JPH0961276A - トルクメータの補正方法及びこれを用いるトルクメータ - Google Patents

トルクメータの補正方法及びこれを用いるトルクメータ

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JPH0961276A
JPH0961276A JP21447495A JP21447495A JPH0961276A JP H0961276 A JPH0961276 A JP H0961276A JP 21447495 A JP21447495 A JP 21447495A JP 21447495 A JP21447495 A JP 21447495A JP H0961276 A JPH0961276 A JP H0961276A
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JP
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torque
test
load
meter
measured
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JP21447495A
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Hiroshi Aono
宏 青野
Yoichi Funahashi
陽一 舟橋
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トルクメータにおける誤差を補正する。 【解決手段】 トルク検出器22において検出される軸
のねじれ角がトルク演算器24において、計測トルクに
換算される。しかし、この計測トルクには、トルクメー
タのヒステリシスに基づく誤差が含まれている。コンピ
ュータ26は、その内部に予め行った校正試験に基づく
補正値のテーブル26aを有しており、コンピュータ2
6の補正部26bがトルク演算器24の出力を補正す
る。このため、正しいトルクの検出が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め定められた所
定の試験条件で実施されるトルク負荷試験におけるトル
クメータの補正方法及びこれを用いるトルクメータに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車のクランクシャフトな
どについて、トルク負荷試験が行われている。このよう
なトルク負荷試験では、試験対象物に予め定められた各
種の大きさのトルクを印加したり、負荷トルクを所定の
順番で印加して、耐久性を調べたりする。
【0003】ここで、このような試験を行うには、試験
対象物に印加されたトルクを検出する必要がある。
【0004】図9には、従来の位相差式トルクメータ1
0の一例が示されている。このトルクメータは、トルク
発生手段の試験用出力軸と、トルクが印加される試験対
象軸の間に介在され、トルクを伝達しながら印加トルク
を検出する。
【0005】図において、トーションバー1は、左端が
試験用出力軸に接続され、右端が試験対象軸に接続され
る。このトーションバー1は、試験用出力軸のトルクを
試験対称軸に伝達すると共に、このねじれ角からトルク
が検出される。
【0006】そこで、トーションバー1には、所定の間
隔をおいて、一対の外歯歯車2が設けられている。そし
て、この外歯歯車2の近傍には、一対の検出コイル3が
設けられている。この検出コイル3は、外歯歯車2の回
転による磁界の変化をそれぞれ誘導電流として出力す
る。従って、この誘導電流の位相からトーションバー1
の回転位相を検出することができる。
【0007】すなわち、この検出コイル3の誘導電流の
位相から外歯歯車2の取付位置におけるトーションバー
1の位相が検出される。従って、2つの検出コイル3の
検出値から2つの外歯歯車2の間のねじれ角が両者の位
相ずれとして検出できる。そこで、ねじれ角とトルクの
関係は校正試験によって予め求めておくことにより、得
られた回転位相差からトーションバー1におけるトルク
が検出される。
【0008】また、このトルクメータでは、検出器付属
モータ4により、回転中空円筒5が回転される。そし
て、この回転中空円筒5には、永久磁石6が接続される
と共に、外歯歯車2に近接する位置には、内歯歯車7が
