JPH0961073A - プレート式熱交換器 - Google Patents
プレート式熱交換器Info
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- JPH0961073A JPH0961073A JP7211894A JP21189495A JPH0961073A JP H0961073 A JPH0961073 A JP H0961073A JP 7211894 A JP7211894 A JP 7211894A JP 21189495 A JP21189495 A JP 21189495A JP H0961073 A JPH0961073 A JP H0961073A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 特定形状を有する複数枚の段付き皿状波型プ
レート２を上下に積層し、冷水通路ＣＰおよび熱水通路
ＨＰを交互に形成したプレート式熱交換器１において、
２種の冷水を加熱することに伴なう経済的な不利益を低
減する。 【解決手段】 天板３に熱水入口継手および熱水出口継
手を熱水通路ＨＰに連通する形で設ける。段付き皿状波
型プレート２の貫通孔を１箇所で閉塞して冷水通路ＣＰ
を上下２経路（第１の冷水通路ＣＰ１及び第２の冷水通
路ＣＰ２）に分割する。天板３に第１の冷水入口継手７
および第１の冷水出口継手８を第１の冷水通路ＣＰ１に
連通する形で設け、底板４に第２の冷水入口継手９およ
び第２の冷水出口継手１０を第２の冷水通路ＣＰ２に連
通する形で設ける。
レート２を上下に積層し、冷水通路ＣＰおよび熱水通路
ＨＰを交互に形成したプレート式熱交換器１において、
２種の冷水を加熱することに伴なう経済的な不利益を低
減する。 【解決手段】 天板３に熱水入口継手および熱水出口継
手を熱水通路ＨＰに連通する形で設ける。段付き皿状波
型プレート２の貫通孔を１箇所で閉塞して冷水通路ＣＰ
を上下２経路（第１の冷水通路ＣＰ１及び第２の冷水通
路ＣＰ２）に分割する。天板３に第１の冷水入口継手７
および第１の冷水出口継手８を第１の冷水通路ＣＰ１に
連通する形で設け、底板４に第２の冷水入口継手９およ
び第２の冷水出口継手１０を第２の冷水通路ＣＰ２に連
通する形で設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定形状を有する
複数枚の段付き皿状波型プレートを上下に積層し、冷水
通路および熱水通路を交互に形成したプレート式熱交換
器に関するものである。
複数枚の段付き皿状波型プレートを上下に積層し、冷水
通路および熱水通路を交互に形成したプレート式熱交換
器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のプレート式熱交換器にお
いては、特公平６−４８１５１号公報に開示されている
ように、一対の冷水通路と熱水通路が形成されていた。
いては、特公平６−４８１５１号公報に開示されている
ように、一対の冷水通路と熱水通路が形成されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、飲用と暖房用
などの複数種の冷水を加熱するには、必然的に複数個の
プレート式熱交換器を用いる必要がある。そのため、プ
レート式熱交換器のコストが上昇するのみならず、プレ
ート式熱交換器を内蔵する応用製品の寸法が大きくな
り、更に、熱水の制御装置も同じ数だけ使用しなければ
ならない等、経済的な不利益を余儀なくされていた。
などの複数種の冷水を加熱するには、必然的に複数個の
プレート式熱交換器を用いる必要がある。そのため、プ
レート式熱交換器のコストが上昇するのみならず、プレ
ート式熱交換器を内蔵する応用製品の寸法が大きくな
り、更に、熱水の制御装置も同じ数だけ使用しなければ
