JPH0956770A - サウナ室用芳香発生及び加湿装置並びにこれを備えたサウナ浴装置 - Google Patents
サウナ室用芳香発生及び加湿装置並びにこれを備えたサウナ浴装置Info
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Abstract
供給し、より早く人体を加熱でき、又は従来より低温で
も同じ時間で人体を加熱でき、且つサウナ室内に芳香を
加えることのできる簡便で健康的且つ快適な装置を提供
する。 【解決手段】 従来のサウナ室用加熱装置2の上部に熱
交換器3を設け、加熱装置2から発生する熱で熱交換器
3内の水を加熱、蒸発させ、その蒸気により薬草3〜4
を蒸して芳香を発生させ、この芳香を伴った蒸気を蒸気
吹出し口3〜5よりサウナ室1内に放出する。熱交換器
3内の水は、タイマーにより自動開閉する給水制御用電
動弁4を介して給水管5を通じて定時的に熱交換器3に
供給する。
Description
の乾式サウナ室内に、若干の湿度と人体に有益な薬草等
の芳香を供給し得るように構成された、快適で健康的な
サウナ浴装置に関するものである。
ナでは、加熱されたサウナストーン等に水を掛けて蒸気
を発生させ、人為的にサウナ室が極度に乾燥するのを防
いでいた。しかるに近来の高温の乾式サウナでは、サウ
ナ室内の加熱装置として電気ストーブが最も多く用いら
れているが、その電源接続部等の電気的な絶縁対策が充
分ではないため、漏電防止等の観点から、サウナ室の相
対湿度を高めることができず、高温で極度に乾燥したサ
ウナ浴装置が最も一般的となっている。然しながら、極
度に乾燥したサウナ浴よりも、若干湿度を加えた方がよ
りソフトな入浴感が得られ、且つ湿度を加えるとより早
く人体を加熱できるので、サウナ室外に若干の蒸気を発
生させる蒸気発生器を設け、その蒸気を配管でサウナ室
内に導入して加湿するようにしたサウナ浴装置が次第に
知られ始めた。
程度の湿式のサウナ浴装置において、その蒸気浴室内に
設けられた蒸気発生装置内の蒸気により薬草等を蒸して
芳香を発生させ、これを蒸気と共に浴室内に供給するサ
ウナ浴装置が韓国等にて広く実施され、日本でも知られ
始めたが、70℃以上の乾式サウナ室に芳香を有する蒸気
を供給するサウナ浴装置はこれまで知られていない。
ウナ室の相対湿度は 5〜10%と非常に低いので、人体へ
の加熱を促進させる目的で若干相対湿度を上昇させて
も、空気中の水蒸気による電気器具の絶縁不良は起こら
ないと考え勝ちである。しかし、高温での運転中は、相
対湿度が低いサウナ室も、加熱を休止し室温が低下する
と、相対湿度が上昇し問題が発生する。この問題が本発
明が解決しようとする第1の課題である。即ち、例え
ば、80℃で相対湿度が10%のサウナ室の加熱を休止し、
約30℃までサウナ室の温度が低下すると、露点に達す
る。このとき電気器具の温度も低下するので、サウナ室
の相対湿度が露点に達すると、電気器具の電源接続部
等、電気的に絶縁が不完全な部分に水分が付着すること
がある。このように水分の付着した電気ストーブ等のサ
ウナ用加熱装置を起動して、再度サウナ室を加熱しよう
としても、前記電気的絶縁が不完全な部分の水分により
絶縁不良を起こして漏電し、起動できなくなる。一旦サ
ウナ用加熱装置を起動して、サウナ室の温度を上昇させ
ることができれば、相対湿度が下がり、付着した水分が
蒸発し、絶縁不良は解消するが、その前提となる加熱装
置が起動しなければ、温度は上昇せず、サウナ室は使用
不能の状態のままであるので、結局、乾式のサウナ室の
加湿は困難ということになる。この問題を解決すること
が本発明の第1の課題である。
のために別途蒸気ボイラ等の蒸気発生装置と蒸気配管が
