JPH09605A - 乳児用飲料容器 - Google Patents
乳児用飲料容器Info
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- JPH09605A JPH09605A JP15758095A JP15758095A JPH09605A JP H09605 A JPH09605 A JP H09605A JP 15758095 A JP15758095 A JP 15758095A JP 15758095 A JP15758095 A JP 15758095A JP H09605 A JPH09605 A JP H09605A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 容器首部３の外壁に乳剤10を収容した収容体
７の内壁と螺合可能な雄ねじ４が設けられてなり、剥離
可能なシ−ル部材６でシ−ルされた開口部５とからなる
液体２を収容する容器本体１と、前記収容体７の内壁に
設けられた雌ねじ８と螺合する収容体７とからなる乳児
用飲料容器。 【効果】 予め容器本体に収容された液体と、収容体に
収容された乳剤とを分離して保管し、使用時に密閉状態
で混合する簡単な操作で衛生的に乳児に乳児用飲料を授
乳することができる。
７の内壁と螺合可能な雄ねじ４が設けられてなり、剥離
可能なシ−ル部材６でシ−ルされた開口部５とからなる
液体２を収容する容器本体１と、前記収容体７の内壁に
設けられた雌ねじ８と螺合する収容体７とからなる乳児
用飲料容器。 【効果】 予め容器本体に収容された液体と、収容体に
収容された乳剤とを分離して保管し、使用時に密閉状態
で混合する簡単な操作で衛生的に乳児に乳児用飲料を授
乳することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は乳児用飲料容器に関し、
詳しくは液体を収容した容器本体に収容体中の乳剤を混
合して乳児に授乳するための乳児用飲料容器に関する。
詳しくは液体を収容した容器本体に収容体中の乳剤を混
合して乳児に授乳するための乳児用飲料容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、脱脂粉乳、調整粉乳等の乳児用粉
乳は水との溶解度が高く、混和性もよく、蛋白質は加熱
によってソフト化されているので、牛乳より消化性がよ
いといわれており乳児用の栄養剤として一般に広く使用
されている。そして、この使用方法はまず哺乳瓶に必要
量の粉乳を測っていれた後、温湯または水を哺乳瓶に注
入し、次いでキャップ付乳首で哺乳瓶の開口を密閉して
温湯中または空気中で哺乳瓶を震盪させることによって
粉乳は水に溶解する。その後乳首のキャップを外して乳
児に乳児用飲料を飲ませている。しかしながら、かかる
乳児への授乳方法は大気中で粉乳を水に溶解して飲料す
るために、大気中の種々の細菌が調合中に粉乳の中へ混
入する危険があり非衛生である。また、授乳のたびごと
に粉乳を測定して水に溶解しなければならないので、調
合が間違う危険もある。しかも使用前の乳首は使用時に
熱湯で消毒しなけれはならないので操作が面倒であり、
乳児に授乳するまでに時間を要するなど種々の問題点を
有する。
乳は水との溶解度が高く、混和性もよく、蛋白質は加熱
によってソフト化されているので、牛乳より消化性がよ
いといわれており乳児用の栄養剤として一般に広く使用
されている。そして、この使用方法はまず哺乳瓶に必要
量の粉乳を測っていれた後、温湯または水を哺乳瓶に注
入し、次いでキャップ付乳首で哺乳瓶の開口を密閉して
温湯中または空気中で哺乳瓶を震盪させることによって
粉乳は水に溶解する。その後乳首のキャップを外して乳
児に乳児用飲料を飲ませている。しかしながら、かかる
乳児への授乳方法は大気中で粉乳を水に溶解して飲料す
るために、大気中の種々の細菌が調合中に粉乳の中へ混
入する危険があり非衛生である。また、授乳のたびごと
に粉乳を測定して水に溶解しなければならないので、調
合が間違う危険もある。しかも使用前の乳首は使用時に
熱湯で消毒しなけれはならないので操作が面倒であり、
乳児に授乳するまでに時間を要するなど種々の問題点を
有する。
【０００３】本発明者はこれらの問題を解決した乳児用
飲料容器として既に粉ミルクを予め液体に溶解させた乳
児用飲料を密閉状態で保管して乳児に授乳する乳児用飲
料容器を開発し特願平７−４３７０２号として特許出願
したが、予め液体に溶解させた乳児用飲料は保存期間が
約１ケ月しかなく、保存期間を過ぎると乳児用飲料が変