ならない等、経済的な不利益を余儀なくされていた。
【０００４】本発明は、上記事情に鑑み、冷水通路を複
数経路に分割することによって、経済的な不利益を伴う
ことなく複数種の冷水を加熱することが可能なプレート
式熱交換器を提供することを目的とする。
数経路に分割することによって、経済的な不利益を伴う
ことなく複数種の冷水を加熱することが可能なプレート
式熱交換器を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、波型の伝
熱隔壁と、この伝熱隔壁を挟んで互いに対向する形で上
段面に形成された第１及び第２の貫通孔と、前記伝熱隔
壁を挟んで互いに対向する形で下段面に形成された第３
及び第４の貫通孔とを備えた段付き皿状波型プレートを
複数枚、上側の段付き皿状波型プレートの下段面と下側
の段付き皿状波型プレートの上段面とが当接するように
上下に積層し、これら段付き皿状波型プレート同士を固
着して冷水通路および熱水通路を交互に形成し、前記熱
水通路に連通する形で熱水入口継手および熱水出口継手
を設け、前記段付き皿状波型プレートの貫通孔を１箇所
以上で閉塞して前記冷水通路を複数経路に分割し、前記
各冷水通路に連通する形で冷水入口継手および冷水出口
継手をそれぞれ設けて構成される。
熱隔壁と、この伝熱隔壁を挟んで互いに対向する形で上
段面に形成された第１及び第２の貫通孔と、前記伝熱隔
壁を挟んで互いに対向する形で下段面に形成された第３
及び第４の貫通孔とを備えた段付き皿状波型プレートを
複数枚、上側の段付き皿状波型プレートの下段面と下側
の段付き皿状波型プレートの上段面とが当接するように
上下に積層し、これら段付き皿状波型プレート同士を固
着して冷水通路および熱水通路を交互に形成し、前記熱
水通路に連通する形で熱水入口継手および熱水出口継手
を設け、前記段付き皿状波型プレートの貫通孔を１箇所
以上で閉塞して前記冷水通路を複数経路に分割し、前記
各冷水通路に連通する形で冷水入口継手および冷水出口
継手をそれぞれ設けて構成される。
【０００６】また本発明は、上記各冷水通路に要求され
る熱交換能力に応じて上記段付き皿状波型プレートの貫
通孔の各閉塞位置を設定して構成される。
る熱交換能力に応じて上記段付き皿状波型プレートの貫
通孔の各閉塞位置を設定して構成される。
【０００７】また本発明は、波型の伝熱隔壁と、この伝
熱隔壁を挟んで互いに対向する形で上段面に形成された
第１及び第２の貫通孔と、前記伝熱隔壁を挟んで互いに
対向する形で下段面に形成された第３及び第４の貫通孔
とを備えた段付き皿状波型プレートを複数枚、上側の段
付き皿状波型プレートの下段面と下側の段付き皿状波型
プレートの上段面とが当接するように上下に積層し、こ
れら段付き皿状波型プレート同士を固着して冷水通路お
よび熱水通路を交互に形成し、最上段の段付き皿状波型
プレートの上側に平板状の天板を設け、最下段の段付き
皿状波型プレートの下側に底板を設け、前記天板に熱水
入口継手および熱水出口継手を前記熱水通路に連通する
形で設け、前記段付き皿状波型プレートの貫通孔を１箇
所で閉塞して前記冷水通路を上下２経路に分割し、前記
天板に第１の冷水入口継手および第１の冷水出口継手を
一方の冷水通路に連通する形で設け、前記底板に第２の
冷水入口継手および第２の冷水出口継手を他方の冷水通
路に連通する形で設けて構成される。
熱隔壁を挟んで互いに対向する形で上段面に形成された
第１及び第２の貫通孔と、前記伝熱隔壁を挟んで互いに
対向する形で下段面に形成された第３及び第４の貫通孔
とを備えた段付き皿状波型プレートを複数枚、上側の段
付き皿状波型プレートの下段面と下側の段付き皿状波型
プレートの上段面とが当接するように上下に積層し、こ
れら段付き皿状波型プレート同士を固着して冷水通路お
よび熱水通路を交互に形成し、最上段の段付き皿状波型