必要になるので、設備が過大で高価となるという問題点
があり、これを解決することが本発明の第2の課題であ
る。
することが主たる目的の一つであるが、その効果を高め
るため、精神安定作用のある薬効成分を含む芳香をサウ
ナ室に供給すれば、更にリラックスできて快適でより健
康的なサウナ浴が得られるが、簡便な装置で芳香を発生
させ、高温の乾式サウナ室に供給する装置は、これまで
知られていない。従って、安価で簡便な方法で芳香を発
生させ、高温の乾式サウナ室に安全に芳香を供給する装
置を開発、提供することが本発明の第3の課題である。
室用加熱装置(2) から発生する光、熱線及び/又は加熱
された空気を熱源とする水加熱用熱交換器(3) を設け、
当該水加熱用熱交換器には、給水口(3-6) と、蒸気放出
口(3-5) と、芳香を発生させる薬草又は薬剤(3-4) を出
し入れ自在に収納する薬草蒸し器(3-3) とを設け、水加
熱用熱交換器内で発生する蒸気を薬草蒸し器(3-3) 内に
導入して薬草又は薬剤を加湿、加熱して芳香を発生さ
せ、この芳香を伴った蒸気を蒸気放出口(3-5) よりサウ
ナ室(1) 内に放出するよう構成したことを特徴とするサ
ウナ室用芳香発生及び加湿装置によって達成できる。な
お、括弧内の番号は、図示した実施例における各構成要
素の図中の参照番号を示す。
に接続された給水管(5) のサウナ室外部分に給水制御用
電動弁(4) を設け、当該電動弁の開閉時間を任意に設定
可能なタイマーリレーを設けることが推奨される。な
お、本明細書中において電動弁というときは、広く電気
的手段によって開閉動作が行なわれる弁を指すものと
し、いわゆる電磁弁のほか、モーターバルブ等も含むも
のである。
上に保たれる断熱して区画された乾式のサウナ室(1) 内
に、外気に触れる電気部分に耐水性の電気的絶縁処理が
施され、絶縁処理が困難な電気部分はサウナ室内の空気
の流通を遮断する遮蔽箱(2-3) 内に収容されたサウナ室
用加熱装置(2) を設け、当該サウナ室用加熱装置(2)か
ら発生する光、熱線及び/又は加熱された空気の届く位
置に上記のサウナ室用芳香発生及び加湿装置を取り付け
たことを特徴とするサウナ浴装置によって達成できる。
が、燃料又は電力を熱源として遠赤外線を発生、放射す
る遠赤外線放射ヒータであり、その上部反射板取付け部
に、当該上部反射板の代わりに、上記サウナ室用芳香発
生及び加湿装置の水加熱用熱交換器(3) を取り付け、遠
赤外線放射管(2-1) より放射される遠赤外線及び高温空
気を熱源として蒸気を発生させるよう構成することが推
奨される。
の前記課題との関係で個別的に説明すれば、サウナ室を
加湿すると加熱装置が電気的に絶縁不良を起こすという
問題を解決する第1の課題については、サウナ室用加熱
装置の外気に触れる電気部分を電気的に絶縁された構造
とし、電源接続部等、電気的に絶縁が困難な部分は、サ
ウナ室内の空気が侵入しないように密閉し、サウナ室の
湿った空気が触れない構造とするという手段により解決
する。
ボイラや蒸気配管が必要となり過大な設備が必要となる
という問題を解決する第2の課題については、加湿用蒸
気発生装置の熱源は、サウナ室用加熱装置から発生する
遠赤外線等の光や高温の空気を用いて蒸気を発生させる
ことにより、一般の蒸気発生装置や蒸気配管を不要と
し、サウナ室外から本発明装置に水の配管を接続するだ
けで、加湿用蒸気をサウナ室に供給するという新しい手
段を用いて解決する。元来高温の乾式サウナ室の天井に
近い部分の温度は、殆ど 100℃以上に上昇している。特
にサウナ室用加熱装置近傍の上部は更に高温となってい
る。この高温部分に熱交換器を設けて内部に水を供給す
れば、サウナ室の高温の空気の熱エネルギーにより、