形成されている。従って、トーションバー1が回転して
いない場合にも、内歯歯車7による回転磁界が外歯歯車
2を介し検出コイル3に印加され、得られる誘導電流に
よって、外歯歯車2の位相ずれが検出される。従って、
トーションバー1が回転していない状態における外歯歯
車2の位相ずれも検出することができる。
【0009】このようにして、トルクメータ10によっ
て、試験対象軸への負荷トルクを検出することができ
る。
【0010】ここで、トルクメータ10の構成は、図1
0に示すように、トルクメータ10に中間軸受け8を介
し、基準となる重り9によりトルクを作用させ、この際
の2つの外歯歯車2間の位相ずれを検出することによっ
て行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このトルクメ
ータでは、トーションバー1の非弾性挙動によって、ト
ーションバー1への負荷トルクと、ねじれ角にヒステリ
シスがあるため、計測トルクに誤差が生じる。すなわ
ち、上述の校正試験では、トーションバー1への負荷ト
ルクと、ねじれ角の関係には、ヒステリシスはないもの
とし、0負荷と試験における最大基準負荷の2点のねじ
れ角の測定から、校正を行う。
【0012】トーションバー1の材料の弾性域で使用す
れば、ねじれ角と負荷は、ほぼ比例関係にあり、直線と
して問題は生じない。しかし、厳密には、トーションバ
ー1の材料の非弾性挙動によって、印加する基準トルク
とねじれ角から求められる計測トルクには、図11に示
すような直線性ヒステリシスが生じる。
【0013】すなわち、トーションバー1に加える基準
トルクを徐々に増加していった場合、計測トルクは2点
間を結ぶ校正直線より下側を通り、基準トルクを減少し
ていった場合には、上側を通る。
【0014】従って、基準トルクを増加していき、Ts
のトルクを印加した場合、計測結果は、Tmとなり、本
来の値Tm’=Tsより小さな値になってしまう。
【0015】この誤差は非常に微小なものであるが、駆
動系ユニット(トランスミッションや、ディファレンシ
ャルギア等)の伝達効率の試験など高精度のトルク計測
を必要とする分野では、問題となる場合も多い。従っ
て、さらに高精度のトルク測定が行えるトルクメータが
望まれている。
【0016】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、高精度のトルク測定を行うためのトルクメータの
補正方法及びこれを用いるトルクメータを提供すること
を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、トルク負荷試
験の試験条件に合わせて、負荷トルクを複数の区間に分
割して校正試験を実施し、それぞれの区間で計測トルク
を試験において印加される基準トルクに合致させる補正
式を求め、求められた補正式をテーブルに登録し、試験
時には計測トルクがテーブルのどこに該当するかを判断
し、該当する補正式を用いてトルクメータの出力を補正
することを特徴とする。
【0018】このように、本発明によれば、試験条件に
併せて、負荷トルクを複数の区間に分割して校正試験を
行う。例えば、a,b,c,dの4つのトルクを印加す
る試験を行うのであれば、最大負荷dと0負荷の間を4
つの区間に分割する。そして、0負荷、最大負荷dを印
加して、従来通り校正を行い、かつその中間の3つの点
における基準負荷a,b,cを印加し、その時の計測ト
ルクを検出する。次に、4区間内は直線で近似できるこ
とを仮定して、区間毎の補正式を作成し、これをテーブ
ルに記憶する。
【0019】そして、実際の試験時には、計測トルクが
テーブルのどの区間に該当するかを調べ、計測トルクを
補正式を用いて補正することによって正しい負荷トルク
(補正後トルク)の計測が行える。従って、補正後トル
クを利用して、試験対象軸に正確なトルクを印加して、
所期の試験を行うことができる。
【0020】なお、基準トルクを増加させながらの計測
によって補正式を作成した場合には、試験の場合にも負
荷トルクを増加させて試験を行う必要がある。また、増
加方向の補正式と減少方向の補正式を両方テーブルに用
意しておき、試験条件によって、選択できるようにして
もよい。
【0021】また、本発明は、トルク負荷試験の試験条
件に合わせて、その順番に校正試験を実施し、その順番
における試験条件と補正値の関係をテーブルに登録し、