プレートの上側に平板状の天板を設け、最下段の段付き
皿状波型プレートの下側に底板を設け、前記天板に熱水
入口継手および熱水出口継手を前記熱水通路に連通する
形で設け、前記段付き皿状波型プレートの貫通孔を１箇
所で閉塞して前記冷水通路を上下２経路に分割し、前記
天板に第１の冷水入口継手および第１の冷水出口継手を
一方の冷水通路に連通する形で設け、前記底板に第２の
冷水入口継手および第２の冷水出口継手を他方の冷水通
路に連通する形で設けて構成される。
【０００８】また本発明は、上記各冷水通路に要求され
る熱交換能力に応じて上記段付き皿状波型プレートの貫
通孔の閉塞位置を設定して構成される。
る熱交換能力に応じて上記段付き皿状波型プレートの貫
通孔の閉塞位置を設定して構成される。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００１０】図１は本発明によるプレート式熱交換器の
一実施形態を示す斜視図、図２は図１に示すプレート式
熱交換器の縦断面図、図３は段付き皿状波型プレートを
示す図であり、（ａ）はその平面図、（ｂ）はその正面
図、（ｃ）はその側面図である。
一実施形態を示す斜視図、図２は図１に示すプレート式
熱交換器の縦断面図、図３は段付き皿状波型プレートを
示す図であり、（ａ）はその平面図、（ｂ）はその正面
図、（ｃ）はその側面図である。
【００１１】本発明によるプレート式熱交換器１は、図
１及び図２に示すように、上下に積層された複数枚の段
付き皿状波型プレート２と、これら段付き皿状波型プレ
ート２の上下に配設された平板状の天板３及び底板４
と、この天板３に嵌着された熱水入口継手５、熱水出口
継手６、第１の冷水入口継手７及び第１の冷水出口継手
８と、前記底板４に嵌着された第２の冷水入口継手９及
び第２の冷水出口継手１０とから構成されている。
１及び図２に示すように、上下に積層された複数枚の段
付き皿状波型プレート２と、これら段付き皿状波型プレ
ート２の上下に配設された平板状の天板３及び底板４
と、この天板３に嵌着された熱水入口継手５、熱水出口
継手６、第１の冷水入口継手７及び第１の冷水出口継手
８と、前記底板４に嵌着された第２の冷水入口継手９及
び第２の冷水出口継手１０とから構成されている。
【００１２】即ち、各段付き皿状波型プレート２は、図
３に示すように、波型の伝熱隔壁２ｅを有しており、伝
熱隔壁２ｅの図３（ａ）上下両側にはそれぞれ上段面２
ｆ及び下段面２ｇが形成されている。上段面２ｆには第
１の貫通孔２ａ及び第２の貫通孔２ｂが伝熱隔壁２ｅを
挟んで互いに対向する形で形成されており、下段面２ｇ
には第３の貫通孔２ｃ及び第４の貫通孔２ｄが伝熱隔壁
２ｅを挟んで互いに対向する形で形成されている。更
に、上段面２ｆの図３（ａ）左側には外周立上げ片２ｈ
が連設されており、下段面２ｇの図３（ａ）右側には外
周立上げ片２ｉが連設されている。
３に示すように、波型の伝熱隔壁２ｅを有しており、伝
熱隔壁２ｅの図３（ａ）上下両側にはそれぞれ上段面２
ｆ及び下段面２ｇが形成されている。上段面２ｆには第
１の貫通孔２ａ及び第２の貫通孔２ｂが伝熱隔壁２ｅを
挟んで互いに対向する形で形成されており、下段面２ｇ
には第３の貫通孔２ｃ及び第４の貫通孔２ｄが伝熱隔壁
２ｅを挟んで互いに対向する形で形成されている。更
に、上段面２ｆの図３（ａ）左側には外周立上げ片２ｈ
が連設されており、下段面２ｇの図３（ａ）右側には外
周立上げ片２ｉが連設されている。
【００１３】そして、この段付き皿状波型プレート２が
複数枚（例えば、１８枚）積層されているが、上下に隣
接する２枚の段付き皿状波型プレート２においては、上
側の段付き皿状波型プレート２の下段面２ｇと下側の段
付き皿状波型プレート２の上段面２ｆとが当接し、上側
の段付き皿状波型プレート２の上段面２ｆと下側の段付