性する欠点を有している。本発明はこれらの問題を解決
するためになされたものであって、その目的は予め容器
本体に収容した液体と収容体に密閉収容された乳剤とを
衛生的に混合する簡単な操作で乳児に授乳できる容器を
提供するものである。
飲料容器として既に粉ミルクを予め液体に溶解させた乳
児用飲料を密閉状態で保管して乳児に授乳する乳児用飲
料容器を開発し特願平７−４３７０２号として特許出願
したが、予め液体に溶解させた乳児用飲料は保存期間が
約１ケ月しかなく、保存期間を過ぎると乳児用飲料が変
性する欠点を有している。本発明はこれらの問題を解決
するためになされたものであって、その目的は予め容器
本体に収容した液体と収容体に密閉収容された乳剤とを
衛生的に混合する簡単な操作で乳児に授乳できる容器を
提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は容器
首部の外壁に乳剤を収容した収容体の内壁と嵌合または
螺合可能なルアテ−パ−または雄ねじが設けられ、剥離
可能なシ−ル部材でシ−ルされた開口部とからなる液体
を収容する容器本体と、前記収容体の内壁に設けられた
ルア−テ−パ−または雌ねじと嵌合または螺合しうる収
容部とからなる乳児用飲料容器である。また、本発明は
前記乳児用飲料容器において、乳剤が固形乳剤である乳
児用飲料容器である。更に、本発明は前記乳児用飲料容
器において、収容体が内側キャップと、その頭部開口に
設けられた乳首とからなり、内側キャップの後部開口の
内壁に容器首部の外壁と嵌合または螺合するためのルア
−テ−パ−または雌ねじが形成されてなる乳児用飲料容
器である。更にまた、本発明は前記乳児用飲料容器にお
いて、内側キャップに乳剤が収容されてなる乳児用飲料
容器である。
首部の外壁に乳剤を収容した収容体の内壁と嵌合または
螺合可能なルアテ−パ−または雄ねじが設けられ、剥離
可能なシ−ル部材でシ−ルされた開口部とからなる液体
を収容する容器本体と、前記収容体の内壁に設けられた
ルア−テ−パ−または雌ねじと嵌合または螺合しうる収
容部とからなる乳児用飲料容器である。また、本発明は
前記乳児用飲料容器において、乳剤が固形乳剤である乳
児用飲料容器である。更に、本発明は前記乳児用飲料容
器において、収容体が内側キャップと、その頭部開口に
設けられた乳首とからなり、内側キャップの後部開口の
内壁に容器首部の外壁と嵌合または螺合するためのルア
−テ−パ−または雌ねじが形成されてなる乳児用飲料容
器である。更にまた、本発明は前記乳児用飲料容器にお
いて、内側キャップに乳剤が収容されてなる乳児用飲料
容器である。
【０００５】また、本発明は前記乳児用飲料容器におい
て、収容体の閉鎖体が剥離シ−トと脆弱シ−トのラミネ
−トからなり、収容体と容器本体とが嵌合または螺合す
る前に剥離シ−トを剥離して収容体と容器本体とを嵌合
または螺合して脆弱シ−トを破壊する乳児用飲料容器で
ある。更に、本発明は前記乳児用飲料容器において、収
容体の閉鎖体が開閉自在な弁体からなり、収容体と容器
本体とが嵌合または螺合するにつれて、前記弁体が開口
する乳児用飲料容器である。
て、収容体の閉鎖体が剥離シ−トと脆弱シ−トのラミネ
−トからなり、収容体と容器本体とが嵌合または螺合す
る前に剥離シ−トを剥離して収容体と容器本体とを嵌合
または螺合して脆弱シ−トを破壊する乳児用飲料容器で
ある。更に、本発明は前記乳児用飲料容器において、収
容体の閉鎖体が開閉自在な弁体からなり、収容体と容器
本体とが嵌合または螺合するにつれて、前記弁体が開口
する乳児用飲料容器である。
【０００６】
【作用】図１〜図４に基づいて本発明の一例を説明す
る。容器本体１のシ−ル部材６と収容体７のカバ−シ−
ト12を手で開き、容器首部３の雄ねじ４を収容体７の雌
ねじ８と螺合する。螺合が進むにつれて図３に示すよう
に開閉自在な弁体９が閉鎖状態から開放状態へと移行す
る。弁体９が開くことによって収容体７のキャップ11に
収容されている乳剤10が容器本体１の液体２の中に落下
する。容器本体１と収容体７とが螺合した状態で乳剤10
を液体２で震盪させて混合させる。混合が終了すると収
容体７を取り除き、図４に示す内側キャップ13の開口付
近の内壁に設けられた雌ねじ16を容器首部３の雄ねじ４
と螺合して容器本体１に乳首15を取りつける。外側キャ
ップ14を取り外すことによって乳児に容器本体１に収容
されている乳児用飲料を授乳することができる。
る。容器本体１のシ−ル部材６と収容体７のカバ−シ−
ト12を手で開き、容器首部３の雄ねじ４を収容体７の雌