又、遠赤外線を放射するサウナ室用加熱装置の場合には
放射される遠赤外線のエネルギーと上記高温の空気の熱
エネルギーの双方により内部の水は水蒸気となるので、
特に複雑な装置は必要では無く、単なる熱交換器でよ
く、熱交換器と言っても単なる金属製の容器に過ぎない
程度の装置で蒸気を発生させることができる。
同じでも入浴者が熱く感じ、火傷の恐れもあるので、供
給する水の量を適正に加減する必要がある。そのため、
熱交換器に送る給水管のサウナ室外部に電動弁を設け、
当該電動弁が開いている時間と閉じている時間のそれぞ
れを任意に設定できるタイマーリレーが内蔵された自動
制御回路を設け、タイマーリレーの設定時間を適切に設
定変更することにより、電動弁の開閉時間を調整し、容
易に且つ任意に発生蒸気量を加減することができる。
の開発という本発明の第3の課題については、前述のサ
ウナ室内の熱を利用して蒸気を発生させる熱交換器の内
部に、乾燥した薬草を収納する籠状の薬草蒸し器を設
け、熱交換器内で発生する蒸気が当該薬草蒸し器内を通
過しながら、薬草を加熱、加湿して芳香を発生させ、こ
の芳香の付加された蒸気をサウナ室に放出する構造とす
ることによって達成することができる。しこうして、乾
式の高温サウナ室に芳香を加え、同時に適当に加湿する
サウナ室用芳香発生及び加湿装置を開発することができ
る。
度に乾燥した空気に若干の湿度と、健康に寄与する芳香
が付加されてサウナ室内に放出されるので、入浴者が肉
体的にも精神的にもリラックスできる快適なサウナ浴装
置を提供できる。設備的には、蒸気ボイラや蒸気配管も
不要で、装置を駆動するエネルギーは、電動弁を開閉す
る僅かな電力のみで済み、水を蒸発させるエネルギー
は、サウナ室用加熱装置から生じる高温の空気や遠赤外
線を利用するので、すこぶる簡便な装置にも拘わらず安
全性が高く、且つ安価な装置を得ることができる。
量は、 0.5〜3リットル/h程度の少量で、この程度の量
の蒸気を発生させるエネルギーは、サウナ室加熱用のヒ
ータのエネルギーの一部で充分である。高温のサウナ室
に多量の湿度を与えると熱すぎて、入浴不能となる。例
えば、80℃湿度50%のサウナ室に入浴した場合を考える
と、入浴者の皮膚に近い部分の空気は、人体により冷却
され、空気温度が下がると相対湿度は上昇し、64℃程度
まで温度が低下すると露点に達して蒸気が凝縮し、その
凝縮熱と64℃の熱湯の双方により人体を加熱する。通常
64℃の熱湯を浴びれば、人体は火傷するが、蒸気が凝縮
する場合、容積が1/1,000 程度に減少するので64℃の湯
に入浴した場合のように熱くはないが、多量の凝縮熱の
影響も大きく、到底入浴し続けることはできない。この
ように考えると、乾式のサウナ室の湿度は、高くとも人
間の体温の36℃から入浴可能な湯の温度、45℃位で露点
に達する程度の湿度が望ましい。温度80℃で相対湿度20
%の空気は、約45℃で露点に達するので、乾式のサウナ
室の最大加湿限度は相対湿度20% (絶対湿度64.0g/kg)
程度と推定できる。
気量、浴室の元の湿度、入浴者の数、等種々の条件によ
り異なるが、これらの条件を考慮すると、 5〜30m2程度
の一般の業務用乾式サウナでは、 0.5〜3リットル/h程
度で良いと推定する。この程度の蒸気量ならば、設置す
るサウナ室用加熱装置から発生するエネルギーの1/30程
度で蒸気発生に必要なエネルギーを賄うことができ、サ
ウナ室用加熱装置から発生する熱気や光のエネルギーで
充分であり、蒸気発生用の熱源を別途設ける必要がな
い。
具体的に説明する。図1は、本発明に係るサウナ室用芳
香発生及び加湿装置並びにこれを備えたサウナ浴装置の
一実施例の一部破断正面図、図2は、上記実施例の一部