試験時には、登録されたテーブルを利用してトルクメー
タの計測値を補正することを特徴とする。
【0022】試験の中には、所定のパターンで、負荷ト
ルクを変更して、その挙動を調べるような試験もある。
このような試験の場合、その試験と同様のパターンで基
準トルクを印加し、その際の計測トルクをサンプリング
する。そして、得られた計測トルクをそれぞれ基準トル
クに補正する補正テーブルを用意する。そして、実施の
試験では、計測トルクが所定値、すなわち補正された値
が基準トルクに至ったことでそのトルクの印加を検出
し、これを予め定められたパターンで行う。これによっ
て、所定のパターン通りの負荷トルクを印加して試験を
行うことができる。
【0023】本発明は、予め定められた試験条件で実施
されるトルク負荷試験の際の負荷トルクを計測するため
のトルクメータであって、試験条件の負荷トルクを複数
の区間に分割して実施した校正試験の結果から求められ
た各区間毎の実際の負荷トルクと計測トルクの関係を記
憶するテーブルと、試験時における計測トルクを上記テ
ーブルに基づいて補正する補正手段と、を有し、計測値
の誤差を補正することを特徴とする。
【0024】このトルクメータによれば、予め設けられ
ているテーブルを利用して、計測値を正しい値に補正す
ることができる。従って、予め定められた試験の際に
は、常に正しい計測値を出力することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。
【0026】「トルクメータの構成」図1に、一実施形
態のトルクメータ20の構成を示す。このように、トル
クメータ20は、トルク検出器22、トルク演算器24
及びコンピュータ26からなっている。トルク検出器2
2は、上述の図9に示したものと同様のものであり、内
蔵するトーションバーのねじれ角についての信号を出力
する。トルク演算器24は、ねじれ角を予め記憶されて
いる校正直線を利用して計測トルク値に変換する。この
計測トルク値は、上述の従来例と同様に計測した2点間
を結んだ直線から求められたものであり、直線性ヒステ
リシスに起因する誤差を含んでいる。
【0027】そして、トルク演算器24の出力である誤
差を含んだ計測トルクは、コンピュータ26に供給され
る。このコンピュータ26は、予め求められたデータ補
正用のテーブル26aを有していると共に、このテーブ
ル26aを利用して計測トルクを正しい値(補正後トル
ク)に補正する補正部26bを有している。
【0028】従って、トルク演算器24から出力される
誤差を含んだ計測トルクは、コンピュータ26におい
て、補正後トルクとして出力される。
【0029】「テーブルの作成」図2にテーブル26a
の作成を説明するフローチャートを示す。まず、操作者
は、トルクメータ20を使用して行う試験の内容から印
加する基準トルク、すなわち校正条件を決定し、これを
入力する(S11)。このトルクメータを使用して行う
試験は複数あれば、この中で最大精度を要するものを前
提として、校正条件を決定する。この基準トルクは、例
えば図3に示すように、基準トルクTsとして、Ts0
〜Tsn の間をn個の区間に分割する。
【0030】この条件に入力があった場合には、コンピ
ュータ26は、入力があった基準トルクTs、例えばT
0 〜Tsn を表示する(S12)。
【0031】次に、操作者が、決定された複数の基準ト
ルクTsを順番にトルクメータ20に印加するが、まず
1番目の基準トルクTs0 (0点)を印加する(S1
3)。そして、この負荷が印加された状態で、計測を指
示する(S14)。
【0032】この指示に応じて、コンピュータ26は、
トルク演算器24を介し、トルク検出器22の出力を取
り込む(S15)。そして、得られた計測トルクTm
(Tm0 )を表示する(S16)。なお、得られた計測
トルクTsは、その時の基準トルクTsに関連づけて内
部のメモリの記憶しておく。このようにして、1つの基
準トルクについての計測を終了した場合には、操作者が
すべての条件が終了したかを判定する(S17)。終了
していなかった場合には、S13に戻り、次の基準トル
クの印加計測を行い、すべての条件が終了するまでこれ
を繰り返す。従って、S17において、YESとなった
ときには、S11で設定したすべてに基準トルクTs0
〜Tsn を印加した場合に計測トルクTm0 〜Tmn
データとして取り込まれている。
【0033】このように、すべてのデータがそろった場