ねじ８と螺合する。螺合が進むにつれて図３に示すよう
に開閉自在な弁体９が閉鎖状態から開放状態へと移行す
る。弁体９が開くことによって収容体７のキャップ11に
収容されている乳剤10が容器本体１の液体２の中に落下
する。容器本体１と収容体７とが螺合した状態で乳剤10
を液体２で震盪させて混合させる。混合が終了すると収
容体７を取り除き、図４に示す内側キャップ13の開口付
近の内壁に設けられた雌ねじ16を容器首部３の雄ねじ４
と螺合して容器本体１に乳首15を取りつける。外側キャ
ップ14を取り外すことによって乳児に容器本体１に収容
されている乳児用飲料を授乳することができる。
【０００７】
【実施例】以下実施例で本発明の一例を説明する。図１
は本発明の容器本体の正面図であり、図２は乳剤を収容
した収容体の説明図であり、図３は容器本体の雄ねじと
収容体の雌ねじとを螺合したときの説明図であり、図４
は乳首を取りつけた内側キャップの説明図であり、図５
は乳剤を収容した内側キャップの説明図である。図中１
は容器本体、２は液体、３は容器首部、４は雄ネジ、６
はシ−ル部材、７は収容体、８は雌ねじ、９は弁体、10
は乳剤、12、17はカバ−シ−ト、13は内側キャップ、14
は外側キャップ、15は乳首を示す。
は本発明の容器本体の正面図であり、図２は乳剤を収容
した収容体の説明図であり、図３は容器本体の雄ねじと
収容体の雌ねじとを螺合したときの説明図であり、図４
は乳首を取りつけた内側キャップの説明図であり、図５
は乳剤を収容した内側キャップの説明図である。図中１
は容器本体、２は液体、３は容器首部、４は雄ネジ、６
はシ−ル部材、７は収容体、８は雌ねじ、９は弁体、10
は乳剤、12、17はカバ−シ−ト、13は内側キャップ、14
は外側キャップ、15は乳首を示す。
【０００８】図１は本発明の一例を示す容器本体の正面
図であり、容器本体１は液体２を収容する容器本体１と
図２の収容体７の雌ねじ８と螺合する雄ねじ４が設けら
れた容器首部３と、剥離可能なシ−ル部材６が設けられ
た開口部５とからなっている。容器本体１には乳剤10と
混合するための液体２が収容されている。液体としては
水または温湯、あるいはこれらの中にアミノ酸、オリゴ
糖等の栄養成分を含有させたもの等が挙げられる。容器
はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリ
アミド、ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂からなるブロ−
成形、射出成形等の方法によって得られる。容器本体１
の外壁には目盛が付されている。容器開口部５には容器
本体１の内部に収容されている液体２が流出するのを防
止するための剥離可能なシ−ル部材６が設けられてい
る。シ−ル部材６は、例えば手で摘んで容易に剥離可能
なものであってアルミニウム箔あるいはアルミニウム箔
に薄肉のプラスチックフイルムがラミネ−トされたもの
等が使用される。
図であり、容器本体１は液体２を収容する容器本体１と
図２の収容体７の雌ねじ８と螺合する雄ねじ４が設けら
れた容器首部３と、剥離可能なシ−ル部材６が設けられ
た開口部５とからなっている。容器本体１には乳剤10と
混合するための液体２が収容されている。液体としては
水または温湯、あるいはこれらの中にアミノ酸、オリゴ
糖等の栄養成分を含有させたもの等が挙げられる。容器
はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリ
アミド、ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂からなるブロ−
成形、射出成形等の方法によって得られる。容器本体１
の外壁には目盛が付されている。容器開口部５には容器
本体１の内部に収容されている液体２が流出するのを防
止するための剥離可能なシ−ル部材６が設けられてい
る。シ−ル部材６は、例えば手で摘んで容易に剥離可能
なものであってアルミニウム箔あるいはアルミニウム箔
に薄肉のプラスチックフイルムがラミネ−トされたもの
等が使用される。
【０００９】図２は収容体７の一例を示す説明図であっ
て、図1 の容器首部３の雄ねじ４と螺合する雌ねじ８と
内部に乳剤10を収容したキャップ体11とからなり、キャ
ップ体は容器首部の雄ネジ４によって開閉自在な弁体９
で雌ねじ８と区切られる。キャップ体８の中に乳剤10が
収容される。そして収容体７の開口は外部から細菌が侵
入しないように、容易に剥離可能なカバ−シ−ト12でシ