破断側面図、図3は、上記実施例における薬草蒸し器の
平面図、図4は、上記実施例における給水制御用電磁弁
の作動を示すタイムチャートである。なお、各図中、斜
線で表す部分は断面を示す。
用芳香発生及び加湿装置並びにこれを備えたサウナ浴装
置の一実施例について説明する。図1及び図2に示した
実施例は、本発明に係るサウナ室用芳香発生及び加湿装
置を、電力を熱源とするサウナ室用加熱装置に付設した
サウナ浴装置を示している。本実施例に用いられている
サウナ室用加熱装置2は、電力を熱源とするサウナ用遠
赤外線放射ヒータであり、これには特開平6−1340
40号公報において既に公開された公知の装置を好適に
利用することができる。サウナ室1内に設けられたこの
遠赤外線放射ヒータ2の上部に、金属製で箱状の熱交換
器3が、遠赤外線放射ヒータの蓋状、或いは天板状に取
り付けられ、当該熱交換器3の内部の底部分は水槽状に
構成され、当該水槽の底板3-1 は、遠赤外線放射管2-1
より放射される遠赤外線と、当該遠赤外線放射管2-1 に
より加熱された高温の空気の双方により加熱され、水槽
内の水3-2 は沸騰し、盛んに蒸気を発生する。
し式の薬草蒸し器3-3 に入る。この引出し式の薬草蒸し
器3-3 は熱交換器3より出し入れ自在に構成され、蒸し
器3-3 の底板は、図3に示す通り多孔板からなり、当該
多孔板を通過した蒸気は、薬草蒸し器3-3 内に流入し、
収納された薬草3-4 と接触し、これを加熱、加湿しなが
ら上昇する。その際、加熱されることにより薬草3-4 よ
り発生する芳香を伴い、蒸気吹出し管3-5 よりサウナ室
1内に吹き出す。
ナ室内の入浴者は、適当に加湿された高温の空気と、遠
赤外線とにより快適に加熱され、心地良い芳香を吸引し
ながら、健康的で快適なサウナ浴を満喫できる。
が、必ずしも相対湿度が必要以上に上昇するものではな
い。換気口及び入浴者によるドアの開閉で、サウナ浴装
置が設置されている浴場内の空気がサウナ室内に流入す
るが、加熱前の浴室内空気は、一般に25〜30℃程度で湿
度は80%程度の場合が多い。この25℃相対湿度80%の空
気が加熱されて80℃に上昇すると、相対湿度は 5.4%と
非常に乾燥した空気となり、サウナ室の相対湿度を低下
させる。本発明が目指すサウナ室の相対湿度は、温度80
℃の時10〜20%であり、15%程度が最も望ましい。これ
に対し流入する空気は、温度80℃にすると 5.4%程度に
しかならないので、この差分だけ加湿することが望まし
い。
と、所定時間経過後には水槽内の水が無くなり、蒸発が
停止する。一定時間経過し、時間が図4のタイムチャー
トのaに到ると、タイマーT1 がそのリレーを励磁す
る。即ち、タイマーT1 は、サウナ室外部に設けられた
給水制御用電磁弁4の閉止時間を定めるタイマーリレー
であり、これには、設定時間を容易に変更できるように
構成された、従来より一般に広く使用されているタイマ
ーリレーを用いることができる。タイマーT1 が励磁さ
れると、給水制御用電磁弁4の閉止時間が終了し、給水
制御用電磁弁4が開き給水が開始され、水は給水管5に
より、サウナ室壁6を通過してサウナ室1内に入り、熱
交換器3内に供給される。タイマーT1 が励磁され給水
制御用電磁弁4が開くのと同時に、タイマーT2に電源
が掛かる。タイマーT2 は、タイマーリレーT1 と同
様、設定時間を任意に変更可能なタイマーリレーであ
り、給水制御用電磁弁4の開放時間を定めるタイマーリ
レーであって、設定時間が経過して図4のb点に到る
と、タイマーT2 が励磁され、それまで開いていた給水
制御用電磁弁4は閉止し、熱交換器3への給水は停止す
る。
タイマーT1 に電源が掛かる。タイマーT1 は、前記の
通り、給水制御用電磁弁4の閉止時間を定めるタイマー
