JPH096006A - 銀塩拡散転写法に従つて印刷版を製造するための画像形成要素の保存安定性の改良 - Google Patents

銀塩拡散転写法に従つて印刷版を製造するための画像形成要素の保存安定性の改良

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JPH096006A
JPH096006A JP8156301A JP15630196A JPH096006A JP H096006 A JPH096006 A JP H096006A JP 8156301 A JP8156301 A JP 8156301A JP 15630196 A JP15630196 A JP 15630196A JP H096006 A JPH096006 A JP H096006A
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成要素の保存安定性を改善すること。 【解決手段】 本発明は、支持体の親水性表面上に
(i)物理現像核を含む受像層及び(ii)該受像層と
水透過性関係にあるハロゲン化銀乳剤を含む感光層を示
されている順序で含み、該感光層が置換又は非置換の1
−フェニル−3−ピラゾリドンを硝酸銀の相当量として
表してハロゲン化銀1g当たり0.2mg〜15mgの
量で含むことを特徴とする画像形成要素を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は銀塩拡散転写法に従う平版印刷
版の改良された製造のための画像形成要素に関する。
【0002】本発明はさらに銀塩拡散転写法に従う平版
印刷版の改良された製造のための方法に関する。
【0003】
【発明の背景】以下、DTR−法と称する銀錯体拡散転
写反転法の原理は例えばUS−P−2,352,014
及びAndre Rott and Edith We
ydeによる“Photographic Silve
r Halide Diffusion Proces
ses”−The Focal Press−Lond
on and New York,(1972)の本に
記載されている。
【0004】DTR−法においては、情報通りに露光さ
れた写真ハロゲン化銀乳剤層の材料の非現像ハロゲン化
銀がいわゆるハロゲン化銀溶剤を用いて可溶性銀錯体化
合物に変換され、それは受像要素中に拡散することを許
され、そこで一般に物理現像核の存在下で現像薬を用い
て還元され、写真材料の露光領域に得られる黒色銀画像
に関して逆の画像濃度値を有する銀画像(「DTR−画
像」)を形成するDTR−画像含有材料は平版印刷版
(planographic printing pl
ate)として用いることができ、その場合DTR−銀
画像領域は水−受容性インク−反発性表面上に水−反発
性インク受容性領域を形成する。
【0005】DTR−画像は、写真ハロゲン化銀乳剤材
料に関して別の要素であるシート又はウェブ材料の受像
層に(いわゆる2−シートDTR要素)、又はモノ−シ
ート要素とも呼ばれ、少なくとも1層の写真ハロゲン化
銀乳剤層をそれと水透過性関係で受像層と一体的に含む
いわゆる単一−支持体−要素の受像層に形成されること
ができる。DTR法によるオフセット印刷版の製造に好
ましいのは後者のモノ−シート型である。
【0006】2つの型のモノ−シートDTR画像形成要
素が存在する。例えばUS−P−4,722,535及
びGB−1,241,661に開示されている第1の型
に従うと、支持体はハロゲン化銀乳剤層及び受像層とし
て働く物理現像核を含む層が示された順序で設けられ
る。情報通りの露光及び現像の後、画像形成要素は乳剤
層を除去せずに印刷版として用いられる。
【0007】第2の型のモノ−シートDTR画像形成要
素に従うと、ほとんどの場合に陽極酸化アルミニウムで
ある親水性支持体に物理現像核の層及びハロゲン化銀乳
剤層が示された順序で設けられる。情報通りの露光及び
現像の後、画像形成要素は乳剤層を除去する処理がなさ
れ、銀画像を有する支持体が残され、それが印刷版とし
て用いられる。そのような型の平版印刷版は、例えばU
S−P−3,511,656に開示されている。
【0008】他の画像形成要素の場合、第2の型のモノ
−シートDTR画像形成要素に属する画像形成要素は優
れたセンシトメトリー性を有し、それが画像形成要素を
保存しても安定なまま残ることが必要である。しかし第
2の型のモノ−シートDTR画像形成要素に属する画像
形成要素の感度は、画像形成要素を保存すると向上し、
平版印刷版を得るための第1段階としてのそのような画
像形成要素の適度の露光が実行上不可能になることが見
いだされた。
【0009】
【発明の概略】本発明の目的は銀塩拡散転写法に基づい
て改良された保存安定性を有するオフセット印刷版を製
造するための画像形成要素の提供である。
【0010】本発明の他の目的は、該画像形成要素を用
いたオフセット印刷版の製造法の提供である。
【0011】本発明のさらなる目的は以下の説明から明
らかになるであろう。
【0012】本発明に従い、支持体の親水性表面上に
(i)物理現像核を含む受像層及び(ii)該受像層と
水透過性関係にあるハロゲン化銀乳剤を含む感光層を示
されている順序で含み、該感光層が置換又は非置換1−
フェニル−3−ピラゾリドンを硝酸銀の相当量(equiva
lent amount)として表してハロゲン化銀1g当たり
0.2mg〜15mgの量で含むことを特徴とする画像
形成要素を提供する。
【0013】本発明に従い、(a)本発明の画像形成要
素を画像通りに露光し、(b)現像薬及びハロゲン化銀
溶剤の存在下で画像形成要素にアルカリ水溶液を適用
し、(c)画像形成要素を処理して該受像層の上(to
p)の層を除去し、それにより該受像層に形成された該
銀画像を露出させる段階を含む銀塩拡散転写法に従って
オフセット印刷版を製造するための方法も提供する。
【0014】
