JPH0957035A - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

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Publication number
JPH0957035A
JPH0957035A JP21836295A JP21836295A JPH0957035A JP H0957035 A JPH0957035 A JP H0957035A JP 21836295 A JP21836295 A JP 21836295A JP 21836295 A JP21836295 A JP 21836295A JP H0957035 A JPH0957035 A JP H0957035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
acoustic
dust collector
cleaning device
sound wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21836295A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshichika Sato
良親 佐藤
Kiyoshi Ogata
清志 緒方
Akio Yasukawa
明生 安川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Publication of JPH0957035A publication Critical patent/JPH0957035A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボイラチューブ、集塵機等の洗浄装置とし
て、設備コストを削減し、さらに、クリーニング箇所を
適宜選べ、洗浄効果を高めることができるクリーニング
装置の提供。 【解決手段】 ボイラチューブ、集塵機等に付着した塵
等を除去するための洗浄に、音響発信器を利用したクリ
ーニング装置であって、音響発信器1と、該音響発信器
1と一端で連結し、他端側に複数の分岐部9を有し、該
分岐部9の終端を開口部とした音波伝達管8とからなる
ことを特徴とするクリーニング装置であり、また、前記
音波伝達管8には、分岐9の始端部にダンパー10を配
設している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボイラチューブ、
集塵機等の洗浄技術に関し、特に音波を利用した洗浄技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】ボイラチューブ、集塵機などの効率を維
持確保するために、チューブ表面、集塵板表面、フィル
ター等に付着した灰、塵等の付着物を洗浄する必要があ
る。ボイラチューブに付着するすすや灰塵は、蒸気、空
気の噴射あるいは水を利用して吹払うことが行われてい
る。しかし、吹払うための特別な設備や多量の蒸気、空
気を必要とするため、経済的でない。
【0003】また、チューブなどの金属材の洗浄方法と
しては、酸等の洗浄液に接触させ、さらに超音波を照射
して洗浄効果を高めることが特開平2−77589号公
報に示されている。また、特開昭49−8872号公報
には、超音波を利用した洗浄が、具体的には、ベンチュ
リースクラバーをガス処理装置として利用したときに発
生して噴霧ノズルに付着するスケールを、噴霧ノズルに
超音波を印加して洗浄し、噴霧ノズルの閉塞を防止する
提案がある。さらに、特開平2−307587号公報に
は、酸洗廃液をマイクロフィルターを通過させて、ろ過
する際に、マイクロフィルターに超音波振動を与え、マ
イクロフィルターのろ過能力を維持確保する提案があ
る。しかしながら、超音波による洗浄は、超音波発振器
と振動子とともに、振動を伝える媒体が必ず必要とな
り、空気中ではエネルギーの伝達が小さく効率が悪い、
又常温近傍しか利用できないなどの問題点があった。
【0004】従来、集塵機として広く実用化されている
バグフィルターは、袋状濾布面に捕集された粉じんを払
い落とすことにより、目詰まりをなくし、運転を行って
いる。払い落とし方法は、従来から、多くの方法が考え
られきたが、例えば、バグを機械的に振動する、あるい
は、ろ過方向と逆方向に気流を送り、バグを圧潰させ、
払い落とす方法がある。しかし、払い落としとろ過を交
互に行うため、バグ室を多く設置する必要があること、
払い落とし効率が必ずしも十分ではないこと、などの問
題点があった。また、電気集塵機では、集塵板に付着し
た塵は、ハンマー等で機械的に落としている。しかし、
払い落とし効率が必ずしも十分ではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した問
題点を有利に解決し、ボイラチューブ、集塵機等に有利
に適用できる洗浄装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、灰、塵等
の付着物を除去するための洗浄に、音響発信器を利用す
ることを考えた。しかし、音波は、伝達媒体中で減衰す
るため、洗浄を必要とする箇所が遠方である場合は、音
波のエネルギーが到達せず、洗浄効果を発揮できない。
そのため、洗浄を必要とする箇所すべてに音響発信器を
設置する必要があった(図6,図7参照、図6はバグフ
ィルターに音響発信器を設置した例で、図7はボイラチ
ューブに音響発信器を設置した例である)。本発明者ら
は、音波の伝達方法を鋭意検討した結果、音響発信器か
ら発生した音波を、音波伝達管で遠方に伝達することが
できることに思い至り、本発明を構成した。すなわち、
本発明は、ボイラチューブ、集塵機等のクリーニング装
置であって、音響発信器と、該音響発信器と一端で連結
し、他端側に複数の分岐部を有し、該分岐部の終端は開
口部となる、音波伝達管とからなることを特徴とするク
リーニング装置であり、また、前記音波伝達管が、分岐
部の始端部にダンパーを配設した音波伝達管であるクリ
ーニング装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のクリーニング装置は、集
塵機やボイラチューブに付着した灰塵等の洗浄に用いら
れる。本発明の1つの実施例としてバグフィルター式集
塵機に適用した例を図1に示す。本発明では、音波の発
生に、音響発信器1を使用する。音響発信器1は、図2
に例示するように、ダイヤフラムハウジング3内に空気
供給口4から圧搾空気を取り込む空気式で音波を発生さ
せるものが適切である。さらに、発生させた音波に方向