−ルされている。弁体９は、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニルなど
の合成樹脂、合成ゴム等が使用され、図３に示すように
容器首部３の雄ねじ４と収容体７の雌ねじ８の螺合が進
んで、雄ねじ４の先端開口が弁体９を押し上げ、キャッ
プ体11の中に収容されている乳剤10を容器本体１の液体
２の中に落下させ、乳剤10と液体２とを混合させる。図
２では乳剤10をペレット状の固形乳剤で説明したが、固
形乳剤の他に粉乳であってもよい。固形乳剤の形状とし
ては１つの塊、多数の円柱棒状、ペレット状、角状等種
々の形状が挙げられる。
て、図1 の容器首部３の雄ねじ４と螺合する雌ねじ８と
内部に乳剤10を収容したキャップ体11とからなり、キャ
ップ体は容器首部の雄ネジ４によって開閉自在な弁体９
で雌ねじ８と区切られる。キャップ体８の中に乳剤10が
収容される。そして収容体７の開口は外部から細菌が侵
入しないように、容易に剥離可能なカバ−シ−ト12でシ
−ルされている。弁体９は、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニルなど
の合成樹脂、合成ゴム等が使用され、図３に示すように
容器首部３の雄ねじ４と収容体７の雌ねじ８の螺合が進
んで、雄ねじ４の先端開口が弁体９を押し上げ、キャッ
プ体11の中に収容されている乳剤10を容器本体１の液体
２の中に落下させ、乳剤10と液体２とを混合させる。図
２では乳剤10をペレット状の固形乳剤で説明したが、固
形乳剤の他に粉乳であってもよい。固形乳剤の形状とし
ては１つの塊、多数の円柱棒状、ペレット状、角状等種
々の形状が挙げられる。
【００１０】図４は乳首15を取りつけた内側キャップ13
の説明図であって、内側キャップ13の開口付近の内壁に
は雌ねじ16が設けられており、容器首部３の雄ねじ４と
螺合するようになっている。そして、外側キャップ14は
乳首15と内側キャップ13を覆っている。内側キャップ13
の雌ねじ16の上部に隣接してＯ−リング18等のシ−ル部
材が設けられており内側キャップ13と容器首部３との隙
間から乳児用飲料が洩れるのを防止している。図３で乳
剤10を液体２と混合し終わって収容体７を容器首部から
取り除いた後、図４の内側キャップ13のカバ−シ−ト17
を取り外し、外側キャップ14で覆われた内側キャップ13
の雌ねじ16と容器首部３の雄ねじ４とを螺合する。次に
外側キャップ14を取り外して、容器本体１に収容されて
いる乳児用飲料を乳児に授乳させる。
の説明図であって、内側キャップ13の開口付近の内壁に
は雌ねじ16が設けられており、容器首部３の雄ねじ４と
螺合するようになっている。そして、外側キャップ14は
乳首15と内側キャップ13を覆っている。内側キャップ13
の雌ねじ16の上部に隣接してＯ−リング18等のシ−ル部
材が設けられており内側キャップ13と容器首部３との隙
間から乳児用飲料が洩れるのを防止している。図３で乳
剤10を液体２と混合し終わって収容体７を容器首部から
取り除いた後、図４の内側キャップ13のカバ−シ−ト17
を取り外し、外側キャップ14で覆われた内側キャップ13
の雌ねじ16と容器首部３の雄ねじ４とを螺合する。次に
外側キャップ14を取り外して、容器本体１に収容されて
いる乳児用飲料を乳児に授乳させる。
【００１１】図５は本発明の他の実施例を示す説明図で
あって、乳剤10を収容した内側キャップ13の説明図であ
る。内側キャップ13の内部には乳剤10が収容されてお
り、内側キャップ13の開口付近の内壁には雌ねじ16が設
けられており、容器首部３の雄ねじ４と螺合するように
なっている。そして、外側キャップ14は内側キャップ13
と乳首15を覆っている。内側キャップ13の閉鎖体21は剥
離シ−ト20と脆弱シ−ト19とのラミネ−トからなってい
る。剥離シ−ト20を剥離して取り除くと薄手の脆弱シ−
ト19のみが閉鎖体21に残る。この状態で容器本体１のシ
−ル部材６を剥離した容器開口部５を内側キャップ13の
開口部に押し込むと脆弱シ−ト19は破壊されて、容器首
部の雄ねじ４が内側キャップ13の雌ねじ16と螺合して、
容器本体１と内側キャップ13とが結合する。それと同時
に、内側キャップ13に収容されていた乳剤10が容器本体
１の液体２中に落下して乳剤10と液体２は混合する。閉
鎖体21を構成する剥離シ−ト20としては、アルミニウム
箔、紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエステル、ボリアミド等の合成樹脂シ−トが挙