【発明の詳細な記述】感光層が置換又は非置換の1−フ
ェニル−3−ピラゾリドンを硝酸銀の相当量として表し
てハロゲン化銀1g当たり0.2mg〜15mgの量で
含む画像形成要素を用いることにより、第2の型のモノ
−シートDTR画像形成要素に属する画像形成要素の感
度の保存安定性を改良できることが見いだされた。
【0015】EP−A−449340は写真材料、特に
DTR−材料を保存する場合のカブリを、該材料の感度
を低下させずに阻害することができる化合物としてハロ
ゲン化銀の表面に吸着することができる基を有する1−
フェニル−3−ピラゾリドン誘導体を開示している。し
かしEP−A−449340はDTR−材料を保存する
場合の感度の向上を避けることができる物質としての1
−フェニル−3−ピラゾリドン誘導体の使用を開示して
はいない。さらにEP−A−449340は第2の型の
モノ−シートDTR画像形成要素に属する画像形成要素
を開示しておらず、特に第2の型のモノ−シートDTR
画像形成要素に属する赤−増感画像形成要素に関連して
いる。
【0016】4位において置換されている1−フェニル
−3−ピラゾリドン、より好ましくは1−フェニル−4
−ヒドロキシメチル−4−メチル−3−ピラゾリドン、
最も好ましくは1−フェニル−4−メチル−3−ピラゾ
リドンの使用が好ましい。
【0017】置換又は非置換の1−フェニル−3−ピラ
ゾリドンは、硝酸銀の相当量として表してハロゲン化銀
1g当たり0.4mg〜12mgの量、より好ましくは
1〜10mgの量で用いられるのが好ましい。
【0018】画像形成要素は支持体の親水性表面上に種
々の層をコーティングすることにより製造されるのが好
ましい。別の場合、US−P5,068,165に開示
されている通り、層を一時的に保持しているベースから
種々の層を逆の順番で該受像層に積層することができ
る。
【0019】支持体の該親水性表面は、柔軟性支持体上
にコーティングされた親水性結合剤及び硬膜剤を含む硬
膜親水性層であることができる。
【0020】そのような親水性結合剤は例えばEP−A
450,199に開示されており、従ってその記載事項
は引用することにより本明細書の内容となる。好ましい
硬膜親水性層はアルデヒドを用いて硬膜された部分的修
飾デキストラン又はプルランを含み、これらは例えばE
P−A514,990に開示されており、従ってその記
載事項は引用することにより本明細書の内容となる。よ
り好ましい親水性層はテトラアルキルオルトシリケート
を用いて硬膜され、好ましくはSiO2及び/又はTi
2を含むポリビニルアルコールの層であり、ここで該
ポリビニルアルコール対該テトラアルキルオルトシリケ
ートの重量比は0.5〜5であり、これらは例えばGB
−P1,419,512、FR−P2,300,35
4、US−P−3,971,660、US−P4,28
4,705、EP−A405,016及びEP−A45
0,199に開示されており、従ってその記載事項は引
用することにより本明細書の内容となる。
【0021】柔軟性支持体は不透明又は透明の、例えば
紙支持体又は樹脂支持体であることができる。紙支持体
が用いられる場合、片側又は両側にアルファ−オレフィ
ンポリマーがコーティングされたものが好ましい。有機
樹脂支持体、例えばポリ(エチレン−テレフタレート)
フィルム又はポリ−アルファ−オレフィンフィルムを用
いることもできる。そのような有機樹脂フィルムの厚さ
は、0.07〜0.35mmに含まれるのが好ましい。
これらの有機樹脂支持体には、シリカ又は二酸化チタン
などの水に不溶性の粒子を含むことができる親水性接着
層がコーティングされているのが好ましい。
【0022】支持体の該親水性表面は、親水性金属性支
持体、例えばアルミニウム箔であるのが好ましい。
【0023】本発明に従って用いるための画像形成要素
のアルミニウム支持体は、純粋なアルミニウム又はその
アルミニウム含有率が少なくとも95%であるアルミニ
ウム合金から作ることができる。支持体の厚さは通常約
0.13〜約0.50mmの範囲である。
【0024】平版オフセット印刷のためのアルミニウム
又はアルミニウム合金箔の製造は、以下の段階を含む:
研磨、陽極酸化及び場合により箔のシーリング。
【0025】箔の研磨及び陽極酸化は、本発明に従って
高品質のプリントを製造することを可能にする平版印刷
版を得るために必要である。シーリングは必要ではない
が、さらに印刷結果を向上させることができる。アルミ
ニウム箔は0.2〜1.5μmのCLA値を有する粗
さ、0.4〜2.0μmの厚さの陽極酸化層を有し、重
炭酸塩水溶液で後処理されているのが好ましい。
【0026】本発明に従うと、先行技術において周知の
方法に従ってアルミニウム箔の粗面化を行うことができ
る。アルミニウム基質の表面を機械的、化学的又は電気
化学的研磨により、あるいはこれらの組み合わせにより
粗面化し、ハロゲン化銀乳剤層のアルミニウム支持体へ
の満足な接着性を得、乾版表面上に非−印刷領域を形成
する領域に優れた保水性を与えることができる。
【0027】電気化学的研磨法は、平版印刷版に用いら
れる場合に通常望ましい非常に微細で平均化された粒子
を有し、平均表面積が大きな均一な表面粗さを形成する
ことができるので好ましい。
【0028】粗面化の前に、主にアルミニウム箔の表面
から脂性物質を除去するために脱脂処理を行うのが好ま
しい。
【0029】従って、アルミニウム箔に界面活性剤及び
/又はアルカリ水溶液を用いて脱脂処理を施すことがで
きる。
【0030】粗面化の後に、酸を含む水溶液を用いた化
学的エッチング段階が続くのが好ましい。化学的エッチ
ングは、好ましくは少なくとも30℃、より好ましくは
少なくとも40℃、最も好ましくは少なくとも50℃で
行われる。
【0031】粗面化及び場合による化学的エッチングの
後に、アルミニウム箔は陽極酸化され、それは以下の通
りに行うことができる。
【0032】酸を含む溶液中に陽極として沈められた研