性をもたせるためホーン2を有した形状が望ましい。集
塵機等のフィルターの洗浄に用いる際には、発生させる
音波の周波数は、10から300Hzが好適である。し
かし、周波数は、目的に応じ決定すればよい。音圧レベ
ルは、70から200デシベル程度が好適である。ま
た、この音響発信器は、耐熱型であれば使用場所が限定
されなくて好都合である。
【0008】上記した音響発信器1は、取付フランジ5
を介して、図3に示すように音波伝達管8の一端に配設
される。この管は、長さ(L)に比して、太さ(D)が
比較的細い管が好ましく、L/Dは3から300が好適
である。このような管では、管の中の空気の振動は棒の
中の縦波と似ている。管の中では、音波は管の長さの方
向にしか進行しないから空気粒子の変位も管の長さ方向
であり、管の太さが余り太くなければ、その変位も管の
断面上ではどこも皆同一の値とみなせるため、音波は球
面波的な拡散減衰せずに自由に伝播しうるのである。
【0009】この音波伝達管の他端は、複数の分岐部9
を設ける。この分岐部の先端11は、開口されている。
開口箇所は、クリーニングしたい箇所に一致させればよ
い。これにより、クリーニングしたい箇所を、音波でク
リーニングできる。また、分岐部の始端部にダンパー1
0を配設してもよい。ダンパーを切り換えることによ
り、特定の場所のみクリーニングすることもできる。
【0010】また、図4(a)に示すようなバグフィル
ター式集塵機6では、本発明を適用するに当たっては、
逆洗ダクト13が各バグ室7につながっているため、図
4(b)に示すように逆洗ダクト13を音声伝達管とし
て使用することもできる。これによれば、音響発信器1
が1台で、全てのバグ室7に音波を伝達でき、洗浄効果
が向上する。 なお、図中で12はインレットダクト
を、14は逆洗ファンを示す。
【0011】さらに、本発明の1つの実施例としてボイ
ラチューブの洗浄に適用した例を図5に示す。洗浄が必
要な箇所に、開口部を有する音声伝達管を設置する。こ
の場合の音声伝達管は、図3に示すような形状でも良
い。1台の音響発信器から発生させられた音波は、分岐
部をとおり目的の複数の箇所に到達する。洗浄が必要な
特定箇所にのみ音波を伝達するために、ダンパーを作動
させてもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、ボイラチューブ、集塵
機等の洗浄装置として、設備コストを削減し、さらに、
クリーニング箇所を適宜選べ、洗浄効果を高めることが
できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクリーニング装置の1実施例を示す図
である。
【図2】音響発信器の1例を示す図である。
【図3】音声伝達管の1実施例を示す図である。
【図4】(a)はバグフィルター式集塵機のダクトの配
置図、(b)はバグフィルター式集塵機の逆洗ダクトの
配置を示す断面図である。
【図5】ボイラチューブに適用した本発明のクリーニン
グ装置の1実施例を示す。
【図6】バグフィルター式集塵機に多数の音響発信器を
取り付けた従来例を示す。
【図7】ボイラチューブに多数の音響発信器を取り付け
た従来例を示す。
【符号の説明】
1 音響発信器 2 ホーン 3 ダイヤフラムハウジング 4 空気供給口 5 取付フランジ 6 バグフィルター式集塵機 7 バグ室 8 音声伝達管 9 分岐部 10 ダンパー 11 開口部 12 インレットダクト 13 逆洗ダクト 14 逆洗ファン 15 ボイラチューブ 16 給水ポンプ 17 蒸気ドラム 18 ボイラ 19 過熱器 20 節炭器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラチューブ、集塵機等のクリーニン
    グ装置であって、音響発信器と、該音響発信器と一端で
    連結し、他端側に複数の分岐部を有し、該分岐部の終端
    は開口部となる、音波伝達管とからなることを特徴とす
    るクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 前記音波伝達管が、分岐部の始端部にダ
    ンパーを配設した音波伝達管である請求項1記載のクリ
    ーニング装置。
JP21836295A 1995-08-28 1995-08-28 クリーニング装置 Pending JPH0957035A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21836295A JPH0957035A (ja) 1995-08-28 1995-08-28 クリーニング装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP21836295A JPH0957035A (ja) 1995-08-28 1995-08-28 クリーニング装置

Publications (1)

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JPH0957035A true JPH0957035A (ja) 1997-03-04

Family

ID=16718705

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JP21836295A Pending JPH0957035A (ja) 1995-08-28 1995-08-28 クリーニング装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003536010A (ja) * 2000-06-09 2003-12-02 ボルボ ラストヴァグナル アクチボラゲット 音波発生器を用いたフィルタの再生
JP2010142683A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 脱硝装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003536010A (ja) * 2000-06-09 2003-12-02 ボルボ ラストヴァグナル アクチボラゲット 音波発生器を用いたフィルタの再生
JP4827366B2 (ja) * 2000-06-09 2011-11-30 ボルボ ラストヴァグナル アクチボラゲット 音波発生器を用いたフィルタの再生
JP2010142683A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 脱硝装置

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