合には、コンピュータ26は、各区間の補正式を演算算
出する(S18)。この補正式は、計測トルクを基準ト
ルクに一致させるものであり、図3の校正曲線の区間T
i 〜Tmi+1 を考えたとき、次のようになる。
【0034】
【数1】T=Tsi +(Tsi+1 −Tsi )(Tm−T
i )/(Tmi+1 −tmi ) ここで、Tが計測トルクTmの時に得られる補正後の正
しいトルク(補正後トルク)である。
【0035】このようにして、1つの区間についての補
正式が得られたときにはこれを表示する(S19)。そ
して、すべての条件が終了したかを判定し(S20)、
NOであればS18に戻り、次の区間の補正式の算出、
表示をS20でYESになるまで繰り返す。
【0036】S20において、YESとなり、すべての
区間の補正式が作成された場合には、操作者が登録を指
示する(S21)。この指示に応じ、コンピュータ26
がテーブルを登録保存する(S22)。
【0037】このテーブルは、図4に示すようなもの
で、基準トルクに対応し計測トルクが記憶され、計測ト
ルクの各区間に対応し補正式が記憶される。従って、実
際に試験においては、計測トルクがどの区間に該当する
かを判断の上、対応する補正式に計測トルクを代入して
正しい補正後トルクを得る。
【0038】この試験時の処理について、図5に基づい
て説明する。まず、操作者が、試験についての運転条件
を設定する(S31)。すなわち、この試験において、
何段階のトルクを印加して、試験を行うかを設定する。
設定が終了した場合には、計測を指示する(S32)。
この指示に応じて、コンピュータ26は、トルク演算器
24の出力から計測トルクTmを取り込む(S33)。
そして、取り込んだ計測トルクTmに応じて、補正式を
選択する(S34)。次に、選択した補正式により補正
演算を行い(S35)、算出された補正後のトルクを表
示する(S36)。
【0039】これによって1つの条件のトルク印加によ
る試験が終了するため、すべての条件が終了するかを判
定し(S37)、終了していなかった場合には、S31
に戻る。そして、すべての条件が終了した場合に、S3
7においてYESになり、試験を終了する。なお、S3
6における補正後のトルク値が設定しようとしたトルク
と異なる場合もS31に戻って、条件の設定をやり直す
ようにするとよい。
【0040】ここで、S34の補正式の選択の処理につ
いて図6に基づいて説明する。このように、まず計測ト
ルクTmを取り込み、計測トルクTmが、図4のテーブ
ルのどの区間にあるかを判定し、該当する補正式を決定
する。なお、エラーはテーブルの設定にミスがあり、計
測トルクがテーブルの範囲を超えてしまったことを意味
している。
【0041】このようにして、補正式によって補正した
補正計測トルクによって、正しいトルク値を検出でき、
所期の試験を行うことができる。
【0042】なお、本実施形態の校正試験と、実際に試
験では、負荷を増加させて印加するか減少させて印加す
るかの別が合致していなければならない。そこで、条件
の設定の際に増加または減少に限定するか、増加、減少
の両方の試験を行ってそれぞれ別のテーブルを用意して
おき、実際に試験の際に増加、減少の別によってテーブ
ルを選択するとよい。
【0043】「他の実施形態」この実施形態では、試験
条件に合わせて、その順番に校正試験を行い、試験条件
と補正量の関係を示すテーブルを登録しておく。そし
て、試験時には、テーブルより順次計測値の補正を行っ
て、所期の試験を行う。試験の中には、所定のパターン
でトルクを変化させて、試験対象物の耐久性などを調べ
るものがあり、本実施形態はこのような試験を対象にし
ている。
【0044】図7に、試験前のテーブル作成の処理を示
す。まず、試験条件に合わせて対応する重りを負荷し基
準トルクを印加する(S41)。この状態で、トルクメ
ータによってその時の計測トルク(トルク演算器24の
出力)を取り込む(S42)。そして、計測トルクと実
際に印加した基準トルクの偏差を求める(S43)。こ
こで、この偏差が、トルクメータの誤差に該当し、また
補正量でもある。
【0045】そして、この偏差が求められた場合には、
すべての試験条件が終了したかを判定し(S44)、N
OであればS41に戻り、次の条件で偏差を求める。す
べての試験条件が終了した場合はS44でYESにな
り、求められた偏差を試験条件に対応させてテーブルに