磨されたアルミニウム箔に電流を通す。0〜70℃の温
度範囲内で1〜70重量%の電解質濃度を用いることが
できる。1〜8g/m2 Al23・H2Oの陽極酸化フ
ィルム重量を得るために陽極電流密度は1〜50A/d
2で、及び電圧は1〜100Vの範囲内で変えること
ができる。陽極酸化されたアルミニウム箔は続いて10
〜80℃の温度範囲内で脱イオン水を用いて濯ぐことが
できる。
【0033】陽極酸化段階の後に、シーリングを陽極表
面に施すことができる。陽極酸化により形成される酸化
アルミニウムの孔のシーリングは、アルミニウム陽極酸
化の分野における熟練者に既知の方法である。この方法
は、例えば“Belgish−Nederlands
tijdschrift voor Oppervla
ktetechnieken van materia
len”,24stejaargang/januar
i 1980において、“Sealing−kwali
teit en sealing−controle
van geanodiseerd Aluminu
m”という標題の基に記載された。多孔性陽極酸化アル
ミニウム表面の種々のシーリングが存在する。
【0034】該シーリングは研磨され、陽極酸化された
アルミニウム支持体を重炭酸塩を含む水溶液で処理する
ことにより行うのが好ましく、これはEP−A 567
178に開示されており、従ってその記載事項は引用す
ることにより本明細書の内容となる。
【0035】上記の段階のそれぞれは濯ぎの段階により
隔てられ、特定の段階で用いられる液体が前段階の液体
で汚染されるのを避けるのが好ましい。
【0036】画像の尖鋭度を向上させるため、及びその
結果として最終的印刷コピーの尖鋭度を向上させるため
に、陽極酸化層を例えばJA−Pu−58−14,79
7に記載されているようなハレーション防止色素又は顔
料を用いて全体的に着色することができる。
【0037】上記の通りの支持体の親水性表面の製造に
続き、該親水性層に物理現像核を含む溶液を直後にコー
ティングすることができ、あるいは後の段階で該溶液を
コーティングすることができる。
【0038】受像層は0.1mg〜20mg/m2の範
囲の量で物理現像核を含むのが好ましい。物理現像核を
含む受像層は親水性結合剤を含まないことができるが、
該層の合計重量の最高80重量%の少量の親水性コロイ
ド、例えばポリビニルアルコールを含み、表面の親水性
を向上させるのが好ましい。
【0039】本発明に従って用いるために好ましい現像
核は重金属の硫化物、例えばアンチモン、ビスマス、カ
ドミウム、コバルト、鉛、ニッケル、パラジウム、白
金、銀及び亜鉛の硫化物である。本発明に関連して特に
適した現像核は硫化パラジウム核である。他の適した現
像核は塩類、例えばセレニド類、ポリセレニド類、ポリ
スルフィド類、メルカプタン類、及び錫(II)ハライ
ド類である。重金属、好ましくは銀、金、白金、パラジ
ウム及び水銀をコロイド形態で用いることができる。
【0040】画像の尖鋭度、及びその結果として最終的
印刷コピーの尖鋭度を向上させるために、親水性ベース
に色素又は顔料の非常に薄いハレーション防止コーティ
ングを設けることができ、それは該受像層が適用される
前又は後に適用することができる。やはり画像の尖鋭度
を向上させるために、受像層に少なくとも1種のハレー
ション防止色素又は顔料を挿入することができる。30
0〜900nmに含まれるいずれの所望の感光領域を有
するハロゲン化銀乳剤におけるハレーションも予防又は
軽減することができるように、通常の色素及び顔料を選
ぶことができる。
【0041】モノ−シートDTR材料を得るための本発
明の方法に従うと、上記の通りに製造され、受像層が設
けられたアルミニウム箔に、該受像層と水透過性関係に
ある感光層が設けられる。
【0042】互いに水透過性接触にある層とは、互いに
連続している層、あるいは水透過性層によってのみ互い
に隔てられている層である。水透過性層の性質は、それ
が水、又は水溶液に含まれる化合物、例えば現像薬又は
錯体化銀の拡散を実質的に阻害又は制限しないような性
質である。
【0043】本発明に従って用いられる感光層は、親水
性コロイド結合剤及び少なくとも1種のハロゲン化銀乳
剤を含むいずれの層であることもでき、ハロゲン化銀乳
剤の少なくとも1つが感光性である。
【0044】本発明に従って用いられる写真ハロゲン化
銀乳剤は、例えばP.Glafkidesにより“Ch
emie et Physique Photogra
phique”,Paul Montel,Paris
(1967)において、G.F.Duffinにより
“Photographic Emulsion Ch
emistry”,The Focal Press,
London(1966)において、及びV.L.Ze
likman et alにより“Makingand
Coating Photographic Emu
lsion”,The Focal Press,Lo
ndon(1966)において記載されている通り、種
々の方法に従って可溶性銀塩類及び可溶性ハライド類か
ら製造することができる。
【0045】本発明と関連して用いるためのハロゲン化
銀乳剤は0.1モル%〜40モル%の範囲内の臭化銀を
含む塩化臭化銀乳剤であり、それは最高2モル%のヨウ
化銀を含むことができる。臭化銀の量は1モル%〜30
モル%であるのが好ましい。5モル%以上の臭化銀を含
む乳剤は、実質的にすべての臭化物がコア中に濃縮され
ているという意味で当該技術分野における熟練者に周知
の種類のコア/シェル型に属するのが好ましい。このコ
アは沈澱するハロゲン化銀全体の10〜40%を含むの
が好ましく、シェルは沈澱する銀全体の60〜90%を
含むのが好ましい。この型の特に好ましいハロゲン化銀
乳剤はUS5,059,508に記載されている。
【0046】ハロゲン化銀粒子の平均粒径は0.10〜
0.70μmの範囲であることができ、0.25〜0.