き皿状波型プレート２の下段面２ｇとの間には空間が形
成されている。
複数枚（例えば、１８枚）積層されているが、上下に隣
接する２枚の段付き皿状波型プレート２においては、上
側の段付き皿状波型プレート２の下段面２ｇと下側の段
付き皿状波型プレート２の上段面２ｆとが当接し、上側
の段付き皿状波型プレート２の上段面２ｆと下側の段付
き皿状波型プレート２の下段面２ｇとの間には空間が形
成されている。
【００１４】また、これら段付き皿状波型プレート２は
その外周立上げ片２ｈ、２ｉ同士が固着されており、図
２に示すように、熱水通路ＨＰ及び冷水通路ＣＰが交互
に形成されている。ここで、熱水通路ＨＰは上下方向に
連通した１経路となっているのに対して、冷水通路ＣＰ
は上側の第１の冷水通路ＣＰ１と下側の第２の冷水通路
ＣＰ２の２経路となっている。これは、冷水通路ＣＰに
おいて、複数枚の段付き皿状波型プレート２のうち中央
付近に位置する段付き皿状波型プレート２の第１の貫通
孔２ａ及び第２の貫通孔２ｂ又は第３の貫通孔２ｃ及び
第４の貫通孔２ｄが閉塞されており、そこで冷水通路Ｃ
Ｐが上下２経路に分割されるためである。
その外周立上げ片２ｈ、２ｉ同士が固着されており、図
２に示すように、熱水通路ＨＰ及び冷水通路ＣＰが交互
に形成されている。ここで、熱水通路ＨＰは上下方向に
連通した１経路となっているのに対して、冷水通路ＣＰ
は上側の第１の冷水通路ＣＰ１と下側の第２の冷水通路
ＣＰ２の２経路となっている。これは、冷水通路ＣＰに
おいて、複数枚の段付き皿状波型プレート２のうち中央
付近に位置する段付き皿状波型プレート２の第１の貫通
孔２ａ及び第２の貫通孔２ｂ又は第３の貫通孔２ｃ及び
第４の貫通孔２ｄが閉塞されており、そこで冷水通路Ｃ
Ｐが上下２経路に分割されるためである。
【００１５】ところで、天板３には、図２に示すよう
に、熱水入口継手５及び熱水出口継手６が熱水通路ＨＰ
に連通する形で嵌着されていると共に、第１の冷水入口
継手７及び第１の冷水出口継手８が第１の冷水通路ＣＰ
１に連通する形で嵌着されている。更に、底板４には第
２の冷水入口継手９及び第２の冷水出口継手１０が第２
の冷水通路ＣＰ２に連通する形で嵌着されている。
に、熱水入口継手５及び熱水出口継手６が熱水通路ＨＰ
に連通する形で嵌着されていると共に、第１の冷水入口
継手７及び第１の冷水出口継手８が第１の冷水通路ＣＰ
１に連通する形で嵌着されている。更に、底板４には第
２の冷水入口継手９及び第２の冷水出口継手１０が第２
の冷水通路ＣＰ２に連通する形で嵌着されている。
【００１６】更にまた、積層された段付き皿状波型プレ
ート２と、天板３と、底板４と、熱水入口継手５、熱水
出口継手６、第１の冷水入口継手７、第１の冷水出口継
手８、第２の冷水入口継手９及び第２の冷水出口継手１
０とは、銅ロー等のロー材を用いて一体的に結合される
ことにより完成品となる。
ート２と、天板３と、底板４と、熱水入口継手５、熱水
出口継手６、第１の冷水入口継手７、第１の冷水出口継
手８、第２の冷水入口継手９及び第２の冷水出口継手１
０とは、銅ロー等のロー材を用いて一体的に結合される
ことにより完成品となる。
【００１７】本発明によるプレート式熱交換器１は以上
のような構成を有するので、このプレート式熱交換器１
を用いて熱交換を行なう際には、熱水入口継手５から熱
水を注入すると共に、第１及び第２の冷水入口継手７、
９からそれぞれ冷水を注入する。すると、熱水入口継手
５から注入された熱水は熱水通路ＨＰを経由して熱水出
口継手６から排出され、第１の冷水入口継手７から注入
された冷水は第１の冷水通路ＣＰ１を経由して第１の冷
水出口継手８から排出され、更に、第２の冷水入口継手
９から注入された冷水は第２の冷水出口継手１０から排
出されるが、このとき熱水と冷水が各段付き皿状波型プ
レート２の伝熱隔壁２ｅを介して熱交換される。