記憶する(S45)。
【0046】このようにして、試験条件のそれぞれに合
わせて偏差(補正値)がテーブルに登録される。
【0047】図8に試験時の処理を示す。まず、試験条
件に合わせてテーブルを選択する(S51)。トルク演
算器24の出力を得(S52)、これをテーブルから得
た偏差で補正し(S53)、補正値が試験条件に一致し
たことで、試験条件の達成を判定する。
【0048】これによって1つの試験条件の試験が終了
するため、すべての条件が終了したかを判定し(S5
4)、NOであれば、次の条件に切り換え(S55)、
S52に戻る。そして、次の偏差を用いて補正を行っ
て、所定トルクの印加試験を行い、これをすべての条件
終了まで繰り返す。
【0049】このように、本実施形態によれば、試験条
件に合わせて、試験条件の各試験ポイントでの補正値を
テーブルに記憶する。また、その試験ポイントの補正値
は、実際試験と同様の手順で達成されているため、それ
が負荷増加方向であるか減少方向であるかは、実際に試
験に合致したものになっている。従って、各試験ポイン
トにおいて、正確なトルク計測を行うことができる。
【0050】「その他の構成」上述の実施形態では、位
相差式トルクメータを利用したが、データ収集にコンピ
ュータを利用するシステムであれば、歪みゲージ式トル
クメータ磁歪式トルクメータなど他の形式のシステムに
も適用することができる。
【0051】また、上述の実施形態では、直線性ヒステ
リシスの補正を行ったが、これに限らず温度による計測
トルクの誤差も同様に補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態のトルクメータの構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】 テーブル作成の処理を示すフローチャートで
ある。
【図3】 校正曲線を示す特性図である。
【図4】 校正テーブルを示す説明図である。
【図5】 試験時の処理を示すフローチャートである。
【図6】 補正式の選択を示すフローチャートである。
【図7】 他の実施形態におけるテーブル作成の処理を
示すフローチャートである。
【図8】 同実施形態における試験時の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図9】 従来のトルクメータの構成を示す図である。
【図10】 校正試験の説明図である。
【図11】 基準トルクと計測トルクの関係を示す図で
ある。
【符号の説明】
22 トルク検出器、24 トルク演算器、26 コン
ピュータ、26a テーブル、26b 補正部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルク負荷試験の試験条件に合わせて、
    負荷トルクを複数の区間に分割して校正試験を実施し、
    それぞれの区間で計測トルクを試験において印加される
    基準トルクに合致させる補正式を求め、求められた補正
    式をテーブルに登録し、試験時には計測トルクがテーブ
    ルのどこに該当するかを判断し、該当する補正式を用い
    てトルクメータの出力を補正することを特徴とするトル
    クメータの補正方法。
  2. 【請求項2】 トルク負荷試験の試験条件に合わせて、
    その順番に校正試験を実施し、その順番における試験条
    件と補正値の関係をテーブルに登録し、試験時には、登
    録されたテーブルを利用してトルクメータの計測値を補
    正することを特徴とするトルクメータの補正方法。
  3. 【請求項3】 予め定められた試験条件で実施されるト
    ルク負荷試験の際の負荷トルクを計測するためのトルク
    メータであって、 試験条件の負荷トルクを複数の区間に分割して実施した
    校正試験の結果から求められた各区間毎の実際の負荷ト
    ルクと計測トルクの関係を記憶するテーブルと、 試験時における計測トルクを上記テーブルに基づいて補
    正する補正手段と、 を有し、 計測値を補正することを特徴とするトルクメータ。
JP21447495A 1995-08-23 1995-08-23 トルクメータの補正方法及びこれを用いるトルクメータ Pending JPH0961276A (ja)

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