45μmが好ましい。
【0047】沈澱段階の間に、イリジウム及び/又はロ
ジウム含有化合物又は両方の混合物を加えるのが好まし
い。添加されるこれらの化合物の濃度はAgNO3の1
モル当たり10-8〜10-3モル、好ましくはAgNO3
の1モル当たり10-7〜10-5モルの範囲である。
【0048】乳剤は化学熟成段階の間に、例えばアリル
イソチオシアナート、アリルチオウレア及びチオ硫酸ナ
トリウムなどの硫黄−含有化合物を加えることにより化
学的に増感することができる。還元剤、例えばBE−P
493,464及び568,687に記載されている
ような錫化合物、及びポリアミン類、例えばジエチレン
トリアミン又はアミノメタンスルホン酸の誘導体も化学
増感剤として用いることができる。他の適した化学増感
剤は貴金属及び貴金属化合物、例えば金、白金、パラジ
ウム、イリジウム、ルテニウム及びロジウムである。化
学増感のこの方法はR.KOSLOWSKY,Z.Wi
ss.Photogr.Photophys.Phot
ochem.46,65−72(1951)の文献に記
載されている。
【0049】それらの高い感光度のために好ましいネガ
−作用性(negative−working)ハロゲ
ン化銀乳剤とは別に、乳剤層にポジ銀画像を与え、受像
層上にネガ画像を与える直接陽画ハロゲン化銀乳剤も用
いることができる。
【0050】本発明に従って用いるための適した直接陽
画ハロゲン化銀乳剤は、あらかじめカブラされた、又は
主に内部潜像を形成するハロゲン化銀乳剤である。
【0051】DRE要素のハロゲン化銀乳剤は、それに
対してDTR要素が設計されている露光源の分光発光に
従って分光的に増感することができる。
【0052】可視分光領域のための適した増感色素類に
は、F.M.Hamerにより“The Cyanin
e Dyes and Related Compou
nds”,1964,John Wiley & So
nsにおいて記載されているようなメチン色素類が含ま
れる。この目的のために用いることができる色素類には
シアニン色素類、メロシアニン色素類、錯体シアニン色
素類、錯体メロシアニン色素類、等極性シアニン色素
類、ヘミシアニン色素類、スチリル色素類及びヘミオキ
ソノール色素類が含まれる。特に有用な色素類はシアニ
ン色素類、メロシアニン色素類、錯体メロシアニン色素
類に属するものである。
【0053】従来の光源、例えばタングステン光の場
合、緑増感色素が必要である。アルゴンイオンレーザー
による露光の場合、青増感色素が挿入される。赤光発光
源、例えばLED又はHeNeレーザーによる露光の場
合、赤増感色素が用いられる。半導体レーザーによる露
光の場合、近赤外に適した特殊な分光増感色素が必要で
ある。適した赤外増感色素は、中でもUS−P 2,0
95,854、2,095,856、2,955,93
9、3,482,978、3,552,974、3,5
73,921、3,582,344、3,623,88
1及び3,695,888に開示されている。
【0054】本発明と関連して好ましい青増感色素、緑
増感色素、赤増感色素及び赤外増感色素はEP−A 5
54,585に記載されている。
【0055】赤又は近赤外領域における感度の向上のた
めに、いわゆる超色増感剤を赤又は赤外増感色素類と組
み合わせて用いることができる。適した超色増感剤はR
esearch Disclosure Vol 28
9,May 1988,item 28952に記載さ
れている。分光増感剤は、水溶液、有機溶媒中の溶液又
は分散液の形態で写真乳剤に加えることができる。
【0056】ハロゲン化銀乳剤は通常の乳剤安定剤を含
むことができる。適した乳剤安定剤はアザインデン類、
好ましくはテトラ−もしくはペンタ−アザインデン類、
特にヒドロキシ又はアミノ基により置換されたものであ
る。この種の化合物はBIRRによりZ.Wiss.P
hotogr.Photophys.Photoche
m.47,2−27(1952)に記載されている。他
の適した乳剤安定剤は、中でもヘテロ環式メルカプト化
合物、特に置換又は非置換の1−フェニル−5−メルカ
プト−テトラゾール、特別にアミド基、−NR1−CO
−R2又は−NR1−SO2−R2により置換された1−フ
ェニル−5−メルカプト−テトラゾールであり、ここで
1は水素又はC1−C4アルキルを示し、R2はC1−C8
アルキル、アリール及びアルケニルから成る群より選ば
れる炭化水素基を示し、ここで該炭化水素基は−COO
M基又は−SO3M基により置換されており、Mは水
素、金属カチオン又はアンモニウム基である。
【0057】本発明と関連するハロゲン化銀乳剤層にお
ける結合剤として親水性コロイド、通常タンパク質、好
ましくはゼラチンを用いることができる。しかしゼラチ
ンを合成、半−合成又は天然ポリマー類により部分的に
又は完全に置換することができる。ハロゲン化銀乳剤層
は少なくとも1種のゼラチン種を含み、その36℃及び
pH6における10重量%水溶液は1000s-1の剪断
速度において20mPa.sより低い粘度を有し、最も
高い粘度のゼラチンと組み合わされているのが好まし
い。該低粘度ゼラチン対高粘度ゼラチンの重量比は>
0.5であるのが好ましい。
【0058】ゼラチン層は実質的に非硬膜であるのが好
ましい。実質的に非硬膜とは、下塗りされたポリエチレ
ンテレフタレートフィルムベース上にそのようなゼラチ
ン層を1.2g/m2の乾燥厚さでコーティングし、5
7℃及び35%の相対湿度で3日間乾燥し、30℃の水
に浸けた時に、該ゼラチン層の95重量%以上が5分以
内に溶解することを意味する。
【0059】ハロゲン化銀乳剤は、pH制御成分を含む
ことができる。少なくとも1層のゼラチン含有層がゼラ
チンの等電点以上のpH値でコーティングされ、該ゼラ
チン含有塗布層と、後文で言及する中間層の間の相互作
用を避けるのが好ましい。該中間層に連続するゼラチン
層をゼラチンの等電点以上のpH値でコーティングする
のがより好ましい。ゼラチン含有層のすべてをそれらの
ゼラチンの等電点以上のpH値でコーティングするのが
最も好ましい。カブリ防止剤、現像促進剤、湿潤剤及び
ゼラチンのための硬膜剤などの他の成分が存在すること
ができる。ハロゲン化銀乳剤層は、散乱光を吸収し、か
くして画像の尖鋭度を向上させる光−スクリーニング色
素を含むことができる。適した吸光色素は、中でもUS
−P 4,092,168、US−P 4,311,7
87及びDE−P 2,453,217に記載されてい
る。
【0060】本発明に従って用いるために適したハロゲ
ン化銀乳剤の組成、製造及びコーティングに関するさら
なる詳細は、例えばProduct Licensin
gIndex,Vol.92,December 19
71,publication 9232,p.107
−109に見いだすことができる。
【0061】画像形成要素は支持体の親水性表面上の受
像層と感光層(パケット)の間に中間層も含み、受像形
成要素の処理により該層(パケット)を除去し、それに
より受像層に形成れさる銀画像を露出するのを容易にす
るのが好ましい。
【0062】1つの実施態様の場合、中間層は0.01
〜2.0g/m2の比率でコーティングされ、少なくと
も1種の非−タンパク質性親水性フィルム−形成ポリマ
ー、例えばポリビニルアルコールを含み、場合によりE
P−A−410500に開示されているハレーション防
止色素又は顔料を含んでいることができる水−膨潤性中
間層である。
【0063】他の実施態様の場合、中間層は平均直径が
0.2μm以上であり、少なくとも1種のエチレン性不
飽和モノマーの重合により製造された疎水性ポリマービ
ーズを含む層である。乾燥条件下における該中間層は該
疎水性ポリマービーズをその合計重量の最高80%の量
で含むのが好ましい。さらなる詳細はEP−A−483
415に開示されている。
【0064】該ハロゲン化銀乳剤含有層と、該水−膨潤
性中間層又は疎水性ポリマービーズを含む該中間層の間
に存在することができる補足的中間層に、中でもハレー
ション防止色素又は顔料、現像薬、ハロゲン化銀溶剤、
塩基前駆体及び腐食防止物質などの1つ又はそれ以上の
成分を挿入することができる。
【0065】感光層を含む層パケットを受像層の上に積
層することにより画像形成要素が製造される場合、中間
層は感光層の上に設けられ、水−膨潤性中間層又は平均
直径が0.02μm以上であり、少なくとも1種のエチ
レン性不飽和モノマーの重合により製造された疎水性ポ
リマービーズを含む中間層が上層となる。
【0066】本発明に従うと、画像形成要素はその特定
の用途に従う装置において情報通りに露光されることが
できる。感光性ハロゲン化銀乳剤の露光のために広い選
択肢のカメラが市場に存在する。水平、垂直及び暗室型
カメラ、ならびに接触−露光装置を、いずれの特定の種
類のリプログラフィー作業にも合うように利用すること
ができる。本発明の画像形成要素は、中でもレーザー記
録計及び陰極線管を用いて露光することもできる。
【0067】本発明に従うと、該感光層に銀画像を形成
し、非還元ハロゲン化銀又は形成されるその錯体を感光
層から該受像層に画像通りに拡散させ、そこに銀画像を
与えるための、情報通りに露光された画像形成要素の現
像及び拡散転写は、現像薬及びハロゲン化銀溶剤の存在
下でアルカリ溶液を用いて行われる。現像薬及び/又は
ハロゲン化銀溶剤はアルカリ水溶液及び/又は画像形成
要素に挿入することができる。
【0068】アルカリ溶液中のハロゲン化銀溶剤は0.
