用蒸気供給系とを含む生産プラント脱イオン水供
    給系のためのオンライン蒸気衛生化システム。
JP8142077A 1995-05-01 1996-04-30 オンライン蒸気衛生化システム Pending JPH09612A (ja)

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US4547339A (en) * 1982-06-07 1985-10-15 Adtech, Inc. Method of sterilizing a filling machine apparatus
US5173259A (en) * 1988-04-27 1992-12-22 Tetra Dev-Co Sterilization method for a packing machine that uses liquid disinfectant

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EP0755686A2 (en) 1997-01-29
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