リレーであるので、タイマーT1 が励磁するまで、給水
制御用電磁弁4は閉止したままであり、熱交換器3内の
水3-2 は減少し続ける。タイマーT1 の設定時間が経過
すると、即ち図4のc点に到ると、再び給水制御用電磁
弁4が開いて給水が開始され、同時にタイマーT2 に電
源が掛かり、その設定時間が経過し、d点に到ると、給
水制御用電磁弁4が閉止し給水は停止する。以下同様
に、タイマーT1 とタイマーT2 の設定時間毎に上記の
動作が繰り返され、サウナ室内は適度の湿度に保たれ
る。なお、上記の説明では、2個のタイマーT1 及びT
2 を用いて給水制御用電磁弁4を開閉制御するよう構成
したが、1個のタイマーの閉時間と開時間を利用して同
様の制御を行なうことも勿論可能である。
ると、引出し式の薬草蒸し器3-3 内に収納された薬草3-
4 の薬効が薄れ、芳香が減少し始める。そこで引出し式
の薬草蒸し器3-3 の取っ手3-3′を持ち、蒸し器3-3 を
外部に引き出し、古い薬草3-4 を新しい薬草と入れ換
え、又は薬草若しくは薬剤当を追加して、再度薬草蒸し
器3-3 を熱交換器3内に挿入する。
用加熱装置2は、前記の通り、特開平6−134040
号公報で開示された公知の遠赤外線放射ヒータであり、
当該遠赤外線放射ヒータ2は、遠赤外線放射管2-1 の内
部にシーズヒータ2-2 を収納し、当該シーズヒータ2-2
が電力により加熱され主として近赤外線よりなる光を発
生し、これを遠赤外線放射管2-1 の内面に放射して 300
℃程度に加熱し、当該遠赤外線放射管2-1 の外面から遠
赤外線をサウナ室内に放射して人体等を加熱するように
構成した加熱装置である。シーズヒータ2-2 の下部は、
フランジ2-2′により支えられ、下端は電源接続部遮蔽
箱2-3 内に挿入されて電源供給線2-4 に接続されてい
る。シーズヒータ2-2 は、その下端の電源接続端子部以
外は、ほぼ完全に密封状態で絶縁され、且つ絶縁が不完
全な先端の電源接続端子部が収納される電源接続部遮蔽
箱2-3 は、フランジ2-2′とメンテナンス用蓋2-5 とに
より密封され、サウナ室内の湿った空気の侵入を防いで
いる。このようにサウナ室内の空気が非絶縁部分に侵入
しないので、サウナ室の加熱を休止してサウナ室の温度
が低下し、相対湿度が露点に達した場合でも、電気器具
の電源接続部等、電気的に絶縁が不完全な部分に水分が
付着し絶縁不良を起こすようなことがなく、これにより
本発明の前記第1の課題を解決することができる。
さ、換気量、入浴者数、換気用の浴場空気の湿度等の種
々な条件により定まり、その日その日、又はその時その
時で刻々と変化し、予め最適な条件に定めておくことが
できないので、発生する蒸気量、即ち本実施例では熱交
換器3への給水量を、人為的に容易に加減できるように
構成する必要がある。高温のサウナ室内空気の湿度を、
安全確実に自動的に検出する安価な機器は知られていな
いので、人為的に加減する必要がある。その給水量は、
各種条件を仮定して計算し、又は従来の経験から推定す
ると、前述の通り 0.5〜3リットル/h程度の少量であっ
た。一時間に 0.5リットル、毎秒0.14ccという極微量の
水を自動的に流し、且つその量を調節することは、オリ
フィスではその孔が小さ過ぎて、ゴミ詰まり等の問題を
生じるので非常に困難である。そこで本実施例では給水
制御用電磁弁4と、タイマーT1 及びT2 を設け、T 1
とT2 の設定時間を変えることにより、容易に少量の水
量を自在に加減することができる。例えば、毎時0.5 リ
ットルの水を流す場合には、給水制御用電磁弁4を10分
閉止し5秒間開くようにタイマーT1 、T2 を定めれ
ば、約60リットル/h、16.7cc/secの流速で水を流すのと