げられる。また、脆弱シ−ト19としては、雄ねじ４と雌
ねじ16との螺合によって容易に破壊可能な厚さ50μ以下
の薄手の脆弱なフイルムからなり、素材としてはポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステ
ル等が挙げられる。
あって、乳剤10を収容した内側キャップ13の説明図であ
る。内側キャップ13の内部には乳剤10が収容されてお
り、内側キャップ13の開口付近の内壁には雌ねじ16が設
けられており、容器首部３の雄ねじ４と螺合するように
なっている。そして、外側キャップ14は内側キャップ13
と乳首15を覆っている。内側キャップ13の閉鎖体21は剥
離シ−ト20と脆弱シ−ト19とのラミネ−トからなってい
る。剥離シ−ト20を剥離して取り除くと薄手の脆弱シ−
ト19のみが閉鎖体21に残る。この状態で容器本体１のシ
−ル部材６を剥離した容器開口部５を内側キャップ13の
開口部に押し込むと脆弱シ−ト19は破壊されて、容器首
部の雄ねじ４が内側キャップ13の雌ねじ16と螺合して、
容器本体１と内側キャップ13とが結合する。それと同時
に、内側キャップ13に収容されていた乳剤10が容器本体
１の液体２中に落下して乳剤10と液体２は混合する。閉
鎖体21を構成する剥離シ−ト20としては、アルミニウム
箔、紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエステル、ボリアミド等の合成樹脂シ−トが挙
げられる。また、脆弱シ−ト19としては、雄ねじ４と雌
ねじ16との螺合によって容易に破壊可能な厚さ50μ以下
の薄手の脆弱なフイルムからなり、素材としてはポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステ
ル等が挙げられる。
【００１２】本発明容器の使用方法の一例を図１および
図５で説明する。内側キャップ13と外側キャップ14の開
口部を閉鎖している閉鎖体21を構成している剥離シ−ト
20を剥離する。次いで、容器本体１のシ−ル部材６を剥
離して容器開口部５を内側キャップ13の開口部に押し込
むことによって、脆弱シ−ト19が破壊され、容器首部３
の雄ねじ４と内側キャップ13の雌ねじ16とが螺合して内
側キャップ13が容器本体１と結合する。脆弱シ−ト19が
破壊されることによって、内側キャップ13の中に収容さ
れていた乳剤10が容器本体１の液体２の中に落下して乳
剤10は液体２と混合される。次いで外側キャップ14を取
り外して容器本体１中の乳児用飲料を乳児に授乳する。
図５で説明する。内側キャップ13と外側キャップ14の開
口部を閉鎖している閉鎖体21を構成している剥離シ−ト
20を剥離する。次いで、容器本体１のシ−ル部材６を剥
離して容器開口部５を内側キャップ13の開口部に押し込
むことによって、脆弱シ−ト19が破壊され、容器首部３
の雄ねじ４と内側キャップ13の雌ねじ16とが螺合して内
側キャップ13が容器本体１と結合する。脆弱シ−ト19が
破壊されることによって、内側キャップ13の中に収容さ
れていた乳剤10が容器本体１の液体２の中に落下して乳
剤10は液体２と混合される。次いで外側キャップ14を取
り外して容器本体１中の乳児用飲料を乳児に授乳する。
【００１３】
【発明の効果】予め容器本体に収容された液体と、収容
体に収容された乳剤とを分離して保管し、使用時に密閉
状態で混合する簡単な操作で衛生的に乳児に乳児用飲料
を授乳することができる。
体に収容された乳剤とを分離して保管し、使用時に密閉
状態で混合する簡単な操作で衛生的に乳児に乳児用飲料
を授乳することができる。
【図１】本発明の容器本体の正面図
【図２】乳剤を収容した収容体の説明図
【図３】容器本体の雄ねじと収容体の雌ねじとを螺合し
たときの説明図
たときの説明図
【図４】乳首を取りつけた内側キャップの説明図
【図５】乳剤を収容した内側キャップの説明図
１ 容器本体 ２ 液体 ３ 容器首部 ４ 雄ねじ ６ シ−ル部材 ７ 収容体 ８ 雌ねじ ９ 弁体 10 乳剤 12、17 カバ−シ−ト 13 内側キャップ 14 外側キャップ 15 乳首
Claims (6)
- 【請求項１】 容器首部の外壁に乳剤を収容した収容体
の内壁と嵌合または螺合可能なルアテ−パ−または雄ね
じが設けられ、剥離可能なシ−ル部材でシ−ルされた開
口部とからなる液体を収容する容器本体と、前記収容体
の内壁に設けられたルア−テ−パ−または雌ねじと嵌合
または螺合しうる収容体とからなる乳児用飲料容器。 - 【請求項２】 乳剤が固形乳剤である請求項１記載の乳