のような構成を有するので、このプレート式熱交換器１
を用いて熱交換を行なう際には、熱水入口継手５から熱
水を注入すると共に、第１及び第２の冷水入口継手７、
９からそれぞれ冷水を注入する。すると、熱水入口継手
５から注入された熱水は熱水通路ＨＰを経由して熱水出
口継手６から排出され、第１の冷水入口継手７から注入
された冷水は第１の冷水通路ＣＰ１を経由して第１の冷
水出口継手８から排出され、更に、第２の冷水入口継手
９から注入された冷水は第２の冷水出口継手１０から排
出されるが、このとき熱水と冷水が各段付き皿状波型プ
レート２の伝熱隔壁２ｅを介して熱交換される。
【００１８】このように、冷水通路ＣＰは第１の冷水通
路ＣＰ１と第２の冷水通路ＣＰ２の２経路となっている
ので、１台のプレート式熱交換器１で２種の冷水が熱交
換されて加熱される。この際、段付き皿状波型プレート
２の貫通孔２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄの閉塞位置を上下に
適宜ずらすことにより、第１及び第２の冷水通路ＣＰ
１、ＣＰ２の熱交換能力を調整することができる。
路ＣＰ１と第２の冷水通路ＣＰ２の２経路となっている
ので、１台のプレート式熱交換器１で２種の冷水が熱交
換されて加熱される。この際、段付き皿状波型プレート
２の貫通孔２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄの閉塞位置を上下に
適宜ずらすことにより、第１及び第２の冷水通路ＣＰ
１、ＣＰ２の熱交換能力を調整することができる。
【００１９】なお、上述の実施形態においては、２経路
の冷水通路ＣＰを有するプレート式熱交換器１について
説明したが、段付き皿状波型プレート２の貫通孔２ａ、
２ｂ、２ｃ、２ｄを２箇所以上で閉塞して３経路以上の
冷水通路ＣＰを形成することも可能である。
の冷水通路ＣＰを有するプレート式熱交換器１について
説明したが、段付き皿状波型プレート２の貫通孔２ａ、
２ｂ、２ｃ、２ｄを２箇所以上で閉塞して３経路以上の
冷水通路ＣＰを形成することも可能である。
【００２０】また、上述の実施形態においては、第２の
冷水入口継手９及び第２の冷水出口継手１０を底板４に
嵌着した場合について説明したが、第２の冷水入口継手
９及び第２の冷水出口継手１０は、第２の冷水通路ＣＰ
２に連通する形で設ける限り何処に設けてもよい。
冷水入口継手９及び第２の冷水出口継手１０を底板４に
嵌着した場合について説明したが、第２の冷水入口継手
９及び第２の冷水出口継手１０は、第２の冷水通路ＣＰ
２に連通する形で設ける限り何処に設けてもよい。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、波
型の伝熱隔壁と、この伝熱隔壁を挟んで互いに対向する
形で上段面に形成された第１及び第２の貫通孔と、前記
伝熱隔壁を挟んで互いに対向する形で下段面に形成され
た第３及び第４の貫通孔とを備えた段付き皿状波型プレ
ートを複数枚、上側の段付き皿状波型プレートの下段面
と下側の段付き皿状波型プレートの上段面とが当接する
ように上下に積層し、これら段付き皿状波型プレート同
士を固着して冷水通路および熱水通路を交互に形成し、
前記熱水通路に連通する形で熱水入口継手および熱水出
口継手を設け、前記段付き皿状波型プレートの貫通孔を
１箇所以上で閉塞して前記冷水通路を複数経路に分割
し、前記各冷水通路に連通する形で冷水入口継手および
冷水出口継手をそれぞれ設けて構成したので、１台のプ
レート式熱交換器で複数種の冷水が熱交換されることか
ら、経済的な不利益を伴うことなく複数種の冷水を加熱
することが可能なプレート式熱交換器を提供することが
できる。
型の伝熱隔壁と、この伝熱隔壁を挟んで互いに対向する
形で上段面に形成された第１及び第２の貫通孔と、前記