同様のこととなり至極容易となる。水量の増減は、タイ
マーT1 、T2 の設定時間を変えることにより、容易且
つ自在に可能である。例えば、T1 の10分を5分に、T
2 の5秒を20秒に変更すれば3.75リットル/hと前記 0.5
リットル/hの 7.5倍に増量することができる。T1 の時
間を延ばし、T2 の時間を縮めれば減量も自在である。
ヒータの他に、本発明装置を最適に設置できるサウナ室
用加熱装置としては、ガスを燃料として遠赤外線を発生
させ、サウナ室を加熱するガス焚き赤外線放射ヒータ
(特開昭59−21913号公報参照)や、燃焼熱を熱
源とする赤外線放射サウナ浴装置(特公平3−7097
3号公報参照)等の既に公知のガス焚きサウナヒータを
利用することも可能である。これらのガス焚きサウナヒ
ータは、何れも放射装置を駆動制御する部材をサウナ室
外に設けるので、総ての電気器具類はサウナ室の外部に
設置され、サウナ室内の空気が電気器具に触れないの
で、電気器具がサウナ室空気により絶縁不良を起こす恐
れが無いという点で有利である。
ンド式の電気サウナストーブは、シーズヒータの電源接
続部にサウナ室の空気が流通する構造のものが一般的で
あるので、そのままでは本発明には不適当である。しか
し、電源接続部を密閉し、サウナ室の空気が侵入しない
構造にすれば、これを利用することも可能である。
度を加えた方がよりソフトな入浴感が得られ、且つ湿度
を加えることで、より早く人体を加熱できる。換言すれ
ば、サウナ室の温度を従来より低下させ、より楽に入浴
できるようにしても、充分人体を加熱できる。人間の体
温より若干高い程度で露点となる空気であれば、人体に
触れて温度が低下すると露点に達し、空気中の水蒸気が
凝縮し、この時発生する潜熱により人体が更に加熱され
るので、乾式サウナにおいても相対湿度が高い方がより
早く人体を加熱できる。これに着目して、若干の蒸気を
発生させる蒸気発生器をサウナ室外に設け、当該蒸気を
配管でサウナ室内に導入して加湿する例が一部関係者に
知られ始めた。例えば、40℃で露点に達する空気は、温
度80℃では相対湿度15.5%であり、この程度の空気であ
れば、空気の対流と蒸気の凝縮熱の双方によって人体が
加熱されるので、より早く快適に加熱される。一方、極
度に乾燥した高温の空気を吸入すると、喉や鼻の粘膜が
乾燥し、ひりひりするが、人体の体温程度で露点に達す
る空気であれば、凝縮した水により喉や鼻は逆に水分が
補給され、湿式サウナの蒸気を吸引した場合と似た効果
を与えることができる。更に本実施例のように遠赤外線
放射ヒータと併用すれば、遠赤外線放射効果と加湿効果
の双方により、従来のフィンランドサウナよりも低温で
容易に短時間に人体を加熱できるサウナ浴装置となる。
相対湿度が80%程度の場合が多いが、この空気が80℃に
加熱されると相対湿度は5.4 %となり、乾式サウナ室の
相対湿度は、温度80℃程度で 5〜6 %程度になる場合が
多い。相対湿度が高い方がより早く加熱できるからと言
って、60℃以上で露点に達する程加湿すると、人体は60
℃の熱湯を浴びた場合と似たように加熱されるので、熱
過ぎ、場合によっては火傷することともなる。従って、
80℃程度に昇温したとき相対湿度が 5〜6 %程度となる
流入空気を、前記の15.5%程度まで加湿することが最も
望ましい。温度80℃、相対湿度 5〜6 %の空気を15.5%
程度に上昇させるためには、空気1m3当たり25〜30g 程
度の蒸気が必要で、広さ10m2程度のサウナ室ならば、換
気を行わない場合 600〜700g程度の蒸気を補充する必要
がある。入浴者によるドアの開閉による換気量等、様々
な条件を想定して計算し、必要な加湿量を推定すると、