児用飲料容器。 - 【請求項３】 収容体が内側キャップと、その頭部開口
に設けられた乳首とからなり、内側キャップの後部開口
の内壁に容器首部の外壁と嵌合または螺合するためのル
ア−テ−パ−または雌ねじが形成されてなる請求項１ま
たは２に記載の乳児用飲料容器。 - 【請求項４】 内側キャップに乳剤が収容されてなる請
求項３記載の乳児用飲料容器。 - 【請求項５】 収容体の閉鎖体が剥離シ−トと脆弱シ−
トのラミネ−トからなり、収容部と容器本体とが嵌合ま
たは螺合する前に剥離シ−トを剥離して収容体と容器本
体とを嵌合または螺合して脆弱シ−トを破壊する請求項
１〜４のいずれかに記載の乳児用飲料容器。 - 【請求項６】 収容体の閉鎖体が開閉自在な弁体からな
り、収容体と容器本体とが嵌合または螺合するにつれ
て、前記弁体が開口する請求項１〜４のいずれかに記載
の乳児用飲料容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7157580A JP2734407B2 (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 乳児用飲料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7157580A JP2734407B2 (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 乳児用飲料容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09605A true JPH09605A (ja) | 1997-01-07 |
| JP2734407B2 JP2734407B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=15652809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7157580A Expired - Fee Related JP2734407B2 (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 乳児用飲料容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2734407B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100897150B1 (ko) * | 2007-11-28 | 2009-05-14 | 김현진 | 휴대용 젖병 |
| WO2020045462A1 (ja) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | 株式会社明治 | キャップ付き容器及び容器入り飲食品 |
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| JPS517285U (ja) * | 1974-06-28 | 1976-01-20 | ||
| JPS5464084U (ja) * | 1977-10-13 | 1979-05-07 | ||
| JPS63186433U (ja) * | 1987-05-22 | 1988-11-30 | ||
| JPH0255951U (ja) * | 1988-10-19 | 1990-04-23 | ||
| JPH02141452U (ja) * | 1989-04-28 | 1990-11-28 |
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1995
- 1995-06-23 JP JP7157580A patent/JP2734407B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| WO2020045462A1 (ja) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | 株式会社明治 | キャップ付き容器及び容器入り飲食品 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2734407B2 (ja) | 1998-03-30 |
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