伝熱隔壁を挟んで互いに対向する形で下段面に形成され
た第３及び第４の貫通孔とを備えた段付き皿状波型プレ
ートを複数枚、上側の段付き皿状波型プレートの下段面
と下側の段付き皿状波型プレートの上段面とが当接する
ように上下に積層し、これら段付き皿状波型プレート同
士を固着して冷水通路および熱水通路を交互に形成し、
前記熱水通路に連通する形で熱水入口継手および熱水出
口継手を設け、前記段付き皿状波型プレートの貫通孔を
１箇所以上で閉塞して前記冷水通路を複数経路に分割
し、前記各冷水通路に連通する形で冷水入口継手および
冷水出口継手をそれぞれ設けて構成したので、１台のプ
レート式熱交換器で複数種の冷水が熱交換されることか
ら、経済的な不利益を伴うことなく複数種の冷水を加熱
することが可能なプレート式熱交換器を提供することが
できる。
【００２２】また本発明によれば、上記各冷水通路に要
求される熱交換能力に応じて上記段付き皿状波型プレー
トの貫通孔の各閉塞位置を設定して構成したので、プレ
ート式熱交換器の多目的化を図ることが可能となる。
求される熱交換能力に応じて上記段付き皿状波型プレー
トの貫通孔の各閉塞位置を設定して構成したので、プレ
ート式熱交換器の多目的化を図ることが可能となる。
【００２３】また本発明によれば、波型の伝熱隔壁と、
この伝熱隔壁を挟んで互いに対向する形で上段面に形成
された第１及び第２の貫通孔と、前記伝熱隔壁を挟んで
互いに対向する形で下段面に形成された第３及び第４の
貫通孔とを備えた段付き皿状波型プレートを複数枚、上
側の段付き皿状波型プレートの下段面と下側の段付き皿
状波型プレートの上段面とが当接するように上下に積層
し、これら段付き皿状波型プレート同士を固着して冷水
通路および熱水通路を交互に形成し、最上段の段付き皿
状波型プレートの上側に平板状の天板を設け、最下段の
段付き皿状波型プレートの下側に底板を設け、前記天板
に熱水入口継手および熱水出口継手を前記熱水通路に連
通する形で設け、前記段付き皿状波型プレートの貫通孔
を１箇所で閉塞して前記冷水通路を上下２経路に分割
し、前記天板に第１の冷水入口継手および第１の冷水出
口継手を一方の冷水通路に連通する形で設け、前記底板
に第２の冷水入口継手および第２の冷水出口継手を他方
の冷水通路に連通する形で設けて構成したので、１台の
プレート式熱交換器で２種の冷水が熱交換されることか
ら、経済的な不利益を伴うことなく２種の冷水を加熱す
ることが可能なプレート式熱交換器を提供することがで
きる。
この伝熱隔壁を挟んで互いに対向する形で上段面に形成
された第１及び第２の貫通孔と、前記伝熱隔壁を挟んで
互いに対向する形で下段面に形成された第３及び第４の
貫通孔とを備えた段付き皿状波型プレートを複数枚、上
側の段付き皿状波型プレートの下段面と下側の段付き皿
状波型プレートの上段面とが当接するように上下に積層
し、これら段付き皿状波型プレート同士を固着して冷水
通路および熱水通路を交互に形成し、最上段の段付き皿
状波型プレートの上側に平板状の天板を設け、最下段の
段付き皿状波型プレートの下側に底板を設け、前記天板
に熱水入口継手および熱水出口継手を前記熱水通路に連
通する形で設け、前記段付き皿状波型プレートの貫通孔
を１箇所で閉塞して前記冷水通路を上下２経路に分割
し、前記天板に第１の冷水入口継手および第１の冷水出
口継手を一方の冷水通路に連通する形で設け、前記底板
に第２の冷水入口継手および第２の冷水出口継手を他方
の冷水通路に連通する形で設けて構成したので、１台の
プレート式熱交換器で２種の冷水が熱交換されることか
ら、経済的な不利益を伴うことなく２種の冷水を加熱す
ることが可能なプレート式熱交換器を提供することがで
きる。
【００２４】また本発明によれば、上記各冷水通路に要
求される熱交換能力に応じて上記段付き皿状波型プレー
トの貫通孔の閉塞位置を設定して構成したので、プレー