10m2程度のサウナ室の必要加湿量は 0.5〜1.0 リットル
/h程度であり、この程度の蒸気を発生させる熱量は 300
〜600Kcal/h で、この熱量は10m2程度のサウナ室を80℃
程度に加熱し温度を維持するために必要な熱量の1/20程
度である。従って、加湿に必要な熱源は、サウナ室加熱
用ヒータの熱源の一部で充分であり、本発明によるとき
は、別途の電力や燃料を用いて蒸気を発生させる装置の
必要は無く、安全で安価で、簡便な装置で乾式サウナ室
が加湿できるという効果がある。
ちサウナ室に流入する空気量と流入空気の湿度、入浴者
が持ち込む水分、等によって定まるが、流入空気量はド
アの開閉頻度(入浴者数によりほぼ定まる)によって異
なり、又、外気の湿度も常に変化するので、望ましい加
湿量は常に変化する。本来サウナ室の相対湿度を自動的
に検出し、当該検出量により加湿する水量を自動的に調
節することが望ましいが、70℃以上の高温空気の相対湿
度を、簡便な装置で測定するセンサーは、現時点では知
られていないので、加湿量を自動的に調節することは困
難である。そこで、入浴者の数や天候等より人為的に加
湿量を判断して、加減する必要がある。ところが、加湿
する水量が 0.5〜3リットル/h程度と微小量なので水量
調節が非常に困難である。例えば、1m/秒の速度で 0.5
リットル/hの水を流す場合の水路面積は、0.00139cm
2で、直径0.421mm の微細な孔となり、ゴミが詰まりや
すく、この水量を更に微調整することは非常に困難であ
る。
載の通り、給水制御用電磁弁4と、タイマーT1 とタイ
マ−T2 を設け、T1 とT2 の設定時間を変えることに
より、少量の水量を容易に、且つ自在に加減することが
できる。
湿するだけでは無く、発生した蒸気で、芳香を発生する
薬草を蒸して芳香を効率よく発生させ、この芳香を伴っ
た蒸気をサウナ室に放出し入浴者をよりリラックスさせ
るという効果も達成するものである。本発明で好適に用
いられる薬草は、乾燥した漢方の薬草、即ちトウキ、セ
ンキュウ、チョウジ等で、何れもその芳香成分には鎮
静、鎮痛、或いは補血作用等の効果があり、漢方以外で
はサフランやラベンダー等の乾燥した薬草が用いられ、
これらを加湿用蒸気で蒸し、芳香を発生させ、入浴者を
精神的に鎮静させ、リラックスさせてサウナ浴の効果を
高める効果をもたらすものである。乾燥した薬草を蒸気
で蒸し、蒸気と共に湿式サウナに送る通称漢方サウナ
は、韓国では数多く設置され古くからその効用が知られ
ており、日本でも最近一部の関係者に知られ始めた。然
しながら、本発明実施例のように、サウナ室用加熱装置
を熱源として蒸気を発生させ、サウナ室の相対湿度を若
干高めると共に、この蒸気を利用して芳香を加えるサウ
ナ浴装置は全く知られていない。
生及び加湿装置の効果を要約すれば、若干の湿度を与え
ることにより、サウナ室内の空気の温度を若干低くして
も、従来のサウナと同様に人体をより早く温めることが
でき、喉や鼻に潤いを与え、薬草の芳香成分を吸引する
効果をも加わって、精神的にも肉体的にもリラックスで
きる健康的なサウナ浴装置を、極めて簡便な装置で提供
できるものである。
び加湿装置並びにこれを備えたサウナ浴装置は、必ずし
も上記実施例のみに限定されるものではない。例えば、 (1) 熱交換器3の底板3-1の表面に、遠赤外線をより多
く吸収、放射する塗料、即ち完全黒体に近い材料を塗布
して、熱交換器3の熱交換能力を高めるようにすること
が可能である。
加熱装置の上部反射板の代わりに熱交換器3を設けた
が、既設の遠赤外線放射ヒータの上部付近に、遠赤外線
放射ヒータとは離隔して、別個に熱交換器3を設け、遠
赤外線放射ヒータから発生する光や高温の空気を熱源と