05重量%〜5重量%の量で用いるのが好ましく、0.
5重量%〜2重量%がより好ましい。ハロゲン化銀のた
めの錯体化剤として働くハロゲン化銀溶剤は、水溶性チ
オ硫酸塩又はチオシアナート、例えばチオ硫酸ナトリウ
ム、カリウム又はアンモニウム及びナトリウム、カリウ
ム又はアンモニウムチオシアナートであるのが好まし
い。
【0069】本発明と関連して用いることができるさら
に別のハロゲン化銀溶剤は、例えば亜硫酸塩、アミン
類、2−メルカプト安息香酸、環状イミド化合物、例え
ばウラシル、5,5−ジアルキルヒダントイン類、アル
キルスルホン類及びオキサゾリドン類である。
【0070】本発明と関連して用いるためのさらに別の
ハロゲン化銀溶剤はアルカノールアミン類である。本発
明と関連して用いることができるアルカノールアミン類
の例は次式:
【0071】
【化1】
【0072】[式中、X及びX’は独立して水素、ヒド
ロキシル基又はアミノ基を示し、l及びmは0又は1も
しくはそれ以上の整数を示し、nは1もしくはそれ以上
の整数を示す]に対応する。該アルカノールアミン類
は、好ましくは0.1重量%〜5重量%の濃度でアルカ
リ処理液中に存在することができる。しかしアルカノー
ルアミンの一部又は全部が画像形成要素の1層又はそれ
以上の層に存在することができる。
【0073】本発明と関連して用いるためのさらに別の
好ましいハロゲン化銀溶剤はチオエーテル類である。用
いるのが好ましいチオエーテル類は以下の一般式: Z−(R1−S)t−R2−S−R3−Y [式中、Z及びYはそれぞれ独立して水素、アルキル
基、アミノ基、アンモニウム基、ヒドロキシル、スルホ
基、カルボキシル、アミノカルボニル又はアミノスルホ
ニルを示し、R1、R2及びR3はそれぞれ独立して、置
換されていることができ、場合により酸素架橋を含むこ
とができるアルキレンを示し、tは0〜10の整数を示
す]に対応する。上記の式に対応するチオエーテル化合
物の例は、例えばUS−P−4.960.683及びE
P−A 554,585に開示されている。
【0074】さらに別の適したハロゲン化銀溶剤は1,
2,4−トリアゾリウム−3−チオレート類、好ましく
は少なくとも3つのフッ素原子を含むC1−C8アルキル
基、C4−C10炭化水素基、ならびに少なくとも3つの
フッ素原子を含むC1−C8アルキル基及び/又はC4
10炭化水素基により置換された4−アミノ基から成る
群より選ばれる少なくとも1つの置換基で置換された
1,2,4−トリアゾリウム−3−チオレート類であ
る。
【0075】種々のハロゲン化銀溶剤の組み合わせを用
いることができ、少なくとも1つのハロゲン化銀溶剤を
画像形成要素の適した層に挿入し、少なくとも1つの他
のハロゲン化銀溶剤を現像溶液に加えることもできる。
【0076】アルカリ処理液は現像薬も含むことができ
る。この場合、アルカリ処理液は現像液と呼ばれる。他
方、現像薬のいくらか又は全部が写真材料又は画像形成
要素の1層又はそれ以上の層に存在することができる。
現像薬の全部が画像形成要素に含まれる場合、アルカリ
処理液はアクチベーター又は活性化液と呼ばれる。
【0077】本発明に従って用いるためのハロゲン化銀
現像薬はp−ジヒドロキシベンゼン型のもの、例えばヒ
ドロキノン、メチルヒドロキノン又はクロロヒドロキノ
ンが好ましく、1−フェニル−3−ピラゾリジノン−型
現像薬及び/又はp−モノメチルアミノフェノールであ
る補助現像薬と組み合わされているのが好ましい。特に
有用な補助現像薬は1−フェニル−3−ピラゾリジノン
類である。1−フェニル−3−ピラゾリジノン類の少な
くとも一部がアルカリ溶液中に存在するのが好ましい。
しかし他の現像薬を用いることができる。
【0078】ヒドロキノン−型現像薬の好ましい量は、
1リットル当たり0.05モル〜0.40モルの範囲で
あり、第2現像薬の好ましい量は1リットル当たり1.
8x10-3〜2.0x10-1モルの範囲である。
【0079】本発明に従うアルカリ溶液はさらに亜硫酸
塩、例えば亜硫酸ナトリウムを1リットル当たり40g
〜180g、好ましくは1リットル当たり60〜160
gの範囲の量で、他のハロゲン化銀溶剤と組み合わせて
含むことができる。
【0080】現像薬、ハロゲン化銀溶剤及び亜硫酸塩に
関して示されている量の範囲は、これらの化合物がアル
カリ水溶液の一部を形成している場合でも、又はそれら
を含む層にアルカリ溶液を適用した時に層から溶解した
場合でも、DTR−処理の間にアルカリ溶液に溶解物と
して存在するこれらの化合物の量に適用される。
【0081】本発明に従って用いるのに適したアルカリ
溶液は、好ましくは少なくとも0.3g/lの量で、よ
り好ましくは少なくとも0.6g/lの量でアルミニウ
ムイオンを含み、乳剤がアルカリ水溶液で膨潤した場合
に輸送ローラーに乳剤層が粘着するのを防ぐのが好まし
い。
【0082】アルカリ処理液のpHは9〜14であるの
が好ましく、10〜13であるのがより好ましいが、現
像されるべきハロゲン化銀乳剤材料の型、意図される現
像時間及び処理温度に依存する。
【0083】温度及び時間などの処理条件は、処理され
るべき材料の機械的強度が悪影響を受けず、分解が起こ
らなければ、広い範囲内で変えることができる。
【0084】アルカリ処理液のpHは、有機又は無機ア
ルカリ性物質又はそれらの組み合わせにより確立するこ
とができる。適した無機アルカリ性物質は、例えばナト
リウム及びカリウムの水酸化物、リン酸及び/又はケイ
酸のアルカリ金属塩類、例えばリン酸三ナトリウム、オ
ルトシリケート類、メタシリケート類、ナトリウム又は
カリウムのヒドロジシリケート類、ならびに炭酸ナトリ
ウムなどである。適した有機アルカリ性物質は、例えば
アルカノールアミン類である。後者の場合、アルカノー
ルアミン類はpHを与えるか、又はそれを助け、ハロゲ
ン化銀錯体化剤として働く。
【0085】アルカリ水溶液はさらに、受像層で得られ
る銀画像の疎水性を向上させるための疎水化剤を含むこ
とができる。一般にこれらの化合物はメルカプト基又は
チオレート基、及び1つ又はそれ以上の疎水性置換基を
含む。特に好ましい疎水化剤はDE−A 1,228,
927及びUS−P 4,563,410に記載されて
いるようなメルカプト−1,3,4−チアジアゾール
類、2−メルカプト−5−ヘプチル−オキサ−3,4−
ジアゾール、3−メルカプト−5−アルキル−1,2,
4−トリアゾール類ならびに長鎖(少なくとも5炭素原
子)アルキル置換メルカプトテトラゾール類である。疎
水化剤は単独で、又は互いに組み合わせて用いることが
できる。
【0086】これらの疎水化化合物は、好ましくは1リ
ットル当たり0.1〜3gの量で、及び好ましくは1−
フェニル−5−メルカプトテトラゾールと混合してアル
カリ水溶液に加えることができ、後者の化合物は例えば
1リットルの溶液当たり50mg〜1.2gの量で用い
ることができ、溶液は該化合物の溶解を促進するための
少量のエタノールを含むことができる。
【0087】アルカリ水溶液は、例えば酸化防腐剤、カ
ルシウム−封鎖化合物、スラッジ−防止剤、及び潜在硬
膜剤を含む硬膜剤などの他の成分を含むことができる。
【0088】既知の方法に従うアルカリ水溶液の再生は
もちろん、溶液が現像薬及び/又はハロゲン化銀溶剤を
挿入されていてもいなくても、可能である。
【0089】現像は−多くの場合必要でないが−いわゆ
る安定化液を用いて停止することができ、それは実際
は、好ましくは5〜7の範囲のpHを有する酸性停止浴
である。
【0090】オルトリン酸二水素ナトリウム及びオルト
リン酸水素二ナトリウムの混合物を含み、該範囲内のp
Hを有する緩衝停止浴組成物が好ましい。
【0091】現像及び拡散転写は種々の方法で、例えば
ローラーでこすることにより、吸収手段、例えば綿又は
スポンジの栓を用いて拭うことにより、あるいは処理さ
れるべき材料を液体組成物に浸けることにより開始する
ことができる。それは自動的に運転される装置で進行す
るのが好ましい。それは通常18℃〜30℃の範囲の温
度で、及び5秒〜5分の時間で行われる。
【0092】支持体の親水性表面上の銀画像の形成の
後、まだベース上に存在する過剰のアルカリ水溶液を、
好ましくは例えば箔を1対の絞りローラーに導くことに
より除去することができる。
【0093】続いて、かくして物理現像核の層に得られ
る銀画像を、画像形成要素を処理して物理現像核を含む
層の上の層をすべて除去し、それにより親水性支持体の
画像形成表面を露出することにより、露出する。
【0094】本発明の特に好ましい実施態様に従うと、
物理現像核の層の銀画像は、物理現像核を含む層の上の
すべての層を濯ぎ水で洗浄することにより露出される。
【0095】濯ぎ水の温度は広く変えることができる
が、30℃〜50℃が好ましく、35℃〜45℃がより
好ましい。
【0096】支持体の親水性表面の画像形成表面に、非
−銀画像部分の親水性及び銀画像の親油性を増すための
化学的処理を施すことができる。
【0097】この化学的後処理は、銀画像のインク−受
容性及び/又はラッカー−受容性を向上させる少なくと
も1つの化合物、ならびに親水性表面のインク−反発性
を向上させる少なくとも1つの化合物を含む、多くの場
合仕上げ液と呼ばれる平版印刷組成物を用いて行われる
のが好ましい。
【0098】仕上げ液のための適した成分は、例えば前
記でアルカリ水溶液に関して言及された疎水化化合物の
ようなメルカプト基を含む有機化合物である。好ましい
化合物は次式の1つ:
【0099】
【化2】
【0100】[式中、R5は水素又はアシル基を示し、
4はアルキル、アリール又はアラルキルを示す]に対
応する。用いるのが最も好ましい化合物は、R4が炭素
数が3〜16のアルキルを示す上記の式の1つに従う化
合物である。該疎水化剤は、好ましくは0.1g/l〜
10g/lの合計濃度、より好ましくは0.3g/l〜
3g/lの合計濃度で仕上げ液中に含まれる。
【0101】親水性表面領域の親油性インク−反発性を
向上させる添加剤は、例えば炭水化物、例えばアラビア
ゴムなどの酸性多糖類、カルボキシメチルセルロース、
アルギン酸ナトリウム、アルギン酸のプロピレングリコ
ールエステル、ヒドロキシエチル澱粉、デキストリン、
ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルピロリドン、
ポリスチレンスルホン酸、エチレンオキシド及び/又は
プロピレンオキシドと水又はアルコールの反応生成物で
あるポリグリコール類、ならびにポリビニルアルコール
である。場合により吸湿性物質、例えばソルビトール、
グリセロール、グリセロールのトリ(ヒドロキシエチ
ル)エステル及びロート油を加えることができる。
【0102】さらに界面活性化合物も仕上げ液に加える
ことが好ましい。その濃度は、乾版が仕上げられる時に
仕上げ液が過度の発泡を示さなければ、広い範囲内で変
えることができる。好ましい界面活性化合物はアニオン
性又は非イオン性界面活性化合物である。
【0103】US−A−4,563,410に開示され
ている通り、適した仕上げ液は分子量が4,000のポ
リエチレンオキシドの溶液におけるメルカプトトリアゾ
ールの溶液を含む組成物である。さらに適した仕上げ液
は中でもUS−A 4,062,682に記載されてい
る。
【0104】仕上げ液を用いる処理が開始される時点に
おいて、銀パターンを有する表面は乾燥又は湿潤状態で
あることができる。一般に仕上げ液を用いる処理は長時
間かからず、通常約30秒より長くなく、処理及び露出
段階の直後に、好ましくは30℃〜60℃の範囲の仕上
げ液の温度において行うことができる。
【0105】仕上げ液は種々の方法で、例えばローラー
を用いてこすることにより、吸収手段、例えば綿又はス
ポンジの栓で拭うことにより、あるいは処理されるべき
材料を仕上げ液中に浸すことにより適用することができ
る。印刷版の画像−疎水化段階も、仕上げ液が満たされ
た狭い溝を有する装置を通して印刷版を導き、溝の末端
において印刷版を過剰の液体を除去する絞りローラーの
間に運ぶことにより自動的に進行させることができる。
【0106】銀画像を有する支持体の親水性表面が仕上
げ液で処理されたらすぐに、それは印刷版として用いら
れる用意ができている。
【0107】以下の実施例は本発明を例示するものであ
るが、本発明をそれに制限するものではない。他に指示
がなければすべての部、パーセンテージ及び比率は重量
による。
【0108】
【実施例】 実施例1 厚さが0.30mmのアルミニウム箔(AA1050)
を、10%のリン酸を含む水溶液に箔を浸けることによ
り脱脂し、続いて2g/lの水酸化ナトリウムを含む水
溶液中でエッチングした。次いで4g/lの塩酸及び4
g/lの硼酸を含む水溶液中で、35℃の温度において
交流を用いて箔を電気化学的に研磨し、0.6μmの平
均中心線粗さRaを有する表面トポロジーを形成した。
次いで30%の量産を含む水溶液を用い、60℃におい
て120秒間アルミニウム版の汚れを除去した。続いて
200g/lの硫酸を含む水溶液中で、45℃の温度、
約10Vの電圧及び150A/m2の電流密度において
約300秒間、箔に陽極酸化を施し、3.00g/m2
のAl23の陽極酸化フィルムを形成し、次いで脱イオ
ン水で洗浄し、20g/lの重炭酸ナトリウムを含む溶
液を用いて40℃において30秒間後処理し、続いて2
0℃の脱イオン水を用いて120秒間濯ぎ、最後に乾燥
した。
【0109】研磨され、陽極酸化され、後処理されたア
ルミニウム支持体に、1.1mg/m2のPdSを物理
現像核として含む銀−受容性層をコーティングすること
により画像形成要素Iを得た。
【0110】次いで水性組成物から乾燥銀−受容性層上
に、得られる乾燥層がm2当たり0.5gの重量のポリ
メチルメタクリレートビーズを有するように、中間層を
設け、該組成物は: 1.0μmの平均直径を有するポリメチルメタクリレートビーズの 等量の水及びエタノールの混合物中の20%分散液 50ml Helioechtpapierrot BL (Bayer AG,D−5090 Leverkusen, West−Germanyにより販売されている 色素の商標) 2.5g サポニン 2.5g オレイルメチルタウリン酸ナトリウム 1.25g 脱イオン水 300ml (pH値:5.6) を含んだ。
【0111】最後に、AgXの1モル当たり2.2ミリ
モルの1−(3−(2−スルホベンズアミド))フェニ
ル−5−メルカプト−テトラゾールを含む実質的非硬膜
感光性ネガ−作用カドミウム非含有ゼラチン塩化臭化ヨ
ウ化銀乳剤層(97.98/2/0.02モル%)を中
間層上にコーティングし、ハロゲン化銀はm2当たり
2.40gの硝酸銀に相当する量で設けられ、乳剤層の
ゼラチン含有率は1.58g/m2であり、21mP
a.sの粘度を有する0.7g/m2のゼラチン及び1
4mPa.sの粘度を有する残りのゼラチンを含んだ。
【0112】画像形成要素II〜VIIは、感光性乳剤
層に1−フェニル−4−メチル−3−ピラゾリドンが表
1に示される量で加えられること以外は画像形成要素I
と同じ方法で得た。
【0113】画像形成要素を試験標的と接触させて置
き、製版用カメラにおいてそれを通して露光した。次の
段階で各画像形成要素を以下の成分を有する新しく作ら
れた現像液に24℃で10秒間浸けた: カルボキシメチルセルロース 4g 水酸化ナトリウム 22.5g 無水亜硫酸ナトリウム 120g ヒドロキノン 20g 1−フェニル−4−メチル−3−ピラゾリジノン 6g 臭化カリウム 0.75g 無水チオ硫酸ナトリウム 8g エチレンジアミン四酢酸4ナトリウム塩 2g 脱イオン水 1000mlとする量 pH(24℃)=13 開始された拡散転写を20秒間続けさせ、受像層に銀画
像を形成させた。
【0114】現像されたハロゲン化銀乳剤層及び中間層
をアルミニウム箔から除去するために、現像されたモノ
シートDTR材料をLP82(Agfa−Gevaer
t,Belgiumにより販売されるプロセッサーの商
品名)において40℃で噴射水を用いて5秒間濯いだ。
【0115】センシトメトリーの結果を表1に示す。
【0116】
【表1】
【0117】a)硝酸銀の相当量として表される1gの
ハロゲン化銀当たりのmgにおける1−フェニル−4−
メチル−3−ピラゾリドンに関する濃度。
【0118】b)Sens:(Dmax+Dmin)/
2の点で測定される感度より高い数字はより高い感度を
意味する。
【0119】c)Sens.Stor.:57℃及び3
4%の相対湿度における5日間の保存の後の感度 d)コーティング層は、乳剤の凝固のためにこれ以上コ
ーティングできなかった。
【0120】1−フェニル−4−メチル−3−ピラゾリ
ドンを含む新しく作られる画像形成材料II〜VI(本
発明の画像形成要素)は実際に、1−フェニル−4−メ
チル−3−ピラゾリドンを含まない画像形成要素(比較
要素)よりわずかに低い感度を有するが、これらの画像
形成要素は保存すると、中から極微の感度の損失しか示
さず、画像形成要素Iは保存すると、認識し得る感度の
損失を示すことが明らかである。
【0121】実施例II 感光性乳剤層に1−フェニル−4−ヒドロキシメチル−
4−メチル−3−ピラゾリドンを表2に示される量で加
える以外は画像形成要素Iと同じ方法で画像形成要素V
III〜XIIを製造し、露光し、処理した。
【0122】センシトメトリーの結果を表2に示す。
【0123】
【表2】
【0124】a)硝酸銀の相当量として表される1gの
ハロゲン化銀当たりのmgにおける1−フェニル−4−
ヒドロキシメチル−−4−メチル−3−ピラゾリドンに
関する濃度。
【0125】b)Sens:(Dmax+Dmin)/
2の点で測定される感度より高い数字はより高い感度を
意味する。
【0126】c)Sens.Stor.:57℃及び3
4%の相対湿度における5日間の保存の後の感度 d)現像ハロゲン化銀乳剤層及び中間層の除去は(非常
に)困難になる。
【0127】e)現像ハロゲン化銀乳剤層及び中間層の
除去はもはや不可能である。
【0128】1−フェニル−4−ヒドロキシメチル−4
−メチル−3−ピラゾリドンを含む新しく作られる画像
形成材料VIII〜XI(本発明の画像形成要素)は実
際に、1−フェニル−4−ヒドロキシメチル−4−メチ
ル−3−ピラゾリドンを含まない画像形成要素(比較要
素)より微から中程度に低い感度を有するが、これらの
画像形成要素は保存すると、極微から無の感度の損失し
か示さず、画像形成要素Iは保存すると、認識し得る感
度の損失を示すことが明らかである。
【0129】しかし1−フェニル−4−ヒドロキシメチ
ル−4−メチル−3−ピラゾリドンの濃度が増加する
と、現像ハロゲン化銀乳剤層及び中間層の除去は(非常
に)困難になり、最後に不可能になる。
【0130】本発明の主たる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0131】1.支持体の親水性表面上に(i)物理現
像核を含む受像層及び(ii)該受像層と水透過性関係
にあるハロゲン化銀乳剤を含む感光層を示されている順
序で含み、該感光層が置換又は非置換の1−フェニル−
3−ピラゾリドンを硝酸銀の相当量(equivalent amoun
t)として表してハロゲン化銀1g当たり0.2mg〜
15mgの量で含むことを特徴とする画像形成要素。
【0132】2.該1−フェニル−3−ピラゾリドンが
4位において置換された1−フェニル−3−ピラゾリド
ンである上記1項に記載の画像形成要素。
【0133】3.該1−フェニル−3−ピラゾリドンが
1−フェニル−4−メチル−3−ピラゾリドンである上
記1項に記載の画像形成要素。
【0134】4.該置換又は非置換の1−フェニル−3
−ピラゾリドンが硝酸銀の相当量として表してハロゲン
化銀1g当たり0.4mg〜12mgの量で用いられる
上記1〜3項のいずれかに記載の画像形成要素。
【0135】5.該置換又は非置換の1−フェニル−3
−ピラゾリドンが硝酸銀の相当量として表してハロゲン
化銀1g当たり1mg〜12mgの量で用いられる上記
4項に記載の画像形成要素。
【0136】6.該感光層がアミド基、−NR1−CO
−R2又は−NR1−SO2−R2により置換された1−フ
ェニル−5−メルカプト−テトラゾール類を含み、ここ
でR1は水素又はC1−C4アルキルを示し、R2はC1
8アルキル、アリール及びアルケニルから成る群より
選ばれる炭化水素基を示し、ここで該炭化水素基は−C
OOM基又は−SO3M基により置換されており、Mは
水素、金属カチオン又はアンモニウム基を示す上記1〜
5項のいずれかに記載の画像形成要素。
【0137】7.(a)上記1〜6項のいずれかに記載
の画像形成要素を画像通りに露光し、(b)現像薬及び
ハロゲン化銀溶剤の存在下で画像形成要素にアルカリ水
溶液を適用し、(c)画像形成要素を処理して該受像層
の上の(top)層を除去し、それにより該受像層に形成
された該銀画像を露出させる段階を含む銀塩拡散転写法
に従ってオフセット印刷版を製造するための方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリク・ヘス ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内 (72)発明者 ジユールズ・ベレンゼン ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内 (72)発明者 リク・バンデンブルウエネ ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体の親水性表面上に(i)物理現像
    核を含む受像層及び(ii)該受像層と水透過性関係に
    あるハロゲン化銀乳剤を含む感光層を示されている順序
    で含み、該感光層が置換又は非置換の1−フェニル−3
    −ピラゾリドンを硝酸銀の相当量として表してハロゲン
    化銀1g当たり0.2mg〜15mgの量で含むことを
    特徴とする画像形成要素。
  2. 【請求項2】 (a)請求項1に記載の画像形成要素を
    画像通りに露光し、 (b)現像薬及びハロゲン化銀溶剤の存在下で画像形成
    要素にアルカリ溶液を適用し、 (c)画像形成要素を処理して該受像層の上の層を除去
    し、それにより該受像層に形成された該銀画像を露出さ
    せる段階を含む銀塩拡散転写法に従ってオフセット印刷
    版を製造するための方法。
JP8156301A 1995-06-01 1996-05-29 銀塩拡散転写法に従つて印刷版を製造するための画像形成要素の保存安定性の改良 Expired - Fee Related JP2905145B2 (ja)

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