ト式熱交換器の多目的化を図ることが可能となる。
求される熱交換能力に応じて上記段付き皿状波型プレー
トの貫通孔の閉塞位置を設定して構成したので、プレー
ト式熱交換器の多目的化を図ることが可能となる。
【図１】本発明によるプレート式熱交換器の一実施形態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図２】図１に示すプレート式熱交換器の縦断面図であ
る。
る。
【図３】段付き皿状波型プレートを示す図であり、
（ａ）はその平面図、（ｂ）はその正面図、（ｃ）はそ
の側面図である。
（ａ）はその平面図、（ｂ）はその正面図、（ｃ）はそ
の側面図である。
１……プレート式熱交換器 ２……段付き皿状波型プレート ２ａ……第１の貫通孔 ２ｂ……第２の貫通孔 ２ｃ……第３の貫通孔 ２ｄ……第４の貫通孔 ２ｅ……伝熱隔壁 ２ｆ……上段面 ２ｇ……下段面 ３……天板 ４……底板 ５……熱水入口継手 ６……熱水出口継手 ７……第１の冷水入口継手 ８……第１の冷水出口継手 ９……第２の冷水入口継手 １０……第２の冷水出口継手 ＣＰ１……第１の冷水通路 ＣＰ２……第２の冷水通路 ＨＰ……熱水通路
Claims (4)
- 【請求項１】 波型の伝熱隔壁と、この伝熱隔壁を挟ん
で互いに対向する形で上段面に形成された第１及び第２
の貫通孔と、前記伝熱隔壁を挟んで互いに対向する形で
下段面に形成された第３及び第４の貫通孔とを備えた段
付き皿状波型プレートを複数枚、上側の段付き皿状波型
プレートの下段面と下側の段付き皿状波型プレートの上
段面とが当接するように上下に積層し、これら段付き皿
状波型プレート同士を固着して冷水通路および熱水通路
を交互に形成し、前記熱水通路に連通する形で熱水入口
継手および熱水出口継手を設け、前記段付き皿状波型プ
レートの貫通孔を１箇所以上で閉塞して前記冷水通路を
複数経路に分割し、前記各冷水通路に連通する形で冷水
入口継手および冷水出口継手をそれぞれ設けたことを特
徴とするプレート式熱交換器。 - 【請求項２】 波型の伝熱隔壁と、この伝熱隔壁を挟ん
で互いに対向する形で上段面に形成された第１及び第２
の貫通孔と、前記伝熱隔壁を挟んで互いに対向する形で
下段面に形成された第３及び第４の貫通孔とを備えた段
付き皿状波型プレートを複数枚、上側の段付き皿状波型
プレートの下段面と下側の段付き皿状波型プレートの上
段面とが当接するように上下に積層し、これら段付き皿
状波型プレート同士を固着して冷水通路および熱水通路
を交互に形成し、前記熱水通路に連通する形で熱水入口
継手および熱水出口継手を設け、前記段付き皿状波型プ
レートの貫通孔を１箇所以上で閉塞して前記冷水通路を
複数経路に分割し、前記各冷水通路に連通する形で冷水
入口継手および冷水出口継手をそれぞれ設けたプレート
式熱交換器であって、 前記各冷水通路に要求される熱交換能力に応じて前記段
付き皿状波型プレートの貫通孔の各閉塞位置を設定した
ことを特徴とするプレート式熱交換器。 - 【請求項３】 波型の伝熱隔壁と、この伝熱隔壁を挟ん
で互いに対向する形で上段面に形成された第１及び第２
の貫通孔と、前記伝熱隔壁を挟んで互いに対向する形で
下段面に形成された第３及び第４の貫通孔とを備えた段
付き皿状波型プレートを複数枚、上側の段付き皿状波型
プレートの下段面と下側の段付き皿状波型プレートの上
段面とが当接するように上下に積層し、これら段付き皿
状波型プレート同士を固着して冷水通路および熱水通路
を交互に形成し、最上段の段付き皿状波型プレートの上
側に平板状の天板を設け、最下段の段付き皿状波型プレ
ートの下側に底板を設け、前記天板に熱水入口継手およ
び熱水出口継手を前記熱水通路に連通する形で設け、前
記段付き皿状波型プレートの貫通孔を１箇所で閉塞して
前記冷水通路を上下２経路に分割し、前記天板に第１の