して蒸気を発生させ、サウナ室を加湿するようにするこ
とが可能である。
線を発生させる遠赤外線放射ヒータを用いたが、特開昭
59−21913号公報、実開平1−130754号公
報等で広く公知のガスを熱源とする遠赤外線放射ヒータ
が設置されたサウナ室に本発明の熱交換器3を設置する
ことも可能である。その場合のガス遠赤外線放射ヒータ
は、放射体部分をサウナ室内に設け、放射体内部のガス
バーナを駆動し制御する電磁弁や送風機等の電力を用い
る部材は、総てサウナ室外部に設けるので、サウナ室の
温度が低下し、結露したサウナ室の空気が触れるため絶
縁不良を起こすという問題は生じない。
る一般の電気サウナストーブは、シーズヒータの電源接
続部分がサウナ室の空気に触れて絶縁不良を起こすの
で、これにそのまま本発明装置を取り付けることはでき
ないが、当該電源接続部分を密閉する等してサウナ室の
空気が非絶縁部分に触れないように構成することによ
り、本発明装置を設置することができる。例えば、電気
ストーブ上部の通常サウナストーンを乗せる部分に、ス
トーブとは離隔して熱交換器3を設け、サウナストーブ
で高温に加熱された空気を熱源として、蒸気と芳香を発
生させることができる。
薬草は、必ずしも薬草に限らず、檜のオガクズを用いて
ヒノキチオールを発生させ、或いは草ではない蜜柑や柚
子の皮等、蒸気で蒸すと芳香を発する芳香材で有れば、
種々のものが使用可能であり、場合によってはそれらの
成分を濃縮固化した芳香剤のようなものであってもよ
い。
並びにこれを備えたサウナ浴装置の実施例の一部破断正
面図である。
る。
示すタイムチャートである。
Claims (4)
- 【請求項1】サウナ室用加熱装置(2) から発生する光、
熱線及び/又は加熱された空気を熱源とする水加熱用熱
交換器(3) を設け、当該水加熱用熱交換器には、給水口
(3-6) と、蒸気放出口(3-5) と、芳香を発生させる薬草
又は薬剤(3-4) を出し入れ自在に収納する薬草蒸し器(3
-3) とを設け、水加熱用熱交換器内で発生する蒸気を薬
草蒸し器(3-3) 内に導入して薬草又は薬剤を加湿、加熱
して芳香を発生させ、この芳香を伴った蒸気を蒸気放出
口(3-5) よりサウナ室(1) 内に放出するよう構成したこ
とを特徴とするサウナ室用芳香発生及び加湿装置。 - 【請求項2】上記水加熱用熱交換器(3) の給水口(3-6)
に接続された給水管(5) のサウナ室外部分に給水制御用
電動弁(4) を設け、当該電動弁の開閉時間を任意に設定
可能なタイマーリレーを設けて成る請求項1に記載のサ
ウナ室用芳香発生及び加湿装置。 - 【請求項3】室内温度が約70℃以上に保たれる断熱して
区画された乾式のサウナ室(1) 内に、外気に触れる電気
部分に耐水性の電気的絶縁処理が施され、絶縁処理が困
難な電気部分はサウナ室内の空気の流通を遮断する遮蔽
箱(2-3) 内に収容されたサウナ室用加熱装置(2) を設
け、 当該サウナ室用加熱装置(2) から発生する光、熱線及び
/又は加熱された空気の届く位置に請求項1又は2に記
載のサウナ室用芳香発生及び加湿装置を取り付けたこと
を特徴とするサウナ浴装置。 - 【請求項4】上記サウナ室用加熱装置(2) が、燃料又は
電力を熱源として遠赤外線を発生、放射する遠赤外線放
射ヒータであり、その上部反射板取付け部に、当該上部
反射板の代わりに、上記サウナ室用芳香発生及び加湿装
置の水加熱用熱交換器(3) を取り付け、遠赤外線放射管
(2-1) より放射される遠赤外線及び高温空気を熱源とし
て蒸気を発生させるよう構成した請求項3に記載のサウ
ナ浴装置。
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