冷水入口継手および第１の冷水出口継手を一方の冷水通
路に連通する形で設け、前記底板に第２の冷水入口継手
および第２の冷水出口継手を他方の冷水通路に連通する
形で設けたことを特徴とするプレート式熱交換器。 - 【請求項４】 波型の伝熱隔壁と、この伝熱隔壁を挟ん
で互いに対向する形で上段面に形成された第１及び第２
の貫通孔と、前記伝熱隔壁を挟んで互いに対向する形で
下段面に形成された第３及び第４の貫通孔とを備えた段
付き皿状波型プレートを複数枚、上側の段付き皿状波型
プレートの下段面と下側の段付き皿状波型プレートの上
段面とが当接するように上下に積層し、これら段付き皿
状波型プレート同士を固着して冷水通路および熱水通路
を交互に形成し、最上段の段付き皿状波型プレートの上
側に平板状の天板を設け、最下段の段付き皿状波型プレ
ートの下側に底板を設け、前記天板に熱水入口継手およ
び熱水出口継手を前記熱水通路に連通する形で設け、前
記段付き皿状波型プレートの貫通孔を１箇所で閉塞して
前記冷水通路を上下２経路に分割し、前記天板に第１の
冷水入口継手および第１の冷水出口継手を一方の冷水通
路に連通する形で設け、前記底板に第２の冷水入口継手
および第２の冷水出口継手を他方の冷水通路に連通する
形で設けたプレート式熱交換器であって、 前記各冷水通路に要求される熱交換能力に応じて前記段
付き皿状波型プレートの貫通孔の閉塞位置を設定したこ
とを特徴とするプレート式熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7211894A JPH0961073A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | プレート式熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7211894A JPH0961073A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | プレート式熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0961073A true JPH0961073A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16613410
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7211894A Pending JPH0961073A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | プレート式熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0961073A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009503418A (ja) * | 2005-07-22 | 2009-01-29 | ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー | プレートクーラー用プレート部材 |
-
1995
- 1995-08-21 JP JP7211894A patent/JPH0961073A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009503418A (ja) * | 2005-07-22 | 2009-01-29 | ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー | プレートクーラー用プレート部材 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |